JP2008105311A - 複合部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】柔らかい感触で心地良く、使用者の疲労感を抑制できると共に、手の負担を軽減した複合部材を提供する。
【解決手段】熱可塑性材料からなる基材2の表面に形成された熱可塑性材料からなる第1の部材6aと、基材2と第1の部材6aの間に収容された、第1の部材6aより軟質な熱可塑性エラストマーからなる第2の部材6dとを備え、前記第1の部材6aに肉厚部6cと肉薄部6bとを形成すると共に、少なくとも前記肉薄部6bと基材の間に第2の部材6dが収容されることによって、前記肉薄部6bが膨張変形している。
【選択図】図2

Description

本発明は、複合部材に関し、特に基材に成形された、第1の部材及び第2の部材からなる複合部材に関する。
従来から、複合部材の成形方法に関する提案が種々なされている。
例えば、特表2003−512960公報(特許文献1)には複合部材として、筆記具のグリップが示されている。このグリップを図15に基づいて説明する。
このグリップ61は、低デュロメータ硬さ熱可塑性エラストマー層62と、油吸収に抵抗する柔軟な外側層63とを備えている。このようなグリップ61にあっては、外側層63を油吸収に抵抗する柔軟な層にしたため、耐油性を有し、人から分泌される油及び皮脂油を実質上通すことはない。
特表2003−512960公報
従来から複合部材は、広く色々な分野で用いられており、その目的も異なる。前記したように、特許文献1に記載された複合部材では、熱可塑性エラストマー層の外側に、油吸収に抵抗する柔軟な外側層を設け、耐油性を向上させている。
ところで、例えば、筆記具のグリップ等においては、使用者に筆記による疲労感を抑制できると共に、従来にない特殊な感触を使用者に与えることができるグリップの出現が望まれていた。更に、特許文献1に記載された複合部材にあっては、熱可塑性エラストマー層62の厚さは均一に形成されているため、いわゆるペンだこが出来やすいという課題があり、ペンだこの出来難いグリップ(複合部材)の出現が望まれていた。
本願発明者等は、この複合部材について鋭意研究した結果、柔らかい感触で心地良く、使用者の疲労感を抑制できると共に、手の負担を軽減した複合部材を知見するに至った。
本発明は、上記情況に鑑みなされたものであり、柔らかい感触で心地良く、使用者の疲労感を抑制できると共に、手の負担を軽減した複合部材を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するためになされた本願発明にかかる複合部材は、基材に成形された、第1の部材及び第2の部材からなる複合部材において、熱可塑性材料からなる基材の表面に形成された熱可塑性材料からなる第1の部材と、基材と第1の部材の間に収容された、第1の部材より軟質な熱可塑性エラストマーからなる第2の部材とを備え、前記第1の部材に肉厚部と肉薄部とを形成すると共に、少なくとも前記肉薄部と基材の間に第2部材が収容されることによって、前記肉薄部が膨張変形していることを特徴としている。
このように、この複合部材にあっては、少なくとも前記肉薄部と基材の間に第2の部材が収容されることによって、前記肉薄部が膨張変形し、柔らかい感触を得ることができる。
例えば、筆記具グリップとして用いられた場合には、握り易く、手の負担を軽減し、いわゆるペンだこが出来難い。
ここで、前記肉薄部が複数形成され、これら肉薄部は同形状もしくは異形状であることが望ましい。このように肉薄部を形成することにより、より握り易く、手の負担をより軽減した複合部材を得ることができる。
また、前記第1の部材の外表面に、前記肉厚部と肉薄部とによる段差部が形成され、前記肉薄部の変形によって肉薄部の周縁部に溝部が形成されることが望ましい。
このように、周縁部に溝部が形成されることで、肉薄部の輪郭が明瞭となり、意匠的に優れた複合部材を得ることができる。
また、前記第1の部材の肉厚部表面の一部に、前記基材の表面の一部が露出していることが望ましい。
このように基材の一部を露出させることによって硬度の異なる部分が生じる。そのため、如何なる部分に触れるかによって使用者に対して異なる感触を与えることができる。
更に、前記露出した基材の表面に他の部品が取り付けられることが望ましい。このように、基材表面に他の部品が取り付けられるため、他の部品を確実に取り付けることができる。
また、前記基材の硬度が第1の部材の硬度よりも大きく、かつ第1の部材の硬度が第2の部材の硬度よりも大きいことが望ましい。このように、基材の硬度が第1の部材の硬度よりも大きく、かつ第1の部材の硬度が第2の部材の硬度より大きいため、柔らかい感触で心地良く、使用者の疲労感を抑制できる。
更に、前記第1の部材が着色されている場合には、肉薄部は膨張するため、薄い色相となり、前記肉厚部が濃い色相となる。このように、第1の部材を着色することにより、色相に変化を加えることができる。
更にまた、前記第2の部材が着色されている場合には、第1の部材の肉薄部では前記第2の部材が透けて見えることになり、肉厚部の色相と異ならしめることができる。
また、前記基材が筆記具の軸筒であり、前記軸筒の少なくとも一部に前記第1の部材及び第2の部材が成形されていることが望ましく、また前記第1の部材及び第2の部材が筆記具用のグリップであることが望ましい。
このように、軸筒の少なくとも一部に、前記第1の部材及び第2の部材を成形しても良い。また、軸筒の全体に前記第1の部材及び第2の部材を成形した場合には、使用者は軸筒のいずれの位置を握っても、柔らかな感触を得ることができる。
以上のように本発明によれば、柔らかい感触で心地良く、使用者の疲労感を抑制できると共に、手の負担を軽減した複合部材を得ることができる。
以下に、本発明の第一の実施形態について図1及び図2に基づいて説明する。この第1の実施形態にあっては、複合部材として、ボールペンのグリップに適用した場合を例にとって説明する。ここで、図1は、ボールペンの側面図であって、グリップの縦方向(軸線方向)を断面で示した縦断面図、図2の(a)はグリップの横断面図、(b)はグリップの縦断面図である。尚、この図2(b)にあっては、右側が口プラ側、左側が尾栓側となる。
この図1に示すように、ボールペン1は、ポールペンのインキ芯(図示せず)が収納される軸筒2と、前記軸筒2の先端部に取り付けられる口プラ3と、前記軸筒2の後端部に取り付けられる尾栓4と、前記インキ芯(図示せず)の先端に形成され、口プラ3から突出したボールチップからなる筆記チップ5とから構成されている。
また、前記軸筒2の前部2aにはグリップ6が装着されている。このグリップ6は、軸筒2表面が硬いことに起因して長時間ボールペン1を使用すると指にペンだこができたり、あるいは発汗によってボールペン1が滑るという問題を改善するために、装着されている。
このグリップ6は略円筒形状に形成され、その外周面の一部に凸部6Aが形成されている。このようにグリップ6の外周面の一部に、凸部6Aを形成したのは、ペンだこができにくく、また使用者に対して筆記の疲労感を少なくするためである。
また、軸筒2(2a)は、硬質樹脂材料で構成される。例えば、ポリカーボネート、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂、アクリロニトリル・スチレン樹脂、ポリスチレン、メタクリル樹脂、ポリアセタール、ポリプロピレン等を用いることができる。
この軸筒2(2a)は、グリップ6を構成する第1の部材6a及び第2の部材6dよりも硬度が大きいものが用いられる。
また、このグリップ6は、円筒状部を形成する第1の部材6aと、前記凸部6Aの内部を形成する第2の部材6dから構成されている。
前記第1の部材6aには、肉薄部6bと肉厚部6cが形成され、前記肉薄部6bと軸筒2(2a)の間に第2の部材6dが収容されることによって、前記肉薄部6bが膨張変形している。
また、前記第1の部材6aは、後述する第1の熱可塑性材料Aを軸筒2に対して射出成形することによって形成される。また、第2の部材6dは、前記第1の部材6aの内周面の一部に、後述する第2の熱可塑性材料Bを溶融、充填することによって形成される。尚、第1の部材6aと第2の部材6dとは融着成形され一体的なものになるのではなく、第1の部材6aと第2の部材6dとが分離、剥離可能に形成される。
前記凸部6Aは、軸筒2の外周面と前記第1の部材6aの内周面に、第2の熱可塑性材料Bを多く充填することによって形成される。即ち、第1の部材6aには、肉薄部6bと肉厚部6cが形成されているため、前記軸筒2と第1の部材6aの間に収容される第2の部材6dによって肉薄部6bが膨張変形し、前記第1の部材6aの外周面の一部に一つの凸部6Aとして形成される。尚、前記肉厚部6cも、軸筒2と第1の部材6aの間に収容される第2の部材6dによって膨張変形するが、その変形量は肉薄部6bの変形量よりも小さい。
前記第1の熱可塑性材料Aは、熱可塑性エラストマーであって、固化した第1の部材6aは高反発感を生じさせる材料、即ち、高弾性感を有する材料が用いられる。
具体的には、第1の部材6aの材料の100%モジュラスが0.1〜10MPaのものが好ましい。ここで、100%モジュラスとは、部材を2倍に延ばした状態で、元に戻ろうとする力を表している。
この第1の熱可塑性材料Aとしては、例えば、ポリスチレン系エラストマー(商品名、アクティマー、メーカー名、リケンテクノス)、ポリオレフィン系エラストマー(商品名、ミラストマー、メーカー名、三井石油化学工業)、ポリウレタン系エラストマー、ポリエステル系エラストマー、ポリアミド系エラストマー、ポリブタジエン系エラストマー、エチレンー酢酸ビニル系エラストマー、ポリ塩化ビニル系エラストマー、天然ゴム系エラストマー、フッ素ゴム系エラストマー、トランスーポリイソプレン系エラストマー、塩素化ポリエチレン系エラストマー、アクリル系エラストマーを挙げることができる。
また、前記第1の熱可塑性材料Aは、後述する第2の熱可塑性材料Bからのオイルのブリード量が多い時は、ブリードを抑えるために極性を付与したものを使用するのが好ましい。
更に、前記第1の熱可塑性材料Aに、第1の熱可塑性材料の材質により強い極性を持つものを選択する等した場合、例えば、軟質の塩化ビニル等への密着性の向上等により可塑性の移行による外部樹脂等への張付きを防止するために、一般的に添加されているタルク、炭酸カルシウム、マイカ等の無機材を含有させると良い。
前記第2の熱可塑性材料Bは、熱可塑性エラストマーであって、固化した第2の部材6dは低反発感を生じさせる材料、即ち、低弾性感を有する材料が用いられる。
具体的には、第2の部材6dの材料の100%モジュラスが0.01〜2.0MPaのものが好ましい。
また、この第2の熱可塑性材料Bとしては、第1の部材で挙げた材料の中で、第1の材料と同じ系のエラストマーであって、100%モジュラス、硬度、色の観点から選択するのが好ましい。
また、第2の熱可塑性材料Bは、第1の熱可塑性材料Aよりも軟質な熱可塑性エラストマーであることが好ましく、柔軟にするためのオイル(可塑剤)の分子量は柔らかさを維持するために低分子量であることが要求されるが、特性上、80℃、100時間の揮発減量試験で重量変化が2%以下のものが好ましい。2%を超えると常温経時で硬化するためである。
更に、第2の熱可塑性材料Bに、ブロッキング防止のためシリコーンやステアリン酸金属塩を含有させるのが好ましい。
また、例えば、ペン等においてペンだこができにくく、また使用者に対して筆記の疲労感を少なくするためには、前記第1の部材6a(第1の熱可塑性材料A)の硬度としては、ショアA硬度A/20/1〜A/70/1の範囲(ショアA硬度の1秒以内の測定硬度)が好ましい。
ペンだこを作りにくくするには、グリップが柔らかければ良く、第1の部材6aの硬度としてはショアA硬度で70以下が好ましい。一方、筆記の圧力でグリップ6が軸方向にずれる変形が大きくなるとペン先が安定せず疲労感が出るため、第1の部材6aの硬度としては、ショアA硬度で20以上が好ましい。したがって、第1の部材6aの硬度としては、ショアA硬度でA/20/1〜A/70/1の範囲が好ましい。
また、前記第2の部材6dは柔らかい方が感触の良く、第2の部材6dの硬度としては、ショアA硬度A/0/1〜A/30/1の範囲(ショアA硬度の1秒以内の測定硬度)が好ましい。
更に、第1の熱可塑性材料が固化した第1の部材6aの硬度が、第2の熱可塑性材料が固化した第2の部材6dの硬度より大きくなる材料を選択するのが好ましい。
そしてまた、前記したような固化した第1の部材6aの100%モジュラスが、固化した第2の部材6dの100%モジュラスよりも高い材料を選択するのが好ましい。
このような硬度、100%モジュラスの関係ある材料は、第1の部材6aがポリスチレン系エラストマーに対して、第2の部材6dがこのポリスチレン系エラストマーにおけるバラフィンオイル成分比率を増量した材料である場合等を一例として挙げることができる。
このように、第1の部材6aの硬度が第2の部材6dの硬度よりも大きく、固化した第1の部材6aの100%モジュラスが、固化した第2の部材6dの100%モジュラスよりも高いため、表面はしっかりと確実にグリップし、内部はしっとりと低反発状態でホールドするため、ペンだこができにくく、また使用者に対して筆記の疲労感を少なくすることができる。更に従来にない使用感を使用者に与えることができる。
即ち、凸部6Aを形成している第2の部材6dの硬度が第1の部材6aの硬度よりも小さく、100%モジュラスも低いため、変形量が大きく、使用者の筆記具の把持に応じた変形を達成することができる。
また、固化した第1の部材6aの100%モジュラスが、固化した第2の部材6dの100%モジュラスよりも高いため、表面はべたつき感等もなくしっかりと確実にグリップできる。
また、第1の部材6aの凸部6Aを押圧することによって、第1の部材6aのみならず、積層状に成形された第2の部材6dの感触を得ることができ、単一部材で形成した場合と異なる感触を得ることができる。
なお、これとは逆に、第2の部材6dの硬度が、第1の部材6aの硬度よりも大きいもので形成した場合、あるいはまた固化した第1の部材6aの100%モジュラスが、固化した第2の部材6dの100%モジュラスよりも低い場合には、柔らかさを、主に第1の部材6aで感じることになり、ペンだこの抑制、筆記疲労感の抑制の効果は、少なくなる。
また、第2の部材6dの凸部6Aの最大厚さ寸法t1は、図2(b)に示すように、前記第1の部材6aの皮膜の厚さt2の1.2倍以上に形成されている。第2の部材6dの凸部の最大厚さ寸法t1が、前記第1の部材6aの皮膜の厚さt2の1.2倍未満の場合には、基材(軸筒)外形10mmで、第1の部材厚みt1=0.5mmと仮定すると、最大伸び率10%となる。最低でも10%の伸び率を確保しないと、初期弾性力を張りのある感触として感じることができないためである。
尚、最大伸び率とは、第1の部材中、最も伸びた部分の伸び率を意味する。即ち、前記凸部6Aにおける伸び率を意味している。
また、同様に、第2の部材6dの凸部の最大厚さ寸法t1が、前記第1の部材6aの皮膜の厚さt2の5倍を超えて形成されると、第1の部材の傷による破裂等が著しくなり、好ましくない。基材(軸筒)外径10mm、第1の部材6aの皮膜の厚さt2=0.5mmと仮定すると最大伸び率90%に相当する。よって、最大伸び率90%以下に設定することが望ましい。
また、前記第1の部材6aの肉厚部6cの厚さ寸法t3は、肉薄部6bの厚さ寸法t2の1.5倍以上6倍以下に形成されている。第1の部材6aの肉厚部6cの厚さ寸法t3が、肉薄部6bの厚さ寸法t2の1.5倍未満の場合には、肉厚部6cも膨張変形し、寸法や形状のバラツキを抑えることが難しい。また、第1の部材6aの肉厚部6cの厚さ寸法t3が、肉薄部6bの厚さ寸法t2の6倍を超える場合には、例えば、グリップの場合は径が太くなる懸念があり、また肉厚部6cの高さを超えるまで、肉薄部6bを膨らませることが難しくなる。
次に、図3乃至図7に基づいて前記グリップ6の成形方法についてついて説明する。
尚、ここでは、第1の熱可塑性材料Aとして、前述した熱可塑性エラストマー樹脂を用い、第2の熱可塑性材料Bとして、例えば、材料Aのパラフィンオイルを2倍としたポリスチレン系エラストマーを用いた場合を説明する。
まず、図3に示すように、まず金型7,コアピン8を用いて、基材(軸筒)2を成形する。尚、この基材(軸筒)2を構成する樹脂材料は、ある程度剛性が保たれれば良い。
具体的には、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂,ポリカーボネート,ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリスチレンを使用するのが好ましい。
続いて、図4に示すように、前記軸筒2の外周面に金型9を用いて、グリップ6を構成する第1の部材6aを形成する。
この金型9の周方向の一部には凸部9aが形成され、前記凸部9aによって肉薄部6bが形成され、肉薄部6bと肉厚部6cと境界に段差部が形成される。
この軸筒9の外周面に形成された第1の部材6aは、軸筒2に対して融着することなく、密着状態に形成される。尚、この密着状態とは溶着し一体化した状態を意味するものではなく、第1の部材6aが軸筒2から剥離可能に、かつ第1の部材6aと軸筒2との間に間隙を形成することなく、軸筒2に第1の部材6aが形成されている状態を意味している。
このようにして形成された第1の部材6aの肉薄部6b及び肉厚部6cは、図5に示すように軸筒2の外周面に所定の厚さをもって形成され、また前記肉薄部6bは、図6に示すように平面視上、楕円形状に形成される。
その後、図7、図8に示すように、周方向の一部に凹部10aが形成された金型10を用いて、前記軸筒2と第1の部材6aとの間に、ゲートGから第2の部材6dの熱可塑性材料を溶融射出し、成形する。
このとき、前記第2の部材6dの熱可塑性材料の射出圧力によって、軸筒2に密着状態で形成されている第1の部材6aは剥離されながら、軸筒2と第1の部材6aの間に第2の部材が充填される。そして、前記第2の部材6dの射出圧力によって、第1の部材6aは変形し、金型10の凹部10aにならい凸部6Aが形成される(図8参照)。この金型10の凹部10aは、周方向の一部に形成されているため、前記第1の部材6aの外周面に一つの凸部6Aとして形成される。
特に、前記金型10の凹部10aは、前記肉薄部6bの形成位置に対応しており、第2の部材6dの射出圧力によって前記肉薄部6bは膨張変形し、この肉薄部6bによって肉厚部6cから突出した凸部6Aが形成される。
このとき、第1の部材6aの肉薄部6bは、第2の部材6dの射出圧力により、延伸されることにより戻ろうとする力、即ち初期弾性力が付与され、これが表面の張りとなって、あたかも風船を膨らませたような感触が付与される。
ここで言う初期弾性力、即ち第1の部材6aの肉薄部6bの張りを保つためには、前記した100%モジュラス、硬度等の物性を示す第1の部材の材料において、延伸したときの最大伸び率が10%〜90%程度であることが好ましい。
成形後、金型10及びコアピン8を離脱させ、グリップ6が外周面に形成された、基材(軸筒)2を取り出す。
このようにして、軸筒2の表面に、密着して形成された熱可塑性材料からなる第1の部材6aと、軸筒2と第1の部材6aの間に収容された、第1の部材6aより軟質な熱可塑性エラストマーからなる第2の部材6dとを備え、前記第1の部材6aに肉厚部6cと肉薄部6bとを形成すると共に、少なくとも前記肉薄部6bと軸筒2の間に第2の部材6cが収容されることによって、前記肉薄部6bが膨張変形したグリップ6を得ることができる。
この複合部材にあっては、前記軸筒2と第1の部材6aの間に収容される第2の部材6dが不均一に収容され、前記第1の部材6aの肉薄部6bに凸部6Aが形成されるため、例えば、筆記具グリップとして用いられた場合には、握り易く、手の負担を軽減し、いわゆるペンだこが出来難い。
また、軸筒2の硬度が第1の部材6aの硬度よりも大きく、かつ第1の部材6aの硬度が第2の部材6dの硬度より大きいため、柔らかい感触で心地良く、使用者の疲労感を抑制できる。尚、前記凸部6Aは一つに限定されるものではなく、図9、10に示すように、握り易さ、ペンだこの発生具合に等、必要に応じて複数の凸部6Aを形成しても良い。また、この複数の凸部6Aは、必要に応じて同形状あっても良いし、あるいは異形状であっても良い。
また、基材(軸筒)2に複合部材(グリップ)6を直接形成できるため、基材(軸筒)2に対する複合部材6の取り付け作業を省略することができる。
更に、基材(軸筒)2に複合部材(グリップ)6が直接形成されるため、複合部材(グリップ)を単独で成形する場合に比べて、基材(軸筒)2を金型から取り出すことによって、複合部材(グリップ)を容易に取り出すことができる。
更にまた、複合部材(グリップ)はコアピン8に接していないため、コアピン8に付着することがない。その結果、複合部材(グリップ)に皺等を発生させることなく取り出すことができる。また、より軟質の複合部材(グリップ)を成形した場合にも、良好な状態で金型から複合部材(グリップ)を取り出すことができる。
また、前記したような成形方法によれば、前記凸部6Aは第2の熱可塑性材料の射出圧力で形成されるため、予め凸部が形成された第1の部材6aを用いる必要がない。
次に、図11乃至図12に基づいて、第二の実施形態について説明する。この実施形態にあっては、第1の部材6aの表面の一部に、前記軸筒2の表面の一部が露出している点に特徴を有している。尚、第一の実施形態の部材と同一、相当部材は同一の符号を付することにより、その詳細な説明は省略する。
図11(a)に示すように、軸筒2(2a)の外周面に相対向してT字状の突起部2bが形成され、前記突起部2bの外表面が外部に露出すると共に、軸筒2の他の外周面には均一な厚さをもって肉厚部6cが成形される。尚、肉薄部6bは前記肉厚部6cから90度ずれた位置に形成されている。
その後、図11(b)に示すように、前記肉薄部6bと軸筒2との間に、第二の部材6dを充填し、一対の凸部6Aを形成している。
このように基材(軸筒)2(2a)の一部を露出させることによって、軸筒2(2a)による感触、第1の部材の肉厚部6cによる感触、第1の部材6aの肉薄部6b及び第2の部材6dによる感触を得ることができ、如何なる部分に触れるかによって使用者に対して異なる感触を与えることができる。
次に、第二の実施形態の変形例を図12に基づいて説明する。この変形例は第二の実施形態において、露出した基材(軸筒)の表面に部品、例えば、飾板が取り付られることに特徴がある。尚、第一の実施形態の部材と同一、相当部材は同一の符号を付することにより、その詳細な説明は省略する。
図12(a)に示すように、軸筒2(2a)の外周面に突起部2cが形成されている。この突起部2cには貫通孔2dが形成されている。そして、図12(a)に示すように、前記突起部2cの外表面2eが外部に露出するように、前記突起部2cを含む近傍の軸筒2(2a)外周面に第一の部材6aの肉厚部6cが形成されている。尚、図12(a)に示すように、前記肉厚部6b以外の部分ついては、一定の厚さを有する肉薄部6bが形成されている。
その後、図12(b)に示すように、第2の部材6dを、軸筒2と第1の部材6aの肉薄部6bとの間に充填し、凸部6Aを形成する。また、前記突起部2cの貫通孔2dに飾板11の突起11aを嵌入し、固定する。このように、露出した基材(軸筒)2(2a)の表面に、飾板等の他の部品を取り付けることができ、しかも確実に取り付けることができる。
次に、第三の実施形態を図13及び図14に基づいて説明する。この実施形態は、肉厚部から肉薄部にわたって、徐々に肉厚を変化させた点に特徴がある。尚、図13は
第2の部材の充填前の斜視図であり、図14は、第2の部材の充填後の断面図である。尚、第一の実施形態の部材と同一、相当部材は同一の符号を付することにより、その詳細な説明は省略する。
図13に示すように、軸筒2(2a)の外周面には、第1の部材6aが形成されている。この第1の部材6aの上側には、左側の肉厚部6cから右側に向かって徐々に肉厚が薄くなるように変化し、その後、ほぼ肉厚が一定の薄肉部6bが形成されている。更に、前記薄肉部6bの左側端部から急激に肉厚を厚くし(段差部を形成し)、右側肉厚部6cが形成されている。
また、この第1の部材6aの下側には、右側の肉厚部6cから左側に向かって徐々に肉厚が薄くなるように変化し、その後、ほぼ肉厚が一定の薄肉部6bが形成されている。更に、前記薄肉部6bの右側端部から急激に肉厚を厚くし(段差部を形成し)、左側肉厚部6cが形成されている。
このように形成されているため、第2の部材を充填すると、第1の部材6aの上側の肉薄部6bの左側には溝部が形成されず、右側には溝部6eが形成される。また、第1の部材6aの下側の肉薄部6bには、前記上側の場合とは逆に、右側には溝部が形成されず、左側には溝部6eが形成される。
したがって、この実施形態にあっては、グリップを握った際、人差し指と親指付近には、溝がないため、違和感がなく握ることが可能であり、またペンだこが出来る裏側の箇所には柔らかい膨張部があるため、ペンだこの防止となる。また、グリップを180度回転させて握った場合には、親指と人差し指で膨張部を挟み、柔らかさを楽しむころができ、また裏側のペンだこができる部分には溝がないため、違和感なく握ることが出来る。更に溝の有無によって意匠的変化を付けることができる。
尚、上記いずれの実施形態にあっても、基材が筆記具の軸筒であって、前記第1の部材及び第2の部材が筆記具用グリップである場合について説明したが、前記第1の部材及び第2の部材を軸筒の全体に成形しても良く、あるいは軸筒の後端部に成形しても良い。
前記したように、軸筒全体に第1の部材及び第2の部材を成形した場合には、使用者は軸筒のいずれの位置を握っても、柔らかな感触を得ることができる。
本発明にかかる複合部材は、筆記具のグリップ、タグ、電話機の操作ボタン、ゲーム機の操作レバー、キーボードのキーの他、プラスチック部材が用いられている、あらゆる分野において広く用いられるものである。
図1は本発明の一実施形態としてグリップを示す図であって、グリップが装着されたボールペンの一部断面図である。 図2は図1に示したグリップを示した図であって、(a)はグリップの横断面図、(b)はグリップの縦断面図である。 図3は図2に示したグリップの製造工程を示す部分断面図である。 図4は図3に続くグリップの製造工程を示す部分断面図である。 図5は軸筒に第1の部材を形成した状態を示す図であって、(a)は横断面図、(b)は縦断面図である。 図6は、図5に示した軸筒に第1の部材を形成した状態を示す平面図である。 図7は、図4に続くグリップの製造工程を示す部分断面図である。 図8は、図7に続くグリップの製造工程を示す部分断面図である。 図9は、本発明の第一の実施形態の変形例を示す図であって、(a)はグリップの横断面図、(b)はグリップの縦断面図である。 図10は、本発明の第一の実施形態の他の変形例を示す図であって、(a)はグリップの横断面図、(b)はグリップの縦断面図である。 図11は、第二の実施形態を示す図であって、(a)は第2の部材の充填前の軸筒の横断面図、(b)は第2の充填後の軸筒の横断面図である。 図12は、第二の実施形態の変形例を示す図であって、(a)は第2の部材の充填前の軸筒の横断面図、(b)は第2の充填後の軸筒の横断面図である。 図13は、第三の実施形態を示す、第2の部材の充填前の斜視図ある。 図13は、第三の実施形態を示す、第2の部材の充填後の縦断面図である。 図15は従来の複合部材(グリップ)を示す断面図である。
符号の説明
1 ボールペン
2 軸筒(基材)
2a 軸筒前部
2b 突起部
2c 突起部
2d 貫通孔
2e 外表面
6 グリップ
6A 凸部
6a 第1の部材
6b 肉薄部
6c 肉厚部
6d 第2の部材
7 金型
8 コアピン
9 金型
10 金型
10a 凹部
11 飾板
11a 突起
G ゲート

Claims (10)

  1. 基材に成形された、第1の部材及び第2の部材からなる複合部材において、
    熱可塑性材料からなる基材の表面に形成された熱可塑性材料からなる第1の部材と、基材と第1の部材の間に収容された、第1の部材より軟質な熱可塑性エラストマーからなる第2の部材とを備え、
    前記第1の部材に肉厚部と肉薄部とを形成すると共に、少なくとも前記肉薄部と基材の間に第2部材が収容されることによって、前記肉薄部が膨張変形していることを特徴とする複合部材。
  2. 前記肉薄部が複数形成され、これら肉薄部は同形状もしくは異形状であることを特徴とする請求項1に記載された複合部材。
  3. 前記第1の部材の外表面に、前記肉厚部と肉薄部とによる段差部が形成され、前記肉薄部の変形によって肉薄部の周縁部に溝部が形成されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載された複合部材。
  4. 前記第1の部材の肉厚部表面の一部に、前記基材の表面の一部が露出していることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載された複合部材。
  5. 前記露出した基材の表面に他の部品が取り付られることを特徴とする請求項4に記載された複合部材。
  6. 前記基材の硬度が第1の部材の硬度よりも大きく、かつ第1の部材の硬度が第2の部材の硬度よりも大きいことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載された複合部材。
  7. 前記第1の部材が着色され、前記肉厚部が濃く、肉薄部が薄い色相となることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載された複合部材。
  8. 前記第2の部材が着色され、第1の部材の肉厚部と肉薄部の色相が異なることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載された複合部材。
  9. 前記基材が筆記具の軸筒であり、前記軸筒の少なくとも一部に前記第1の部材及び第2の部材が成形されていることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載された複合部材。
  10. 前記第1の部材及び第2の部材が筆記具用のグリップであることを特徴とする請求項9に記載された複合部材。
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