JP3140634U - 交通標識・デリネーターの取付用支柱 - Google Patents
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Abstract
【課題】間伐材を有効利用し、周囲の自然環境に調和するデリネーター等の取付用支柱を提供する。
【解決手段】各種標識及び視線誘導標あるいは車輌のヘッドライトの光を反射するためのデリネーター3を頭頂部又は周側面に取り付けて設置するために用いられる支柱本体2において、この支柱本体2に間伐材を利用し、この間伐材を所定の太さに削り取って木目を現わし、更にこの表面に表面処理剤を塗布又は含浸させて耐久性を与える。これにより間伐材の利用を促進し、且つ自然環境に調和する交通標識・デリネーター等の取付用支柱1とすることができる。
【選択図】図1
【解決手段】各種標識及び視線誘導標あるいは車輌のヘッドライトの光を反射するためのデリネーター3を頭頂部又は周側面に取り付けて設置するために用いられる支柱本体2において、この支柱本体2に間伐材を利用し、この間伐材を所定の太さに削り取って木目を現わし、更にこの表面に表面処理剤を塗布又は含浸させて耐久性を与える。これにより間伐材の利用を促進し、且つ自然環境に調和する交通標識・デリネーター等の取付用支柱1とすることができる。
【選択図】図1
Description
本考案は、各種標識・視線誘導標・車輌のヘッドライト等の光を反射するデリネーター(反射体)等をその頭頂部又は周側面の全部又は一部に取り付けて道路等の所要の場所に設置するために用いられる支柱に関する。
従来の交通標識やデリネーター等の取付用支柱は、耐候性や強度等の問題から、金属製のものが利用されていて、通常は表面に白色塗装が施されている。
しかし、このような金属製の支柱は、特に郊外や山間部の道路においては周囲の自然環境に調和しないばかりか、金属製なるが故にその製造に際しては金属資源やエネルギー資源を多く消費して省資源の立場からは好ましくないと共に製造コストも高くつくという欠点がある。
しかし、このような金属製の支柱は、特に郊外や山間部の道路においては周囲の自然環境に調和しないばかりか、金属製なるが故にその製造に際しては金属資源やエネルギー資源を多く消費して省資源の立場からは好ましくないと共に製造コストも高くつくという欠点がある。
本考案は斯る点に鑑みて提供されるものであって、その目的は、交通標識・デリネーター等を設置する場所の自然環境に調和し、かつ省資源に寄与し、併せて低コストにより提供することができる交通標識・デリネーターの取付用支柱を提供することである。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の考案においては、各種標識及び視線誘導標あるいは車輌のヘッドライトの光を反射するためのデリネーターを取り付けて設置するために用いられる支柱において、この支柱本体に間伐材を利用し、この間伐材を所定の太さに削り取って周側面に木目模様を現わし、更に支柱本体の表面に表面処理剤を塗布又は含浸させて間伐材の耐久性を向上させて成る自然環境に調和することを特徴とするものである。
更に、請求項2に記載の考案においては、請求項1に記載の交通標識・デリネーターの取付用支柱において、前記表面処理剤として、防腐剤又はタール成分又は油成分が単独で、又は組み合わせて使用されていることを特徴とするものである。
本考案によると、耐久性に優れた支柱とすることができる。
本考案によると、耐久性に優れた支柱とすることができる。
更に、請求項3に記載の考案においては、請求項1に記載の交通標識・デリネーターの取付用支柱において、前記支柱本体は、横断平面が円形又は多角形から成ることを特徴とするものである。
本考案によると、周囲の自然環境に調和した支柱を選択することができる。
本考案によると、周囲の自然環境に調和した支柱を選択することができる。
更に、請求項4に記載の考案においては、請求項1又は2に記載の交通標識・デリネーターの取付用支柱において、前記支柱本体には、その周側面に又は頭頂部に前記交通標識が取り付けられていることを特徴とするものである。
本考案によると、設置場所の道路状況に応じて必要な交通情報等を提供することができる。
本考案によると、設置場所の道路状況に応じて必要な交通情報等を提供することができる。
更に、請求項5に記載の考案においては、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の交通標識・デリネーターの取付用支柱において、前記支柱本体の頭頂部には金属又は樹脂製のキャップが取り付けられていることを特徴とするものである。
本考案によると、支柱の頭頂部を保護することができる。
本考案によると、支柱の頭頂部を保護することができる。
更に、請求項6に記載の考案においては、請求項5に記載の交通標識・デリネーターの取付用支柱において、前記キャップの表面には、木目調の印刷又はプリントが施されていることを特徴とするものである。
本考案によると、支柱本体に併せてキャップも違和感のない、周囲の自然環境に調和したデザインとすることができる。
本考案によると、支柱本体に併せてキャップも違和感のない、周囲の自然環境に調和したデザインとすることができる。
本考案に係る支柱は、自然木である間伐材を用いているため、用途が無くてその処理に困っている間伐材の有効利用を図ることができる。
また、本考案の支柱は、間伐材を所定の太さに削り取っているため、支柱の周側面に木目が現れて自然木の質感に併せてこの木目が自然環境に良く調和し、違和感が解消する。
また、本考案の支柱は、間伐材を利用しているため、金属製に比較して材料費が安く、すべて切削加工で製作できるため、製作コストが金属製に比較してかからない。
また、本考案の支柱は、間伐材を所定の太さに削り取っているため、支柱の周側面に木目が現れて自然木の質感に併せてこの木目が自然環境に良く調和し、違和感が解消する。
また、本考案の支柱は、間伐材を利用しているため、金属製に比較して材料費が安く、すべて切削加工で製作できるため、製作コストが金属製に比較してかからない。
また、本考案の支柱は、間伐材を使用し、金属製ではないため、省資源に寄与できる。
また、本考案の支柱は、間伐材を利用しているため、間伐材の消費の拡大を図ることができる。
また、本考案の支柱は、自然木のため、廃棄が必要になった際は、更に加工して木材資源として再利用を図ることができる。
また、本考案の支柱は、自然木のため、廃棄が必要になった際は、燃料として再利用したり、焼却処分が可能であると共に、この焼却処分に際しては自燃性が高いため燃料費が殆どかからない。
また、本考案の支柱は、間伐材を利用しているため、間伐材の消費の拡大を図ることができる。
また、本考案の支柱は、自然木のため、廃棄が必要になった際は、更に加工して木材資源として再利用を図ることができる。
また、本考案の支柱は、自然木のため、廃棄が必要になった際は、燃料として再利用したり、焼却処分が可能であると共に、この焼却処分に際しては自燃性が高いため燃料費が殆どかからない。
図1〜図4に基づいて本考案の実施例を詳細に説明する。
図1は、本考案に係る支柱1を示し、図2はこの支柱1の拡大図、図3はA−A´線断面図、図4はB−B´線断面図であって、この支柱1の本体2は、間伐材を切削加工して断面円形に形成し、その周側面に木目模様aを現したもので、上部の周側面の対象位置にデリネーター3を取り付けた構成である。なお、支柱本体2は、防虫剤処理に加えて廃油を含浸させた処理がしてあり、腐朽菌の活動を抑え、かつ耐候性を付与することにより、耐久性に優れた支柱本体2としてある。
図1は、本考案に係る支柱1を示し、図2はこの支柱1の拡大図、図3はA−A´線断面図、図4はB−B´線断面図であって、この支柱1の本体2は、間伐材を切削加工して断面円形に形成し、その周側面に木目模様aを現したもので、上部の周側面の対象位置にデリネーター3を取り付けた構成である。なお、支柱本体2は、防虫剤処理に加えて廃油を含浸させた処理がしてあり、腐朽菌の活動を抑え、かつ耐候性を付与することにより、耐久性に優れた支柱本体2としてある。
4は、上記支柱本体2の頭頂部に被冠するようにして取り付けた樹脂製のキャップであって、このキャップ4は、頭頂部からの水分の浸透により腐朽が進むのを防止するためのものである(請求項5)。
なお、このキャップ4は、樹脂製に代えて金属製としても良く、また、支柱本体2側の自然木に模して木目調の印刷をその表面に施しても良い(請求項6)。
なお、このキャップ4は、樹脂製に代えて金属製としても良く、また、支柱本体2側の自然木に模して木目調の印刷をその表面に施しても良い(請求項6)。
5は、上記支柱本体2を土中に建て込むための樹脂製の鞘管であって、この鞘管5を土中又はコンクリート基礎中に垂直に立て、これに支柱本体2の下部を挿し込んで支柱本体2を垂直に立てたのち、固定ボルト6により鞘管5と支柱本体2を固定する。なお、鞘管5は、金属製としても良い。
7は、トラロープ取付孔である。
因みに、実施例において、支柱本体2の長さは1450mm、直径は60mm、鞘管5の長さは550mm、地上への露出高さは100mm、キャップ4は外径が62mm、高さが30mm、デリネーター3の巾は30mm、高さは320mmである。
7は、トラロープ取付孔である。
因みに、実施例において、支柱本体2の長さは1450mm、直径は60mm、鞘管5の長さは550mm、地上への露出高さは100mm、キャップ4は外径が62mm、高さが30mm、デリネーター3の巾は30mm、高さは320mmである。
本実施例2は、図5(A)に示すように、デリネーター3の形状を支柱本体2の曲率に合わせて円弧状に形成したもの、平面状及び円弧状のデリネーター3を支柱本体2の片面に形成したもの(B)(C)、支柱本体2の断面を円形ではなく、四角形に加工したもの(D)の例である。
本実施例3は、図6に示すように円形デリネーター8を支柱本体2の頭頂部に取り付けた例であって、支柱本体2の周側面には、「路肩注意」等の文字を表示しても良い。つまり、本考案に係る支柱1は、支柱本体2の周側面にデリネーター等を取り付けても良いし、頭頂部に円形デリネーター8やその他の標識等を取り付けるようにしても良い。
1 支柱
2 支柱本体
3 デリネーター
4 キャップ
5 鞘管
6 固定ボルト
7 トラロープ取付孔
8 円形デリネーター
2 支柱本体
3 デリネーター
4 キャップ
5 鞘管
6 固定ボルト
7 トラロープ取付孔
8 円形デリネーター
Claims (6)
- 各種標識及び視線誘導標あるいは車輌のヘッドライトの光を反射するためのデリネーターを取り付けて設置するために用いられる支柱において、この支柱本体に間伐材を利用し、この間伐材を所定の太さに削り取って周側面に木目模様を現わし、更に支柱本体の表面に表面処理剤を塗布又は含浸させて間伐材の耐久性を向上させて成る自然環境に調和する交通標識・デリネーターの取付用支柱。
- 前記表面処理剤として、防腐剤又はタール成分又は油成分が単独で、又は組み合わせて使用されていることを特徴とする請求項1に記載の交通標識・デリネーターの取付用支柱。
- 前記支柱本体は、横断平面が円形又は多角形から成ることを特徴とする請求項1に記載の交通標識・デリネーターの取付用支柱。
- 前記支柱本体には、その周側面に又は頭頂部に前記交通標識が取り付けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の交通標識・デリネーターの取付用支柱。
- 前記支柱本体の頭頂部には金属又は樹脂製のキャップが取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の交通標識・デリネーターの取付用支柱。
- 前記キャップの表面には、木目調の印刷又はプリントが施されていることを特徴とする請求項5に記載の交通標識・デリネーターの取付用支柱。
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JP2008000283U JP3140634U (ja) | 2008-01-22 | 2008-01-22 | 交通標識・デリネーターの取付用支柱 |
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JP2008000283U Expired - Fee Related JP3140634U (ja) | 2008-01-22 | 2008-01-22 | 交通標識・デリネーターの取付用支柱 |
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JP (1) | JP3140634U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103924535A (zh) * | 2014-04-30 | 2014-07-16 | 钱宏诚 | 定向反光竹木制轮廓标 |
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2008
- 2008-01-22 JP JP2008000283U patent/JP3140634U/ja not_active Expired - Fee Related
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