JP2007112013A - 筆記具 - Google Patents

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Abstract

【課題】先端部材5に指が掛かって筆記を行った場合でも指の感触に違和感がなく良好な感触で筆記が行える。更に、略円錐形に形成された先端部材5に年輪がきれいな模様となって現れ、高級感が飛躍的に向上する筆記具を提供する。
【解決手段】先端部材5及び把持部1Aを有する軸筒1を同じ種類の木材で構成し、かつ、先端部材5と軸筒1の色調をほぼ同一に構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、先端部材及び把持部材を木材で構成した筆記具に関するものである。
従来、胴、鞘、軸筒あるいはグリップといった外装部材を野球のバットに用いられる木材により作製した筆記具が知られている。(特許文献1参照)
特開2005−138287号公報
しかしながら、上記した筆記具は、先端部材及び把持部材をほぼ同一色調の木材で構成する点については全く記載されていない。
本発明は、上記課題を解消する筆記具を提供することを目的とするものである。
本発明は、先端部材及び把持部材を木材で構成し、かつ、先端部材と把持部材の色調をほぼ同一に構成したことを第1の要旨とする。
また、先端部材と把持部材を同一の木材で構成したことを第2の要旨とする。
更に、先端部材の内部に芯ホルダーを内蔵したことを第3の要旨とする。
更にまた、把持部材を軸筒で構成したことを第4の要旨とする。
本発明は、先端部材と把持部材を木材で構成するので、筆記具の先端部材に指が掛かって筆記を行った場合でも、先端部材と把持部材のいずれも木材で構成されているので、指の感触に違和感がなく筆記できるものである。また、先端部材と把持部材を同じ色調に構成することにより高級感が飛躍的に向上する利点もある。
筆記具の先端部材及び把持部材を木材で構成するとともに、色調をほぼ同一に構成することにより、把持した時の指の感触が良好になるとともに高級感が向上する筆記具を実現した。
図1及び図2は、本発明の実施例1を示すもので、筆記具としてはボールペン体あるいはシャープペンシル体を複数内蔵し、希望する筆記体を先端より突出させて筆記を行う複合筆記具で説明する。尚、図1の左側を前方とし、右側を後方とする。また、筆記体を突出させたり没入させる機構については、筆記体の後端に取り付けられた摺動体をスライドさせる複合筆記具や、鞘を回動させて任意の筆記体を出没させる複合筆記具等種々のものが商品化され知られているので、説明は省略する。
木材で構成される軸筒1の後部にはクリップ2と一体となった頭冠3が取り付けられ、軸筒1の前部には把持部1Aが構成される。把持部1Aは把持し易いように中間部が適宜細径に凹んで構成される。また、軸筒1の中間部には凹溝1Bが形成され、この凹溝1Bに金属製の板材を巻回した金輪4が被せられて取り付けられている。
この軸筒1の前部に木材で構成された略円錐形の先端部材5が螺合されて取り付けられる。
前記軸筒1及び先端部材5は、樹脂を含浸したいたや楓材等の同じ木材で構成する。更に、この木材は適宜着色して同じ色調に構成する。先端部材5と軸筒1に使用する木材は同じ材質でしかも色調をほぼ同じに構成することにより、いままでにない高級感が得られる。特に円錐形に形成された先端部材5は年輪がきれいな木目模様となり、飛躍的に高級感が向上する。しかも、合成樹脂製の頭冠3は、木目調の水転写等で表面を加飾するかあるいは木目調の樹脂を用いて、先端部材5及び軸筒1と同じ色調に構成する。更に、先端部材5及び軸筒1を木材で構成することにより重量も軽くなり、長時間筆記を行っても疲れにくくなる。
図3は、本発明の実施例2を示すもので、筆記具としては実施例1と同じ複合筆記具で説明する。木材で構成される軸筒101の前部に把持部101Aを構成するとともに、軸筒101の内側に金属パイプ6を固着する。また、木材で構成される先端部材105に金属製の連結具7を螺着し、先端部材105の木目と軸筒101の木目を合わせて連結具7を金属パイプ6に圧入嵌合させる。
前記軸筒101及び先端部材105は、樹脂を含浸したいたや楓等の同じ木材で構成する。更に、この木材は、適宜着色して同じ色調に構成する。先端部材105と軸筒101に使用する木材は同じ材質でしかも同じ色調に構成することにより、いままでにない高級感が得られる。また、先端部材105に金属製の連結具7を螺着するので強度が向上するとともに、先端部材105の木目と軸筒101の木目が確実に合わされより高級感が向上する。
図4は、本発明の実施例3を示すもので、筆記具としてはノック式シャープペンシルで説明する。先ず、木材で構成した軸筒201の後部にクリップ102と頭冠103を取り付けるとともに、軸筒201の前部に把持部201Aを構成する。この軸筒201の前部内側に金属製あるいは合成樹脂製の連結具107を取り付ける。
また、木材で構成した略円錐形の先端部材205内に金属製あるいは合成樹脂製の内口金8をネジ接着等で固着し、この内口金8に芯9を適宜の力で保持する芯ホルダー10を内蔵する。
次に、機構部を説明すると、金属製のチャック11の頭部に金属製の締具12を外嵌し、チャック11の後部に合成樹脂パイプからなる芯タンク13を圧入固着する。締具12を受け止めるワッシャー14と芯タンク13の間にはスプリング15を張架し、通常チャック11は締具12に押し付けられて閉じられ芯9を強く保持している。
この機構部を前記軸筒201の前方から挿入し、ワッシャー14を先端部材205に固着された内口金8の内段8Aと連結具107の前端により挟持して内口金8を連結具107に着脱可能に螺合する。
更に、消しゴム支え16の内側に消しゴム17を取り付けるとともに外側にノブ18を取り付ける。尚、図示していないが、ノブの外側に先端部材205と同じ木材で外ノブを取りつけても良い。この消しゴム支え16を軸筒201の後方より挿入し、消しゴム支え16の前部を前記芯タンク13の後部外側に嵌合する。
前記軸筒201及び先端部材205は、樹脂を含浸したいたや楓材等の同じ木材で構成する。更に、この木材は、適宜着色して同じ色調に構成する。軸筒201及び先端部材205に使用する木材は同じ材質でしかも色調をほぼ同じに構成することにより、いままでにない高級感が得られる。特に円錐形に形成された先端部材205は年輪がきれいな木目模様となって現れ、飛躍的に高級感が向上する。
図5は、本発明の実施例4を示すもので、筆記具としては振出式シャープペンシルで説明する。先ず、鞘19を木材で構成する。次に、消しゴム支え116の内側に消しゴム117を取り付けるとともに外側にノブ118を取り付ける。この消しゴム支え116を鞘19の前方から挿入する。また、鞘19の前部に金属製の金輪104を螺着し、金輪104の内段104Aと消しゴム支え116の間にリターンスプリング20を張架する。
更に、前記金輪104には合成樹脂製の胴21の後部が着脱可能に螺合され、胴21には木材で構成された把持部材22が外嵌される。また、胴21の内側には重量体23が長手方向に摺動可能に内蔵される。
機構部は、先ず、チャック111の頭部に締具112を外嵌し、チャック111の後部に合成樹脂製のコネクター24を圧入固着する。また、締具112を受け止めるワッシャー114とコネクター24の間にはスプリング115が張架され、通常チャック111は締具112に押し付けられて閉じられ芯9を強く保持する。更に、コネクター24の後部にパイプ材からなる芯タンク113を圧入固着する。
先端部材305は、木材で略円錐形に構成し、この先端部材305内に金属製あるいは合成樹脂製の内口金108をネジ接着等で固着し、この内口金108内に芯9を適度の力で保持する芯ホルダー10を内蔵する。
前記胴21の前方から機構部を挿入し、重量体23の内孔に芯タンク113を挿通させる。次に、胴21の前部に先端部材305に固着された内口金108を螺合し、胴21の前端と内口金108の内段108Aでワッシャー114を挟持する。また、コネクター24の外鍔24Aと前記消しゴム支え116の間を重量体23が長手方向に摺動可能に構成される。
前記把持部材22、先端部材305及び鞘19は、樹脂を含浸したいたや楓材等の同じ木材で構成する。更に、この木材は、適宜着色して同じ色調に構成する。また、把持部材22及び先端部材305に使用する木材は同じ材質でしかも色調をほぼ同じに構成すれば、いままでにない高級感が得られる。特に円錐形に形成された先端部材305は年輪がきれいな模様となり、飛躍的に高級感が向上する。
尚、上記実施例はいずれも略円錐形の先端部材を樹脂を含浸したいたや楓材で構成したが、樹脂を含浸した樺材や、野球のバットに用いられるアオダモ材等で構成しても良い。
また、本発明の筆記具は複合筆記具やシャープペンシルに限定されるものではなく、ボールペン、サインペンあるいは万年筆といった種々の筆記具に利用できるものである。
筆記具の先端部材及び把持部材を木材で構成し、かつ、先端部材と把持部材の色調をほぼ同一に構成することにより、指の感触に違和感がなく筆記できるとともに、高級感が飛躍的に向上する筆記具に適用できる。
本発明の実施例1の筆記具を示す正面図である。(実施例1) 本発明の実施例1の筆記具を示す主要部拡大断面図である。(実施例1) 本発明の実施例2の筆記具を示す主要部拡大断面図である。(実施例2) 本発明の実施例3の筆記具を示す断面図である。(実施例3) 本発明の実施例4の筆記具を示す断面図である。(実施例4)
符号の説明
1 軸筒
5 先端部材
10 芯ホルダー
22 把持部材
101 軸筒
105 先端部材
201 軸筒
205 先端部材
305 先端部材

Claims (4)

  1. 先端部材及び把持部材を木材で構成し、かつ、先端部材と把持部材の色調をほぼ同一に構成したことを特徴とする筆記具。
  2. 先端部材と把持部材を同一の木材で構成したことを特徴とする請求項1記載の筆記具。
  3. 先端部材の内部に芯ホルダーを内蔵したことを特徴とする請求項1又は2記載の筆記具。
  4. 把持部材を軸筒で構成したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の筆記具。
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