JP2005138287A - 筆記具 - Google Patents

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JP2005138287A
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Kazuhiko Ono
数彦 小野
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Abstract

【課題】野球のバットに用いられる木材により外装部材を作製した筆記具を提供する。
【解決手段】原木23から75mm角のバット用の原木材24を切断し、残りの残材を16mm角の角材25に切断する。この角材25を断面円形等に切削加工して胴、鞘、軸筒あるいはグリップといった筆記具の外装部材を作製する。従って、切削加工性が良く高精度の加工が行えるとともに、強靭で木目が美しく高級感がある筆記具の外装部材が得られる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、野球のバットに用いられる木材で外装部材を作製した筆記具に関するものである。
従来、胴と鞘の素材として木を用いた筆記具が知られている。(特許文献1参照)
実公昭61−7095号公報
解決しようとする課題は、木の素材を使用した筆記具は木目模様が表われ高級感が得られる利点はあるが、床に落としたり加工時に割れてしまう恐れがあった。
本発明は、野球のバットに用いられる木材により筆記具の外装部材を作製したことを第1の要旨とする。
また、外装部材が、胴、鞘、軸筒あるいはグリップにより構成したことを第2の要旨とする。
更に、野球のバットに用いられる木材をアオダモにより構成したことを第3の要旨とする。
更にまた、75mm角のバット用の原木材を切断した残りの残材から外装部材を作製したことを第4の要旨とする。
本発明の筆記具は、外装部材を野球のバットに用いられる木材で作製することにより、靭性が高く衝撃にも強いために割れにくいという利点がある。更に、塗装すると、木材の道管の色が濃く染まって木目が浮き出し美しく仕上がる利点もある。
筆記具の外装部材である胴、鞘あるいは軸筒を野球のバットに用いる木材で作製することにより、割れにくくしかも塗装することにより木目が美しく仕上がる筆記具を実現した。
図1は、本発明の実施例1を示すもので、筆記具としてはノック式シャープペンシルで説明する。尚、図1の左側を前方とし、右側を後方とする。先ず、野球のバットに用いられるアオダモで軸筒1を構成する。この軸筒1の前部に金属製の連結具2を螺着する。
次に、機構部を説明すると、金属製のチャック3の頭部3Aに金属製の締具4を外嵌し、チャック3の後部に合成樹脂パイプからなる芯タンク5を圧入固着する。締具4を受け止めるワッシャー6と芯タンク5の間にはスプリング7を張架し、通常チャック3は締具4に押し付けられて閉じられ芯8を強く保持している。
この機構部を軸筒1の前方から挿入し、ワッシャー6を口金9の内段9Aと連結具2の前端により挾持する。また、口金9内には芯8を適度の力で保持する芯ホルダー10が内蔵される。
軸筒1の後部には金属製の頭冠11が螺着され、軸筒1の後端と頭冠11の外段11Aによりクリップ12の固定部12Aを挾持する。
更に、消しゴム支え13の内側に消しゴム14を取り付けるとともに外側にノブ15を取り付ける。この消しゴム支え13を軸筒1の後方より挿入し、消しゴム支え13の前部を前記芯タンク5の後部外側に嵌合する。
図2は、本発明の実施例2を示すもので、筆記具としては振出式シャープペンシルで説明する。先ず、野球のバットに用いられるアオダモで鞘16を構成する。
次に、消しゴム支え113の内側に消しゴム114を取り付けるとともに外側にノブ115を取り付ける。この消しゴム支え113を鞘16の前方から挿入する。更に、鞘16の前部に金属製の金輪17を螺着し、金輪17の内段17Aと消しゴム支え113の間にリターンスプリング18を張架する。
次に、前記金輪17には合成樹脂製の胴19の後部が着脱可能に螺合され、胴19にはゴム製のグリップ20が外嵌される。また、胴19の内側には重量体21が長手方向に摺動可能に内蔵される。
機構部は、先ず、チャック103の頭部103Aに締具104を外嵌し、チャック103の後部に合成樹脂製のコネクター22を圧入固着する。また、締具104を受け止めるワッシャー106とコネクター22の間にはスプリング107が張架され、通常チャック103は締具104に押し付けられて閉じられ芯8を強く保持する。更に、コネクター22の後部にパイプ材からなる芯タンク105を圧入固着する。
前記胴19の前方から機構部を挿入し、重量体21の内孔21Aに芯タンク105を挿通させる。次に、胴19の前端と口金109の内段109Aの間にワッシャー106を挾持する。また、口金109内に芯8を適度の力で保持する芯ホルダー10が内蔵される。また、コネクター22の外鍔22Aと前記消しゴム支え113の間を重量体21が長手方向に摺動可能に構成される。
尚、バットに用いられる木材は、一般の木材と比較して、切削加工性が良く高精度の加工が得られるとともに強靭で木目が美しく、筆記具の外装部材に適している。
特に、アオダモは、年輪間隔が狭いので年輪模様が美しく表われ、胴、鞘、軸筒あるいはグリップといった断面円形の外装部材に用いた場合には、図3に示したように軸筒101の両側に木目が美しく表われ外観が向上するとともに高級感が得られる。
しかも、アオダモは、図4に示したように原木23の周辺部分を断面が75mm角に切断した原木材24で野球のバットを作成するが、残りの残材は薪程度にしか利用できず、ほとんどのものは廃棄したり焼却して処分をしていた。従って、地球環境にとって非常にマイナスであった。本発明の筆記具の外装部材を作製する材料は、75mm角の原木材24を切断した残りの残材を16mmの角材25に切断し、この角材25を更に断面円形等に切削加工して外装部材を作製するので、地球環境にとっても好ましいが、特に原木材24を切断した隣の部分は木目が美しく好ましい。
また、ホワイトアッシュやハードメープルも衝撃に強く木目が美しいので、高級感が得られるものである。
上記実施例は、いずれも筆記具としてシャープペンシルで説明したが、本発明の筆記具はシャープペンシルに限定されるものではなく、ボールペン、サインペンあるいは万年筆といった種々の筆記具に利用できるものである。
また、筆記具の外装部材としては、軸筒や鞘に限定されるものではなく、胴、金輪、グリップ、頭冠、ノブあるいは口金といった外部に露出している部材が対象となるものである。
筆記具の外装部材をバットに用いられる木材で作製することにより、木目が美しく高級感が得られるとともに、落としても割れる恐れがない。
本発明の実施例1を示す断面図である。(実施例1) 本発明の実施例2を示す断面図である。(実施例2) 本発明の軸筒に表われる木目を示す正面図である。 原木から原木材及び角材を切断する状態を示す説明図である。
符号の説明
1 軸筒
16 鞘
19 胴
20 グリップ
24 原木材
101 軸筒

Claims (4)

  1. 野球のバットに用いられる木材により筆記具の外装部材の一部又は全部を作製したことを特徴とする筆記具。
  2. 胴、鞘、軸筒あるいはグリップを外装部材としたことを特徴とする請求項1記載の筆記具。
  3. 野球のバットに用いられる木材としてアオダモを用いたことを特徴とする請求項1又は2記載の筆記具。
  4. 75mm角のバット用の原木材を切断した残りの残材から外装部材を作製したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の筆記具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007112013A (ja) * 2005-10-20 2007-05-10 Pilot Precision Co Ltd 筆記具
JP2016511711A (ja) * 2013-01-23 2016-04-21 ヨット・エス・ステットラー・ゲゼルシャフト・ミツト・ベシュレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンデイトゲゼルシヤフトJ.S. Staedtler GmbH & Co. KG 筆記用具、製図用具、絵画用具及び/又は化粧用具用の構成部材並びにその製造方法

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