JP2008106048A - 苦味が抑制された経口製剤 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】(i)苦味を有する薬効成分、(ii)酸性ムコ多糖類、(iii)清涼化剤及び(iv)甘味剤を含有する経口製剤である。前記酸性ムコ多糖類(ii)は、カラギーナン、グリコサミノグリカン類、アルギン酸又はその塩、酸性植物ガム、及び微生物産生酸性ガムから選択された少なくとも一種などであってもよい。前記清涼化剤(iii)は、メントール、カンフル及びボルネオールから選択された少なくとも一種のテルペン系化合物、若しくはこのテルペン系化合物を含む精油、エッセンス又はパウダーなどであってもよい。甘味剤(iv)は、サッカリン、アスパルテーム、アセスルファム、スクラロース、グリチルリチン酸、ステビア、ソーマチン及びそれらの塩から選択された少なくとも一種であってもよい。
【選択図】なし
Description
薬効成分としては、苦味を有する限り、特に制限されず、種々の疾患治療剤又は予防剤などが利用でき、例えば、鎮痛剤、解熱鎮痛剤、頭痛治療剤、鎮咳剤、去痰剤、鎮静剤、鎮けい剤、抗ヒスタミン剤、抗アレルギー剤、抗プラスミン剤、気管支拡張剤、喘息治療剤、糖尿病治療剤、肝疾患治療剤、潰瘍治療剤、胃炎治療剤、健胃消化剤、消化管運動賦活剤、高血圧治療剤、狭心症治療剤、血圧降下剤、低血圧治療剤、高脂血症治療剤、ホルモン剤、抗生物質、抗ウイルス剤、サルファ剤、抗炎症剤、精神神経用剤、眼圧降下剤、制吐剤、止瀉薬、痛風治療剤、不整脈治療剤、血管収縮剤、消化剤、睡眠又は催眠導入(誘導)剤、交感神経遮断剤、貧血治療剤、抗てんかん剤、抗めまい剤、平行傷害治療剤、結核治療剤、ビタミン欠乏症治療剤、痴呆治療剤、尿失禁治療剤、鎮うん剤、口内殺菌剤、寄生虫駆除剤、ビタミン剤、アミノ酸類、ミネラル類などであってもよい。
酸性ムコ多糖類としては、カラギーナン(カラギーナンι、カラギーナンλ、カラギーナンκなど)、グリコサミノグリカン類[例えば、コンドロイチン類(コンドロイチン、コンドロイチン硫酸、コンドロイチン硫酸ナトリウムなどのコンドロイチン硫酸又はその塩など)、ヒアルロン酸、ケラタン硫酸、へパラン硫酸、ヘパリン、デルマタン硫酸、デキストラン硫酸など]、アルギン酸又はその塩(アルギン酸ナトリウムなど)、海藻由来酸性ムコ多糖類(フコイダンなど)、酸性植物ガム(トラガントガムなど)、微生物産生酸性ガム(キサンタンガム、ゲランガムなど)などが挙げられる。
清涼化剤としては、メントール、カンフル及びボルネオールなどのテルペン系化合物(モノテルペンアルコールなど)などの他、この前記テルペン系化合物を含む精油、エッセンス又はパウダー[例えば、前記テルペン系化合物を含む植物(ペパーミント、スペアミント、クールミントなど)の精油、エッセンス又は粉末(パウダー)の他、精油又はエッセンスを粉末状担体(例えば、デキストリンなど)に吸着させたもの、精油又はエッセンスを賦形材(アラビアガムなど)及び液体基剤(水、アルコールなど)と混合し、粉粒化(スプレードライヤーなどの装置による噴霧乾燥など)したものなど)など]などが挙げられる。なお、テルペン系化合物は、d−体、l−体、dl−体のいずれであってもよい。前記テルペン系化合物及び/又は清涼化剤は単独で又は二種以上組み合わせて使用できる。
甘味剤としては、非糖質系甘味料、糖アルコール及び糖類などが挙げられる。前記非糖質系甘味料としては、合成物及び天然由来の甘味料のいずれも使用できる。なお、非糖質系甘味料の甘味度は特に制限されないが、ショ糖と比較して約50倍以上の甘味度を有する甘味料を用いるのが好ましい。
有機酸の種類は、酸味又は塩味(鹹味)を呈する限り特に制限されず、種々の有機酸成分が使用でき、塩も含まれる。本明細書では、有機酸塩も含めて単に有機酸と称する場合がある。
旨み成分としては、例えば、アミノ酸系旨み成分(アミノ酸又はその塩、例えば、グルタミン酸、グルタミン酸ナトリウム、グルタミン酸カリウム、グルタミン酸塩酸塩、グアニル酸ナトリウム、イノシン酸、イノシン酸ナトリウム、アルギニン−グルタミン酸塩、アスパラギン酸、アスパラギン酸ナトリウム、グリシン、アラニンなど)、ペプチド系旨み成分(L−グルタミル−L−グルタミン酸、L−グルタミル−L−セリンなどのジペプチド;トリ−L−グルタミン酸、L−グルタミル−L−グリシル−L−セリンなどのトリペプチドなど)、カルボン酸系旨み成分(コハク酸ナトリウムなどのカルボン酸塩など)などが例示できる。これらの旨み成分は単独で又は二種以上組み合わせて使用できる。旨み成分としては、アミノ酸系旨み成分、例えばグルタミン酸又はその塩(グルタミン酸ナトリウム、グルタミン酸塩酸塩など)、イノシン酸又はその塩(イノシン酸ナトリウムなど)などを用いる場合が多い。
界面活性剤(vii)としては、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両イオン性界面活性剤などを使用してもよいが、通常、非イオン性界面活性剤などを用いる場合が多い。界面活性剤は、単独で又は二種以上組み合わせて使用できる。
香料としては、天然香料、例えば、果実系香料(例えば、ストロベリー、ブルーベリー、リンゴ、パイナップル、バナナ、うめ、ライム、バニラ、ペッパーなど)、果皮系香料(例えば、オレンジ、グレープ、ホワイトグレープ、グレープフルーツ、レモンなど)、樹皮系香料(例えば、シナモンなど)、根系香料(例えば、ジンジャーなど)、種子系香料(例えば、バニラビーンズ、コーヒー、カカオ、マカダミアナッツなど)、枝葉系香料(非ミント系香料、例えば、ローズマリー、茶など)、花系香料(ジャスミン、ラベンダー、ローズ、ローズマリー、ヒヤシンスなど)、黒糖フレーバー、ミルクフレーバー、ドリンクエッセンス(ストロベリーやニッキなどを混合したエッセンス)など;合成香料、例えば、酢酸ベンジル、酢酸リナリル、シトラール、シトロネラール、シトロネロール、シスジャスミン、シス−3−ヘキセノールなどが例示できる。これらの香料は、単独で又は二種以上組み合わせて使用できる。上記香料のうち、果実系香料(リンゴなど)、果皮系香料(グレープ、ホワイトグレープ、グレープフルーツなど)、種子系香料(カカオなど)などが好ましい。
製剤中の苦味を有する薬効成分の割合は、薬効成分の種類、適用又は投与対象、年齢及び体重、症状、投与回数、投与方法などに応じて慣用の範囲、例えば、製剤全体に対して、0.001〜50重量%、好ましくは0.01〜30重量%、さらに好ましくは0.1〜20重量%程度の範囲から選択できる。
比較例1(市販品)
市販のアレジオン錠(日本ベーリンガーインゲルハイム(株)製、錠剤/フィルムコート錠)を用いた。表1に、アレジオン錠の重量(表1中、全量(mg)で示す)及び塩酸エピナスチンの割合を示すとともに、アレジオン錠に含有される成分を「○」で示す。
比較例2〜5及び実施例1
表1に示す各成分を、乳鉢中に量り取り、混合して、混合末を、ロータリー打錠機(畑鉄工所(株)製,p−18)を用いて、打錠し、口腔内崩壊錠を作製した。
表1に示す成分のうち、サッカリンナトリウム、軽質無水珪酸、重炭酸ナトリウム、PVP−xL(ISP JAPAN(株)製)、カルメロース(五徳薬品(株)製、NS−300)以外の成分を混合し、適量の水を添加して、練合した後、乾燥させた。得られた乾燥物に、サッカリンナトリウム、軽質無水珪酸、重炭酸ナトリウム、PVP−xL、及びカルメロースを添加、混合し、混合物を、ロータリー打錠機を用いて、打錠し、口腔内崩壊錠を作製した。
表1に示す成分のうち、ソーマチン(実施例4)、セオラス、PVP−xL、D−マンニトール、フマル酸ステアリルナトリウム(木村産業(株)製、プルーブ)、ペパーミント及びグレープフレーバー(実施例4)以外の成分を混合し、適量の水を添加して、練合した後、乾燥させた。得られた乾燥物に、ソーマチン(実施例4)、セオラス、PVP−xL、D−マンニトール、フタル酸ステアリルナトリウム、及びペパーミント又はグレープフレーバー(実施例4)を添加、混合し、混合物を、ロータリー打錠機を用いて、打錠し、口腔内崩壊錠を作製した。
比較例1の製剤、並びに比較例2〜5及び実施例1〜5で得られた口腔内崩壊錠を用いて、下記の方法により、口腔中での崩壊時間、口腔中での官能(特に、苦味、収斂味、痺れなど)、及びざらつき感を評価するとともに、pHを測定した。
3名のパネラーを対象に、比較例の製剤及び実施例の口腔崩壊錠を口腔内に投与し、投与から崩壊までの時間(崩壊時間)を測定し、平均値を算出した。なお、25秒(″)以内に崩壊する打錠剤について、崩壊性が特に有効であると判断した。
3名のパネラーを対象に、製剤及び口腔崩壊錠を口腔内に投与し、投与から崩壊までに伴う苦味及びざらつき感について、1〜5点の範囲(点数が高い程、苦味又はざらつき感が多いことを示す)で評価させ、平均値を算出した。なお、比較例1の製剤については、苦味を評価した。
何も感じない:1
少し感じる :2
感じる :3
強く感じる :4
耐えられない:5。
比較例1の製剤、並びに比較例2〜5及び実施例の口腔崩壊錠のそれぞれ2錠を水10mLに溶解させ、pHを測定した。
L−HPC LH−11:賦形剤(信越化学(株)製、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース)
L−HPC LH−12:崩壊剤(信越化学(株)製、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース)
HPMC2910:結合剤(ヒドロキシプロピルメチルセルロース)
PVPk25:結合剤(ポリビニルピロリドン)
セオラス:賦形剤(旭化成ケミカルズ(株)製、結晶セルロース)
カルメロース:崩壊剤(五徳薬品(株)製、NS−300)
カルメロースカルシウム:崩壊剤(五徳薬品(株)製、E.C.G.-505)
フマル酸ステアリルナトリウム:滑沢剤(木村産業(株)製、プルーブ)
Mg−St:滑沢剤(太平化学産業(株)製、ステアリン酸マグネシウム)。
比較例6(市販品)
市販のムコスタ錠100(大塚製薬(株)製、フィルムコート錠)を用いた。表3に、ムコスタ錠の重量(表3中、全量(mg)で示す)及びレバミピドの割合を示すとともに、ムコスタ錠に含有される成分を「○」で示す。
比較例7及び実施例6
表3に示す各成分を、乳鉢中に量り取り、混合して、混合末を、ロータリー打錠機を用いて、表4に示す打錠圧で打錠し、直径8mmの錠剤を作製した。
比較例8
表3に示す割合のレバミピド、サッカリンナトリウム及びグリチルリチン酸二カリウムを混合し、混合粉末に、表3に示す割合のカラギーナンι及びHPC−Hを含む水溶液を添加して、練合した後、得られたゼリー状物を乾燥させた。
表3に示す割合のレバミピド、サッカリンナトリウム、酒石酸、グルタミン酸ナトリウム、l−メントール及びモノステアリン酸グリセリンを混合し、混合粉末に、表3に示す割合のカラギーナンιを含む水溶液50mg(濃度6重量%)を添加して、練合し、乾燥させた。
表3に示す割合のレバミピド、サッカリンナトリウム、酒石酸、グルタミン酸ナトリウム、及びモノステアリン酸グリセリンを混合し、混合粉末に、表3に示す割合のカラギーナンιを含む水溶液50mg(濃度6重量%)を添加して、練合し、乾燥させた。
表3に示す割合のレバミピド、サッカリンナトリウム、酒石酸、グルタミン酸ナトリウム、及びD−マンニトールを混合し、混合粉末に、表3に示す割合のカラギーナンιを含む水溶液50mg(濃度6重量%)を添加して、練合し、乾燥させた。
表3に示す割合のレバミピド、サッカリンナトリウム、ソーマチン、スクラロース、グリチルリチン酸二カリウム、グルタミン酸ナトリウム、及びD−マンニトールを混合し、混合粉末に、表3に示す割合のカラギーナンιを含む水溶液50mg(濃度6重量%)を添加して、練合し、乾燥させた。
比較例6のフィルムコート錠、並びに比較例7〜8及び実施例6〜10で得られた打錠剤を用いて、下記の方法により、溶出性、口腔中での崩壊時間、口腔中での苦味、ざらつき感及び官能を評価するとともに、pHを測定した。
第14改正日本薬局方(日局XIV)の溶出試験法に基づいて、溶出率(%)をpH6.0の条件で測定した。
(式中、WSは、乾燥物に換算したレバミピド標準品の重量(mg)を示し、Cは1錠中のレバミピドの表示量(mg)を示す)。
各項目について、試験例1と同様に評価した。
比較例9(市販品)
市販のムコスタ顆粒20%(大塚製薬(株)製、フィルムコート顆粒)を用いた。表5に、ムコスタ顆粒1000mgに含まれるレバミピドの割合を示すとともに、含有される他の成分を「○」で示す。
表5に示す成分を総量が8gとなるようなスケールで混合後、表6に示す練合媒体とともに練合し、さらに乾燥させ、16〜42メッシュのサイズに整流することにより顆粒を得た。なお、乾燥は、比較例10では65℃、実施例11〜14では35℃の温度で行った。
比較例9のフィルムコート顆粒、並びに比較例10及び実施例11〜14で得られた顆粒を用いて、下記の方法により、試験例2と同様に溶出性を評価するとともに、試験例1と同様に、pHを測定し、口腔中での官能を評価した。
比較例11
市販のシンメトレル細粒(ノバルティス(株)製)を用いた。表7に、シンメトレル細粒1000mgに含まれる塩酸アマンタジンの割合を示すとともに、含有される他の成分を「○」で示す。
表7に示す成分のうち、フマル酸ステアリルナトリウム以外の成分を乳鉢中で混合し、精製水を適当量添加し、練合後、40℃で乾燥させた。乾燥物を32メッシュ篩に通過させ、さらにフマル酸ステアリルナトリウムを添加して、200メッシュ篩を通過させ篩上の残りを細粒とした。
比較例11及び実施例15の細粒を用いて試験例1と同様に官能を評価した。実施例15の細粒は、苦味がほとんど感じられず、爽やかな酸味で、味の点でも優れていた。
比較例12(市販品)
市販のアレルギン散(三共(株)製)を用いた。表8に、アレルギン散1000mgに含まれるマレイン酸クロルフェニラミンの割合を示すとともに、含有される他の成分を「○」で示す。
表8に示す全ての成分を乳鉢中で混合し、精製水を適当量添加し、練合後、40℃で乾燥させた。乾燥物を32メッシュ篩に通過させ、さらにMg−Stを添加して、200メッシュ篩を通過させ篩上の残りを散剤とした。
比較例12、並びに実施例16及び17の散剤を用いて、試験例1と同様に官能を評価した。比較例12の散剤では、マレイン酸クロルフェニラミンの収斂味が感じられたのに対し、実施例16の散剤では、収斂味が低減されており、程よい甘味及び酸味で味の点でも優れていた。また、実施例17の散剤では、実施例16の散剤よりもさらにまろやかな味であった。
比較例13(市販品)
市販のメバロチン10錠剤(三共(株)製)を用いた。表9に、錠剤140mgに含まれるプラバスタチンナトリウムの割合を示すとともに、含有される他の成分を「○」で示す。
表9に示す成分のうち、Mg−St以外の成分を乳鉢で混合後、Mg−Stを添加して、軽く混合し、直接打錠して140mgの打錠剤(素錠)を得た。
比較例13及び実施例18の錠剤を用いて、試験例1と同様に官能を評価した。実施例18の錠剤では、プラバスタチンナトリウムの苦味が低減されており、爽やかな酸味で、味の点でも優れていた。
比較例14(市販品)
市販のアレジオン内服液(ベーリンガーインゲルハイム(株)製)を用いた。表10に、内服液100ml中に含まれる成分を「○」で示す。
表10に示す成分を40℃の精製水に添加し、攪拌して、溶解させた。次いで、冷却し、0.45μのメンブランフィルターを用いて濾過することにより内服液(液剤)を得た。
比較例14〜16及び実施例19〜20の液剤を用いて、試験例1と同様に官能を評価するとともに、液剤をガラス瓶に充填して温度4℃まで冷却したときの液剤の状態(保存状態)を評価した。
実施例21
下記の成分を乳鉢中で混合し、精製水15mlを添加して、練合し、押出造粒した。造粒後、40℃で乾燥させ、16メッシュの篩過処理を行い、澄明溶解型ドライシロップ顆粒を得た。
塩酸エピナスチン 2.0
ペパーミントパウダー 0.5
カラギーナンι 0.2
アスパルテーム 1.1
エリスリトール 32.0
D−マンニトール 50.0
クエン酸Na 4.8
リンゴ酸 1.4
グルタミン酸Na 4.0
ポリエチレングリコール6000 3.0
HPC−L 1.0
合計 100mg。
実施例22
下記の成分のうち、フマル酸ステアリルナトリウム(木村産業(株)製、プルーブ)以外の成分を全て乳鉢中で混合し、さらにフマル酸ステアリルナトリウムを添加して軽く混合し、混合物を直接打錠して素錠を得た。
塩酸イトプリド 50
(アステラス製薬(株)製、ガナトン錠50mg)
l−メントール 4
カラギーナンλ 5
アスパルテーム 15
キシリトール 10
フマル酸Na 8
L−グルタミン酸 5
NS−300 15
クロスポビドンINF10 15
カルメロースカルシウム 5
(五徳薬品(株)製、E.C.G.-505)
カンテン末 5
フマル酸ステアリルナトリウム 2
(木村産業(株)製、プルーブ)
アップルフレーバー 0.2
合計 139.2mg。
実施例23
下記の成分を用いる以外は、実施例22と同様に操作を行い、OD錠を得た。得られたOD錠を用いて、試験例1と同様に崩壊性及び官能を評価したところ、崩壊時間は25秒であり、官能評価は「1」であった。また、苦味はほとんど感じられず、まろやかな甘味が感じられ、味の点でも優れていた。
塩酸ピレンゼピン 26
(ベーリンガーインゲルハイム(株)製、ガストロゼピン錠)
ペパーミントパウダー 6
カラギーナンλ 5
アスパルテーム 25
サッカリンNa 10
クエン酸 12
グルタミン酸塩酸塩 15
カルメロース 29
(NS−300)
クロスポビドンINF10 35
カルメロースカルシウム 15
(五徳薬品(株)製、E.C.G.-505)
カンテン末 15
フマル酸ステアリルナトリウム 2
(木村産業(株)製、プルーブ)
グレープフレーバー 0.2
合計 195.2mg。
実施例24
下記の成分のうち、塩酸ラニチジン、カラギーナンλ、アスパルテーム、サッカリンNa、及び1/3量のクロスポビドンに、適量の精製水を添加して、練合し、乾燥させた後、残りの成分を混合して、打錠し、280mgの錠剤を得た。
塩酸ラニチジン 150
(グラクソ・スミスクライン(株)製、ザンタック錠150)
ペパーミントパウダー 3
カラギーナンλ 3
アスパルテーム 15
サッカリンNa 5
クエン酸 10
グルタミン酸塩酸塩 9
カルメロース 25
(五徳薬品(株)製、NS−300)
クロスポビドンINF10 30
カルメロースカルシウム 5
(五徳薬品(株)製、E.C.G.505)
重炭酸ナトリウム 8
カンテン末 15
フマル酸ステアリルナトリウム 2
(木村産業(株)製、プルーブ)
合計 280mg。
実施例25
下記の成分のうち、プロピレングリコールに、メチルパラベン及びプロピルパラベンを溶解させてパラベン溶液を調製し、このパラベン溶液と、メントールとを、精製水(50℃に加温)に添加して、攪拌した。得られた混合物を放冷しつつ、残りの成分を順次添加して、溶解させた。得られた溶液にさらに精製水を添加して、100mlに調整し、0.45μメンブランフィルターで濾過した。得られた液剤は、澄明な液体であり、pHは7.3であった。
バルプロ酸ナトリウム 5
l−メントール 0.05
カラギーナンλ 1
アスパルテーム 0.065
エリスリトール 3.5
サッカリンNa 0.05
グルタミン酸Na 0.15
クエン酸Na 0.8
プロピレングリコール 2
メチルパラベン 0.028
プロピルパラベン 0.02
ポリオキシエチレン硬化ひまし油60 1
ホワイトグレープエッセンス 0.1
精製水 適量
(g/100ml) 100ml。
比較例17〜21及び実施例26〜27
表11に示す成分を乳鉢中で混合し、適量の水を添加して練合した後、40℃にて5〜6時間乾燥させて、32メッシュパス後、塩酸セチリジン顆粒を得た。その後、ロータリー打錠機を用いて、錠剤口腔内崩壊錠を作製した。
比較例22(市販品)
市販のバップフォー錠(大鵬薬品工業(株)製,フィルムコート錠)を用いた。表12に1錠の重量、及び1錠中に含まれる塩酸プロピベリンの割合を示すとともに、錠剤中に含まれる他の成分を「○」で示す。
比較例23〜24及び実施例28〜31
表12に示す成分を、乳鉢中で混合し、混合物を直接打錠することにより錠剤(円形状錠剤(R−tab))を調製した。
比較例22のフィルムコート錠、並びに比較例23〜24及び実施例28〜31の打錠剤を用いて、試験例1と同様に、pH、口腔内での崩壊時間、不快味(苦味、痺れ)を評価した。結果を表12に示す。
Claims (23)
- (i)苦味を有する薬効成分、(ii)酸性ムコ多糖類、(iii)清涼化剤及び(iv)甘味剤を含有する苦味が抑制された経口製剤。
- 酸性ムコ多糖類(ii)が、カラギーナン、グリコサミノグリカン類、アルギン酸又はその塩、酸性植物ガム及び微生物産生酸性ガムから選択された少なくとも一種である請求項1記載の経口製剤。
- 清涼化剤(iii)が、メントール、カンフル及びボルネオールから選択された少なくとも一種のテルペン系化合物、若しくはこのテルペン系化合物を含む精油、エッセンス又はパウダーである請求項1又は2記載の経口製剤。
- 甘味剤(iv)が、非糖質系甘味料、糖アルコール及び糖類から選択された少なくとも一種又はその塩である請求項1〜3のいずれかの項に記載の経口製剤。
- 非糖質系甘味料が、サッカリン、アスパルテーム、アセスルファム、スクラロース、グリチルリチン酸、ステビア及びソーマチンから選択された少なくとも一種又はその塩である請求項4記載の経口製剤。
- 糖アルコールが、マンニトール、ソルビトール、エリスリトール及びキシリトールから選択された少なくとも一種である請求項4記載の経口製剤。
- 糖類が、ショ糖、乳糖及び還元麦芽糖水アメから選択された少なくとも一種である請求項4記載の経口製剤。
- 苦味を有する薬効成分(i)100重量部に対して、酸性ムコ多糖類(ii)1〜3000重量部、清涼化剤(iii)0.1〜300重量部及び甘味剤(iv)5〜10000重量部を含有する請求項1〜7のいずれかの項に記載の経口製剤。
- 甘味剤(iv)100重量部に対して、酸性ムコ多糖類(ii)0.1〜400重量部及び清涼化剤(iii)0.1〜250重量部を含有し、酸性ムコ多糖類(ii)と清涼化剤(iii)との割合(重量比)が、成分(ii)/成分(iii)=0.1/1〜100/1である請求項1〜8のいずれかの項に記載の経口製剤。
- 酸性ムコ多糖類(ii)が、(a)カラギーナンι、若しくは(b)カラギーナンιと、カラギーナンλ及び/又はカラギーナンκとの組合せである請求項1〜9のいずれかの項に記載の経口製剤。
- さらに(v)有機酸を含有する請求項1〜10のいずれかの項に記載の経口製剤。
- 有機酸(v)が、飽和カルボン酸、不飽和カルボン酸及びオキシカルボン酸から選択された少なくとも一種又はその塩である請求項11記載の経口製剤。
- 有機酸(v)が、コハク酸、フマル酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、アスコルビン酸及びイソアスコルビン酸から選択された少なくとも一種又はその塩である請求項11記載の経口製剤。
- さらに(vi)旨み成分を含有する請求項1〜13のいずれかの項に記載の経口製剤。
- 旨み成分(vi)が、グルタミン酸及びイノシン酸から選択された少なくとも一種又はその塩である請求項14記載の経口製剤。
- さらに(vii)界面活性剤を含有する請求項1〜15のいずれかの項に記載の経口製剤。
- 界面活性剤(vii)が、ポリC2−3アルキレングリコール類、(ポリ)C2−3アルキレングリコールC8−26脂肪酸エステル及びグリセリンC8−26脂肪酸エステルから選択された少なくとも一種である請求項16記載の経口製剤。
- さらに(viii)香料を含有する請求項1〜17のいずれかの項に記載の経口製剤。
- 香料(viii)が、リンゴ、グレープ、ホワイトグレープ、グレープフルーツ及びカカオから選択された少なくとも一種である請求項18記載の経口製剤。
- 固形製剤である請求項1〜19のいずれかの項に記載の経口製剤。
- 液剤である請求項1〜19のいずれかの項に記載の経口製剤。
- 口腔内速崩錠である請求項1〜20のいずれかの項に記載の経口製剤。
- (i)苦味を有する薬効成分に、(ii)酸性ムコ多糖類、(iii)清涼化剤及び(iv)甘味剤を添加して、前記薬効成分(i)の苦味を抑制又は軽減する方法。
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