JPH0394315A - グリップの製造方法 - Google Patents
グリップの製造方法Info
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- JPH0394315A JPH0394315A JP23204689A JP23204689A JPH0394315A JP H0394315 A JPH0394315 A JP H0394315A JP 23204689 A JP23204689 A JP 23204689A JP 23204689 A JP23204689 A JP 23204689A JP H0394315 A JPH0394315 A JP H0394315A
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Landscapes
- Braking Elements And Transmission Devices (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、車両用のパーキングブレーキ用操作レバーや
ギヤをシフトさせるためのシフトレバーなどのグリップ
の製造方法に関する。
ギヤをシフトさせるためのシフトレバーなどのグリップ
の製造方法に関する。
[従来の技術コ
第3図は、従来のパーキングブレーキ用操作レバーにお
けるグリップ部分の一例を示す説明用斜視図、および第
4図は第3図のIV−IV切断面における説明用断面図
である。
けるグリップ部分の一例を示す説明用斜視図、および第
4図は第3図のIV−IV切断面における説明用断面図
である。
同図に示す例においては、グリップ部2oは、次のよう
な工程で製造される。
な工程で製造される。
(イ)まず、レバー本体10の先端側を円筒状にカール
させて形威された握持用筒部12の外周に、肉厚円筒状
の樹脂製グリップ芯部材22を圧入固定する。
させて形威された握持用筒部12の外周に、肉厚円筒状
の樹脂製グリップ芯部材22を圧入固定する。
(ロ)次いで、グリップ芯部材22の周囲に皮あるいは
布様のグリップ表皮部材24を巻付け、その内側表面を
接着剤によってグリップ芯部材22の外周面に固定し、
さらにグリップ表皮部材24の両端側縁部を手作業によ
り縫製加工する。また、グリップ表皮部材24の先端(
頭部)縁部24aをグリップ芯部材22ならびに握持用
筒部12の中空部内壁に沿って折込み、さらにその内側
に筒状のキャップ部材26を嵌め込み、前記グリップ表
皮部材24の先端縁部24aを確実に固定する。
布様のグリップ表皮部材24を巻付け、その内側表面を
接着剤によってグリップ芯部材22の外周面に固定し、
さらにグリップ表皮部材24の両端側縁部を手作業によ
り縫製加工する。また、グリップ表皮部材24の先端(
頭部)縁部24aをグリップ芯部材22ならびに握持用
筒部12の中空部内壁に沿って折込み、さらにその内側
に筒状のキャップ部材26を嵌め込み、前記グリップ表
皮部材24の先端縁部24aを確実に固定する。
このようなグリップ表皮部材24は、グリップ部20の
握りの触感を向上させたり、グリップ部20をシート等
とデザイン的に統一して車室内の高級感をさらに高める
こと等を目的として設けられるものである。
握りの触感を向上させたり、グリップ部20をシート等
とデザイン的に統一して車室内の高級感をさらに高める
こと等を目的として設けられるものである。
[発明が解決しようとする課題]
このような構成のグリップにおいては、グリップ表皮部
材24の縫製加工を手縫いで行う必要があるため、縫製
作業が煩雑でしかも多くの所要時間を要し、作業効率が
悪く生産性が低いだけでなく、縫製作業に熟練を要する
等、量産する上で問題が多い。
材24の縫製加工を手縫いで行う必要があるため、縫製
作業が煩雑でしかも多くの所要時間を要し、作業効率が
悪く生産性が低いだけでなく、縫製作業に熟練を要する
等、量産する上で問題が多い。
さらに、第3図に示すように、グリップ表皮部材24の
縫製加工部aにおいては、縫い目の凹凸が多数あり、パ
ーキングブレーキ操作時においてグリップ部20を握る
指や掌がこの凹凸部分にあたり運転者に不快感や痛みを
与えるという問題を有している。
縫製加工部aにおいては、縫い目の凹凸が多数あり、パ
ーキングブレーキ操作時においてグリップ部20を握る
指や掌がこの凹凸部分にあたり運転者に不快感や痛みを
与えるという問題を有している。
本発明は、上記問題点を解決し、その目的とするところ
は、生産効率が高く、非熟練者であっても操作質感に優
れた高品質のグリップを生産性良く製造することができ
るグリップの製造方法を提供することにある。
は、生産効率が高く、非熟練者であっても操作質感に優
れた高品質のグリップを生産性良く製造することができ
るグリップの製造方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段]
前記課題を解決するため、本発明は、樹脂あるいはゴム
からなるグリップ芯部材の表面に皮あるいは布様のグリ
ップ表皮部材を被覆して構成されるグリップの製造方法
において、以下の工程(a)〜(c)を含むことを特徴
とする。
からなるグリップ芯部材の表面に皮あるいは布様のグリ
ップ表皮部材を被覆して構成されるグリップの製造方法
において、以下の工程(a)〜(c)を含むことを特徴
とする。
(a)予め、袋状あるいは筒状をなす所定形状のグリッ
プ表皮部材を縫製しておく。そして、このグリップ表皮
部材の裏側表面には、樹脂あるいはゴムのグリップ表皮
部材への浸透を防止するための内張り層を形成しておく
。
プ表皮部材を縫製しておく。そして、このグリップ表皮
部材の裏側表面には、樹脂あるいはゴムのグリップ表皮
部材への浸透を防止するための内張り層を形成しておく
。
(b)次いで、このグリップ表皮部材をグリップ成形型
内部の所定位置に配置する。
内部の所定位置に配置する。
(c)前記グリップ或形型の内部に樹脂あるいはゴムを
注入し、前記グリップ表皮部材の内側にこれと一体的に
グリップ芯部材を成形する。
注入し、前記グリップ表皮部材の内側にこれと一体的に
グリップ芯部材を成形する。
[作 用]
上記構成の製造方法によれば、予めグリップ表皮部材を
ミシン等によって機械的に縫製することができるため、
従来の手縫いに比較して作業効率を大幅に向上させるこ
とができる。しかも、縫製されたグリップ表皮部材をグ
リップ戊形型の内部にインサートしておくだけで、グリ
ップ表皮部材とグリップ芯部材とをー,体的に形成する
ことができるため、生産効率を飛躍的に向上させること
ができる。
ミシン等によって機械的に縫製することができるため、
従来の手縫いに比較して作業効率を大幅に向上させるこ
とができる。しかも、縫製されたグリップ表皮部材をグ
リップ戊形型の内部にインサートしておくだけで、グリ
ップ表皮部材とグリップ芯部材とをー,体的に形成する
ことができるため、生産効率を飛躍的に向上させること
ができる。
また、これらの縫製作業や威形工程においては、従来の
グリップ表皮部材の巻付け接着工程や縫製加工のように
特に熟練を要しないため、非熟練者であってもグリップ
を容易に製造することができ、この点においても生産性
の向上を達成することができる。
グリップ表皮部材の巻付け接着工程や縫製加工のように
特に熟練を要しないため、非熟練者であってもグリップ
を容易に製造することができ、この点においても生産性
の向上を達成することができる。
さらに、上述したようにインサート成形によりグリップ
芯部材とグリップ表皮部材とを一体的に形成することが
できるため、グリップ表皮部材の張りが均一でしかも縫
い目の凹凸を生じることがなく、その結果、グリップ部
を握持したときの感触に優れ、さらに視覚的にもスマー
トな感じを与えることができる。
芯部材とグリップ表皮部材とを一体的に形成することが
できるため、グリップ表皮部材の張りが均一でしかも縫
い目の凹凸を生じることがなく、その結果、グリップ部
を握持したときの感触に優れ、さらに視覚的にもスマー
トな感じを与えることができる。
また、グリップ表皮部材の裏面には、樹脂あるいはゴム
の浸透を防止するための内張り層が形威されているため
、グリップ表皮部材の有する柔軟性や触感等の特性が損
なわれることがなく、また成形時にグリップ表皮部材の
縫い目から樹脂やゴムが漏れ出すことがない。
の浸透を防止するための内張り層が形威されているため
、グリップ表皮部材の有する柔軟性や触感等の特性が損
なわれることがなく、また成形時にグリップ表皮部材の
縫い目から樹脂やゴムが漏れ出すことがない。
[実施例J
次に、′本発明の好適な実施例を図面を参照しながら詳
細に説明一する。
細に説明一する。
第1図は、本発明をパーキングブレーキ用操作レバーの
グリップに適用した場合の或形プロセスを示す説明用断
面図,である。
グリップに適用した場合の或形プロセスを示す説明用断
面図,である。
同図に示すグリップ或形型40は、グリップ部30の外
形を規定する分割型42a,42bと、この分割型42
a,42bの内部に溶融樹脂を注入するためのホットラ
ンナー型44と、グリップ部30内に中空部を形成する
ための中子46とから構成されている。
形を規定する分割型42a,42bと、この分割型42
a,42bの内部に溶融樹脂を注入するためのホットラ
ンナー型44と、グリップ部30内に中空部を形成する
ための中子46とから構成されている。
前記分割型42a,42bは、図示しない駆動手段によ
り第1図において上下方向に分割移動ができるように構
威されている。また、この分割型42a,42bの底部
には、中子46の先端部46aが収容される凹部42c
が形成されている。
り第1図において上下方向に分割移動ができるように構
威されている。また、この分割型42a,42bの底部
には、中子46の先端部46aが収容される凹部42c
が形成されている。
前記ホットランナー型44は、図示しない駆動手段によ
り第1図において水平方向に移動可能に溝戊され、戊形
時には前記分割型42a,42bの開口端部を閉塞する
状態で配置される。そして、このホットランナー型44
には、前記分割型42a,42b内に溶融樹脂を供給す
るための樹脂供給路44a.44bが形成され、さらに
その端部には中子46を固定支持するための凹部44c
が形成されている。
り第1図において水平方向に移動可能に溝戊され、戊形
時には前記分割型42a,42bの開口端部を閉塞する
状態で配置される。そして、このホットランナー型44
には、前記分割型42a,42b内に溶融樹脂を供給す
るための樹脂供給路44a.44bが形成され、さらに
その端部には中子46を固定支持するための凹部44c
が形成されている。
次に、上記グリップ或形型40を用いてグリッブ部30
を成形するプロセスについて具体的に説明する。
を成形するプロセスについて具体的に説明する。
(a)まず、予め筒状のグリップ表皮部材34をミシン
等によって縫製しておく。このグリップ表皮部材34は
、天然皮革,人工皮革,合戊皮革などの皮素材あるいは
布様の素材から構威されている。
等によって縫製しておく。このグリップ表皮部材34は
、天然皮革,人工皮革,合戊皮革などの皮素材あるいは
布様の素材から構威されている。
そして、このグリップ表皮部材の裏側表面(樹脂注入側
)には、後述するグリップ芯部材32の成形工程(c)
で溶融樹脂がグリップ表皮部材34に浸透したり、ある
いはグリップ表皮部材34の縫い目から溶融樹脂が洩れ
出すことを防止するために、内張り層36が形成されて
いる。この内張り層36は、樹脂やゴム等をコーティン
グしたり、あるいは樹脂やゴム等のシートを貼着したり
積層してラミネート構造とすることにより構成すること
ができる。
)には、後述するグリップ芯部材32の成形工程(c)
で溶融樹脂がグリップ表皮部材34に浸透したり、ある
いはグリップ表皮部材34の縫い目から溶融樹脂が洩れ
出すことを防止するために、内張り層36が形成されて
いる。この内張り層36は、樹脂やゴム等をコーティン
グしたり、あるいは樹脂やゴム等のシートを貼着したり
積層してラミネート構造とすることにより構成すること
ができる。
(b)次いで、このグリップ表皮部材34を、前記内張
り層36を内側にした状態で、グリップ成形型40内の
所定位置に配置する。
り層36を内側にした状態で、グリップ成形型40内の
所定位置に配置する。
すなわち、まず、ホットランナー型44を退避させてお
き、このホットランナー型44に支持固定された中子4
6にグリップ表皮部材34を仮止めする。この仮止め方
法は特に限定されないが、本実施例においては、グリッ
プ表皮部材34の先端部34aを内側に折込み、その折
返し部をリング状の止め金具48によって中子46に仮
止めさせている。
き、このホットランナー型44に支持固定された中子4
6にグリップ表皮部材34を仮止めする。この仮止め方
法は特に限定されないが、本実施例においては、グリッ
プ表皮部材34の先端部34aを内側に折込み、その折
返し部をリング状の止め金具48によって中子46に仮
止めさせている。
次いで、ホットランナー型44を第1図において左方向
に移動させ、該ホットランナー型44に支持固定された
中子46の先端部46aが分割型42a,42bの凹部
42Cに収容された時点でその移動を停止する。この状
態においては、グリップ表皮部材34は分割型42a.
42bの内壁に沿って配置され、さらにグリップ表皮部
材34の基端部34bは分割型42a,42bとホット
ランナー型44とによって扶持されている。
に移動させ、該ホットランナー型44に支持固定された
中子46の先端部46aが分割型42a,42bの凹部
42Cに収容された時点でその移動を停止する。この状
態においては、グリップ表皮部材34は分割型42a.
42bの内壁に沿って配置され、さらにグリップ表皮部
材34の基端部34bは分割型42a,42bとホット
ランナー型44とによって扶持されている。
(c)次に、ホットランナー型44の樹脂供給路44a
.44bを介して分割型42a,42b内に溶融樹脂を
注入し、グリップ芯部材32を成形する。なお、用いる
樹脂の種類は特に制限されず、また発泡性あるいは非発
泡性のいずれのタイプの樹脂も使用することができ、用
いる樹脂の種類やタイプに応じて注入時の圧力を設定す
る。
.44bを介して分割型42a,42b内に溶融樹脂を
注入し、グリップ芯部材32を成形する。なお、用いる
樹脂の種類は特に制限されず、また発泡性あるいは非発
泡性のいずれのタイプの樹脂も使用することができ、用
いる樹脂の種類やタイプに応じて注入時の圧力を設定す
る。
(d)グリップ芯部材32の成形が終了した段階で、分
割型42a,42bを分離させると共にホットランナー
型44を退避させ、或形されたグリップ部30を中子4
6と分離させることにより、中心軸に沿ってロッド挿通
用の中空部を有する筒状のグリップ部30が形成される
。なお、グリップ表皮部材34の基端部34bは、必要
に応じ、接着剤や熱溶着等によってグリップ芯部材32
に固定処理される。
割型42a,42bを分離させると共にホットランナー
型44を退避させ、或形されたグリップ部30を中子4
6と分離させることにより、中心軸に沿ってロッド挿通
用の中空部を有する筒状のグリップ部30が形成される
。なお、グリップ表皮部材34の基端部34bは、必要
に応じ、接着剤や熱溶着等によってグリップ芯部材32
に固定処理される。
次に、本実施例の作用について説明する。
上記構成の製造方法によれば、予めグリップ表皮部材3
4をミシン等によって機械的に縫製することができるた
め、従来の手縫いに比較して作業効率を大幅に向上させ
ることができる。
4をミシン等によって機械的に縫製することができるた
め、従来の手縫いに比較して作業効率を大幅に向上させ
ることができる。
しかも、グリップ表皮部材34を、グリップ形成型40
を構成する分割型42a,42b内部にインサートして
おくだけで、グリップ表皮部材34とグリップ芯部材3
2とを一体的に形成することができ、煩雑なグリップ表
皮部材34の巻付け接着工程が不要となるため、この点
においても生産効率を飛躍的に向上させることができる
。
を構成する分割型42a,42b内部にインサートして
おくだけで、グリップ表皮部材34とグリップ芯部材3
2とを一体的に形成することができ、煩雑なグリップ表
皮部材34の巻付け接着工程が不要となるため、この点
においても生産効率を飛躍的に向上させることができる
。
また、従来のグリップ表皮部材の巻付け接着工程ならび
に縫製加工工程のように熟練を要せず、非熟練者であっ
てもグリップを容易に製造することができる。
に縫製加工工程のように熟練を要せず、非熟練者であっ
てもグリップを容易に製造することができる。
さらに、グリップ表皮部材34の裏面に内張り層36を
設けているため、成形時に注入された溶融樹脂がグリッ
プ表皮部材34に浸透することが防止され、グリップ表
皮部材34の有する柔軟性や触感等の特性が損なわれる
ことがない。また、内張り層36を設けることにより、
グリップ表皮部材36の縫い目から溶融樹脂が洩れ出す
ことがなく、グリップ芯部材32の戊形を確実に行うこ
とができる。
設けているため、成形時に注入された溶融樹脂がグリッ
プ表皮部材34に浸透することが防止され、グリップ表
皮部材34の有する柔軟性や触感等の特性が損なわれる
ことがない。また、内張り層36を設けることにより、
グリップ表皮部材36の縫い目から溶融樹脂が洩れ出す
ことがなく、グリップ芯部材32の戊形を確実に行うこ
とができる。
さらに、グリップ芯部材32とグリップ表皮部材34と
をインサート成形により一体的に形成することができる
ため、第2図に示すように、グリップ表皮部材34の張
りが均一でしかも縫い目の凹凸がなく、その結果、グリ
ップ部30を握持したときの触感に優れ、さらに視覚的
にもスッキリとしたスマートな感じを与えることができ
る。
をインサート成形により一体的に形成することができる
ため、第2図に示すように、グリップ表皮部材34の張
りが均一でしかも縫い目の凹凸がなく、その結果、グリ
ップ部30を握持したときの触感に優れ、さらに視覚的
にもスッキリとしたスマートな感じを与えることができ
る。
以上、本発明の一実施例について述べたが、本発明はこ
れに限定されることなく、発明の要旨の範囲内で種々の
改変が可能である。
れに限定されることなく、発明の要旨の範囲内で種々の
改変が可能である。
例えば、前記実施例においては、本発明をパーキングブ
レーキ用操作レバーのグリップに適用した場合を説明し
たが、本発明はこれに限らず、ギアシフトレバーのグリ
ップ等にも適用することができる。
レーキ用操作レバーのグリップに適用した場合を説明し
たが、本発明はこれに限らず、ギアシフトレバーのグリ
ップ等にも適用することができる。
また、グリップ芯部材32を構成する材質としては、樹
脂に限定されず、ゴム等を用いることもできる。
脂に限定されず、ゴム等を用いることもできる。
また、グリップ部30を形成する成形型の構造等は、グ
リップ部30の構成に応じ、種々の形態を取り得るもの
である。
リップ部30の構成に応じ、種々の形態を取り得るもの
である。
[発明の効果]
本発明によれば、グリップ表皮部材の手作業による縫製
加工の工程を要せず、非熟練者であっても操作質感の優
れた高品質のグリップを高い生産効率で製造することが
でき、大幅な生産性の向上ならびに低コスト化を図るこ
とができるグリップの製造方法を提供することができる
。
加工の工程を要せず、非熟練者であっても操作質感の優
れた高品質のグリップを高い生産効率で製造することが
でき、大幅な生産性の向上ならびに低コスト化を図るこ
とができるグリップの製造方法を提供することができる
。
第1図は、本発明の好適な一実施例を示す説明用断面図
、 第2図は、本発明によって得られたグリップ部をレバー
本体に装着した状態を示す説明用斜視図、第3図は、従
来の操作レバーの一例を示す説明用斜視図、 第4図は、第3図のIV−IV切断面における説明用断
面図である。 30・・・グリップ部、 32・・・グリップ芯部材、 34・・・グリップ表皮部材、 36・・・内張り層、 40・・・グリップ成形型、 42a,42b−・・分割型、 44・・・ホットランナー型。
、 第2図は、本発明によって得られたグリップ部をレバー
本体に装着した状態を示す説明用斜視図、第3図は、従
来の操作レバーの一例を示す説明用斜視図、 第4図は、第3図のIV−IV切断面における説明用断
面図である。 30・・・グリップ部、 32・・・グリップ芯部材、 34・・・グリップ表皮部材、 36・・・内張り層、 40・・・グリップ成形型、 42a,42b−・・分割型、 44・・・ホットランナー型。
Claims (1)
- (1)樹脂あるいはゴムからなるグリップ芯部材の表面
に皮あるいは布様のグリップ表皮部材を被覆して構成さ
れるグリップの製造方法において、以下の工程(a)〜
(c)を含むことを特徴とするグリップの製造方法。 (a)予め、袋状あるいは筒状をなす所定形状のグリッ
プ表皮部材を縫製しておく。そして、このグリップ表皮
部材の裏側表面には、樹脂あるいはゴムのグリップ表皮
部材への浸透を防止するための内張り層を形成しておく
。 (b)次いで、このグリップ表皮部材をグリップ成形型
内部の所定位置に配置する。 (c)前記グリップ成形型の内部に樹脂あるいはゴムを
注入し、前記グリップ表皮部材の内側にこれと一体的に
グリップ芯部材を成形する。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23204689A JPH0394315A (ja) | 1989-09-07 | 1989-09-07 | グリップの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23204689A JPH0394315A (ja) | 1989-09-07 | 1989-09-07 | グリップの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0394315A true JPH0394315A (ja) | 1991-04-19 |
Family
ID=16933121
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23204689A Pending JPH0394315A (ja) | 1989-09-07 | 1989-09-07 | グリップの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0394315A (ja) |
-
1989
- 1989-09-07 JP JP23204689A patent/JPH0394315A/ja active Pending
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