JP4484344B2 - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電気的にデータの書き込み及び消去が可能な不揮発性半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、不揮発性半導体記憶装置の1つとして、電気的にデータの書き込み及び消去が可能なEEPROMが知られている。
【0003】
図4は、このEEPROMの構成を1つのメモリセルについて示した図である。図4において、メモリセルMC1は、1つの選択トランジスタ11と1つの記憶トランジスタ12とから構成されている。記憶トランジスタ12はフローティングゲートとコントロールゲートを有しており、このフローティングゲートの帯電状態によって情報(書き込み、消去の2つの状態)を記憶する。フローティングゲートへの電荷の注入及び放出はフローティングゲートとドレイン間の部分的な薄膜(トンネル酸化膜)を介してトンネル電流により行われる。
【0004】
フローティングゲートが負に帯電すると、記憶トランジスタのしきい電圧Vthが高くなる。この状態を消去状態(“1”状態)と呼ぶ。逆に、フローティングゲートが正に帯電すると、記憶トランジスタのしきい電圧Vthが低くなる。この状態を書き込み状態(“0”状態)と呼ぶ。
【0005】
読み出し動作では、センス線SLに消去状態と書き込み状態のしきい値電圧の中間の電圧(Vref)が供給され、ワード線WLが選択されていればトランジスタ17はオンしコントロール線CLにセンス線SLの電圧が印加される。フローティングゲートが、消去状態(“1”状態)であれば記憶トランジスタ12は導通せず、書き込み状態(“0”状態)であれば記憶トランジスタ12は導通する。
【0006】
この時、ワード線WLが選択されて選択トランジスタ11は導通状態であり、ビット線選択トランジスタ15も導通しているから、データラインDLの電圧は、記憶トランジスタ12に記憶された情報に従って流れる電流と、負荷PMOS16の供給電流により定まる。このデータラインDLの電圧がセンスアンプSAにより検出されて、“1”、“0”の状態信号が出力される。
【0007】
この状態が図5の特性図に示されており、負荷PMOSの特性とメモリセル“0”の状態の特性との交点の検出電圧d1、及び負荷PMOSの特性とメモリセル“1”の状態の特性との交点の検出電圧d2が出力され、判定電圧との比較により、“1”、“0”が判定される。
【0008】
ところで、記憶トランジスタ12の記憶状態は、トンネル酸化膜に高電圧を印加して書き換えるが、このときの高電圧のストレスなどによりトンネル酸化膜が劣化する。トンネル酸化膜の質の悪いものがあるとその劣化が進行し、短絡故障を発生してしまう。
【0009】
このようにトンネル酸化膜が破壊し短絡した記憶トランジスタ12では、ドレインとゲートが接続された飽和結線と等価な回路となるので、メモリセルの電流はドレイン・ソース間電圧に依存するようになる。その電圧−電流特性は、図5の特性図に示されるように、短絡した記憶トランジスタ12のスレッショホールド電圧までは電流は流れず、スレッショホールド電圧を越えると電流が流れ始める。この電流は、電圧の増加とともに図のように徐々に大きくなり、負荷PMOSの特性との交点である安定電圧点付近ではメモリセル“1”状態よりも大きい電流が流れる。この結果、不良状態となったメモリセルでは、データは常に“1”と判定されることになる。なお、この特性図で、メモリセル“1”の時にも電流が流れるように表されているが、これは表記上理解しやすくするためであり、実際にはほとんど電流は流れない。
【0010】
多くの記憶セルのうち1つでも、トンネル酸化膜の短絡故障を発生すると、不揮発性半導体装置が全体として、使用不可能になる。
【0011】
そこで、図6に示されるように、メモリセルMC1に並列に、選択トランジスタ13と記憶トランジスタ14とからなるメモリセルMC2を並列に接続し、この両方のメモリセルに同一の情報を記憶させ、読み出し時にはメモリセルの情報“1”、“0”に応じた電流を合成し、この合成電流に基づいて、メモリセルの情報 “1”、“0”を判断するようにした、不揮発性半導体記憶装置が提案されている。
【0012】
この図6の不揮発性半導体記憶装置によれば、一方のメモリセルMC1における記憶トランジスタ12のトンネル酸化膜の膜質が悪くフローティングゲートとドレインが短絡したとしても、他方のメモリセルMC2の情報を正常に読み出せるように構成している。
【0013】
これを、図7の特性図を参照して説明する。2つのメモリセルMC1,MC2の正常品を「OK」、不良品を「NG」で表すと、2つのメモリセルMC1,MC2が「OK+OK」でデータ“0”の時は、負荷PMOSとの交点の検出電圧d1が検出され、2つのメモリセルが「OK+OK」でデータ“1”の時は、負荷PMOSとの交点の検出電圧d2が検出され、2つのメモリセルが「OK+NG」でデータ“0”の時は、負荷PMOSとの交点の検出電圧d3が検出され、また2つのメモリセルが「OK+NG」でデータ“1”の時は、負荷PMOSとの交点の検出電圧d4が検出される。そして、判定電圧との比較により、データ“0”、“1”が読み出される。なお、この特性図で、2つのメモリセルが「OK+OK」でデータ“1”の時にも電流が流れるように表されているが、これは表記上理解しやすくするためであり、実際にはほとんど電流は流れない。
【0014】
そして、2つのメモリセルMC1,MC2のトンネル酸化膜の膜質がともに悪い場合は非常にまれであり、また異なった場所に位置する記憶トランジスタ同志を組み合わせることで、不揮発性半導体記憶装置全体としての寿命を飛躍的に延ばしている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、図6の不揮発性半導体記憶装置では、不良メモリセルが存在する場合に、データ読み出し時のマージンが低下してしまう。つまり、2つのメモリセルが「OK+NG」でデータ“1”の時は、負荷PMOSとの交点の検出電圧d4が検出されるが、この検出電圧d4と判定電圧との電圧差が小さくなり、センスアンプによる検出が困難になってくる。
【0016】
この検出電圧d4と判定電圧との電圧差を大きくするには、負荷PMOS16の特性を電流値が大きいものに変更すれば、簡単に実現できるが、この場合には負荷PMOSの電流を増加させるに伴って、電力消費が大きくなってしまう。
【0017】
そこで、本発明は、2つのメモリセルを並列に接続し、この両方のメモリセルに同一の情報を記憶させる不揮発性半導体記憶装置において、データの読み出しマージンを確保するとともに、消費電力を低減することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
本明細書中に開示されている第1構成の不揮発性半導体記憶装置は、記憶トランジスタを有する2つのメモリセルを並列に接続し、この両方のメモリセルに同一の情報を記憶させ、読み出し時には合成電流に基づいてメモリセルの情報 “1”、“0”を判断するようにした、不揮発性半導体記憶装置において、前記合成電流経路に設けた電圧制限トランジスタと、所定の定電圧を発生する定電圧発生手段とを備え、この定電圧発生手段の定電圧を前記電圧制限トランジスタのゲートに印加することを特徴とする。
【0019】
前記第1構成の不揮発性半導体記憶装置によれば、合成電流経路に設けた電圧制限トランジスタのゲート電圧を、所定の定電圧に設定することにより、並列接続された2つのメモリセルのいずれかの記憶トランジスタが不良となっても、流れる電流を前記定電圧に基づく値に制限する。これにより、データ読み出しマージンを大きくし安定して読み出すとともに、電力消費を少なくする。
【0020】
本明細書中に開示されている第2構成の不揮発性半導体記憶装置は、前記第1構成の不揮発性半導体記憶装置において、前記定電圧発生手段は、不良を模擬した記憶トランジスタを有する不良メモリモデル及び負荷手段とを含んで構成されていることを特徴とする。
【0021】
前記第2構成の不揮発性半導体記憶装置によれば、前記第1構成の作用に加えて、不良を模擬した記憶トランジスタは、メモリセルのトンネル酸化膜が破壊し短絡した記憶トランジスタ12,14を模擬しているから、その電圧−電流特性は不良メモリセルにおける電圧−電流特性と同様の特性となり、定電圧を的確に形成することができる。
【0022】
本明細書中に開示されている第3構成の不揮発性半導体記憶装置は、前記第1構成の不揮発性半導体記憶装置において、前記定電圧発生手段は、記憶内容の読み出し時にメモリセルに印加する参照電圧を発生する定電圧回路を共用していることを特徴とする。
【0023】
前記第3構成の不揮発性半導体記憶装置によれば、前記第1構成の作用に加えて、合成電流経路に設けた電圧制限トランジスタのゲート電圧のための新たに定電圧回路を追加する必要がない。
【0024】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施の形態に係る不揮発性半導体記憶装置の構成図である。図1において、選択トランジスタ11及び記憶トランジスタ12からなるメモリセルMC1と、選択トランジスタ13及び記憶トランジスタ14からなる記憶セルMC2が並列接続されて同一のデータが書き込まれている。なお、選択トランジスタを1つとし、記憶トランジスタ12,14を直接に並列接続しても良い。
【0025】
このメモリセルMC1,MC2とビット線選択トランジスタ15,負荷PMOS16が直列に接続され、その中点のデータラインDLにセンスアンプSAが接続されており、ワード線WL、センス線SLの信号を受けて記憶データが読み出される。このような構成及び動作は図6の従来例の不揮発性半導体記憶装置と同様であり、多数のメモリセルがマトリクス状に配置されている。
【0026】
この図1では、ビット線選択トランジスタ15と負荷PMOS16との間に、電圧制限トランジスタ18を直列に設けるとともに、このゲートに定電圧発生回路20で発生される所定の定電圧を印加している。
【0027】
この定電圧発生回路20は、次のように構成されている。まず、選択トランジスタ11,13と同一構成であるトランジスタ21、及び記憶トランジスタ12,14と同一構成で且つそのフローティングゲートとドレインとを接続して飽和結線とし不良記憶トランジスタを模擬した不良記憶トランジスタ22とで形成した不良メモリモデルMC3を設ける。
【0028】
この不良メモリモデルMC3と直列に、ドレインとゲートを直接接続した定電圧出力トランジスタ23と、調整可能な負荷抵抗24を接続し、定電圧出力トランジスタ23のゲートから定電圧を出力する。なお、図1において、負荷PMOS16以外のトランジスタは、全てN形MOSトランジスタで構成されている。
【0029】
不良メモリモデルMC3のトランジスタ21はゲートに電圧が印加されて導通しており、また、不良記憶トランジスタ22はトンネル酸化膜が破壊し短絡した記憶トランジスタ12,14を模擬しているから、その電圧−電流特性は、図3の定電圧発生回路の特性図における不良メモリモデルに示されるように、不良メモリセルにおける電圧−電流特性と同様の特性となる。
【0030】
つまり、不良メモリモデルセルMC3への印加電圧が不良記憶トランジスタ22のスレッシュホールド電圧Vthまでは電流は流れず、その電圧を超えると図のように徐々に電流値が大きくなる。
【0031】
一方、負荷抵抗24は、図3に負荷特性として示したような電圧−電流特性を持つから、この定電圧発生回路20の出力電圧は不良メモリモデル特性と負荷特性との交点の電圧Vrとなる。この電圧Vrの大きさは、負荷抵抗24の値を変えることにより負荷特性が図3の破線のように変わるから、必要時には調整することができる。なお、実際には、定電圧出力トランジスタ23のスレッシュホールド電圧分だけ上乗せされた電圧が出力されることになる。
【0032】
定電圧発生回路20から出力される定電圧が電圧制限トランジスタ18のゲートに印加される。これにより電圧制限トランジスタ18のソース側、つまり導通されているビット線選択トランジスタ15を介してビット線BLには、電圧制限トランジスタ18のスレッシュホールド電圧分だけ低下した電圧が印加される。電圧制限トランジスタ18と定電圧出力トランジスタ23とを特性を揃ったものを使用することにより、ビット線BLの電圧は、図3の定電圧発生回路の特性図における交点電圧Vrと同じ電圧となる。なお、図1では、ビット線選択トランジスタ15と別に電圧制限トランジスタ18を設けているが、これら2つのトランジスタは共用することができる。
【0033】
さて、このようにビット線BLの電圧Vrが、不良となったメモリセルのスレッシュホールド電圧より少し高い電圧に設定された、図1の不揮発性半導体記憶装置の読み出し動作について、その特性図を示す図2を参照して説明する。
【0034】
まず、2つのメモリセルMC1,MC2が「OK+OK」でデータ“0”の時は、負荷PMOSとの交点の検出電圧d1が検出される。この検出電圧d1は、ビット線BLの電圧Vrより低い値であるから、この場合には電圧Vrによる制限は掛からず、従来のものと同様に動作する。なお、図2において、特性図の破線は、従来のものの図7の特性図の曲線を、参考のために併記したものである。
【0035】
次に、2つのメモリセルMC1,MC2が「OK+NG」でデータ“0”の時は、負荷PMOSとの交点の検出電圧d3が検出される。この検出電圧d3は、やはりビット線BLの電圧Vrより低い値であるから、この場合にも電圧Vrによる制限は掛からず、従来のものと同様に動作する。
【0036】
次に、2つのメモリセルが「OK+OK」でデータ“1”の時は、負荷PMOSとの交点の検出電圧d2がデータラインDL上に検出される。この場合には、ビットラインBLの電圧は交点電圧Vrに制限されるから、電圧が交点電圧を超えて大きくなっても電流値は一定であるが、電流値そのものが小さいので、大きな差異とはなっていない。
【0037】
そして、2つのメモリセルが「OK+NG」でデータ“1”の時は、従来例の図7とは大きく異なっている。即ち、ビットラインBLの電圧は交点電圧Vrに制限されるから、メモリセルMC1,MC2に流れる電流は、交点電圧Vrによって定まる値となる。この電流が、電圧制限トランジスタ18を介して負荷PMOS16にも流れるから、これにより負荷PMOSとの交点の検出電圧d4がデータラインDL上に検出される。
【0038】
この電流の大きさを定める交点電圧Vrは、メモリセルMC1,MC2の記憶トランジスタ12,14が不良となったことを模擬した不良メモリモデルMC3を用いて形成しているから、図3での交点電圧Vrは、実際のメモリセルのスレッシュホールド電圧Vthより少し大きい電圧に正確に設定することができる。
【0039】
この「OK+NG」でデータ“1”のときには、判定電圧と検出電圧d4との差電圧は、大きくなり、「OK+OK」でデータ“1”のときとほとんど変わらない程度の大きな値が得られている。これを従来の図7の場合と比較すると、その改善効果は極めて大きい。
【0040】
又、メモリセルMC1,MC2に流す電流を小さく設定でき、これに見合って負荷PMOS16の電流値をさらに小さくすることができるから、不揮発性半導体記憶装置の消費電力をさらに低減することができる。
【0041】
以上の実施の形態では、電圧制限トランジスタ18に印加する定電圧を、不良を模擬した記憶トランジスタ22を有する不良メモリモデルMC3及び負荷手段24とからなる定電圧発生手段20から、与えている。
【0042】
しかし、この電圧制限トランジスタ18に印加する定電圧として、上記の実施の形態に関わらず、不揮発性半導体記憶装置が備えている他の定電圧電源の定電圧を利用することができる。代表的には、記憶内容の読み出し時にメモリセルMC1,MC2のセンス線SLに印加する参照電圧Vrefは、1〜2(V)であり、本発明のメモリセル故障時のスレッシュホールド電圧Vthとほぼ同様の電圧範囲にある。このため、この参照電圧Vrefを、電圧制限トランジスタ18に印加する定電圧として利用することができる。
【0043】
この場合には、センス線SLに印加する参照電圧Vrefを発生する定電圧回路を、電圧制限トランジスタ18に印加する定電圧を発生する回路として共用することができるから、新たに定電圧回路を追加する必要がない。
【0044】
また、以上の実施の形態では、メモリセルが選択トランジスタと記憶トランジスタとからなるEEPROMについて説明した。しかし、本発明はこの実施の形態の例に制限されることなく、通常の状態ではゲート電圧に依存して電流が流れるとともに、使用による疲労または破壊現象を示した時に、ドレイン電圧(すなわちビットラインBLの電圧)に依存する電圧・電流特性を示す不揮発性半導体メモリに同様に適用することができる。
【0045】
【発明の効果】
請求項1の不揮発性半導体記憶装置によれば、合成電流経路に設けた電圧制限トランジスタのゲート電圧を、所定の定電圧に設定することにより、並列接続された2つのメモリセルのいずれかの記憶トランジスタが不良となっても、流れる電流を前記定電圧に基づく値に制限する。これにより、データ読み出しマージンを大きくし安定して読み出すとともに、電力消費を少なくすることができる。
【0046】
請求項2の不揮発性半導体記憶装置によれば、請求項1記載の作用に加えて、不良を模擬した記憶トランジスタは、メモリセルのトンネル酸化膜が破壊し短絡した記憶トランジスタを模擬しているから、その電圧−電流特性は不良メモリセルにおける電圧−電流特性と同様の特性となり、定電圧を的確に形成することができる。
【0047】
請求項3の不揮発性半導体記憶装置によれば、請求項1記載の作用に加えて、合成電流経路に設けた電圧制限トランジスタのゲート電圧のための新たに定電圧回路を追加する必要がなく、装置構成を簡略にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る不揮発性半導体記憶装置の構成図。
【図2】図1の不揮発性半導体記憶装置の読み出し状態を示す特性図。
【図3】不良メモリモデルを用いた定電圧発生回路の特性図。
【図4】従来のEEPROMの単一メモリセルの構成図。
【図5】図4の読み出し状態を示す特性図。
【図6】従来のEEPROMの並列メモリセルの構成図。
【図7】図6の読み出し状態を示す特性図。
【符号の説明】
11、13 選択トランジスタ
12、14 記憶トランジスタ
MC1、MC2 メモリセル
15 ビット線選択トランジスタ
16 負荷PMOS
18 電圧制限トランジスタ
SA センスアンプ
DL データライン
BL ビットライン
WL ワードライン
SL センスライン
20 定電圧発生回路
MC3 不良メモリモデル
21 トランジスタ
22 不良記憶トランジスタ
23 定電圧出力トランジスタ
24 負荷抵抗
Vr 交点電圧

Claims (1)

  1. 記憶トランジスタを有する2つのメモリセルを並列に接続し、この両方のメモリセルに同一の情報を記憶させ、読み出し時には合成電流に基づいてメモリセルの情報 “1”、“0”を判断するようにした、不揮発性半導体記憶装置において、
    前記合成電流経路に設けた電圧制限トランジスタと、
    所定の定電圧を発生する定電圧発生手段とを備え、
    この定電圧発生手段の定電圧を前記電圧制限トランジスタのゲートに印加するものであって、かつ、
    前記定電圧発生手段は、不良を模擬した記憶トランジスタを有する不良メモリモデル及び負荷手段とを含んで構成されていることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
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