JP5119556B2 - 書記具 - Google Patents

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本発明は、書記部を収容した筒状部のノック操作部側に、当該筒状部の縦方向に移動可能であってノック操作と連動する書記モード設定部材と、当該筒状部の横方向に移動可能な形で配設されて当該書記モード設定部材をノック操作後の書記位置に保持するための書記モード保持部材と、この保持状態の当該書記モード保持部材に作用して当該書記モード設定部材をノック操作後の書記位置からノック操作前の非書記位置に復帰させるための書記モード解除部材と、を有する書記具に関する。
特に、ノック操作後の状態の書記モード保持部材に作用する書記モード解除部材を、ノック操作部の外側に、書記部収容筒状部の縦方向に移動する筒状部材の形で配設した書記具に関する。
このような書記部としては、シャープペンシル,ボールペン,フェルトペン,修正液ペン,繰出式消しゴム,万年筆,樹脂ペン先ペン,クレヨンなどの筆記部材またはアイライナー,マニキュア,口紅,眉墨など化粧部材などが用いられる。また、書記具に収容する書記部の本数は任意である。
なお、本明細書において、
「非使用モード」とは、書記部を収容した軸筒(筒状部)から書記部が露出していないノック操作前の状態を示し、
「使用モード」とは、ノック操作後の、軸筒から書記部が露出している状態を示し、
「先,下」とは、軸筒の書記部露出側(図1〜図4の下側)を示し、
「後,上」とは、軸筒のノック操作部側(図1〜図4の上側)を示し
「縦方向」とは軸筒の長手方向(図1〜図4の上下方向)を示し、
「横方向」とは軸筒の幅方向(図1〜図4の左右方向)を示している。
従来、書記部を露出状態にするためのノック操作部材を軸筒の後端に設け、かつ、収納状態にするための解除操作部を軸筒の後部外周面に設けた書記具は、例えば下記の文献などで開示されている。
この書記具は、非使用モードの軸筒(軸筒A)上端のノック操作部材(押下筒体7)をノック部材用スプリング(コイルスプリング14)の付勢に抗して押圧(下動)すると、軸筒に設けられてノック方向と直交する方向に移動可能な解除部材(押込釦5)の係合部(角形掛合部5d)がノック操作部材の長孔(第2の窓孔10)上端の拡張部(掛合孔10a)に至り、解除部材用スプリング(コイルバネ6)による付勢で当該拡張部に入り込んで、ノック操作部材の復帰(上動)を規制する。
そして、ノック操作部材に設けられた押出部材(押出杵2)が、書記具を保持し、かつ、上側に付勢されたレフィールケース(挿入管C)の一つをその付勢に抗して下動させて、書記具は軸筒から露出した使用モード(書記モード)に設定される。
この状態から、解除部材を解除部材用スプリングの付勢に抗して横方向に押圧すると、解除部材の係合部がノック操作部材の拡張部から外れて、ノック部材,押出部材およびレフィールケースなどはノック部材用スプリングの作用で上方向に復帰する。すなわち初期の非使用モードに復帰する。
特公平06−033029号公報
このように、軸筒(書記部を収容した筒状部)の後端に設けたノック操作部材と軸筒外周面に設けた解除操作部とをそれぞれ押圧することで簡単に使用モード・非使用モードを切り替え設定して使用することができる。
しかしながら、使用モードの解除操作部を軸筒の側面に設けているので、解除操作部を軸筒の径に対し大きくして解除操作性の向上を図ろうとする場合、限界があった。
また、解除操作部は、押圧式のボタンが軸筒側面の一部に露出するだけである。そのため解除操作部が利用者の視野外に位置しているときには、利用者はこの解除操作部を認識するために軸筒を回動させたり、指で触知したりする必要があった。
そこで本発明では、書記部を収容した筒状部の上側で、かつ、ノック操作部の外側の部分に書記モード解除用の筒状解除操作部を設けて、書記モード解除操作を容易にし、また、筒状部外周面のデザイン性の向上を図ることを目的とする。
本発明は、以上の課題を次のようにして解決する。
(1)書記部を収容した筒状部(例えば後述の上軸筒1,下軸筒2,半円筒状部材7,8)のノック操作部側に、当該筒状部の縦方向に移動可能であってノック操作と連動する書記モード設定部材(例えば後述のノック部材10)と、当該筒状部の横方向に移動可能な形で配設されて当該書記モード設定部材をノック操作後の書記位置に保持するための書記モード保持部材(例えば後述のノック操作保持部材6)と、この保持状態の当該書記モード保持部材に作用して当該書記モード設定部材をノック操作後の書記位置からノック操作前の非書記位置に復帰させるための書記モード解除部材(例えば後述のロック解除筒11,解除ツマミ12)と、を有する書記具において、
前記書記モード設定部材は、
前記非書記位置への復帰方向に第1の弾性体(例えば後述のノック部材用スプリング22)により付勢され、
前記書記モード保持部材と交差した形での、自らの前記縦方向への移動を可能とする連続部分であって、かつ、当該書記モード保持部材の前記横方向への移動を阻止する移動阻止部分(例えば後述の幅狭スリット部10a)および、当該移動阻止部分からノック操作部(例えば後述のノック操作部17)の方に続いて当該移動を許容する移動許容部分(例えば後述の幅広スリット部10b)からなる、連続部分を備えた部材であり、
前記書記モード保持部材は、
前記横方向に第2の弾性体(例えば後述のノック操作保持部材用スプリング9)により付勢され、
前記移動阻止部分に当接して前記非書記位置の前記書記モード設定部材の前記縦方向への移動を許容し、かつ、前記移動許容部分との係止作用により当該書記モード設定部材を前記書記位置に保持する書記モード保持作用部(例えば後述の角形フランジ部6b)と、
当該書記モード設定部材の当該書記位置への保持状態で、前記書記モード解除部材との解除作用位置までシフトする書記モード被解除作用部分(例えば後述の半球状カム面6a)と、を備えた部材であり、
前記書記モード解除部材は、
前記筒状部の上側で、かつ、前記ノック操作部の外側の部分に配設された筒状解除操作部(例えば後述の解除ツマミ12)と、
前記書記モード保持部材の前記書記モード被解除作用部分に対応した解除作用部分(例えば後述のカム作用孔部11a)とを備えた筒状部材であって、
当該筒状解除操作部に対する前記縦方向への移動操作により、当該解除作用部分が、当該書記モード被解除作用部分を前記シフト前の位置に戻して、前記書記モード設定部材の前記移動許容部分と前記書記モード保持部材の前記書記モード保持作用部との係止状態を解除する。
(2)上記(1)において、
前記筒状解除操作部は、
前記書記モード設定部材の前記移動許容部分と前記書記モード保持部材の前記書記モード保持作用部との係止状態を解除する際には、上方向に動かされる。
本発明はこのように、書記部を収容した筒状部の上側で、かつ、ノック操作部の外側の部分に書記モード解除用の筒状解除操作部を設けているので、書記モード解除操作を容易にするとともに、筒状部外周面のデザイン性の向上を図ることができる。
書記具の非使用モード、すなわちノック操作がされずに書記部の先端部分が軸筒内部に収容された状態を示す説明図である。 図1の書記具の操作部(使用モード設定操作部および使用モード解除操作部)の側を拡大した状態を示す説明図である。 図1の書記具の使用モード、すなわちノック操作が保持されて書記部の先端部分が軸筒から露出した状態を示す説明図である。 使用モード解除操作部の押上操作により、図3の使用モードから図1の非使用モードに復帰する途中の状態を示す説明図である。
図1〜図4を用いて本発明を実施するための形態を説明する。
上述したように、本発明は書記部として各種の筆記部材および化粧部材などを対象としているが、以下の図を用いた記載では、単なる説明の便宜上、ボールペン(レフィール)の場合を前提とする。
なお、各図で用いるアルファベット付き参照番号の構成要素(例えば孔部2a)は原則として、当該参照番号の数字部分の構成要素(例えば下軸筒2)の一部であることを示している。
図1〜図4において、
1は後述のノック操作保持部材6,半円筒状部材7,8,ノック部材10,ロック解除筒11および仕切筒15などを収容し、上端側外周面に後述のクリップ16を備えた上軸筒,
2は後述のレフィールケース18を収容した下軸筒,
2aは使用モード(書記モード)において後述のレフィール20が露出する孔部,
3は下軸筒2の内面に嵌合して書記時の重量バランスを改善するための筒状の錘,
4は上軸筒1の下端側内周面および下軸筒2の上端側内周面のそれぞれと螺合して両者を一体化する筒状の軸継手,
5は上軸筒1の上側開口部に取り付けられた天冠,
6は後述のノック部材10に対してノック操作位置への係止・保持作用を呈する軸状のノック操作保持部材,
6aは軸部分の係止・保持作用端側に設けられた半球状カム面,
6bは軸部分に設けられて後述のノック部材10へのノック操作係止作用を呈する角形フランジ部,
7は後述の第2の半円筒状部材8とともに上軸筒1の内部に圧入された半円状断面の第1の半円筒状部材,
7aはノック操作保持部材6の半球状カム面6a側の軸部分を摺動可能に保持して案内する案内作用孔部,
8は第1の半円筒状部材と嵌合した状態で上軸筒1の内部に圧入されている略半円状断面の第2の半円筒状部材,
8aはノック操作保持部材6の半球状カム面6aとは反対側の軸部分を摺動可能に保持する鞘状部,
9はノック操作保持部材6を横方向(角形フランジ部6bが後述の幅狭スリット部10aおよび幅広スリット部10bに押し付けられる方向)に付勢するノック操作保持部材用スプリング,
10は円筒状に組み合わされている第1の半円筒状部材7および第2の半円筒状部材8の内側に摺動可能に設けられたノック部材,
10aはノック操作保持部材6の軸の径よりも大きくて、角形フランジ部6bの図面垂直方向の長さよりも小さい幅からなる上下方向の幅狭スリット部,
10bはノック操作保持部材6の角形フランジ部6bが入り込める大きさの幅からなる上下方向の幅広スリット部,
10cは幅狭スリット部10aと幅広スリット部10bとの間の段部,
11はノック操作後の使用モード位置(図3参照)にいわばロックされているノック操作保持部材6をノック操作保持部材用スプリング9の弾性力に抗して後退させるためのロック解除筒,
11aはその内側縁部分がノック操作保持部材6の半球状カム面6aへのカムフォロアとして作用するカム作用孔部,
12はロック解除筒11の上側外周面と螺合し、全体として上軸筒1とは別にその上方部分に配設され、利用者の使用モード解除操作部となる筒状の解除ツマミ,
13はロック解除筒11およびこれと一体の解除ツマミ12を下方向に、すなわちその初期位置に復帰する方向に付勢するロック解除筒用スプリング,
14は上軸筒1の内面および天冠5の下端に当接する態様で、円筒状に組み合わされている第1の半円筒状部材7および第2の半円筒状部材8の外周面に設けられたリング,
15は後述の複数のレフィールケース18を個々に保持するための仕切筒,
16は上軸筒1の外周面に設けられたクリップ,
17はノック部材10の上端部に被せるかたちで取り付けられた鞘状のノック操作部,
18は後述のレフィール20を個々に保持する鞘状のレフィールケース,
18aはレフィール20の差し込み側とは反対側の上端部分に設けられた尾栓,
19は仕切筒15の内部に配設されてレフィールケース18を上方向に、すなわち非使用位置に設定する方向に付勢するレフィールケース用スプリング,
20はレフィール(ボールペン書記部),
21は非使用モードの書記具全体の3次元空間姿勢(例えば書記具全体を斜めにしたときにどのレフィールケースが下側になっているか)に応じて、上端部を支点とする形で傾動し、使用モードへの移行にともない、当該傾動状態における前端側部分の先に配されているレフィールケース18を押して、その中のレフィール書記部分を下軸筒2の孔部2aから突出させるための、直線状で振り子式の押出部材,
21aは当該レフィールケース18を押すための押圧作用部(前端側部分),
22はノック部材10を上方向に、すなわち非使用位置に設定する方向に付勢するノック部材用スプリング,
23はノック部材10の下端側部分に取り付けられて、押出部材21の上端側の支点作用部を受けるとともに、ノック部材用スプリング22の上端部を受ける筒状の保持部材,
をそれぞれ示している。
以上の各構成要素の中、第1の半円筒状部材7,第2の半円筒状部材8,ノック部材10および仕切筒15はそれぞれ、ポリプロピレン,ポリエチレン,ポリアセタール,ナイロン,ポリブチレンテレフタレートなどからなるプラスチック製のものである。リング14はプラスチック製または金属製のものである。
また、上軸筒1,下軸筒2,錘3,軸継手4,天冠5,ノック操作保持部材6,ノック操作保持部材用スプリング9,ロック解除筒11,解除ツマミ12,ロック解除筒用スプリング13,クリップ16,ノック操作部17,レフィールケース用スプリング19,押出部材21,ノック部材用スプリング22および保持部材23は金属製のものである。
また、レフィールケース18の尾栓18aはプラスチック製のもので、その他のレフィールケース部分は金属製のものである。レフィール20は全体が金属製筐体のボールペンユニットを示している。
図1〜図4の書記具の基本的特徴は、使用モード解除操作部としての解除ツマミ12を、上軸筒1の上方で、ノック部材10およびノック操作部17の外側となる部分に、筒状部の形で設けたことである。
そのため利用者は、使用モードの解除操作に際して、その操作部である筒状の解除ツマミ12をどの方向からも容易に認識でき、かつ、軸筒部分を把持したままその手で(例えばその手の親指を使って)、ノック部材10,ノック操作部17の近くの当該解除ツマミを簡単に操作することが出来る。
また、使用モード解除操作部(解除ツマミ12)を軸筒に設けてないので、軸筒外周面のデザインを検討する上で、当該解除操作部による制約をうけることがない。
図1および図2の非使用モードでは、ロック解除筒用スプリング13により下方向に付勢されるロック解除筒11に取り付けられた解除ツマミ12の下面が天冠5の上面に当接し、半円筒状部材7の案内作用孔部7aとロック解除筒11のカム作用孔部11aとの中心位置が一致した状態になっている。
このとき、角形フランジ部6bは、幅狭スリット部10aに入り込めずに、ノック操作保持部材用スプリング9に抗する形で図示右方向に後退し、当該角形フランジ部の左側面が当該幅狭スリット部の両側のノック部材内周面に当接した状態になっている。
利用者が、この非使用モードのノック操作部17の上面を押圧すると、「ノック操作部17−ノック部材10−押出部材21(押圧作用部21a)−尾栓18a−レフィールケース18−レフィール20」が連動して、当該押圧作用部と対向状態のレフィール20の先端書記部分が、孔部2aから露出する。
ノック部材10が下方所定位置まで移動すると、それまで後退状態で幅狭スリット部10aに案内されていた角形フランジ部6bが、ノック操作保持部材用スプリング9の作用で幅広スリット部10bに入り込み、かつ、ノック操作保持部材6の半球状カム面6aが、ロック解除筒11のカム作用孔部11aに入り込んで当該孔部に係止される。
そして、利用者がノック操作部17の押圧操作を止めた場合、ノック部材10はノック部材用スプリング22の上方向への付勢力によって非使用モードの位置に復帰しようとするが、当該ノック部材の段部10cが角形フランジ部6bの下端部分に当接して、その非使用モードへの復帰は阻止される。すなわち、レフィール20の先端が孔部2aから露出したまま保持され、図3の使用モードとなる。
使用モードを解除するには、図4に示すように、利用者が、解除ツマミ12を例えば把持してロック解除筒用スプリング13の下方向への付勢力に抗する形で、上方向に引き上げればよい。
この解除ツマミ12の引上げ操作によりロック解除筒11のカム作用孔部11aも上方に移動し、このカム作用孔部の上動にともない、ノック操作保持部材6の半球状カム面6aが、当該孔部の内側縁部分に倣ってノック操作保持部材用スプリング9の付勢力に抗しながら図示右側に移動する。
そして、ノック操作保持部材6が右方向に、角形フランジ部6bの外周面下部が段部10cから外れる位置まで移動して、ノック部材10の段部10cとが角形フランジ部6bの下端部分との係止状態が解除されると、レフィールケース用スプリング19およびノック部材用スプリング22それぞれの上方向への弾性復帰力により、ノック操作部17,ノック部材10,およびレフィールケース18などが初期位置に復帰する。すなわち、非使用モードへ移行し、それまで下軸筒2の孔部2aから突出していたレフィール先端書記部分が下軸筒内部に格納される。
本発明が以上の実施形態に限定されないこと勿論であり、例えば、
単一の書記部のみを収納する、
振り子式の押出部材21に代えて固定式の押出部材をノック部材10に設けるとともに、下軸筒2と軸筒仕切筒15とが一体となって上軸筒1に対し回動するようにして、その回動位置によって書記部が選択されるリボルバー式のものを用いる、
解除ツマミ12に対する下方向への変位操作により、使用モードから非使用モードへの復帰動作を行なう、
ようにしてもよい。
1:上軸筒
2:下軸筒
2a:孔部
3:錘
4:軸継手
5:天冠
6:ノック操作保持部材
6a:半球状カム面
6b:角形フランジ部
7:第1の半円筒状部材
7a:案内作用孔部
8:第2の半円筒状部材
8a:鞘状部
9:ノック操作保持部材用スプリング
10:ノック部材
10a:幅狭スリット部
10b:幅広スリット部
10c:段部
11:ロック解除筒
11a:カム作用孔部
12:解除ツマミ
13:ロック解除筒用スプリング
14:リング
15:仕切筒
16:クリップ
17:ノック操作部
18:レフィールケース
18a:尾栓
19:レフィールケース用スプリング
20:レフィール(書記部)
21:押出部材
21a:押圧作用部(前端側部分)
22:ノック部材用スプリング
23:保持部材

Claims (2)

  1. 書記部を収容した筒状部のノック操作部側に、当該筒状部の縦方向に移動可能であってノック操作と連動する書記モード設定部材と、当該筒状部の横方向に移動可能な形で配設されて当該書記モード設定部材をノック操作後の書記位置に保持するための書記モード保持部材と、この保持状態の当該書記モード保持部材に作用して当該書記モード設定部材をノック操作後の書記位置からノック操作前の非書記位置に復帰させるための書記モード解除部材と、を有する書記具において、
    前記書記モード設定部材は、
    前記非書記位置への復帰方向に第1の弾性体により付勢され、
    前記書記モード保持部材と交差した形での、自らの前記縦方向への移動を可能とする連続部分であって、かつ、当該書記モード保持部材の前記横方向への移動を阻止する移動阻止部分および、当該移動阻止部分からノック操作部の方に続いて当該移動を許容する移動許容部分からなる、連続部分を備えた部材であり、
    前記書記モード保持部材は、
    前記横方向に第2の弾性体により付勢され、
    前記移動阻止部分に当接して前記非書記位置の前記書記モード設定部材の前記縦方向への移動を許容し、かつ、前記移動許容部分との係止作用により当該書記モード設定部材を前記書記位置に保持する書記モード保持作用部と、
    当該書記モード設定部材の当該書記位置への保持状態で、前記書記モード解除部材との解除作用位置までシフトする書記モード被解除作用部分と、を備えた部材であり、
    前記書記モード解除部材は、
    前記筒状部の上側で、かつ、前記ノック操作部の外側の部分に配設された筒状解除操作部と、
    前記書記モード保持部材の前記書記モード被解除作用部分に対応した解除作用部分と、を備えた筒状部材であって、
    当該筒状解除操作部に対する前記縦方向への移動操作により、当該解除作用部分が、当該書記モード被解除作用部分を前記シフト前の位置に戻して、前記書記モード設定部材の前記移動許容部分と前記書記モード保持部材の前記書記モード保持作用部との係止状態を解除する、
    ことを特徴とする書記具。
  2. 前記書記モード解除部材は、
    前記縦方向への移動操作の対象であって、前記係止状態を解除する際には上方向に動かされる筒状解除操作部を有している、
    ことを特徴とする請求項1記載の書記具。
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