JP2008072955A - 作業機 - Google Patents

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Abstract

【課題】アタッチメントを使わない作業においては、アタッチメントを上下反転位置まで上昇させ、コンパクトに格納できるようにする。
【解決手段】走行機体に連結されて所定の作業を行う作業機本体2と、回動支点Aを介して作業機本体2に昇降自在に連結され、作業形態に応じて昇降操作されるアタッチメント3と、作業機本体2とアタッチメント3との間に介設され、アタッチメント3の昇降作動及び/又は昇降補助を行う昇降作動部4とを備える作業機1において、一端がアタッチメント3に上下回動自在に連結される第一リンク6と、一端が作業機本体2に上下回動自在に連結され、かつ、他端が第一リンク6の他端に回動自在に連結される第二リンク7とからなるリンク機構8を構成し、該リンク機構8を介して昇降作動部4をアタッチメント3に連結する。
【選択図】図1

Description

本発明は、トラクタ等の走行機体に連結されるロータリ等の作業機に関し、特に、畝成形器等のアタッチメントが昇降自在に連結された作業機に関する。
一般に、トラクタ等の走行機体に連結される作業機では、各種の作業形態に対応できるように、各種のアタッチメントが装着可能となっている。例えば、耕耘作業を行うロータリでは、アタッチメントとして畝成形器を装着し、耕耘と同時に畝立てを行うことができるようになっている。
また、近年では、作業形態に応じてアタッチメントを着脱する手間を省くために、アタッチメントを昇降可能にした作業機も提案されている(例えば、特許文献1参照)。そして、このような作業機では、作業機本体とアタッチメントとの間に、油圧シリンダ、電動シリンダ等の昇降作動用アクチュエータや、バランススプリング等の昇降補助用弾機を介設することにより、アタッチメントの昇降操作が容易になる。
特開2006−55113号公報
しかしながら、特許文献1に記載される作業機では、回動支点を介して作業機本体に昇降自在に連結されたアタッチメントに対し、直進駆動する油圧シリンダを直接連結し、該油圧シリンダの駆動力でアタッチメントを昇降させるので、アタッチメントの回動角が制限されるという問題がある。すなわち、アタッチメントを使わない作業では、アタッチメントを上下反転位置まで上昇させ、コンパクトに格納することが理想であるが、特許文献1の作業機では、アタッチメントを上昇させると、回動角の不足によりアタッチメントが後方に大きく突出してしまい、走行や作業の邪魔になるという問題がある。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、走行機体に連結されて所定の作業を行う作業機本体と、回動支点を介して作業機本体に昇降自在に連結され、作業形態に応じて昇降操作されるアタッチメントと、作業機本体とアタッチメントとの間に介設され、アタッチメントの昇降作動及び/又は昇降補助を行う昇降作動部とを備える作業機において、一端がアタッチメントに上下回動自在に連結される第一リンクと、一端が作業機本体に上下回動自在に連結され、かつ、他端が第一リンクの他端に回動自在に連結される第二リンクとからなるリンク機構を構成し、該リンク機構を介して昇降作動部をアタッチメントに連結したことを特徴とする。このようにすると、アタッチメントの回動角を十分に確保できるので、アタッチメントを使わない作業においては、アタッチメントを上下反転位置まで上昇させ、コンパクトに格納することが可能になる。
また、前記昇降作動部に、第二リンクを強制的に回動させる昇降作動用アクチュエータを設けたことを特徴とする。このようにすると、アクチュエータの駆動力でアタッチメントを容易に昇降させることができる。
また、前記昇降作動部に、第二リンクを上昇方向に付勢する昇降補助用弾機を設けたことを特徴とする。このようにすると、弾機の付勢力により、アクチュエータの昇降作動荷重や、手動による昇降操作荷重を軽減することができる。
また、前記作業機本体に、昇降作動用アクチュエータを駆動させる昇降操作スイッチを配置したことを特徴とする。このようにすると、作業機側でアタッチメントの昇降操作を行うことができる。
また、前記アタッチメントの回動をロック可能なロックピンと、該ロックピンのロック解除状態を検出するロック解除検出センサとを備え、該ロック解除検出センサがロックピンのロック解除状態を検出しているときのみ、昇降操作スイッチによる昇降作動用アクチュエータの駆動を許容することを特徴とする。このようにすると、昇降作動時以外におけるアタッチメントの回動をロックし、アクチュエータの負荷を軽減できるだけでなく、回動ロック状態でのアクチュエータ駆動を防止することができる。
次に、本発明の実施形態について、図面に基づいて説明する。図1〜図3において、1は作業機であって、該作業機1は、作業機本体2、アタッチメント3及び昇降作動部4を備えて構成されている。
作業機本体2は、トラクタ等の走行機体に連結されて所定の作業を行うように構成されている。例えば、本実施形態の作業機本体2は、機体の走行に伴って圃場を耕耘するロータリからなり、その後部には、アタッチメント3を装着可能なツールバー5が設けられている。
アタッチメント3は、回動支点Aを介して作業機本体2に昇降自在に連結され、作業形態に応じて昇降操作されるようになっている。例えば、アタッチメント3が畝成形器である場合は、アタッチメント3を下降させると、耕耘作業と同時に畝立て作業を行うことが可能になり、また、アタッチメント3を上昇させると、通常の耕耘作業を行うことが可能になる。
昇降作動部4は、作業機本体2とアタッチメント3との間に介設され、アタッチメント3の昇降作動や昇降補助を行うように構成されている。本発明は、この昇降作動部4とアタッチメント3の連結構造に特徴を有しており、具体的には、一端がアタッチメント3側に回動支点Bを介して上下回動自在に連結される第一リンク6と、一端が作業機本体2側に回動支点Cを介して上下回動自在に連結され、かつ、他端が第一リンク6の他端に回動支点Dを介して回動自在に連結される第二リンク7とからなるリンク機構8を構成し、該リンク機構8を介して昇降作動部4をアタッチメント3に連結している。このようにすると、昇降作動部4をアタッチメント3に直接連結する場合に比べ、アタッチメント3の回動角を十分に確保できるので、アタッチメント3を使わない作業においては、アタッチメント3を上下反転位置まで上昇させ、コンパクトに格納することが可能になる。
図1〜図5に示すように、昇降作動部4には、第二リンク7を強制的に回動させる昇降作動用アクチュエータや、第二リンク7を上昇方向に付勢する昇降補助用弾機を設けることができる。
例えば、昇降作動部4に、昇降作動用アクチュエータとして電動シリンダ9を設け、その伸縮作動に応じて第二リンク7を強制的に回動させるようにすると、アクチュエータの駆動力でアタッチメント3を容易に昇降させることが可能になる。
また、昇降作動部4に、昇降補助用弾機として引張りコイルスプリング10、11を設け、そのスプリング力で第二リンク7を上昇方向に付勢するようにすると、スプリング力により、アクチュエータの昇降作動荷重や、手動による昇降操作荷重を軽減することが可能になる。
尚、本実施形態では、昇降作動部4に昇降作動用アクチュエータ及び昇降補助用弾機を設けているが、いずれか一方のみを設けるようにしてもよい。
次に、アタッチメント3の回動支持部、リンク機構8及び昇降作動部4の具体的な構成について説明する。
アタッチメント3の回動支持部は、第一サポート12及び第二サポート13を備えて構成されている。
第一サポート12は、ツールバー5に後方から嵌合する側面視コ字状の固定部14と、固定部14から下方に延出するプレート部15と、固定部14から前方上方に延出するフレーム部16とを備えて構成されており、ツールバー5及び固定部14を貫通するピン17を用いてツールバー5に固定される。
第二サポート13は、アタッチメント3が取り付けられるパイプ部18と、パイプ部18に一体的に溶着されるプレート部19とを備えて構成されており、プレート部19が回動支点Aを介して第一サポート12のプレート部15に回動自在に連結されるようになっている。
第一サポート12と第二サポート13の間には、アタッチメント3の回動を選択的にロックする回動ロック機構20が構成されている。回動ロック機構20は、第一サポート12のプレート部15に形成される二つのロック孔15a、15bと、第二サポート13のプレート部19に形成されるピン挿通孔19aと、該ピン挿通孔19aを介して、いずれかのロック孔15a、15bに選択的に挿通可能なロックピン21と、第二サポート13のプレート部19に設けられ、ロックピン21を左右方向スライド自在に支持するロックピンブラケット22と、ロックピン21をロック孔15a、15bの挿通方向に付勢するスプリングSとを備えて構成されている。
つまり、一方のロック孔15aは、アタッチメント3が下降状態(作業状態)のとき、ピン挿通孔19aに連通するように形成され、また、他方のロック孔15bは、アタッチメント3が上昇状態(格納状態)のとき、ピン挿通孔19aに連通するように形成されており、いずれかの連通位置でピン挿通孔19aを介してロック孔15a、15bにロックピン21を挿通することにより、アタッチメント3の回動がロックされるようになっている。
また、アタッチメント3の回動ロックを解除する場合は、ロックピン21に形成されるリング部21aに指を掛けて右方向に引き、ロックピン21をロック孔15a、15bから抜く。このとき、ロックピン21に設けられるストッパ部21bをロックピンブラケット22のセットプレート22aに係合させると、ロックピン21をロック解除位置に保持することができる。因みに、セットプレート22aには、ロックピン21が所定の回動角のときストッパ部21bの通り抜けを許容し、それ以外の回動角ではストッパ部21bの通り抜けを係止する係止孔22bが形成されており、図6の(B)に示すように、ストッパ部21bが係止孔22bを通り抜けるまでロックピン21を引いた後、ロックピン21を少し回すことにより、ストッパ部21bがセットプレート22aに係止され、ロックピン21がロック解除位置に保持されることになる。
リンク機構8は、前述したように第一リンク6(L、R)及び第二リンク7(L、R)を備えて構成されている。第一リンク6の一端は、第二サポート13のプレート部19に回動支点Bを介して上下回動自在に連結され、第二リンク7の一端は、第一サポート12のプレート部15に回動支点Cを介して上下回動自在に連結され、さらに、両リンク6、7の他端同士が回動支点Dを介して回動自在に連結されている。このようなリンク機構8を介して昇降作動部4をアタッチメント3を昇降させることにより、アタッチメント3を大きく回動させることが可能になるが、本実施形態では、第一リンク6を円弧状とし、最上昇位置でもリンク6、7同士が重合しないようにしているので、アタッチメント3の回動範囲をさらに拡張することが可能になる。
昇降作動部4は、前述したように電動シリンダ9及び引張りスプリング10、11を備えて構成されている。
電動シリンダ9は、一端がフレーム部16の上端に回動支点Eを介して上下回動自在に連結され、他端が第二リンク7の中間部に回動支点Fを介して上下回動自在に連結されており、その伸縮作動に応じて第二リンク7を強制的に回動させる。そして、本実施形態では、電動シリンダ9及び引張りスプリング10、11が並列状に配置されているので、昇降作動部4をコンパクトに構成することができる。
引張りコイルスプリング10、11は、それぞれ左右に並列する一対の引張りコイルスプリング10L、10R、11L、11Rで構成されており、合計四本で第二リンク7の回動支点Fを上昇方向に付勢するようになっている。引張りコイルスプリング10と引張りスプリング11は、互いに直列状に連結されている。このようにすると、アタッチメント3の回動角を大きくしても、その全域で必要な付勢力を発生させることが可能になる。
本実施形態では、引張りコイルスプリング10と引張りスプリング11を直列状に連結するにあたり、両者を回動アーム23(L、R)を介して折り返し状に連結している。回動アーム23は、中間部が回動支点Gを介してフレーム部16に回動自在に支持されており、回動アーム23の一端に設けられるピン23aと第二リンク7上の回動支点Fとの間に引張りスプリング10が掛け渡され、回動アーム23の他端に設けられるピン23bとフレーム部16の基端部に設けられるピン16aとの間に引張りスプリング11が掛け渡されている。このようにすると、引張りコイルスプリング10と引張りスプリング11を直列状に連結するものでりながら、両者を折返し状に配置することにより、昇降作動部4の長さ寸法を抑えることができる。
さらに、作業機1には、電動シリンダ9を駆動操作するための昇降操作スイッチ24が設けられている。このようにすると、作業機1側でアタッチメント3の昇降操作を行うことができる。本実施形態では、作業機1に昇降操作スイッチ24を設けるにあたり、該昇降操作スイッチ24をツールバー5の右側位置に取り付けている。つまり、ツールバー5の右側位置は、前述したロックピン21の抜き差し方向であるため、ロックピン21の操作(ロック解除操作及びロック操作)と、昇降操作スイッチ24の操作を効率良く行うことが可能になる。
また、本実施形態では、回動ロック機構20に、ロックピン21のロック解除状態を検出するロック解除検出センサ25を設け、該ロック解除検出センサ25がロックピン21のロック解除状態を検出しているときのみ、昇降操作スイッチ24による電動シリンダ9の駆動操作を許容するようになっている。このようにすると、昇降作動時以外におけるアタッチメント3の回動を回動ロック機構20でロックすることにより、電動シリンダ9の負荷を軽減するものでありながら、回動ロック時における電動シリンダ9の駆動を規制し、電動シリンダ9の故障を防止できる。尚、具体的な電気回路の図示は省略するが、上述した回動ロック時の駆動規制機能は、昇降操作スイッチ24にロック解除検出センサ25(ロック解除時にON)を直列に接続するだけで容易に実現できる。
叙述の如く構成された本実施形態によれば、走行機体に連結されて所定の作業を行う作業機本体2と、回動支点Aを介して作業機本体2に昇降自在に連結され、作業形態に応じて昇降操作されるアタッチメント3と、作業機本体2とアタッチメント3との間に介設され、アタッチメント3の昇降作動及び/又は昇降補助を行う昇降作動部4とを備える作業機1において、一端がアタッチメント3に上下回動自在に連結される第一リンク6と、一端が作業機本体2に上下回動自在に連結され、かつ、他端が第一リンク6の他端に回動自在に連結される第二リンク7とからなるリンク機構8を構成し、該リンク機構8を介して昇降作動部4をアタッチメント3に連結したので、昇降作動部4をアタッチメント3に直接連結する場合に比べ、アタッチメント3の回動角を十分に確保できる。これにより、アタッチメント3を使わない作業においては、アタッチメント3を上下反転位置まで上昇させ、コンパクトに格納することが可能になる。
また、昇降作動部4に、第二リンク7を強制的に回動させる昇降作動用アクチュエータ(電動シリンダ9)を設けたので、アクチュエータの駆動力でアタッチメント3を容易に昇降させることができる。
また、昇降作動部4に、第二リンク7を上昇方向に付勢する昇降補助用弾機(引張りコイルスプリング10、11)を設けたので、弾機の付勢力により、アクチュエータの昇降作動荷重や、手動による昇降操作荷重を軽減することができる。
また、作業機本体2に、昇降作動用アクチュエータを駆動させる昇降操作スイッチ24を配置したので、作業機1側でアタッチメント3の昇降操作を行うことができる。
また、アタッチメント3の回動をロック可能なロックピン21と、該ロックピン21のロック解除状態を検出するロック解除検出センサ25とを備え、該ロック解除検出センサ25がロックピン21のロック解除状態を検出しているときのみ、昇降操作スイッチ24による昇降作動用アクチュエータの駆動を許容するので、昇降作動時以外におけるアタッチメント3の回動をロックし、アクチュエータの負荷を軽減できるだけでなく、回動ロック状態でのアクチュエータ駆動を防止することができる。
[比較例]
次に、比較例に係る作業機101について、図7及び図8を参照して説明する。これらの図に示すように、比較例に係る作業機101は、作業機本体102、アタッチメント103及び昇降作動部104を備えて構成されている。
作業機本体102は、トラクタ等の走行機体に連結されて所定の作業を行うように構成されている。例えば、比較例の作業機本体102は、機体の走行に伴って圃場を耕耘するロータリからなり、その後部には、アタッチメント103を装着可能なツールバー105が設けられている。
アタッチメント103は、回動支点Aを介して作業機本体102に昇降自在に連結され、作業形態に応じて昇降操作されるようになっている。例えば、アタッチメント103が畝成形器である場合は、アタッチメント103を下降させると、耕耘作業と同時に畝立て作業を行うことが可能になり、また、アタッチメント103を上昇させると、通常の耕耘作業を行うことが可能になる。
昇降作動部104は、作業機本体102とアタッチメント103との間に介設され、アタッチメント103の昇降作動や昇降補助を行うように構成されている。昇降作動部104には、アタッチメント103を強制的に回動させる昇降作動用アクチュエータや、アタッチメント103を上昇方向に付勢する昇降補助用弾機を設けることができ、図7及び図8に示す比較例では、昇降作動部104に、昇降作動用アクチュエータとして電動シリンダ109を設け、その伸縮作動に応じてアタッチメント103を強制的に回動させるようになっている。
以下、アタッチメント103の回動支持部及び昇降作動部104の具体的な構成について説明する。
アタッチメント103の回動支持部は、第一サポート112及び第二サポート113を備えて構成されている。
第一サポート112は、ツールバー105に後方から嵌合する側面視コ字状の固定部114と、固定部114から下方に延出するプレート部115と、固定部114から前方上方に延出するフレーム部116とを備えて構成されており、ツールバー105及び固定部114を貫通するピン(図示せず)を用いてツールバー105に固定される。
第二サポート113は、アタッチメント103が取り付けられるパイプ部118と、パイプ部118に一体的に溶着されるプレート部119とを備えて構成されており、プレート部119が回動支点Aを介して第一サポート112のプレート部115に回動自在に連結されるようになっている。
尚、第一サポート112と第二サポート113の間には、アタッチメント103の回動を選択的にロックする回動ロック機構(図示せず)が構成されているが、前述した作業機1の回動ロック機構20と同様の構成であるため、図示及び詳細な説明は省略する。
昇降作動部104は、前述したように電動シリンダ109を備えて構成されている。
電動シリンダ109は、一端がフレーム部116の上端に回動支点Eを介して上下回動自在に連結され、他端が第二サポート113のプレート部119に回動支点Fを介して上下回動自在に連結されており、その伸縮作動に応じて第二サポート113及びアタッチメント103を強制的に回動させる。
本比較例では、電動シリンダ109の他端を第二サポート113のプレート部119に連結するにあたり、アタッチメント103の回動角が最大化されるように、電動シリンダ109の取付角度や、第二サポート113の形状を設定している。具体的には、電動シリンダ109を30°程度前傾させると共に、第二サポート113のプレート部119に後方に延出するシリンダ連結部119aを形成し、該シリンダ連結部119aの先端部に回動支点Eを介して電動シリンダ109の他端を連結している。
このようにすると、前述したリンク機構8を設けることなく、電動シリンダ109とアタッチメント103(第二サポート113)を直接連結する構造でありながら、図8に示すように、120°程度の回動角を確保することができる。しかしながら、前述した本発明の実施形態に係る作業機1、すなわちリンク機構8を介してアタッチメント103を昇降させるもののように、アタッチメント3を上下反転位置(略150°)まで上昇させることは困難であった(図3参照)。
アタッチメント作業状態(下降状態)を示す作業機の側面図である。 アタッチメント昇降作動状態を示す作業機の側面図である。 アタッチメント格納状態(上昇状態)を示す作業機の側面図である。 作業機の要部平面図である。 昇降作動部の平面図である。 (A)はロック状態を示す回動ロック機構の平面図及び側面図、(B)はロック解除状態を示す回動ロック機構の平面図及び側面図である。 比較例に係る作業機のアタッチメント作業状態(下降状態)を示す側面図である。 比較例に係る作業機のアタッチメント格納状態(上昇状態)を示す側面図である。
符号の説明
1 作業機
2 作業機本体
3 アタッチメント
4 昇降作動部
5 ツールバー
6 第一リンク
7 第二リンク
8 リンク機構
9 電動シリンダ
10 引張りコイルスプリング
11 引張りコイルスプリング
12 第一サポート
13 第二サポート
20 回動ロック機構
21 ロックピン
23 回動アーム
24 昇降操作スイッチ
25 ロック解除検出センサ

Claims (5)

  1. 走行機体に連結されて所定の作業を行う作業機本体と、
    回動支点を介して作業機本体に昇降自在に連結され、作業形態に応じて昇降操作されるアタッチメントと、
    作業機本体とアタッチメントとの間に介設され、アタッチメントの昇降作動及び/又は昇降補助を行う昇降作動部とを備える作業機において、
    一端がアタッチメントに上下回動自在に連結される第一リンクと、一端が作業機本体に上下回動自在に連結され、かつ、他端が第一リンクの他端に回動自在に連結される第二リンクとからなるリンク機構を構成し、該リンク機構を介して昇降作動部をアタッチメントに連結したことを特徴とする作業機。
  2. 前記昇降作動部に、第二リンクを強制的に回動させる昇降作動用アクチュエータを設けたことを特徴とする請求項1記載の作業機。
  3. 前記昇降作動部に、第二リンクを上昇方向に付勢する昇降補助用弾機を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の作業機。
  4. 前記作業機本体に、昇降作動用アクチュエータを駆動させる昇降操作スイッチを配置したことを特徴とする請求項2又は3記載の作業機。
  5. 前記アタッチメントの回動をロック可能なロックピンと、該ロックピンのロック解除状態を検出するロック解除検出センサとを備え、該ロック解除検出センサがロックピンのロック解除状態を検出しているときのみ、昇降操作スイッチによる昇降作動用アクチュエータの駆動を許容することを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の作業機。
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