JP2008078845A - 情報記録装置及び情報記録制御プログラム - Google Patents

情報記録装置及び情報記録制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 外部から情報を入力し、記録する複数の段階において好適に情報の記録を制御することを可能にすることを目的とする。
【解決手段】 可視光通信により、制御情報を受光し、その制御内容が記録禁止であるとき、デジタルカメラ2の現在の動作ステータスを判定し、「モニタースルー表示中」のときはスルー画面上に記録禁止の旨を表示する。また、「設定操作中」のときは、操作指示内容を全てキャンセルし、記録禁止の旨を表示部19に表示する。「記録動作中」のときは、撮影から記録の各処理において、例えば、シャッタ操作を無効したり、信号の取り出しを中止したり、変換処理を中止したり、保存記録を中止する。
【選択図】 図8

Description

本発明は、情報記録装置及び情報記録制御プログラムに関し、詳細には、外部から入力された画像情報や音声情報を記録する情報記録装置及び情報記録制御プログラムに関する。
今日、デジタルカメラやカメラ付き携帯電話機の普及に伴い、より手軽に撮影を行うことが可能なってきたことから、正当な権限なく著作物を撮影したり、本人の承諾なく人物を撮影する、著作権侵害や肖像権侵害などの問題が顕在化してきている。また、こうした電子機器は録音機能を備えているものも多く、画像の撮影のみならず、非承諾で行われる音声等の録音も問題になることがある。なお、本明細書では、画像の撮影保存と音声の録音を総称して“記録”ということにする。
こうした背景から、画像や音声の勝手な記録を禁止することができる有効な対策が求められていた。このような対策に利用できる従来技術としては、たとえば、下記の特許文献1に記載された携帯端末装置が知られている。
この従来技術では、機能制限を必要とする場所に送信機を設置し、この送信機の通信エリア内にカメラ付き携帯電話機が位置すると、カメラ付き携帯電話機は、送信機から出力された制限信号の受信に応答して、そのカメラ付き携帯電話機の機能を制限する。
詳しくは、カメラ付き携帯電話機は、アンテナ11を経由して外部からの機能制限信号(送信機から出力された制限信号)を受信すると、キー信号処理部7に働きかけ、強制的にマトリックスキー8を押しても機能させないようにすると同時に、信号処理部6の信号処理機能をオフにし、さらに、表示部4に機能制限内容に基づいたメッセージを表示する。
機能制限の一つは「強制カメラ機能オフモード」である。したがって、従来技術においては、送信機の通信エリア内における画像の撮影(記録)を禁止できるから、盗聴、著作権侵害または肖像権侵害などの問題を解決できる。
特開2005−341044号公報(図2、第5〜6頁)
しかしながら、上記の従来技術では、送信機から出力された制限信号を受信すると、キー信号処理部7に働きかけ、強制的にマトリックスキー8を押しても機能させないようにすると同時に、信号処理部6の信号処理機能をオフにすることにより、送信機の通信エリア内における盗聴、著作権侵害または肖像権侵害などの問題を解決するものであるが、たとえば、上記通信エリア外から動画撮影・記録を開始し、上記通信エリア内に入ったような場合には、撮影開始が強制カメラ機能オフよりも早いことから、遡って記録動作を取り消すことができないので、完全に盗聴、著作権侵害または肖像権侵害などの問題を解決することができない。
つまり、従来技術は、記録開始前に制御信号を受信すれば十分な効果を発揮するが、制御信号の受信タイミングが記録の完了後であった場合には、手遅れとなり、全く効果を発揮できないという問題点を有している。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、外部から情報を入力し、記録する複数の段階において好適に情報の記録を制御することを可能にすることを目的とする。
上記の目的を達成するため、請求項1記載の発明は、外部から情報を入力する情報入力手段と、この情報入力手段によって入力された情報を記録する記録手段と、制御情報を外部から入力する制御情報入力手段と、当該装置の動作状態を判断する判断手段と、前記制御情報入力手段によって入力された制御情報と、前記判断手段によって判断された動作状態とに基づいて、前記情報入力手段による前記情報の入力から前記記録手段への記録に至る処理を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
また、請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明において、前記制御情報は制御を開始するタイミング情報を含み、前記制御手段は、前記タイミング情報と前記判断手段によって判断された動作状態とに基づいて、情報入力手段による前記情報の入力から前記記録手段への記録に至る処理を制御することを特徴とする。
また、請求項3記載の発明は、上記請求項1または2記載の発明において、前記制御情報は、前記記録手段に前記情報入力手段によって入力された情報を記録する際の制限情報を含み、前記制御手段は、更に前記制限情報と前記判断手段によって判断された動作状態とに基づいて、情報入力手段による前記情報の入力から前記記録手段への記録に至る処理を制御することを特徴とする。
また、請求項4記載の発明は、上記請求項1乃至3のいずれかに記載の発明において、受光手段と、この受光手段によって受光された光信号から前記制御情報を生成する情報生成手段と、を更に備え、前記情報入力手段は、前記情報生成手段によって生成された制御情報を入力することを特徴とする。
また、請求項5記載の発明は、上記請求項4に記載の発明において、前記光信号は、時系列的な輝度変化を伴う信号であり、前記情報生成手段は、前記信号の輝度変化から前記制御情報を生成することを特徴とする。
また、請求項6記載の発明は、上記請求項1乃至5のいずれかに記載の発明において、開口部と、この開口部を介して入力された光を結像して画像情報を取得する画像情報取得手段を更に備え、前記情報入力手段は、前記画像情報取得手段によって取得された画像情報を入力することを特徴とする。
また、請求項7記載の発明は、上記請求項6に記載の発明において、前記受光手段は、前記開口部から入光される光を受光することを特徴とする。
また、請求項8記載の発明は、上記請求項1乃至7のいずれかに記載の発明において、音声情報を取得する音声情報取得手段を更に備え、前記情報入力手段は、前記音声情報取得手段によって取得された音声情報を入力する入力することを特徴とする。
上記の目的を達成するため、請求項9記載の発明は、コンピュータを、外部から情報を入力する情報入力手段、この情報入力手段によって入力された情報を記憶部に記録させる記録手段、制御情報を外部から入力する制御情報入力手段、当該コンピュータの動作状態を判断する判断手段、前記制御情報入力手段によって入力された制御情報と、前記判断手段によって判断された動作状態とに基づいて、前記情報入力手段による前記情報の入力から前記記録手段による記録に至る処理を制御する制御手段として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、外部から制御情報が入力されると、この入力された制御情報と動作状態とに基づいて、外部からの情報の入力から記録までの処理を制御するので、外部から情報を入力し、記録する複数の段階において好適に情報の記録を制御することができる。
以下、本発明の実施形態を、デジタルカメラへの適用を例にして、図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明における様々な細部の特定ないし実例および数値や文字列その他の記号の例示は、本発明の思想を明瞭にするための、あくまでも参考であって、それらのすべてまたは一部によって本発明の思想が限定されないことは明らかである。また、周知の手法、周知の手順、周知のアーキテクチャおよび周知の回路構成等(以下「周知事項」)についてはその細部にわたる説明を避けるが、これも説明を簡潔にするためであって、これら周知事項のすべてまたは一部を意図的に排除するものではない。かかる周知事項は本発明の出願時点で当業者の知り得るところであるので、以下の説明に当然含まれている。
図1は、実施形態の全体的なシステム構成図である。この図において、書店1には、多種多様な書籍が陳列されている。通常、書店1を訪れた消費者は、書籍の内容を確かめ、気に入った書籍をレジに持って行って購入するが、希に、不正な撮影行為、すなわち、気に入った情報が載った頁をカメラ付き携帯電話機で撮影していくという行為が行われることがある。かかる行為は店内の見回りで回避できるものの、人的コストの面からも四六時中そうした監視活動を続けることもできない。
そこで、本実施形態では、撮影を禁止し、または制限すべきエリア内に満遍なく所定の制御情報を光で送信して、その制御情報を、当該エリア内に存在するデジタルカメラやカメラ付き携帯電話機等の撮像装置で受信すると、撮像装置の撮影記録動作を、その制御情報の内容に従って「記録禁止」、「制限付記録許可」、「記録許可」のいずれかに制御するようにした。
なお、ここでは、勝手な撮影行為を例にしているが、これに限らない。冒頭で説明したとおり、録音行為も問題になるので、この撮影の意味には録音も含まれるものとする。
ここで、撮影禁止または制限すべきエリアとは、図示の例では書店1の店内のことである。この書店1には、現在、デジタルカメラ2をそれぞれ手にした複数の人物3〜5がいるものとする。そして、たとえば、左端の人物3は天井に向けてデジタルカメラ2を構え、中央の人物4は頁を開いた状態の書籍6に向けてデジタルカメラ2を構え、さらに、右端の人物5は壁面に向けてデジタルカメラ2を構えているものとする。
後でも詳しく説明するが、デジタルカメラ2は、CCDやCMOS等の撮像素子を備えており、レンズ鏡筒2aに収められた撮影レンズ等の光学系を介して、その撮像素子の撮像面に被写体像を結像し、電気信号に変換して、画像ファイルとしてメモリ等の記憶デバイスに記憶(記録ともいう。)することができるようになっている(図3等参照)。なお、こうした電子的な撮像及び記録機能は、デジタルカメラ2だけの機能に限らない。たとえば、カメラ付き携帯電話機やカメラ付き携帯情報端末などにも備えられている機能である。したがって、実施形態のデジタルカメラ2を、カメラ付き携帯電話機やカメラ付き携帯情報端末などと読み替えても構わない。
さて、図示のデジタルカメラ2は、上記の電子的な撮像及び記録機能だけでなく、可視光通信等の光通信用受信端末としての機能も備えている。すなわち、デジタルカメラ2のボディ内の所定位置(レンズ鏡筒2aに収められた撮影レンズ等の光学系を通った光が届く位置で且つ撮像素子の光路を遮らない位置)には、光通信用の受光素子2bが設けられている。デジタルカメラ2は、以下に説明する可視光を用いて送信された制御情報を、この受光素子2bで電気信号に変換した後、復号処理し、復号された制御情報に従って、デジタルカメラ2の撮影記録動作を「記録禁止」、「制限付記録許可」、「記録許可」のいずれかに制御する。ここで、制限付記録許可とは、何らかの制限、たとえば、画像であれば解像度や画質に一定の制限を設けた上で、撮影を許可するという意味であり、また、音声であれば音質に一定の制限を設けた上で、録音を許可するという意味である。
書店1には、上記の制御情報を特定のエリア内(ここでは店内)に限定して送信する光送信装置7が設けられている。この光送信装置7は、たとえば、パーソナルコンピュータ等の制御情報設定装置8で任意に設定された制御情報を取り込むインターフェース部7aと、この制御情報を記憶する制御データ記憶部7bと、記憶された制御情報を変調する変調部7cと、その変調信号を増幅して書店1内の照明装置9a〜9c(便宜的に天井灯とする。また、三個の照明装置9a〜9cとしているが、複数個であればよい。)を高速度で点滅する駆動部7dとを備える。なお、ここでは、「点滅」(点灯と消灯とを繰り返すこと。)としているが、これに限らず、たとえば、明るさを変化させるようにてもよい。つまり、高輝度点灯と低輝度点灯(または中輝度点灯)とを繰り返すようにしてもよい。
この照明装置9a〜9cは、人間の目にほとんど分からない程度の速度で点灯と消灯を繰り返すことができるものであり、そのために、照明装置9a〜9cの光源には応答性に優れた発光素子、たとえば、LED素子が用いられている。
この照明装置9a〜9cの主たる役目は店内照明であるので、照明装置9a〜9cの各々は自分の受け持ち範囲を所定の照度で照らし出すことができる程度の充分な光量を持っていなければならないが、多くの場合、1個のLEDの光量は要求光量に及ばないから、要求光量を満たすために、たとえば、LEDをアレイ状に多数並べて面発光源とすることが望ましい。
また、全ての照明装置9a〜9cは、適切な照明配置計画の元で各々の位置が決定されているものとする。この照明配置計画は、店内の隅々まで必要充分な照度で照らし出せること、書棚などの備品の影になって暗くなる部分が生じないこと、窓や出入り口から外光が入り込んだとしても、その外光に負けない程度の充分な明るさの照明光量が得られること等を条件として策定される。
前記のとおり、店内の左端の人物3は天井に向けてデジタルカメラ2を構えており、中央の人物4は頁を開いた状態の書籍6に向けてデジタルカメラ2を構えており、さらに、右端の人物5は壁面に向けてデジタルカメラ2を構えているのであるから、それらのデジタルカメラ3の電源が入っているとすれば、左端の人物3が持つデジタルカメラ2の受光素子2bには、近傍の照明装置9aからの直接光P1が入射し、中央の人物4が持つデジタルカメラ2の受光素子2bには、書籍6の開いた頁からの反射光P2が入射し、さらに、右端の人物5が持つデジタルカメラ2の受光素子2bには、壁面からの反射光P3が入射することになる。各々のデジタルカメラ2は、それらの入射光(P1〜P3)を受光素子2bで受光して電気信号に変換し、復号処理して、復号された制御情報に従って、デジタルカメラ2の撮影や音声の記録動作を「記録禁止」、「制限付記録許可」、「記録許可」のいずれかに制御する。この制御の実際については後で詳述する。
図2は、制御情報のフォーマット図である。この図において、制御情報10は、制御内容フィールド11、制御補助情報フィールド12及び著作権情報フィールド13を1つの単位として、その単位を延々と繰り返す構造になっており、このような構造の制御情報10が、書店1の照明装置9a〜9cから繰り返し、光に重畳されて片方向送信されるようになっている。
より詳細な低位レイヤのデータ構造としては、プロトコル上で必要なフレームのヘッダや終端コード等々があるが、これらのプロトコルにかかわる部分の説明は省略する。なお、具体的且つ詳細なフォーマットは、たとえば、現在、可視光通信コンソーシアムで提唱されている28.8KHzのサブキャリア方式の変調などによって送出されると考えられる(http://www.vlcc.net/working/hyoujun_wg.html参照)。
制御内容フィールド11、制御補助情報フィールド12及び著作権情報フィールド13の3つのフィールドは、いわゆるデータのペイロード部分である。このペイロード部分は、さらに、一般的な光タグ標準のとしての「その他情報部」のフィールドを備えていてもよく、この場合、「その他情報部」のフィールドを任意の情報配信サービス用のデータと共存してもよい。
制御内容フィールド11は、複数の記録形態(静止画記録、動画記録、音声記録)に対して、複数のレベル(記録禁止、制限付記録許可、記録許可)で制御を規定するための情報を格納する。制御内容フィールド11の詳細は後述する。
制御補助情報フィールド12は、制御内容フィールド11に格納された制御内容(記録禁止、制限付記録許可、記録許可)が有効となる制御時間帯(たとえば、09:00〜17:00)を格納するための制御時間帯フィールド12aと、制御内容フィールド11に格納された制御内容が「制限付記録許可」である場合に、その制限条件(たとえば、記録品質の条件)を格納するための制限条件フィールド12bとからなる。
著作権情報フィールド13は、著作権情報、たとえば、著作権者名、著作権発効日、著作権者等の標識(ロゴ等)などを格納する。この著作権情報は、デジタルカメラ2等の端末側で、たとえば、画像に「電子透かし」として利用されたり、または、画像内への著作権表示文字列や画像の焼き込み処理として利用される。
次に、制御内容フィールド11の詳細について説明する。前出の図2に示すように、制御内容フィールド11は6ビット固定長であり、その6ビットを2ビットずつに分けて、各々を音声用制御内容フィールド11a、静止画用制御内容フィールド11b及び動画用制御内容フィールド11cとして使用する。
音声、静止画及び動画の各制御レベル(「記録禁止」、「制限付記録許可」及び「記録許可」)は、それぞれ2ビットの組み合わせを使って設定する。ここで、2ビットの組み合わせは22=4通り、すなわち、“00”、“01”、“10”及び“11”であるから、それぞれの組み合わせに「記録禁止」、「制限付記録許可」及び「記録許可」の3つの制御レベルを割当てることにする。なお、組み合わせは4通りで、制御レベルは3つであるので、一つの組み合わせが余るが、本実施形態ではこの余りの組み合わせは使用しない。
制御レベルと2ビットの制御内容の組み合わせを以下のとおりとする。
“00”:記録禁止
“01”:制限付記録許可(低品質の記録のみを許可する。)
“10”:(未使用)
“11”:記録許可(ただし、著作権情報は付加する。)
これにより、たとえば、制御内容フィールド11に“010100”が格納されていた場合は、音声→“01”、静止画→“01”、動画→“00”となるので、音声と静止画については「制限付記録許可」、動画については「記録禁止」となる。また、その際の音声と静止画の「制限付記録許可」の制限条件は、制御補助情報フィールド12の制限条件フィールド12bに格納された制限条件に従う。たとえば、この制限条件フィールド12bに「低品質」を示す情報が格納されていた場合には、音声と静止画の記録を指定された低品質でのみ許可する。
このように、図2の制御情報10によれば、制御内容フィールド11の6ビットの組み合わせにより、音声、静止画及び動画の各制御レベルを一括して指定することができる。たとえば、制御内容フィールド11に“000000”が格納されていれば、音声、静止画及び動画の全ての記録を禁止することができ、また、“110100”が格納されていれば、音声は記録許可、静止画は制限付記録許可、動画(音声の記録は含まない)は記録禁止とすることができ、しかも、この場合は、静止画の記録を、たとえば、VGAサイズ(圧縮率は低め)以下(好ましくは160×120ドット)の低品質モードで許可する一方、動画については、動画自体の記録を許可しつつ、音声の記録は禁止できるというきめ細かな指定を行うことができる。なお、上記のVGAサイズは低品質画像の一例を示しているに過ぎない。このサイズに限らず、たとえば、サムネイル画像のような小さなサイズであってもよい。要は、サンプル(見本)として配布しても構わない(著作権者の不利益にならない)程度の低品質のものであればよい。
次に、デジタルカメラ2について説明する。
図3は、デジタルカメラ2の要部破断斜視図(a)、側面図(b)及び背面図(c)である。これらの図において、デジタルカメラ2は、手持ちに適した適切な形状を有するボディ14の前面にレンズ鏡筒2aを取り付けると共に、その上面にシャッタボタン15を配置し、且つ、背面にカーソル操作キー16や各種の機能キー17、18及び液晶ディスプレイからなる表示部19を配置している。
ボディ14の内部には、電子基板20が収められており、この電子基板20には、CCDやCMOS等の二次元イメージセンサを用いた撮像素子21が実装されていると共に、その撮像素子21の4辺に接して光通信用の4個の受光素子2bが実装されている。撮像素子21の撮像面21aの中心は、レンズ鏡筒2aに収められた撮影レンズ等の光学系22の光軸Lに一致しており、且つ、この光学系22のイメージサークル(図5のイメージサークル33参照)に撮像素子21の撮像面21aの全てが収まるように設計されていると共に、好ましくは、前記4個の受光素子2bの全ても、このイメージサークルに収まるように設計されている。
なお、イメージサークルとは、光学系22を無限遠としたときのピントが合う範囲を意味する。全面にピントがあった良好な画像を得るためには、イメージサークル内に撮像素子21の撮像面21aの全てが収まることが必須の条件である。しかし、前記4個の受光素子2bについては、必ずしもイメージサークルに収まっている必要はない。少なくとも、光学系22を通った光(可視光通信の光)が前記4個の受光素子2bに達することができる位置にあればよい。ただし、その位置は、撮像素子21の撮像面21aへの入射光路を遮る位置であってはならない。
図4は、デジタルカメラ2のブロック図である。この図において、デジタルカメラ2は、光学系22、撮像素子21、マイク23、撮像音声処理部24、表示部19、記憶部25、操作部26及びスピーカ27からなるカメラ部28と、受光素子2b、信号処理/復号部29及び制御情報メモリ30からなる光通信受信部31と、計時部32とを含む。
このような構成において、光学系22を通った被写体像は、撮像素子21で電気信号に変換され、不図示のADCでデジタルの画像信号に変換された後、撮像音声処理部24に入力される。また、マイク23で拾った音声信号も、不図示のADCでデジタルの音声信号に変換された後、撮像音声処理部24に入力される。
この撮像音声処理部24には、操作部26からの各種操作信号(静止画撮影や動画撮影または音声記録等のモード切り換え信号及びシャッタ信号等)が入力されており、撮像音声処理部24は、静止画や動画の記録モードの場合、その記録に先立ち、撮像素子21からの画像信号を構図確認用のスルー画像に変換して表示部19に出力する。しかる後、撮影者によってシャッタボタン15が操作されると、そのシャッタ信号の入力に応答して、静止画記録であれば、撮像素子21からの画像信号をJPEG形式等の画像ファイルに変換して記憶部25に保存し、一方、動画記録であれば、撮像素子21からの画像信号を時系列的に取り込みながら、それらの各画像を、たとえば、MPEG形式等の動画ファイルに変換して記憶部25に保存する。または、音声の記録モードの場合は、マイク23で拾った音声信号を、たとえば、MPEG形式等の音声ファイルに変換して記憶部25に保存する。なお、計時部32は、常時、現在時刻を取得する回路部である。
デジタルカメラ2は、上記の静止画記録、動画記録または音声記録のモードに加えて、さらに、それらの記録データを適宜に再生するモードも備えているが、本発明と直接の関連がないため、説明を省略する。
さて、本実施形態のデジタルカメラ2は、光通信用の受信手段として機能する光通信受信部31を備えることに特徴がある。この光通信受信部31は、上記のとおり、受光素子2bと、信号処理/復号部29と、制御情報メモリ30とで構成されている。
図5は、光通信受信部31に含まれる受光素子2bの好ましい配置例を示す図である。この図に示すように、受光素子2bは、撮像素子21の各辺ごとに1個ずつ計4個備えられており、それら4個の受光素子2bは撮像素子21の各辺に接して配置されている。これは好ましい配置例である。その理由は、当然のことながら光学系22のイメージサークル33の内側に撮像素子21の撮像面21aが完全に収まるように設計されるからであり、且つ、撮像素子21の外形は矩形をなしているため、その外形線の各辺に接して4個の受光素子2bを配置すれば、それらの受光素子2bの全てもイメージサークル33の内側に収まるからである。
このようにすれば、受光素子2bの存在により、撮像素子21の光路が邪魔されることはなく、しかも、イメージサークル33内のピントが合った光を4個の光学系21に入射させることができるから好ましい。
なお、このような受光素子2bの配置例については、光学系22を通った光が届く範囲であれば、イメージサークル33を多少外れた位置であってもよい。ただし、イメージサークル33を外れるにつれて、光学系22の周辺減光の影響で光が弱くなるので、理想的にはイメージサークル33の内側とすべきであり、あるいは、多少妥協しても、イメージサークル33の外縁ギリギリか、あるいは、イメージサークル33の外側近くとすべきである。
図示のように、4個の受光素子2bの出力信号は、合成回路34で加算合成され、その合成信号が信号処理/復号部29へ出力される。なお、ここでは、4個の受光素子2bとしているが、これは、上記のように撮像素子21の4辺の各々に1個ずつ配置するようにしたからである。撮像素子21の4辺に配置しないのであれば、この個数(4個)に限定されない。あるいは、各辺にn個ずつ配置するのであれば、4n個になる。ただし、nは2以上の整数である。
このように、光通信用の受光素子2bを撮像素子21の近くに配置することによる利点の第一は、不正行為の防止にある。まず、このように配置すると、受光素子2bに入射する光は、撮影記録のための光(撮像素子21の撮像面21aに入射する光)と同じ経路(光学系22)を通ることになる。それゆえ、記録禁止等の制限を逃れて撮影や録音だけを行うという不正行為を防止できる。
つまり、不正行為のためには、光通信用の受光素子2bへの光の入射を阻止すればよく、それには、光学系22の前面に手をかざすなどすればよいものの、そうすると今度は、撮像素子21の撮像面21aに入射する光も遮られてしまうので、結局、肝心の撮影や録音を行うことができなくなるから、かかる不正行為を確実に防止できるのである。このことは、光通信用の受光素子2bを、たとえば、デジタルカメラ2のボディ14の前面などに露出して設けたことを想像すると容易に理解できる。
すなわち、この場合は、受光素子2bを指先などで覆ってしまえば、撮影や録音を禁止する等の制御情報を全く受信できなくなり、一方、光学系22は全くふさがれていないので、結局、記録禁止等の制限を逃れて撮影や録音だけを行うことができてしまう。上記のように、光通信用の受光素子2bを撮像素子21の近くに配置しておけば、こうした不正行為を確実に防止できる。
また、光通信用の受光素子2bを撮像素子21の近くに配置することによる利点の第二は、撮像素子21と受光素子2bを別個に配置するので、実装設計や設計変更がしやすいことにある。すなわち、撮像素子21の4辺は、通常、空きスペースであるので、その空きスペースに小さな受光素子2bを配置するのは容易であるし、また、大幅な設計変更も要しないからである。
次に、本実施形態のデジタルカメラ2の動作を説明する。
図6は、デジタルカメラ2の記録モードにおいて実行される動作プログラムのフローを示す図である。このフローでは、まず、ユーザによってどの記録モードが選択されたかを判定し、その判定結果に対応した処理に分岐する(ステップS1)。すなわち、ユーザによって、静止画の撮影記録を行うモード(静止画記録モード)が指定されたか、または、動画の記録を行うモード(動画記録モード)が指定されたか、あるいは、音声のみの記録を行うモード(音声記録モード)が指定されたかを判定し、その判定結果に応じて、静止画記録モード処理(ステップS100)、動画記録モード処理(ステップS200)、または、音声記録モード処理(ステップS300)のいずれかに分岐する。
以下、各記録モードの処理を説明する。
<静止画記録モード処理>
図7及び図8は、静止画記録モード処理のフローを示す図である。このフローでは、まず、光通信用の受光素子2bによって、輝度変化を伴う光を受光(以下、受信ともいう。)したか否かを判定する(ステップS101)。たとえば、前出の図1の例であれば、書店1の照明装置9a〜9bからの入射光(P1〜P3)を受信したか否かを判定する。受信しなかった場合は、制限エリア内(たとえば、図1の書店1の店内)でないと判断し、通常の撮影記録処理を実行(ステップS109)した後、フローを抜ける。なお、“通常の撮影記録処理”については、ここでは詳しく説明しないが、要するに、デジタルカメラ2のシャッタボタン操作に応答して撮像素子21の出力信号を取り込み、その出力信号から画像ファイルを生成して記憶部25に記録保存するまでの一連の複数の処理のことをいう。この“通常の撮影記録処理”の実行に際しては、露出不足等の撮影不適格条件を除き、一切の外的制約を受けることはない。
ステップS101の判定結果が“YES”の場合、すなわち、輝度変化を伴う光を受信した場合には、次に、その受信した光を信号処理/復号部29でビットデータに復号し(ステップS102)、そのビットデータが制御情報10(図2参照)であって、且つ、静止画撮影に関する記録制御内容を含む情報であるか否かを判定する(ステップS103)。そして、その判定結果が“YES”でなかった場合には、動画や音声記録に関する記録制御内容を含む制御情報10、または、制御情報10以外の他の光通信信号若しくは単なる外乱光であると判断し、通常の撮影記録処理を実行(ステップS109)した後、フローを抜ける。
ステップS103の判定結果が“YES”の場合、すなわち、復号されたビットデータが制御情報10であって、且つ、静止画撮影に関する記録制御内容を含む情報であった場合には、次に、復号された制御補助情報フィールド12内の制御時間帯フィールド12aに収まっている情報と計時部32で計時されている現在時刻とを比較し(ステップS104)、現在時刻が制御時間帯に入っているか否かを判定する(ステップS105)。たとえば、現在時刻が“12:00”であり、制御時間帯の情報が“09:00〜17:00”(制御の開始が09:00、終了が17:00)とすれば、現在時刻は制御時間帯によって設定された制御タイミング内にあるので、ステップS105の判定結果は“YES”となる。一方、現在時刻が“20:00”であれば、現在時刻は制御時間帯によって設定された制御タイミング外にあるので、ステップS105の判定結果は“NO”となる。判定結果が“NO”となった場合は、制御時間帯を外れているので、この場合は、指定された制御を行わず、通常の撮影記録処理を実行(ステップS109)した後、フローを抜ける。
ステップS105の判定結果が“YES”の場合、すなわち、現在時刻が制御タイミングにある場合には、指定された制御に応じた処理に分岐する(ステップS106)。指定された制御は、この場合、“静止画記録”に関する制御であるので、制御情報10の制御内容フィールド11の第3ビットと第4ビット(静止画用制御内容フィールド11bの格納内容)を取り出し、それらのビットの組み合わせから、「記録禁止」、「制限付記録許可」または「記録許可」のいずれかの制御を判定する。先に説明したとおり、「記録禁止」は“00”の組み合わせ、「制限付記録許可」は“01”の組み合わせ、「記録許可」は“11”の組み合わせである。ステップS106で「記録禁止」を判定した場合は記録禁止処理(ステップS107)に分岐し、「制限付記録許可」を判定した場合は制限付記録許可処理(ステップS108)に分岐する。あるいは、「記録許可」を判定した場合は、通常の撮影記録処理を実行(ステップS109)した後、フローを抜ける。
図8は、静止画用の記録禁止処理のフローを示す図である。このフローでは、まず、デジタルカメラ2の現在の動作ステータスを判定する(ステップS107a)。動作ステータスとは、デジタルカメラ2の静止画記録に関する複数の処理(たとえば、ユーザ操作により露出やシャッタ速度等の撮影条件設定または記録画像の解像度設定など)を行っている状態(「設定操作中」)であるか、または、表示部19にスルー画像を表示している状態(「モニタースルー表示中」)であるか、あるいは、ユーザによって撮影操作が行われ、これに伴い、ファイル化、記憶部25へ記録を行っている状態(「記録動作中」)であるかなどのことをいう。
なお、「記録動作中」とは、「ユーザによってシャッタボタンが押されたことを検出する処理」、「シャッタ操作に応答して撮像素子21から信号を取り出す処理」、「撮像音声処理部24でその取り出された信号からJPEG形式等の画像ファイルに変換する処理」、及び、「変換された画像ファイルを記憶部25に保存記録する処理」を指すが、「記録動作中」の意味は、これのみに限定されない。画像ファイルの記録保存後であっても、その画像ファイルを特定できる場合には、時間の経過にかかわらず、「記録動作中」に含まれる。この追加された事項の意味は、以降の「記録動作中」の説明によって明らかになる。
ステップS107aで「モニタースルー表示中」が判定された場合は、表示部19のスルー画面上に記録禁止の旨を表示(ステップS107d)した後、ステップS107gに進む。ステップS107gの処理内容は後述する。
または、ステップS107aで「設定操作中」が判定された場合は、操作指示内容を全てキャンセルし(ステップS107b)、記録禁止の旨を表示部19に表示(ステップS107c)した後、ステップS107gに進む。
一方、ステップS107aで「記録動作中」が判定された場合は、撮影データを破棄し(ステップS107e)、撮影禁止になった旨を表示部19に表示する(ステップS107f)。ここで、撮影データを破棄するとは、要するに、記録動作をキャンセルすることであり、詳しくは、「ユーザによってシャッタボタンが押されたことを検出する処理」においては、そのシャッタ操作を無効とし、または、「シャッタ操作に応答して撮像素子21から信号を取り出す処理」においては、その信号の取り出しを中止し、または、「撮像音声処理部24でその取り出された信号からJPEG形式等の画像ファイルに変換する処理」においては、その変換処理を中止し、または、「変換された画像ファイルを記憶部25に保存記録する処理」においては、その保存記録を中止することをいう。加えて、その画像ファイルが記憶部25に保存記録された後の段階においては、その画像ファイルを削除することをいう。そして、この“保存記録された後の段階”には、記録保存の直後はもちろんのこと、時間の経過にかかわらず、その画像ファイルを特定して削除することが可能な全ての段階が含まれる。これは、たとえば、ステップS107aで「記録動作中」が判定されときに、すでに画像ファイルが記憶部25に保存記録された後であっても、記憶部25に最後に記録された画像ファイルが当該「記録動作中」に係わる画像ファイルであると特定できるので、その画像ファイルを指定して削除することができるからである。
図9(a)は、ステップS107c、ステップS107d及びステップS107fにおける記録禁止の表示例を示す図である。この図において、デジタルカメラ2の表示部19には、任意のスルー画像190と、そのスルー画像190の上に半透過状態で重畳された告知メッセージ191とが表示されている。スルー画像190には、たとえば、書店1で販売されている書籍の任意頁の絵が写っており、告知メッセージ191には、その書籍の撮影を禁止する旨の文字列(ここでは“この場所での撮影は禁止されています。”)、記号、アイコン等のマーク(ここでは進入禁止マーク。)と共に、記録制御エリアの管理者名等の表示文字列(ここでは“××書店”)が含まれている。
図9(b)は、ステップS107c、ステップS107d及びステップS107fにおける記録禁止の他の表示例を示す図である。この図において、デジタルカメラ2の表示部19には、スルー画像192と、そのスルー画像192の上に半透過状態で重畳された告知メッセージ192bとが表示されている。スルー画像192には、たとえば、コンサート会場の様子(ここでは歌手192a)が写っており、告知メッセージ192bには、その歌手192aの撮影を禁止する旨の文字列(ここでは“撮影は禁止されています。”)と共に、記録制御エリアの管理者名等の表示文字列(ここでは、歌手192aの肖像権者であるプロダクション名“Copyright ××プロ”)が含まれている。
これらの記録禁止の表示は所定時間継続して行われる。すなわち、ステップS107c、ステップS107dまたはステップS107fで表示部19に記録禁止の旨を表示(表示例は、図9(a)、(b)を参照)してから所定時間の経過を判定し(ステップS107g)、所定時間の経過を判定すると、記録禁止の表示を消して記録モードを終了(ステップS107h)した後、フローを抜ける。
図10は、静止画用の制限付記録許可のフローを示す図である。このフローでは、まず、デジタルカメラ2の現在の動作ステータス(「設定操作中」、「モニタースルー表示中」または「記録動作中」)を判定する(ステップS108a)。動作ステータスの定義は、上述のとおりである。すなわち、「設定操作中」は、ユーザ操作により露出やシャッタ速度等の撮影条件設定または記録画像の解像度設定など)を行っている状態のことをいい、また、「モニタースルー表示中」は、表示部19にスルー画像を表示している状態のことをいい、また、「記録動作中」は、ユーザによって撮影操作が行われ、これに伴い、ファイル化、記憶部25へ記録を行っている状態のことをいう。
ステップS108aで「モニタースルー表示中」が判定された場合は、現在の記録モードが低品質モードであるか否かを判定し(ステップS108f)、低品質モードでなければ、所定の低品質モードに強制的に切り替え(ステップS108g)、ステップS108mに進む。ステップS108mの処理内容については後述する。ここで、低品質モードとは、画像の内容が分かる程度に画質を落とすことをいい、たとえば、160×120ドット程度の小さな画像にすることをいう。このような小さな画像は、いわゆるサムネイル(本来の高画質画像の代わりに用いられるサンプル画像のこと。)とも呼ばれる。あるいは、画像サイズを小さくせずに、本来の高画質画像に対して商品価値を低下させるような加工を施すようにしてもよい。たとえば、画像内に“SAMPLE”などの文字やマークなどを大きく入れてもよいし、画像の一部を特殊加工してもよい。こうした加工画像も低品質画像の範疇に入る。
また、ステップS108aで「設定操作中」が判定された場合は、現在の記録モードが低品質モードであるか否かを判定し(ステップS108b)、低品質モードでなければ、ステップS108gと同様に低品質モードに強制的に切り替え(ステップS108c)、設定画面に設定操作禁止の表示(ステップS108e)をした後、ステップS108mに進む。
また、ステップS108aで「記録動作中」が判定された場合は、現在の記録モードが低品質モードであるか否かを判定する(ステップS108h)。そして、低品質モードでなければ、すなわち、高画質モードであれば、記録制御条件にマッチしないと判断して、その撮影データを破棄し(または記録済みであれば記録されている記録データを削除し)(ステップS108k)、ステップS108mに進み、一方、低品質モードであれば、低品質画像を生成し(ステップS108i)、その低品質画像をファイル化して記憶部25に保存記録(ステップS108j)した後、ステップS108mに進む。ここで、ステップS108iで生成される低品質画像は、前記のとおり、内容が分かる程度に画質を落とした画像のことをいい、たとえば、160×120ドット程度の小さな画像、“SAMPLE”などの文字やマークなどを大きく入れた画像、または、画像の一部を特殊加工した画像などのことをいう。あるいは、表示部19に表示される構図確認用のスルー画像も、本来の高画質画像に比べて格段にドット数が少なく低画質画像ということができるので、このスルー画像をキャプチャした画像を低品質画像としてもよい。
このように、「設定操作中」、「モニタースルー表示中」または「記録動作中」に応じた処理を実行すると、次に、スルー画面に低品質モードである旨を表示し(ステップS108m)、モード抜け操作検出を判定する(ステップS108n)。そして、モード抜け検出でなければ、ステップS108m以降を繰り返し、モード抜け検出であれば、記録モードを終了(ステップS109p)した後、フローを抜ける。
図11は、ステップS108mにおける低品質モードの表示例を示す図である。この図において、デジタルカメラ2の表示部19には、スルー画像193と、そのスルー画像193の上に半透過状態で重畳された告知メッセージ193bとが表示されている。スルー画像193には、たとえば、コンサート会場の様子(ここでは歌手193a)が写っており、告知メッセージ193bには、その歌手193aの撮影を低品質モードで撮影する旨の文字列(ここでは“160×120ドットの低画質のみの撮影になります。”)と共に、記録制御エリアの管理者名等の表示文字列(ここでは、歌手193aの肖像権者であるプロダクション名“Copyright ××プロ”)が含まれている。
<動画記録モード処理>
図12は、動画記録モード処理のフローを示す図である。このフローでは、まず、光通信用の受光素子2bによって、輝度変化を伴う光を受光(以下、受信ともいう。)したか否かを判定する(ステップS201)。たとえば、前出の図1の例であれば、書店1の照明装置9a〜9bからの入射光(P1〜P3)を受信したか否かを判定する。受信しなかった場合は、制限エリア内(たとえば、図1の書店1の店内)でないと判断し、通常の撮影記録処理を実行(ステップS209)した後、フローを抜ける。なお、“通常の撮影記録処理”については、ここでは詳しく説明しないが、要するに、デジタルカメラ2のシャッタボタンが押されている間に撮像素子21から所定のフレームレート(たとえば、30fps)で周期的に出力される出力信号を逐次に取り込み、その出力信号から動画ファイルを生成して記憶部25に記録保存するまでの一連の処理のことをいう。この“通常の撮影記録処理”の実行に際しては、露出不足等の撮影不適格条件を除き、一切の外的制約を受けることはない。
ステップS201の判定結果が“YES”の場合、すなわち、輝度変化を伴う光を受信した場合には、次に、その受信した光を信号処理/復号部29でビットデータに復号し(ステップS202)、そのビットデータが制御情報10(図2参照)であって、且つ、動画撮影に関する記録制御内容を含む情報であるか否かを判定する(ステップS203)。そして、その判定結果が“YES”でなかった場合には、静止画や音声記録に関する記録制御内容を含む制御情報10、または、制御情報10以外の他の光通信信号若しくは単なる外乱光であると判断し、通常の撮影記録処理を実行(ステップS209)した後、フローを抜ける。
ステップS203の判定結果が“YES”の場合、すなわち、復号されたビットデータが制御情報10であって、且つ、動画撮影に関する記録制御内容を含む情報であった場合には、次に、復号された制御補助情報フィールド12内の制御時間帯フィールド12aに収まっている情報と計時部32で計時されている現在時刻とを比較し(ステップS204)、現在時刻が制御時間帯に入っているか否かを判定する(ステップS205)。たとえば、現在時刻が“12:00”であり、制御時間帯の情報が“09:00〜17:00”(制御の開始が09:00、終了が17:00)とすれば、現在時刻は制御時間帯によって設定された制御タイミング内にあるので、ステップS205の判定結果は“YES”となる。一方、現在時刻が“20:00”であれば、現在時刻は制御時間帯によって設定された制御タイミング外にあるので、ステップS205の判定結果は“NO”となる。判定結果が“NO”となった場合は、制御時間帯を外れているので、この場合は、指定された制御を行わず、通常の撮影記録処理を実行(ステップS209)した後、フローを抜ける。
ステップS205の判定結果が“YES”の場合、すなわち、現在時刻が記録制御時間帯に入っている場合には、指定された制御に応じた処理に分岐する(ステップS206)。指定された制御は、この場合、“動画記録”に関する制御であるので、制御情報10の制御内容フィールド11の第5ビットと第6ビット(動画用制御内容フィールド11cの格納内容)を取り出し、それらのビットの組み合わせから、「記録禁止」、「制限付記録許可」または「記録許可」のいずれかの記録制御を判定する。先に説明したとおり、「記録禁止」は“00”の組み合わせ、「制限付記録許可」は“01”の組み合わせ、「記録許可」は“11”の組み合わせである。ステップS206で「記録禁止」を判定した場合は記録禁止処理(ステップS207)に分岐し、「制限付記録許可」を判定した場合は制限付記録許可処理(ステップS208)に分岐する。あるいは、「記録許可」を判定した場合は、通常の撮影記録処理を実行(ステップS209)した後、フローを抜ける。
図13は、動画用の記録禁止処理のフローを示す図である。このフローでは、まず、デジタルカメラ2の現在の動作ステータスを判定する(ステップS207a)。動作ステータスにおいて、「設定操作中」は、ユーザ操作により露出やシャッタ速度等の撮影条件設定または記録画像の解像度設定など)を行っている状態のことをいい、また、「モニタースルー表示中」は、表示部19にスルー画像を表示している状態のことをいい、また、「記録動作中」は、ユーザによって撮影操作が行われ、これに伴い、ファイル化、記憶部25へ記録を行っている状態のことをいう。
ステップS207aで「モニタースルー表示中」が判定された場合は、表示部19のスルー画面上に記録禁止の旨を表示(ステップS207d)した後、ステップS207gに進む。ステップS207gの処理内容は後述する。
または、ステップS207aで「設定操作中」が判定された場合は、操作指示内容を全てキャンセルし(ステップS207b)、記録禁止の旨を表示部19に表示(ステップS207c)した後、ステップS207gに進む。
一方、ステップS207aで「記録動作中」が判定された場合は、記録動作の停止を行うと共に、表示部19に撮影禁止になった旨を表示し(ステップS207e)、記録制御(この場合は記録禁止)が有効になった時間以前に記録されていた動画をファイル化して記憶部25に保存(ステップS207f)した後、ステップS207gに進む。
ステップS207cまたはステップS207eにおける記録禁止の表示は所定時間継続して行われる。すなわち、所定時間の経過を判定し(ステップS207g)、所定時間の経過を判定すると、記録禁止の表示を消して記録モードを終了(ステップS207h)した後、フローを抜ける。
図14は、動画用の制限付記録許可のフローを示す図である。このフローでは、まず、デジタルカメラ2の現在の動作ステータス(「設定操作中」、「モニタースルー表示中」または「記録動作中」)を判定する(ステップS208a)。
ステップS208aで「モニタースルー表示中」が判定された場合は、現在の記録モードが低品質モードであるか否かを判定し(ステップS208f)、低品質モードでなければ、所定の低品質モードに強制的に切り替え(ステップS208g)、ステップS208rに進む。ステップS208rの処理内容については後述する。ここで、低品質モードとは、動画像の内容が分かる程度に画質を落とすことをいい、たとえば、160×120ドット程度の小さな画像サイズの動画にすることをいう。あるいは、画像サイズを小さくせずに、本来の高画質動画に対して商品価値を低下させるような加工を施すようにしてもよい。たとえば、動画を構成する全ての画像または数フレームごとの画像内に“SAMPLE”などの文字やマークなどを大きく入れてもよいし、それらの画像の一部を特殊加工してもよい。こうした加工画像も低品質動画の範疇に入る。
また、ステップS208aで「設定操作中」が判定された場合は、現在の記録モードが低品質モードであるか否かを判定し(ステップS208b)、低品質モードでなければ、ステップS208gと同様に低品質モードに強制的に切り替え(ステップS208c)、操作指示内容を全てキャンセルし(ステップS208d)、設定画面に設定操作禁止の表示(ステップS208e)をした後、ステップS208rに進む。
また、ステップS208aで「記録動作中」が判定された場合は、現在の記録モードが低品質モードであるか否かを判定する(ステップS208h)。そして、低品質モードでなければ、すなわち、高画質モードであれば、記録制御条件にマッチしないと判断して、記録動作を一時停止し、記録モードを強制的に低品質モードに切り替え(ステップS208n)、撮影制限されている旨を表示部19に表示し、且つ、撮影を再開してファイル化して保存(ステップS208p)した後、記録終了を判定する(ステップS208q)。そして、記録終了でなければ、ステップS208p以降を繰り返し、記録終了であれば、ステップS208rに進む。一方、ステップS208hで低品質モードが判定された場合は、撮像素子21から所定のフレームレートで周期的に出力される画像から低品質動画を生成し(ステップS208j)、記録継続と同時にファイル化して記憶部25に保存し(ステップS208k)、記録終了を検出して(ステップS208m)、終了でなければ、ステップS208k以降を繰り返し、終了であれば、ステップS208rに進む。
このように、「設定操作中」、「モニタースルー表示中」または「記録動作中」に応じた処理を実行すると、次に、スルー画面に低品質モードである旨を表示し(ステップS208r)、モード抜け操作検出を判定する(ステップS208s)。そして、モード抜け検出でなければ、ステップS208r以降を繰り返し、モード抜け検出であれば、記録モードを終了(ステップS209t)した後、フローを抜ける。
<音声記録モード処理>
図15は、音声記録モード処理のフローを示す図である。このフローでは、まず、光通信用の受光素子2bによって、輝度変化を伴う光を受光(以下、受信ともいう。)したか否かを判定する(ステップS301)。たとえば、前出の図1の例であれば、書店1の照明装置9a〜9bからの入射光(P1〜P3)を受信したか否かを判定する。受信しなかった場合は、制限エリア内(たとえば、図1の書店1の店内)でないと判断し、通常の音声記録処理を実行(ステップS309)した後、フローを抜ける。なお、“通常の音声記録処理”については、ここでは詳しく説明しないが、要するに、デジタルカメラ2を音声記録モードにして、所定時間、または、シャッタボタンを押している間、若しくは、録音ボタンがオンになっている間にマイク23で拾った音を音声ファイル化して記憶部25に記録保存するまでの一連の処理のことをいう。
ステップS301の判定結果が“YES”の場合、すなわち、輝度変化を伴う光を受信した場合には、次に、その受信した光を信号処理/復号部29でビットデータに復号し(ステップS302)、そのビットデータが制御情報10(図2参照)であって、且つ、音声記録に関する記録制御内容を含む情報であるか否かを判定する(ステップS303)。そして、その判定結果が“YES”でなかった場合には、静止画や動画記録に関する記録制御内容を含む制御情報10、または、制御情報10以外の他の光通信信号若しくは単なる外乱光であると判断し、通常の音声記録処理を実行(ステップS309)した後、フローを抜ける。
ステップS303の判定結果が“YES”の場合、すなわち、復号されたビットデータが制御情報10であって、且つ、音声記録に関する記録制御内容を含む情報であった場合には、次に、復号された制御補助情報フィールド12内の制御時間帯フィールド12aに収まっている情報と計時部32で計時されている現在時刻とを比較し(ステップS304)、現在時刻が制御時間帯に入っているか否かを判定する(ステップS305)。たとえば、現在時刻が“12:00”であり、制御時間帯の情報が“09:00〜17:00”(制御の開始が09:00、終了が17:00)とすれば、現在時刻は制御時間帯によって設定された制御タイミング内にあるので、ステップS305の判定結果は“YES”となる。一方、現在時刻が“20:00”であれば、現在時刻は制御時間帯によって設定された制御タイミング外にあるので、ステップS305の判定結果は“NO”となる。判定結果が“NO”となった場合は、制御時間帯を外れているので、この場合は、指定された制御を行わず、通常の音声記録処理を実行(ステップS309)した後、フローを抜ける。
ステップS305の判定結果が“YES”の場合、すなわち、現在時刻が制御時間帯に入っている場合には、指定された制御に応じた処理に分岐する(ステップS206)。指定された制御は、この場合、“音声記録”に関する記録制御であるので、制御情報10の制御内容フィールド11の第1ビットと第2ビット(音声用制御内容フィールド11aの格納内容)を取り出し、それらのビットの組み合わせから、「記録禁止」、「制限付記録許可」または「記録許可」のいずれかの記録制御を判定する。先に説明したとおり、「記録禁止」は“00”の組み合わせ、「制限付記録許可」は“01”の組み合わせ、「記録許可」は“11”の組み合わせである。ステップS306で「記録禁止」を判定した場合は記録禁止処理(ステップS307)に分岐し、「制限付記録許可」を判定した場合は制限付記録許可処理(ステップS308)に分岐する。あるいは、「記録許可」を判定した場合は、通常の音声記録処理を実行(ステップS309)した後、フローを抜ける。
図16は、音声用の記録禁止処理のフローを示す図である。このフローでは、まず、デジタルカメラ2の現在の動作ステータスを判定する(ステップS307a)。動作ステータスとは、ユーザがデジタルカメラ2を操作して音声記録に関する様々なユーザ設定処理(たとえば、音量や音質等の設定など)を行っている最中(「設定操作中」)であるか、または、一時停止ボタンなどを押して記録を待機している最中(「記録準備中」)であるか、あるいは、ユーザによって記録操作が行われている最中(「記録動作中」)であるかなどのことをいう。
ステップS307aで「記録準備中」が判定された場合は、表示部19の画面上に記録禁止の旨を表示(ステップS307d)した後、ステップS307gに進む。ステップS307gの処理内容は後述する。
または、ステップS307aで「設定操作中」が判定された場合は、操作指示内容を全てキャンセルし(ステップS307b)、記録禁止の旨を表示部19に表示(ステップS307c)した後、ステップS207gに進む。
一方、ステップS307aで「記録動作中」が判定された場合は、記録動作の停止を行うと共に、表示部19に記録禁止になった旨を表示し(ステップS307e)、記録制御(この場合は記録禁止)が有効になった時間以前に記録されていた音声をファイル化して記憶部25に保存(ステップS307f)した後、ステップS307gに進む。
ステップS307cまたはステップS307eにおける記録禁止の表示は所定時間継続して行われる。すなわち、所定時間の経過を判定し(ステップS307g)、所定時間の経過を判定すると、記録禁止の表示を消して記録モードを終了(ステップS307h)した後、フローを抜ける。
図17は、音声用の制限付記録許可のフローを示す図である。このフローでは、まず、デジタルカメラ2の現在の動作ステータス(「設定操作中」、「記録準備中」または「記録動作中」)を判定する(ステップS308a)。
ステップS308aで「記録準備中」が判定された場合は、現在の記録モードが低品質モードであるか否かを判定し(ステップS308f)、低品質モードでなければ、所定の低品質モードに強制的に切り替え(ステップS308g)、ステップS308gに進む。ステップS308gの処理内容については後述する。ここで、低品質モードとは、音声の意味が分かる程度に音質を落とすことをいい、たとえば、128kbpsなどの低いサンプリングレートを適用することをいう。あるいは、帯域幅を狭めたり、任意の音域をカットしたりして音質を落としてもよい。
また、ステップS308aで「設定操作中」が判定された場合は、現在の記録モードが低品質モードであるか否かを判定し(ステップS308b)、低品質モードでなければ、ステップS308gと同様に低品質モードに強制的に切り替え(ステップS308c)、操作指示内容を全てキャンセルし(ステップS308d)、設定画面に設定操作禁止の表示(ステップS308e)をした後、ステップS208gに進む。
また、ステップS308aで「記録動作中」が判定された場合は、現在の記録モードが低品質モードであるか否かを判定する(ステップS308h)。そして、低品質モードでなければ、すなわち、高音質モードであれば、記録制御条件にマッチしないと判断して、記録動作を一時停止し、記録モードを強制的に低品質モードに切り替え(ステップS308m)、記録制限されている旨を表示部19に表示し、且つ、記録を再開してファイル化して保存(ステップS308n)した後、記録終了を判定する(ステップS308p)。そして、記録終了でなければ、ステップS308n以降を繰り返し、記録終了であれば、ステップS308gに進む。一方、ステップS308hで低品質モードが判定された場合は、マイク23で拾った音声から低品質音声を生成し(ステップS308i)、記録継続と同時にファイル化して記憶部25に保存し(ステップS308j)、記録終了を検出して(ステップS308k)、終了でなければ、ステップS308j以降を繰り返し、終了であれば、ステップS308gに進む。
このように、「設定操作中」、「モニタースルー表示中」または「記録動作中」に応じた処理を実行すると、次に、表示部19に低品質モードである旨を表示し(ステップS308g)、モード抜け操作検出を判定する(ステップS308r)。そして、モード抜け検出でなければ、ステップS308g以降を繰り返し、モード抜け検出であれば、記録モードを終了(ステップS308s)した後、フローを抜ける。
以上のとおり構成したので、本実施形態では、以下の効果が得られる。
(1) 制限エリア(図1の書店1の店内参照)内の全体をくまなく照らし出す照明光源(照明装置9a〜9c)を利用し、光通信によって制御情報を送信するようにしたので、デジタルカメラ2が制限エリア内のどのような場所に位置していようとも、そのデジタルカメラ2に制御情報を支障なく受信させることができ、制限エリア内の死角をなくすことができる。
(2) 光学系22のイメージサークル33に収まるように光通信用の受光素子2bを配置したので、この受光素子2bの受光範囲と光学系22の撮像画角とをほぼ一致させることができ、制御情報の受信性能を向上できる。
(3) 光学系22のイメージサークル33の空きスペースとなっていた部分、つまり、撮像素子21の4辺に接した空きスペース部分に光通信用の受光素子2bを配置したので、受光素子2bを実装する上での障害が無く、設計変更等を容易に行うことができる。
(4) しかも、(3)のように配置することにより、受光素子2bへの光を遮断しようとした場合は、同時に撮像素子21への光も遮断されてしまうので、制御情報を意図的に受信しないようにするという不正な行為を確実に防止できる。
(5) 光通信用の受光素子2bを複数個備えるようにしたので、受光感度が向上し、比較的暗い光を用いた光通信にも支障なく対応することができる。
(6) 「静止画」、「音声」及び「動画」などの記録タイプごとに制御の仕方を設定できるデータ構造(図2参照)としたので、制限エリアの管理側が望む制御をきめ細かく指定することができる。たとえば、エンターテイメントショー等において、静止画の撮影は許可するが、動きがわかる動画は撮らせたくない、あるいは、低品質の音声記録だけを許可したいなどの細かな要求に柔軟に応えることができる。
(7) デジタルカメラ2の本来のカメラ機能部分(光学系22〜操作部26からなるカメラ部28)とは別途に、受光素子2b、信号処理/復号部29及び制御情報メモリ30からなる光通信受信部31を設けたので、大幅な設計変更を要することなく、既存のデジタルカメラやカメラ付き携帯電話機またはカメラ付き携帯情報端末などに容易に適用することができる。
(8) 記録禁止が指定されている場合、撮影中の画像が速やかに破棄され、または、記憶部25に記録済みであれば、その記録済みの画像が速やかに削除されるので、不正な撮影を確実に禁止することができ、しかも、撮影済みの不正な画像が出回ることもない。
(9) また、たとえば、動画撮影中に撮影禁止が設定された制限エリアに入った場合には、その制御エリアに入った段階で直ちに動画の撮影が停止されるので、当該エリア内における不正な撮影を確実に禁止することができる。
なお、上記の実施形態では、撮像素子21の各辺に接して光通信用の受光素子2bを配置しているが、これに限定されない。要は、光学系22を通った光に晒される位置であって、且つ、撮像素子21への入射光の障害とならない位置であればよく、たとえば、以下のようにしてもよい。
図18は、受光素子2bの他のレイアウト位置を示す図である。この図において、受光素子2bは、レンズ鏡筒2aの内部に位置しており、詳しくは、撮影レンズ40を通って撮像素子21に入射する光路41を外れた場所に、受光面を前方(図面左方向)に向けて位置している。この場所は、たとえば、絞り羽根42の縁部前面などである。このようにしても、撮影レンズ40を通った光は、光路41の外側に位置する受光素子2bにも届くので、この受光素子2bによって支障なく制御情報を受光することができる。加えて、このような位置においても、受光素子2bへの光を遮断しようとした場合は、同時に撮像素子21への光(光路41)も遮断されてしまうので、制御情報を意図的に受信しないようにするという不正な行為を確実に排除できる。
図19は、受光素子2bのさらに他のレイアウト位置を示す図である。この図において、受光素子2bは、レンズ鏡筒2aの内部に位置しており、詳しくは、撮影レンズ40を通って撮像素子21に入射する光路41を外れた場所に、受光面を撮影レンズ40の光軸Lに向けて位置している。上記のレイアウト位置とは受光素子2bの向きが違う。この場所は、たとえば、絞り羽根42の縁部前面などである。このようにしても、撮影レンズ40を通った光は、光路41の外側に位置する受光素子2bにも届くので、この受光素子2bによって支障なく制御情報を受光することができる。加えて、このような位置においても、受光素子2bへの光を遮断しようとした場合は、同時に撮像素子21への光(光路41)も遮断されてしまうので、制御情報を意図的に受信しないようにするという不正な行為を確実に排除できる。
上記の図18または図19のレイアウト位置の場合、レンズ鏡筒2a内部への実装となるため、前記実施形態のように電子基板20の上に撮像素子21と一緒に受光素子2bをレイアウトする場合に比べて、他の電子部品との干渉が少なく、実装上の障害を招かないというメリットがある。
実施形態の全体的なシステム構成図である。 制御情報のフォーマット図である。 デジタルカメラ2の要部破断斜視図(a)、側面図(b)及び背面図(c)である。 デジタルカメラ2のブロック図である。 光通信受信部31に含まれる受光素子2bの好ましい配置例を示す図である。 デジタルカメラ2の記録モードにおいて実行される動作プログラムのフローを示す図である。 静止画記録モード処理のフローを示す図である。 静止画用の記録禁止処理のフローを示す図である。 記録禁止の表示例を示す図である。 静止画用の制限付記録許可のフローを示す図である。 低品質モードの表示例を示す図である。 動画記録モード処理のフローを示す図である。 動画用の記録禁止処理のフローを示す図である。 動画用の制限付記録許可のフローを示す図である。 音声記録モード処理のフローを示す図である。 音声用の記録禁止処理のフローを示す図である。 音声用の制限付記録許可のフローを示す図である。 受光素子2bの他のレイアウト位置を示す図である。 受光素子2bのさらに他のレイアウト位置を示す図である。
符号の説明
2 デジタルカメラ
2b 受光素子
10 制御情報
11 制御内容フィールド
12 制御補助情報フィールド
12a 制御時間帯フィールド
19 表示部
21 撮像素子
22 光学系
23 マイク
24 撮像音声処理部
25 記憶部
29 信号処理/復号部
32 計時部
P1〜P3 入射光

Claims (9)

  1. 外部から情報を入力する情報入力手段と、
    この情報入力手段によって入力された情報を記録する記録手段と、
    制御情報を外部から入力する制御情報入力手段と、
    当該装置の動作状態を判断する判断手段と、
    前記制御情報入力手段によって入力された制御情報と、前記判断手段によって判断された動作状態とに基づいて、前記情報入力手段による前記情報の入力から前記記録手段への記録に至る処理を制御する制御手段と
    を備えたことを特徴とする情報記録装置。
  2. 前記制御情報は制御を開始するタイミング情報を含み、
    前記制御手段は、前記タイミング情報と前記判断手段によって判断された動作状態とに基づいて、情報入力手段による前記情報の入力から前記記録手段への記録に至る処理を制御することを特徴とする請求項1に記載の情報記録装置。
  3. 前記制御情報は、前記記録手段に前記情報入力手段によって入力された情報を記録する際の制限情報を含み、
    前記制御手段は、更に前記制限情報と前記判断手段によって判断された動作状態とに基づいて、情報入力手段による前記情報の入力から前記記録手段への記録に至る処理を制御することを特徴とする請求項1または2に記載の情報記録装置。
  4. 受光手段と、
    この受光手段によって受光された光信号から前記制御情報を生成する情報生成手段と、を更に備え、
    前記情報入力手段は、前記情報生成手段によって生成された制御情報を入力することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の情報記録装置。
  5. 前記光信号は、時系列的な輝度変化を伴う信号であり、
    前記情報生成手段は、前記信号の輝度変化から前記制御情報を生成することを特徴とする請求項4に記載の情報記録装置。
  6. 開口部と、
    この開口部を介して入力された光を結像して画像情報を取得する画像情報取得手段を更に備え、
    前記情報入力手段は、前記画像情報取得手段によって取得された画像情報を入力することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の情報記録装置。
  7. 前記受光手段は、前記開口部から入光される光を受光することを特徴とする請求項6に記載の情報記録装置。
  8. 音声情報を取得する音声情報取得手段を更に備え、
    前記情報入力手段は、前記音声情報取得手段によって取得された音声情報を入力する入力することを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の情報記録装置。
  9. コンピュータを、
    外部から情報を入力する情報入力手段、
    この情報入力手段によって入力された情報を記憶部に記録させる記録手段、
    制御情報を外部から入力する制御情報入力手段、
    当該コンピュータの動作状態を判断する判断手段、
    前記制御情報入力手段によって入力された制御情報と、前記判断手段によって判断された動作状態とに基づいて、前記情報入力手段による前記情報の入力から前記記録手段による記録に至る処理を制御する制御手段
    として機能させることを特徴とする情報記録制御プログラム。
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