JP2008063851A - 防護柵 - Google Patents

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Abstract

【課題】支柱上端部分の外観を良好にできると共に、支柱へのキャップの取り付けを円滑に行うことができ、且つそのための作業も簡便となされた防護柵を提供する。
【解決手段】リング体1が支柱2の上端付近の外側面22を覆うことで支柱2上端部分の変形や塗膜の割れを隠して外観を良好なものとできるが、リング体1が断面L形状となされていることで、キャップ3の挿入部31を支柱2の中空部21に嵌着する際にリング体1が邪魔とならず、支柱2へのキャップ3の取り付けを円滑に行うことができる。またリング体1は断面L形状となされているので、支柱2上端部分に被せるのみで取り付けることができ、リング体1が設けられていても取り付けに係わる作業は簡便なものとすることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、道路、歩道橋、公園、駅前広場、遊歩道あるいはその他の道路等の道路柵として、好適に使用される防護柵に関するものである。
防護柵の支柱を路面に固定するにおいては、下端に取り付けたベースプレートをアンカーボルトに取り付けたり、下端付近をコンクリートブロックに埋設したりする方法の他に、施工機を用いて土中に打ち込む方法が用いられる。かかる土中に打ち込む方法を用いた場合、施工機により上方から衝撃が加えられるために、支柱の上端付近が変形したり、上端付近の塗膜に割れが生じたりする等して外観が見苦しくなる恐れがある。
かかる不具合を防止できる防護柵として、例えば路面に固定する方法適宜間隔をおいて建植された複数本の鋼管製支柱間に横部材を設けてなる防護柵において、鋼管製支柱の上端とその上端に設けられるキャップとの間に、横断面形状が凹形状に形成された保護部材を、前記凹形状が鋼管製支柱の上端部を覆うように設けてなる防護柵が開示されている(例えば特許文献1)。
特許第3590016号公報
しかしながら、特許文献1に記載のような従来の防護柵では、キャップの下方部分が支柱内に挿入されるものでは、保護部材が凹形状となされていることで、キャップを鋼管製支柱の上端に取り付ける際に、キャップの下方部分の下端に保護部材が引っかかって取り付けが円滑に行われなくなる恐れがあった。更に凹形状となされた保護部材は、鋼管製支柱の上端に取り付けるのに上端を覆うように取り付ける必要があり、とりわけ土中打ち込みによって支柱の上端が変形している場合などにおいては着脱の作業が繁雑なものとなる恐れもあった。
本発明は上記の如き課題に鑑みてなされたものであり、支柱上端部分の外観を良好にできると共に、支柱へのキャップの取り付けを円滑に行うことができ、且つそのための作業も簡便となされた防護柵を提供せんとするものである。
上記目的を達成するため、本発明は以下のような構成としている。すなわち、本発明に係わる防護柵は、適宜間隔をおいて立設した支柱間にビーム及び/又はパネルが取り付けられて形成され、該支柱は、中空部を有する管状体である支柱本体の上端にキャップが、該キャップに備えられた挿入部が前記中空部に嵌着されて取り付けられて形成されたものであって、前記支柱本体とキャップとの間に断面L形状のリング体が設けられ、該リング体が支柱本体の外側面及び上端面を覆って設けられていることを特徴とするものである。
本発明に係わる防護柵によれば、リング体が支柱の上端付近の外側面を覆うことで支柱上端部分の変形や塗膜の割れを隠して外観を良好なものとできるが、リング体が断面L形状となされていることで、キャップの挿入部を支柱の中空部に嵌着する際にリング体が邪魔とならず、支柱へのキャップの取り付けを円滑に行うことができる。またリング体は断面L形状となされているので、支柱上端部分に被せるのみで取り付けることができ、リング体が設けられていても取り付けに係わる作業は簡便なものとすることができる。
本発明に係わる防護柵によれば、リング体が支柱の上端付近の外側面を覆うことで支柱上端部分の変形や塗膜の割れを隠して外観を良好なものとできるが、リング体が断面L形状となされていることで、キャップの挿入部を支柱の中空部に嵌着する際にリング体が邪魔とならず、支柱へのキャップの取り付けを円滑に行うことができる。またリング体は断面L形状となされているので、支柱上端部分に被せるのみで取り付けることができ、リング体が設けられていても取り付けに係わる作業は簡便なものとすることができる。
本発明に係わる最良の実施の形態について、図面に基づき以下に具体的に説明する。
図1は、本発明に係わる防護柵の、実施の一形態を示すもので、(a)は全体を示す正面図、(b)は支柱付近の縦断面図である。まず(a)において、防護柵は例えば3mといった適宜間隔をおいて立設した支柱10間に、上下方向に三段のビーム20が平行に取り付けられて形成されているものであり、支柱10は中空部を有する円筒状の管状体である鋼管からなる支柱本体2の上端にキャップ3が取り付けられて形成されている。
次に(b)において、支柱10は、上端にキャップ3には挿入部31が支柱本体2の中空部21に嵌着されて取り付けられて形成され、キャップ3の挿入部31の上方に一体に設けられた露出部32は支柱本体2の外径と略同一の外径を有するようになされることで、挿入部31と露出部32との間には下方に向けられた面状の段差部33が設けられている。支柱本体2とキャップ3との間には、合成樹脂製の断面L形状のリング体1が設けられ、リング体1は支柱本体2の上端付近の外側面22を覆う側壁部11と上端面23を覆う上辺部12とが一体に形成されている。リング体1が取り付けられることで、側壁部11により支柱本体2の上端付近の外側面が覆われて、土中打ち込みにより生じた塗膜の割れや支柱の変形等を覆って外観を良好なものとできると共に、上辺部12が支柱本体2の上端面23とキャップ3の段差部33との間に挟持されて支柱本体1への取付強度が確保されるようになされている。
図2は、支柱本体2上端にリング体1及びキャップ3を取り付ける一例を示す斜視図である。合成樹脂製のリング体1は、内側をキャップ3の挿入部31が挿通可能となされており、キャップ3の取り付け時には、リング体1は支柱本体2の上端に予め嵌着しておいてもよく、キャップ3の段差部33に嵌着しておいてもよい。また、予めいずれか一方に接着剤、両面テープ等を用いて接着させておいてもよい。リング体1の側壁部11の内径は、支柱本体2の外側面22の外径より僅かに大きくして嵌着可能としてもよいが、支柱本体2の土中打ち込み後の変形を考慮して、0.5〜1mm程度の隙間が開くようにしておいてもよい。
リング体1を形成する材料は、合成樹脂に限定されず適宜の材料を用いてよいが、熱可塑性合成樹脂を用いて射出成形するのが簡便であり好適である。また弾性を有する合成樹脂を用いれば、リング体1及び支柱本体2に多少の寸法誤差が生じていても取り付けが容易なものとでき好ましい。更に、側壁部11の外面に反射シート等の再帰反射材料を設けて夜間における視認性を高めるようにしてもよい。
キャップ3の挿入部31の、支柱本体2の内面と接する外面には凹凸部311が設けられて、キャップ3の抜け防止が図られている。キャップ3は適宜の方法により形成してよいが、段差部33や凹凸部311といった複雑な三次元形状を形成するには、金型成形により成形するのが好ましく、とりわけ熱可塑性合成樹脂を用いた射出成形が好適であるが、アルミニウム、鋳鉄、亜鉛等の金属を用いて鋳造して形成してもよい。
図3は、本発明に係わる防護柵の、変形の一例を示す支柱本体2上端付近の縦断面図である。リング体1の上辺部12とキャップ3の段差部33との間に、帯状反射体4が挟まれて取り付けられている。帯状反射体4は、合成樹脂製の基体41にガラスビーズである再帰反射体42が埋設されて形成されたものである。支柱本体1へのキャップ3の取り付けの際に、かかる帯状反射体4を挟んでおくことで容易に支柱10に再帰反射性を具備させることができるが、キャップ3の取り付け時に帯状反射体4と支柱本体2の上端面22との間にリング体1の上辺部12が介在することで、上辺部12がキャップ3の打ち込みにおける衝撃を緩衝し、帯状反射体4の破損の恐れを低減することができる。
本発明に係わる防護柵の、実施の一形態を示す説明図である。 支柱本体に対するリング体及びキャップの取り付けの一例を示す斜視図である。 本発明に係わる防護柵の、変形の一例を示す縦断面図である。
符号の説明
1 リング体
2 支柱本体
21 中空部
22 外側面
23 上端面
3 キャップ
31 挿入部
10 支柱
20 ビーム

Claims (1)

  1. 適宜間隔をおいて立設した支柱間にビーム及び/又はパネルが取り付けられて形成され、該支柱は、中空部を有する管状体である支柱本体の上端にキャップが、該キャップに備えられた挿入部が前記中空部に嵌着されて取り付けられて形成されたものであって、前記支柱本体とキャップとの間に断面L形状のリング体が設けられ、該リング体が支柱本体の外側面及び上端面を覆って設けられていることを特徴とする防護柵。
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JP7487867B2 (ja) 2020-06-15 2024-05-21 株式会社リンコー 注意喚起部付フェンス構造体、同製造方法並びに注意喚起部付フェンス構造体を備えた道路、広場、河川及び港湾施設

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