JP2010506773A - 様々な機能位置で異なる荷重伝達を有するシートベルトリトラクタ - Google Patents

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Abstract

U字形ハウジングのハウジング脚部の中に回動可能に支承されたベルトシャフトのためのベルトストラップ感応性および/または車両感応性に駆動可能のロッキングリールを備えるセルフロック式シートベルトリトラクタにおいて、ロッキングリールがベルトシャフトのシャフトエンドの凹所の中に挿入され、かつ半径方向に繰出可能に割り当てられたハウジング脚部に形成されたロッキング噛合部に係合するまで支承されたラチェットを含むセルフロック式シートベルトリトラクタであって、一方でロッキング噛合部(12)と、他方でラチェット(16)の係止面ならびにシャフトエンド(14)の凹所(15)の力伝達面(25、32)が、標準荷重下にロッキング噛合部(12)の中へのラチェット(16)の歯係合時にロッキング噛合部(12)とベルトシャフト(13)との間の力伝達が半径方向の荷重方向に生じるように互いに整列されており、かつ衝突発生時に増大する荷重により付加的に発生する荷重がロッキング噛合部(12)の少なくとも1つの係合するハウジング歯(28、26)の塑性変形によって円周方向に作用する力として伝達されることを特徴とする、セルフロック式シートベルトリトラクタ。

Description

本発明は、U字形ハウジングのハウジング脚部の中に回動可能に支承されたベルトシャフトのためのベルトストラップ感応性および/または車両感応性に駆動可能のロッキングリールを備えるセルフロック式シートベルトリトラクタにおいて、上記ロッキングリールがベルトシャフトのシャフトエンドの凹所の中に挿入され、かつ半径方向に繰出可能に割り当てられたハウジング脚部に形成されたロッキング噛合部に係合するまで支承されたラチェットを含み、上記ラチェットがその繰出位置で2つの係止面によりシャフトエンドの中の凹所の割り当てられた力伝達面に支持され、かつ異なる大きさの荷重発生時に材料変形によって発生された段階付きの歯係合部がラチェットおよびロッキング噛合部の歯の間に形成されたセルフロック式シートベルトリトラクタに関する。
上記形式のセルフロック式シートベルトリトラクタは、欧州特許出願公開第0156337号明細書に記載されている。U字形ベルトリトラクタハウジングのハウジング脚部の中に、上記ハウジング脚部の中に支承されたベルトシャフトに対して本質的に円形のそれぞれ1つの貫通開口部が形成されている限りにおいて、上記両方の貫通開口部の1つがロッキング噛合部として周囲に延伸する内噛合部を有する。上記貫通開口部に割り当てられたベルトシャフトのシャフトエンドは、沈込みもしくは埋込み収容ならびにラチェットの揺動可能の支承のために形成されている。そのためにラチェットは、垂直のT棒の自由端に形成された肥厚部を有する逆「T」形の振子方式に従って形成されており、上記肥厚部がシャフトエンドの凹所に成形された腰部形状の中にあり、それによってラチェットのための回転軸が形成されている。ラチェットは、さらにベルトシャフトの前面に形成された軸受ジャーナルの長穴の中に貫入され、それによってラチェットの半径方向の旋回運動時にそのガイドが生じている。
ラチェットのT形状によって上記T形状のラチェットを囲繞するシャフトエンドの中の凹所の壁に、ラチェットが様々な機能位置で割り当てられた係止面と当接する複数の力伝達面が生じる。一方でロッキング噛合部およびラチェットの歯の形成と、他方でラチェットの支承部ならびに力伝達面への歯係合面の割り当てとによって、荷重発生時に円周方向への力伝達が付与されている。その際に、ラチェットの割り当てられた係止面が歯係合時に側壁として取り付けられたシャフトエンドの力伝達面が屈撓性に、例えば荷重下に圧搾可能の材料先端部によって形成されていることが考慮されている。それによってロッキングリールが日常の標準運転時にそれぞれ標準荷重下に係合するベルトリトラクタハウジングおよびラチェットの噛合部が損傷されず、他方、衝突発生時に相応の高い荷重で屈撓性の力伝達面が変形され、このようにしてラチェットがその噛合部によるもう1つの半径方向の繰出しによってさらに深くロッキング噛合部との係合に到達することが達成される。
それぞれ円周方向に生じる力導入によって特にハウジング固定されたロッキング噛合部にラチェットによって係合される歯の剪断を回避するために、上記公知のベルトリトラクタには高い歯元強度を付与する必要がある欠点が結び付いている。そこから強制的に望ましくない長いラチェットのための閉鎖路もしくは解除路が生じる比較的粗い歯ピッチが生じる。同様に、ロッキング噛合部の形成に対して高い材料品質が要求される。
従って、本発明の基礎におく課題は、短い閉鎖路および解除路で特にロッキングリールの製造費用が低減されるように分類に対応する特徴を有するセルフロック式シートベルトリトラクタを構成することである。
この課題の解決策は、本発明の有利な態様および発展的形成を含み本明細書に後置した特許請求の範囲の内容から生じる。
本発明は、その基本思想において、一方でロッキング噛合部と、他方でラチェットの係止面ならびにシャフトエンドの凹所の力伝達面が、標準荷重下にロッキング噛合部へのラチェットの歯係合時にロッキング噛合部とベルトシャフトとの間の力伝達が半径方向の負荷方向に生じるように互いに整列されており、かつ衝突発生時に増大する荷重により付加的に発生する荷重がロッキング噛合部の少なくとも1つの係合するハウジング歯の塑性変形によって円周方向に作用する力として伝達されることを考慮する。その際に、ベルトリトラクタの標準作動時に発生する約5kNまでの荷重が専ら半径方向の負荷方向へ伝達され、他方、衝突発生時にベルトシャフトに作用するベルト荷重によって発生する最大トルクと、そこから生じる約3分の2を有する荷重がラジアル力吸収によって、かつ約3分の1が付加的に作用する周力吸収によって伝達もしくは分解されるように力伝達分配を構成することが好適である。
衝突時に発生する高いベルト荷重にもかかわらず、より小さい歯深さを有する比較的精緻な噛合部の使用が可能である長所が本発明に係る構成と結び付いており、その結果、短い閉鎖路および解除路がラチェットの駆動時もしくは制御リセット時に付与されている。その際にベルトリトラクタハウジングの外角部と噛合部直径との間の設計上の断面積をより小さく保持することができ、さらにロッキング噛合部の構成に対して価値がより低くそのため廉価な材料品質を使用することができる。
本発明の一実施例に従って、円周方向に対して横方向に延伸するロッキング噛合部の歯元面が上記歯元に作用する負荷の超過時に変形可能に形成されていることが考慮されている。
ロッキング噛合部の構成に関して、ロッキング噛合部のそれぞれ1つのハウジング歯を形成する歯元面が互いに90°以上の角度を成すことを考慮することができる。
本発明の一実施例に従って、ラチェットを収容するシャフトエンドの中の凹所が半径方向に力伝達のための第1の力伝達面と、円周方向への力伝達のための第2の力伝達面とを有し、上記第2の力伝達面が標準荷重下に生じる半径方向の力伝達中にラチェットの割り当てられた係止面に当接しないことが考慮されている。
その際に本発明の第1の実施形態において、第1の力伝達面がベルトシャフトに配置された軸受ジャーナルを収容するラチェットの中に形成された軸受開口部を囲繞する面として配置されており、かつロッキング噛合部と係合するラチェットにおいて上記ラチェットの回転軸を基準にして半径方向に円周方向へラチェットの前歯に対向することを考慮することができる。この実施例において対応して第2の力伝達面が半径方向にシャフトエンドの外周部まで延伸し、かつロッキング噛合部と係合するラチェットにおいて、歯を担持するラチェットの領域が歯元面と第2の力伝達面との間に置かれているように、円周方向に前部のハウジング歯の荷重導入歯元面に円周方向に対向することを考慮することができ、好適な実施形態において、第2の力伝達面がラチェットの形状対応の凹み部の中へ円周方向に突出する鼻部に形成されることを考慮することができる。
本発明の一実施例に従って、軸受ジャーナルがその外部のラチェットの軸受開口部を通して突出する端部に載置されたラチェットで、ラチェットが軸受ジャーナル上で回動可能かつ同時に軸線方向の移動に対して保護されるように変形されることが考慮されている。ベルトシャフトの軸受ジャーナル上へのラチェットの載置と、その端部側の変形とによって紛失できない構造群が構築される長所が上記実施例に結び付いている。それによって、シャフト本体、ベルトシャフトおよびラチェットからなる構造群をベルトリトラクタの他の構造群から独立して、つまり様々な製造においてまたは様々な拠点で製造かつ前取り付けすることが可能である。軸受ジャーナル上でのラチェットの軸線方向の固定は、特に荷重下のラチェットの破損を防止し、かつベルトシャフトのシャフト本体、ラチェットおよびハウジング側のロッキング噛合部の間の形状嵌合の覆いをシートベルトリトラクタの全作動状態において保証する。
本発明の一実施例に従って、軸受ジャーナルの端部がウォッブルリベット締め工程で1つのリベット頭に変形されることが考慮されている。
分類を形成する欧州特許出願公開第0156337号明細書から基本的に知られているように、本発明の一実施例に従って、ベルトシャフトがその前面にシャフトエンドでラチェットを同一平面上に収容するための凹所を有することを考慮することができ、本発明により軸受ジャーナルの変形された端部も上記凹所によって収容されており、その結果、軸受ジャーナルの変形された端部を含みシャフトエンドを基準にしてラチェットの同一平面上の終結が生じる。
本発明の一実施例に従って、ベルトシャフトのシャフト本体が軸受ジャーナルを含み鋳造部品として形成されることが考慮されている。それによって、荷重下に発生するロッキング力の確実な力伝達が保証される。
図面に、以下に説明する本発明の実施例が記載されている。
ラジアル力吸収時の標準荷重下にロッキング噛合部の中に繰出されたラチェットにおいてハウジング脚部、シャフトエンドおよびラチェットを備えるセルフロック式シートベルトリトラクタのロッキング側の平面図である。 衝突時に発生する全荷重と付加的な周力吸収時の図1の対象物である。 図1の線III−IIIによる断面における図1の対象物である。
その他の点で全細部を図示していないセルフロック式シートベルトリトラクタのロッキングリールに割り当てられたハウジング脚部10は、周囲に延伸するロッキング噛合部12が内噛合部の形態で形成された貫通部11を有する。ベルトシャフト13のシャフト本体は、その前面と共に上記貫通部11にあり、シャフト本体がそのシャフトエンド14にラチェット16が回動可能に支承された凹所15を有する。ラチェット16は、そのシャフトエンド14の輪郭から繰出可能の端部に、ラチェット16がその図示したロッキング位置にあるとき、ハウジング脚部10のロッキング噛合部12への係合のために設置された2つの個々の歯17を有する。
ラチェット16は凹所19によりシャフト側の軸受ジャーナル18上に支承されている。さらに、ラチェット16はもう1つの穴21を有し、上記穴を利用してラチェット16がシートベルトリトラクタの様々な作動状態へそれを旋回するために図示しない制御ピンの係合によって制御可能である。
ロッキング噛合部12は、円周方向に対して横方向へ延伸する歯元面26によってならびに円周方向に整列された歯元面27の中に封入もしくは形成されている一連の歯28からなる。その際に歯元面26、27は互いに90°以上の角度を成し、その結果、比較的平坦もしくは比較的鈍角の噛み合いが生じる。
シャフトエンド14の中の凹所15を囲繞する仕切壁に、ベルトシャフトに配置された軸受ジャーナル18を収容するラチェット16の中に形成された軸受開口部19を形状嵌合式に取り囲み、かつロッキング噛合部12と係合するラチェット16において軸受ジャーナル18によって代表されるラチェット16の回転軸を基準にして半径方向にラチェット16の円周方向の前部の歯17に対向する第1の力伝達面25が形成されている。さらに、ラチェット16に形成された凹み部31の中に突出する、凹所15を囲繞するシャフトエンド14の領域の鼻部30に形成された第2の力伝達面32が設けられている。その際に鼻部30および凹み部31は、半径方向にシャフトエンド14の外周部まで延在する第2の力伝達面32が円周方向に対して横方向へ延在し、かつそれによって歯17を担持するラチェット16の領域がロッキング噛合部12の歯元面26と第2の力伝達面32との間に置かれるように、ロッキング噛合部12と係合するラチェット16において円周方向の前部のロック部材によって係合する歯28の荷重導入歯元面26に対向するように整列されている。
まず図1から明らかなように、矢印36によるベルト引抜方向に作用するベルト引張が矢印35の方向へのベルトシャフト13の回転を生じ、かつ相応の制御条件下にラチェット16の両方の歯17がハウジング脚部10のロッキング噛合部12の中へ係合するように、ラチェット16の半径方向の繰出しが生じる。この歯係合が標準荷重下に、つまり約5kNの荷重まで生じるとき、第2の力伝達面32は凹み部31に形成されたラチェット16の係止面に当接せず、その結果、ロッキング噛合部12の歯元面26および27へのラチェット16の歯17の支持によって専ら矢印29に相当する半径方向の力伝達を生じる。
図2により衝突発生時に矢印36の方向へベルトシャフト13のより大きい負荷が生じるとき、円周方向に置かれたラチェット16の前部の歯17が33で暗示した変形領域で屈撓するロッキング噛合部12の係合した歯元面26の中に埋め込まれる。このより深い歯係合によって、ここで鼻部30が第2の力伝達面32と共に凹み部31に当接し、その結果、この形成を介してここで円周方向にも矢印34により付加的に1つの力伝達が生じる。従って、全負荷下に吸収される力は半径方向の負荷方向へも円周方向へもラチェット16からハウジング脚部10のロッキング噛合部12へ導出される。
最後に、特に図3から明らかなように、軸受ジャーナル18の自由端は載置されたラチェット16で、例えばウォッブルリベット締め工程によってラチェット16を外部から把持し、かつこのように軸受ジャーナル18上のラチェット16の軸線方向の固定および確保を生ぜしめるリベット頭20の中で変形される。その際にラチェット16の材料強度は、軸受ジャーナル18のリベット頭20が同様に同一平面上にシャフト本体23の凹所15によって収容されるように、ラチェット16を収容する凹所15の深さよりも小さく指定されている。
本明細書、特許請求の範囲、要約書および図面において開示された本文書の目的の特徴は、個別的にも、相互の任意の組合せでも、その種々の実施形態において本発明の実現に対して本質的とすることができる。

Claims (11)

  1. U字形ハウジングのハウジング脚部の中に回動可能に支承されたベルトシャフトのためのベルトストラップ感応性および/または車両感応性に駆動可能のロッキングリールを備えるセルフロック式シートベルトリトラクタにおいて、ロッキングリールがベルトシャフトのシャフトエンドの凹所の中に挿入され、かつ半径方向に繰出可能に割り当てられたハウジング脚部に形成されたロッキング噛合部に係合するまで支承されたラチェットを含み、前記ラチェットがそれらの繰出位置で2つの係止面によりシャフトエンドの中の凹所の割り当てられた力伝達面に支持され、かつ異なる大きさの荷重発生時に材料変形によって発生された段階付きの歯係合部がラチェットおよびロッキング噛合部の歯の間に形成されたセルフロック式シートベルトリトラクタであって、
    一方でロッキング噛合部(12)と、他方でラチェット(16)の係止面ならびにシャフトエンド(14)の凹所(15)の力伝達面(25、32)が、標準荷重下にロッキング噛合部(12)の中へのラチェット(16)の歯係合時にロッキング噛合部(12)とベルトシャフト(13)との間の力伝達が半径方向の荷重方向に生じるように互いに整列されており、かつ衝突発生時に増大する荷重により付加的に発生する荷重がロッキング噛合部(12)の少なくとも1つの係合するハウジング歯(28、26)の塑性変形によって円周方向に作用する力として伝達されることを特徴とする、セルフロック式シートベルトリトラクタ。
  2. 円周方向に対して横方向に延伸するロッキング噛合部(11)の歯元面(26)が前記歯元面に作用する負荷の超過時に変形可能に形成されていることを特徴とする、請求項1に記載のセルフロック式シートベルトリトラクタ。
  3. ロッキング噛合部(12)のそれぞれ1つのハウジング歯(28)を形成する歯元面(26、27)が互いに90°以上の角度を成すことを特徴とする、請求項1または2に記載のセルフロック式シートベルトリトラクタ。
  4. ラチェット(16)を収容するシャフトエンド(14)の中の凹所(15)が半径方向に力伝達のための第1の力伝達面(25)と、円周方向への力伝達のための第2の力伝達面(32)とを有し、前記第2の力伝達面が標準荷重下に生じる半径方向の力伝達中にラチェット(16)の割り当てられた係止面に当接しないことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載のセルフロック式シートベルトリトラクタ。
  5. 第1の力伝達面(25)がベルトシャフトに配置された軸受ジャーナル(18)を収容するラチェット(16)の中に形成された軸受開口部(19)を囲繞する面として配置されており、かつロッキング噛合部(12)と係合するラチェットにおいてラチェット(16)の回転軸を基準として半径方向に円周方向へラチェット(16)の前歯(17)に対向することを特徴とする、請求項4に記載のセルフロック式シートベルトリトラクタ。
  6. 第2の力伝達面(32)が半径方向にシャフトエンド(14)の外周部まで延伸し、かつロッキング噛合部(12)と係合するラチェット(16)において、歯(17)を担持するラチェット(16)の領域が歯元面(26)と第2の力伝達面(32)との間に置かれるように、円周方向へ前部ハウジング歯(28)の荷重導入歯元面(26)に円周方向に対向することを特徴とする、請求項4または5に記載のセルフロック式シートベルトリトラクタ。
  7. 第2の力伝達面(32)が円周方向にラチェット(16)の形状対応の凹み部(31)の中へ突出する鼻部(30)に形成されたことを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載のセルフロック式シートベルトリトラクタ。
  8. 軸受ジャーナル(18)がその外部のラチェット(16)の軸受開口部(19)を通して突出する端部に載置されたラチェット(16)において、ラチェット(16)が軸受ジャーナル(18)上で回動可能かつ同時に軸線方向の移動に対して保護されるように変形されることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載のセルフロック式シートベルトリトラクタ。
  9. 軸受ジャーナル(18)の端部がウォッブルリベット締め工程で1つのリベット頭(20)に変形されることを特徴とする、請求項8に記載のセルフロック式シートベルトリトラクタ。
  10. ベルトシャフトがそのシャフトエンド(14)にシャフトエンドの中に軸受ジャーナル(18)の変形された端部を含むラチェット(16)を同一平面上に収容するための凹所(15)を有することを特徴とする、請求項8または9に記載のセルフロック式シートベルトリトラクタ。
  11. ベルトシャフト(13)のシャフト本体(23)が軸受ジャーナル(18)を含み鋳造部品として形成されることを特徴とする、請求項8〜10のいずれか一項に記載のセルフロック式シートベルトリトラクタ。
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