JP2010059697A - 防護柵 - Google Patents

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Yasushi Hashimoto
泰志 橋本
Kenji Uehara
健嗣 上原
Nobuhisa Deki
信久 出来
Mitsuhiro Kitano
充洋 北野
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Abstract

【課題】夜間、車道を走行するドライバーに対してのみでなく、歩道を通行する自転車に乗った通行人に対してもその存在が容易に視認されるようになされた防護柵を提供する。
【解決手段】複数の支柱1の間に横桟2が架設され、隣合う支柱1の対向面には、反射材3が取着されているので、車道を通行する自動車のベッドライトのみでなく、歩道を通行する自転車のライトに対しても反射材3により再帰反射されるので、自転車に乗った通行人も防護柵Pの存在を容易に視認することができる。加えて、反射材3が支柱1の全長に亘って取着されているので、反射器等の単なる点状の反射材としてではなく、長尺体として視認することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、歩車道境界に主として用いられる防護柵に関するものである。
一般に、歩車道境界に用いられる防護柵は、夜間、車道を走行するドライバーが防護柵をなるべく容易に視認できるように、自動車のヘッドライトに対して再帰反射する反射器や反射材が取付けられている。
例えば、車道と歩道との境界において所定間隔をあけて立設された複数の支柱と、前記支柱間に架設されたビームと、前記支柱の車道側に取付けられた反射板とを備え、前記反射板は、固着手段によって支柱に設けられた穴・孔内に固着されている防護柵が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
この防護柵は、交差点周りにおいて視認性を向上することができ、反射板が容易にはがれにくく、施工性が良く、景観上も優れているものである。
特開2005−179895号公報
ところで、このような防護柵は、歩道を通行する歩行者に対して、夜間の視認性を向上させるような手段は施されることは少ない。それは、歩行者であれば、夜間であっても防護柵に接近すれば防護柵を視認することは可能であり、防護柵に衝突するおそれは少ない。一方、夜間、自転車に乗った通行人は、通常は車道を通行するので、防護柵の視認が可能であるが、安全面や走行可能な道幅等により、歩道を通行する場合がある。この場合、自転車のライト程度での光量では、特に外観が暗色の防護柵を視認することは容易ではなく、又、反射器や反射材などは車道側に向けて取付けられているので、歩道側からライトが当たっても再帰反射等の効果は期待できないものであり、自転車に乗った通行人が過って防護柵に衝突するおそれがある。
本発明は、前記の如き問題点を解消し、夜間、車道を走行するドライバーに対してのみでなく、歩道を通行する自転車に乗った通行人に対してもその存在が容易に視認されるようになされた防護柵を提供せんとするものである。
上記目的を達成するために、本発明は次のような構成としている。
すなわちこの発明に係る防護柵は、地表に適宜間隔をおいて立設された複数の支柱間に横桟が架設され、前記隣合う支柱の対向面の少なくとも一方には、支柱の全長に亘って反射材が取着されていることを特徴とするものである。
本発明に係る防護柵において、隣合う支柱の対向面に反射材をそれぞれ取着するように構成してもよい。
又、本発明に係る防護柵において、反射材の取着箇所を除く外周面において、縦方向に多数の溝部が形成されるように構成してもよい。
本発明によれば、地表に適宜間隔をおいて立設された複数の支柱間に横桟が架設され、前記隣合う支柱の対向面の少なくとも一方には、反射材が取着されているので、車道を通行する自動車のベッドライトのみでなく、歩道を通行する自転車のライトに対しても反射材により再帰反射されるので、自転車に乗った通行人も防護柵の存在を容易に視認することができる。加えて、反射材が支柱の全長に亘って取着されているので、反射器等の単なる点状の反射材としてではなく、支柱のような長尺体として視認することができる。
本発明に係る防護柵において、支柱における反射材の取着箇所は、自動車の走行方向と対向する側に取付けておけばよいが、歩道を通る自転車は、自動車の走行方向とは必ずしも同じではないので、隣合う支柱の対向面に反射材をそれぞれ取着するようにすれば、自転車の走行方向によらず、防護柵を視認することができる。
又、本発明に係る防護柵において、反射材の取着箇所を除く外周面において、縦方向に多数の溝部が形成されるようにすれば、張り紙防止効果を付与することができると共に、一般的な支柱の塗装や樹脂被覆と比べて、意匠性を高めることができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照し、具体的に説明する。
すなわち、図1は本発明に係る防護柵の実施の一形態を示す説明図、図2は図1のA−A断面における主要部の拡大断面、図3は図1の主要部の拡大断面図、図4は図1のD−D断面の拡大断面図、図5は本発明における支柱の変形を示す拡大断面図である。
図面において、1は支柱、2は横桟、3は反射材であり、本発明に係る防護柵Pは、主に支柱1、横桟2、及び反射材3から構成されるものであり、適宜間隔をあけて立設された支柱1の間に横桟2が架設され、更に反射材3が支柱1に取着されたものである。
図1〜4は、本発明に係る防護柵Pの実施の一形態を示す説明図であり、図1において、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図を示すものである。横桟2は、一般には鋼管などの金属管から作成され、塗装や鍍金などの表面塗装が適宜施されたものである。
支柱1は、横桟2と同様に鋼管などの金属管から作成されてもよいが、アルミニウム合金型材等を用いてもよく、或いは楕円形状や四角形などの多角形状となされたものでもよい。又、塗装や鍍金などの表面塗装が適宜施されてもよい。
次に、支柱1と横桟2との接続構造について詳しく説明する。図2は、図1において支柱1と横桟2との接続箇所を示すA−A断面の断面図である。先ず、支柱1と上段の横桟2との接続構造について説明する。支柱1は、図1に示すように、支柱1の上端部に取付けられたキャップ4を有している。キャップ4は、図2に示すように、キャップ4の下部が支柱1内に挿入されボルト止めされると共に、キャップ4の前方に突出した断面円形状の突出部41を備え、横桟2どうしを長手方向に連結する横桟連結部21の後面に回動可能に接続されている。これにより、設置場所の地表の勾配に合わせ横桟2を傾斜させて支柱1の間に架設することが可能となる。又、キャップ4の突出部41の外径は、横桟2の外径より小さくなされているので、横桟2を傾斜させても、防護柵Pの前方からは、突出部41が見えないため、意匠性を損なうことがない。
キャップ4の突出部41と横桟連結部21とは、本実施形態では、横桟連結部21の前面から後面を経て、キャップ4の突出部41に形成された螺子孔42に螺着される接続ボルトBを介して接続されるものである。そして、横桟連結部21の前方の開口部は目かくし部材によって覆われている。尚、例えば、キャップ4の後方から突出部41を貫通された接続ボルトが、横桟連結部21の後方に形成された螺子孔に螺着されることにより、横桟連結部21と突出部41とが接続される形態でもよく、本実施形態に限られるものではない。
次に、支柱1と下段の横桟2との接続は、図1の(c)に示すように、キャップ4の代わりに中間金具5を用いて接続するものである。すなわち、中間金具5は、キャップ4の突出部41と同様に断面円形となされたものであり、一端は横桟連結部に接続され、もう一端は、支柱1の外周面に沿った曲面を有した凹み部を備えている。そして、横桟連結部21から挿入された接続ボルトBが中間金具を貫通して、支柱1の外周に設けられた螺子孔に螺着されるものである。尚、例えば、支柱1の後方から中間金具5を貫通した接続ボルトが、横桟連結部21の後方に形成された螺子孔に螺着されることにより、横桟連結部21と支柱1とが接続される形態でもよく、本実施形態に限られるものではない。
図3,4は、支柱1の詳細を示すものである。支柱1は、隣合う支柱1どうしの対向面11に全長に亘って反射材3が取着されたものである。支柱1の対向面の一部を全長に亘って切り欠いて、該切り欠き部12に反射材3を取着すると共に、反射材3の外面を円弧状とし、該円弧と支柱の外径とを同径にしたものである。尚、円弧31と支柱1の外径とは同一である必要はなく、多少の段差があっても、連続して見えるような径であればよい。
図3は図1の主要部の縦断面図を示すものであり、(a)はB−B断面、(b)はC−C断面の拡大断面図である。又、図4は、図1のD−D断面の拡大断面図である。本実施形態では、隣合う支柱1の対向面11において、前記切り欠き部12は全長に亘って平坦に形成され、この切り欠き部12には、平坦面の横寸法を弦とし、この弦と、この弦の両端から支柱の外径と同径となされた弧とにより形成される断面弓形の反射材3が取着されている。そして、この切り欠き部12は、支柱1に対して対向する2箇所に形成され、それぞれの切り欠き部12に反射材3が取着されている。
これにより、車道側を走行する自動車のヘッドライトに対して再帰反射性を示すのみでなく、歩道側を通行する自転車のライトに対しても再帰反射性を示すので、夜間、歩道側で自転車に乗った人も容易に視認することができる。そして、反射材3は支柱1の全長に亘って取付けられているので、自転車に乗った人は単なる反射物としてではなく、地表から長尺体が複数立設されていることを視認することができる。従って、進行方向に対して車道と歩道との境界部が視認され、支柱1に衝突したり、支柱1の間を横切って横桟2に衝突したりするおそれが低減される。
反射材3は、断面弓形の反射材本体32と、反射材本体32の外面に形成された反射層33とからなる。反射材本体32は、支柱1と同様に、鋼管などの金属管から作成されてもよいが、アルミニウム合金型材等を用いてもよい。反射層33は、一般には、ガラスビーズ等の再帰反射性を備えた部材が配合された塗料を塗装して形成されたものであるが、反射材本体32と前記塗料との密着性を向上させるために中間層を備えたものとしてもよく、或いは樹脂製の再帰反射性の部材を反射体本体32に貼着させたものでもよく、歩道を通行する自転車のライトによって再帰反射性を示す構成であればよい。
一般に自動車と自転車の走行方向は同じなので、反射材3は、支柱1において自動車の進行方向に対向するように形成されていれば再帰反射性能を発現しうるが、歩道においては、自転車の両方向の通行が認められている場合があり、また、自転車に乗った人は、歩道を逆走する場合もあるので、本実施形態のように、支柱1において自動車の進行方向と対向する面とその反対面との両面に形成された方がより好ましい。
反射材3は、支柱1の全長に亘って取付けられた形態が最も好ましいが、夜間、反射材3の再帰反射により支柱1が長尺体であることが視認できれば、例えば支柱1の施工方法や支柱1と横桟2との接合構造等により、支柱1の上下端部等において反射材3が他の部材に覆われ、部分的に反射層33が形成されていない箇所があってもよい。
支柱1に対する反射材3の取着方法は、本実施形態では、接着剤により取着されたものであるが、本実施形態に限られるものではない。例えば、図5はその変形をしめすものであり、支柱1と反射材3との取着面において、支柱1の切り欠き部12に全長に亘って袋溝上の嵌合溝13が形成され、反射材3の反射材本体32に嵌合溝13と嵌合する嵌合突条34が形成されたものでもよい。或いは、反射材3の外面から支柱1に向けて固定ビスを螺着させる形態でもよい。
支柱1において、反射材3の取着箇所を除く外周面において、縦方向に多数の溝部6が形成されてもよい。これにより、支柱1に対して張り紙防止効果を付与することができると共に、一般的な支柱の塗装や樹脂被覆と比べて、意匠性を高めることができる。
支柱1と横桟2との位置関係は、例えば、支柱1の間に横桟2が架設されたセンタービームタイプのものでもよいが、この場合、支柱1に対する横桟2の接続箇所と支柱1に対する反射材3の取着箇所が上下方向に重なる。このため、夜間において、歩道を通行する自転車のライトの一部が横ビーム2に遮られて反射材3に届かない場合があり、又、反射材3で再帰反射した反射光の一部が横ビーム2に遮られて自転車に乗った人に見えない場合がある。従って、本実施形態のように、支柱1の前方に横桟2が配置されたフロントビームタイプの防護柵Pの方が、前記のように自転車のライトやその反射光が横桟2によって遮られるおそれはほとんどなくなり、より好ましい。
本発明に係る防護柵の実施の一形態を示す説明図である。 図1のA−A断面における主要部の拡大断面である。 図1の主要部の拡大断面図である。 図1のD−D断面の拡大断面図である。 本発明における支柱の変形を示す拡大断面図である。
符号の説明
1 支柱
12 切り欠き部
13 嵌合溝
2 横桟
21 横桟連結部
3 反射材
31 外面
32 反射材本体
33 反射層
4 キャップ
6 溝部
P 防護柵

Claims (3)

  1. 地表に適宜間隔をおいて立設された複数の支柱間に横桟が架設され、前記隣合う支柱の対向面の少なくとも一方には、支柱の全長に亘って反射材が取着されていることを特徴とする防護柵。
  2. 前記反射材は、前記隣合う支柱の対向面にそれぞれ取着されていることを特徴とする請求項1に記載の防護柵。
  3. 前記支柱は、反射材の取着箇所を除く外周面において、縦方向に多数の溝部が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の防護柵。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114909017A (zh) * 2022-06-20 2022-08-16 蓝海绿业生态建设股份有限公司 一种软土地基施工护栏结构及施工工艺
JP7497085B2 (ja) 2023-03-27 2024-06-10 株式会社ウエスト・アップ バリケードに用いられるパイプ材

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