JP2008077766A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】回路構成の複雑化を防ぐとともにメモリセルの閾値電圧の良否判定を短時間で行なうことが可能な半導体装置を提供する。
【解決手段】半導体装置101は、閾値電圧に基づいてデータを記憶する複数個のメモリセルMCと、対応のメモリセルMCの記憶データに基づく読み出し信号が現われる複数のビット線GBLと、ビット線GBLに対応して配置され、対応のビット線GBLに現われた読み出し信号を検出し、検出した読み出し信号に基づいて互いに異なる論理レベルを有する第1の信号および第2の信号をそれぞれ第1ノードおよび第2ノードから出力する複数個のセンスアンプ1と、複数個のセンスアンプ1の第1ノードおよび第2ノードからそれぞれ受けた第1の信号および第2の信号に基づいて複数個のメモリセルMCの閾値電圧の良否を判定する判定部12とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置に関し、特に、記憶データのベリファイ動作を行なう半導体装置に関する。
浮遊ゲート(FG)に電子を注入するかまたは電子を抜き取ることによって情報を記憶させることができる半導体装置、たとえばフラッシュメモリが開発されている。フラッシュメモリは浮遊ゲート、制御ゲート(CG)、ソース、ドレインおよびウエル(基板)を有するメモリセルを含む。メモリセルは、浮遊ゲートに電子が注入されると閾値電圧が上昇し、また、浮遊ゲートから電子を抜き取ると閾値電圧が低下する。一般に、閾値電圧の最も低い分布をメモリセルの消去状態と呼び、また、消去状態より高い閾値電圧の分布をメモリセルの書き込み状態と呼ぶ。たとえば、メモリセルが2ビットのデータを記憶する場合において、電圧の最も低い閾値電圧の分布が論理レベル”11”に対応し、この状態が消去状態と呼ばれる。そして、メモリセルに対して書き込み動作を行なって閾値電圧を消去状態より高くすることにより、論理レベル”10”、”01”および”00”に対応する閾値電圧が得られ、この状態が書き込み状態と呼ばれる。
フラッシュメモリは通常複数個のメモリセルを備えるが、各メモリセルの閾値電圧は、製造ばらつき等に起因してばらつく。このため、フラッシュメモリでは、データ書き込みおよびデータ消去後に、メモリセルの制御ゲートに読み出し電圧を供給し、メモリセルがオン状態となるかオフ状態となるかに基づいて、メモリセルの閾値電圧分布が所望の範囲内にあるか否かを判定するべリファイ動作が行なわれる(たとえば、特許文献1〜4参照)。
特開2002−140899号公報 特開2004−192780号公報 特開2000−163977号公報 特開平11−242894号公報
ところで、一般に、フラッシュメモリは、メモリセルのオン状態およびオフ状態に応じて微小な電圧の差異すなわち読み出し信号が現われるビット線を備える。そして、フラッシュメモリは、ビット線に表れた読み出し信号を検出し、検出した読み出し信号に基づいて相補信号すなわち互いに異なる論理レベルを有する2個の信号を2つのノードからそれぞれ出力するセンスアンプを備える。
また、一般に、フラッシュメモリでは、ベリファイ時、複数個のメモリセルの閾値電圧が同時に判定される。メモリセルの閾値電圧分布の下裾が判定される場合には、閾値電圧の所望範囲の最小値の読み出し電圧をベリファイ対象のすべてのメモリセルに供給し、ベリファイ対象のすべてのメモリセルがオフ状態であれば正常であると判定する。
一方、閾値電圧分布の狭帯化を図るためには、閾値電圧分布の上裾の判定も行なう必要がある。閾値電圧分布の上裾を判定する場合には、閾値電圧の所望範囲の最大値の読み出し電圧をベリファイ対象のすべてのメモリセルに供給し、ベリファイ対象のすべてのメモリセルがオン状態であれば正常であると判定する。すなわち、閾値電圧分布の下裾判定および上裾判定において閾値電圧が正常な場合の相補信号の論理レベルが逆になる。
ここで、フラッシュメモリは、相補信号に基づいてメモリセルの閾値電圧の良否判定を行なう判定回路の構成を複雑化することなく閾値電圧分布の上裾判定および下裾判定の両方を行なう構成であることが望ましい。
しかしながら、特許文献1〜4記載の半導体装置は、相補信号が出力されるセンスアンプの2つのノードのいずれか一方のみに前述の判定回路が接続される構成である。したがって、特許文献1〜4記載の半導体装置では、判定回路の構成を複雑化することなく閾値電圧分布の上裾判定および下裾判定の両方を行なうために、閾値電圧分布の下裾判定または上裾判定を行なう際に、センスアンプおよびその周辺回路を制御して相補信号の論理レベルを反転する必要がある。このため、メモリセルの閾値電圧の良否判定に長時間を要してしまい、データ書き込み時間およびデータ消去時間が長くなってしまうという問題点があった。
それゆえに、本発明の目的は、回路構成の複雑化を防ぐとともにメモリセルの閾値電圧の良否判定を短時間で行なうことが可能な半導体装置を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明のある局面に係る半導体装置は、閾値電圧に基づいてデータを記憶する複数個のメモリセルと、対応のメモリセルの記憶データに基づく読み出し信号が現われる複数のビット線と、ビット線に対応して配置され、対応のビット線に現われた読み出し信号を検出し、検出した読み出し信号に基づいて互いに異なる論理レベルを有する第1の信号および第2の信号をそれぞれ第1ノードおよび第2ノードから出力する複数個のセンスアンプと、複数個のセンスアンプの第1ノードおよび第2ノードからそれぞれ受けた第1の信号および第2の信号に基づいて複数個のメモリセルの閾値電圧の良否を判定する判定部とを備える。
本発明によれば、回路構成の複雑化を防ぐとともにメモリセルの閾値電圧の良否判定を短時間で行なうことができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
<第1の実施の形態>
[構成および基本動作]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の構成を示す図である。
図1を参照して、半導体装置101は、センスラッチ部11A〜11Cと、判定部12と、読み出し部13と、メモリセルアレイMAと、電圧発生部4と、制御部5と、グローバルビット線GBLA,GBLB,GBLCとを備える。センスラッチ部11A〜11Cは、各々が、センスアンプ1と、NチャネルMOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタM7〜M13とを含む。センスアンプ1は、PチャネルMOSトランジスタM1〜M3と、NチャネルMOSトランジスタM4〜M6とを含む。判定部12は、NチャネルMOSトランジスタ(第1のトランジスタ)M21A〜M21Cと、NチャネルMOSトランジスタ(第2のトランジスタ)M22A〜M22Cと、電流判定回路2と、切り替え回路3とを含む。切り替え回路3は、NチャネルMOSトランジスタM14およびM15を含む。メモリセルアレイMAは、閾値電圧に基づいてデータを記憶する複数個のメモリセル、すなわちメモリセルMC1A〜MC5Aと、メモリセルMC1B〜MC5Bと、メモリセルMC1C〜MC5Cとを含む。
以下、メモリセルアレイMAにおけるメモリセルをメモリセルMCと総称する場合がある。また、グローバルビット線GBLA,GBLB,GBLCをグローバルビット線GBLと総称する場合がある。
グローバルビット線GBLA,GBLB,GBLCには、対応のメモリセルMCの記憶データに基づく読み出し信号が現われる。
センスアンプ1は、ラッチ型のセンスアンプであり、グローバルビット線GBLに対応して配置される。そして、センスアンプ1は、対応のグローバルビット線GBLに現われた読み出し信号を検出し、検出した読み出し信号に基づいて相補信号すなわち互いに異なる論理レベルを有する検出信号DET1および検出信号DET2をそれぞれSLSノードおよびSLRノードから出力する。
判定部12は、センスラッチ部11A〜11Cにおけるセンスアンプ1のSLSノードおよびSLRノードからそれぞれ受けた検出信号DET1および検出信号DET2に基づいて半導体装置101の不良判定すなわちメモリセルMC1A〜MC5A、メモリセルMC1B〜MC5BおよびメモリセルMC1C〜MC5Cの閾値電圧の良否判定を行なう。
NチャネルMOSトランジスタM21A〜M21Cは、センスラッチ部11A〜11Cに対応して配置され、対応のセンスラッチ部におけるセンスアンプ1のSLSノードから受けた検出信号DET1に基づいてオン状態およびオフ状態を切り替える。
NチャネルMOSトランジスタM22A〜M22Cは、センスラッチ部11A〜11Cに対応して配置され、対応のセンスラッチ部におけるセンスアンプ1のSLRノードから受けた検出信号DET2に基づいてオン状態およびオフ状態を切り替える。
切り替え回路3は、電流判定回路2とNチャネルMOSトランジスタM21A〜M21Cとを接続するか、あるいは電流判定回路2とNチャネルMOSトランジスタM22A〜M22Cとを接続するかを切り替える。より詳細には、NチャネルMOSトランジスタ14がオン状態の場合に電流判定回路2とNチャネルMOSトランジスタM21A〜M21Cとが接続され、また、NチャネルMOSトランジスタ15がオン状態の場合に電流判定回路2とNチャネルMOSトランジスタM22A〜M22Cとが接続される。
電流判定回路2は、電流線ECSを介して受けたNチャネルMOSトランジスタM21A〜M21Cの出力電流、または電流線ECRを介して受けたNチャネルMOSトランジスタM22A〜M22Cの出力電流を検出し、検出した出力電流と基準電流とを比較し、比較結果すなわちベリファイ対象のメモリセルの閾値電圧の良否を表わす判定信号CHKを出力する。なお、半導体装置101が切り替え回路3を備えず、電流判定回路2が、電流線ECSを介して受けたNチャネルMOSトランジスタM21A〜M21Cの出力電流、および電流線ECRを介して受けたNチャネルMOSトランジスタM22A〜M22Cの出力電流のそれぞれを同時に検出する構成であってもよい。
制御部5は、半導体装置101における各回路の制御を行なう。電圧発生部4は、制御部5の制御に基づいて、半導体装置101におけるノードおよび制御線等に電圧を供給する。
読み出し部13は、センスラッチ部11A〜11CのSLSノードおよびSLRノードに接続され、センスアンプ1のSLSノードおよびSLRノードからそれぞれ受けた検出信号DET1および検出信号DET2に基づいてメモリセルの記憶データを読み出しデータとして外部へ出力する。
[動作]
次に、本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置のベリファイ動作について説明する。
図2(a)〜(e)は、本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置のベリファイ動作を示す波形図である。図2(a)〜(e)は、ベリファイ対象のメモリセルがオン状態である場合の波形図である。
図3(a)は、メモリセルの閾値電圧分布の上裾判定を示す図である。図3(b)は、メモリセルの閾値電圧分布の下裾判定を示す図である。図3では、2個の論理レベルに対応する閾値電圧分布が示されており、実線の閾値電圧分布を判定する様子が示されている。
以下では、ベリファイ対象のメモリセルがメモリセルMC2A〜MC2Cである場合について説明する。
図1を参照して、NチャネルMOSトランジスタM13は、グローバルビット線GBLにチャージされる電荷量を調整するために配置される。NチャネルMOSトランジスタM13のゲートには、所定量の電荷に対応する所定電圧が供給されており、オン状態である。また、制御信号PC、TRおよびFPCはLレベルであり、NチャネルMOSトランジスタM7〜M9はオフ状態である。
図2を参照して、制御部5は、NチャネルMOSトランジスタM12のゲートにHレベルの制御信号PCEを出力する(t1)。そうすると、グローバルビット線GBLに所定量の電荷がチャージされる。
図示しないプリチャージ回路は、SLRノードの電位がSLSノードの電位と比べて高くなるようにSLSノードおよびSLRノードに電荷をチャージする(t2)。
次に、制御部5は、ベリファイ対象のメモリセルMC2A〜MC2Cのゲートに読み出し電圧(ベリファイ電圧)VRを供給する。図3(a)を参照して、制御部5は、メモリセルの閾値電圧分布の上裾を判定する場合には、閾値電圧の所望範囲の最大値の読み出し電圧VRをメモリセルに供給する。
メモリセルの閾値電圧分布の上裾を判定する場合であって、メモリセルの閾値電圧が正常であるときには、メモリセルはオン状態となる。この場合、グローバルビット線GBLにチャージされた電荷が、オン状態のメモリセルを介してディスチャージされ、グローバルビット線GBLの電位が低くなる。そうすると、ゲートがグローバルビット線GBLに接続されているNチャネルMOSトランジスタM10はオフ状態となる。このため、SLRノードの電位は保持され、変化しない。また、SLSノードの電位も保持されており、変化しない(t3)。
次に、制御部5は、NチャネルMOSトランジスタM11のゲートにHレベルの制御信号DISEを出力してNチャネルMOSトランジスタM11をオン状態とする(t4)。
次に、制御部5は、PチャネルMOSトランジスタM3のゲートにLレベルの制御信号SENSE_Nを出力し、NチャネルMOSトランジスタM6のゲートにHレベルの制御信号SENSEを出力する。なお、制御信号SENSE_Nは、制御信号SENSEの反転信号である。そうすると、センスアンプ1が活性化し、SLRノードのレベルを電源電圧へ増幅し、かつSLSノードのレベルを接地電圧へ増幅する。そして、センスアンプ1は、SLRノードのレベルおよびSLSノードのレベルを保持する。すなわち、センスアンプ1は、Hレベルの検出信号DET2およびLレベルの検出信号DET1を出力する(t5)。
図4(a)〜(e)は、本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置のベリファイ動作を示す波形図である。図4(a)〜(e)は、ベリファイ対象のメモリセルがオフ状態である場合の波形図である。
期間t11およびt12における動作は図2に示す期間t1およびt2と同様であるため、ここでは詳細な説明を繰り返さない。
制御部5は、ベリファイ対象のメモリセルMC2A〜MC2Cのゲートに読み出し電圧(ベリファイ電圧)VRを供給する。図3(b)を参照して、制御部5は、メモリセルの閾値電圧分布の下裾を判定する場合には、閾値電圧の所望範囲の最小値の読み出し電圧VRをメモリセルMC2A〜MC2Cのゲートに供給する。
メモリセルの閾値電圧分布の下裾を判定する場合であって、メモリセルの閾値電圧が正常であるときには、メモリセルはオフ状態となる。この場合、グローバルビット線GBLにチャージされた電荷はディスチャージされず、グローバルビット線GBLの電位は変化しない。そうすると、ゲートがグローバルビット線GBLに接続されているNチャネルMOSトランジスタM10はオン状態となる。ここで、制御信号DISEはLレベルであり、NチャネルMOSトランジスタM11はオフ状態であるため、SLRノードの電位は保持されており、変化しない。また、SLSノードの電位は保持されており、変化しない(t13)。
次に、制御部5は、NチャネルMOSトランジスタM11のゲートにHレベルの制御信号DISEを出力する。そうすると、SLRノードにチャージされた電荷がNチャネルMOSトランジスタM10およびM11を介してディスチャージされ、SLRノードの電位が低くなり、SLSノードの電位よりも低くなる(t14)。
次に、制御部5は、PチャネルMOSトランジスタM3のゲートにLレベルの制御信号SENSE_Nを出力し、NチャネルMOSトランジスタM6のゲートにHレベルの制御信号SENSEを出力する。そうすると、センスアンプ1が活性化し、SLRノードのレベルを接地電圧へ増幅し、かつSLSノードのレベルを電源電圧へ増幅する。そして、センスアンプ1は、SLRノードのレベルおよびSLSノードのレベルを保持する。すなわち、センスアンプ1は、Lレベルの検出信号DET2およびHレベルの検出信号DET1を出力する(t15)。
図5は、本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置における電流判定回路およびその周辺回路の構成を示す図である。図5では、説明を簡単にするために、NチャネルMOSトランジスタM22A〜M22Cと電流判定回路2とが直接接続されている場合の構成を示す。
電流線ECSおよびNチャネルMOSトランジスタM21A〜M21Cと電流判定回路2との関係は、電流線ECRおよびNチャネルMOSトランジスタM22A〜M22Cと電流判定回路2との関係と同様であるため、ここでは詳細な説明を繰り返さない。
図5を参照して、電流判定回路2は、PチャネルMOSトランジスタM31およびM32と、NチャネルMOSトランジスタM33とを含む。
PチャネルMOSトランジスタM31のゲートおよびドレインと、PチャネルMOSトランジスタM32のゲートと、NチャネルMOSトランジスタM22A〜M22Cのドレインとが接続される。
NチャネルMOSトランジスタM33はゲートにHレベルの電圧が供給されており、オン状態である。
NチャネルMOSトランジスタM22A〜M22Cの出力電流の合計が基準電流IBより小さい場合には、PチャネルMOSトランジスタM32がオフ状態となるため、判定信号CHKはLレベルとなる。一方、NチャネルMOSトランジスタM22A〜M22Cの出力電流の合計が基準電流IBより大きい場合には、PチャネルMOSトランジスタM32がオン状態となるため、判定信号CHKはHレベルとなる。
たとえば、各メモリセルの閾値電圧が正常である場合の判定信号CHKの論理レベルをLレベルとすると、SLRノードおよびSLSノードのうち、メモリセルの閾値電圧が正常である場合にセンスアンプ1からLレベルの信号が出力される方のノードを選択して電流判定回路2と接続すれば、電流判定回路2の構成を変更することなく、メモリセルの閾値電圧分布の下裾判定および上裾判定の両方を行なうことができる。
ここで、前述のように、メモリセルの閾値電圧分布の上裾判定を行なう場合であってメモリセルの閾値電圧が正常であるときには、センスアンプ1は、Lレベルの検出信号DET1およびHレベルの検出信号DET2を出力する。また、メモリセルの閾値電圧分布の下裾判定を行なう場合であってメモリセルの閾値電圧が正常であるときには、センスアンプ1は、Hレベルの検出信号DET1およびLレベルの検出信号DET2を出力する。
このため、制御部5は、メモリセルの閾値電圧分布の上裾を判定する場合には、切り替え回路3を制御して、SLSノードすなわち検出信号DET1に対応する制御線ECSを電流判定回路2と接続する。また、制御部5は、メモリセルの閾値電圧分布の下裾を判定する場合には、切り替え回路3を制御して、SLRノードすなわち検出信号DET2に対応する制御線ECRを電流判定回路2と接続する。
この場合、判定部12は、センスラッチ部11A〜11Cにおけるセンスアンプ1からそれぞれ受けた検出信号DET1に基づいてベリファイ対象のメモリセルの閾値電圧がそれぞれ所定範囲における最大値未満であるか否かを判定する。また、判定部12は、センスラッチ部11A〜11Cにおけるセンスアンプ1からそれぞれ受けた検出信号DET2に基づいてベリファイ対象のメモリセルの閾値電圧がそれぞれ所定範囲における最小値以上であるか否かを判定する。
NチャネルMOSトランジスタM33の出力電流である基準電流IBを、NチャネルMOSトランジスタM22A〜M22Cの1個分の出力電流より小さい値に設定した場合には、電流判定回路2は、ベリファイ対象のすべてのメモリセルの閾値電圧が正常であるか、あるいは閾値電圧が異常であるメモリセルが1個以上存在するかを判定することができる。
また、基準電流IBを、NチャネルMOSトランジスタM22A〜M22Cの1個分の出力電流より大きく、かつ2個分の出力電流より小さい値に設定した場合には、電流判定回路2は、ベリファイ対象のメモリセルのうち、閾値電圧が異常であるメモリセルは1個以下であるか、あるいは閾値電圧が異常であるメモリセルが2個以上存在するかを判定することができる。
ところで、特許文献1〜4記載の半導体装置では、閾値電圧分布の下裾判定または上裾判定を行なう際に、センスアンプおよびその周辺回路を制御して相補信号の論理レベルを反転する必要があり、データ書き込み時間およびデータ消去時間が長くなってしまうという問題点があった。
しかしながら、本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置では、判定部12は、センスラッチ部11A〜11Cにおけるセンスアンプ1のSLSノードおよびSLRノードからそれぞれ受けた相補信号である検出信号DET1および検出信号DET2に基づいてメモリセルMC1A〜MC5A、メモリセルMC1B〜MC5BおよびメモリセルMC1C〜MC5Cの閾値電圧の良否判定を行なう。このような構成により、電流判定回路2の構成を複雑化することなく、かつセンスアンプおよびその周辺回路を制御して相補信号の論理レベルを反転することなく、メモリセルの閾値電圧分布の下裾判定および上裾判定の両方を行なうことができる。したがって、本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置では、回路構成の複雑化を防ぐとともにメモリセルの閾値電圧の良否判定を短時間で行なうことができる。
なお、本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置では、説明を簡単にするために、半導体装置101は、3個のセンスラッチ部およびこれらに対応する各回路を備える構成であるとしたが、これに限定するものではない。半導体装置が、たとえば一般的なフラッシュメモリのように数千個のセンスラッチ部およびこれらに対応する各回路を備える構成であってもよい。
次に、本発明の他の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
<第2の実施の形態>
本実施の形態は、第1の実施の形態に係る半導体装置と比べて判定部の構成を変更した半導体装置に関する。
図6は、本発明の第2の実施の形態に係る半導体装置の構成を示す図である。
図6を参照して、半導体装置102は、半導体装置101と比べて、判定部12の代わりに判定部21を備える。判定部21は、PチャネルMOSトランジスタ(第1のトランジスタ)M23A〜M23Cと、PチャネルMOSトランジスタ(第2のトランジスタ)M24A〜M24Cと、電流判定回路22と、切り替え回路3とを含む。
図7は、本発明の第2の実施の形態に係る半導体装置における電流判定回路およびその周辺回路の構成を示す図である。図7では、説明を簡単にするために、PチャネルMOSトランジスタM24A〜M24Cと電流判定回路22とが直接接続されている場合の構成を示す。
電流線ECSおよびPチャネルMOSトランジスタM23A〜M23Cと電流判定回路22との関係は、電流線ECRおよびPチャネルMOSトランジスタM24A〜M24Cと電流判定回路22との関係と同様であるため、ここでは詳細な説明を繰り返さない。
図7を参照して、電流判定回路22は、NチャネルMOSトランジスタM41およびM42と、PチャネルMOSトランジスタM43とを含む。
NチャネルMOSトランジスタM41のゲートおよびソースと、NチャネルMOSトランジスタM42のゲートと、PチャネルMOSトランジスタM24A〜M24Cのソースとが接続される。
PチャネルMOSトランジスタM43はゲートにLレベルの電圧が供給されており、オン状態である。
PチャネルMOSトランジスタM24A〜M24Cの出力電流の合計が基準電流IBより小さい場合には、NチャネルMOSトランジスタM42がオフ状態となるため、判定信号CHKはLレベルとなる。一方、PチャネルMOSトランジスタM24A〜M24Cの出力電流の合計が基準電流IBより大きい場合には、NチャネルMOSトランジスタM42がオン状態となるため、判定信号CHKはHレベルとなる。
その他の構成および動作は第1の実施の形態に係る半導体装置と同様であるため、ここでは詳細な説明を繰り返さない。
したがって、本発明の第2の実施の形態に係る半導体装置では、本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置と同様に、回路構成の複雑化を防ぐとともにメモリセルの閾値電圧の良否判定を短時間で行なうことができる。
次に、本発明の他の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
<第3の実施の形態>
本実施の形態は、第1の実施の形態に係る半導体装置と比べて判定部の構成を変更した半導体装置に関する。以下で説明する内容以外は第1の実施の形態に係る半導体装置と同様である。
図8は、本発明の第3の実施の形態に係る半導体装置の構成を示す図である。
図8を参照して、半導体装置103は、半導体装置101と比べて、判定部12の代わりに判定部31を備える。判定部31は、NチャネルMOSトランジスタ(第1のトランジスタ)M21A〜M21Cと、NチャネルMOSトランジスタ(第2のトランジスタ)M22A〜M22Cと、NチャネルMOSトランジスタ(第3のトランジスタ)M25A〜M25Cと、NチャネルMOSトランジスタ(第4のトランジスタ)M26A〜M26Cと、電流判定回路32と、切り替え回路3とを含む。
NチャネルMOSトランジスタM25A〜M25Cは、それぞれNチャネルMOSトランジスタM21A〜M21Cの出力すなわちソースに接続される。NチャネルMOSトランジスタM26A〜M26Cは、それぞれNチャネルMOSトランジスタM22A〜M22Cの出力すなわちソースに接続される。
NチャネルMOSトランジスタM25A〜M25Cは、それぞれNチャネルMOSトランジスタM21A〜M21Cの出力電流を所定値に制限する。NチャネルMOSトランジスタM26A〜M26Cは、それぞれNチャネルMOSトランジスタM22A〜M22Cの出力電流を所定値に制限する。
すなわち、NチャネルMOSトランジスタM25A〜M25CおよびM26A〜M26Cの出力電流が、それぞれNチャネルMOSトランジスタM21A〜M21CおよびM22A〜M22Cの出力電流より小さくなるように、NチャネルMOSトランジスタM25A〜M25CおよびM26A〜M26Cのゲートに供給するバイアス電圧BIAS1を調整する。
このような構成により、電流判定回路32におけるNチャネルMOSトランジスタM31からそれぞれオン状態のNチャネルMOSトランジスタM21A〜M21CおよびM22A〜M22Cへ流れる電流値が等しくなり、基準電流IBとの比較による閾値電圧分布の良否判定を正確に行なうことができる、すなわち何個のメモリセルの閾値電圧が正常または異常であるかを正確に判定することができる。
図9は、本発明の第3の実施の形態に係る半導体装置における電流判定回路およびその周辺回路の構成を示す図である。図9では、説明を簡単にするために、NチャネルMOSトランジスタM22A〜M22Cと電流判定回路32とが直接接続されている場合の構成を示す。
電流線ECSおよびNチャネルMOSトランジスタM21A〜M21Cと電流判定回路32との関係は、電流線ECRおよびNチャネルMOSトランジスタM22A〜M22Cと電流判定回路32との関係と同様であるため、ここでは詳細な説明を繰り返さない。
図9を参照して、電流判定回路32は、比較回路51と、基準電流発生回路52とを含む。比較回路51は、PチャネルMOSトランジスタM31およびM32を含む。基準電流発生回路52は、NチャネルMOSトランジスタ(第5のトランジスタ)M33A〜M33Cと、NチャネルMOSトランジスタ(第6のトランジスタ)M34A〜M34Cとを含む。
比較回路51は、NチャネルMOSトランジスタM22A〜M22Cの出力電流と基準電流IBとを比較し、比較結果に基づいてベリファイ対象のメモリセルの閾値電圧の良否を表わす判定信号CHKを出力する。
基準電流発生回路52は、基準電流IBを比較回路51に供給する。
NチャネルMOSトランジスタM33A〜M33Cは、並列に接続され、比較回路51に基準電流IBを出力する。NチャネルMOSトランジスタM34A〜M34Cは、それぞれNチャネルMOSトランジスタM33A〜M33Cの出力すなわちソースに接続される。NチャネルMOSトランジスタM34A〜M34Cは、ゲートに供給されるバイアス電圧BIAS1に基づいて、それぞれNチャネルMOSトランジスタM33A〜M33Cの出力電流を所定値に制限する。すなわち、NチャネルMOSトランジスタM34A〜M34Cの出力電流が、NチャネルMOSトランジスタM33A〜M33Cの出力電流より小さくなるようにバイアス電圧BIAS1を調整する。
NチャネルMOSトランジスタM34A〜M34Cのうち、たとえばNチャネルMOSトランジスタM34AはNチャネルMOSトランジスタM34BおよびM34Cよりもサイズが小さい。たとえば、NチャネルMOSトランジスタM34Aのゲート幅はNチャネルMOSトランジスタM34BおよびM34Cのゲート幅の1/2である。また、NチャネルMOSトランジスタM34BおよびM34Cのサイズと、NチャネルMOSトランジスタM26A〜M26Cのサイズとが同一である。また、NチャネルMOSトランジスタM33A〜M33Cのサイズと、NチャネルMOSトランジスタM22A〜M22Cのサイズとが同一である。
また、NチャネルMOSトランジスタM34A〜M34Cのゲート(制御電極)およびNチャネルMOSトランジスタM26A〜M26Cのゲートにバイアス電圧BIAS1が供給される。
基準電流IBは、NチャネルMOSトランジスタM33A〜M33Cの出力電流の和となる。
NチャネルMOSトランジスタM33Aは、ゲートにHレベルの電圧が供給されるため、常にオン状態である。そして、NチャネルMOSトランジスタM33BおよびM33Cのゲートに供給する電圧を変更することにより、ベリファイ対象の複数個のメモリセルのうちの何個のメモリセルの閾値電圧が異常であるかの判定個数を変更することができる。
ここで、NチャネルMOSトランジスタM26A〜M26CならびにNチャネルMOSトランジスタM34BおよびM34CによってNチャネルMOSトランジスタM22A〜M22CならびにNチャネルMOSトランジスタM33BおよびM33Cの出力電流がIBIASに制限されると仮定する。また、NチャネルMOSトランジスタM34Aのゲート幅がNチャネルMOSトランジスタM34BおよびM34Cのゲート幅の1/2であり、これにより、NチャネルMOSトランジスタM33Aの出力電流がIBIASの1/2に制限されると仮定する。
たとえば、閾値電圧が異常であるメモリセルが1個以下であるか、あるいは2個以上であるかを判定する場合には、たとえばNチャネルMOSトランジスタM33BのゲートにHレベルの電圧を供給し、NチャネルMOSトランジスタM33CのゲートにLレベルの電圧を供給する。この場合、基準電流IBは、1.5×IBIASとなる。そうすると、閾値電圧が異常であるメモリセルが1個以下の場合には、電流線ECRを介して受けたNチャネルMOSトランジスタM22A〜M22Cの出力電流は1.0×IBIAS以下となり、判定信号CHKはLレベルとなる。一方、閾値電圧が異常であるメモリセルが2個以上の場合には、電流線ECRを介して受けたNチャネルMOSトランジスタM22A〜M22Cの出力電流は2.0×IBIAS以上となり、判定信号CHKはHレベルとなる。
このような構成により、NチャネルMOSトランジスタM21A〜M21CおよびM22A〜M22CとNチャネルMOSトランジスタM33A〜M33Cとの製造ばらつきに起因して閾値電圧分布の良否判定が正確に行なえなくなることを防ぐことができる。
次に、本発明の他の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
<第4の実施の形態>
本実施の形態は、第3の実施の形態に係る半導体装置と比べて判定部の構成を変更した半導体装置に関する。以下で説明する内容以外は第3の実施の形態に係る半導体装置と同様である。
図10は、本発明の第4の実施の形態に係る半導体装置の構成を示す図である。
図10を参照して、半導体装置104は、半導体装置103と比べて、判定部31の代わりに判定部41を備える。判定部41は、NチャネルMOSトランジスタ(第1のトランジスタ)M21A〜M21Cと、NチャネルMOSトランジスタ(第2のトランジスタ)M22A〜M22Cと、電流判定回路32と、切り替え回路3と、電圧切り替え回路42とを含む。
電圧切り替え回路42は、NチャネルMOSトランジスタM25A〜M25CおよびM26A〜M26Cのゲートへバイアス電圧(制御電圧)BIASを出力するかあるいは電源電圧(制御電圧)VDDを出力するかを切り替える。
ここで、一般的に、電流線ECRおよびECSは、メモリセルアレイMAが配置されるメモリマット上を長く引き回されるため、容量値および抵抗値が大きい。したがって、電流線ECRおよびECSのレベルは安定するまでに時間がかかり、ベリファイ時間が増大してしまう。また、ベリファイ対象のすべてのメモリセルの閾値電圧が正常であるか否かを判定する場合には、電流線ECRまたはECSに接続され、電流判定回路32へ電流を出力する複数個のNチャネルMOSトランジスタがすべてオフ状態であるか否かを判定すればよいので、電流線ECRまたはECSを介して受けた電流と基準電流IBとの比較は高い精度が要求されない。一方、ベリファイ対象の複数個のメモリセルのうち、閾値電圧が異常であるメモリセルの個数が所定値(ただし、所定値は2以上)以下であるか否かを判定する場合には、電流線ECRまたはECSを介して受けた電流と基準電流IBとの比較は高い精度が要求される。
そこで、本発明の第4の実施の形態に係る半導体装置では、電圧切り替え回路42を備えることにより、ベリファイに高い精度が要求されない場合にはNチャネルMOSトランジスタM25A〜M25CおよびM26A〜M26Cのゲートへ電源電圧VDDを出力してNチャネルMOSトランジスタM21A〜M21CおよびM22A〜M22Cの出力電流の制限を解除する。このような構成により、電流線ECRおよびECSに大きい電流を流してレベルを早期に安定させ、ベリファイ時間の短縮を図ることができる。
また、ベリファイ時間の短縮が要求されない場合にはNチャネルMOSトランジスタM25A〜M25CおよびM26A〜M26Cへバイアス電圧BIASを出力してNチャネルMOSトランジスタM21A〜M21CおよびM22A〜M22Cの出力電流を共通の所定値に制限することにより、ベリファイの精度を高めることができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の構成を示す図である。 (a)〜(e)は、本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置のベリファイ動作を示す波形図である。 (a)は、メモリセルの閾値電圧分布の上裾判定を示す図である。(b)は、メモリセルの閾値電圧分布の下裾判定を示す図である。 (a)〜(e)は、本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置のベリファイ動作を示す波形図である。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置における電流判定回路およびその周辺回路の構成を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る半導体装置の構成を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る半導体装置における電流判定回路およびその周辺回路の構成を示す図である。 本発明の第3の実施の形態に係る半導体装置の構成を示す図である。 本発明の第3の実施の形態に係る半導体装置における電流判定回路およびその周辺回路の構成を示す図である。 本発明の第4の実施の形態に係る半導体装置の構成を示す図である。
符号の説明
1 センスアンプ、2 電流判定回路、3 切り替え回路、4 電圧発生部、5 制御部、11A〜11C センスラッチ部、12,21,31,41 判定部、13 読み出し部、22,32 電流判定回路、42 電圧切り替え回路、51 比較回路、52 基準電流発生回路、101〜104 半導体装置、MA メモリセルアレイ、GBL,GBLA,GBLB,GBLC グローバルビット線、M1〜M3,M31,M32,M43 PチャネルMOSトランジスタ、M4〜M15,M33,M34 NチャネルMOSトランジスタ、M21A〜M21C NチャネルMOSトランジスタ(第1のトランジスタ)、M22A〜M22C NチャネルMOSトランジスタ(第2のトランジスタ)、M23A〜M23C PチャネルMOSトランジスタ(第1のトランジスタ)、M24A〜M24C PチャネルMOSトランジスタ(第2のトランジスタ)、M25A〜M25C NチャネルMOSトランジスタ(第3のトランジスタ)、M26A〜M26C NチャネルMOSトランジスタ(第4のトランジスタ)、M33A〜M33C NチャネルMOSトランジスタ(第5のトランジスタ)、M34A〜M34C NチャネルMOSトランジスタ(第6のトランジスタ)、MC,MC1A〜MC5A,MC1B〜MC5B,MC1C〜MC5C メモリセル。

Claims (6)

  1. 閾値電圧に基づいてデータを記憶する複数個のメモリセルと、
    対応の前記メモリセルの記憶データに基づく読み出し信号が現われる複数のビット線と、
    前記ビット線に対応して配置され、対応の前記ビット線に現われた読み出し信号を検出し、前記検出した読み出し信号に基づいて互いに異なる論理レベルを有する第1の信号および第2の信号をそれぞれ第1ノードおよび第2ノードから出力する複数個のセンスアンプと、
    前記複数個のセンスアンプの前記第1ノードおよび前記第2ノードからそれぞれ受けた前記第1の信号および前記第2の信号に基づいて前記複数個のメモリセルの閾値電圧の良否を判定する判定部とを備える半導体装置。
  2. 前記判定部は、
    前記複数個のセンスアンプの前記第1ノードからそれぞれ受けた第1の信号に基づいて前記複数個のメモリセルの閾値電圧がそれぞれ所定範囲における最大値未満であるか否かを判定し、かつ前記複数個のセンスアンプの前記第2ノードからそれぞれ受けた第2の信号に基づいて前記複数個のメモリセルの閾値電圧がそれぞれ前記所定範囲における最小値以上であるか否かを判定する請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記判定部は、
    前記センスアンプに対応して配置され、対応の前記センスアンプの前記第1ノードから受けた第1の信号に基づいてオン状態およびオフ状態を切り替える複数個の第1のトランジスタと、
    前記センスアンプに対応して配置され、対応の前記センスアンプの前記第2ノードから受けた第2の信号に基づいてオン状態およびオフ状態を切り替える複数個の第2のトランジスタと、
    前記複数個の第1のトランジスタの出力電流および前記複数個の第2のトランジスタの出力電流を検出し、前記検出結果に基づいて前記複数個のメモリセルの閾値電圧の良否を表わす信号を出力する電流判定回路とを含む請求項1記載の半導体装置。
  4. 前記判定部は、さらに、
    対応の前記第1のトランジスタの出力に電気的に接続され、前記対応の第1のトランジスタの出力電流を所定値に制限する複数個の第3のトランジスタと、
    対応の前記第2のトランジスタの出力に電気的に接続され、前記対応の第2のトランジスタの出力電流を所定値に制限する複数個の第4のトランジスタとを含む請求項3記載の半導体装置。
  5. 前記判定部は、さらに、
    前記第3のトランジスタおよび前記第4のトランジスタへ第1の制御電圧を出力するかあるいは第2の制御電圧を出力するかを切り替える電圧切り替え回路を含み、
    前記第3のトランジスタは、前記電圧切り替え回路から受けた制御電圧に基づいて前記対応の第1のトランジスタの出力電流を所定値に制限するか否かを切り替え、
    前記第4のトランジスタは、前記電圧切り替え回路から受けた制御電圧に基づいて前記対応の第2のトランジスタの出力電流を所定値に制限するか否かを切り替える請求項4記載の半導体装置。
  6. 前記判定部は、さらに、
    対応の前記第1のトランジスタの出力に電気的に接続され、前記対応の第1のトランジスタの出力電流を所定値に制限する複数個の第3のトランジスタを含み、
    前記電流判定回路は、
    前記第1のトランジスタの出力電流と基準電流とを比較し、前記比較結果に基づいて前記複数個のメモリセルの閾値電圧の良否を表わす信号を出力する比較回路と、
    前記基準電流を前記比較回路に供給する基準電流発生回路とを含み、
    前記基準電流発生回路は、
    並列に接続され、前記比較回路に基準電流を出力する複数個の第5のトランジスタと、
    対応の前記第5のトランジスタの出力に電気的に接続され、前記対応の第5のトランジスタの出力電流を所定値に制限する複数個の第6のトランジスタとを含み、
    前記第6のトランジスタの制御電極および前記第3のトランジスタの制御電極に所定電圧が供給され、
    前記複数個の第6のトランジスタのうち、1個の前記第6のトランジスタは他の前記第6のトランジスタよりもサイズが小さく、残りの前記第6のトランジスタのサイズと、前記第3のトランジスタのサイズとが同一である請求項3記載の半導体装置。
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