JP3118460U - 路上設置型安全装置 - Google Patents

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恵治 近藤
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株式会社吾妻製作所
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Abstract

【技術課題】怪我などの心配のないデリネーター等の路上設置型安全装置を提供する。
【解決手段】地上に少し露出した状態でさや管3を土中に建て込み、このさや管3内にデリネーター1の支軸1aを挿し込んだあと、取付孔11、貫通孔12に固定ボルト10を挿し込む。このとき、固定ピン10はさや管3から外に突出しない長さとしておく。その上で、さや管3上にキャップ9を被せてこのキャップ9の側周壁9aにより固定ピン10の両端を覆い、さや管3の外に固定ピン10を露出させない。
【選択図】図3

Description

本考案は、土中にさや管を建て込み、このさや管に支軸を挿し込んで立設する、例えば反射体(デリネーター)や発光体あるいは各種道路標識等を含む路上設置型安全装置に関するものである。
従来の各種安全装置であって、柱状デリネーターの例を図6、7に示す。この図6、7において、1はデリネーター本体、2は反射面、3はコンクリート等の路面5に建て込まれたさや管であって、このさや管3は、路面5から地上に少し突出している。6は、前記路面5上に露出した露出部4のところに取り付けられたボルト、7はナットであって、このボルト6は、前記さや管3内にデリネーター本体1の支軸1aを挿入したのち、さや管3とこの支軸1aのところに穿孔したボルト挿通孔8内に挿入し、反対側においてナット7を締め付けることにより、デリネーター本体1(支軸1a)をさや管3に固定する方式となっている。
図中9はさや管3の上端の開口部を被うために、さや管3の上端に被冠されたゴム製のキャップであって、このキャップ9は、デリネーター本体1の支軸1aとさや管3間の隙間からさや管3内にゴミや雨水等が侵入するのを防止する役目を持っている。
このように、従来のデリネーター1を含めて、さや管3に支軸1aを挿し込んで立設する路上設置型安全装置の場合、上記のようにボルト6とナット7がさや管3の外に露出しているため、この露出した部分に靴先が引っ掛かったり、サンダル等の場合には、露出している足先が引っ掛かって怪我をしたりする心配がある。
このような問題は、路面5からボルト6、ナット7の高さが10cm以内の場合に多く発生するが、安全装置が路面5から30〜50cm位のところにボルト6やナット7が位置することがあり、このように高い位置にボルト6やナット7が位置すると、ボルト6やナット7に手や足、身体が触れて怪我をしたり、自転車や自動車が擦る心配がある。
また、ボルト6及びナット7は金属であることから、錆が発生してしまい、年数が経つとナットが錆付いて簡単には弛めることができず、デリネーター1を交換しようとした際に手間が掛かったり、無理に行うとさや管3が樹脂製の場合、このさや管3側に損傷をもたらすことがある。
本考案の目的は、特に怪我等が発生しないように工夫した路上設置型安全装置を提供することである。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の考案においては、路上設置型安全装置において、地上に上部を露出した状態でさや管を土中に建て込み、このさや管に地上から支軸部分を挿し込んで立設する道路用安全装置において、前記さや管の露出した部分の上端に近い位置であって、その中心を通る線上に取付孔を設けたこと、
前記支軸であって、さや管内に挿入される位置に、その中心を通る線上に貫通孔を設けたこと、
前記さや管内に支軸を挿入し、前記取付孔と貫通孔が合致したところで、さや管の外から取付孔及び貫通孔内に挿入することができると共に、長さがさや管の外径と同一か、ややこれより小さめに設定された固定ピンを設けたこと、
天面の中央に前記支軸が通る穴を形成すると共に、さや管の上端に被せたときに、側周壁の高さが、前記取付孔と貫通孔内に固定ピンを挿入したときに、この固定ピンの両端を外から覆う高さに設定されたキャップを設けたこと、
を特徴とするものである。
更に、請求項2に記載の考案においては、請求項1に記載の路上設置型安全装置において、前記キャップは、ゴム材にて成形され、前記固定ピンは、金属又は樹脂材にて構成されていることを特徴するものである。
更に、請求項3に記載の考案においては、請求項1又は2に記載の路上設置型安全装置において、前記さや管は、樹脂材で成形され、支軸は、アルミニュウム材で構成されていることを特徴とするものである。
本考案はさや管に安全装置の支軸を挿入し、さや管と支軸に対して固定ピンを串刺し状に挿入し、この固定ピンの両端を外からキャップで被うように構成したことにより、次の効果を奏する。
1.固定ピンは、さや管の外に露出せず、突起部がさや管の外に無くなるため、この突 起部で怪我をするといった心配がなくなる。
2.ボルト及びナットを利用せず、固定ピンは金属棒でよいため、ボルトやナットを利 用する場合に比較して部品コストが安くなる。
3.固定ピンは、さや管と支軸の取付孔及び貫通孔に挿し込むだけのため、いちいちナ ットを締め付けたりする手間がかからず、施工時の作業性が向上する。
4.固定ピンは、キャップで被われていることから錆ついたりせず、従来のように安全 装置の交換等に際して手間がかからない。
5.固定ピンは、キャップでその両端が覆われているため、独りでに抜けたりしない。
図1〜図5に基づいて本考案の実施例を詳細に説明する。図1は、本考案を実施したデリネーターの正面図、図2はこのデリネーターの側面図、図3はさや管とデリネーターとの支軸固定部の説明図、図4はA−A′線断面図、図5は固定ピンをさや管とデリネーター側の孔内に挿し込んでいる状態の説明図である。
これら図1〜図5において、1は柱状のデリネーター本体、2は反射面、3はコンクリート等の路面5に建て込まれたさや管であって、このさや管3は、路面5から地上に少し突出している。10は、前記地上に露出した露出部4のところに取り付けられた固定ピンであって、この固定ピン10は、前記さや管3内にデリネーター本体1の支軸1aを挿入したのち、さや管3において、中心線を通る線上に設けられた取付孔11と、支軸1aの中心線上を貫通するようにして設けられた貫通孔12に挿入されており、この固定ピン10の両端は、図3、図4に示すように、さや管3の外径面から外に出ない長さであって、さや管3の外周面と面一となる長さである。但し、この長さは、さや管3の肉厚に両端が掛かる長さであれば必ずしも面一とならなくても良い。
本実施例において、固定ピン10の材質は、金属棒であるが、硬質の樹脂棒であっても、状況によっては用いることができる。また、さや管3は樹脂製、デリネーター本体1及び支軸1aはアルミニュウム材を用いているが、これらの材質も、本実施例に限定されるものではない。
図5は、さや管3内にデリネーター本体1の支軸1aを挿入し、取付孔11と貫通孔12を一致させ、さや管3の外から固定ピン10を挿し込んでいる状態であって、このとき、キャップ9は上方に上げておき、固定ピン10を挿し込んだあとで図3に示すようにキャップ9を降ろして、さや管3に被せ、固定ピン10の両端を側周壁9aにて覆うものである。
本考案を実施したデリネーターの正面図 本考案を実施したデリネーターの側面図 さや管とデリネーターを固定した部分の説明図 A−A′線断面図 固定ピンを取付孔と貫通孔内に挿入してデリネーターをさや管に固定しようとしている状態の説明図 ボルトとナットを用いた従来のデリネーターの正面図 ボルトとナットを用いた従来のデリネーターの側面図
符号の説明
1 デリネーター
3 さや管
9 キャップ
10 固定ピン
11 取付孔
12 貫通孔

Claims (3)

  1. 地上に上部を露出した状態でさや管を土中に建て込み、このさや管に地上から支軸部分を挿し込んで立設する道路用安全装置において、前記さや管の露出した部分の上端に近い位置であって、その中心を通る線上に取付孔を設けたこと、
    前記支軸であって、さや管内に挿入される位置に、その中心を通る線上に貫通孔を設けたこと、
    前記さや管内に支軸を挿入し、前記取付孔と貫通孔が合致したところで、さや管の外から取付孔及び貫通孔内に挿入することができると共に、長さがさや管の外径と同一か、ややこれより小さめに設定された固定ピンを設けたこと、
    天面の中央に前記支軸が通る穴を形成すると共に、さや管の上端に被せたときに、側周壁の高さが、前記取付孔と貫通孔内に固定ピンを挿入したときに、この固定ピンの両端を外から覆う高さに設定されたキャップを設けたこと、
    を特徴とする路上設置型安全装置。
  2. 前記キャップは、ゴム材にて成形され、前記固定ピンは、金属又は樹脂材にて構成されていることを特徴する請求項1に記載の路上設置型安全装置。
  3. 前記さや管は、樹脂材で成形され、支軸は、アルミニュウム材で構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の路上設置型安全装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0552653U (ja) * 1991-12-16 1993-07-13 株式会社東芝 天吊り形空気調和機

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