JP3818418B2 - 防護柵 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、歩道と車道の境界で使用される防護柵に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、歩車道の境界で使用される防護柵は車道側にビームパイプが設けられ、ビームパイプが支柱を貫通するボルト・ナットによって支柱に固定されている。しかし、かかる防護柵はボルト頭部あるいはボルトに螺合されたナットが支柱の歩道側外壁に突出したままで、歩行者が引っ掛かって負傷したり衣服や持ち物等が引っ掛かり破損の危険性があり、また、ボルト頭部やナットの露出が車道側の場合にも、自転車の接触や接触車両の損傷を大きくする原因となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記の如き危険な防護柵を改善すべく、本出願人は防護柵の支柱の形状を変形させることにより、上記欠点の解消に成功し本発明を完成するに至った。
【0004】
【課題を解決するための手段】
すなわち本発明防護柵は、支柱の車道側にビームパイプが設けられるとともに支柱の歩道側外壁側面に凹部が形成され、凹部に穿設されたボルト孔に貫通されたボルトによりビームパイプが支柱に固定され、そのボルトの頭部またはボルトに螺合されたナットが支柱の凹部内に納まるようになされ、支柱への前記ビームパイプの固定は、支柱の凹部に穿設されたボルト孔から支柱を貫通したボルトを継手金具に穿設されたボルト孔から突出し、その突出したボルトの先端にナットが螺合され、ビームパイプ同士を接続する接続金具を介してビームパイプを支持する継手金具が支柱に固定されることにより、ビームパイプが支柱に固定されることを特徴とするものである。
【0005】
また本発明防護柵は、前記凹部が支柱の歩道側の外壁に沿った溝状となされたものである。
【0006】
なおまた本発明防護柵は、前記凹部が支柱の歩道側の外壁のビームパイプ取付け位置ごとにくびれた窪み状となされたものである。
【0008】
さらに本発明防護柵は、上記いずれかに記載の防護柵の支柱の外壁に反射体が取着されたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照しながら本発明防護柵について詳述する。
図中、1は支柱、2はビームパイプ、3はボルト、4は再帰反射体である。
【0010】
支柱1は鋼管、合成樹脂被覆鋼管やアルミニウム管等管体で製作され、直径は40〜90mm、高さ600〜1500mm程度のものが使用される。その表面は平滑であってもよいが、木肌状凹凸等の化粧仕上げがされていてもよい。
【0011】
本発明に係る支柱1の歩道側の外壁には凹部11が形成され、その凹部11は図1に表すように支柱1の歩道側の外壁側面の高さ方向に沿った溝状となされたものであってもよく、図2に表すように支柱1の歩道側外壁に形成されたビームパイプ取付け位置ごとにくびれた窪み状となされたものであってもよい。また、凹部11の深さは後述のナットが埋没する程度であればよく、かつ凹部11の幅はナットを締めつける工具類の操作可能な寸法であればよい。
【0012】
そして、かかる支柱1の凹部11の成形方法としては、図1のような支柱1の高さ方向に沿った溝状の場合、鋼製板材を用いたロールフォーミング成形や円形(や角形)支柱を絞り込んでロールにより成形するリ・ロールフォーミング成形、あるいはアルミ合金等による押出成型や引抜成型が適用される。
また、図2のような支柱1の外壁側面がくびれた窪み状の凹部11の場合には、支柱1の外壁側面をプレス成形によって変形させて凹部11が形成される。
【0013】
ビームパイプ2は支柱1と同様鋼管、合成樹脂被覆鋼管等やアルミニウム管等の管体で製作されている。また、ビームパイプ2も木肌状の凹凸等化粧仕上げがなされていてもよく、その直径はおよそ30〜70mm程度である。
【0014】
そして、上記支柱1とビームパイプ2との接続は図2(b)に表すように、支柱1の車道側側壁に継手金具21を介しボルト・ナットによって固定される。すなわち、ボルト3は支柱1の凹部11に穿設されたボルト孔12から支柱1を貫通したうえ、継手金具21に穿設されたボルト孔22から突出したボルト3の先端にナット31が螺合され、ビーム2,2を接続金具23を介して支持する継手金具22が支柱1に固定される。ここで、凹部11内に突出するボルト3のボルト頭部は凹部11の深さ内に納まるようになされていれば、ボルト3のボルト頭部に歩行者や器物が触れず好ましい。
【0015】
なお、図2においてはボルト頭部を歩道側に向けた状態での固定について説明したが、継手金具の形態によってはボルト頭部,ナットの向きはそれぞれ上記と全く逆方向に向けた状態で固定がなされていてもよい。
さらにまた、図3に示すように、ビームパイプ2はボルト3の先端が螺合されて固定されるナット部23を有する継手金具21を介して支柱1に取り付けられるようになされてもよい。
【0016】
以上の説明においては、歩車道の境界で使用される防護柵の車道側にビームパイプが設けられ、そのビームパイプが支柱を貫通するボルトにより支柱に固定されている実施形態の例によって詳述したが、例えば防護柵の最上段に歩行者用の手摺が備わった形態のもの等の場合には歩道側にビームパイプが設けられることもあり、支柱に対してビームパイプが設けられる側面取付状態の設定を、上記の車道側と歩道側との設定を逆となされたものであっても本発明はまったく同様に適用されるものである。そして、そのようなボルト頭部やナットが車道側に露出する形態の場合にも、自転車に乗った人が引っ掛かって怪我するのが避けられ、あるいは車両が防護柵に接触した場合にも車両の損傷が軽減される。
【0017】
再帰反射体4は支柱1の外壁に取着されたものであって、反射板の前面に空気層をおいてポリカーボネートやアクリルなどの樹脂製の多数の三角錐状突起等のレンズ体が配置されたプリズム式反射体41、ABS等合成樹脂やゴムからなる基体43をベースとして小粒のガラス製球体の底面に鏡面仕上げが施された多数のガラスビーズ製反射器44が半埋設状に配設されたガラスビーズ式反射体42、その他光輝性シートからなるものが使用される。通常はシートタイプのものが支柱1の外壁に沿って環状または高さ方向に貼付されるか、プリズム式反射体やガラスビーズ式反射体が鋲止め、接着等によって支柱1に設けられている。また該再帰反射体4は支柱1の上端付近に設けられてもよいし、地表からわずかばかり上方位置に設けられてもよい。
また図4に表す如く、支柱1に形成された平滑面13上や外壁縦方向に沿った凹状溝14に嵌め込まれて再帰反射体4が取着された場合には、取り付け設置の際に例えば図4に示す入射光Xに対向させる等位置決めが容易となり簡単な施工で反射体を取着でき、反射体の向きが揃って反射角度が一定となり好ましい。
【0018】
【発明の効果】
以上詳述した如く、本発明防護柵は支柱の歩道側外壁側面に形成された凹部に穿設されたボルト孔に貫通されたボルトによってビームパイプが固定され、そのボルトの頭部またはボルトに螺合されたナットが支柱の凹部内に納まるようになされているので、歩道を通行する人が支柱に触れても支柱凹部内のボルト頭部やナットには触れることがなく、負傷や衣服、持ち物等の破損が避けられる。
【0019】
また本発明防護柵は、凹部が支柱の歩道側外壁に沿った溝状となされた場合、支柱に取り付けられるビームパイプの本数や高さがまちまちで、固定用ボルト・ナットの個数や位置が変わっても全て溝状の凹部内に収まり、好都合である。
【0020】
さらに本発明防護柵は、凹部が支柱側面外壁のビームパイプ取付け位置ごとにくびれた窪み状となされた場合には、その凹部内のボルト頭部やナットは全周囲が凹部の壁面で囲まれており、人の手や衣服等が一層触れがたくなり、あるいはまた車両が接触した際の損傷を軽減できて好ましい。
【0021】
さらにまた本発明防護柵は、本発明の趣旨である異形支柱の断面形状を反射体の設置が容易な形状、例えば支柱外壁に形成された平滑面に取り付けられたり、あるいは支柱外壁の縦方向に沿った凹状溝に嵌め込まれて再帰反射体が取着された場合には、簡単な施工で反射体を所定どおりに取着でき、夜間に自動車からも歩行者からも支柱の位置が遠方から確認できて、事故防止に貢献できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明防護柵の一例の一部切欠斜視図である。
【図2】本発明防護柵の他の例の(a):一部切欠斜視図,(b):断面図である。
【図3】本発明防護柵のさらに他の例の断面図である。
【図4】本発明防護柵に使用される支柱の他実施形態例の断面図である。
【符号の説明】
1 支柱
11 凹部
12 ボルト孔
13 平滑面
14 凹状溝
2 ビームパイプ
21 継手金具
22 ボルト孔
3 ボルト
31 ナット
4 再帰反射体
41 プリズム式反射体
42 ガラスビーズ式反射体

Claims (5)

  1. 支柱の車道側にビームパイプが設けられるとともに支柱の歩道側外壁側面に凹部が形成され、凹部に穿設されたボルト孔に貫通されたボルトによりビームパイプが支柱に固定され、そのボルトの頭部またはボルトに螺合されたナットが支柱の凹部内に納まるようになされ、支柱への前記ビームパイプの固定は、支柱の凹部に穿設されたボルト孔から支柱を貫通したボルトを継手金具に穿設されたボルト孔から突出し、その突出したボルトの先端にナットが螺合され、ビームパイプ同士を接続する接続金具を介してビームパイプを支持する継手金具が支柱に固定されることにより、ビームパイプが支柱に固定されることを特徴とする防護柵。
  2. 支柱への継手金具の固定面は、支柱の円形外形に沿って当接する凹形状の曲面であることを特徴とする請求項1に記載の防護柵。
  3. 凹部が支柱の歩道側の外壁に沿った溝状となされた請求項1又は2に記載の防護柵。
  4. 凹部が支柱の歩道側の外壁のビームパイプ取付け位置ごとにくびれた窪み状となされた請求項1又は2に記載の防護柵。
  5. 支柱の外壁に反射体が取着された請求項1〜4のいずれか1項に記載の防護柵。
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