JP2008074137A - ウエビング巻取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ウエビングベルトの巻き取り終了直後の反動でスプールが引出方向へ回転した際にエンドロック状態になることを防止できるウエビング巻取装置を得る。
【解決手段】スプール20が巻取方向に回転するとロックプレート86のガイドピン96が遠心力と同じ向きの押圧力で溝部104の内壁を押圧する。これにより、ガイドピン96の外周部と溝部104の内壁との間の摩擦が増加し、Vギヤ42がガイドピン96に保持され、スプール20に対するVギヤ42の巻取方向の相対回転が抑制される。また、押圧力で溝部104の内壁が押圧されたVギヤ42は上記の押圧力の作用方向へ移動しようとすることでトーションシャフトの軸部40をVギヤ42が上記の押圧力と同じ向きの押圧力で押圧する。このため、Vギヤ42の内周部が軸部40の外周部との間の摩擦が増加し、これにより、スプール20に対するVギヤ42の巻取方向への相対回転が抑制される。
【選択図】図3

Description

本発明は、座席に着座した乗員の身体を拘束するためのウエビングベルトを巻き取って収納するウエビング巻取装置に関する。
例えば、特許文献1に開示されているように、車両のシートベルト装置を構成するウエビング巻取装置には、車両急減速時に引出方向へのリールシャフトの回転を規制するロック機構が設けられている。この特許文献1に開示されたロック機構を構成するロックギヤは、リールシャフトに対して同軸的に相対回転可能で、ロックギヤに対してリールシャフトが引出方向に相対回転すると、この相対回転に連動してメインパウル及びバックアップパウルの各々の歯がフレームの両側壁に形成された内歯に噛み合い、引出方向へのリールシャフトの回転を規制する。リールシャフトとロックギヤとの間に相対回転を生じさせるための構成には2種類あり、その1つが減速度検知手段とされている。減速度検知手段は車両急減速時に慣性移動する慣性体を備えており、慣性移動した慣性体により押し上げられた係止爪がロックギヤの外歯に係合することでロックギヤの回転が規制され、引出方向へ回転するリールシャフトに対してロックギヤが相対回転する。
また、リールシャフトとロックギヤとの間に相対回転を生じさせるための構成の他の1つが、減速度検知手段の慣性体とは別にロックギヤに設けられた慣性体とされている。この慣性体は、ばねによりロックギヤに連結されているが、リールシャフトと共にロックギヤが急激に引出方向へ回転すると、慣性体は慣性によりばねの付勢力に抗してロックギヤに対して回転遅れが生じる。この回転遅れによるロックギヤに対する相対回転に伴い、慣性体がロックギヤの回転半径方向外方へ移動してカバーの内側に形成された内歯のラチェット歯に噛み合い、慣性体、ひいては、ロックギヤの回転が停止させられる。このように、ロックギヤの回転が停止させられることで、引出方向へ回転するリールシャフトに対してロックギヤが相対回転する。
特開平5−246303号公報
ところで、リールシャフトによるウエビングベルトの巻き取りが終了した直後に不用意にロック機構が動作すると、この状態からリールシャフトが引出方向へ回転できない所謂「エンドロック状態」になる。このエンドロック状態では、リールシャフトが引出方向へ回転できないため、ウエビングベルトの引き出しが難しくなる。このため、上記の特許文献1では、ウエビングベルトの巻き取りが終了した際に、減速度検知手段の係止爪とロックギヤの外歯とが噛み合わないような構成としてエンドロック状態になることを防止している。
しかしながら、ウエビングベルトの巻き取り終了直後の反動で、スプールが急激且つ僅かに引出方向へ回転すると、ロックギヤに設けられた慣性体がカバーに形成されたラチェット歯に噛み合ってしまうことがあり、この状態で、ウエビングベルトを引き出すためにスプールを引出方向へ回転させると、ロック機構が作動してエンドロック状態になってしまう。
本発明は、上記事実を考慮して、ウエビングベルトの巻き取り終了直後の反動でスプールが引出方向へ回転した際にエンドロック状態になることを防止できるウエビング巻取装置を得ることが目的である。
請求項1に記載の本発明に係るウエビング巻取装置は、自らの軸周りの一方である巻取方向へ回転することで長尺帯状のウエビングベルトを長手方向基端側から巻き取るスプールと、前記スプールに対して所定角度相対回転可能な状態で前記スプールの回転に追従可能に前記スプールに軸支された回転体と、前記回転体に対して前記巻取方向とは反対の引出方向へ前記スプールが相対回転した際に前記スプールをロックして前記スプールの回転を規制するロック手段と、前記巻取方向へ回転する前記スプールの遠心力で前記回転体を保持する保持手段と、を備えている。
請求項1に記載の本発明に係るウエビング巻取装置によれば、スプールが所定の加速度以上で引出方向へ回転を開始し、これに追従して回転しようとする回転体の回転が規制されると、スプールに対して回転体に相対回転が生じる。引出方向に回転するスプールに対して回転体が停止した状態、すなわち、スプールに対して巻取方向に回転体が相対回転すると、ロック手段が作動し、これにより、スプールがロックされてスプールの引出方向への回転が規制される。
一方、スプールが巻取方向に回転すると、このスプールの回転で生じた遠心力により保持手段が回転体を保持する。スプールが巻取方向に回転している際には回転体がスプールに追従して巻取方向に回転するため、スプールによるウエビングベルトの巻き取りが終了してスプールが急停止しても回転体は慣性で巻取方向に回転しようとする。しかしながら、スプールが停止するまで回転体は保持手段によって保持されるため、スプールの急停止直後における巻取方向への回転体の回転が防止又は効果的に抑制される。
このように、停止状態のスプールに対して回転体が巻取方向に回転するような相対回転が防止又は効果的に抑制されることで、スプールによるウエビングベルトの巻き取り終了後にロック手段が作動すること、すなわち、所謂「エンドロック」の発生を防止又は効果的に抑制できる。
なお、本発明において回転体はスプールに軸支される構成であるが、回転体がスプールに直接軸支される構成のみならず、スプールに一体的に連結された軸部材等に回転体が軸支される構成のようにスプールに回転体が間接的に軸支される構成であってもよい。
請求項2に記載の本発明に係るウエビング巻取装置は、請求項1に記載の本発明において、前記保持手段は、前記遠心力を受けることで前記回転体を押圧して前記回転体を保持することを特徴としている。
請求項2に記載の本発明に係るウエビング巻取装置によれば、スプールが巻取方向に回転すると、スプールの回転で生じた遠心力により回転体が保持手段に押圧され、これにより、回転体が保持される。このため、スプールの急停止直後における巻取方向への回転体の回転が防止又は効果的に抑制される。
請求項3に記載の本発明に係るウエビング巻取装置は、請求項2に記載の本発明において、前記回転体に係合した状態で前記スプールに設けられ、前記回転体に対する前記スプールの前記引出方向へ相対回転に連動して前記スプールの回転方向とは異なる方向へ変位することにより前記スプールをロックすると共に、前記遠心力で前記スプールの回転半径方向外方へ前記回転体を押圧して前記回転体を保持するロック部材を含めて前記ロック手段及び前記保持手段を構成したことを特徴としている。
請求項3に記載の本発明に係るウエビング巻取装置では、ロック手段及び保持手段の双方を構成するロック部材がスプールに設けられ、スプールと共に回転する。また、このロック部材は回転体に係合しており、このため、回転体に対してスプールが引出方向に相対回転すると、スプールに伴われてのロック部材の回転が回転体によって規制され、このため、上記の回転体に対するスプールの相対回転でスプールの回転方向とは異なる方向へロック部材が連動して変位し、これによってスプールがロックされ、引出方向へのスプールの回転が規制される。
一方、スプールに設けられたロック部材はスプールが巻取方向に回転すると、スプールと共にロック部材が巻取方向に回転するが、回転体に係合しているロック部材はこのときの遠心力で回転体を押圧し、このロック部材の押圧で回転体が保持される。したがって、巻取方向にスプールが回転した際に、スプールが停止するまで回転体はロック部材からの押圧力で保持されるため、スプールの急停止直後における巻取方向への回転体の回転が防止又は効果的に抑制される。
請求項4に記載の本発明に係るウエビング巻取装置は、請求項3に記載の本発明において、前記ロック部材が当接可能に前記回転体に設けられ、前記遠心力に基づいた前記ロック部材からの押圧力を前記ロック部材との当接部位で受けると共に、前記当接部位の向きが前記スプールの回転半径内方又は当該回転半径内方に対して前記巻取方向へ傾斜した方向へ向いた受圧部を備えることを特徴としている。
請求項4に記載の本発明に係るウエビング巻取装置では、巻取方向にスプールが回転した際の遠心力でロック部材が回転体に設けられた受圧部を押圧する。これにより回転体が保持される。ここで、受圧部のロック部材が当接する当接部位(すなわち、押圧力を受ける部位)は、スプールの回転半径内方又はこの回転半径内方に対して巻取方向へ傾斜した方向へ向いている。
ロック部材は遠心力で受圧部を押圧するため、ロック部材が受圧部に付与する押圧力の向きは遠心力の向きと同じでスプールの回転半径方向外方である。このため、受圧部のロック部材との当接部位がスプールの回転半径内方を向いている構成では、受圧部がロック部材からの押圧力を受けても、スプールの回転半径方向に対してスプールの回転周方向(更に言えば、受圧部のロック部材との当接部位におけるスプールの回転接線方向)に傾くように押圧力が作用することはない。
また、受圧部のロック部材との当接部位がスプールの回転半径内方に対して巻取方向へ傾斜した方向へ向いている構成では、受圧部がロック部材からの押圧力を受けると、スプールの回転半径外方に対して引出方向に傾斜した向き(更に言えば、受圧部のロック部材との当接部位におけるスプールの回転接線方向のうち引出方向側へ傾斜した向き)に押圧力が作用する。
すなわち、請求項4に記載の本発明では、スプールの回転半径方向外方を向く押圧力を受圧部がロック部材から受けても、スプールの回転半径外方に対して巻取方向に傾斜した向きに押圧力が作用することはない。このため、巻取方向にスプールが回転した際に、スプールに対して巻取方向に回転体が相対回転することが防止又は効果的に抑制され、この状態からスプールが急停止した際における巻取方向への回転体の回転が防止又は効果的に抑制される。
請求項5に記載の本発明に係るウエビング巻取装置は、請求項4に記載の本発明において、前記ロック部材の本体部分から前記回転体の側へ向けて突出形成された突出部と、前記突出部が入り込み可能に前記回転体に形成されて、前記回転体に対して前記引出方向へ前記スプールが相対回転した際に内壁が前記突出部を案内して、前記スプールをロックする方向へ前記ロック部材を変位させるガイド部と、を備え、前記受圧部を前記突出部が入り込み可能に前記回転体に形成すると共に、前記ガイド部との間で前記突出部が往復移動可能に前記受圧部を前記ガイド部に連通させ、更に、前記遠心力に基づいた前記突起からの押圧力を受ける前記受圧部の内壁を前記スプールの回転半径内方又は当該回転半径内方に対して前記巻取方向へ傾斜した方向へ向けた、ことを特徴としている。
請求項5に記載の本発明に係るウエビング巻取装置では、引出方向への回転体の回転が規制された状態でスプールが引出方向に回転すると、ロック部材に形成された突起が受圧部からガイド部へ移動し、更に、ガイド部の内壁に案内されてスプールをロックする方向へ突起、ひいては、ロック部材が移動する。
一方、スプールが巻取方向に回転すると、ロック部材が遠心力でスプールの回転半径方向外方へ移動しようとし、これにより、受圧部に入り込んでいるロック部材の突起が受圧部の内壁を押圧する。
ここで、本発明に係るウエビング巻取装置では、受圧部の内壁の向きがスプールの回転半径内方又はスプールの回転半径内方に対して巻取方向へ傾斜した方向へ向けられている。このため、突起が当接する内壁の向きがスプールの回転半径内方を向いている構成では、内壁が突起からの押圧力を受けても、スプールの回転半径方向に対してスプールの回転周方向(更に言えば、突起が当接する内壁におけるスプールの回転接線方向)に傾くように押圧力が作用することはない。
また、突起が当接する内壁がスプールの回転半径内方に対して巻取方向へ傾斜した方向へ向いている構成では、内壁が突起からの押圧力を受けると、スプールの回転半径外方に対して引出方向に傾斜した向き(更に言えば、突起が当接する内壁におけるスプールの回転接線方向のうち引出方向側へ傾斜した向き)に押圧力が作用する。
すなわち、請求項5に記載の本発明では、スプールの回転半径方向外方を向く押圧力を受圧部の内壁がロック部材の突起から受けても、スプールの回転半径外方に対して巻取方向に傾斜した向きに押圧力が作用することはない。このため、巻取方向にスプールが回転した際に、スプールに対して巻取方向に回転体が相対回転することが防止又は効果的に抑制され、この状態からスプールが急停止した際における巻取方向への回転体の回転が防止又は効果的に抑制される。
以上説明したように、本発明に係るウエビング巻取装置では、ウエビングベルトの巻き取り終了直後の反動でスプールが引出方向へ回転した際にエンドロック状態になることを防止できる
<第1の実施の形態の構成>
図1には本発明の第1の実施の形態に係るウエビング巻取装置10の構成が正面断面図によって示されている。この図に示されるように、ウエビング巻取装置10はフレーム12を備えている。フレーム12はボルト等の締結手段によって車両の車体に固定される平板状の背板14を備えている。背板14は幅方向が車両の前後方向に沿っており、この背板14の幅方向両端部からは背板14の厚さ方向一方へ向けて平板状の脚板16、18が延出されている。
この脚板16と脚板18との間にはスプール20の本体21が配置されている。本体21は軸方向が脚板16と脚板18の対向方向に沿っており、この軸周りの一方である巻取方向及びその反対方向である引出方向に回転自在とされている。本体21には長尺帯状のウエビングベルト22の長手方向基端側が係止されており、本体21を巻取方向に回転させると本体21にウエビングベルト22が長手方向基端側から巻き取られて収納される。
本体21の軸心部分には、本体21の軸方向に貫通した透孔24が形成されている。透孔24にはトーションシャフト26が配置されている。トーションシャフト26の脚板18側の端部にはアダプタ28がトーションシャフト26に対して略一体的に装着されている。アダプタ28は透孔24の脚板18側の端部から本体21に対して回り止めされた状態で嵌挿されており、これにより、本体21とトーションシャフト26とが機械的に連結され、本体21とトーションシャフト26とは基本的に一体的に回転する。
アダプタ28には図示しないぜんまいばねの渦巻き方向内側端に直接又は間接的に連結されている。このぜんまいばねの渦巻き方向外側端は脚板18に直接又は間接的に取り付けられた図示しないスプリングケースに固定されており、本体21を引出方向に回転させると、ぜんまいばねが巻き締められ、ぜんまいばねが本体21を巻取方向に付勢する構成になっている。
一方、本ウエビング巻取装置10はロック機構30を備えている。ロック機構30は脚板16の脚板18とは反対側に配置されるセンサカバー32を備えている。センサカバー32は脚板18の側へ向けて開口した凹形状に形成されており、脚板16に直接又は間接的に取り付けられている。センサカバー32の内側にはセンサホルダ34が設けられている。センサホルダ34は脚板16に対して平行な底壁36を備えている。底壁36には軸受孔38が形成されており、トーションシャフト26の脚板16側の端部から突出形成された軸部40が回転自在に軸支されている。
センサホルダ34の底壁36よりも脚板16側には、回転体としてのVギヤ42が設けられている。Vギヤ42は円板状の本体44を備えている。本体44の中央には透孔が形成されている。さらに、本体44の底壁36側の面には本体44の中央に形成された透孔に対して同軸的な円筒形状のボス46が形成されている。この透孔及びボス46には軸部40が貫通しており、Vギヤ42は軸部40(すなわち、トーションシャフト26、ひいては本体21)に対して同軸的に回転自在に支持されている。
本体44の底壁36の側には図示しないパウルが軸部40と平行な軸周りに揺動可能に支持されている。このパウルに対応して上記のセンサホルダ34の本体44側には、内歯のラチェット歯48が形成されている。本体44に設けられたパウルは、圧縮コイルスプリングや捩じりコイルばね等の付勢手段の付勢力で、Vギヤ42に対し、軸部40と平行な軸周りの引出方向側へ付勢されているが、この付勢力に抗してVギヤ42に対してパウルが巻取方向に揺動すると、パウルの先端がラチェット歯48に噛み合う。このようにパウルがラチェット歯48に噛み合った状態では、Vギヤ42の引出方向への回転が規制される。
一方、本体44の下側にはセンサホルダ34にセンサ収容部50が形成されている。このセンサ収容部50には図示しない加速度センサが収容される。加速度センサは車両の急減速状態を検出して作動し、作動すると加速度センサを構成する係合部がラチェット歯64に係合する。これにより、引出方向へのVギヤ42の回転が規制される構造になっている。
また、図1に示されるように、Vギヤ42よりも脚板18の側にはロックベース70が設けられている。ロックベース70は円筒形状の嵌挿部72を備えている。嵌挿部72は本体21の脚板18側の端部から本体21に対して同軸的に透孔24に嵌挿されている。また、ロックベース70は本体部74を備えている。本体部74は嵌挿部72の脚板18側の端部から連続して形成されている。この嵌挿部72と本体部74とにより形成されたロックベース70には、嵌挿部72の本体部74とは反対側の端部からロックベース70の内側へトーションシャフト26が同軸的且つ一体的に嵌め込まれている。
上記のように、嵌挿部72は円筒形状であることから、本体21に対して同軸的に相対回転可能であるが、ロックベース70はトーションシャフト26が連結されていることで、トーションシャフト26を介して本体21に一体的に連結されることになり、基本的には本体21と一体的にロックベース70が回転することになる。
一方、ロックベース70の本体部74にはばね収容部76が形成されている。図2に示されるように、ばね収容部76は本体部74の中心から半径方向外側に変位した位置に形成されていると共に、本体部74の嵌挿部72とは反対側の端部で開口しており、図1に示されるように(なお、図3及び図4では図示省略)、その内側には圧縮コイルスプリング78が収容されている。圧縮コイルスプリング78の一端はばね収容部76の巻取方向側の内壁80に当接している。また、圧縮コイルスプリング78の他端側では本体44(Vギヤ42)のロックベース70側の端面に形成された壁部82がばね収容部76の内側に入り込んでおり、圧縮コイルスプリング78の他端部が壁部82に当接している。
上記のように、Vギヤ42は軸部40に回転自在に軸支されているが、一端が内壁80に当接した圧縮コイルスプリング78の他端が壁部82に当接していることで、ロックベース70が引出方向に回転すると、内壁80に押圧された圧縮コイルスプリング78が更に壁部82を押圧するため、Vギヤ42が引出方向に回転する。
また、図1に示されるように、本体部74にはプレート収容部84が形成されている。図2に示されるように、プレート収容部84は本体部74の中心から半径方向外側に変位した位置に形成されていると共に、本体部74の嵌挿部72とは反対側の端部で開口しており、その内側にはロック部材としてのロックプレート86が収容されている。図3及び図4に示されるように、ロックプレート86は基部88を備えている。
基部88は長手方向が概ね本体部74の周方向に沿い、且つ、幅方向が本体部74の半径方向に沿った平板状に形成されている。基部88の長手方向に沿った巻取方向側の端部からは連続してロック部90が形成されている。このロック部90に対応して本体部74の外周一部は開口しており、ロックプレート86がプレート収容部84の内側に沿って巻取方向側へ移動すると、ロックプレート86はロック部90が本体部74の外周部よりも外側へ突出できるようになっている。
ロック部90の外周部一部にはラチェット歯92が形成されている。このラチェット歯92に対応して脚板16には内歯のラチェット歯94が形成されており、ロック部90が本体部74の外周部よりも外側へ突出すると、ラチェット歯92がラチェット歯94に噛み合うことができる。ラチェット歯92はラチェット歯94に噛み合うことで引出方向側への回転が規制され、引出方向側へのラチェット歯92の回転が規制されることで本体21の引出方向への回転が規制される構成になっている。
また、図3及び図4に示されるように、ロック部90からはVギヤ42の本体44の側へ向けて突起としてのガイドピン96が突出形成されている。このガイドピン96に対応して本体44には、長手方向一端部と他端部との間で本体21の軸方向に対して平行な軸周りに略V字状に屈曲したガイド部としてのガイド溝100が形成されており、ガイドピン96はガイド溝100の内側に入り込んでいる。内幅方向に互いに対向するガイド溝100の内壁の一方が引出方向への回転しようとするガイドピン96からの回転力を受けた際に、ガイド溝100の内壁の一方によりガイドピン96に付与される反力の向きがVギヤ42の半径方向外方側を向くようにガイド溝100の内壁の一方の壁面の向き、すなわち、ガイド溝100の内幅方向が設定されている。
このガイド溝100の一方の内壁からの反力でガイド溝100の長手方向一端側から他端側へ向けてガイドピン96が移動すると、ロックプレート86はロック部90が本体部74の外周部よりも外側へ突出するように移動し、更に、図4に示されるように、ガイド溝100の長手方向他端部にガイドピン96が到達するまでロックプレート86が移動すると、ラチェット歯92がラチェット歯94に噛み合う。
また、ガイド溝100の長手方向一端部には連続して受圧部として保持手段を構成する溝部104が形成されている。溝部104はガイド溝100と同様に内側にガイドピン96の入り込みが可能な溝とされており、図3に示されるように、ロックプレート86が本体部74の外側へ移動する前の初期状態では、ガイドピン96は溝部104の内側に位置している。図5に示されるように、溝部104はガイド溝100の長手方向一端側での長手方向に対して屈曲するように形成されており、溝部104の内幅方向はロックベース70が回転した際にガイドピン96に作用する遠心力の向き、すなわち、ロックベース70の回転半径方向外方に沿っている。
<第1の実施の形態の作用、効果>
次に、本実施の形態の作用並びに効果について説明する。
本ウエビング巻取装置10では、スプール20の本体21に巻き取られて収納されているウエビングベルト22が引き出されて乗員の身体に装着される。このウエビングベルト22の装着状態で、車両が急減速状態になり、この車両の急減速状態が加速度センサにより検出されると、加速度センサを構成する係合部がVギヤ42のラチェット歯64に係合する。これにより、Vギヤ42の引出方向への回転が規制される。一方、上記のような車両が急減速状態になると、慣性で略車両前方側へ移動しようとする乗員の身体がウエビングベルト22を引っ張り、スプール20の本体21を引出方向へ急激に回転させようとする。
このように、スプール20の本体21を引出方向へ急激に回転させると、スプール20の本体21と共にVギヤ42が急激に引出方向に回転する。Vギヤ42の本体44に設けられたパウルは基本的にVギヤ42と共に回転するが、Vギヤ42が急激に引出方向に回転することで、本体44に設けられたパウルは自重に起因する慣性でその場に留まろうとし、これにより、Vギヤ42に対する回転遅れがパウルに生じる。このように回転遅れが生じたパウルは、Vギヤ42に対して相対的に巻取方向に揺動し、これにより、パウルの先端がラチェット歯48に噛み合う。このようにパウルがラチェット歯48に噛み合った状態では、Vギヤ42の引出方向への回転が規制される。
以上のように、Vギヤ42の引出方向への回転が規制された状態で、なおもスプール20の本体21が引出方向に回転しようとすると、本体21と共に回転しようとするロックプレート86のガイドピン96は溝部104やガイド溝100の長手方向他端側へ案内される。
これにより、ロックプレート86はロック部90が本体部74の外周部よりも外側へ突出するように移動し、更に、ガイド溝100の長手方向他端部にガイドピン96が到達するまでロックプレート86が移動すると、ラチェット歯92が脚板16のラチェット歯94に噛み合う。このように、ラチェット歯92が脚板16のラチェット歯94に噛み合うことで、ロックベース70、ひいては、スプール20の本体21の引出方向への回転が規制され、スプール20の本体21からのウエビングベルト22の引き出しが規制される。スプール20の本体21からのウエビングベルト22の引き出しが規制されることで、ウエビングベルト22は略車両前方側への乗員の身体の慣性移動を規制する。
一方、乗員の身体に対するウエビングベルト22の装着状態が解除されると、本体21はぜんまいばねの付勢力で巻取方向に回転し、これにより、ウエビングベルト22がスプール20の本体21に巻き取られて収納される。ところで、巻取方向にスプール20の本体21が回転するとロックベース70も巻取方向に回転するため、ロックプレート86には遠心力が作用する。このため、ロックプレート86のガイドピン96は、遠心力と同じ向きの押圧力F1で溝部104の内壁を押圧し、これにより、Vギヤ42が押圧力F1の作用方向へ移動しようとする。
押圧力F1の作用方向へVギヤ42が移動しようとすると、Vギヤ42の中心を貫通するトーションシャフト26の軸部40をVギヤ42が押圧力F1と同じ向きの押圧力F2で押圧し、Vギヤ42が軸部40に圧接する。これにより、Vギヤ42の内周部が軸部40の外周部との間の摩擦が増加し、この増加した摩擦により、軸部40に対するVギヤ42の相対回転、すなわち、スプール20に対するVギヤ42の相対回転が抑制される。
さらに、上記のように、ロックプレート86のガイドピン96が押圧力F1で溝部104の内壁を押圧している。このため、ガイドピン96の外周部と溝部104の内壁との間の摩擦が増加し、この増加した摩擦により、Vギヤ42がガイドピン96に保持され、スプール20に対するVギヤ42の相対回転が抑制される。
また、本実施の形態では、溝部104の内壁のうち、上記の遠心力の作用方向に沿ってガイドピン96と対向する部位は、遠心力の向きとは反対方向を向いている。このため、ガイドピン96から遠心力と同じ向きの押圧力F1が溝部104の内壁に付与されても、ガイドピン96がこの遠心力の向きに対して巻取方向側へ傾斜した向きに溝部104の内壁を押圧することがない。
これにより、Vギヤ42がロックベース70よりも先行して巻取方向に回転することがない(すなわち、Vギヤ42とロックベース70との間に巻取方向の位相差が生じない)。このため、より一層、スプール20に対するVギヤ42の巻取方向への相対回転が抑制される。
以上のように、本実施の形態では、スプール20の本体21が巻取方向に回転してウエビングベルト22を巻き取っている状態では、本体21に対してVギヤ42が巻取方向に相対回転することが防止又は極めて効果的に抑制されるため、スプール20の本体21がウエビングベルト22の巻き取りを終了した直後の反動で、本体21が僅かではあるが引出方向へ向けて急激に回転しても、ガイド溝100の長手方向他端部にガイドピン96が到達するまでロックプレート86が移動することはなく、本体21がウエビングベルト22の巻き取りを終了時にラチェット歯92がラチェット歯94に噛み合う所謂「エンドロック」の発生を効果的に防止できる。
また、以上のようにエンドロックの発生を効果的に防止できる本実施の形態は、従来の構成に比べて溝部104を形成するだけでよく、上記のようなエンドロック防止の効果を得るために、コスト高になることがない。
<第2の実施の形態>
次に、本発明のその他の実施の形態について説明する。なお、以下の各実施の形態を説明するにあたり、前記第1の実施の形態を含めて説明している実施の形態よりも前出の実施の形態と基本的に同一の部位に関しては同一の符号を付与してその詳細な説明を省略する。
図6には本実施の形態に係るウエビング巻取装置130の要部の構成が図5に対応した図によって示されている。この図に示されるように、本ウエビング巻取装置130ではガイド溝100の長手方向一端側に溝部104が形成されておらず、代わりに受圧部として保持手段を構成する溝部132が形成されている。この溝部132もまた前記第1の実施の形態における溝部104と同様にガイド溝100の長手方向一端部に連続しており、ロックプレート86が本体部74の外側へ移動する前の初期状態では、ガイドピン96が溝部132の内側に位置している。
但し、溝部132の内壁のうち、溝部132の内側に位置したガイドピン132が上記の押圧力F1を付与する部分は、押圧力F1の向き(すなわち、遠心力の向き)とは反対方向に対して巻取方向側へ傾斜した方向を向いている。このため、押圧力F1を溝部132の内壁が受けると、押圧力F1の一部は引出方向を向く(すなわち、溝部132の内壁が受けた押圧力F1は引出方向成分F11を有する)。
すなわち、本実施の形態では、押圧力F1が引出方向成分F11でVギヤ42が巻取方向に回転することを防止又は極めて効果的に抑制する。これにより、スプール20の本体21がウエビングベルト22の巻き取りを終了した直後の反動で、本体21が僅かではあるが引出方向へ向けて急激に回転しても、ガイド溝100の長手方向他端部にガイドピン96が到達するまでロックプレート86が移動することはなく、本体21がウエビングベルト22の巻き取りを終了時にラチェット歯92がラチェット歯94に噛み合う所謂「エンドロック」の発生を更に効果的に防止できる。
本発明の第1の実施の形態に係るウエビング巻取装置の全体構成を示す正面断面図である。 回転体の構成を示す正面図である。 溝部内にロック部材が入り込んだ初期状態を示す図である。 スプールのロックが可能な位置までロック部材が移動した状態を示す図3に対応した図である。 ガイド部及び溝部の拡大図である。 本発明の第2の実施の形態に係るウエビング巻取装置の要部の構成を示す図5に対応した図である。
符号の説明
10 ウエビング巻取装置
20 スプール
22 ウエビングベルト
30 ロック機構(ロック手段)
42 Vギヤ(回転体)
86 ロックプレート(ロック部材)
96 ガイドピン(突起)
100 ガイド溝(ガイド部)
104 溝部(受圧部、保持手段)
130 ウエビング巻取装置
132 溝部(受圧部、保持手段)

Claims (5)

  1. 自らの軸周りの一方である巻取方向へ回転することで長尺帯状のウエビングベルトを長手方向基端側から巻き取るスプールと、
    前記スプールに対して所定角度相対回転可能な状態で前記スプールの回転に追従可能に前記スプールに軸支された回転体と、
    前記回転体に対して前記巻取方向とは反対の引出方向へ前記スプールが相対回転した際に前記スプールをロックして前記スプールの回転を規制するロック手段と、
    前記巻取方向へ回転する前記スプールの遠心力で前記回転体を保持する保持手段と、
    を備えるウエビング巻取装置。
  2. 前記保持手段は、前記遠心力を受けることで前記回転体を押圧して前記回転体を保持することを特徴とする請求項1に記載のウエビング巻取装置。
  3. 前記回転体に係合した状態で前記スプールに設けられ、前記回転体に対する前記スプールの前記引出方向へ相対回転に連動して前記スプールの回転方向とは異なる方向へ変位することにより前記スプールをロックすると共に、前記遠心力で前記スプールの回転半径方向外方へ前記回転体を押圧して前記回転体を保持するロック部材を含めて前記ロック手段及び前記保持手段を構成したことを特徴とする請求項2に記載のウエビング巻取装置。
  4. 前記ロック部材が当接可能に前記回転体に設けられ、前記遠心力に基づいた前記ロック部材からの押圧力を前記ロック部材との当接部位で受けると共に、前記当接部位の向きが前記スプールの回転半径内方又は当該回転半径内方に対して前記巻取方向へ傾斜した方向へ向いた受圧部を備えることを特徴とする請求項3に記載のウエビング巻取装置。
  5. 前記ロック部材の本体部分から前記回転体の側へ向けて突出形成された突出部と、
    前記突出部が入り込み可能に前記回転体に形成されて、前記回転体に対して前記引出方向へ前記スプールが相対回転した際に内壁が前記突出部を案内して、前記スプールをロックする方向へ前記ロック部材を変位させるガイド部と、
    を備え、前記受圧部を前記突出部が入り込み可能に前記回転体に形成すると共に、前記ガイド部との間で前記突出部が往復移動可能に前記受圧部を前記ガイド部に連通させ、更に、前記遠心力に基づいた前記突起からの押圧力を受ける前記受圧部の内壁を前記スプールの回転半径内方又は当該回転半径内方に対して前記巻取方向へ傾斜した方向へ向けた、
    ことを特徴とする請求項4に記載のウエビング巻取装置。
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