JPH04232710A - グリップおよびグリップの製造方法 - Google Patents

グリップおよびグリップの製造方法

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JPH04232710A
JPH04232710A JP41602990A JP41602990A JPH04232710A JP H04232710 A JPH04232710 A JP H04232710A JP 41602990 A JP41602990 A JP 41602990A JP 41602990 A JP41602990 A JP 41602990A JP H04232710 A JPH04232710 A JP H04232710A
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grip
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cavity
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Katsutoshi Suzuki
勝利 鈴木
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/14Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
    • B29C45/14467Joining articles or parts of a single article
    • B29C45/14491Injecting material between coaxial articles, e.g. between a core and an outside sleeve for making a roll
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用のパーキングブ
レーキ用操作レバーやギヤをシフトさせるためのシフト
レバーなどのグリップおよびグリップの製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来のパーキングブレーキ用操
作レバーにおけるグリップ部分の一例を示す説明用斜視
図、および図6は図5のA−A切断面における説明用断
面図である。
【0003】同図に示す例においては、グリップ20は
、次のような工程で製造される。 (イ)まず、レバー本体10の先端側を円筒状にカール
させて形成された握持用筒部12の外周に、肉厚円筒状
の樹脂製グリップ本体22を圧入固定する。 (ロ)次いで、グリップ本体22の周囲に皮あるいは布
様のグリップ表皮部材24を巻付け、その内側表面を接
着剤によってグリップ本体22の外周面に固定し、さら
にグリップ表皮部材24の両端側縁部を手作業により縫
製加工する。また、グリップ表皮部材24の先端(頭部
)縁部24aをグリップ本体22ならびに握持用筒部1
2の中空部内壁に沿って折込み、さらにその内側に筒状
のキャップ部材26を嵌め込み、前記グリップ表皮部材
24の先端縁部24aを確実に固定する。
【0004】このようなグリップ表皮部材24は、グリ
ップ部20の握りの触感を向上させたり、グリップ20
をシート等とデザイン的に統一して車室内の高級感をさ
らに高めること等を目的として設けられるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような構成のグリ
ップにおいては、グリップ表皮部材24の縫製加工を手
縫いで行う必要があるため、縫製作業が煩雑でしかも多
くの所要時間を要し、作業効率が悪く生産性が低いだけ
でなく、縫製作業に熟練を要する等、量産する上で問題
が多い。
【0006】さらに、図5に示すように、グリップ表皮
部材24の縫製加工部aにおいては、縫い目の凹凸が多
数あり、パーキングブレーキ操作時においてグリップ2
0を握る指や掌がこの凹凸部分にあたり運転者に不快感
や痛みを与えるという問題を有している。
【0007】本発明は、上記問題点を解決し、その目的
とするところは、生産効率が高く、非熟練者であっても
操作質感に優れた高品質のグリップを生産性良く製造す
ることができるグリップおよびその製造方法を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
、本発明のグリップは、樹脂あるいはゴムからなるグリ
ップ本体の表面に皮あるいは布様のグリップ表皮部材を
被覆して構成されるグリップにおいて、該グリップの軸
方向に沿って筒体状グリップ芯部材が設けられ、このグ
リップ芯部材は、その側壁部に成形材料注入部を有し、
基端側にエア抜き穴を有することを特徴とする。
【0009】また、本発明の製造方法は、樹脂あるいは
ゴムからなるグリップ本体の表面に皮あるいは布様のグ
リップ表皮部材を被覆して構成されるグリップの製造方
法において、以下の工程(a)〜(d)を含むことを特
徴とする。 (a) 予め袋状あるいは筒状をなす所定形状に形成さ
れたグリップ表皮部材の内部に、その側壁部に成形材料
注入部、および基端部にエア抜き穴を有する筒体状のグ
リップ芯部材を配置する。そして、前記グリップ表皮部
材の先端部を前記グリップ芯部材の先端側に固定し、イ
ンサート部材を形成する。 (b) 前記インサート部材をグリップ成形型のキャビ
ティ内にセットする。 (c) 前記グリップ成形型のキャビティ内に前記グリ
ップ芯部材の基端側開口部を介して規定量の溶融成形材
料を充填する。 (d) この溶融成形材料を、前記開口部にピストン部
材を挿入して押圧することにより、前記成形材料注入部
から前記グリップ表皮部材側に押出し、キャビティ内の
エアをエア抜き穴から放出させながらこのグリップ表皮
部材と前記グリップ芯部材との間にこれらと一体的にグ
リップ本体を形成する。
【0010】
【作用】本発明によれば、予めグリップ表皮部材をミシ
ン等によって機械的に縫製することができるため、従来
の手縫いに比較して作業効率を大幅に向上させることが
できる。
【0011】しかも、このグリップ表皮部材とグリップ
芯部材とによってグリップの全体的形状が規定されるイ
ンサート部材を構成し、このインサート部材をグリップ
成形型のキャビティ内部にセットし溶融成形材料をグリ
ップ芯部材に充填し、次いでピストン部材を用いてこの
成形材料を押圧、充填して成形を行うだけで、グリップ
の完成品を得ることができるため、生産効率を飛躍的に
向上させることができる。
【0012】また、これらの縫製作業や成形工程におい
ては、従来のグリップ表皮部材の巻付け接着工程や縫製
加工のように特に熟練を要しないため、非熟練者であっ
てもグリップを容易に製造することができ、この点にお
いても生産性の向上を達成することができる。
【0013】さらに、上述したようにインサート成形に
よりグリップ本体とグリップ表皮部材とを一体的に形成
することができるため、グリップ表皮部材の張りが均一
でしかも縫い目の凹凸を生じることがなく、その結果、
グリップを握持したときの感触に優れ、さらに視覚的に
もスマートな感じを与えることができる。
【0014】さらにまた、本発明においては、成形され
たグリップの中心部に比較的硬度の大きいグリップ芯部
材を有しているため、グリップの強度ならびに剛性を十
分確保することができ、したがってグリップのレバー本
体に対する圧入操作を効率良く確実に行うことができる
。また、このようにグリップ芯部材によってグリップの
強度ならびに剛性を確保できることから、グリップ本体
を適度な柔軟性を有する材質によって構成することがで
き、したがってグリップを握持したときの質感を優れた
ものとすることができる。
【0015】さらに、本発明においては、溶融成形材料
をグリップ芯部材の基端側開口部から充填し、この成形
材料をピストン部材を用いて押圧し、前記グリップ芯部
材の側壁部に設けた成形材料注入部を介してグリップ表
皮部材とグリップ芯部材との間に押出す(注入する)。 そして、注入部からピストン部材を介して押出された溶
融成形材料が、成形型キャビティ内に存在する空気をグ
リップ芯部材の基端側に移動させ、この空気は前記エア
抜き穴からスムーズに追い出される。この結果、本発明
のグリップにはボイド等の発生が少なく、外観性が良好
であり、車室内の高級感を一層向上させることができる
【0016】
【実施例】次に、本発明の好適な実施例を図面を参照し
ながら詳細に説明する。
【0017】図1、図2および図3は、本発明をパーキ
ングブレーキ用操作レバーのグリップに適用した場合の
成形プロセスを示し、図1はインサート部材を示す断面
説明図、図2は溶融樹脂を充填している状態を示す断面
説明図、図3は充填した溶融樹脂をピストンで押圧して
いる状態を示す断面説明図である。
【0018】図1に示すインサート部材Iは、グリップ
表皮部材34と、このグリップ表皮部材34の内部に挿
通されたグリップ芯部材36とを含んで構成されている
【0019】前記グリップ表皮部材34は、天然皮革,
人工皮革,合成皮革等の皮素材あるいは布様の素材より
なり、ミシン等による縫製あるいは接着によって所定形
状の筒状に形成されている。そして、このグリップ表皮
部材34は、その縫い代あるいはのり代が内側にくる状
態でセットされている。また、このグリップ表皮部材3
4は、筒状に一体成形された合成樹脂製であって、縫い
代を有さないものでもよい。
【0020】前記グリップ芯部材36は、成形すべきグ
リップ30の機械的強度ならびに剛性を十分確保できる
ように、グリップ本体32を構成する樹脂より硬度の高
い樹脂や金属等の円筒体から構成されている。そして、
このグリップ芯部材36の基端側開口部37は、径が若
干大きく形成された段付き状をなしており、また、その
フランジ部37aには、製造すべきグリップの軸方向に
貫通した適数個のエア抜き穴50が設けられている。一
方、グリップ芯部材36の側壁部には、前記軸方向と交
差する方向に貫通した適数個の成形材料注入口60が設
けられている。この成形材料注入口60は、グリップ芯
部材36の側壁部の任意の位置に設けることができるが
、成形型キャビティ内の空気を効果的に追い出すために
は、なるべく先端側に在存するのが好ましい。さらに、
前記芯部材36の先端部36aは、径が若干拡大されて
形成されており、その外周面36bの断面形状は、後に
注入する成形材料を考慮して前記グリップ表皮部材34
とフィットするような曲線状をなしている。
【0021】そして、前記グリップ表皮部材34の先端
部34aは、前記グリップ芯部材36の先端部36aの
内壁に沿って折り返され、その折返し部分の内側にさら
にキャップ部材38が嵌め込まれることにより、該先端
部34aはグリップ芯部材36の先端側において固定さ
れている。なお、前記キャップ部材38は、全体形状が
筒状をなし、その先端側はグリップ表皮部材34の外側
表面に沿ってフランジ状に延出形成されている。また、
前記グリップ表皮部材34の基端部34bは、前記基端
側開口部37の外周面に沿う状態で配置され、該基端部
34bはさらにその外周に装着されたクランプリングC
によって固定されている。従って、インサート部材Iは
、中心軸に沿ってグリップ芯部材36が配置され、その
外周をグリップ表皮部材34が袋状に包囲した状態で構
成されている。
【0022】また、図2に示すグリップ成形型40は、
成形すべきグリップ30の外形を規定する分割型42a
,42bと、前記インサート部材Iの位置決めを行うた
めの位置決め部材46とから構成されている。
【0023】前記分割型42a,42bは、図示しない
駆動手段により、図2において左右方向に分割移動がで
きるように構成されている。また、前記位置決め部材4
6は、金属製等の円柱体からなり、その基端部46aが
前記分割型42a,42bに形成された凹部44a,4
4bに挿入固定され、また、その先端部46bはグリッ
プ成形型40のキャビティ内に突出した状態で配置され
ている。そして、位置決め部材46の先端部46bに前
記インサート部材Iを構成するキャップ部材38ならび
にグリップ芯部材36の挿通孔を嵌め込むことにより、
インサート部材Iの位置決めがなされる。
【0024】次に、上記グリップ成形型40を用いてグ
リップ30を成形するプロセスについて具体的に説明す
る。 (a) まず、既述した方法により、図1に示すインサ
ート部材Iを形成する。 (b) 前記インサート部材Iを前記位置決め部材46
を介してグリップ成形型40のキャビティ内の所定位置
に配置する。 (c) 前記グリップ成形型40のキャビティ内に、前
記グリップ芯部材36の基端側開口部37を介して樹脂
供給源90から図2に示すように規定量の溶融樹脂70
を充填する。 (d) 次いで、図3に示すように、前記基端側開口部
37に、グリップ芯部材36の内径と同じ外径を有する
ピストン部材80を挿入し、このピストン部材80を図
示しない駆動手段により図3下方向に押圧し、溶融樹脂
70を前記成形材料注入口60から前記グリップ表皮部
材32側に押出すことにより、このグリップ表皮部材3
4と前記グリップ芯部材36との間に溶融樹脂70を注
入、充填し、これらと一体的にグリップ本体32を形成
する。
【0025】このとき、キャビティ内の空気ならびにこ
の充填および押出し(注入)の際に生ずる気泡は、前記
エア抜き穴50を介して外部に放出される。
【0026】なお、グリップ本体32を構成する樹脂の
種類は特に制限されないが、グリップ30を把持したと
きの触感を向上させるために適度な弾力性を有するエラ
ストマーであることが好ましく、また発泡性あるいは非
発泡性のいずれのタイプの樹脂も使用することができる
。 (e) 樹脂が硬化してグリップ本体32の成形が終了
した段階で、分割型42a,42bを分離移動させると
共に、位置決め部材46およびピストン部材80を分離
させることにより、図4に示すように、中心軸に沿って
ロッド挿通用の中空部39を有する筒状のグリップ30
が形成される。
【0027】なお、グリップ表皮部材34の基端部34
bを固定するためのクランプリングCは、成形終了後、
必要に応じ、取外すことができる。また、グリップ表皮
部材34の基端部34bは、必要に応じ、接着剤や熱溶
着等によってグリップ本体32に固定処理される。
【0028】次に、本実施例の作用について説明する。
【0029】上記実施例によれば、予めグリップ表皮部
材34をミシン等によって機械的に縫製することができ
るため、従来の手縫いに比較して作業効率を大幅に向上
させることができる。
【0030】しかも、このグリップ表皮部材34とグリ
ップ芯部材36とによってグリップの全体的形状が規定
されるインサート部材Iを構成し、このインサート部材
Iをグリップ成形型40のキャビティ内部にセットし前
述のように成形を行うだけで、グリップの完成品を得る
ことができるため、生産効率を飛躍的に向上させること
ができる。
【0031】また、従来のグリップ表皮部材の巻付け接
着工程ならびに縫製加工工程のように熟練を要せず、非
熟練者であってもグリップを容易に製造することができ
る。
【0032】さらに、グリップ本体32とグリップ表皮
部材34とをインサート成形により一体的に形成するこ
とができるため、図2に示すように、グリップ表皮部材
34の張りが均一でしかも縫い目の凹凸がなく、その結
果、グリップ30を握持したときの触感に優れ、さらに
視覚的にもスッキリとしたスマートな感じを与えること
ができる。
【0033】また、インサート成形によりグリップ本体
32の内側にこれと一体的にグリップ芯部材36を設け
ることができ、このグリップ芯部材36によってグリッ
プ30の機械的強度並びに剛性を十分確保することがで
き、その結果、レバー本体10への圧入操作を確実に行
うことができると共に、レバー操作時の安定感を高める
ことが可能となる。
【0034】さらに、前記成形材料注入口60が、前記
グリップ芯部材36の側壁部の先端側にあると、キャビ
ティ内の空気は前記注入口60から押出される溶融樹脂
により基端側に移動させられ、エア抜き穴50からスム
ーズに放出されるので、成形不良が少ない。従って、本
実施例のグリップは外観性が良好であり、車室内の高級
感の向上という最近の消費者の志向に沿うことができる
【0035】また、溶融樹脂70を前記基端側開口部3
7から充填(流下)し、その後にピストン部材80によ
りこれを押出して注入し、グリップ本体32の成形を行
うため、樹脂の注入圧,速度,粘度の制御が容易であり
、従って、製造したグリップの品質も安定している。
【0036】さらに、成形型が縦型であるため、特殊な
樹脂注入機は必要でなく、また、キャビティ内の空気な
らびに樹脂の充填および押出し(注入)の際に生ずる気
泡は、空気と樹脂の比重差により前記エア抜き穴50か
ら容易に放出される。従って、製造したグリップにはほ
とんどボイドが見られず、成形不良がなく生産効率の高
いグリップを得ることができる。
【0037】以上、本発明の一実施例について述べたが
、本発明はこれに限定されることなく、発明の要旨の範
囲内で種々の改変が可能である。
【0038】例えば、前記実施例において、グリップ本
体32を構成する材質としては、樹脂に限定されず、ゴ
ム等を用いることもできる。
【0039】また、グリップ30を形成するための成形
型の構造やインサート部材Iの位置決め手段等は、グリ
ップ30の構成に応じ、種々の形態を取り得るものであ
り、例えば、成形型としては横型のものも用いることが
できる。。
【0040】さらに、前記実施例においては、本発明を
パーキングブレーキ用操作レバーのグリップに適用した
場合を説明したが、本発明はこれに限らず、ギアシフト
レバーのグリップ等にも適用することができる。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、グリップ表皮部材の手
作業による縫製加工の工程を要せず、非熟練者であって
も操作質感の優れた高品質のグリップを高い生産効率で
製造することができ、大幅な生産性の向上ならびに低コ
スト化を図ることができるグリップおよびその製造方法
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な一実施例を示し、インサート部
材を示す説明用断面図である。
【図2】本発明の好適な一実施例を示し、成形材料を充
填している状態を示す説明用断面図である。
【図3】本発明の好適な一実施例を示し、充填した成形
材料を押圧している状態を示す説明用断面図である。
【図4】本発明によって得られたグリップをレバー本体
に装着した状態を示す説明用斜視図である。
【図5】従来の操作レバーの一例を示す説明用斜視図で
ある。
【図6】図5のA−A切断面における説明用断面図であ
る。
【符号の説明】
30  グリップ 32  グリップ本体 34  グリップ表皮部材 36  グリップ芯部材 37  開口部 40  グリップ成形型 42a,42b  分割型 50  エア抜き穴 60  成形材料注入口 80  ピストン部材 I  インサート部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  樹脂あるいはゴムからなるグリップ本
    体の表面に皮あるいは布様のグリップ表皮部材を被覆し
    て構成されるグリップにおいて、該グリップの軸方向に
    沿って筒体状グリップ芯部材が設けられ、このグリップ
    芯部材は、その側壁部に成形材料注入部を有し、基端側
    にエア抜き穴を有することを特徴とするグリップ。
  2. 【請求項2】  樹脂あるいはゴムからなるグリップ本
    体の表面に皮あるいは布様のグリップ表皮部材を被覆し
    て構成されるグリップの製造方法において、以下の工程
    (a)〜(d)を含むことを特徴とするグリップの製造
    方法。 (a) 予め袋状あるいは筒状をなす所定形状に形成さ
    れたグリップ表皮部材の内部に、その側壁部に成形材料
    注入部、および基端部にエア抜き穴を有する筒体状のグ
    リップ芯部材を配置する。そして、前記グリップ表皮部
    材の先端部を前記グリップ芯部材の先端側に固定し、イ
    ンサート部材を形成する。 (b) 前記インサート部材をグリップ成形型のキャビ
    ティ内にセットする。 (c) 前記グリップ成形型のキャビティ内に前記グリ
    ップ芯部材の基端側開口部を介して規定量の溶融成形材
    料を充填する。 (d) この溶融成形材料を、前記開口部にピストン部
    材を挿入して押圧することにより、前記成形材料注入部
    から前記グリップ表皮部材側に押出し、キャビティ内の
    エアをエア抜き穴から放出させながらグリップ表皮部材
    と前記グリップ芯部材との間にこれらと一体的にグリッ
    プ本体を形成する。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008105311A (ja) * 2006-10-26 2008-05-08 Mitsubishi Pencil Co Ltd 複合部材
JP2009196115A (ja) * 2008-02-19 2009-09-03 Hitachi Cable Ltd 発泡ゴムの製造方法及びその製造装置
EP2628583A1 (en) * 2012-02-15 2013-08-21 Igestek Increase & Win, S.L. Natural coated handle and procedure

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