JP2024038708A - 筆記具 - Google Patents

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昂正 福田
ひとみ 岸下
達郎 山本
千裕 望月
淳一 篠澤
浩志 松尾
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Abstract

【課題】 操作部を操作したときに筆記できるようにして持ち方を矯正できる筆記具を提供する。【解決手段】 先端に筆記部の有るリフィルと、リフィルを出没可能に収容する軸筒と、リフィルを前方に付勢する弾発部材とを備えた筆記具であって、弾発部材の弾性力は、筆記時に前記筆記部に加わる筆圧によってリフィルが後方に移動して前記筆記部が軸筒内に引っ込むものであり、軸筒表面に設けられた1箇所の操作部を中心軸方向に押圧することによって、筆記時に筆記部が軸筒内に引っ込むのを阻止する移動阻止構造を備えた筆記具。【選択図】図1

Description

本発明は筆記具に関する。
従来、鉛筆等の筆記具を正しい持ち方に矯正する器具(ツール)には、特許文献1のものが有るが、外観から「持ち方を矯正する感」が生じ、子供っぽい見た目となり、大人になってから使いにくいものであった。
また、特許文献2の持ちから指導具では、概略筒状の器具を筆記用具に取り付けるものであり、控えめで目立たないが持ち方が間違っていても筆記ができてしまうものであった。
これらの筆記具の問題に対して、特許文献3では、親指と人差し指で正しい持ち方をして押圧操作しないとペン先が出てこない筆記具が提案されていた。
また、特許文献4では、非筆記時には、コイルスプリングの弾性力によってキャップを前進させてペン先をキャップ内に没入させ、一方、筆記の際には、一箇所の操作部のボタン操作で押しバネを軸筒内方に押してキャップを後退させてペン先をキャップ先端から突出させ、押しボタンを窓孔に係止してキャップを後退状態に係止固定するボールペンが提案されていた。
実開昭61-119176号公報 実開昭60-88364号公報 特開2010-179589号公報 実開昭60-80979号公報
しかしながら、前述の特許文献3では二箇所を保持しながらの筆記が必要であり、操作にしにくいものであった。また、特許文献4は、操作部を一旦操作すると、手指は自由な箇所で持つことができ、筆記具を正しい持ち方に維持できるものではなかった。
本発明は、斯かる実情に鑑み、操作部を操作したときに筆記できるようにして持ち方を矯正できる筆記具を提供しようとするものである。
本発明は、先端に筆記部の有るリフィルと、リフィルを出没可能に収容する軸筒と、リフィルを前方に付勢する弾発部材とを備えた筆記具であって、前記弾発部材の弾性力は、筆記時に前記筆記部に加わる筆圧によってリフィルが後方に移動して前記筆記部が軸筒内に引っ込むものであり、前記軸筒表面に設けられた1箇所の操作部を中心軸方向に押圧することによって、筆記時に筆記部が軸筒内に引っ込むのを阻止する移動阻止構造を備えたことを特徴とする筆記具である。
本発明において、前記軸筒内には、前記軸筒との相対移動を可能とし、かつ、前記リフィルを収容するリフィル筒を備え、前記リフィル筒の後端と前記軸筒内面との間に、前記弾発部材を備えたことが好適である。
本発明において、前記操作部は、軸筒側面に形成された弾性片を介して軸筒と一体に形成され、前記操作部の係止端部をリフィル筒の外周部の被係止部に係止可能に形成されたことが好適である。
本発明の筆記具によれば、軸筒表面に設けられた1箇所の操作部を中心軸方向に押圧することによって、筆記時に筆記部が軸筒内に引っ込むのを阻止する移動阻止構造を備えたので、操作部を操作したときに筆記できるようにして持ち方を矯正できるという優れた効果を奏し得る。
本発明の実施形態に係る筆記具の全体説明図であって、(a)が操作部側からの視図、(b)が(a)から90度周方向に回転させた状態の視図、(c)が全体縦断面図である。 図1の筆記具を把持して操作部を操作した状態(操作時)の説明図であって、(a)が操作部側からの視図、(b)が(a)から90度周方向に回転させた状態の視図、(c)が全体縦断面図である。 図1の筆記具を把持して操作部を操作しない状態(非操作時)の説明図であって、(a)が操作部側からの視図、(b)が(a)から90度周方向に回転させた状態の視図、(c)が全体縦断面図である。 図1の筆記具において軸筒の部品図(操作部有り)であって、(a)が前方からの視図、(b)が前方斜視図、(c)が操作部側からの視図、(d)が(c)から周方向に90度回転させた視図、(e)が全体縦断面図、(f)が後方からの視図である。 図1の筆記具においてリフィル筒の部品図であって、(a)が前方からの視図、(b)が前方斜視図、(c)が側方からの視図、(d)が全体縦断面図、(e)が後方からの視図である。 図1の筆記具において尾栓の部品図であって、(a)が前方からの斜視図、(b)が前方からの視図、(c)が斜視図、(d)が側方からの視図、(e)が全体縦断面図、(f)が後方からの視図である。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。
図1~図3は実施形態に係る筆記具の各状態の全体説明図、図4~図6が各部品図である。
実施形態に係る筆記具は、軸筒14を持った際に、操作部18に特定の手指例えば親指を当てて操作すれば筆記部10が突出状態を維持して筆記でき、一方、操作しなければ、筆記部10が筆圧で引っ込んで筆記できないようにした、筆記具の持ち方を矯正できる筆記具である。
筆記具は、図1~図3に示すように、先端に筆記部10の有るリフィル12と、リフィル12を出没可能に収容する軸筒14と、リフィル12を前方に付勢する弾発部材(スプリング)16とを備えた筆記具であって、弾発部材16の弾性力は、筆記時に筆記部に10加わる筆圧によってリフィル12が後方に移動して筆記部10が軸筒14内に引っ込むものであり、軸筒14表面に設けられた1箇所の操作部18を中心軸方向に押圧することによって、筆記時に筆記部10が軸筒14内に引っ込むのを阻止する移動阻止構造(操作部18の係止端部18aとリフィル筒20の被係止部20a)を備えた筆記具である。
軸筒14内には、軸筒14との相対移動を可能とし、かつ、リフィル12を収容するリフィル筒20を備え、リフィル筒20の後端と軸筒14内面との間に、弾発部材16を備えたものである。
操作部18は、軸筒14側面に形成された弾性片22を介して軸筒14と一体に形成され、操作部18の係止端部18aをリフィル筒20の外周部の被係止部20aに係止可能に形成されたものである。
筆記具の各部を詳細に説明する。
図4は軸筒14、図5はリフィル筒20、図6は尾栓24の部品図である。
図1に示すように、リフィル12は、インクチューブ12aの先端にボールペンチップからなる筆記部10を繋いだボールペンの芯である。
〔軸筒14〕
図1、図4に示すように、軸筒14は、全体に中空筒状であって、前端部が先細であって開口14aが形成され、開口14aからボールペンチップの筆記部10が進退動して突出可能に形成される。軸筒14において開口14aから後方が段階状に拡径して内部中空が連続しており、前段部14bから後方は、リフィル筒20を収容するように、ほぼ同一内径に形成される。この前段部14bは、リフィル筒20の前端部が当接してリフィル筒20の前方への移動を規制す係止用の段部である。
軸筒14の側壁部において、前段部14bに隣接する後方部分に孔14cが形成され、孔14c内に矩形カマボコ状の操作部18が配設される。操作部18は、後方に延びる薄肉にして弾性変形可能な弾性片22によって軸筒14の側壁部に連続しており、操作部18に対する操作時(図2)には、弾性片22が弾性変形して操作部18が軸筒14内に没入し、非操作時(図3)には、弾性片22の弾性力によって操作部18が軸筒14の側壁面から突出した状態になる。
軸筒14は、操作部18と弾性片22を、孔14cの間隙を穿孔して一体に成形しているが、別体に成形し組み立ててもよい。
〔尾栓24〕
図1、図6に示されるように、軸筒14の後端部は後端の閉鎖された概略中空筒状の尾栓24で塞がれる。尾栓24は前部が軸筒14内部に向けて開口した細長い中空椀状体であって、中空の前部内には、段部24aが形成される。尾栓24は、段部24aよりも前部の内径が後部の内径よりも拡径して、前部が椀状を呈した受け部24bとなる。受け部24bには、コイルスプリング等からなる弾発部材16が収容され、常時は弾発部材16がリフィル筒20(一体化したリフィル12)を前方に付勢する。なお、尾栓24の外周には、軸筒14の後端部に当接する当接段部24cが形成され、当接段部24cよりも前方部が軸筒14後部内に嵌入して固定されて一体化している。受け部24bが軸筒14後部で覆われるので、受け部24bが薄肉であっても強度が保たれる設計になっている。
〔リフィル筒20〕
図1、図5に示すように、リフィル筒20は、概略中空筒状であり、前端にフランジ状の被係止部20aが拡径して形成されている。リフィル筒20の後端内部が他よりも小径になった固定部20bとなる。固定部20bにリフィル12の後端を嵌入して固定する構造になっており、リフィル12を収容した状態で軸筒14に対する相対移動が可能な構造になっている。
なお、軸筒14,尾栓24、リフィル筒20の材質は、硬質な樹脂成形品の使用が好ましい。また、リフィルは筆記部10が金属製、樹脂製のボールペンチップ、インクチューブ12aが樹脂製、金属製等各種の物を使用できる。
〔筆記具の作動〕
非筆記時の通常状態では、図1に示すように、リフィル筒20が弾発部材16によって前方に付勢されて、リフィル筒20内に配置されたリフィル12の筆記部10の先端が軸筒14の開口14aから突出している。
筆記時には、図2に示すように、使用者が軸筒14を持って、筆記部10に筆圧を加えるが、使用者が操作部18に特定の手指例えば親指を当てて操作して、操作部18を中心軸方向に押圧することによって、操作部18の係止端部18aがリフィル筒20の被係止部20aに係止するので(係止状態)、筆圧に抗して筆記部10の先端が軸筒14の開口14a先端から突出した状態が維持でき、筆記を行うことができる。
一方、筆圧を加えた状態のまま、使用者が操作部18に特定の手指例えば親指を当てず操作しないと、図3に示すように、操作部18が中心軸方向に移動せず、操作部18の係止端部18aがリフィル筒20の被係止部20aに係止しないので(非係止状態)、筆圧によって筆記部10(リフィル12、リフィル筒20)が押されて弾発部材16が屈曲変形してリフィル12が後退し、筆記部10先端が軸筒14の開口14a先端から引っ込んで、筆記が不能になる。
したがって、実施形態の筆記具によれば、筆記時には、使用者は、操作部18を必ず操作して、移動阻止構造(操作部18の係止端部18aとリフィル筒20の被係止部20a)を機能させて、筆記部10が軸筒14内に引っ込むのを阻止する必要が有る。よって、筆記具の使用者は筆記の際に親指を操作部18に当てないと筆記できなくなるので、親指を操作部18に当てる持ち方に矯正できる。また、使用者が大人であれば、操作部18が軸筒14側部に突出しているので、見た目からもしっかり持ち方を矯正できる。
なお、実施形態では、尾栓24を軸筒14と別体に設けていたが、軸筒内に弾発部材の後部を係止、位置決めする構造であれば、どのような構造であってもよい。
本発明は、持ち方を矯正できる筆記具として利用することができる。
10 筆記部
12 リフィル
12a インクチューブ
14 軸筒
14a 開口
14b 前段部
14c 孔
16 弾発部材
18 操作部
18a 係止端部
20 リフィル筒
20a 被係止部
20b 固定部
22 弾性片
24 尾栓
24a 段部
24b 受け部
24c 当接段部

Claims (3)

  1. 先端に筆記部の有るリフィルと、リフィルを出没可能に収容する軸筒と、リフィルを前方に付勢する弾発部材とを備えた筆記具であって、
    前記弾発部材の弾性力は、筆記時に前記筆記部に加わる筆圧によってリフィルが後方に移動して前記筆記部が軸筒内に引っ込むものであり、
    前記軸筒表面に設けられた1箇所の操作部を中心軸方向に押圧することによって、筆記時に筆記部が軸筒内に引っ込むのを阻止する移動阻止構造を備えたことを特徴とする筆記具。
  2. 前記軸筒内には、前記軸筒との相対移動を可能とし、かつ、前記リフィルを収容するリフィル筒を備え、
    前記リフィル筒の後端と前記軸筒内面との間に、前記弾発部材を備えたことを特徴とする請求項1に記載の筆記具。
  3. 前記操作部は、軸筒側面に形成された弾性片を介して軸筒と一体に形成され、前記操作部の係止端部をリフィル筒の外周部の被係止部に係止可能に形成されたことを特徴とする請求項2に記載の筆記具。
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