JPH10230817A - シートベルト用リトラクター - Google Patents

シートベルト用リトラクター

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JPH10230817A
JPH10230817A JP9037873A JP3787397A JPH10230817A JP H10230817 A JPH10230817 A JP H10230817A JP 9037873 A JP9037873 A JP 9037873A JP 3787397 A JP3787397 A JP 3787397A JP H10230817 A JPH10230817 A JP H10230817A
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JP
Japan
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shaft
lock
webbing
rotation
winding shaft
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JP9037873A
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Bai Matsuki
培 松木
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NSK Ltd
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NSK Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両緊急時にロック手段を作動するロック作
動手段の構造を複雑にすることなく、エンドロックを容
易に解除することができるシートベルトリトラクターを
提供すること。 【解決手段】 巻取軸3のウェビング引出し方向X2
回転を阻止可能なロック手段16と、前記ロック手段を
作動するラッチ部材18と、前記ラッチ部材のウェビン
グ引出し方向X2 の回転を阻止可能である係合部材26
と、前記係合部材を被係合部方向へ揺動させる慣性部材
とを有するシートベルト用リトラクターにおいて、前記
係合部材26がアーム部26cを備えており、前記巻取
軸ロック後のウェビング巻取り方向X1 への前記巻取軸
の回転により、前記アーム部26cに作用して前記係合
部材26を被係合部との係合を解除する方向Bに案内す
るカム部12が前記巻取軸3に設けられていることを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、シートベルトの
リトラクター(巻取装置)に関し、詳しくは緊急ロック
機構を備えたシートベルト用リトラクターの改良に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両の乗員等を座席に安全に保持
するためのシートベルト用リトラクターにおいては、急
な加速、衝突、減速に反応する慣性感知手段によってリ
トラクターを物理的にロックする緊急ロック機構を備え
て乗員を効果的及び安全に拘束するとともにウェビング
による圧迫感を低減する緊急ロック式リトラクターが用
いられている。
【0003】ところで、こうしたシートベルト用リトラ
クターの緊急ロック機構では、車両緊急時ではない不必
要なときにも巻取軸のウェビング引き出し方向の回転が
ロックされることがある。すなわち、ウェビング引き出
し状態から巻取りバネのバネ力に従って急激にウェビン
グが全量巻き取られると、その衝撃で緊急ロック機構が
作動して巻取軸のウェビング引き出し方向の回転をロッ
クすることがあり、すると巻取軸はウェビング引き出し
方向に回転できない。これとともに、ウェビングは全量
巻取り状態にあるので、巻取軸はウェビング巻取り方向
にも回転できず、以後ウェビングは、実質的には引出し
も巻取りも不可能となり、リトラクターはいわゆるエン
ドロック状態に陥るという問題があった。
【0004】そこで、エンドロックを防止するリトラク
ターとしては、例えば特開平5−246303号公報等
に開示されたシートベルト用リトラクターがある。この
リトラクターは、車両の緊急時に作動する減速度感知手
段(慣性感知手段)によって作動するロック作動手段
が、ベルトロック完了直前に、所定量逆回転するように
なっている。そして、ロック作動手段が逆回転すること
で減速度感知手段がフリー状態となり、エンドロックを
防止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平5−246303号公報に記載のシートベルトリト
ラクターの場合は、エンドロックを防止するためのロッ
クギヤの逆回転制御手段がカム孔の案内カム面とカムフ
ォロワとにより構成され、ロック作動手段に複雑な逆回
転制御動作をさせているため、複雑なカム形状が必要に
なるとともに各構成部品の寸法精度や組立精度が厳しく
要求される。そこで、本発明の目的は上記課題を解消す
ることにあり、車両緊急時にロック手段を作動するロッ
ク作動手段の構造を複雑にすることなく、かつ巻取軸を
少しの角度ウェビング巻取り方向に回転させることによ
り全量格納状態でのエンドロックを容易に解除すること
ができるシートベルト用リトラクターを提供することで
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、ウ
ェビングが巻装された巻取軸のウェビング引出し方向の
回転を阻止可能なロック手段と、前記巻取軸に相対回転
可能に支持されるとともに前記巻取軸に対して回転遅れ
を生じることにより前記ロック手段を作動するラッチ部
材と、前記ラッチ部材に揺動自在に軸支されるとともに
被係合部に係合して前記ラッチ部材のウェビング引出し
方向の回転を阻止可能である係合部材と、前記巻取軸に
相対回転可能に支持されるとともに所定以上のウェビン
グ引出し方向の回転速度が作用した際には前記巻取軸に
対して回転遅れを生じて前記係合部材を被係合部方向へ
揺動させる慣性部材とを有するシートベルト用リトラク
ターにおいて、前記係合部材がアーム部を備えており、
前記巻取軸ロック後のウェビング巻取り方向への前記巻
取軸の回転により、前記アーム部に作用して前記係合部
材を被係合部との係合を解除する方向に案内するカム部
が前記巻取軸に設けられていることを特徴とするシート
ベルト用リトラクターにより達成される。
【0007】
【作用】本発明では、巻取軸ロック後に巻取軸を少しの
角度ウェビング巻取り方向に回転させることによる巻取
軸と係合部材との相対回転で、巻取軸に設けられたカム
部材が係合部材のアーム部をロック解除方向に案内する
ので、わずかなウェビングの巻取りでロックを解除させ
ることができる。したがって、全量格納状態でエンドロ
ックが発生したときでも、ベルトを強引に引っ張り出し
て巻きしろを作ることによりベルトをわずかに巻き戻す
ことができればエンドロックを解除することができ、引
き出し不良を回避できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の一実施形態を説明する。図1及び図2に示すシートベ
ルト用リトラクターの分解斜視図において、リトラクタ
ーベース1はその大部分がコの字状断面を有しており、
対向する側板1a,1bには対向してそれぞれ巻取軸貫
通孔が設けられ、ウェビングを巻装する巻取軸であるリ
トラクターシャフト3がこれら巻取軸貫通孔を挿通した
状態で回動自在に軸架されている。
【0009】側板1aに設けられた巻取軸貫通孔の内周
縁には係合内歯2が形成されている。そしてシャフト3
の側板1a側の端部には、緊急時にウェビングの引き出
しを阻止するための緊急ロック機構が配置されている。
また、シャフト3の側板1b側の端部には、公知のワイ
ンディングスプリング15が配置されており、シャフト
3はウェビングを巻取る方向に常時付勢されている。シ
ャフト3は、アルミニウム合金等で一体成形された略円
筒形の巻取軸であり、ウェビングが巻回される胴部28
には、ウェビング端部を挿通させて保持するため直径方
向に貫通するスリット開口28aが設けられている。ま
た、シャフト3の外周面には別体で形成されたフランジ
部材13が装着され、ウェビングの巻乱れを防止する。
【0010】シャフト3の両端面にはシャフト3を回転
自在に支持する回転支軸が突設されるが、シャフト3の
センサー側端面には別体に構成された支軸ピン6が回転
支軸として螺着されている。また、シャフト3のセンサ
ー側端面には、側板1aに構成された係合内歯2に係合
可能なロック部材であるポール16を揺動回動可能に軸
支する支軸7が突設されている。また、ポール16が係
合内歯2と係合する方向へ揺動回転したときに、ポール
16の揺動側端部と反対側のポール後端面16eを位置
決めし、係合内歯2との間でポール16に大きな荷重が
加わったときにはその荷重を受ける受圧面45が、シャ
フト3のセンサー側端面に設けられている。
【0011】更に、シャフト3のセンサー側端面には、
後述するラッチ部材であるラチェットホイール18をウ
ェビング引出し方向(図2中、矢印X2 方向)に回転付
勢する引っ張りコイルバネ36と、後述するセンサース
プリング25を押圧する係合部材であるロックアーム2
6の突起部26aとがシャフト3に干渉するのを防ぐ逃
げ凹部9が設けられいる。また、凹部9には、アーム部
26cと係合可能なカム12が突設されている。
【0012】ポール16の揺動端部には、側板1aに構
成された係合内歯2に対応して係合可能な係合歯16c
が一体形成されている。また、ポール16の中央部に
は、支軸7に挿入される軸孔16aが貫設されており、
ポール16のセンサー側面には、揺動端側に位置する係
合突起16bとポール後端部16e側に位置する押圧突
起16dが突設されている。
【0013】シャフト3に螺着された支軸ピン6により
貫通孔17aを嵌通された保持プレート17の係止孔1
7bには、ポール16の軸孔16aを貫通した支軸7の
先端がかしめられており、保持プレート17はシャフト
3の端面からポール16が浮き上がるのを防止してい
る。
【0014】そして、ポール16の係合突起16b,1
6dの端部は、保持プレート17の外側に配設されて支
軸ピン6に回動自在に軸支されたラチェットホイール1
8に形成されているカム孔18a,18bに挿入されて
いる。
【0015】ラチェットホイール18は、中心孔が支持
ピン6に回動自在に軸支された爪車であり、その外周部
には車体速度感知手段91のセンサーアーム93と係合
するためのラチェット歯18cが形成されている。更
に、支持ピン6のフランジ部6aは、ウェビングの引出
し加速度を感知する慣性感知手段であるウェビング加速
度感知手段を構成するための円盤状の慣性部材であるイ
ナーシャプレート30の中心孔30aを軸支している。
ラチェットホイール18の中心孔周縁でリトラクター外
側に向かって突設された係合爪部23は、イナーシャプ
レート30の係合孔33に係合してイナーシャプレート
30の回転方向の位置決めを行っている。ラチェットホ
イール18に形成された長孔24にはイナーシャプレー
ト30の係合突出部31が係合している。
【0016】ラチェットホイール18の外側面には、ロ
ックアーム26を回動自在に軸支する軸部22と、ロッ
クアーム26の浮き上がりを防止する保持突起18eと
が突設されている。ラチェットホイール18の内側面に
は、一端が保持プレート17の係止部17cに係止され
た引張りコイルバネ36の他端を係止するばね係止部2
1が設けられており、引張りコイルバネ36はシャフト
3に対してラチェットホイール18をウェビング引出し
方向(矢印X2 )に回転付勢している。
【0017】ロックアーム26は、ラチェットホイール
18の外側面に設けられた一対のフック部18fに両端
を支持された線状のセンサースプリング25の長手方向
中央部を押圧する突起部26aと、ギアケース34の内
歯ギア34aと噛み合い可能な係合爪26bと、シャフ
ト3に設けられたカム12の案内面12aと係合可能な
アーム部26cとから構成されている。なお、図9〜図
11に示すようにシャフト3がX1 方向に回転すると、
この案内面12aにより、アーム部26cはラチェット
ホイール18の軸部22を中心として反時計回りに揺動
することができる。
【0018】そして、ロックアーム26は、係合爪26
bが被係合部である内歯ギア34aと噛み合ってラチェ
ットホイール18のウェビング引出し方向の回転を阻止
する係合部材を構成している。係合爪26bは、センサ
ースプリング25の付勢力により、イナーシャプレート
30の押圧突起32に押圧付勢されている。
【0019】ギアケース34の下部には、車体の加速度
を感知する慣性感知手段である車体加速度感知手段91
を格納する箱形の格納部90が設けられている。格納部
90には、車体加速度感知手段91を構成するセンサー
ケース92が固設され、この中空部内にはセンサーであ
るボールウエイト94が載置される。そして、これら緊
急ロック機構を覆う側板1aの外側にはセンサーカバー
37が配設されている。
【0020】次に、以上のように構成されたシートベル
ト用リトラクターの作動について説明する。図3から図
5を参照してウェビングに急激な引き出し力が作動した
状態を説明する。ウェビングが急激に引き出されるよう
になると、シャフト3がウェビング引き出し方向X2
回転し(図3)、イナーシャプレート30とラチェット
ホイール18に位相のずれが発生する。そして、図4に
示すようにラチェットホイール18に軸支されたロック
アーム26はイナーシャプレート30の押圧突起32に
より時計方向に押し回される。
【0021】更に、シャフト3がベルト引き出し方向に
回転すると、図5に示すようにロックアーム26の係合
爪26bはギアケース34の内歯(被係合部)34aに
係合し、ラチェットホイール18の回転が停止する。
【0022】更に、シャフト3がベルト引き出し方向に
回転すると、ラチェットホイール18のカム孔18a,
18bがポール16の係合突起16b,16dをリトラ
クターシャフト3の回転中心軸から半径方向外方に移動
させていく。そして、ポール16の係合突起16cが側
板1aに構成された係合内歯2に噛み込み、もう一端は
シャフト3に設けた受圧面45へ導かれる。それと同時
に、図6〜図8に示すようにロックアーム26のアーム
部26cがシャフト3のカム12の斜面を乗り越え、完
全ロック状態となる(図9)。図9に示すように、カム
12を設ける位置は、ポール16の係合歯16cが係合
内歯2に噛み合い完了状態のとき、ロックアーム26の
アーム部26cがカム案内面12aに当節する位置であ
る。カム12はロックアーム26が作動していないとき
には、ロックアーム26と干渉しない位置に設けられて
いる。本実施形態の場合、完全ロック状態に至るまでの
ウェビング引出し角度は18.97゜である。
【0023】次に、この完全ロック状態を解除するには
ベルト巻取方向X1 にシャフト3を回転する必要があ
る。すなわち、シャフト3をベルト巻取方向X1 に回転
すると、シャフト3のカム12がロックアーム26のア
ーム部26cを矢印B方向に押しやる(図10)。そし
て、ロックアーム26は、アーム部26cが矢印B方向
に押されることで、支軸22を中心に半時計方向に回動
し、係合爪26bがギアケース34の内歯34aから外
れてロック解除される。また、ラチェットホイール18
は引張りコイルバネ36の付勢力によりリトラクターシ
ャフト3に対して矢印X2 方向に回動されるので、ラチ
ェットホイール18のカム孔18aと18bがポール1
6の係合突起16bと16dをリトラクターシャフト3
の回転中心軸側に移動させていく。そして、ポール16
の係合歯16cの先端が係合内歯2の先端と干渉しない
状態までリトラクターシャフト3がX1 方向に回転する
と、ポール16は、係合内歯2との係合を解除する方向
に支軸7を中心に揺動回転させられ、リトラクターシャ
フト3のロックが解除されてウェビングの引き出しが自
在とされる(図11)。本実施形態の場合、この完全ロ
ック状態を解除するために要する角度は7.40゜であ
る。
【0024】緊急時のベルトロック時にロック解除する
には、上記の動作が実行されるが、エンドロックが生じ
た場合、ロック解除に必要な巻締り(ベルトを強く引っ
張ることで巻取り方向にシャフトが回転可能となるよう
なベルトの巻きしろを作ること)をとり、シャフト3を
わずかな角度(本実施形態の場合、少なくとも7.40
゜)ベルト巻取り方向に回転させることによりシャフト
3とロックアーム26とが相対回転し、シャフト3に設
けられたカム12がアーム部26cをロック解除方向B
に案内するので、わずかなベルトの巻取りでロックを解
除させることができる。したがって、ロック解除に必要
なシャフト3の回転角をロック作動に必要なシャフトの
回転角の半分以下にすることが可能となる。
【0025】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、巻取軸
と相対回転可能なラッチ部材の回転を阻止する係合部材
がアーム部を備えており、巻取軸ロック後のウェビング
巻取り方向への巻取軸の回転により、前記アーム部をロ
ック解除方向に案内するカム部が前記巻取軸に設けられ
ていることにより、車両緊急時にロック手段を作動させ
るロック作動手段の構造を複雑にすることなく、かつシ
ャフトを少しの角度ベルト巻取り方向に回転させること
により全量格納状態でのエンドロックを容易に解除する
ことができ、したがって全量格納状態での引き出し不良
を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態におけるシートベルト用リト
ラクターの分解斜視図である。
【図2】本発明の実施形態におけるシートベルト用リト
ラクターの分解斜視図である。
【図3】本発明の実施形態におけるロック動作説明用の
要部断面図であり、ロックアームによるロック動作の初
期段階を表す。
【図4】本発明の実施形態におけるロック動作説明用の
要部断面図であり、ロックアームによるロック動作の中
期段階を表す。
【図5】本発明の実施形態におけるロック動作説明用の
要部断面図であり、ロックアームによるロック動作の後
期段階を表す。
【図6】本発明の実施形態におけるロック動作説明用の
要部断面図であり、ロックアームがカムと係合していな
い状態を表す。
【図7】本発明の実施形態におけるロック動作説明用の
要部断面図であり、ロックアームがカムの斜面に乗り上
げた状態を表す。
【図8】本発明の実施形態におけるロック動作説明用の
要部断面図であり、ロックアームがカムと係合した状態
を表す。
【図9】本発明の実施形態におけるロック動作説明用の
要部断面図であり、ベルトロックが完了した状態を表
す。
【図10】本発明の実施形態におけるロック解除動作説
明用の要部断面図であり、ロックアームがカムに案内さ
れてロック解除位置に達した状態を表す。
【図11】本発明の実施形態におけるロック解除動作説
明用の要部断面図であり、ロックアーム及びポールによ
るロックが解除された状態を表す。
【符号の説明】
1 リトラクターベース 1a、1b 側板 2 係合内歯 3 リトラクターシャフト 6 支軸ピン 7 支軸 12 カム 12a 案内面 13 フランジ部材 15 ワインディングスプリング 16 ポール 16a 軸孔 16b 係合突起 16c 係合歯 16d 係合突起 16e ポール後端面 17 保持プレート 17a 貫通孔17a 17b 係止孔 17c 係止部 18 ラチェットホイール 18a カム孔 18b カム孔 18c ラチェット歯 18e 保持突起 18f フック部 21 ばね掛止部 22 軸部 23 係合爪部 24 長孔 25 センサースプリング 26 ロックアーム 26a 突起部 26b 係合爪 26c アーム部 28 胴部 28a スリット開口 30 イナーシャプレート 30a 中心孔 31 係合突出部 32 押圧突起 33 係合孔 34 ギアケース 34a 内歯ギア 36 コイルバネ 37 センサーカバー 45 受圧面 90 格納部 91 車体速度感知手段 92 センサーケース 93 センサーアーム 94 ボールウエイト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウェビングが巻装された巻取軸のウェビ
    ング引出し方向の回転を阻止可能なロック手段と、 前記巻取軸に相対回転可能に支持されるとともに前記巻
    取軸に対して回転遅れを生じることにより前記ロック手
    段を作動するラッチ部材と、 前記ラッチ部材に揺動自在に軸支されるとともに被係合
    部に係合して前記ラッチ部材のウェビング引出し方向の
    回転を阻止可能である係合部材と、 前記巻取軸に相対回転可能に支持されるとともに所定以
    上のウェビング引出し方向の回転速度が作用した際には
    前記巻取軸に対して回転遅れを生じて前記係合部材を被
    係合部方向へ揺動させる慣性部材とを有するシートベル
    ト用リトラクターにおいて、 前記係合部材がアーム部を備えており、前記巻取軸ロッ
    ク後のウェビング巻取り方向への前記巻取軸の回転によ
    り、前記アーム部に作用して前記係合部材を被係合部と
    の係合を解除する方向に案内するカム部が前記巻取軸に
    設けられていることを特徴とするシートベルト用リトラ
    クター。
JP9037873A 1997-02-21 1997-02-21 シートベルト用リトラクター Pending JPH10230817A (ja)

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