JP4235123B2 - 防護柵 - Google Patents

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Description

本発明は、支柱の上端部に発光部を設けて夜間における視認性を向上させた防護柵に関するものである。
車両用の高欄等の防護柵は、とりわけ市街地に設置する場合には周囲の景観と調和するように、茶色等の暗色系の色調とする場合が多いが、暗色系の防護柵は夜間においては視認性が低く、接触事故等に繋がる恐れがある。視認性を高めるにおいては、再帰反射体を用いる場合が多いが、再帰反射体による反射だけでは視認性が不十分であることがあり、支柱の上端付近に発光体を取り付けることで夜間における視認性を格段に向上させることができる。
例えば特許文献1においては、防護柵を支持すべく地表面に立設され、地中内になる下部の内部に設けた発光部と、この発光部からの光を外部へ送り出すべく支柱の上端に設けた送出部とを備えていることを特徴とする発光部を有する防護柵用支柱が開示されている。
特開2003−27437号公報
しかしながら、特許文献1に記載の如き従来の防護柵では、車両が衝突する等して支柱が変形した場合に、発光部や送出部等を構成する部材が飛散し、二次災害を起こす恐れがあった。
本発明は上記の如き課題に鑑みてなされたものであり、車両の衝突等により支柱が変形しても、発光に係わる部材の飛散を起こす恐れの小さい防護柵を提供せんとするものである。
上記目的を達成するため、本発明は以下のような構成としている。すなわち、本発明に係わる防護柵は、車道に沿って間隔をおいて複数立設された支柱と、該支柱間の車道側に取り付けられた横梁とを備え、前記支柱には上端付近に取着された発光部取付金具を介して上端に発光部が設けられ、前記支柱は前面フランジと背面フランジとウェーブとにより断面H型となされると共に背面フランジの上端は傾斜上面となされ、発光部取付金具は上下方向に延びる二体の板状の取付部と左右方向に延びる発光部が取り付けられる板状部とにより断面コ字状の形状となされ、前記板状部の上面が平坦となるようにして、支柱の前記傾斜上面と発光部取付金具の取付部とが一体化されると共に、この平坦な板状部の上面に発光部が取り付けられていることを特徴とするものである。
また前記発光部取付金具は、前記支柱への取付時に上面が平坦となるようになされ、該上面に発光部が設けられることを特徴とするものである。
請求項1に記載の本発明に係わる防護柵によれば、支柱の上端付近に取り付けられた発光部取付金具が支柱の変形に伴って支柱から外れることなく変形可能となされていることで、車両の衝突等により支柱が変形しても、その変形を発光部取付金具により吸収でき、発光に係わる部材の飛散が起こる恐れは小さいものとなり得る。
また発明によれば、発光部取付金具の平坦な上面に発光部を取り付けることができるから、特殊な形状の発光部が必要でなく、市販のものを含めてあらゆる発光部を用いることができるようになり好ましい。
本発明に係わる最良の実施の形態について、図面に基づき以下に具体的に説明する。
図1は、本発明に係わる防護柵の支柱の、形成の一例を示す説明図である。鋼製高欄である防護柵を構成する支柱1は全体が構造用の鋼材を用いて形成され、車道側αには上方に四半円状の上横梁受け部11、中程に半円状の下横梁受け部12が設けられ、上横梁受け部11及び下横梁受け部12に横梁が取り付けられて防護柵が形成される。前面フランジ13、背面フランジ14及びウェーブ15により断面H型が形成され、下端にはアンカープレート16が設けられ、アンカープレート16にはアンカーボルトを挿通するボルト孔161が穿設されている。支柱1は、各々の部材が接する箇所は悉く溶接され、強固に一体化されている。背面フランジ14は、変形の起点の確保及び意匠性を考慮して数カ所で車道側α及びその反対側に向けて屈曲されたものとなされ、上端付近は比較的緩い傾斜上面141となされてその先端は上横梁受け部11と溶接により一体化されている。
かかる背面フランジ14の傾斜上面141に、支柱1と同じく構造用の鋼材を用いて形成された発光部取付金具2が取り付けられる。発光部取付金具2は、上下方向に延びる二体の板状の取付部21と、左右方向に延びる発光部が取り付けられる平坦な上面23を有する板状部22を備えることで、断面コ字状の形状となされている。支柱1のウェーブ15には再帰反射体Fが取り付けられているが、発光部取付金具2の板状部22の、平坦な上面23に発光部3が取り付けられることで、支柱1は再帰反射体Fによる再帰反射性と発光とが相俟って、夜間における視認性は格段に高いものとなり得る。
ここで、支柱1の背面フランジ14の傾斜上面141と、発光部取付金具2の取付部21とは溶接により強固に一体化され、支柱1の変形に伴って発光部取付金具2の取付部21も変形可能となされている。更に発光部取付金具2は断面コ字状の形状となされていることで、支柱1の変形に追随して円滑な変形が起こりやすくなるようになされている。
図2は、本発明に係わる防護柵の実施の一形態を示すもので、図1に示した支柱1を用いて形成した防護柵を示す説明図である。防護柵10は、車両用防護柵の基準に則るもので、車道Rの側縁に設けられた壁高欄K上に3mの間隔で、アンカーボルト・ナットAを用いて支柱1が立設され、支柱1の上横梁受け部11及び下横梁受け部12のそれぞれに上段横梁41及び下段横梁42が取り付けられて形成されている。複数立設された支柱1の内、一体おきに発光部取付金具2及び発光部3が取り付けられている。
ここで発光部3は、支柱1の上端付近の、上段横梁41より高い位置に設けられることで、車道Rを走行する車両の運転者から視認しやすくなされている。また発光部3は、上段横梁41の上下方向の中心線T1及び下段横梁42の上下方向の中心線T2より、車道側αと反対側に配置されていることで、防護柵10に車両が衝突した場合でも車両はまず上段横梁41及び下段横梁42に衝突し、その衝撃は直接発光部3に作用することなく支柱1を変形させるので、車両の衝突時においても発光部取付金具2や発光部3といった発光に係わる部材が飛散する恐れは更に小さいものとなり得る。
図3は、本発明に係わる発光部3の一例を示す説明図である。発光部3は外面全体がアルミニウム合金鋳物からなる一体の台形状カバーCにより覆われ、台形状カバーCは上面C1が矩形となされると共に、上面の四辺から下方への側面C2〜C5は各々傾斜面となされている。上面C1及び長手方向の一方の傾斜面C2には窓W1及びW2が開設され、窓W1及びW2は各々透明なポリカーボネート樹脂により塞がれ、上面C1の窓W1の内側には太陽光を受光して発電を行う太陽電池32が設けられ、長手方向の一方の傾斜面C2の窓W2の内部には、太陽電池32により発電された電力を用いて光Lを発光する複数のLEDからなる発光体31が設けられている。また、本図において図示は省略するが、発光部3のカバーCの内部には、更に発光体31の発光を制御する発光制御部と、太陽電池32により発電された電力を蓄電する電気二重層コンデンサ等の蓄電手段が内蔵され、太陽電池32と蓄電手段とにより電源装置が形成され、外部電力に頼ることなく発光体31を発光させることが可能となされている。長手方向の他方の傾斜面C3には、特に発光部等は設けられておらず、短手方向の傾斜面C4及びC5には、発光部取付金具2の上面23への取付用のビス孔C41及びC51が設けられ、発光部3はビス孔C41及びC51を用いたり、接着剤等を下面に塗布したり等して取り付けるものである。
かかる発光部を車道Rの左側の支柱1の上端付近に取り付けることで、台形のそれ程高さの大きくない発光部3であることから支柱1の上端付近に取り付けられていても外観上それ程目障りとならず、車道Rを走行する運転者に対し光Lが放射されて防護柵10が暗色系の色調であっても、夜間において高い視認性を得ることができる。尚、発光体1は一方の長手方向の傾斜面C2にのみ設けてもよいが、他方の長手方向の傾斜面C3にも設けることで、車道Rを両方向に走行する車両の運転者に対して光Lを放射できるようにしてもよい。
また発光部3は、言うまでもなく図3に示した実施形態に限定されるものではなく、回転灯や小型の自発光視線誘導標等、発光するもので発光部取付金具2に取付可能なものを適宜用いることができる。
本発明に係わる防護柵の支柱の、形成の一例を示す説明図である。 本発明に係わる防護柵の、実施の一形態を示す説明図である。 本発明に係わる発光部の一例を示す説明図である。
符号の説明
1 支柱
2 発光体取付金具
3 発光部
31 発光体
10 防護柵

Claims (1)

  1. 車道に沿って間隔をおいて複数立設された支柱と、該支柱間の車道側に取り付けられた横梁とを備え、前記支柱には上端付近に取着された発光部取付金具を介して上端に発光部が設けられ、前記支柱は前面フランジと背面フランジとウェーブとにより断面H型となされると共に背面フランジの上端は傾斜上面となされ、発光部取付金具は上下方向に延びる二体の板状の取付部と左右方向に延びる発光部が取り付けられる板状部とにより断面コ字状の形状となされ、前記板状部の上面が平坦となるようにして、支柱の前記傾斜上面と発光部取付金具の取付部とが一体化されると共に、この平坦な板状部の上面に発光部が取り付けられていることを特徴とする防護柵。
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