JP2523834Y2 - 交通安全反射器 - Google Patents
交通安全反射器Info
- Publication number
- JP2523834Y2 JP2523834Y2 JP1993047234U JP4723493U JP2523834Y2 JP 2523834 Y2 JP2523834 Y2 JP 2523834Y2 JP 1993047234 U JP1993047234 U JP 1993047234U JP 4723493 U JP4723493 U JP 4723493U JP 2523834 Y2 JP2523834 Y2 JP 2523834Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- reflector
- traffic safety
- protective fence
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Road Signs Or Road Markings (AREA)
- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、車道と歩道を分離し歩
行者を保護するために設置される防護柵の支柱に取付け
られ夜間走行する車等のライトで反射する交通安全反射
器に関するものである。
行者を保護するために設置される防護柵の支柱に取付け
られ夜間走行する車等のライトで反射する交通安全反射
器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の道路脇や工事現場等に設置される
交通安全用の反射器は、ポールの頭部をキャップで閉塞
し、そのポールの上方に板状の反射板を金属バンドで取
付けたものが多く使用されている。
交通安全用の反射器は、ポールの頭部をキャップで閉塞
し、そのポールの上方に板状の反射板を金属バンドで取
付けたものが多く使用されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の交通安全用の反
射器は、実開昭58−59822号公報で知られるよう
に、ポールとそのポールの頭部を閉塞するキャップと反
射板がそれぞれ別体であり取付けにも時間がかかってい
た。又、複雑な構造により製造コストがかかるという問
題点があった。又、ポールの頭部に、太陽電池を使って
発光ダイオードを発光させ、反射体で側方へ光を放射す
る自発光式標識を固定ねじで取付けたものが、実公平4
−21197号公報で知られているが、これでは高価で
あり、道路傍の防護柵に取付けるには実用的でなく、又
取付けに手間がかかるものであった。本考案が解決しよ
うとする課題は、従来のこれらの問題点を解消し、防護
柵に取付け・取外しが簡単に行え、構造が簡単で製造し
やすく、安価で実用的な交通安全反射器を提供すること
にある。
射器は、実開昭58−59822号公報で知られるよう
に、ポールとそのポールの頭部を閉塞するキャップと反
射板がそれぞれ別体であり取付けにも時間がかかってい
た。又、複雑な構造により製造コストがかかるという問
題点があった。又、ポールの頭部に、太陽電池を使って
発光ダイオードを発光させ、反射体で側方へ光を放射す
る自発光式標識を固定ねじで取付けたものが、実公平4
−21197号公報で知られているが、これでは高価で
あり、道路傍の防護柵に取付けるには実用的でなく、又
取付けに手間がかかるものであった。本考案が解決しよ
うとする課題は、従来のこれらの問題点を解消し、防護
柵に取付け・取外しが簡単に行え、構造が簡単で製造し
やすく、安価で実用的な交通安全反射器を提供すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決した本
考案の要旨は、防護柵の支柱の頭部を閉塞するキャップ
の側方に取付け窓を設け、同取付け窓を閉塞する形状を
有する反射板をリングバネによってキャップの内壁に付
勢してキャップに固定したことを特徴とする交通安全反
射器にある。
考案の要旨は、防護柵の支柱の頭部を閉塞するキャップ
の側方に取付け窓を設け、同取付け窓を閉塞する形状を
有する反射板をリングバネによってキャップの内壁に付
勢してキャップに固定したことを特徴とする交通安全反
射器にある。
【0005】
【作用】本考案では、キャップの側部に設けられた取付
窓に、その取付窓を閉塞する形状を有する反射板をキャ
ップの内側から嵌着し、更にキャップの取付窓に嵌着し
て固定し、交通安全反射器を構成する。その交通安全反
射器を防護柵の支柱の頭部に取付ける。本考案の交通安
全反射器の側部の反射板を所望位置に向けるには交通安
全反射器を防護柵の支柱から回転させるとよい。又、防
護柵から交通安全反射器の取付け・取外しが簡単に行
え、しかも簡単な構造により製造コストが少なくてす
む。本考案のキャップの内側にリングバネを密着させて
取付けることにより、キャップの取付け窓に嵌着したキ
ャップを押圧して確実に固定することができる。
窓に、その取付窓を閉塞する形状を有する反射板をキャ
ップの内側から嵌着し、更にキャップの取付窓に嵌着し
て固定し、交通安全反射器を構成する。その交通安全反
射器を防護柵の支柱の頭部に取付ける。本考案の交通安
全反射器の側部の反射板を所望位置に向けるには交通安
全反射器を防護柵の支柱から回転させるとよい。又、防
護柵から交通安全反射器の取付け・取外しが簡単に行
え、しかも簡単な構造により製造コストが少なくてす
む。本考案のキャップの内側にリングバネを密着させて
取付けることにより、キャップの取付け窓に嵌着したキ
ャップを押圧して確実に固定することができる。
【0006】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本考案の実施例の交通安全反射器を防護柵
の支柱に嵌着する状態の一部切欠斜視図、図2は本実施
例の正面図、図3は本実施例の底面図、図4は本実施例
の右側面図、図5は本実施例の平面図、図6は本実施例
の背面図、図7は図2のA−A線における断面図、図8
は図2のB−B線における断面図、図9は本実施例の使
用状態を示す斜視図である。
する。図1は本考案の実施例の交通安全反射器を防護柵
の支柱に嵌着する状態の一部切欠斜視図、図2は本実施
例の正面図、図3は本実施例の底面図、図4は本実施例
の右側面図、図5は本実施例の平面図、図6は本実施例
の背面図、図7は図2のA−A線における断面図、図8
は図2のB−B線における断面図、図9は本実施例の使
用状態を示す斜視図である。
【0007】図中、1は交通安全反射器、2は防護柵の
頭部を閉塞するキャップ、3はキャップ2の側方に開口
された取付け窓、4は取付け窓3に嵌着して取付けられ
る反射板、5は反射板4をキャップ2に固定するリング
バネ、6はキャップ2を防護柵に固定するビス、7は防
護柵、8はビス穴、9は防護柵7の支柱である。
頭部を閉塞するキャップ、3はキャップ2の側方に開口
された取付け窓、4は取付け窓3に嵌着して取付けられ
る反射板、5は反射板4をキャップ2に固定するリング
バネ、6はキャップ2を防護柵に固定するビス、7は防
護柵、8はビス穴、9は防護柵7の支柱である。
【0008】本実施例は、図1〜8に示すように、防護
柵7の支柱9の頭部を閉塞する金属製又はプラスチック
製のキャップ2を半球状に形成する。そのキャップ2の
側方に取付け窓3を矩形状に開口し、その取付け窓3を
閉塞する矩形状を有し、表面に凹凸が刻まれた反射板4
をキャップ2の内側から入れて取付け窓3に嵌着させ
る。
柵7の支柱9の頭部を閉塞する金属製又はプラスチック
製のキャップ2を半球状に形成する。そのキャップ2の
側方に取付け窓3を矩形状に開口し、その取付け窓3を
閉塞する矩形状を有し、表面に凹凸が刻まれた反射板4
をキャップ2の内側から入れて取付け窓3に嵌着させ
る。
【0009】キャップ2の取付け窓3に嵌着された反射
板4をキャップ2に確実に固定するため、円状のリング
バネ5をキャップ2の内側から入れて反射板4を背面か
ら押圧するようにキャップ2の内側に密着状態に張り巡
らして取付ける。キャップ2に取付けられた反射板4の
下方に2箇所キャップ2を防護柵7に取付けるためのビ
ス6を鋲着するビス穴8を設け、キャップ2の背面に1
箇所ビス穴8を設ける。以上のように本実施例の交通安
全反射器1を形成する。
板4をキャップ2に確実に固定するため、円状のリング
バネ5をキャップ2の内側から入れて反射板4を背面か
ら押圧するようにキャップ2の内側に密着状態に張り巡
らして取付ける。キャップ2に取付けられた反射板4の
下方に2箇所キャップ2を防護柵7に取付けるためのビ
ス6を鋲着するビス穴8を設け、キャップ2の背面に1
箇所ビス穴8を設ける。以上のように本実施例の交通安
全反射器1を形成する。
【0010】本実施例の交通安全反射器1を使用する時
は、図9に示すように、車道と歩道を分離し歩行者を保
護するために金属やプラスチック等で形成された防護柵
7の支柱9の頭部に本実施例の交通安全反射器1を嵌着
し、交通安全反射器1の反射板4を所望の位置に合わせ
るためキャップ2を防護柵7から回転させて位置を合わ
せたのちにキャップ2のビス穴8にビス6を鋲着して交
通安全反射器1を防護柵7の支柱9に取付ける。以上の
ように、複数の支柱9の頭部に交通安全反射器1を取付
けて行く。
は、図9に示すように、車道と歩道を分離し歩行者を保
護するために金属やプラスチック等で形成された防護柵
7の支柱9の頭部に本実施例の交通安全反射器1を嵌着
し、交通安全反射器1の反射板4を所望の位置に合わせ
るためキャップ2を防護柵7から回転させて位置を合わ
せたのちにキャップ2のビス穴8にビス6を鋲着して交
通安全反射器1を防護柵7の支柱9に取付ける。以上の
ように、複数の支柱9の頭部に交通安全反射器1を取付
けて行く。
【0011】本実施例の交通安全反射器が取付けられた
防護柵7の支柱9が道路又は工事現場等に設置されるこ
とにより、夜間走行する車やバイク等のライトの光が反
射板4に当たると小刻みに分散された光を反射板4が放
つ。これにより防護柵の存在と車道と歩道の境界が分か
り交通の安全性を向上させ夜間歩行中の歩行者を車やバ
イク等から保護する効果を発揮する。
防護柵7の支柱9が道路又は工事現場等に設置されるこ
とにより、夜間走行する車やバイク等のライトの光が反
射板4に当たると小刻みに分散された光を反射板4が放
つ。これにより防護柵の存在と車道と歩道の境界が分か
り交通の安全性を向上させ夜間歩行中の歩行者を車やバ
イク等から保護する効果を発揮する。
【0012】本実施例は防護柵に簡単に取付けが行える
と共に簡単に取外すこともできる。又、構造が簡単で製
造コストが少なくてすむ。又、本実施例の防護柵7の上
端からキャップ2を嵌入することにより円筒形状の支柱
9に雨水が入るのを防ぎ、防水加工の効果を果たす。そ
れにより、金属製の防護柵7の支柱9が頭部から錆びる
のを防ぐ。又、キャップ2の上方が球形を有しているこ
とにより防護柵7の支柱9に人が当たったりしても怪我
をすることがない。
と共に簡単に取外すこともできる。又、構造が簡単で製
造コストが少なくてすむ。又、本実施例の防護柵7の上
端からキャップ2を嵌入することにより円筒形状の支柱
9に雨水が入るのを防ぎ、防水加工の効果を果たす。そ
れにより、金属製の防護柵7の支柱9が頭部から錆びる
のを防ぐ。又、キャップ2の上方が球形を有しているこ
とにより防護柵7の支柱9に人が当たったりしても怪我
をすることがない。
【0013】本実施例のキャップ2の取付け窓3に反射
板4を接着剤により取付ける方法もあり、交通安全反射
器1を防護柵7の支柱9にビス6を使用せずに嵌着する
だけで固定させる方法も可能である。
板4を接着剤により取付ける方法もあり、交通安全反射
器1を防護柵7の支柱9にビス6を使用せずに嵌着する
だけで固定させる方法も可能である。
【0014】
【考案の効果】本考案は、交通安全反射器を防護柵に嵌
入して簡単に取付けるだけで交通安全反射器の反射板が
夜間走行する車・バイク等のライトの光を反射して交通
の安全性を向上させる効果を発揮し、取外しも簡単に行
うことができる。又、キャップと反射板が兼用している
ので反射板による歩行者の安全性の効果と共に支柱頭部
の安全性と防水性が向上し、その上簡単な構造により製
造コストが減少できる効果がある。
入して簡単に取付けるだけで交通安全反射器の反射板が
夜間走行する車・バイク等のライトの光を反射して交通
の安全性を向上させる効果を発揮し、取外しも簡単に行
うことができる。又、キャップと反射板が兼用している
ので反射板による歩行者の安全性の効果と共に支柱頭部
の安全性と防水性が向上し、その上簡単な構造により製
造コストが減少できる効果がある。
【図1】本考案の実施例の交通安全反射器を防護柵の支
柱に嵌着する状態の一部切欠斜視図である。
柱に嵌着する状態の一部切欠斜視図である。
【図2】本実施例の正面図である。
【図3】本実施例の底面図である。
【図4】本実施例の右側面図である。
【図5】本実施例の平面図である。
【図6】本実施例の背面図である。
【図7】図2のA−A線における断面図である。
【図8】図2のB−B線における断面図である。
【図9】本実施例の使用状態を示す斜視図である。
1 交通安全反射器 2 キャップ 3 取付け窓 4 反射板 5 リングバネ 6 ビス 7 防護柵 8 ビス穴 9 支柱
Claims (1)
- 【請求項1】 防護柵の支柱の頭部を閉塞するキャップ
の側方に取付け窓を設け、同取付け窓を閉塞する形状を
有する反射板をリングバネによってキャップの内壁に付
勢してキャップに固定したことを特徴とする交通安全反
射器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993047234U JP2523834Y2 (ja) | 1993-08-05 | 1993-08-05 | 交通安全反射器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993047234U JP2523834Y2 (ja) | 1993-08-05 | 1993-08-05 | 交通安全反射器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0712508U JPH0712508U (ja) | 1995-03-03 |
JP2523834Y2 true JP2523834Y2 (ja) | 1997-01-29 |
Family
ID=12769530
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993047234U Expired - Lifetime JP2523834Y2 (ja) | 1993-08-05 | 1993-08-05 | 交通安全反射器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2523834Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101145760B1 (ko) * | 2009-03-27 | 2012-05-16 | 코오롱글로벌 주식회사 | 비계 구조물용 보호 캡 |
JP6558981B2 (ja) * | 2015-06-30 | 2019-08-14 | 積水樹脂株式会社 | 基礎杭の設置方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5859822U (ja) * | 1981-10-16 | 1983-04-22 | 株式会社ダイケン | 地上へ出没自在とした柵柱 |
JPS623817U (ja) * | 1985-06-18 | 1987-01-10 | ||
JP2546370Y2 (ja) * | 1990-06-15 | 1997-08-27 | 株式会社鷺宮製作所 | 2相ステッピングモータの1―2相励磁式駆動回路 |
-
1993
- 1993-08-05 JP JP1993047234U patent/JP2523834Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0712508U (ja) | 1995-03-03 |
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