JP3878149B2 - メモリセル回路及びそれに使われるデータ書込みとデータ読取り方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、メモリセル回路に使われるデータ書込みとデータ読取り方法に関し、特に二つの電流の差を使い、負荷接点に対して充放電を行うことによって、負荷電圧をセンシングするデータ書込みとデータ読取り方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、市販されている各種の電子商品の中で、メモリは非常に重要な欠かせないデバイスである。メモリの中には、通常に複数のメモリセルから構成されるメモリセルアレイを含み、各々のメモリセルが一つのビットのデジタルデータを記憶するために使われ、前記メモリセルは、接続される各種の制御信号(例えば、ワード線とビット線などからの制御信号)によって、データ書込みとデータ削除及びデータ読取りなどの動作を行う。通常に前記メモリもセンス増幅器を含み、センス増幅器の機能は、前記メモリがその中のメモリセルにデータを読み取る時に、前記メモリセルの中に記憶されるデジタルデータをセンシングし、更に前記デジタルデータを増幅することによって、前記デジタルデータに対応される出力信号を生じる。
【0003】
図1を参照するに、図1は、従来技術によるセンス増幅器10を表す説明図である。図1に示すように、センス増幅器10は、センス増幅器10に必要される利得を提供するために使われるNMOSトランジスタ12、14と、電流ミラーの形で互いに接続され、センス増幅器10の能動負荷として使われるPMOSトランジスタ16、18と、ゲート電極がバイアス電圧VBに電気的に接続され、センス増幅器に必要されるバイアス電流を提供するために使われるNMOSトランジスタ20とを含む。上に述べたように、センス増幅器10は、差動増幅器であり、NMOSトランジスタ12、14のゲート電極から入力された二つの入力端Vin +、Vin にある信号の差を増幅し、この増幅された結果は、NMOSトランジスタ14のドレイン電極から取り出される出力端Voutの出力信号となる。
【0004】
センス増幅器10が前記メモリの中に応用される時に、入力端Vin +がメモリセルに電気的に接続され、入力端Vin がリファレンス電圧に電気的に接続される。センス増幅器10の操作原理が下に述べる。前記メモリが前記メモリセルにデータ読取りを行う時に、各種の制御信号を利用し、前記メモリセルを制御することによって、前記メモリセルは、記憶されるデータに対応される電流を生じ、特別の回路設計を介して、前記電流が電圧に変換され、更にセンス増幅器10の入力端Vin +に入力されるセンス増幅器10は、入力端Vin +、Vin から入力される前記電圧と前記リファレンス電圧に差動増幅を行うことによって、出力端Voutに前記メモリセルに記憶されるデータに対応される出力信号を生じる
実際上に、前記メモリは、センス増幅器10を使って、データ読取りを行う時に、もっと複雑な動作を含み、通常に事前充電とデータセンシングとデータラッチングなどの三つのステップに分けられる。事前充電は、センス増幅器10の入力端Vin +、Vin の上にある電圧値が前の読取り動作によって、互いに偏移し、差異があり、この差異が次のデータ読取りの誤差要素になることを避けるために、毎回センス増幅器10を利用し、前記メモリセルの中に記憶されるデータを増幅する前に、前記メモリが事前充電の機能を利用し、入力端Vin +、Vin の電圧値を同じなレベルに充電させる(即ち、入力端Vin +の電圧値を前記リファレンス電圧に充電させる)。データセンシングは、センス増幅器10を利用し、前記メモリセルの中に記憶されるデータをセンシングして増幅し、更に対応される出力信号を出力する動作である。データラッチングは、センス増幅器10が前記メモリセルに記憶されるデータに対応される出力信号を出力した後に、この出力結果を保存し、後の操作によって失うことを避けるために、ラッチを使い、前記出力信号をラッチして後ろの回路の使用に提供する。
【0005】
上に述べた事前充電とデータセンシング及びデータラッチングなどの回路動作は、非常に正確な時間制御が必要されることによって、前後順番を制御し、出力結果の正確性を確保する。この目的に達するために、前記メモリの中に通常に前後順番の制御信号を生じる制御回路が必要される。前記制御回路の大部分が論理ゲートと遅延回路から構成され、遅延回路は、大量のコンデンサを使うので、集積回路の面積を非常に占める一つの回路である。高集積度のメモリに対して、その中に数多くのメモリセルを含むので、前記高集積度のメモリの中にメモリセルアレイが非常に大きな面積を占める。この状況のもとで、前記制御回路の占める面積が比較的に許容できる。なお、低集積度のメモリに対して、その中にメモリセルの数が限られ、前記低集積度のメモリのメモリセルアレイが大きな面積を占めていない。しかし、前記制御回路が、前に述べた時間制御の目的に達するために、回路の複雑度と占められる面積が前記高集積度のメモリにある制御回路とほぼ同じく、この状況の下で、比較的に、前記制御回路が前記低集積度のメモリの大きな面積を占めてしまう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、簡単な制御回路だけで必要されるデータのセンシング動作を完成するのを提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明者は従来の技術に見られる欠点に鑑み鋭意研究を重ねた結果、不揮発性の第一データを記憶するために使われ、前記メモリセル回路が読取りモードに置かれる時に、前記第一データに対応される第一電流を出力する第一メモリセルと、不揮発性の第二データを記憶するために使われ、前記メモリセル回路が前記読取りモードに置かれる時に、前記第二データに対応される第二電流を入力する第二メモリセルと、前記第一メモリセルと前記第二メモリセルに電気的に接続され、前記メモリセル回路が前記読取りモードに置かれる時に、前記第一メモリセルから前記第一電流を入力し、更に前記第二電流を前記第二メモリセルに出力するために使われるバイアス回路と、前記バイアス回路の負荷接点に電気的に接続され、前記第一電流と前記第二電流の差が前記負荷接点に対して充放電を行うことによって、負荷電圧をセンシングし出す時に、前記負荷電圧を入力と増幅し、前記第一データに対応される出力信号を出力するために使われる増幅回路とを含む構造によって課題を解決できる点に着眼し、かかる知見に基づいて本発明を完成させた。
【0008】
【発明の実施の形態】
図2を参照する図2は、本発明によるデータ書込みとデータ読取り方法を使うメモリセル回路の第一の実施例の機能ブロックを表す説明図である。本発明によるメモリセル回路30は、不揮発性の第一データD1を記憶するために使われ、メモリセル回路30が読取りモードに置かれる時に、第一データD1に対応される第一電流I1を出力する第一メモリセル32と、不揮発性の第二データD2を記憶するために使われ、メモリセル回路30が読取りモードに置かれる時に、第二データD2に対応される第二電流I2を入力する第二メモリセル34と、第一メモリセル32と第二メモリセル34に電気的に接続され、メモリセル回路30が読取りモードに置かれる時に、第一メモリセル32から第一電流I1を入力し、更に第二電流I2を第二メモリセル34に出力するバイアス回路36と、バイアス回路36の負荷接点NLOAD(図2に表していない)に電気的に接続され、第一電流I1と第二電流I2の差が負荷接点NLOADの等価容量に充放電を行うことにより負荷電圧VLOADをセンシングし出す時に、負荷電圧VLOADを入力と増幅し、第一データD1に対応される出力信号Doutを出力する増幅回路38とを含む。
【0009】
メモリセル回路30は、更に制御回路(図2に表していない)を含み、制御回路は、第一メモリセル32と、第二メモリセル34及びバイアス回路36に電気的に接続され、複数の制御信号を提供し、メモリセル回路30が書込みモードと読取りモードに置かれる時に、前記複数の制御信号に異なるロジック値を入力する。注意すべきところは、メモリセル回路30が書込みモードに置かれる時に、第一データD1と第二データD2がそれぞれ第一メモリセル32と第二メモリセル34に書かれるデータであり、第一データD1と第二データD2が互いに相補するデジタルデータである。即ち、メモリセル32が書込み状態(PROGRAM state)に置かれるときに、メモリセル34が消去状態(ERASE state)に置かれ、そしてメモリセル32が消去状態に置かれるときに、メモリセル34が書込み状態に置かれる。
【0010】
図2と図3を参照する図3は、図2に示されるメモリセル回路30の回路図である。図3の中に、第一メモリセル32と第二メモリセル34がそれぞれメモリセルX1とX2である。メモリセルX1とX2は、スタックゲート構造を具えるフラッシュメモリセルであり、コントロールゲート電極と、フローティングゲート電極と、二つの接点を含む。バイアス回路36は、メモリセルX1と負荷接点NLOADの間に電気的に接続され、第一電流I1の入力を制御するために使われる第一バイアススイッチS1と、メモリセルX2と負荷接点NLOADの間に電気的に接続され、第二電流I2の出力を制御するために使われる第二バイアススイッチS2とを含む。増幅回路38は、インバーターXINVであり、負荷接点NLOADに電気的に接続され、負荷電圧VLOADを入力と増幅することによって出力信号DOUTを生じるために使われる。
【0011】
図3の中にあるメモリセル回路30もデータ書き込み入力端Dinを含み、データ書き込み入力端Dinは、メモリセル回路30が書込みモードに置かれる時に、メモリセルX1に記憶しよう第一データD1を入力する。図3の中にあるメモリセル回路30は、更にインバーターINVと、第一書込みスイッチSP1と、第二書込みスイッチSP2を含む。データ書き込み入力端Dinは、インバーターINVの入力端に電気的に接続される(即ち、インバーターINVの出力端が第二データD2を出力する)。第一書込みスイッチSP1は、データ書き込み入力端DinとメモリセルX1との間に電気的に接続され、第一データD1の入力を制御するために使われる。第二書込みスイッチSP2は、インバーターINVの出力端とメモリセルX2との間に電気的に接続され、第二データD2の入力を制御するために使われる。図3の中にあるメモリセル回路30は、更に制御回路(図3に現れていない)を含む。制御回路は、第一書込みスイッチSP1と第二書込みスイッチSP2に電気的に接続されることによってその開閉を制御するモード選択信号PGMと、メモリセルX1、X2のコントロールゲート電極に電気的に接続されるワード線信号ZWLと、第一バイアススイッチS1に電気的に接続されることによってその開閉を制御する第一バイアス信号BIASUと、第二バイアススイッチS2に電気的に接続されることによってその開閉を制御する第二バイアス信号BIASDとを提供する。
【0012】
図3の中にあるメモリセル回路30は、更に電力供給装置とバイアス電圧回路(図3に現れていない)とを含む。電力供給装置は、第一電圧Vppと、第二電圧Vdd及び接地電圧Vssを提供する。第一電圧Vppは、不揮発性メモリがデータを書き込もう時に、必要されるポンプ電圧であり、図3にデータが書き込まれる時に、電圧源VCPと電圧源VSPが電圧Vppである。第二電圧Vdd及び接地電圧Vssは、データを読み取る時に必要されるシステム電圧であり、第一電圧Vppのレベルが通常に第二電圧Vddより高い。その他、前記バイアス電圧回路は、第一バイアスVbuと第二バイアスVbdを提供し、第一バイアスVbuは、第一バイアススイッチS1を制御して、第一バイアススイッチS1がオンにされる時に、理想のバイアスの状態に置かれ、メモリセルX1の読取り干渉が生じることを避けるために使われる。第二バイアスVbdは、第二バイアススイッチS2を制御して、第二バイアススイッチS2がオンにされる時に、理想のバイアスの状態に置かれ、メモリセルX2の読取り干渉が生じることを避けるために使われる。ここで、読取り干渉というのは、読取りモードで不揮発性メモリセルにおける電圧差Vdsが大きすぎるから招かれるソフトプログラム現象であり、即ち、読取りモードで前記不揮発性メモリセルが生じる微量の書込み動作である。
【0013】
図3のメモリセル回路30の中に、第一書込みスイッチSP1と第二書込みスイッチSP2がNMOSトランジスタであり、メモリセルX1、X2がP型チャンネルフラッシュメモリセルであり、第一バイアススイッチS1がPMOSトランジスタであり、第二バイアススイッチS2がNMOSトランジスタである。
【0014】
図2と図4を参照する図4は、図2の中にあるメモリセル回路30のもう一つの回路図である。図4の中にある回路レイアウトが図3の中にある回路レイアウトと類似しているので、ここで改めて説明しない。しかし、図4の中にあるメモリセル回路30に含まれる制御回路(図4に現れていない)は、メモリセルX1、X2のコントロールゲート電極に電気的に接続されるワード線信号WLを提供し、更に増幅回路は、二つのインバーターXINV1、XINV2から直列に接続し成される。又は、第一書込みスイッチSP1と第二書込みスイッチSP2がNMOSトランジスタであり、メモリセルX1、X2がN型チャンネルフラッシュメモリセルであり、第一バイアススイッチS1がPMOSトランジスタであり、第二バイアススイッチS2がNMOSトランジスタである。
【0015】
図5と図6を参照する図5と図6は、図3と図4に使われるメモリセル回路30におけるデータ書込みとデータ読取りをする方法の流れ図である。データ書込みをする方法は、図5に示すように、ステップ40において、第一書込みスイッチSP1と第二書込みスイッチSP2をオンにし、更に、第一バイアススイッチS1と第二バイアススイッチS2をオフにすることによって、メモリセル回路30を書込みモードにさせ、第一データD1をメモリセルX1に書込み、更に第二データD2をメモリセルX2に書き込む。データ読取りをする方法は、図6に示すように、ステップ42において、第一書込みスイッチSP1と第二書込みスイッチSP2をオフにし、更に、第一バイアススイッチS1と第二バイアススイッチS2をオンにすることによって、メモリセル回路30を読取りモードにさせ、メモリセルX1から第一データD1に対応される第一電流I1をバイアス回路36に出力し、又は、バイアス回路36から第二データD2に対応される第二電流I2をメモリセルX2に出力し、更に第一電流I1と第二電流I2の差を利用して負荷接点NLOADに充放電することを行うことによって、負荷電圧VLOADをセンシングし出す。
【0016】
図3と図5と図6を参照する図3の中にあるメモリセル回路30によって、図5と図6に示されるデータ書込みとデータ読取りをする方法を行うステップは、下のようである。データ書込みをする方法は、図5に示すように、ステップ40において、第一電圧Vppを第一バイアス信号BIASUに入力することによって、第一バイアススイッチS1をオフにし、接地電圧Vssを第二バイアス信号BIASDに入力することによって、第二バイアススイッチS2をオフにする。更に接地電圧Vssをワード線信号ZWLに入力することによって、メモリセルX1、X2を選び、第一電圧Vppをモード選択信号PGMに入力することによって、第一書込みスイッチSP1と第二書込みスイッチSP2をオンにし、第一データD1と第二データD2をそれぞれメモリセルX1、X2の一端に入力する。更に第一電圧VppをメモリセルX1、X2の他の一端(図3の中にVCPとVSPに示されるところ)に入力することによって、それぞれメモリセルX1、X2のフローティングゲート電極にデータを記憶することを行う。
【0017】
データ読取りをする方法は、図6に示すように、ステップ42において、第一バイアスVbuを第一バイアス信号BIASUに入力することによって、第一バイアススイッチS1をオンにし、第二バイアスVbdを第二バイアス信号BIASDに入力することによって、第二バイアススイッチS2をオンにする。更に接地電圧Vssをワード線信号ZWLに入力することによって、メモリセルX1、X2を選び、接地電圧Vssをモード選択信号PGMに入力することによって、第一書込みスイッチSP1と第二書込みスイッチSP2をオフにする。第二電圧VddをメモリセルX1の一端(図3の中にVCPに示されるところ)に入力し、更に接地電圧VssをX2の一端(図3の中にVSPに示されるところ)に入力することによって、メモリセルX1、X2の他の一端がそれぞれ第一電流I1と第二電流I2を生じる。
【0018】
図4と図5と図6を参照する図4の中にあるメモリセル回路30によって、図5と図6に示すデータ書込みとデータ読取りをする方法を行うステップは、下のようである。データ書込みをする方法は、図5に示すように、ステップ40において、第一電圧Vppを第一バイアス信号BIASUに入力することによって、第一バイアススイッチS1をオフにし、接地電圧Vssを第二バイアス信号BIASDに入力することによって、第二バイアススイッチS2をオフにする。更に第一電圧Vppをワード線信号WLに入力することによって、メモリセルX1、X2を選び、第一電圧Vppをモード選択信号PGMに入力することによって、第一書込みスイッチSP1と第二書込みスイッチSP2をオンにし、第一データD1と第二データD2をそれぞれメモリセルX1、X2の一端に入力する。更に第一電圧VppをメモリセルX1、X2の他の一端(図4の中にVCPとVSPに示されるところ)に入力することによって、それぞれメモリセルX1、X2のフローティングゲート電極にデータを記憶することを行う。
【0019】
データ読取りをする方法は、図6に示すように、ステップ42において、第一バイアスVbuを第一バイアス信号BIASUに入力することによって、第一バイアススイッチS1をオンにし、第二バイアスVbdを第二バイアス信号BIASDに入力することによって、第二バイアススイッチS2をオンにする。更に第二電圧Vddをワード線信号WLに入力することによって、メモリセルX1、X2を選び、接地電圧Vssをモード選択信号PGMに入力することによって、第一書込みスイッチSP1と第二書込みスイッチSP2をオフにする。第二電圧VddをメモリセルX1の一端(図4の中にVCPに示されるところ)に入力し、更に接地電圧VssをメモリセルX2の一端(図4の中にVSPに示されるところ)に入力することによって、メモリセルX1、X2の他の一端がそれぞれ第一電流I1と第二電流I2を生じる。
【0020】
図7を参照するに、図7は、本発明によるデータ書込みとデータ読取り方法を使うメモリセル回路の第二の実施例の機能ブロックを表す説明図である。本発明によるメモリセル回路50は、不揮発性の第一データD1’を記憶するために使われ、メモリセル回路50が読取りモードに置かれる時に、第一データD1’に対応される第一電流I1’を出力する第一メモリセル52と、メモリセル回路50が読取りモードに置かれる時に、リファレンス電流IREFを入力するために使われるリファレンス電流ユニット54と、第一メモリセル52とリファレンス電流ユニット54に電気的に接続され、メモリセル回路50が読取りモードに置かれる時に、第一メモリセル52から第一電流I1’を入力し、更にリファレンス電流IREFをリファレンス電流ユニット54に出力するバイアス回路56と、バイアス回路56の負荷接点NLOAD’(図7に表していない)に電気的に接続され、第一電流I1’とリファレンス電流IREFの差が負荷接点NLOAD’の等価容量に対して充放電を行い、負荷電圧VLOAD’をセンシングし出す時に、負荷電圧VLOAD’を入力と増幅し、第一データD1’に対応される出力信号Dout’を出力する増幅回路58とを含む。
【0021】
メモリセル回路50は、更に制御回路(図7に現れていない)を含む。制御回路は、第一メモリセル52及びバイアス回路56に電気的に接続され、複数の制御信号を提供し、メモリセル回路50が書込みモードと読取りモードに置かれる時に、前記複数の制御信号に異なるロジック値を入力する。注意すべきところは、メモリセル回路50が書込みモードに置かれる時に、第一データD1’が第一メモリセル52に書かれるデータである。
【0022】
図7と図8を参照する図8は、図7に示すメモリセル回路50の回路図である。図8の中に、第一メモリセル52がメモリセルX1’である。メモリセルX1’は、スタックゲートを具えるフラッシュメモリセルであり、コントロールゲート電極と、フローティングゲート電極と、二つの接点を含む。バイアス回路56は、メモリセルX1’と負荷接点NLOAD’の間に電気的に接続され、第一電流I1’の入力を制御するために使われる第一バイアススイッチS1’とを含む。増幅回路58は、インバーターXINV’であり、負荷接点NLOAD’に電気的に接続され、負荷電圧VLOAD’を入力と増幅することによって出力信号DOUT’を生じるために使われる。
【0023】
図8の中にあるメモリセル回路50もデータ書き込み入力端Din’を含む。データ書き込み入力端Din’は、メモリセル回路50が書込みモードに置かれる時に、メモリセルX1’に記憶しよう第一データD1’を入力する。図8の中にあるメモリセル回路50は、更に第一書込みスイッチSP1を含む。第一書込みスイッチSP1は、データ書き込み入力端Din’とメモリセルX1’との間に電気的に接続され、第一データD1’の入力を制御するために使われる。図8の中にあるメモリセル回路50は、更に制御回路(図8に現れていない)を含む。制御回路は、第一書込みスイッチSP1’に電気的に接続されることによってその開閉を制御するモード選択信号PGMと、メモリセルX1’のコントロールゲート電極に電気的に接続されるワード線信号ZWL’と、第一バイアススイッチS1’に電気的に接続されることによってその開閉を制御する第一バイアス信号BIASとを提供する。
【0024】
図8の中にあるメモリセル回路50は、更に電力供給装置とバイアス電圧回路(図8に現れていない)とを含む。電力供給装置は、第一電圧Vpp’と第二電圧Vdd’及び接地電圧Vssを提供する。第一電圧Vpp’は、不揮発性メモリがデータを書き込もう時に、必要されるポンプ電圧であり、図8がデータを書き込む時に、電圧源VCPと電圧源VSPが電圧Vppである。第二電圧Vdd’及び接地電圧Vssは、データを読み取る時に必要されるシステム電圧であり、図8がデータを読み取る時に、電圧源VCPが電圧Vdd’であり、電圧源VSPが電圧Vssである。第一電圧Vpp’のレベルが通常に第二電圧Vdd’より高い。その他、前記バイアス電圧回路は、第一バイアスVbを提供する。第一バイアスVbは、第一バイアススイッチS1’を制御するために使われ、第一バイアススイッチS1’がオンにする時に、理想のバイアスの状態に置かれ、メモリセルX1’の読取り干渉が生じることを避ける。ここで、読取り干渉というのは、読取りモードで不揮発性メモリセルにおける電圧差Vdsが大きすぎるから招かれるソフトプログラム現象であり、即ち、読取りモードで前記不揮発性メモリセルが生じる微量の書込み動作である。
【0025】
図8のメモリセル回路50の中に、第一書込みスイッチSP1’がNMOSトランジスタであり、メモリセルX1’がP型チャンネルフラッシュメモリセルであり、第一バイアススイッチS1’がPMOSトランジスタである。リファレンス電流ユニット54は、NMOSトランジスタであり、更にそのゲート電極が固定のリファレンス電圧VREF1に電気的に接続され、リファレンス電流IREFを生じる。
【0026】
図7と図9を参照する図9は、図7の中にあるメモリセル回路50のもう一つの回路図である。図9の中にある回路レイアウトが図8の中にある回路レイアウトと類似しているので、ここで改めて説明しない。しかし、図9の中にあるメモリセル回路50に含まれる制御回路(図9に現れていない)は、メモリセルX1’のコントロールゲート電極に電気的に接続されるワード線信号WL’を提供する。更に増幅回路は、二つのインバーターXINV1’、XINV2’から直列に接続し成される。又は、第一書込みスイッチSP1’がNMOSトランジスタであり、メモリセルX1’がN型チャンネルフラッシュメモリセルであり、第一バイアススイッチS1’がNMOSトランジスタである。リファレンス電流ユニット54は、PMOSトランジスタであり、更にそのゲート電極が固定のリファレンス電圧VREF2に電気的に接続され、リファレンス電流IREFを生じる。その他、第一書込みスイッチSP1’とデータ書き込み入力端Din’との間にインバーターINV’を挿入することによって、前後データのロジックの一致性を確保する。
【0027】
図10と図11を参照する図10と図11は、図8と図9に使われるメモリセル回路50におけるデータ書込みとデータ読取りをする方法の流れ図である。データ書込みをする方法は、図10に示すように、ステップ60において、第一書込みスイッチSP1’をオンにし、更に、第一バイアススイッチS1’をオフにすることによって、メモリセル回路50を書込みモードにさせ、第一データD1’をメモリセルX1’に書き込む。データ読取りをする方法は、図11に示すように、ステップ62において、第一書込みスイッチSP1’をオフにし、更に、第一バイアススイッチS1’をオンにすることによって、メモリセル回路50を読取りモードにさせ、メモリセルX1’から第一データD1’に対応される第一電流I1’をバイアス回路56に出力し、又は、バイアス回路56からリファレンス電流IREFをリファレンス電流ユニット54に出力し、更に第一電流I1’とリファレンス電流IREFの差を利用し、負荷接点NLOAD’に充放電することを行うことによって、負荷電圧VLOAD’をセンシングし出す。
【0028】
図8と図10と図11を参照する図8の中にあるメモリセル回路50によって、図10と図11に示されるデータ書込みとデータ読取りをする方法を行うステップを以下に説明する。データ書込みをする方法は、図10に示すように、ステップ60において第一電圧Vpp’を第一バイアス信号BIASに入力することによって、第一バイアススイッチS1’をオフにする。更に接地電圧Vssをワード線信号ZWL’に入力することによって、メモリセルX1’を選び、第一電圧Vpp’をモード選択信号PGM’に入力することによって、第一書込みスイッチSP1をオンにし、第一データD1’をメモリセルX1’の一端に入力する。更に第一電圧Vpp’をメモリセルX1’の他の一端(図8の中にVCP’に示されるところ)に入力することによって、メモリセルX1’のフローティングゲート電極にデータを記憶する。
【0029】
データ読取りをする方法は、図11に示すように、ステップ62において第一バイアスVbを第一バイアス信号BIASに入力することによって、第一バイアススイッチS1’をオンにする。更に接地電圧Vssをワード線信号ZWL’に入力することによって、メモリセルX1’を選び、接地電圧Vssをモード選択信号PGM’に入力することによって、第一書込みスイッチSP1’をオフにする。第二電圧Vdd’をメモリセルX1’の一端(図8の中にVCP’に示されるところ)に入力し、更に接地電圧Vssをリファレンス電流ユニット54のソース電極に入力することによって、メモリセルX1’の他の一端とリファレンス電流ユニット54のドレイン電極がそれぞれ第一電流I1’とリファレンス電流IREFを生じる。
【0030】
図9と図10と図11を参照図9の中にあるメモリセル回路50によって、図10と図11に示すデータ書込みとデータ読取りをする方法を行うステップは、下のようである。データ書込みをする方法は、図10に示すように、ステップ60において接地電圧Vssを第一バイアス信号BIASに入力することによって、第一バイアススイッチS1’をオフにする。更に第一電圧Vpp’をワード線信号WL’に入力することによって、メモリセルX1を選び、第一電圧Vpp’をモード選択信号PGM’に入力することによって、第一書込みスイッチSP1’をオンにし、第一データD1’をメモリセルX1の一端に入力する。更に第一電圧Vpp’をメモリセルX1’の他の一端(図9の中にVSP’に示されるところ)に入力することによって、メモリセルX1’のフローティングゲート電極にデータを記憶する。
【0031】
データ読取りをする方法は、図11に示すように、ステップ62において、第一バイアスVbを第一バイアス信号BIASに入力することによって、第一バイアススイッチS1’をオンにする。更に第二電圧Vdd’をワード線信号WL’に入力することによって、メモリセルX1’を選び、接地電圧Vssをモード選択信号PGM’に入力することによって、第一書込みスイッチSP1’をオフにする。第二電圧Vdd’をリファレンス電流ユニット54のソース電極(図9の中にVCP’に示されるところ)に入力し、更に接地電圧VssをメモリセルX1’の一端(図8の中にVSP’に示されるところ)に入力することによって、メモリセルX1’の他の一端とリファレンス電流ユニット54のドレイン電極がそれぞれ第一電流I1’とリファレンス電流IREFを生じる。
【0032】
以上は、この発明の好ましい実施例であって、この発明の実施の範囲を限定するものではない。よって、当業者のなし得る修正、もしくは変更であって、この発明の精神の下においてなされ、この発明に対して均等の効果を有するものは、いずれもこの発明の特許請求の範囲の範囲に属するものとする。
【0033】
【発明の効果】
従来技術によるセンシング増幅器でデータをセンシングする方法と比べて、本発明によるデータの読み取りをする方法は、メモリセルから生じる電流によって負荷接点に充放電を行い、前記負荷接点で負荷電圧をセンシングし出すことによって、前記メモリセルに記憶されるデータを取り出す。本発明は、従来技術によるセンシング増幅器でデータをセンシングする方法が一般的に事前充電、データセンシング、データラッチングなどの複雑の回路動作を含むことに必要されないので、大きな面積を占める制御回路によってターム制御を行うことをしなくて、ただ簡単な制御回路だけで必要される動作を完成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来技術によるセンシング増幅器を表す説明図である。
【図2】 本発明によるメモリセル回路の第一の実施例の機能ブロックを表す説明図である。
【図3】 図2の中にあるメモリセル回路の回路図である。
【図4】 図2の中にあるメモリセル回路のもう一つの回路図である。
【図5】 図3と図4の中に使われるメモリセル回路のデータ書込み方法の流れ図である。
【図6】 図3と図4の中に使われるメモリセル回路のデータ書込み方法の流れ図である。
【図7】 本発明によるメモリセル回路の第二の実施例の機能ブロックを表す説明図である。
【図8】 図7の中にあるメモリセル回路の回路図である。
【図9】 図7の中にあるメモリセル回路のもう一つの回路図である。
【図10】 図8と図9の中に使われるメモリセル回路のデータ書込み方法の流れ図である。
【図11】 図8と図9の中に使われるメモリセル回路のデータ書込み方法の流れ図である。
【符号の説明】
10 センシング増幅器
12、14、20 NMOSトランジスタ
16、18 PMOSトランジスタ
30、50 メモリセル回路
32、34、52 メモリセル
36、56 バイアス回路
38、58 増幅回路
54 リファレンス電流ユニット

Claims (51)

  1. メモリセル回路であって、
    不揮発性の第一データを記憶するために使われ、前記メモリセル回路が読取りモードに置かれる時に、前記第一データに対応される第一電流を出力する第一メモリセルと、
    不揮発性の第二データを記憶するために使われ、前記メモリセル回路が前記読取りモードに置かれる時に、前記第二データに対応される第二電流を入力する第二メモリセルと、
    前記第一メモリセルと前記第二メモリセルに電気的に接続され、前記メモリセル回路が前記読取りモードに置かれる時に、前記第一メモリセルから前記第一電流を入力し、更に前記第二電流を前記第二メモリセルに出力するために使われるバイアス回路と、
    前記バイアス回路の負荷接点に電気的に接続され、前記第一電流と前記第二電流の差が前記負荷接点に対して充放電を行うことによって、負荷電圧をセンシングし出す時に、前記負荷電圧を入力と増幅し、前記第一データに対応される出力信号を出力するために使われる増幅回路とを含んでなることを特徴とするメモリセル回路。
  2. 前記バイアス回路は、前記第一メモリセルと前記負荷接点との間に電気的に接続され、前記第一電流の入力を制御する第一バイアススイッチと、前記第二メモリセルと前記負荷接点との間に電気的に接続され、前記第二電流の出力を制御する第二バイアススイッチを含むことを特徴とする請求項1記載のメモリセル回路。
  3. 前記第一メモリセルと前記第二メモリセルは、スタックゲート構造を具えるフラッシュメモリセルであり、前記フラッシュメモリセルがコントロールゲート電極とフローティングゲート電極と二つの端点を含むことを特徴とする請求項2記載のメモリセル回路。
  4. 前記メモリセル回路は、更にデータ書込入力端を含み、前記データ書込入力端は、前記メモリセル回路が書込みモードに置かれる時に、前記第一メモリセルに記憶しよう前記第一データを入力することを特徴とする請求項3記載のメモリセル回路。
  5. 前記メモリセル回路は、更にインバーターと第一書込みスイッチと第二書込みスイッチを含み、前記データ書込入力端は、前記インバーターの入力端に電気的に接続され、前記第一書込みスイッチは、前記データ書込入力端と前記第一メモリセルとの間に電気的に接続されることによって、前記第一データの入力を制御し、前記第二書込みスイッチは、前記インバーターの出力端と前記第二メモリセルとの間に電気的に接続されることによって、前記第二データの入力を制御し、前記第一データと前記第二データが相補であることを特徴とする請求項4記載のメモリセル回路。
  6. 前記メモリセル回路は、更に電力供給装置とバイアス電圧回路を含み、前記電力供給装置は、第一電圧と第二電圧と接地電圧を提供し、前記第一電圧のレベルが前記第二電圧より高くて、前記バイアス電圧回路は、第一バイアスと第二バイアスを提供し、前記第一バイアスが前記第一バイアススイッチを制御するために使われ、前記第一バイアススイッチがオンにされる時に、前記第一バイアススイッチが理想バイアスの状態に置かれ、読取り干渉の発生を避け、前記第二バイアスが前記第二バイアススイッチを制御するために使われ、前記第二バイアススイッチがオンにされる時に、前記第二バイアススイッチが理想バイアスの状態に置かれ、読取り干渉の発生を避けることを特徴とする請求項5記載のメモリセル回路。
  7. 前記メモリセル回路は、更に制御回路を含み、前記制御回路は、モード選択信号とワード線信号と第一バイアス信号と第二バイアス信号を提供し、前記モード選択信号が前記第一書込みスイッチと前記第二書込みスイッチに電気的に接続され、前記第一書込みスイッチと前記第二書込みスイッチとの開閉を制御し、前記ワード線信号が前記第一メモリセルと前記第二メモリセルとのコントロールゲート電極に電気的に接続され、前記第一バイアス信号が前記第一バイアススイッチに電気的に接続され、前記第一バイアススイッチの開閉を制御し、前記第二バイアス信号が前記第二バイアススイッチに電気的に接続され、前記第二バイアススイッチの開閉を制御することを特徴とする請求項6記載のメモリセル回路。
  8. 前記第一書込みスイッチと前記第二書込みスイッチがNMOSトランジスタであり、前記第一メモリセルと前記第二メモリセルがP型チャンネルフラッシュメモリセルであり、前記第一バイアススイッチがPMOSトランジスタであり、前記第二バイアススイッチがNMOSトランジスタであることを特徴とする請求項7記載のメモリセル回路。
  9. 前記メモリセル回路が前記書込みモードに置かれる時に、前記第一バイアス信号が前記第一電圧を前記第一バイアススイッチに入力することによって、前記第一バイアススイッチをオフにし、前記第二バイアス信号が前記接地電圧を前記第二バイアススイッチに入力することによって、前記第二バイアススイッチをオフにし、前記ワード線信号が前記接地電圧を入力することによって、前記第一メモリセルと前記第二メモリセルを選び、前記モード選択信号が前記第一電圧を前記第一書込みスイッチと前記第二書込みスイッチに入力することによって、前記第一書込みスイッチと前記第二書込みスイッチをオンにし、前記第一データと前記第二データがそれぞれ前記第一メモリセルと前記第二メモリセルとの一端に入力され、前記第一電圧が前記第一メモリセルと前記第二メモリセルとの他の一端に入力され、それぞれ前記第一メモリセルと前記第二メモリセルとのフローティングゲート電極にデータを記憶することを行うことを特徴とする請求項8記載のメモリセル回路。
  10. 前記メモリセル回路が前記読取りモードに置かれる時に、前記第一バイアス信号が前記第一バイアスを前記第一バイアススイッチに入力することによって、前記第一バイアススイッチをオンにし、前記第二バイアス信号が前記第二バイアスを前記第二バイアススイッチに入力することによって、前記第二バイアススイッチをオンにし、前記ワード線信号が前記接地電圧を入力することによって、前記第一メモリセルと前記第二メモリセルを選び、前記モード選択信号が前記接地電圧を前記第一書込みスイッチと前記第二書込みスイッチに入力することによって、前記第一書込みスイッチと前記第二書込みスイッチをオフにし、前記第二電圧が前記第一メモリセルの一端に入力され、かつ前記接地電圧が前記第二メモリセルの一端に入力され、前記第一メモリセルと前記第二メモリセルとの他の一端にそれぞれ前記第一電流と前記第二電流を生じることを特徴とする請求項8記載のメモリセル回路。
  11. 前記第一書込みスイッチと前記第二書込みスイッチがNMOSトランジスタであり、前記第一メモリセルと前記第二メモリセルがN型チャンネルフラッシュメモリセルであり、前記第一バイアススイッチがPMOSトランジスタであり、前記第二バイアススイッチがNMOSトランジスタであることを特徴とする請求項7記載のメモリセル回路。
  12. 前記メモリセル回路が前記書込みモードに置かれる時に、前記第一バイアス信号が前記第一電圧を前記第一バイアススイッチに入力することによって、前記第一バイアススイッチをオフにし、前記第二バイアス信号が前記接地電圧を前記第二バイアススイッチに入力することによって、前記第二バイアススイッチをオフにし、前記ワード線信号が前記第一電圧を入力することによって、前記第一メモリセルと前記第二メモリセルを選び、前記モード選択信号が前記第一電圧を前記第一書込みスイッチと前記第二書込みスイッチに入力することによって、前記第一書込みスイッチと前記第二書込みスイッチをオンにし、前記第一データと前記第二データがそれぞれ前記第一メモリセルと前記第二メモリセルとの一端に入力され、前記第一電圧が前記第一メモリセルと前記第二メモリセルとの他の一端に入力され、それぞれ前記第一メモリセルと前記第二メモリセルとのフローティングゲート電極にデータを記憶することを行うことを特徴とする請求項11記載のメモリセル回路。
  13. 前記メモリセル回路が前記読取りモードに置かれる時に、前記第一バイアス信号が前記第一バイアスを前記第一バイアススイッチに入力することによって、前記第一バイアススイッチをオンにし、前記第二バイアス信号が前記第二バイアスを前記第二バイアススイッチに入力することによって、前記第二バイアススイッチをオンにし、前記ワード線信号が前記第二電圧を入力することによって、前記第一メモリセルと前記第二メモリセルを選び、前記モード選択信号が前記接地電圧を前記第一書込みスイッチと前記第二書込みスイッチに入力することによって、前記第一書込みスイッチと前記第二書込みスイッチをオフにし、前記第二電圧が前記第一メモリセルの一端に入力され、かつ前記接地電圧が前記第二メモリセルの一端に入力され、前記第一メモリセルと前記第二メモリセルとの他の一端にそれぞれ前記第一電流と前記第二電流を生じることを特徴とする請求項11記載のメモリセル回路。
  14. メモリセル回路であって、
    不揮発性の第一データを記憶するために使われ、前記メモリセル回路が読取りモードに置かれる時に、前記第一データに対応される第一電流を出力する第一メモリセルと、
    前記メモリセル回路が前記読取りモードに置かれる時に、リファレンス電流を入力するために使われるリファレンス電流ユニットと、
    前記第一メモリセルと前記リファレンス電流ユニットに電気的に接続され、前記メモリセル回路が前記読取りモードに置かれる時に、前記第一メモリセルから前記第一電流を入力し、更に前記リファレンス電流を前記リファレンス電流ユニットに出力するために使われるバイアス回路と、
    前記バイアス回路の負荷接点に電気的に接続され、前記第一電流と前記リファレンス電流との差が前記バイアスの負荷接点に対して充放電を行うことによって、負荷電圧をセンシングし出す時に、前記負荷電圧を入力と増幅し、前記第一データに対応される出力信号を出力するために使われる増幅回路と
    を含み、
    前記バイアス回路は、前記第一メモリセルと前記負荷接点との間に電気的に接続され、前記第一電流の入力を制御する第一バイアススイッチを含み、前記第一バイアススイッチがオンにされる時に、前記第一バイアススイッチが理想バイアスの状態に置かれ、読取り干渉の発生を避けることを特徴とするメモリセル回路。
  15. 前記第一メモリセルがスタックゲート構造を具えるフラッシュメモリセルであり、前記フラッシュメモリセルがコントロールゲート電極とフローティングゲート電極と二つの端点を含むことを特徴とする請求項14に記載のメモリセル回路。
  16. 前記メモリセル回路は、更にデータ書込入力端を含み、前記データ書込入力端は、前記メモリセル回路が書込みモードに置かれる時に、前記第一メモリセルに記憶しよう前記第一データを入力することを特徴とする請求項15に記載のメモリセル回路。
  17. 前記メモリセル回路は、更に第一書込みスイッチを含み、前記第一書込みスイッチが前記データ書込入力端と前記第一メモリセルとの間に電気的に接続され、前記第一データの入力を制御することを特徴とする請求項16に記載のメモリセル回路。
  18. 前記メモリセル回路は、更に電力供給装置とバイアス電圧回路を含み、前記電力供給装置は、第一電圧と第二電圧と接地電圧を提供し、前記第一電圧のレベルが前記第二電圧より高くて、前記バイアス電圧回路は、第一バイアスを提供し、前記第一バイアスが前記第一バイアススイッチを制御するために使われることを特徴とする請求項17に記載のメモリセル回路。
  19. 前記メモリセル回路は、更に制御回路を含み、前記制御回路は、モード選択信号とワード線信号と第一バイアス信号とを提供し、前記モード選択信号が前記第一書込みスイッチに電気的に接続され、前記第一書込みスイッチの開閉を制御し、前記ワード線信号が前記第一メモリセルのコントロールゲート電極に電気的に接続され、前記第一バイアス信号が前記第一バイアススイッチに電気的に接続され、前記第一バイアススイッチの開閉を制御することを特徴とする請求項18に記載のメモリセル回路。
  20. 前記第一書込みスイッチがNMOSトランジスタであり、前記第一メモリセルがP型チャンネルフラッシュメモリセルであり、前記第一バイアススイッチがPMOSトランジスタであり、前記リファレンス電流ユニットがNMOSトランジスタであり、又は、前記リファレンス電流ユニットのゲート電極が固定のリファレンス電圧に電気的に接続されることによって、前記リファレンス電流を生じることを特徴とする請求項19に記載のメモリセル回路。
  21. 前記メモリセル回路が前記書込みモードに置かれる時に、前記第一バイアス信号が前記第一電圧を前記第一バイアススイッチに入力することによって、前記第一バイアススイッチをオフにし、前記ワード線信号が前記接地電圧を入力することによって、前記第一メモリセルを選び、前記モード選択信号が前記第一電圧を前記第一書込みスイッチに入力することによって、前記第一書込みスイッチをオンにし、前記第一データが前記第一メモリセルの一端に入力され、前記第一電圧が前記第一メモリセルの他の一端に入力され、前記第一メモリセルのフローティングゲート電極にデータを記憶することを行うことを特徴とする請求項20に記載のメモリセル回路。
  22. 前記メモリセル回路が前記読取りモードに置かれる時に、前記第一バイアス信号が前記第一バイアスを前記第一バイアススイッチに入力することによって、前記第一バイアススイッチをオンにし、前記ワード線信号が前記接地電圧を入力することによって、前記第一メモリセルを選び、前記モード選択信号が前記接地電圧を前記第一書込みスイッチに入力することによって、前記第一書込みスイッチをオフにし、前記第二電圧が前記第一メモリセルの一端に入力され、前記第一メモリセルの他の一端が前記第一電流を生じることを特徴とする請求項20に記載のメモリセル回路。
  23. 前記第一書込みスイッチがNMOSトランジスタであり、前記第一メモリセルがN型チャンネルフラッシュメモリセルであり、前記第一バイアススイッチがNMOSトランジスタであり、前記リファレンス電流ユニットがPMOSトランジスタであり、又は、前記リファレンス電流ユニットのゲート電極が固定のリファレンス電圧に電気的に接続されることによって、前記リファレンス電流を生じることを特徴とする請求項19に記載のメモリセル回路。
  24. 前記メモリセル回路が前記書込みモードに置かれる時に、前記第一バイアス信号が前記接地電圧を前記第一バイアススイッチに入力することによって、前記第一バイアススイッチをオフにし、前記ワード線信号が前記第一電圧を入力することによって、前記第一メモリセルを選び、前記モード選択信号が前記第一電圧を前記第一書込みスイッチに入力することによって、前記第一書込みスイッチをオンにし、前記第一データが前記第一メモリセルの一端に入力され、前記第一電圧が前記第一メモリセルの他の一端に入力され、前記第一メモリセルのフローティングゲート電極にデータを記憶することを行うことを特徴とする請求項23に記載のメモリセル回路。
  25. 前記メモリセル回路が前記読取りモードに置かれる時に、前記第一バイアス信号が前記第一バイアスを前記第一バイアススイッチに入力することによって、前記第一バイアススイッチをオンにし、前記ワード線信号が前記第二電圧を入力することによって、前記第一メモリセルを選び、前記モード選択信号が前記接地電圧を前記第一書込みスイッチに入力することによって、前記第一書込みスイッチをオフにし、前記接地電圧が前記第一メモリセルの一端に入力され、前記第一メモリセルの他の一端が前記第一電流を生じ、この時、前記第一電流がマイナス値であることを特徴とする請求項23に記載のメモリセル回路。
  26. メモリセル回路に使われるデータ書込みとデータ読取り方法であって、
    前記メモリセル回路は、
    不揮発性の第一データを記憶するために使われる第一メモリセルと、
    不揮発性の第二データを記憶するために使われる第二メモリセルと、
    前記第一メモリセルに電気的に接続され、前記第一データの入力を制御するために使われる第一書込みスイッチと、
    前記第二メモリセルに電気的に接続され、前記第二データの入力を制御するために使われる第二書込みスイッチと、
    第一バイアススイッチと第二バイアススイッチと負荷接点を含み、前記第一バイアススイッチが前記第一メモリセルと前記負荷接点との間に電気的に接続され、前記第二バイアススイッチが前記第二メモリセルと前記負荷接点との間に電気的に接続され、
    前記方法は、
    前記第一書込みスイッチと前記第二書込みスイッチをオンにし、更に前記第一バイアススイッチと前記第二バイアススイッチをオフにすることによって、前記メモリセル回路が書込みモードに置かれるのをさせ、前記第一データを前記第一メモリセルに書込み、更に前記第二データを前記第二メモリセルに書き込むことと、
    前記第一書込みスイッチと前記第二書込みスイッチをオフにし、更に前記第一バイアススイッチと前記第二バイアススイッチをオンにすることによって、前記メモリセル回路が読取りモードに置かれるのをさせ、前記第一メモリセルから前記第一データに対応される第一電流を前記バイアス回路に出力し、又は、前記バイアス回路から前記第二データに対応される第二電流を前記第二メモリセルに出力し、更に前記第一電流と前記第二電流との差によって、前記負荷接点に対して充放電を行い、負荷電圧をセンシングし出すこととを含むことを特徴とするメモリセル回路に使われるデータ書込みとデータ読取り方法。
  27. 前記メモリセル回路は、更に前記バイアス回路の負荷接点に電気的に接続される増幅回路を含み、前記方法は、更に前記メモリセル回路が前記読取りモードに置かれる時に、前記増幅回路によって前記負荷電圧を増幅し、前記第一データに対応される出力信号を出力することを含むことを特徴とする請求項26に記載のメモリセル回路に使われるデータ書込みとデータ読取り方法。
  28. 前記第一メモリセルと前記第二メモリセルがスタックゲート構造を具えるフラッシュメモリセルであり、前記フラッシュメモリセルがコントロールゲート電極とフローティングゲート電極と二つの端点を含むことを特徴とする請求項27に記載のメモリセル回路に使われるデータ書込みとデータ読取り方法。
  29. 前記メモリセル回路は、更にデータ書込入力端を含み、前記方法は、前記データ書込入力端によって、前記メモリセル回路が前記書込みモードに置かれる時に、前記第一メモリセルに記憶しよう前記第一データを入力することを含むことを特徴とする請求項28に記載のメモリセル回路に使われるデータ書込みとデータ読取り方法。
  30. 前記メモリセル回路は、更にインバーターを含み、前記データ書込入力端が前記インバーターの入力端に電気的に接続され、前記第一書込みスイッチが前記データ書込入力端と前記第一メモリセルとの間に電気的に接続され、前記第一データの入力を制御し、前記第二書込みスイッチが前記インバーターの出力端と前記第二メモリセルとの間に電気的に接続され、前記第二データの入力を制御し、前記第一データと前記第二データが相補であることを特徴とする請求項29に記載のメモリセル回路に使われるデータ書込みとデータ読取り方法。
  31. 前記メモリセル回路は、更に電力供給装置とバイアス電圧回路を含み、前記電力供給装置は、第一電圧と第二電圧と接地電圧を提供し、前記第一電圧のレベルが前記第二電圧より高くて、前記バイアス電圧回路は、第一バイアスと第二バイアスを提供し、前記第一バイアスが前記第一バイアススイッチを制御するために使われ、前記第一バイアススイッチがオンにされる時に、前記第一バイアススイッチが理想バイアスの状態に置かれることによって、読取り干渉の発生を避け、前記第二バイアスが前記第二バイアススイッチを制御するために使われ、前記第二バイアススイッチがオンにされる時に、前記第二バイアススイッチが理想バイアスの状態に置かれることによって、読取り干渉の発生を避けることを特徴とする請求項30に記載のメモリセル回路に使われるデータ書込みとデータ読取り方法。
  32. 前記メモリセル回路は、更に制御回路を含み、前記方法は、更に前記制御回路によって、モード選択信号とワード線信号と第一バイアス信号と第二バイアス信号を提供し、前記モード選択信号が前記第一書込みスイッチと前記第二書込みスイッチに電気的に接続され、前記第一書込みスイッチと前記第二書込みスイッチとの開閉を制御することと、前記ワード線信号が前記第一メモリセルと前記第二メモリセルとのコントロールゲート電極に電気的に接続されることと、前記第一バイアス信号が前記第一バイアススイッチに電気的に接続され、前記第一バイアススイッチの開閉を制御することと、前記第二バイアス信号が前記第二バイアススイッチに電気的に接続され、前記第二バイアススイッチの開閉を制御することとを含むことを特徴とする請求項31に記載のメモリセル回路に使われるデータ書込みとデータ読取り方法。
  33. 前記第一書込みスイッチと前記第二書込みスイッチがNMOSトランジスタであり、前記第一メモリセルと前記第二メモリセルがP型チャンネルフラッシュメモリセルであり、前記第一バイアススイッチがPMOSトランジスタであり、前記第二バイアススイッチがNMOSトランジスタであることを特徴とする請求項32に記載のメモリセル回路に使われるデータ書込みとデータ読取り方法。
  34. 前記メモリセル回路が前記書込みモードに置かれる時に、前記方法は、更に前記第一電圧を前記第一バイアス信号に入力することによって、前記第一バイアススイッチをオフにし、又は、前記接地電圧を前記第二バイアス信号に入力することによって、前記第二バイアススイッチをオフにすることと、前記接地電圧を前記ワード線信号に入力することによって、前記第一メモリセルと前記第二メモリセルを選び、前記第一電圧を前記モード選択信号に入力することによって、前記第一書込みスイッチと前記第二書込みスイッチをオンにし、前記第一データと前記第二データをそれぞれ前記第一メモリセルと前記第二メモリセルとの一端に入力し、更に前記第一電圧を前記第一メモリセルと前記第二メモリセルとの他の一端に入力し、それぞれ前記第一メモリセルと前記第二メモリセルとのフローティングゲート電極にデータを記憶することを行うことを含むことを特徴とする請求項33に記載のメモリセル回路に使われるデータ書込みとデータ読取り方法。
  35. 前記メモリセル回路が前記読取りモードに置かれる時に、前記方法は、更に前記第一バイアスを前記第一バイアス信号に入力することによって、前記第一バイアススイッチをオンにし、前記第二バイアス電圧を前記第二バイアス信号に入力することによって、前記第二バイアススイッチをオンにすることと、前記接地電圧を前記ワード線信号に入力することによって、前記第一メモリセルと前記第二メモリセルを選び、前記接地電圧を前記モード選択信号に入力することによって、前記第一書込みスイッチと前記第二書込みスイッチをオフにし、又は、前記第二電圧を前記第一メモリセルの一端に入力し、更に前記接地電圧を前記第二メモリセルの一端に入力することによって、前記第一メモリセルと前記第二メモリセルとの他の一端がそれぞれ前記第一電流と前記第二電流を生じることとを含むことを特徴とする請求項33に記載のメモリセル回路に使われるデータ書込みとデータ読取り方法。
  36. 前記第一書込みスイッチと前記第二書込みスイッチがNMOSトランジスタであり、前記第一メモリセルと前記第二メモリセルがN型チャンネルフラッシュメモリセルであり、前記第一バイアススイッチがPMOSトランジスタであり、前記第二バイアススイッチがNMOSトランジスタであることを特徴とする請求項32に記載のメモリセル回路に使われるデータ書込みとデータ読取り方法。
  37. 前記メモリセル回路が前記書込みモードに置かれる時に、前記方法は、更に前記第一電圧を前記第一バイアス信号に入力することによって、前記第一バイアススイッチをオフにし、前記接地電圧を前記第二バイアス信号に入力することによって、前記第二バイアススイッチをオフにすることと、前記第一電圧を前記ワード線信号に入力することによって、前記第一メモリセルと前記第二メモリセルを選び、前記第一電圧を前記モード選択信号に入力することによって、前記第一書込みスイッチと前記第二書込みスイッチをオンにし、前記第一データと前記第二データをそれぞれ前記第一メモリセルと前記第二メモリセルとの一端に入力し、又は、前記第一電圧を前記第一メモリセルと前記第二メモリセルとの他の一端に入力し、前記第一メモリセルと前記第二メモリセルとのフローティング電極にデータを記憶することを行うこととを含むことを特徴とする請求項36に記載のメモリセル回路に使われるデータ書込みとデータ読取り方法。
  38. 前記メモリセル回路が前記読取りモードに置かれる時に、前記方法は、更に前記第一バイアスを前記第一バイアス信号に入力することによって、前記第一バイアススイッチをオンにし、又は、前記第二バイアスを前記第二バイアス信号に入力することによって、前記第二バイアススイッチをオンにすることと、前記第二電圧を前記ワード線信号に入力することによって、前記第一メモリセルと前記第二メモリセルを選び、前記接地電圧を前記モード選択信号に入力することによって、前記第一書込みスイッチと前記第二書込みスイッチをオフにし、前記第二電圧を前記第一メモリセルの一端に入力し、更に前記接地電圧を前記第二メモリセルの一端に入力することによって、前記第一メモリセルと前記第二メモリセルとの他の一端がそれぞれ前記第一電流と前記第二電流を生じることとを含むことを特徴とする請求項36に記載のメモリセル回路に使われるデータ書込みとデータ読取り方法。
  39. メモリセル回路に使われるデータ書込みとデータ読取り方法であって、
    前記メモリセル回路は、
    不揮発性の第一データを記憶するために使われる第一メモリセルと、
    リファレンス電流を提供するために使われるリファレンス電流ユニットと、
    前記第一メモリセルに電気的に接続され、前記第一データの入力を制御するために使われる第一書込みスイッチと、
    第一バイアススイッチと
    負荷点と、
    を含み、前記第一バイアススイッチが前記第一メモリセルと前記負荷接点との間に電気的に接続され、前記負荷接点がリファレンス電流ユニットに電気的に接続され、
    前記方法は、
    前記第一書込みスイッチをオンにし、更に前記第一バイアススイッチをオフにすることによって、前記メモリセル回路が書込みモードに置かれるのをさせ、前記第一データを前記第一メモリセルに書き込むことと、
    前記第一書込みスイッチをオフにし、更に前記第一バイアススイッチをオンにすることによって、前記メモリセル回路が読取りモードに置かれるのをさせ、前記第一メモリセルから前記第一データに対応される第一電流を前記バイアス回路に出力し、又は、前記バイアス回路から前記リファレンス電流を前記リファレンス電流ユニットに出力し、更に前記第一電流と前記リファレンス電流との差によって、前記負荷接点に対して充放電を行い、負荷電圧をセンシングし出すこととを含み
    前記第一バイアススイッチがオンにされる時に、前記第一バイアススイッチが理想バイアスの状態に置かれ、読取り干渉の発生を避けることを特徴とするメモリセル回路に使われるデータ書込みとデータ読取り方法。
  40. 前記メモリセル回路は、更に前記バイアス回路の負荷接点に電気的に接続される増幅回路を含み、前記方法は、更に前記メモリセル回路が前記読取りモードに置かれる時に、前記増幅回路によって前記負荷電圧を増幅し、前記第一データに対応される出力信号を出力することを含むことを特徴とする請求項39に記載のメモリセル回路に使われるデータ書込みとデータ読取り方法。
  41. 前記第一メモリセルがスタックゲート構造を具えるフラッシュメモリセルであり、前記フラッシュメモリセルがコントロールゲート電極とフローティングゲート電極と二つの端点を含むことを特徴とする請求項40に記載のメモリセル回路に使われるデータ書込みとデータ読取り方法。
  42. 前記メモリセル回路は、更にデータ書込入力端を含み、前記方法は、更に前記データ書込入力端によって、前記メモリセル回路が前記書込みモードに置かれる時に、前記第一メモリセルに記憶しよう前記第一データを入力することを含むことを特徴とする請求項41に記載のメモリセル回路に使われるデータ書込みとデータ読取り方法。
  43. 前記メモリセル回路において、前記第一書込みスイッチが前記データ書込入力端と前記第一メモリセルとの間に電気的に接続され、第一データの入力を制御することを特徴とする請求項42に載のメモリセル回路に使われるデータ書込みとデータ読取り方法。
  44. 前記メモリセル回路は、更に電力供給装置とバイアス電圧回路を含み、前記電力供給装置は、第一電圧と第二電圧と接地電圧を提供し、前記第一電圧のレベルが前記第二電圧より高くて、前記バイアス電圧回路は、第一バイアスを提供し、前記第一バイアスが前記第一バイアススイッチを制御するために使われることを特徴とする請求項43に記載のメモリセル回路に使われるデータ書込みとデータ読取り方法。
  45. 前記メモリセル回路は、更に制御回路を含み、前記方法は、更に前記制御回路によって、モード選択信号とワード線信号と第一バイアス信号を提供し、前記モード選択信号が前記第一書込みスイッチに電気的に接続され、前記第一書込みスイッチとの開閉を制御することと、前記ワード線信号が前記第一メモリセルのコントロールゲート電極に電気的に接続されることと、前記第一バイアス信号が前記第一バイアススイッチに電気的に接続され、前記第一バイアススイッチの開閉を制御することを含むことを特徴とする請求項44に記載のメモリセル回路に使われるデータ書込みとデータ読取り方法。
  46. 前記第一書込みスイッチがNMOSトランジスタであり、前記第一メモリセルがP型チャンネルフラッシュメモリセルであり、前記第一バイアススイッチがPMOSトランジスタであり、前記リファレンス電流ユニットがNMOSトランジスタであり、又は、そのゲート電極が固定のリファレンス電圧に電気的に接続されることによって、前記リファレンス電流を生じ、この時、前記リファレンス電流がプラス値であることを特徴とする請求項45に記載のメモリセル回路に使われるデータ書込みとデータ読取り方法。
  47. 前記メモリセル回路が前記書込みモードに置かれる時に、前記方法は、更に前記第一電圧を前記第一バイアス信号に入力することによって、前記第一バイアススイッチをオフにすることと、前記接地電圧を前記ワード線信号に入力することによって、前記第一メモリセルを選び、前記第一電圧を前記モード選択信号に入力することによって、前記第一書込みスイッチをオンにし、前記第一データを前記第一メモリセルの一端に入力し、更に前記第一電圧を前記第一メモリセルの他の一端に入力し、前記第一メモリセルのフローティングゲート電極にデータを記憶することを行うことを含むことを特徴とする請求項46に記載のメモリセル回路に使われるデータ書込みとデータ読取り方法。
  48. 前記メモリセル回路が前記読取りモードに置かれる時に、前記方法は、更に前記第一バイアスを前記第一バイアス信号に入力することによって、前記第一バイアススイッチをオンにすることと、前記接地電圧を前記ワード線信号に入力することによって、前記第一メモリセルを選び、前記接地電圧を前記モード選択信号に入力することによって、前記第一書込みスイッチをオフにし、又は、前記第二電圧を前記第一メモリセルの一端に入力することによって、前記第一メモリセルの他の一端が前記第一電流を生じることとを含むことを特徴とする請求項46に記載のメモリセル回路に使われるデータ書込みとデータ読取り方法。
  49. 前記第一書込みスイッチがNMOSトランジスタであり、前記第一メモリセルがN型チャンネルフラッシュメモリセルであり、前記第一バイアススイッチがNMOSトランジスタであり、前記リファレンス電流ユニットがPMOSトランジスタであり、又は、そのゲート電極が固定のリファレンス電圧に電気的に接続されることによって、前記リファレンス電流を生じ、その時、前記リファレンス電流がマイナス値であることを特徴とする請求項45に記載のメモリセル回路に使われるデータ書込みとデータ読取り方法。
  50. 前記メモリセル回路が前記書込みモードに置かれる時に、前記方法は、更に前記接地電圧を前記第一バイアス信号に入力することによって、前記第一バイアススイッチをオフにすることと、前記第一電圧を前記ワード線信号に入力することによって、前記第一メモリセルを選び、前記第一電圧を前記モード選択信号に入力することによって、前記第一書込みスイッチをオンにし、前記第一データを前記第一メモリセルの一端に入力し、又は、前記第一電圧を前記第一メモリセルの他の一端に入力し、前記第一メモリセルのフローティング電極にデータを記憶することを行うこととを含むことを特徴とする請求項49に記載のメモリセル回路に使われるデータ書込みとデータ読取り方法。
  51. 前記メモリセル回路が前記読取りモードに置かれる時に、前記方法は、更に前記第一バイアスを前記第一バイアス信号に入力することによって、前記第一バイアススイッチをオンにすることと、前記第二電圧を前記ワード線信号に入力することによって、前記第一メモリセルを選び、前記接地電圧を前記モード選択信号に入力することによって、前記第一書込みスイッチをオフにし、又は、前記接地電圧を前記第一メモリセルの一端に入力することによって、前記第一メモリセルの他の一端が前記第一電流を生じることとを含むことを特徴とする請求項49に記載のメモリセル回路に使われるデータ書込みとデータ読取り方法。
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