JP2007237414A - 筆記具のグリップ - Google Patents
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Abstract
【課題】印刷したパターン１Ａやロゴの陰が軸筒８の表面に写りパターン１Ａやロゴが立体的に見える筆記具のグリップを提供する。
【解決手段】筆記具を把持する部分に取り付けられるグリップにおいて、そのグリップを内グリップ１と外グリップ２の二層構造で構成する。更に、前記内グリップ１と外グリップ２を透明性を有する軟質材で構成するとともに、内グリップ１の表面に隠蔽性のあるインクでパターン１Ａあるいはロゴを印刷する。
【選択図】 図１
【解決手段】筆記具を把持する部分に取り付けられるグリップにおいて、そのグリップを内グリップ１と外グリップ２の二層構造で構成する。更に、前記内グリップ１と外グリップ２を透明性を有する軟質材で構成するとともに、内グリップ１の表面に隠蔽性のあるインクでパターン１Ａあるいはロゴを印刷する。
【選択図】 図１
Description
本発明は、筆記具を把持する部分に取り付けられるグリップに関するものである。
従来、筆記具を把持する部分に取り付けられたグリップとしては、内方層と表面層との上下に積層した軟質材で形成し、内方層のショアー硬度がＨｓ（ＪＩＳＡ）５〜３０、表面層のショアー硬度がＨｓ（ＪＩＳＡ）４０以上で構成した筆記具のグリップが知られている。（特許文献１参照）
特開２０００−３５５１８５号公報
しかしながら、上記した筆記具のグリップは、内方層と表面層が透明性を有する点については全く記載されていない。更に、内方層の表面に隠蔽性のあるインクでパターンあるいはロゴを印刷する点についても全く記載されていない。したがって、パターンあるいはロゴが立体的に見えるという意匠的効果は全く期待できないものである。
本発明は、上記課題を解消する筆記具のグリップを提供することを目的とするものである。
本発明は、上記課題を解消する筆記具のグリップを提供することを目的とするものである。
本発明は、筆記具を把持する部分に取り付けられるグリップにおいて、そのグリップを内グリップと外グリップの二層構造で構成し、前記内グリップと外グリップを透明性を有した軟質材で構成するとともに、内グリップの表面に隠蔽性のあるインクでパターンあるいはロゴを印刷したことを要旨とする。
本発明は、透明性を有した内グリップの表面に隠蔽性のあるインクでパターンあるいはロゴを印刷し、更に、内グリップの外側に透明性を有した外グリップを被せて二層構造で構成することにより、印刷パターンやロゴの陰が軸筒の表面に写りパターンやロゴが立体的に見えるので意匠的な効果が向上するものである。
印刷パターンの陰が軸筒の表面に写り、パターンが立体的に見える筆記具のグリップを実現した。
以下、図１に基づいて本発明の筆記具のグリップを説明する。先ず、透明性を有したシリコン等の軟質材で内グリップ１を形成する。この内グリップ１の表面に隠蔽性のあるインクでパターン１Ａあるいはロゴを印刷する。更に、内グリップ１の外側に透明性を有した外グリップ２を被せて二層構造の筆記具のグリップを構成する。尚、内グリップ１と外グリップ２は互いに無色透明か、あるいは同色の透明性を有する軟質材で構成する。すると、パターン１Ａあるいはロゴが透明性を有した内グリップ１と外グリップ２の間に位置しあたかも浮かんだ状態となるので立体的に表現できる。
次に、図２及び図３により本発明の筆記具のグリップをノック式シャープペンシルに設けた例で説明する。先ず、チャック３の頭部３Ａを複数に分割して拡開可能に形成し、この頭部３Ａにテーパー面を形成する。前記チャック３の頭部３Ａに締リング４を外嵌し、チャック３の後部にパイプ状の芯タンク５を圧入固着する。また、締リング４を受け止めるワッシャー６と芯タンク５の間にスプリング７を張架し、チャック３のテーパー面が締リング４に押圧され機構部が構成される。
軸筒８の前部８Ａは細径に形成され、この前部８Ａに内グリップ１と外グリップ２の二層構造となったグリップを外嵌する。
この軸筒８の前方より前記機構部を挿入した後、軸筒８に口金９を螺合し、口金９の内段９Ａと軸筒８の前端でワッシャー６を挟持する。また、口金９が螺合されることによって口金９の後端と軸筒８の外段８Ｂによって内グリップ１及び外グリップ２が挟持される。
尚、本発明の筆記具のグリップは、ノック式シャープペンシルに限定されるものではなく、ボールペン等種々の筆記具に利用できるものである。
内グリップの表面に印刷したパターンあるいはロゴが、内グリップと外グリップの間に立体的に表現することができる。
１ 内グリップ
１Ａ 内グリップ１のパターン
２ 外グリップ
１Ａ 内グリップ１のパターン
２ 外グリップ
Claims (1)
- 筆記具を把持する部分に取り付けられるグリップにおいて、そのグリップを内グリップと外グリップの二層構造で構成し、前記内グリップと外グリップを透明性を有する軟質材で構成するとともに、内グリップの表面に隠蔽性のあるインクでパターンあるいはロゴを印刷したことを特徴とする筆記具のグリップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006058985A JP2007237414A (ja) | 2006-03-06 | 2006-03-06 | 筆記具のグリップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006058985A JP2007237414A (ja) | 2006-03-06 | 2006-03-06 | 筆記具のグリップ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2007237414A true JP2007237414A (ja) | 2007-09-20 |
Family
ID=38583425
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2006058985A Pending JP2007237414A (ja) | 2006-03-06 | 2006-03-06 | 筆記具のグリップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2007237414A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020151974A (ja) * | 2019-03-20 | 2020-09-24 | 三菱鉛筆株式会社 | 筆記具用グリップ材組成物、筆記具用グリップ材及びその製造方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003103983A (ja) * | 2001-09-27 | 2003-04-09 | Zebra Pen Corp | 筆記具構成部材及びその筆記具構成部材の製造方法 |
| WO2005000600A1 (ja) * | 2003-06-26 | 2005-01-06 | Kabushiki Kaisha Pilot Corporation | 筆記具の軸筒 |
-
2006
- 2006-03-06 JP JP2006058985A patent/JP2007237414A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP7309397B2 (ja) | 2019-03-20 | 2023-07-18 | 三菱鉛筆株式会社 | 筆記具用グリップ材及びその製造方法 |
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