JP2008045514A - 内燃機関用点火装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】内燃機関用点火装置において、点火信号の一定時間以上の入力やチップの過熱などの異常事態を検知した場合にコイルの一次電流を遮断する際に、チップの熱破損などの機能不全の発生を防止し、かつ点火プラグに放電を発生させてエンジンにバックファイアなどの有害な燃焼が起きることを防止する。
【解決手段】内燃機関用電子制御装置から出力される点火信号に応じて点火コイルに流れる一次電流の通電を遮断制御して点火コイルに高電圧を発生させる絶縁ゲート形バイポーラトランジスタと、該点火コイルに流れる一次電流を制限する電流制限回路と、該点火信号の一定時間以上の入力又は異常発熱を検知すると一次電流をソフトシャットオフさせる回路とを、モノリシックシリコン基板上に集約したワンチップイグナイタであって、上記ソフトシャットオフする時間を、17〜135[ms]の範囲内に設定したことを特徴とする内燃機関用点火装置。
【選択図】図4

Description

本発明は、内燃機関用点火装置、特にモノリシックシリコン基板上に集約した内燃機関用点火装置に関する。
従来の技術として、例えば、特許文献1には、ワンチップイグナイタの大電流スイッチング機能に追加して、その保護機能として電流制限機能と、チップの発熱を検知して異常発熱時に通電を強制的に遮断するサーマルシャットオフ回路とを、絶縁ゲート形バイポーラトランジスタのモノリシックシリコン基板に集積させてなる内燃機関用点火装置が開示されている。
また、特許文献2には、パワースイッチング部と、電流制限回路や電圧制限回路等の保護回路と、異常検知手段としてタイマー回路を内蔵し、点火コイルの二次巻線に無用な高圧電圧を発生させることがないように一次電流を漸減させる内燃機関用点火装置が開示されている。
また、特許文献3には、内燃機関用点火装置における気圧と火花放電の関係が開示されている。
特開平8−335522号公報 特開2002−4991号公報 特開2001−248529号公報
特許文献1に開示された技術は、イグナイタに保護機能として電流制限回路とサーマルシャットオフ回路を設けたものである。しかし、単純なサーマルシャットオフ回路は、チップの温度が設定温度以上になると強制的にパワートランジスタのゲート信号をLOWにして点火コイルに流れる一次電流をすばやく遮断する機能であるため、この動作により点火コイル二次側に高電圧を誘起して点火プラグに放電を発生させる。そのため、かかる点火プラグの放電が、その際のエンジンの工程によっては、エンジンにバックファイア等の有害な燃焼を発生させる可能性がある。
点火プラグに火花放電を発生させる放電電圧は、エンジンの運転条件によって異なり、圧力が高く空気密度が濃い状態での放電電圧は高くなり、逆に圧力が低く空気密度の薄い状態での放電電圧は低くなる。すなわち、エンジンの圧縮工程で空気を多く取り込んだ状態では圧力が上がるため高い二次電圧が要求され、エンジンが吸気工程で空気流量が少ない状態では負圧になるため低い二次電圧で火花放電が発生する。
特許文献3に開示された気圧と火花放電の関係によれば、いかなる条件下においても点火プラグに火花放電を発生させないためには、二次電圧を1kV以下とする必要性が理解される。
また、特許文献2に開示された技術は、異常通電時間を検知した際、一次電流を漸減し二次コイルに高電圧を発生させない回路を設けているが、組み合わせコイル、一次電流遮断時の1[ms]あたりの電流変化、一次電流漸減時間などの条件によっては、十分な効果を奏することができず、1[kV]以上の二次電圧を発生させる可能性がある。加えて、一次電流の漸減時間が長すぎると、チップの熱破壊などの点火装置の機能不全という問題が発生する可能性もある。
上記の課題を解決するために、本発明の内燃機関用点火装置は、内燃機関用電子制御装置から出力される点火信号に応じて点火コイルに流れる一次電流の通電を遮断制御して点火コイルに高電圧を発生させる絶縁ゲート形バイポーラトランジスタと、該点火コイルに流れる一次電流を制限する電流制限回路と、該点火信号の一定時間以上の入力又は異常発熱を検知すると一次電流をソフトシャットオフさせる回路とを、モノリシックシリコン基板上に集約したワンチップイグナイタであって、上記ソフトシャットオフする時間を、上記異常発熱が点火装置の機能不全を発生させない時間であって、かつ、上記点火コイルの二次電圧が点火プラグに火花放電を発生させない時間に設定したことを特徴とするものである。
また、本発明の内燃機関用点火装置は、前記ソフトシャットオフする時間を、上記点火コイルに発生する二次電圧が1kV以下となるような時間としたことを特徴とするものである。
また、本発明の内燃機関用点火装置は、前記ソフトシャットオフする時間を、該点火装置のチップの温度がハンダの融点を超えないような時間とすることを特徴とするものである。
さらに、本発明の内燃機関用点火装置は、内燃機関用電子制御装置から出力される点火信号に応じて点火コイルに流れる一次電流の通電を遮断制御して点火コイルに高電圧を発生させる絶縁ゲート形バイポーラトランジスタと、該点火コイルに流れる一次電流を制限する電流制限回路と、該点火信号の一定時間以上の入力又は異常発熱を検知すると一次電流をソフトシャットオフさせる回路とを、モノリシックシリコン基板上に集約したワンチップイグナイタであって、上記ソフトシャットオフする時間を、17から135[ms]の範囲内の時間に設定したことを特徴とするものである。
本発明によれば、異常通電及び異常発熱が発生した場合に、チップの熱破損などの点火装置の機能不全を防ぐことができると共に、一次電流の強制的な遮断の際、点火プラグに火花放電が発生することを防止することにより、エンジンにバックファイア等の有害な燃焼を発生させることを防止することができる。また、点火装置の回路をパワートランジスタのモノリシックシリコン基板上に集約することにより、コンパクトで信頼性の高い1チップイグナイタを提供することができる。
次に、本発明の実施例について簡単に説明する。
図1は、本発明の一実施例である内燃機関用点火装置について、机上実験で得られた時間に対する一次電流又は二次電圧の関係を示し波形図である。ここでは、横軸の一区分が5[ms]を示し、縦軸の一区分がそれぞれ2Aの一次電流又は1kVの二次電圧を示している。図1の波形によれば、発生二次電圧が1[kV]以下で放電されていることがわかり、プラグ放電が発生することがなく有害な着火が阻止できることがわかる。このようにゲートの電圧を制御し一次電流の変化量を制御することで、点火コイルの二次側に発生する電圧を1[kV]以下に抑えることが可能となる。これを実現する手段は、コンデンサを利用して電流制限回路の基準電圧を低速度で減じることにより一次電流を通常よりも低速度で変化させるのであり、容量の大きいコンデンサを必要とせず、シリコン基板上に制御回路を容易に作り込むことである。こうして、電流遮断による二次電圧をプラグ放電電圧以下とし、かつチップが熱破壊に達しない時間内に、一次電流を完全に遮断することを可能としている。
図2は、本発明の一実施例である内燃機関用点火装置の構成図であり、その符号1は内燃機関用電子制御装置(以下「ECU」という。)、2は点火装置、3は点火コイル、4は点火プラグを示す。
ECU1の出力段は、PNPトランジスタ9,NPNトランジスタ10,抵抗11より構成され、CPU8により算出された適正な点火タイミングでトランジスタ9,10をON,OFFし、点火装置にHIGH,LOWのパルスを出力する。点火装置2は、パワートランジスタ5とハイブリッドIC13に実装された電流検出用負荷6、電流制御回路7及び入力抵抗12より構成され、ECU1の出力信号がLOW→HIGHでパワートランジスタ5は通電を開始し、HIGH→LOWで遮断することによりパワートランジスタ5のコレクタ部に電圧が発生し、点火コイルの巻き数比倍に相当する高電圧が点火コイルの二次側に誘起され、点火プラグの電極間に火花放電を発生させて混合気を燃焼させる。
図3は、本発明の一実施例である内燃機関用点火装置のECUについて、(図2に図示したものとは異なる)その他の代表的な駆動回路を示すもので、図3aはPMOSとNMOSをコンプリメンタリーにつないで構成したもの、図3bはプルアップ抵抗とNPNトランジスタで構成したもの、図3cはPNPトランジスタで電流を流し込む方式のものを示す。これらの各方式のものは、回路構成では異なるが、ECUにより求められた最適点火時期で点火プラグに火花放電を発生させるためのタイミングと点火コイルにエネルギをチャージするためにイグナイタを駆動させるために必要な電流及び電圧を出力する回路である点で共通する。
図4は、本発明の一実施例である点火装置のブロック図を示す。図4中の符号14は点火コイル、15は点火装置、16,17は共に絶縁ゲート形バイポーラトランジスタ(以下「IGBT」という。)で、17は点火コイルの一次コイルに流れる一次電流を通電・遮断する主回路を構成するメインIGBT、16はメインIGBTの電流を検出するためのシャント回路を構成するセンスIGBTであり、そのエミッタには電流検出抵抗18と電流制限回路19が接続される。
ECU32に接続される点火装置15の制御回路は、保護回路27を備えた入力段、点火制御信号の電圧を電源とするタイマー回路23、OR論理ゲート24、過熱検知回路25、クリア回路26、ラッチ回路28、抵抗29,30により構成される。電流制限回路19は、例えばその内部にある差動増幅回路によって電流検出抵抗18に発生する電圧と、定電流回路20からの電流により抵抗21に発生する電流制限回路動作の開始電圧Vrefとを比較する回路であり、電流検出抵抗18の電圧がVref電圧以上になると電流制限回路が動作しIGBT16のゲート電圧を降下させて不飽和状態とすることで電流制限をかける回路である。
入力段及び保護回路27は、回路に一定の電流を流し込むことで入力端子の接触電流を確保し、更にダイオードと抵抗からなるネットワークを構成することで自動車用として想定される各種サージにも耐え得るように工夫されている。
過熱検知回路25は、IGBTの異常発熱を検知するとLOW→HIGHをOR論理ゲート24に出力する。タイマー回路23は、点火信号がHIGHの間中に通電時間をカウントしており、連続通電のように長い通電が生じた時はLOW→HIGHをOR論理ゲート24に出力する。ラッチ回路28は過熱検知回路25又はタイマー回路23からの異常を知らせるHIGH信号を受け取るとラッチ動作を起動し、ソフトシャットオフ回路を起動させ一次電流の遮断が開始される。
図5は、本発明の一実施例である内燃機関用点火装置における回路の動作を説明するタイミングチャートである。
図5の(1)部に示すように、ECU32から出力される点火信号によってゲート電圧AがメインIGBT17に印加されると一次電流Eが流れる。このゲート電圧Aが遮断されると一次電流が遮断されて、磁束の急激な変化により点火コイルの二次側に二次電圧Fが誘起される。タイマー回路23は、点火制御信号がHIGH状態の場合は常に通電時間を検知している。また、クリア回路26は点火信号に同期しラッチ回路28にクリア信号Bを出力する。
図5の(2)部に示すように、通常より長い点火信号が入力された時、点火信号がHIGHになりゲート電圧AがONし、一次電流Eが流れ、一次電流が設定値になると電流制限回路19が動作してゲート電圧Aを降下させてメインIGBT17を不飽和にして一次電流Eを設定値で保持する。
図5の(3)部に示すように、点火信号がHIGHのままで一次電流Eが電流制限値に達した状態で通電され続けるとIGBTチップは発熱が大きくなり、過熱検知回路25が動作する温度を超えると過熱検知回路25からHIGHの信号がORゲート24に出力される。また、通電時間が異常となる場合は、タイマー回路23がHIGHの信号を出力する。ORゲート24は、タイマー回路23及び過熱検知回路25のどちらか一方からHIGH信号が入力されると、ラッチ回路28にHIGHの信号を出力する。ラッチ回路28は、その信号を基にHIGHの信号を出力し、一度HIGHの信号を出力すると、全ての状態が正常となりクリア信号が入力されるまでHIGHを出力し続ける。
ラッチ回路の出力は、ソフトシャットオフ回路22を起動させ、ゲート電圧Aを低速度で減じるため、発生する二次電圧が1[kV]以下となる遮断が行われる。そして、図5の(4)部に示すように、一次電流遮断後に再び通常の点火信号が入力されると、クリア信号がラッチ回路に入力され通常動作が再開される。
一次電流の遮断の際には、安全かつ確実な電流遮断を実現するために遮断時間の規定が必要となる。この時間が長すぎる場合、一次電流がチップに流れ続ける状態となるためチップの破損につながり、短すぎる場合には二次電圧が発生し有害な着火を引き起こす原因となる。ソフトシャットオフ時間の最小値は、1[ms]あたりの電流変化と最小の保証動作電圧の電流制限値で決まる。最小の保証動作電圧はバッテリー電圧Vb=6V、点火信号であるゲート‐エミッタ間電圧Vge=3.5Vである。
図6は、上記の条件で机上実験をして得られた時間に対する一次電流又は二次電圧の関係を示した波形図である。図6が示す実験結果によれば、電流制限値は約5.2[A]であり、電流遮断時の波形は直線的であるため、直線と近似して算出することができる。具体的には、「1ms当たりの電流変化[A/ms]=電流制限値[A]/遮断にかかった時間[ms]」で算出する。遮断にかかった時間とは、一次電流の電流値が下がり始めた時から電流が0[A]になるまでの時間である。
以上のような算出方法から算出した結果、1[ms]あたりの電流変化は約0.32 [A/ms]となる。またこの時の電流変化では二次電圧は1kV以下となっている。安全を見込んで1[ms]あたりの電流変化を0.3[A]と考えると、最小のソフトシャットオフ時間は5.2/0.3≒17.0[ms]となる。最大値は、モノリシックシリコン基板をベースに接続しているアンチモンハンダの融点(240[℃])に達する時間以下にする必要がある。
図7は、シミュレーションから得られたソフトシャットオフ時間[ms]と素子(チップ)温度[℃]の関係を示す。ハンダの融点を超えない素子(チップ)の温度の最大温度を240[℃]とすると、このグラフからソフトシャットオフ時間が135[ms]以下とすれば、素子(チップ)温度が240[℃]以下となり、ハンダの融点を超えないことがわかる。
以上の結果から、ソフトシャットオフ時間は、17.0[ms]以上であって、135[ms]以下の範囲内の時間とすれば、点火装置の一次電流の安全な遮断を実現することができる。
本発明の一実施例である内燃機関用点火装置の机上実験で得られた波形を示す。 本発明の一実施例である内燃機関用点火装置の構成を示す。 本発明の一実施例である内燃機関用点火装置のECUについて、その他の代表的な駆動回路を示す。 本発明の一実施例である内燃機関用点火装置のブロック図を示す。 本発明の一実施例である内燃機関用点火装置における回路の動作を説明するタイミングチャートである。 本発明の一実施例である内燃機関用点火装置図を用いて、電流制限値を求めるための机上実験をして得られた時間に対する一次電流又は二次電圧の関係を示した波形図である。 ソフトシャットオフ時間とチップの温度の関係を示すシミュレーション結果である。
符号の説明
1・・ECU、2・・点火装置、3・・点火コイル、4・・点火プラグ、5・・パワートランジスタ、6・・電流検出用負荷、7・・電流制御回路、8・・CPU、9・・PNPトランジスタ、10・・NPNトランジスタ、11・・抵抗、12・・入力抵抗、13・・ハイブリットIC、14・・点火コイル、15・・点火装置、16・・センスIGBT、17・・メインIGBT、18・・電流検出抵抗、19・・電流制限回路、20・・定電流回路、21・・抵抗、22・・ソフトシャットオフ回路、23・・タイマー回路、24・・OR論理ゲート、25・・過熱検知回路、26・・クリア回路、27・・保護回路、28・・ラッチ回路、29、30・・抵抗、31、ツェナーダイオード、32・・ECU

Claims (4)

  1. 内燃機関用電子制御装置から出力される点火信号に応じて点火コイルに流れる一次電流の通電を遮断制御して点火コイルに高電圧を発生させる絶縁ゲート形バイポーラトランジスタと、
    該点火コイルに流れる一次電流を制限する電流制限回路と、
    該点火信号の一定時間以上の入力又は異常発熱を検知すると一次電流をソフトシャットオフさせる回路とを、モノリシックシリコン基板上に集約したワンチップイグナイタであって、
    上記ソフトシャットオフする時間を、上記異常発熱が点火装置の機能不全を発生させない時間であって、かつ、上記点火コイルの二次電圧が点火プラグに火花放電を発生させない時間に設定したことを特徴とする内燃機関用点火装置。
  2. 請求項1に記載された点火装置において、前記ソフトシャットオフする時間を、上記点火コイルに発生する二次電圧が1kV以下となるような時間としたことを特徴とする内燃機関用点火装置。
  3. 請求項1に記載された点火装置において、前記ソフトシャットオフする時間を、該点火装置のチップの温度がハンダの融点を超えないような時間とすることを特徴とする内燃機関用点火装置。
  4. 内燃機関用電子制御装置から出力される点火信号に応じて点火コイルに流れる一次電流の通電を遮断制御して点火コイルに高電圧を発生させる絶縁ゲート形バイポーラトランジスタと、
    該点火コイルに流れる一次電流を制限する電流制限回路と、
    該点火信号の一定時間以上の入力又は異常発熱を検知すると一次電流をソフトシャットオフさせる回路とを、モノリシックシリコン基板上に集約したワンチップイグナイタであって、
    上記ソフトシャットオフする時間を、17〜135[ms]の範囲内に設定したことを特徴とする内燃機関用点火装置。
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