JP3914365B2 - 反射材付き防護柵 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、反射材付き防護柵に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、柵の夜間視認性向上のために、柱部に横渡し棒が取着されてなる木柵に夜光反射板が埋め込まれた夜光反射板付木柵が登録実用新案第3041127号公報に開示されている。
【0003】
しかしながら、上記夜光反射板付木柵の場合、柱部や横渡し棒に夜光反射板が直接埋込れているため、夜光反射板の向きや位置が限定され、防護柵の設置現場の設置状況によっては最適の効果的な位置に夜光反射板を設けることができない場合があるといった欠点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記の如き防護柵の問題点を解決し、反射性能すなわち視認性の優れた反射材付き防護柵を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明反射材付き防護柵は、所定間隔をおいて立設された複数の支柱間に横桟が取着され、その横桟の少なくとも車道側から見える側面に反射材用支持基材が設けられると共に、該反射材用支持基材を介して反射材が取着され、反射材用支持基材は帯状の可撓性合成樹脂から作製され、該反射材用支持基材の横桟当接面に両面粘着テープが貼着され、或いは接着剤が塗布されるとともに、他面には反射材用の凹溝が形成され、その凹溝に反射材が取着され、前記横桟当接面は断面が横桟の外壁に沿った形状となされると共に、凹溝の両縁部から横桟当接面の両縁に向けて傾斜状に幅広となる側面を有していることを特徴とするものである。
【0006】
また本発明反射材付き防護柵は、横桟の全長にわたって反射材が取着されてなるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照しながら本発明反射材付き防護柵について詳述する。
【0010】
図面において1は本発明に使用される防護柵の支柱、2は横桟、3は反射材、4は反射材用支持基材である。
【0011】
支柱1は通常鋼管等の金属管製であって、複数本の支柱1が所定間隔をおいて道路に沿って立設されている。
【0012】
横桟2は支柱1と同様金属管製で、その横桟2の両端は継手を介して支柱1に支持されている。通常、横桟2は隣接する支柱1間に複数本が支持されている。なお図2に表すように、上下の横桟2間に縦方向の格子が設けられたり、その他パネル、モニュメント等が組み込まれていてもよい。
【0013】
反射材3は反射板の上に空気層を介して裏面がダイヤカットされてプリズム状となされた合成樹脂板の設けられたプリズム式反射体、微細なガラスビーズ層が設けられた合成樹脂フィルムからなるガラスビーズ反射シート、直径2〜5mmの再帰反射性を有するガラス球体が埋め込まれた合成樹脂製の帯状体等からなり、横桟2の少なくとも車道側から見える側面の外壁長手方向に沿って取着される。なお、横桟2が上下に複数本ある場合、反射材3は最上部の横桟2に取着されておればよいが、他の横桟2にも取着されていてもよい。
【0014】
なお反射材3は、直接横桟2の外壁に取着されておればよいが、例えば図3に詳細を示すように反射材用支持基材4を介して取着されていてもよい。
【0015】
反射材用支持基材4は例えばABS,塩化ビニル,ナイロン,ポリエチレン,ポリプロピレン等の可撓性を有する合成樹脂により帯状に作製され、反射材用支持基材4の表裏には横桟2に接する横桟当接面41と反射材3が支持される凹溝42とが形成され、横桟当接面41は断面が横桟2の外壁に沿った形状となされている。また反射材用支持基材4の反射材用の凹溝42は反射材3の幅と近似の幅となされ、深さは反射材3の厚さよりわずかに大きい寸法となされている。
【0016】
また反射材用支持基材4の横桟当接面41には両面粘着テープ43が設けられ、該両面粘着テープ43を介して反射材用支持基材4が横桟2の所定位置に取着されるが、両面粘着テープの代わりに接着剤が用いられ、または両面粘着テープか接着剤による固定に加えて固定ビス用孔が穿設されて横桟2へのビス止めが併用されたり、横桟2の外周に巻き付けられる止め具等が併用されてもよい。
【0017】
さらに反射材用支持基材4の凹溝42には反射材3が嵌合支持されるが、その場合にも凹溝42に両面粘着テープ44を介して反射材3の固定がなされたり、または接着剤によって貼り付けがなされていてもよい。
【0018】
【発明の効果】
以上詳述した如く、本発明反射体付き防護柵は、所定間隔をおいて立設された複数の支柱間に横桟が取着され、それら横桟の少なくとも車道側から見える側面に反射材が取着されてなるので、夜間において横桟の位置が自動車の運転手からはっきり視認でき、夜間の安全性が向上する。
【0019】
また本発明反射体付き防護柵は、横桟の全長にわたって反射材が取着されてなる場合は、一層横桟の位置が自動車の運転手からはっきり視認でき、特にカーブ地点において優れた視線誘導効果が得られて夜間の安全が確保される。
【0020】
さらに本発明反射体付き防護柵は、横桟の外壁に反射材用支持基材が設けられてその反射材用支持基材を介して反射材が支持されてなる場合には、あらかじめ反射材用支持基材に反射材が支持された後、その反射材用支持基材を横桟の外壁に取着することにより、横桟の外壁への反射材の取着が容易となるので、路上での作業が軽減されて好ましい。
【0021】
さらにまた本発明反射体付き防護柵は、反射材用支持基材が帯状の可撓性合成樹脂から作製され、その反射材用支持基材の横桟当接面に両面粘着テープが貼着され、或いは接着剤が塗布されるとともに、他面に反射材用の凹溝が形成され、その凹溝に反射材が嵌合支持されて反射材の取着がなされる場合には、横桟側面の外壁に反射材用支持基材を沿わせるのが容易となって、特にカーブ地点や勾配地点に設置された防護柵であっても反射材用の凹溝に沿って反射体が嵌合されて支持基材に対して反射材の取着が簡単にできるため、所定の位置や向きに正確に、しかも簡単な施工によって取着することができて好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明反射体付き防護柵の一例を示す正面図である。
【図2】本発明反射体付き防護柵の他の例を示す正面図である。
【図3】本発明反射体付き防護柵を適用した反射材用支持基材の取付形態の一例を示す、断面図である。
【符号の説明】
1 支柱
2 横桟
3 反射材
4 反射材用支持基材
41 横桟当接面
42 凹溝
43 両面粘着テープ(横桟当接面用)
44 両面粘着テープ(凹溝用)
Claims (2)
- 所定間隔をおいて立設された複数の支柱間に横桟が取着され、該横桟の少なくとも車道側から見える側面に反射材用支持基材が設けられると共に、該反射材用支持基材を介して反射材が取着され、反射材用支持基材は帯状の可撓性合成樹脂から作製され、該反射材用支持基材の横桟当接面に両面粘着テープが貼着され、或いは接着剤が塗布されるとともに、他面には反射材用の凹溝が形成され、その凹溝に反射材が取着され、前記横桟当接面は断面が横桟の外壁に沿った形状となされると共に、凹溝の両縁部から横桟当接面の両縁に向けて傾斜状に幅広となる側面を有していることを特徴とする反射材付き防護柵。
- 横桟の全長にわたって反射材が取着されてなる請求項1記載の反射材付き防護柵。
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2000043695A JP3914365B2 (ja) | 2000-02-22 | 2000-02-22 | 反射材付き防護柵 |
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Family Applications (1)
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JP2000043695A Expired - Fee Related JP3914365B2 (ja) | 2000-02-22 | 2000-02-22 | 反射材付き防護柵 |
Country Status (1)
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2000
- 2000-02-22 JP JP2000043695A patent/JP3914365B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2001234516A (ja) | 2001-08-31 |
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