JP2011246011A - ウェビング巻取装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】巻取軸にスリットが設けられても巻取軸の強度を高くする。
【解決手段】ウェビング巻取装置では、スプール20の軸方向端部に収納室42が一体に設けられており、収納室42はスプール20径方向外側へ向けて開口されている。収納室42には、ロックプレートが収納されており、所定の機会に収納室42の側面43がロックプレートに係合して、スプール20の引出方向の回転が規制される。ここで、収納室42の側面43の開口側端部43Bがスプール20の周方向においてスリット26から離間される位置に配置されている。このため、スプール20の収納室42側面43を通過して軸方向に沿った肉部分が多くなることで、スプール20の強度を高くできる。さらに、収納室42のスプール20軸方向外側が閉じられているため、収納室42の強度を高くできて、スプール20の強度を更に高くできる。
【選択図】図1
【解決手段】ウェビング巻取装置では、スプール20の軸方向端部に収納室42が一体に設けられており、収納室42はスプール20径方向外側へ向けて開口されている。収納室42には、ロックプレートが収納されており、所定の機会に収納室42の側面43がロックプレートに係合して、スプール20の引出方向の回転が規制される。ここで、収納室42の側面43の開口側端部43Bがスプール20の周方向においてスリット26から離間される位置に配置されている。このため、スプール20の収納室42側面43を通過して軸方向に沿った肉部分が多くなることで、スプール20の強度を高くできる。さらに、収納室42のスプール20軸方向外側が閉じられているため、収納室42の強度を高くできて、スプール20の強度を更に高くできる。
【選択図】図1
Description
本発明は、車両の乗員に装着されるウェビングを巻取るウェビング巻取装置に関する。
下記特許文献1に示されたウェビング巻取装置では、スプールが急激に引出方向へ回転される際に、スプールの移動溝内に設けられたロックプレートが、フレームのラチェット歯に噛合される。これにより、スプールの引出方向への回転が規制される。
また、ロックプレートがフレームのラチェット歯に噛合される際には、スプールの移動溝の一側面が、ロックプレートに係合されて、ロックプレートから荷重を受ける。このため、スプールは、移動溝の一側面において、十分な強度が必要となる。
ここで、スプールには、ウェビングの基端部が挿通されるスリットが設けられている。このため、スプールの周方向において移動溝一側面がスリットから離間されると(スプールを軸方向から見て、移動溝の一側面がスリットと重ならないと)、スプールの移動溝一側面を通過して軸方向に沿った肉部分が多くなり、スプールの強度を高くできる。
本発明は、上記事実を考慮して、巻取軸にスリットが設けられても巻取軸の強度を高くできるウェビング巻取装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載のウェビング巻取装置は、車両の乗員に装着されるウェビングが挿通されるスリットが設けられ、巻取方向へ回転されることで前記ウェビングが巻取られると共に、前記ウェビングが引出されることで引出方向へ回転される巻取軸と、前記巻取軸の軸方向端部に一体に設けられ、かつ、前記巻取軸の径方向外側へ向けて開口されると共に、前記巻取軸軸方向外側が閉じられ、巻取方向側の一側面の前記開口側端部が前記巻取軸の周方向において前記スリットから離間される位置に配置される収納室と、前記収納室に収納され、所定の機会に前記収納室の一側面が係合して前記巻取軸の引出方向への回転を規制するロック部材と、を備えている。
請求項2に記載のウェビング巻取装置は、請求項1のウェビング装置において、前記収納室の巻取方向側の一側面及び引出方向側の他側面が、前記巻取軸の径方向外側へ向かうに従い互いに離間され、かつ、前記スリットに対して離間される方向へ傾斜される。
請求項1に記載のウェビング巻取装置では、車両の乗員に装着されるウェビングが巻取軸に設けられたスリットに挿通されており、巻取軸が巻取方向へ回転されることでウェビングが巻取軸に巻取られると共に、ウェビングが巻取軸から引出されることで巻取軸が引出方向へ回転される。また、巻取軸の軸方向端部に収納室が一体に設けられており、収納室は巻取軸の径方向外側へ向けて開口されている。
収納室には、ロック部材が収納されており、所定の機会に収納室の巻取方向側の一側面がロック部材に係合して、巻取軸の引出方向への回転が規制される。
ここで、収納室の一側面の開口側端部が、巻取軸の周方向において、スリットから離間される位置に配置されている。
このため、巻取軸の収納室一側面を通過して軸方向に沿った肉部分が多くなることで、巻取軸の強度を高くできる。
さらに、収納室の巻取軸軸方向外側が閉じられている。このため、収納室の強度を高くできて、巻取軸の強度を更に高くできる。また、ロック部材が収納室から巻取軸軸方向外側へ外れることを抑制できる。
請求項2に記載のウェビング巻取装置では、収納室の巻取方向側の一側面及び引出方向側の他側面が、巻取軸の径方向外側へ向かうに従い互いに離間され、かつ、スリットに対して離間される方向へ傾斜される。
このため、巻取軸を金型で成形する場合には、巻取軸の外形を成形する金型に収納室を成形する部分を形成しても、金型の型抜方向を二方向のみにすることができる。これにより、金型構造が複雑化することを抑制できる。
[本発明の実施の形態]
図2には、本発明の実施の形態に係るウェビング巻取装置10の全体的な構成が分解斜視図にて示されている。なお、図面では、車両前後方向一側を矢印LOで示し、車幅方向一側を矢印WOで示し、車両上方を矢印UPで示す。
図2に示す如く、ウェビング巻取装置10は、フレーム12を備えている。フレーム12は、略板状の背板14と、この背板14の幅方向両端のそれぞれから一体に延出する脚板16及び脚板18とによって構成されており、背板14がボルト等の図示しない締結手段によって車体に固定されることで、ウェビング巻取装置10が車体に取り付けられる。脚板16及び脚板18には、それぞれ円状の配置孔16A及び配置孔18Aが貫通形成されており、配置孔16Aの外周には、ラチェット歯16B(内歯)が形成されている。
図1及び図2に示す如く、脚板16と脚板18との間には、ダイカスト等によって製作された巻取軸としてのスプール20が回転可能に配置されている。スプール20は全体として鼓形状をなしており、スプール20には、長尺状のスリット26が径方向に沿って貫通して設けられている。スリット26は、長手方向がスプール20の軸方向に平行にされており、スリット26に長尺帯状に形成されたウェビング30の基端部が挿通された状態で、スリット26からのウェビング30の引抜きが係止されることで、ウェビング30の基端部がスプール20に連結されている。
スプール20をその軸線周り一方(図2の矢印A方向であり、以下、この方向を「巻取方向」と称する)へ回転させると、ウェビング30がその基端側からスプール20の外周部に層状に巻き取られ、一方、ウェビング30をその先端側から引っ張れば、これに伴いスプール20がその軸線周り他方(図2の矢印B方向であり、以下、この方向を「引出方向」と称する)へ回転しながらウェビング30が引出される。
図2に示す如く、スプール20の脚板16側には、略円柱状の支持軸22が一体に設けられており、支持軸22は、フレーム12の脚板16外側へ配置孔16Aを介して突出されている。スプール20の脚板18側には、略矩形柱状の支持軸24が一体に設けられており、支持軸24は、支持軸22と同軸上に配置されると共に、フレーム12の脚板18外側へ配置孔18Aを介して突出されている。
フレーム12の脚板18外側には、巻取手段としての渦巻きばね(図示省略)が配置されており、渦巻きばねの渦巻き方向外側端は、脚板18(フレーム12)に連結されている。渦巻きばねの渦巻き方向内側端は、スプール20の支持軸24に固定されており、渦巻きばねは、スプール20を巻取方向へ付勢している。
フレーム12の脚板16外側には、ロック機構40が設けられている。ロック機構40は、センサホルダ60を備えている。センサホルダ60は、脚板16側へ向けて開口した凹形状に形成されており、センサホルダ60は脚板16に固定されている。
図1及び図2に示す如く、スプール20の脚板16側の端部には、ロックベース41が一体に設けられており、ロックベース41には、支持軸22が突出されると共に、スプール20、支持軸22及びロックベース41は、同軸的且つ一体的に回転可能にされている。支持軸22の先端部には、ブッシュ66が固定されており、ブッシュ66がセンサホルダ60に回転可能に支持されることで、支持軸22がブッシュ66を介してセンサホルダ60に回転可能に支持されている。
ロックベース41には、係止凸部49が設けられており、係止凸部49は後述するリターンスプリング68に対応している。また、ロックベース41には、収納室42が設けられており、収納室42はスプール20の径方向外側へ向けて開口されている。収納室42のスプール20軸方向外側には、側壁45が形成されており、収納室42は側壁45によってスプール20軸方向外側が閉じられると共に、側壁45のスプール20軸方向外側面はロックベース41と面一に形成されている。側壁45には、溝45Aが設けられており、溝45Aには、後述するロックプレート46の案内突起48が貫通されている。
収納室42の巻取方向側には、側面43が形成されており、側面43の開口側端部43Aはスプール20の周方向においてスリット26から離間された位置に配置されている(スプール20の軸方向から見て、開口側端部43Aがスリット26と重ならない位置に配置されている)。また、側面43は、スプール20の径方向外側へ向かうに従いスリット26に対して離間される方向へ傾斜しており、スプール20の軸方向から見てスリット26の側面と交差部43Bで交差している。したがって、側面43は、開口側端部43Aから交差部43Bまでの範囲43C(図1(A)参照)がスプール20の周方向においてスリット26から離間されている(スプール20の軸方向から見て、側面43の開口側端部43Aから交差部43Bまでの範囲43Cがスリット26と重ならない位置に配置されている)。
収納室42の引出方向側には、側面44が形成されている。側面44は、スプール20の径方向外側へ向かうに従いスリット26に対して離間される方向へ傾斜していると共に、スプール20の径方向外側へ向かうに従い側面43に対して離間される方向へ傾斜している。
図2及び図3に示す如く、収納室42内には、ロック部材としての板状のロックプレート46が移動可能に配置されている。ロックプレート46には、円柱状の案内突起48が一体に形成されおり、案内突起48は、ロックプレート46から収納室42の溝45Aを介してフレーム12の脚板16外側へ突出されている。
ロックプレート46の巻取方向側かつスプール20径方向外側には、摺動面47が形成されており、摺動面47は収納室42の側面43に面当接されている。また、ロックプレート46の一端には、ラチェット歯46Aが形成されており、ラチェット歯46Aは、ロックプレート46の摺動面47が側面43に対しスプール20の径方向外側へ摺動されることで、脚板16のラチェット歯16Bに噛合可能にされている。
図2に示す如く、センサホルダ60とロックベース41との間には、回転体としてのVギヤ50が配置されており、Vギヤ50は、センサホルダ60内に収容されている。Vギヤ50は、円盤状に形成されており、Vギヤ50の中央部には、貫通孔52が設けられている。貫通孔52には、ロックベース41とブッシュ66との間において、スプール20の支持軸22が貫通されている。これにより、Vギヤ50は、スプール20の支持軸22に同軸的に回転可能に取り付けられている。
Vギヤ50のロックベース41側の側面には、図示しない係止突起が設けられており、係止突起と前述したロックベース41の係止凸部49との間には、リターンスプリング68が架け渡されている。リターンスプリング68は、圧縮コイルスプリングにされており、Vギヤ50をロックベース41に対して引出方向へ付勢している。
また、図3の(A)及び(B)に示す如く、Vギヤ50のロックベース41側の側面には、長尺の案内溝56が形成されており、案内溝56には、前述したロックプレート46の案内突起48の先端部が挿入されている。このため、案内突起48は、リターンスプリング68の付勢力によって案内溝56の一端に係止されている(図3(A)に示す状態である)。案内突起48が案内溝56の一端へ係止されることによって、リターンスプリング68によるVギヤ50のロックベース41に対する引出方向への回転が係止されており、通常では、Vギヤ50はロックベース41(スプール20)と一体に回転可能にされている。
ここで、車両が急減速した際及びウェビング30がスプール20から急激に引出されてスプール20が急激に引出方向へ回転された際(所定の機会)には、Vギヤ50の引出方向への回転が規制される構成となっている。このため、ロックベース41(スプール20)がリターンスプリング68の付勢力に抗してVギヤ50に対して引出方向へ相対回転される(Vギヤ50がロックベース41(スプール20)に対し巻取方向へ相対回転される)ことで、ロックプレート46の案内突起48がVギヤ46の案内溝56の一端から他端へ移動されて、ロックプレート46の摺動面47が収納室42の側面43に対しロックベース41の径方向外側へ摺動される(図3(A)に示す状態から図3(B)に示す状態へ移動される)。このため、ロックプレート46のラチェット歯46Aがフレーム12の脚板16のラチェット歯16Bに噛合されことで、ロックプレート46の引出方向への回転が規制される(図3(B)に示す状態である)。
ロックプレート46のラチェット歯46Aが脚板16のラチェット歯16Bに噛合される際には、収納室42の側面43が、開口側端部43Aから交差部43Bまでの範囲43C内においてロックプレート46の摺動面47に係合される。これにより、スプール20(ロックベース41)の引出方向への回転が規制される(ロックプレート46及びスプール20の巻取方向への回転は許可される)。
次に、本実施の形態の作用について説明する。
本ウェビング巻取装置10では、スプール20に巻取られた状態のウェビング30を渦巻きばねの付勢力に抗して先端側へ引っ張ると、ウェビング30がスプール20から引出されると共に、スプール20が引出方向に回転される。
引出されたウェビング30は乗員の身体に掛け回されて、例えば、ウェビング30の長手方向中間部に設けられたタングプレートが車両の座席の側方に設けられたバックル装置に保持されることで、ウェビング30が乗員の身体に装着される。
車両が急減速した際及びウェビング30がスプール20から急激に引出されてスプール20が急激に引出方向へ回転された際には、Vギヤ50の引出方向への回転が規制されて、ロックベース41(スプール20)がリターンスプリング68の付勢力に抗してVギヤ50に対して引出方向へ相対回転される(Vギヤ50がロックベース41に対して巻取方向へ相対回転される)。
ロックベース41(スプール20)がVギヤ50に対して引出方向へ相対回転される際には、ロックプレート46の案内突起48がVギヤ50の案内溝56の一端から他端へ移動される。この際には、ロックプレート46の摺動面47が収納室42の側面43に対してロックベース41の径方向外側へ摺動される。このため、ロックプレート46のラチェット歯46Aが脚板16のラチェット歯16Bに噛合されて、ロックプレート46の引出方向への回転が規制される(図3(B)に示す状態である)。
ロックプレート46の引出方向への回転が規制される際には、スプール20の収納室42の側面43が、開口側端部43Aから交差部43Bまでの範囲43C内において、ロックプレート46の摺動面47に係合される。これにより、スプール20の引出方向への回転が規制されて、乗員の身体がウェビング30によって確実に拘束されて保持される。
この際には、スプール20に、ウェビング30からの引張力によって引出方向への回転力が作用される。一方、スプール20の収納室42の側面43は、開口側端部43Aから交差部43Bまでの範囲43C内において、ロックプレート46の摺動面47に係合されるため、スプール20の側面43には、ロックプレート46の摺動面47から巻取方向側への力が作用される。このため、側面43のスプール20軸方向内側の端部43D(図1(B)参照)に対し、スプール20の軸方向一側(ウェビング30側)では引出方向の力が作用されると共に、スプール20の軸方向他側(ロックプレート46側)では巻取方向の力が作用される。これにより、側面43のスプール20軸方向内側の端部43Dには、捩り力が作用される。
ここで、収納室42の側面43の範囲43C(開口側端部43Aを含む)がスプール20の周方向においてスプール20のスリット26から離間される位置に配置されている(スプール20の軸方向から見て、開口側端部43Aがスリット26と重ならない位置に配置されている)。
このため、スプール20の範囲43Cを通過して軸方向に沿った肉部分が多くなることで、スプール20の強度を高くできる。
また、収納室42のスプール20軸方向外側が側壁45によって閉じられている。このため、収納室42の側面43と側面44とが側壁45によって掛け渡されることになり、スプール20の収納室42の強度を高くできて、スプール20の強度を更に高くできる。
また、側壁45がロックプレート46のスプール20軸方向外側への移動を規制する。このため、ロックプレート46が収納室42からスプール20軸方向外側へ外れることを抑制できる。
さらに、収納室42の側面43と側面44とが、スプール20の径方向外側へ向かうに従い互いに離間されており、かつ、スプール20のスリット26に対して離間される方向へ傾斜されている。このため、スプール20を金型で成形する場合には、スプール20の外形を成形する金型に収納室42を成形する部分を形成しても、金型の型抜方向を二方向のみにすることができる。これにより、金型構造が複雑化することを抑制できる。
なお、本実施の形態では、側面43と側面44とがスプール20のスリット26に対して傾斜して設けられる構成とした。これに替えて、側面43と側面44との一方、又は、両方がスリット26に対して平行であってもよい。この場合でも、スプール20を金型で成形する場合には、金型の型抜方向を二方向のみにすることができる。特に、側面43をスリット26からスプール20の周方向において離間させた状態で、側面43をスリット26と平行にした場合には、側面43とスリット26とはスプール20の軸方向から見て重ならない(交差部43Bがない)ため、スプール20の強度を一層高くできる。
また、本実施の形態において、側面43と収納室42のスプール20軸方向内側面との境界部分が湾曲形状(特に円弧形状)に形成される構成としてもよい。これにより、側面43と収納室42のスプール20軸方向内側面との境界部分に応力が集中することを緩和でき、スプール20の強度を更に高くできる。
10 ウェビング巻取装置
20 スプール(巻取軸)
26 スリット
42 収納室
43 側面(一側面)
44 側面(他側面)
43A 開口側端部
46 ロックプレート(ロック部材)
20 スプール(巻取軸)
26 スリット
42 収納室
43 側面(一側面)
44 側面(他側面)
43A 開口側端部
46 ロックプレート(ロック部材)
Claims (2)
- 車両の乗員に装着されるウェビングが挿通されるスリットが設けられ、巻取方向へ回転されることで前記ウェビングが巻取られると共に、前記ウェビングが引出されることで引出方向へ回転される巻取軸と、
前記巻取軸の軸方向端部に一体に設けられ、かつ、前記巻取軸の径方向外側へ向けて開口されると共に、前記巻取軸軸方向外側が閉じられ、巻取方向側の一側面の前記開口側端部が前記巻取軸の周方向において前記スリットから離間される位置に配置される収納室と、
前記収納室に収納され、所定の機会に前記収納室の一側面が係合して前記巻取軸の引出方向への回転を規制するロック部材と、
を備えたウェビング巻取装置。 - 前記収納室の巻取方向側の一側面及び引出方向側の他側面が、前記巻取軸の径方向外側へ向かうに従い互いに離間され、かつ、前記スリットに対して離間される方向へ傾斜される請求項1記載のウェビング巻取装置。
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