JP5771315B2 - 半導体集積回路 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、半導体集積回路に関する。
近年、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA:Field Programmable GateA
rray)に代表されるようなリコンフィギャラブルな集積回路装置が注目されている。FP
GAは、論理ブロックで基本的な論理情報を実現し、論理ブロック間の接続をスイッチで
切り替える。これによってFPGAは、利用者が任意の論理機能を実現することができる
。この論理ブロックは、真理値表を実現するルックアップテーブル(LUT:Lookup Tab
le)回路が用いられる。また、LUT回路は、コンフィギュレーションメモリ(CM:Co
nfiguration Memory)とマルチプレクサ(MUX:Multiplexer)から成り、入力信号に
より選択されたメモリの状態を読み出す。CMを書き換えることで任意の真理表を実現す
ることができる。
CMにはSRAM(Static Random Access Memory)型のメモリが用いられることが多
い。SRAM型メモリはロジックトランジスタと同じプロセスで作製可能なため、作りや
すいが、揮発性メモリであるため、電源を切るとデータが失われてしまう。そのため、L
UT回路の電源を入れたままにしておかなければならない。更に、半導体素子が微細化さ
れるにつれて、SRAM型メモリのリーク電流は増加するため、最先端のプロセスを用い
て微細化したLUT回路ではリーク電流が増大する。
国際公開第2004/059838号
D. Suzuki et al., VLSI Circuits 2009 p.80
本発明は、消費電力を削減した半導体集積回路を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の実施形態による半導体集積回路は、第1の電源と
第2の電源との間に第1及び第2の不揮発メモリと第1の極性を持つスイッチング素子と
第1の極性とは異なる第2の極性を持つスイッチング素子が接続されたメモリセルを複数
含む半導体集積回路であって、前記メモリセルのうち、第1のメモリセルの出力配線と第
2のメモリセルの出力配線が接続され、第1のメモリセルの第1の極性を持つスイッチン
グ素子の制御ゲートには入力信号が入力され、第2の極性を持つスイッチング素子の制御
ゲートには前記入力信号の反転信号が入力され、第2のメモリセルの第1の極性を持つス
イッチング素子の制御ゲートには前記入力信号の反転信号が入力され、第2の極性を持つ
スイッチング素子の制御ゲートには前記入力信号が入力される。
本発明の実施形態に係るFPGAのブロック図。 本発明の実施形態に係るFPGAのメインタイルの一具体例を示すブロック図。 本発明の実施形態に係るFPGAのLUT回路の構成を示す回路図。 本発明の実施形態に係るFPGAのLUT回路内のFlashメモリの配置を示す図。 本発明の第1の実施形態の変形例1に係るFPGAのLUT回路の構成を示す回路図。 本発明の第1の実施形態の変形例2に係るFPGAのLUT回路の構成を示す回路図。 本発明の第1の実施形態の変形例3に係るFPGAのLUT回路の構成を示す回路図。 本発明の第2の実施形態に係るFPGAのLUT回路の構成を示す回路図。 本発明の第2の実施形態の変形例に係るFPGAのLUT回路の構成を示す回路図。 本発明の第2の実施形態の変形例に係るFPGAのLUT回路の構成を示す回路図。 本発明の第2の実施形態の変形例に係るFPGAのLUT回路の構成を示す回路図。 本発明の第2の実施形態の変形例に係るFPGAのLUT回路の構成を示す回路図。 本発明の第3の実施形態に係るFPGAのLUT回路の構成を示す回路図。 本発明の第4の実施形態に係るFPGAのLUT回路の構成を示す回路図。 本発明の実施形態に係るFPGAのLUT回路に含まれるメモリセルの構成を示す回路図。 本発明の第5の実施形態に係るFPGAのLUT回路の構成を示す回路図。
(第1の実施形態)
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態
に係るFPGAのブロック図である。このFPGAは、メインタイル、入出力ブロック、
周辺回路から構成されている。メインタイルは、論理演算を行う回路ブロックである。入
出力ブロックは、チップ内外と情報の伝達を行うブロックである。また、周辺回路は、チ
ップに電源を供給するための回路、FPGAに回路情報を書き込むための回路、クロック
生成回路等から構成されている。
図2は、メインタイルの一具体例を示すブロック図である。メインタイルは論理ブロッ
ク、コネクションブロック、スイッチブロックから構成されている。それぞれのブロック
は、配線で接続されている。論理ブロックは、論理演算を行うブロックである。コネクシ
ョンブロックは、論理ブロックと配線を接続するブロックであり、配線の信号を論理ブロ
ックに入力する回路と、論理ブロックの出力信号を配線に出力する回路とを備える。スイ
ッチブロックは、直交する配線の接続を制御するスイッチ回路から構成され、直交する配
線同士の接続、切断を制御するブロックである。
論理ブロックは、N個の論理セルとI個の入力、および複数のマルチプレクサから構成
されている。また、入力、出力はそれぞれI個、N個ある。論理セルとは、FPGAにお
いて論理演算を行う最小単位である。論理ブロックへの入力信号と論理セルの出力信号は
それぞれマルチプレクサに入力されている。マルチプレクサはその中から一つを選択し、
論理セルの入力へと出力する。
論理セルは例えば、ルックアップテーブル(LUT)と、フリップフロップ(D−FF
)と、マルチプレクサから構成され、論理セルへの入力と、LUTに設定された情報に基
づいて、情報を出力する。
図3は、本実施形態に係るLUT回路の構成を示す回路図の一例である。図3では、1
入力1出力のLUT回路を示す。LUT回路1は、第1のメモリセル10aと第2のメモ
リセル10bから成り、第1のメモリセル10aと第2のメモリセル10bの出力は互い
に接続される。第1のメモリセル10aは、2つのFlashメモリ11a、14aを含
み、Flashメモリ11aは一端が電圧VDD(電源線電位)の第1の電源に接続され
、Flashメモリ14aは一端が電圧VDDよりも低電位の電圧VSSの第2の電源に
接続される。Flashメモリ11aと出力ノードの間には、P型MOSFET12aが
設けられ、Flashメモリ14aと出力ノードの間には、N型MOSFET13aが設
けられる。第2のメモリセル10bも、第1のメモリセル10aと同様に、Flashメ
モリ11bの一端が電圧VDDの第1の電源に接続され、Flashメモリ14bの一端
が電圧VSSの第2の電源に接続され、Flashメモリ11b、14bと出力ノードの
間には、それぞれP型MOSFET12b、N型MOSFET13bが設けられる。
なお、図3および以降の説明では、LUT回路に含まれるメモリセルが2つのFlas
hメモリと複数のMOSFETにより構成されているとして説明する。しかしながら、メ
モリセルに含まれるメモリはFlashメモリに限られることは無く、MONOSメモリ
やEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)など、他の
不揮発メモリであっても良いし、電荷蓄積層がSiNなどのダングリングボンドを多数持
った材料からなるメモリであっても良い。また、MOSFETもMEMSなど他のスイッ
チング素子に置き換えることが可能である。
さらに、図3および以降の図面では、2つのFlashメモリはN型のチャネル伝導を
持つトランジスタ記号で表すが、第1の電源に接続されるFlashメモリはP型のチャ
ネル伝導を持つメモリで構成することも可能であるし、2つともP型のメモリで構成する
ことも可能である。
LUT回路1内のFlashメモリは、データが書き込まれて浮遊ゲート内に所定の量
の電子が注入されており、しきい値電圧が高い状態と、データが消去されて浮遊ゲート内
に所定の量の電子が無く、しきい値電圧が低い状態とのいずれかに設定される。そして、
同一メモリセルに含まれるFlashメモリ11aと14a(11bと14b)は、異な
る状態にプログラムされる。すなわち、例えばFlashメモリ11aが高しきい値電圧
の状態にプログラムされるのであれば、Flashメモリ14aは低しきい値電圧の状態
にプログラムされる。これらの互いに異なる状態にプログラムされたFlashメモリに
は、高しきい値電圧より小さく、低しきい値電圧より高い電圧が加えられる。
同一メモリセルのP型MOSFET12a(12b)とN型MOSFET13a(13
b)の制御ゲートは、異なる配線(第1の配線と第2の配線)に接続されている。また、
異なるメモリセルの同じ導電型を有するMOSFET12aと12b(13aと13b)
の制御ゲートも、異なる配線に接続される。第1および第2の配線のいずれか一方の配線
によってメモリセルに入力される値が、LUT回路1への入力信号であり、その入力信号
を反転した値が他方の配線によってメモリセルに入力される。
第1の配線と第2の配線で入力されるロジックの値を「0」と「1」で表せば、例えば
、第1のメモリセルのP型MOSFET12aの制御ゲートに「0」が与えられていれば
、第1のメモリセルのN型MOSFET13aの制御ゲートには「1」が与えられ、第2
のメモリセルのP型MOSFET12bの制御ゲートには「1」が与えられ、第2のメモ
リセルのN型MOSFET13bの制御ゲートには「0」が与えられる。このとき、第1
のメモリセルのP型MOSFET12aとN型MOSFET13aは導通する。そして、
Flashメモリ11aが低しきい値電圧に設定されている場合(14aが高しきい値電
圧に設定されている場合)には、高電位側の電圧VDDに近い電圧が第1のメモリセルか
ら出力され、Flashメモリ14aが低しきい値電圧に設定されている場合(11aが
高しきい値電圧に設定されている場合)には、低電位側の電圧VSSに近い電圧が第1の
メモリセルから出力される。一方、第2のメモリセルのP型MOSFET12bとN型M
OSFET13bは非導通となる。このため、第1のメモリセルの出力値が出力ノードに
出力される。このように、2つのメモリセルの出力は互いに接続されているが、いずれか
一方のみが導通状態となるため、導通状態のメモリセルの状態が、出力ノードに出力され
る。
このように、LUT回路1では、2つのメモリセルの内、LUT回路1への入力信号に
応じた一方のメモリセルが必ず非導通になる。そのため、非導通のメモリセルで発生する
リーク電流をゼロに近い値まで削減することが可能になる。よって、LUT回路1動作中
のリーク電流を半減させることが可能になる。
このLUT回路101は、第一の電源から第二の電源の間のリークパスに4つの素子が
挿入されるためリーク電流が削減される。メモリセル内のFlashメモリのリーク電流
よりもMOSFETのリーク電流が小さくなるよう調整すると、さらにこのLUT回路1
を効果的に用いることができる。例えば、第1のメモリセル10aにおいて、式(1)を
満たすように調整する。
Min(I12a,I13a)<Min(I11a,I14a) …(1)
ただし、式(1)のI12a等は、MOSFET12a等でのリーク電流であり、Min
(a,b)は、aとbのいずれか小さい方の値を表す。
MOSFETのリーク電流は、ゲート長やゲート幅、しきい値電圧などにより調整可能
であるため、使用するFlashメモリの特性に応じて、式(1)を満たすように設計す
る。または、Flashメモリのリーク電流もゲート長やゲート幅、しきい値電圧、書き
込み/消去時のしきい値電圧のシフト量や制御ゲートに加える電圧に依存する。そこで、
使用するMOSFETの特性を考慮して、より小さいサイズのFlashメモリを使用す
るということも可能である。もしくは、基板バイアスを用いてMOSFETまたはFla
shメモリのしきい値を制御しても良い。
ここで、Flashメモリへのデータの書き込みとデータの消去について説明する。F
lashメモリへのデータの書き込みは、書き込みたいFlashメモリの制御ゲートと
Flashメモリが接続される第1の電源から印加される電圧と第2の電源から印加され
る電圧を制御することで行われる。つまり、書き込みたいFlashメモリの制御ゲート
と、このFlashメモリに接続されている第1の電源と第2の電源との電位差をプログ
ラム電圧Vprgとなるように設定する。例えば、Flashメモリの制御ゲートの電圧
をVprgとして、第1の電源および第2の電源の電位を0Vにする。これによって、こ
のFlashメモリのゲートとチャネルとの間の電圧がVprgとなり、情報を書き込む
ことができる。
なお、LUT回路1内のFlashメモリは、図4に示すようにマトリクス状に配置さ
れており、複数のFlashメモリの制御ゲートが同じ配線に接続されている。Flas
hメモリへのデータ書き込み時に、制御ゲートが同じ配線に接続される別のFlashメ
モリに書き込みをしない場合は、書き込みをしないFlashメモリの電源線電位を0よ
りも少し高い電圧Vaに設定する。これによって、書き込みをしないFlashメモリの
ゲートとチャネルとの間の電圧がVprg−Vaとなるため、書き込みを防ぐことができ
る。
Flashメモリのデータの消去は、データを消去するFlashメモリの制御ゲート
と第2の電源(基板)との間の電位差をVeraseにする。例えば、ゲート電位を0V
として、基板電位をVeraseとする。これによって、基板が共通化されるFlash
メモリのデータを全て消去することができる。
(変形例1)
図3のLUT回路1では、1つのメモリセル内にN型MOSFETとP型MOSFET
の両方が用いられている場合を示したが、1つのメモリセル内に同じ導電型のMOSFE
Tが用いられていても良い。図5は第1の実施形態の第1の変形例を示す図であり、1つ
のメモリセル内に同じ導電型のMOSFETが用いられた場合のLUT回路の一例である
図5に示すLUT回路2では、LUT回路2に含まれる全てのMOSFETが同じ導電
型である。そして、2つのメモリセルの内、一方のメモリセル(例えば第2のメモリセル
20b)のMOSFETの制御ゲートにはLUT回路2への入力信号が入力され、他方の
メモリセル(例えば第1のメモリセル20a)のMOSFETの制御ゲートにはLUT回
路2への入力信号の反転値が入力される。なお、図5では全てP型MOSFETの例を示
しているが、全てN型MOSFETであっても良い。
このようなLUT回路2であっても、2つのメモリセルの内、LUT回路2への入力信
号に応じた一方のメモリセルが必ず非導通になる。そのため、非導通のメモリセルで発生
するリーク電流をゼロに近い値まで削減することが可能になる。よって、LUT回路2動
作中のリーク電流を半減させることが可能になる。
(変形例2)
図6は第1の実施形態の第2の変形例を示す図であり、1つのメモリセル内に同じ導電
型のMOSFETが用いられた場合のLUT回路の一例である。図6に示すLUT回路3
では、LUT回路3に含まれる第1のメモリセル30a内のMOSFETと、第2のメモ
リセル30b内のMOSFETとが異なる導電型である。そして、LUT回路3への入力
信号がLUT回路3内の全てのMOSFETの制御ゲートに入力される。そのため、図3
に示したLUT回路1や図5に示したLUT回路2では必要な反転値を入力するための配
線がLUT回路3では必要無い。
このようなLUT回路3であっても、2つのメモリセルの内、LUT回路3への入力信
号に応じた一方のメモリセルが必ず非導通になり、LUT回路3動作中のリーク電流を半
減させることが可能になる。
(変形例3)
図7は第1の実施形態の第3の変形例を示す図である。図7に示すLUT回路4は、第
1の電源および第2の電源に近い方にMOSFET12a、13a、12b、13bを配
置し、出力ノードに近い方にFlashメモリ11a、14a、11b、14bを配置し
て構成される。このような構成のLUT回路4では、Flashメモリ素子を隣接して配
置するため、レイアウト面積を小さく抑えることが可能になる。
ただし、LUT回路4の場合には、Flashメモリと第1および第2の電源との間に
MOSFETが形成されているため、Flashメモリへの書き込み時に、書き込むメモ
リセルへの入力信号を制御して、当該メモリセルのMOSFETを導通状態にしてFla
shメモリにチャネルを作る必要がある。これに対して、図3にて説明したLUT回路1
の場合、Flashメモリに情報を書き込むときに、書き込むメモリセルの入力信号を制
御する必要が無い。
なお、図7では、第1の電源に近い方から第2の電源に近い方へ順に、P型MOSFE
T12a(12b)、Flashメモリ11a(11b)、Flashメモリ14a(1
4b)、N型MOSFET13a(13b)と配置されている例を示したが、異なる配置
でも良い。例えば、第1の電源に近い方から第2の電源に近い方へ順に、MOSFET、
Flashメモリ、MOSFET、Flashメモリと配置されても良いし、Flash
メモリ、MOSFET、Flashメモリ、MOSFETと配置されても良い。
また、図7では、1つのメモリセル内にP型MOSFET12a(12b)とN型MO
SFET13a(13b)とが含まれるとして説明したが、変形例2と変形例3を組み合
わせて、1つのメモリセル内に同じ極性を有するMOSFETを設けても良い。
(第2の実施形態)
本実施形態では、抵抗変化性メモリを不揮発メモリとして用いてLUT回路を構成する
例について説明する。なお、LUT回路以外のFPGAの構成要素は第1の実施形態と同
様であるため、説明を省略する。
抵抗変化性メモリとは、端子間の電圧値や電圧の方向によって素子の抵抗値をプログラ
ムすることができるメモリ素子である。スピントルクトランスファーMRAM、相変化メ
モリ、電界効果による抵抗変化メモリ、イオンメモリなどが抵抗変化性メモリの例である
。ここでは、端子間にかける電圧の大きさと時間によって低抵抗状態と高抵抗状態にプロ
グラムされる抵抗変化性メモリをユニポーラ型とよび、端子間の電圧の方向によって低抵
抗状態と高抵抗状態にプログラムされるものをバイポーラ型とよぶ。ユニポーラ型とバイ
ポーラ型のいずれの抵抗変化性メモリであっても、所定のプログラム電圧(又は電流)が
端子間に印加されることによって、抵抗変化性メモリ素子の抵抗状態が高抵抗状態から低
抵抗状態へ、又は、低抵抗状態から高抵抗状態へ可逆的に変化する。そして、抵抗変化性
メモリの抵抗状態は、所定のプログラム電圧が印加されるまで、実質的に不揮発である。
図8は、第2の実施形態に係るLUT回路の一例を示す図である。LUT回路101で
は、図3を用いて説明した第1の実施形態に係るLUT回路1と同じ構成要素には同じ記
号を付与し、詳細な説明は省略する。LUT回路101は、一端が電圧VDD(電源線電
位)の第1の電源に接続され、他端をP型MOSFET12a(12b)に接続された抵
抗変化性メモリ111a(111b)と、一端がN型MOSFET13a(13b)に接
続され、他端が電圧VDDよりも低電位の電圧VSSの第2の電源に接続された抵抗変化
性メモリ114a(114b)を有する。
抵抗変化性メモリ111a、111b、114a、114bは、ユニポーラ型であると
する。同一メモリセルに含まれる抵抗変化性メモリ111aと114a(111bと11
4b)は、異なる状態にプログラムされる。すなわち、例えば抵抗変化性メモリ111a
が高抵抗状態にプログラムされるならば、抵抗変化性メモリ114aは低抵抗状態にプロ
グラムされる。
LUT回路101に含まれるMOSFET12a、13a、12b、13bは、第1の
実施形態にて説明したMOSFETと同様、LUT回路101に入力信号が入力されたと
きに2つのメモリセルの内、一方のメモリセルに含まれる2つのMOSFETは導通し、
他方のメモリセルに含まれる2つのMOSFETは導通しないよう、MOSFETの極性
やMOSFETの制御ゲートへの入力信号が設定される。
このように抵抗変化性メモリを用いたLUT回路101であっても、2つのメモリセル
の内、LUT回路101への入力信号に応じた一方のメモリセルが必ず非導通になる。そ
のため、非導通のメモリセルで発生するリーク電流をゼロに近い値まで削減することが可
能になる。よって、LUT回路101動作中のリーク電流を半減させることが可能になる
このLUT回路101は、第一の電源から第二の電源の間のリークパスに4つの素子が
挿入されるためリーク電流が削減される。メモリセル内の抵抗変化性メモリのリーク電流
よりもMOSFETのリーク電流が小さくなるよう調整すると、さらにこのLUT回路1
01を効果的に用いることができる。例えば、第1のメモリセル101aにおいて、式(
2)を満たすように調整する。
Min(I12a,I13a)<Min(I111a,I114a) …(2)
ただし、式(2)のI111aやI114a等は、抵抗変化性メモリ111a、114a
でのリーク電流である。抵抗変化性メモリのリーク電流は、抵抗変化性メモリの面積や膜
厚、材料によって調整することができる。また、MOSFETのリーク電流は、ゲート長
やゲート幅、しきい値電圧などにより調整可能であるため、使用する抵抗変化性メモリの
特性に応じて、式(2)を満たすように設計する。もしくは、基板バイアスを用いてMO
SFETのしきい値を制御しても良い。
次に、LUT回路101の抵抗変化性メモリへのデータの書き込み/消去についてメモ
リセル110aを例にして説明する。抵抗変化性メモリのデータ書き込み/消去は端子間
に電圧を印加して行う。そこで、抵抗変化性メモリ111a、114aへのデータ書き込
み/消去を行うために、まずMOSFET12a、13aを導通させる。つまり、MOS
FET12a、13a等が選択トランジスタの役目も担っていると考えることもできる。
そして、抵抗変化性メモリ111aへのデータの書き込み/消去を行うためには、高電
位側の第1の電源の電源線を高電位電源からプログラム用電源に切り替え、低電位側の第
2の電源の電源線をフローティング状態にする。これによって、第1の電源の電源線と出
力ノードとの間にプログラム電圧が加わり、抵抗変化性メモリ111aへのデータの書き
込み/消去を行うことができる。
一方、抵抗変化性メモリ114aへのデータの書き込み/消去を行うためには、低電位
側の第2の電源の電源線を低電位電源からプログラム用電源に切り替え、高電位側の第1
の電源の電源線をフローティング状態にする。これによって、第2の電源の電源線と出力
ノードとの間にプログラム電圧が加わり、抵抗変化性メモリ114aへのデータの書き込
み/消去を行うことができる。
このように電源線と出力ノードとの間に電圧をかけるため、出力ノードにスイッチ17
が接続され、メモリセルのプログラム時には電源線への切り替えができる。
(変形例1)
次に、LUT回路101に含まれる抵抗変化性メモリがバイポーラ型である場合の、抵
抗変化性メモリへのデータ書き込み/消去について説明する。図9は、バイポーラ型の抵
抗変化性メモリを用いた場合のLUT回路の一例である。抵抗変化性メモリがバイポーラ
型である場合、LUT回路102には出力ノードに電源線への切り替えスイッチを接続し
なくてもデータ書き込み/消去が可能である。その場合、同一メモリセル内に含まれる抵
抗変化性メモリ(例えば111aと115a)は、第1の電源から第2の電源へ向かう方
向に対して、異なる極性が並ぶように配置される。つまり、極性の方向を”+”と”−”
で表した場合に、抵抗変化性メモリ111aの極性の方向が、第1の電源から第2の電源
へ向かう方向に”+−”となるように配置されるとすると、抵抗変化性メモリ115aは
極性の方向が”−+”となるように配置される。もしくは、抵抗変化性メモリ111aの
極性の方向が、第1の電源から第2の電源へ向かう方向に”−+”となるように配置され
るとすると、抵抗変化性メモリ115aは極性の方向が”+−”となるように配置される
このように配置されたバイポーラ型の抵抗変化性メモリ111a、115aにデータ書
き込み/消去を行う場合、まず、MOSFET12a、13aを導通させる。そして、高
電位側の第1の電源の電源線を高電位電源から第1のプログラム用電源に切り替え、低電
位側の第2の電源の電源線を低電位電源から第2のプログラム用電源に切り替える。する
と、第1のプログラム用電源と第2のプログラム用電源の電位差の方向に応じて、抵抗変
化性メモリ111aと115aとが、一度の手順で互いに異なる状態にプログラムされる
このように、バイポーラ型の抵抗変化性メモリを用いれば、出力ノードにスイッチを設
けなくても良いため、ユニポーラ型の抵抗変化性メモリを用いた場合よりも小面積化する
ことができる。
(変形例2)
第2の実施形態の変形例として、第1の実施形態にて説明した第1の変形例を適用して
、LUT回路に含まれる全てのMOSFETを同じ導電型にしても良い(例えば図10)
。また、第1の実施形態の第2の変形例を適用して第1のメモリセル内のMOSFETと
第2のメモリセル内のMOSFETとを異なる導電型にしても良い(例えば図11)。
さらに、図12に示すように第2の実施形態に係る回路に対して、第1の実施形態の第
3の変形例を適用することもできる。ただし、第1の実施形態では、Flashメモリと
MOSFETとの位置関係に応じて、Flashメモリへのデータ書き込み/消去時にM
OSFETを導通させる必要があるか否かの違いがあったが、第2の実施形態に係るLU
T回路では、図8に示すLUT回路101であっても、図12に示すLUT回路105で
あっても抵抗変化性メモリへのデータ書き込み/消去時の手順は同じである。
(第3の実施形態)
本実施形態では、多入力1出力のLUT回路を構成する場合の第1の例について説明す
る。LUT回路以外のFPGAの構成要素は第1の実施形態と同様であるため、説明を省
略する。なお、本実施形態および以降の実施形態4、5では、第1の実施形態にて説明し
たフローティングゲート型の不揮発性メモリ(ここではFlashメモリを例にする)を
用いて多入力1出力のLUT回路を構成する場合について説明するが、当然、第2の実施
形態にて説明した抵抗変化性メモリを用いても同様の構成を設けることができる。
図13は、2入力1出力のLUT回路の第1の例を示す回路図である。図13に示すL
UT回路201は、入力信号数の2倍である4つのメモリセル210a〜210dとトラ
ンスミッションゲート(TMG:Transmission Gate)を用いて構成される。各メモリセ
ル210a〜210dの構成は第1の実施形態および第2の実施形態それらの変形例で説
明した構成のいずれかを適用することができる。
TMGは、P型MOSFETとN型MOSFET並列に接続して設けられる。第1のメ
モリセル210aと第2のメモリセル210bの出力は、第1のTMG218aに入力さ
れ、第3のメモリセル210cと第4のメモリセル210dの出力は、第2のTMG21
8bに入力される。メモリセル210a〜210dに含まれるMOSFETの制御ゲート
にはそれぞれ、LUT回路201へ入力された第1の入力信号(A)とその反転値(¬A
)のいずれかが入力される。そして、第1の入力信号に応じて、第1のメモリセル210
aと第2のメモリセル210bのいずれか一方に含まれるMOSFETが導通するととも
に、第3のメモリセル210cと第4のメモリセル210dのいずれか一方に含まれるM
OSFETが導通する。そのため、TMG218aには、第1のメモリセル210aと第
2のメモリセル210bのいずれか一方の出力値が入力され、TMG218bには、第3
のメモリセル210cと第4のメモリセルのいずれか一方の出力値が入力される。
TMG218a、218bはそれぞれ、P型とN型いずれか一方のMOSFETの制御
ゲートにLUT回路201へ入力された第2の入力信号(B)が入力され、他方のMOS
FETの制御ゲートには、第2の入力信号の反転値(¬B)が入力される。また、2つの
TMG218aと218bの同じ極性のMOSFETには、一方の制御ゲートに第2の入
力信号(B)が入力され、他方の制御ゲートには第2の入力信号の反転値(¬B)が入力
される。このため、TMG218a、218bは、第2の入力信号に応じたいずれか一方
が導通する。
このような構成のLUT回路201では、1つのTMGに接続された2つのメモリセル
の内、第1の入力信号(A)に応じたどちらか一方が非導通となる。このため、LUT回
路201動作時に半分のメモリ回路のリーク電流が遮断される。すなわち、リーク電流を
約50%削減することが可能である。
なお、図13では、2入力1出力のLUT回路を例にして説明したが、任意の入力数の
LUT回路を構成することができる。任意の入力数のLUT回路は、第1の実施形態およ
び第2の実施形態とそれらの変形例にて説明したメモリセルを複数用いて、このメモリセ
ルの出力を第2の入力信号に応じて動作するTMGによって選択し、さらに第i−1の入
力信号に応じて動作するTMGからの出力を第iの入力信号(iは3〜LUT回路への入
力信号数)によって動作するTMGによって選択するというように、TMGによる選択を
繰り返すことで構成することができる。このように、入力数が多くなっても、第1の入力
信号に応じて半分のメモリセルのリーク電流が遮断される。すなわち、リーク電流を50
%削減することが可能である。
また、図13では、TMGを用いて第2の入力信号に応じた出力信号の制御をしている
として説明したが、第2の入力信号に応じた信号制御に用いる素子はTMGに限定しない
。N型MOSFETのみ、またはP型MOSFETのみを用いたパストランジスタによっ
て制御することも可能である。
(第4の実施形態)
本実施形態では、多入力1出力のLUT回路を構成する場合の第2の例について説明す
る。本実施形態では、入力信号の数に応じた数のリーク電流を遮断するためのMOSFE
Tをメモリセル内に設け、LUT回路への複数の入力信号とそれらの反転信号をメモリセ
ルに入力する。
図14は、2入力1出力のLUT回路の第2の例を示す回路図である。LUT回路20
2は、入力信号数の2倍である4つのメモリセル220a〜220dを有する。メモリセ
ル220a〜220dのそれぞれは、入力信号数と同数のN型MOSFETとP型MOS
FETと、2つのFlashメモリから構成される。
なお、本実施形態に係るLUT回路は図14のような構成に限らず、第1の実施形態、
第2の実施形態、またそれらの変形例を適用することができる。例えば、メモリセルから
の出力配線と第1の電源との間に1つのFlashメモリとLUT回路へのm個(mはL
UT回路への入力信号の数とする)のMOSFETを設け、出力配線と第2の電源との間
に1つのFlashメモリとm個のMOSFETを設けるならば、メモリセル内のFla
shメモリとMOSFETとの位置関係を適宜変更することができる。
また、MOSFETの極性とMOSFETの制御ゲートへの入力信号も適宜変更するこ
とができ、入力信号に応じて、2m個のメモリセルのうち1つのメモリセルのMOSFE
Tが導通すれば良い。
図14に示すようなLUT回路202によれば、第1の入力信号で50%のリーク電流
を削減でき、第2の入力信号で残りの50%の内の50%のリーク電流を削減することが
できるため、全体で75%のリーク電流を削減することが可能である。
更に、3つ以上の入力信号の場合も同様に、入力信号の数に応じた数のリーク電流を遮
断するためのMOSFETをメモリセル内に組み合わせることで、LUT回路を実現する
ことが可能である。図15は、4入力の場合のメモリセルの一例である。このようなメモ
リセルによると、入力信号をリーク遮断のためのMOSFETの制御ゲートに入力するた
びに、リーク電流を50%ずつ削減することができるため、低消費電力のLUT回路を実
現することが可能になる。
なお、MOSFETを多数直列接続することにより動作が不安定になる場合、第3の実
施形態にて説明したようにTMGやパストランジスタ等の素子を設け、LUT回路への入
力信号の内のいくつかの入力信号に応じた選択は、それらの素子によって行うように、メ
モリセルからの出力信号をそれらの素子に入力するLUT回路を構成しても良い。すなわ
ち、メモリセルからの出力配線と第1の電源との間に1つのFlashメモリとLUT回
路へのn個(nは1以上の整数とする)のMOSFETを設け、出力配線と第2の電源と
の間に1つのFlashメモリとn個のMOSFETを設けて、LUT回路への入力信号
の内のn個の入力信号に応じた選択はメモリセルにて行い、残りの入力信号に応じた選択
をTMGやパストランジスタ等によって行うように構成しても良い。
(第5の実施形態)
本実施形態では、多入力1出力のLUT回路を構成する場合の第3の例について説明す
る。図16は、2入力1出力のLUT回路の第3の例を示す回路図である。図16に示す
LUT回路204は、第1の実施形態の第3の変形例にて説明したメモリセル(図7参照
)を4つ用い、2つのメモリセルに対して高電位側の第1の電源と低電位側の第2の電源
との間に共通にP型MOSFETとN型MOSFETを挿入して構成される。
この構成によれば、メモリセル240a〜240dの内、2つの入力信号に応じたいず
れか1つのメモリセルにのみ電流が流れる。そのため、リーク電流を大幅に削減すること
が可能になる。
なお、MOSFETを多数直列接続することにより動作が不安定になる場合、第3の実
施形態にて説明したようにTMGやパストランジスタ等の素子を設け、LUT回路への入
力信号の内のいくつかの入力信号に応じた選択は、それらの素子によって行うように、図
16のように構成された回路からの出力信号をそれらの素子に入力するLUT回路を構成
しても良い。
以上説明したように、本発明の実施形態によると、LUT回路の動作時においても、使
わないメモリ回路のリーク電流を削減することができ、低消費電力化が可能となる。
なお、上記実施形態に限定されることはなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において
、適宜変更しても良いし、実施形態や変形例を組み合わせても良い。
1、2、3、4、101、102、103、104、105、201、202、204…
LUT回路
10a、10b、20a、20b、30a、30b、40a、40b、110a、110
b、120a、120b、130a、130b、140a、140b、150a、150
b、210a、210b、210c、210d、220a、220b、220c、220
d、230a、240a、240b、240c、240d…メモリセル
11a、14a、11b、14b…Flashメモリ
12a、12b、15a、15b…P型MOSFET
13a、13b、16b…N型MOSFET
111a、111b、114a、114b、115a、115b…抵抗変化性メモリ
17…スイッチ
218a、218b…TMG

Claims (11)

  1. 第1の電源と出力ノードとの間に第1不揮発メモリ及び第1の極性を持つスイッチング素子が直列に接続され、第2の電源と前記出力ノードとの間に第2の不揮発メモリ及び第1の極性とは異なる第2の極性を持つスイッチング素子が直列に接続されたメモリセルを複数含む半導体集積回路であって、
    前記複数のメモリセルのうち、第1のメモリセルの出力ノードと第2のメモリセルの出力ノードと互いに接続され、前記第1のメモリセルの第1の極性を持つスイッチング素子の制御ゲートは前記第2のメモリセルの第2の極性を持つスイッチング素子の制御ゲートに接続され、前記第1のメモリセルの第2の極性を持つスイッチング素子の制御ゲートは前記第2のメモリセルの第1の極性を持つスイッチング素子の制御ゲートに接続された半導体集積回路。
  2. 前記第1のメモリセルの第1の極性を持つスイッチング素子の制御ゲートには入力信号が入力され、第2の極性を持つスイッチング素子の制御ゲートには前記入力信号の反転信号が入力され、前記第2のメモリセルの第1の極性を持つスイッチング素子の制御ゲートには前記入力信号の反転信号が入力され、第2の極性を持つスイッチング素子の制御ゲートには前記入力信号が入力される請求項1に記載の半導体集積回路。
  3. 第1の電源と出力ノードとの間に第1不揮発メモリ及びスイッチング素子が直列に接続され、第2の電源と前記出力ノードとの間に第2の不揮発メモリ及び前記スイッチング素子と同じ極性を持つスイッチング素子が直列に接続されたメモリセルを複数含む半導体集積回路であって、
    前記複数のメモリセルのうち、第1のメモリセルの出力ノードと第2のメモリセルの出力ノードと互いに接続され、前記第1のメモリセルのスイッチング素子は第1の極性を持ち前記第2のメモリセルのスイッチング素子は第1の極性とは異なる第2の極性を持ち前記第1および第2のメモリセルのスイッチング素子の制御ゲートには、同じ信号が入力される半導体集積回路。
  4. 前記第1および第2のメモリセルのスイッチング素子の制御ゲートが互いに接続された請求項3に記載の半導体集積回路。
  5. 前記メモリセルは、前記第1の不揮発メモリの一端が前記第1の電源に接続され、前記第1の不揮発メモリの他端と前記出力ノードとの間に前記スイッチング素子が接続され、前記第2の不揮発メモリの端が前記第2の電源に接続され、前記第2の不揮発メモリの他端と前記出力ノードとの間に前記スイッチング素子が接続された請求項1乃至4のいずれか1項に記載の半導体集積回路。
  6. 前記メモリセルは、前記第1の不揮発メモリの一端と前記第2の不揮発メモリの一端前記出力ノードに接続され、前記第1の不揮発メモリの他端と前記第1の電源との間に記スイッチング素子が接続され、前記第2の不揮発メモリの他端と前記第2の電源との間に記スイッチング素子が接続され請求項1乃至4のいずれか1項に記載の半導体集積回路。
  7. 前記不揮発メモリはフローティングゲートを持った構造のメモリ素子である請求項1乃至6のいずれか1項に記載の半導体集積回路。
  8. 前記不揮発メモリは抵抗変化性メモリ素子である請求項1乃至6のいずれか1項に記載の半導体集積回路。
  9. 前記第1及び第2の不揮発メモリの少なくとも一方には複数の前記スイッチング素子が直列に接続された請求項1乃至8のいずれか1項に記載の半導体集積回路。
  10. 複数の前記メモリセルからの出力信号が入力され、入力された複数の出力信号の内の1つを第2の入力信号に応じて選択する素子を更に有する請求項1乃至のいずれか1項に記載の半導体集積回路。
  11. 請求項1乃至10のいずれか1項に記載の半導体集積回路を含むルックアップテーブル回路。
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