JP2011051268A - 筆記具の軸筒 - Google Patents

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Abstract

【課題】緩衝材4を圧縮することにより、内軸1に対して外軸5を長手方向及び径方向に揺動可能に構成し、柔らかい筆記感で筆記できる筆記具の軸筒に適用できる。
【解決手段】内軸1の把持部1Aに軟質材で構成された緩衝材4を設ける。この緩衝材4の前部に外鍔4Aを形成するとともに表面に突部4Bを形成する。更に、緩衝材4の外側に緩衝材4より硬い材質で構成された外軸5を被せ、緩衝材4の外鍔4A及び突部4Bに外軸5を接触させて構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ボールペン、シャープペンシル等の筆記具の軸筒において、内軸と外軸の間に軟質材で構成された緩衝材を設けた筆記具の軸筒に関する。
従来、下グリップカバーの硬度を上グリップカバーの硬度と比較して小さくし、かつ下グリップカバーと軸筒とを同時成形した筆記具のグリップ構造が知られている。(特許文献1参照)
しかしながら、上記筆記具のグリップ構造は、筆記者の指先にフィットして長時間の筆記による疲労を予防する利点はあるが、内グリップカバーに対して外グリップカバーが長手方向に移動することは不可能であった。
特開2004−66560号公報
解決しようとする問題点は、外グリップカバーが内グリップカバーに対して長手方向に揺動できず、筆記時において柔らかい筆記感を得ることが出来ない点である。
本発明は、筆記具の内軸と、内軸の把持部に設けられかつ軟質材で構成された緩衝材と、緩衝材の外側に被せられかつ緩衝材より硬い材質で構成された外軸とを有し、緩衝材の前部に外鍔を形成するとともに緩衝材の表面に突部を形成し、前記緩衝材の外鍔及び突部に外軸を接触させて内軸に対して外軸が長手方向及び径方向に揺動可能に構成したことを第1の要旨とする。
また、外軸を変形不能な非軟質材で構成したことを第2の要旨とする。
本発明の筆記具の軸筒は、内軸の把持部に設けられかつ軟質材で構成された緩衝材と、緩衝材の外側に被せられかつ緩衝材より硬い材質で構成された外軸とを有し、内軸に対して外軸が長手方向及び径方向に揺動することにより、筆記した時に柔らかい筆記感を得ることができる。また、外軸の前後に隙間が生じないので外観を損なうこともない。
図1は本発明の実施例1の筆記具の軸筒を示す部分断面図である。(実施例1) 図2は図1の主要部を示す拡大部分断面図である。(実施例1) 図3は本発明の実施例2の筆記具の軸筒を示す主要部拡大部分断面図である。(実施例2) 図4は図3のA−A線を示す拡大断面図である。(実施例2) 図5は本発明の実施例3の筆記具の軸筒を示す主要部拡大部分断面図である。(実施例3) 図6は本発明の実施例3の筆記具の軸筒を示す主要部拡大部分断面図である。(実施例3) 図7は本発明の実施例4の筆記具の軸筒を示す主要部拡大部分断面図である。(実施例4) 図8は本発明の実施例4の筆記具の軸筒を示す主要部拡大部分断面図である。(実施例4)
筆記時に外軸が長手方向及び径方向に揺動し、シャープペンシルやボールペンといった芯やペン先が硬い材質で構成されていても柔らかい筆記感を得ることができる筆記具の軸筒を実現した。
以下、図1及び図2に基づいて本発明における実施例1の筆記具の軸筒を説明する。また、図1の左側を前方とし、右側を後方とする。先ず、内軸1の後部に後軸2が着脱可能に螺合され、この後軸2にクリップ3が一体に形成される。前記内軸1の把持部1Aにゴム等の軟質材からなる緩衝材4が外嵌される。
この緩衝材4の前部には外鍔4Aが形成されるとともに、緩衝材4の表面には円周状の突部4Bが前後に2個形成されている。更に、合成樹脂製あるいは金属製で非軟質材の外軸5を構成する。尚、外軸5は緩衝材4より硬いゴム製で構成しても良い。この外軸5を前記緩衝材4の外側に外嵌し、外軸5の後端に形成した突起5Aを後軸2の切欠部2Aに係合させる。尚、外軸5の突起5Aと後軸2の間には適度の隙間が構成される。従って、後軸2に対し外軸5は長手方向及び径方向には揺動可能となるが回動不能に構成される。また、緩衝材4は、外軸5を揺動可能に構成するためにはゴム硬度が15程度に構成することが好ましい。
更に、内軸1の前部に先部材6が着脱可能に螺合され、先部材6と内軸1の外鍔1Bの間に緩衝材4が配置される。また、外軸5は緩衝材4の外鍔4Aと後軸2の前端の間に挾持されるとともに、緩衝材4の突部4Bが外軸5の内面に接触する。前記内軸1、緩衝材4、外軸5及び後軸2により筆記具の軸筒が構成される。
この筆記具の軸筒内には、従来一般的に知られているシャープペンシルの機構部やボールペンのレフィール等が内蔵され筆記具が構成される。
上記筆記具で筆記を行うと、緩衝材4の外鍔4Aを圧縮して外軸5が長手方向前方に揺動するとともに、緩衝材4の突部4Bを圧縮して外軸5が径方向に揺動し、筆記した時に毛筆で筆記した様な柔らかい筆記感で筆記を行うことができる。また、外軸5の後端と後軸2の前端、あるいは外軸5と先部材6の間に隙間が生じないので外観を損なうこともない。更に、外軸5を非軟質材で構成した場合には、外軸5を強く保持しても外軸5が変形しないので、外軸5が確実に揺動することができる。
次に、図3及び図4に基づいて本発明における実施例2の筆記具の軸筒を説明する。尚、図1と同一部材は同一の符号を付してその説明を省略する。先ず、ゴム等の軟質材からなる緩衝材14の前部には外鍔14Aが形成されるとともに、緩衝材14の表面には円周方向等間隔に長手方向に伸びた突部14Bを複数形成する。更に、緩衝材14の外側に合成樹脂製、金属製あるいは緩衝材14より硬いゴム製の外軸5が外嵌される。
更に、図5及び図6に基づいて本発明における実施例3の筆記具の軸筒を説明する。尚、図1と同一部材は同一の符号を付してその説明を省略する。先ず、ゴム等の軟質材からなる緩衝材24の前部には外鍔24Aが形成されるとともに、緩衝材24の表面には円周方向及び長手方向等間隔に突部24Bが複数形成される。更に緩衝材24の外側に合成樹脂製、金属製あるいは緩衝材24より硬いゴム製の外軸5が外嵌される。
更にまた、図7及び図8に基づいて本発明における実施例4の筆記具の軸筒を説明する。尚、図1と同一部材は同一の符号を付してその説明を省略する。先ず、内軸1の後部に後軸12が着脱可能に螺合される。この内軸1の把持部1Aにゴム等の軟質材からなる緩衝材34が外嵌される。この緩衝材34の前部及び後部に外鍔34Aを形成するとともに、緩衝材34の外鍔34Aから円周方向等間隔に突起34Cを構成する。更に、緩衝材34の表面には突起34Cから伸びた突部34Bが円周方向等間隔に形成されている。この緩衝材34の外側には円筒状の外軸15が外嵌され、緩衝材34の前後の外鍔34Aに形成された突起34Cの間に外軸15を配置する。また、外軸15の内面に緩衝材34の突部34Bが接触する。
上記実施例4の筆記具で筆記を行うと、緩衝材34の前後の外鍔34Aに形成した突起34Cを圧縮して外軸15が長手方向の前後に揺動するとともに、緩衝材34の突部34Bを圧縮して外軸15が径方向に揺動し、筆記した時に毛筆で筆記した様な柔らかい筆記感で筆記を行うことができる。特に外軸15が長手方向に揺動する時に、弱い力で揺動できるので筆圧が弱い人でも柔らかい筆記感で筆記を行うことができる。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、内軸と後軸は一体に構成してもよい。また、内軸、後軸、芯タンクといった部材は説明を簡略化するためにそれぞれ1個の部品として図示しているが、それぞれ2個以上の部品を螺合、嵌合して一体化すればよい。更に、上記実施例はいずれも内軸に緩衝材を被せて構成したが、内軸と緩衝材を2色成形で構成しても良い。更にまた、外形形状も図示のものに限定されないことは勿論である。
筆記時に、内軸と外軸の間に設けた緩衝材を圧縮させて内軸に対して外軸を揺動し、柔らかい筆記感で筆記できる筆記具の軸筒に適用できる。
1 内軸
1A 内軸1の把持部
4 緩衝材
4A 緩衝材4の外鍔
4B 緩衝材4の突部
5 外軸
14 緩衝材
14A 緩衝材14の外鍔
14B 緩衝材14の突部
15 外軸
24 緩衝材
24A 緩衝材24の外鍔
24B 緩衝材24の突部
34 緩衝材
34A 緩衝材34の外鍔
34B 緩衝材34の突部

Claims (2)

  1. 筆記具の内軸と、内軸の把持部に設けられかつ軟質材で構成された緩衝材と、緩衝材の外側に被せられかつ緩衝材より硬い材質で構成された外軸とを有し、緩衝材の前部に外鍔を形成するとともに緩衝材の表面に突部を形成し、前記緩衝材の外鍔及び突部に外軸を接触させて内軸に対して外軸が長手方向及び径方向に揺動可能に構成したことを特徴とする筆記具の軸筒。
  2. 外軸を変形不能な非軟質材で構成したことを特徴とする請求項1記載の筆記具の軸筒。
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