JP2008034592A - 光起電力素子及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】低融点のはんだを用いることができ、機械的ストレスや水分の侵入などによる信頼性や出力の低下を抑制することができる光起電力素子を得る。
【解決手段】光電変換層と、光電変換層の少なくとも一方の表面上に設けられる集電極とを備える光起電力素子であって、集電極の表面上を被覆する集電極被覆層が設けられており、外部の電極と電気的に接続するためのタブ電極が集電極被覆層を介して集電極の上面の上に設けられており、タブ電極と集電極との間の集電極の被覆層の部分がはんだ層から構成されており、集電極の側面を覆う集電極被覆層の部分が熱硬化性樹脂層から構成されていることを特徴としている。
【選択図】図2

Description

本発明は、光起電力素子及びその製造方法に関するものである。
光起電力素子においては、光電変換層より発生した電流を取り出すため、表面にITO(インジウム錫酸化物)などの透光性導電膜を形成し、その上に電流を外部に取り出すための集電極が形成されるものが知られている。集電極としては、素子の表面の一端から他端に延びるように形成され、かつ所定間隔を空けて多数形成されるフィンガー電極と呼ばれる電極と、フィンガー電極と一体的に形成され、フィンガー電極で集めた電流をさらに集めるためのバスバー電極とが一般に形成されている。
集電極で集められた電流を、外部に取り出すため、一般にタブ電極が集電極に取り付けられる。例えば、光起電力素子を複数並べて太陽電池(光起電力)モジュールを作製する場合、通常隣接する光起電力素子の間において、一方の素子の集電極と他方の素子の裏面電極とを銅箔などの金属箔からなるタブ電極ではんだ付けして、複数の光起電力素子を直列に接続させている。
特許文献1においては、集電極にタブ電極が取り付けられた光起電力素子の構造が開示されている。また、特許文献1に開示された光起電力素子においては、その受光面に表面保護用のコーティング膜を設けることが開示されている。
しかしながら、タブ電極を集電極に取り付けるためのはんだとして、融点の高いはんだを用いると、光起電力素子を高い温度に加熱する必要があるため、光起電力素子に機械的ストレスが生じ、大きな反りが生じたり、素子が割れたりするという問題があった。また、このような反りや割れの発生を防止するため、融点の低いはんだを用いると、一般的にはタブ電極と集電極の取り付け強度が弱くなり、信頼性や出力が低下するという問題があった。また、使用するはんだの融点に関わらず、タブ電極と集電極との間に水分が侵入するおそれがあり、この侵入があった場合、タブ電極と集電極との間の取り付け強度が低下し、信頼性が低下するおそれがあった。
特許文献2においては、本発明において熱硬化型導電性はんだペーストとして用いることができるはんだペーストの一例が開示されている。
特開2004−228333号公報 特開平8−174264号公報
本発明は、低融点のはんだを用いることができ、機械的ストレスや水分の侵入などによる信頼性や出力の低下を抑制することができる光起電力素子及びその製造方法を提供することにある。
本発明の光起電力素子は、光電変換層と、光電変換層の少なくとも一方の表面上に設けられる集電極とを備える光起電力素子であって、集電極の表面上を被覆する集電極被覆層が設けられており、外部の電極と電気的に接続するためのタブ電極が集電極被覆層を介して集電極の上面の上に設けられており、タブ電極と集電極との間の集電極被覆層の部分がはんだ層から構成されており、集電極の側面を覆う集電極被覆層の部分が熱硬化性樹脂層から構成されていることを特徴としている。
本発明においては、集電極の表面を被覆する集電極被覆層において、タブ電極と集電極との間の部分がはんだ層から構成されており、集電極の側面を覆う部分が熱硬化性樹脂層から構成されている。このため、はんだ層が、熱硬化性樹脂層と一体的に形成されており、タブ電極と集電極の接着強度を、熱硬化性樹脂層で補強することができる。このため、低融点のはんだを用いても、接着強度を低下させることなく集電極とタブ電極とを取り付けることができる。このため、機械的ストレスなどによる光起電力素子の出力低下を抑制することができる。
本発明においては、光電変換層の少なくとも一方の表面上に集電極が設けられているが、好ましくは光電変換層の両方の表面上に集電極が設けられる。
また、集電極とその下地層との間の界面の端部を熱硬化性樹脂層で被覆することができるので、水分の侵入などを防止することができ、水分の侵入などによる光起電力素子の出力特性の低下を抑制することができる。
光起電力素子において、光電変換層の受光面側には、透光性導電膜が設けられる構成もある。従って、本発明においても、光電変換層の上に透光性導電膜が設けられていてもよい。この場合、透光性導電膜の上に集電極が設けられる。
光電変換層または透光性導電膜の上には、コーティング膜が設けられていてもよい。このようなコーティング膜が設けられる場合、熱硬化性樹脂層は、集電極とコーティング膜の端部との間に配置されていることが好ましい。従って、コーティング膜の端部は、集電極の側面部から、0.5〜3mm程度(さらに好ましくは1〜2mm程度)の距離離れて位置していることが好ましい。なお、コーティング膜の一部は集電極に接していてもよい。このようなコーティング膜は、光起電力素子の表面を保護するための保護膜としての機能も果たす。コーティング膜としては、樹脂から形成される樹脂コーティング膜が挙げられる。
本発明において、タブ電極は、集電極の側面の外側に位置する熱硬化性樹脂層を覆う幅を有することが好ましい。タブ電極が熱硬化性樹脂層を覆うことにより、熱硬化性樹脂層が紫外線などで劣化し着色するのを防止することができる。なお、光電変換層の両方の表面の内、少なくとも主な受光側となる受光面側において、タブの電極が熱硬化性樹脂層を覆うように形成されていることが好ましい。この場合、コーティング膜を設ける構成が好ましい。
本発明において、集電極はバスバー電極であってもよい。すなわち、集電極として、フィンガー電極及びバスバー電極が形成される場合、バスバー電極の上に集電極被覆層が設けられてもよい。
本発明においては、上述のように、低融点のはんだを用いることができる。従って、本発明におけるはんだ層は、例えばSnBi合金などの低融点のはんだ層から形成することができる。
本発明の製造方法は、上記本発明の光起電力素子を製造することができる方法であり、 集電極の上に熱硬化型導電性はんだペースト塗布し、はんだペースト層を形成する工程と、はんだペースト層の上にタブ電極を配置する工程と、タブ電極をはんだペースト層の上に配置した状態で、はんだペースト層を加熱することにより、はんだペースト層に含有されたはんだ成分を融解しタブ電極と集電極の間に凝集させてはんだ層を形成するとともに、はんだペースト層に含有された熱硬化性樹脂を集電極の側面上の領域に凝集させて熱硬化性樹脂層を形成し、はんだ層と熱硬化性樹脂層から構成される集電極被覆層を集電極の表面上に形成する工程とを備えることを特徴としている。
本発明の製造方法においては、集電極の上に熱硬化型導電性はんだペーストを塗布し、はんだペースト層を形成する。熱硬化型導電性はんだペーストとしては、はんだ成分、熱硬化性樹脂、フラックス、硬化剤、溶剤等を含有するものが挙げられる。例えば、特許文献2に開示された、粉末状はんだ、酸化物被膜を除去する働きを持つ熱硬化性樹脂(すなわちフラックス特性も併せ持つ熱硬化性樹脂)、硬化剤、溶剤等を含有するはんだペーストが挙げられる。はんだ成分としては、上述のように、融点が220℃以下、より好ましくは200℃以下のSnBi合金などのはんだが好ましく用いられる。その他のはんだ成分としては、SnAgCu、SnAgCuB、SnAgCuIn、SnAgCuSb、SnAgCuBiIn、SnAgBiIn、SnZnBi、SnBiAgなどが挙げられ、特に限定されることなく適宜使用できる。熱硬化性樹脂としては、エポキシ樹脂などが挙げられ、カルボン酸付加エポキシ樹脂などのカルボン酸付加熱硬化性樹脂が好ましく用いられる。
本発明においては、上述のようにして集電極の上にはんだペースト層を形成した後、はんだペースト層の上にタブ電極を配置する。タブ電極を配置した状態で、はんだペースト層を加熱することにより、はんだペースト層に含有されたはんだ成分を融解し、タブ電極と集電極の間にはんだ成分を凝集させてはんだ層を形成する。また、これと同時に、はんだペースト層に含有された熱硬化性樹脂からなる熱硬化性樹脂層を集電極の側面上の領域に形成する。従って、集電極の上面上の領域にははんだ層が形成され、集電極の側面上の領域には熱硬化性樹脂層が形成される。本発明における集電極被覆層は、このようにして形成されるはんだ層と熱硬化性樹脂層から構成される。
本発明の製造方法に従えば、熱硬化型導電性はんだペーストを用いて集電極の上にはんだペースト層を形成することにより、集電極の上面上に形成されるはんだ層と、集電極の側面上の領域に形成される熱硬化性樹脂層とが一体的に形成された集電極被覆層を設けることができる。はんだ層は、上述のように熱硬化性樹脂層と一体的に形成されているので、強固に集電極上に設けられている。このため、はんだ成分として、低融点のはんだ成分を用いても、熱硬化性樹脂層により集電極に強固に接続されるはんだ層を形成することができる。
また、本発明においては、光電変換層の上に透光性導電膜を形成し、透光性導電膜の上に集電極を形成してもよい。透光性導電膜としては、ITO(インジウム錫酸化物)やIZO(インジウム亜鉛酸化物)などの透光性の金属酸化物の薄膜を形成することができる。
また、本発明においては、透光性導電膜の上にコーティング膜を形成する工程をさらに備えていてもよい。このようなコーティング膜は、はんだペースト層を加熱して熱硬化性樹脂層を形成する際、熱硬化性樹脂の濡れ広がりを防止することができる。従って、コーティング膜を設けることにより、熱硬化性樹脂層が集電極とコーティング膜の端部との間に制限的に配置される。これは、はんだペースト層中の熱硬化性樹脂が、透光性導電膜に対し親和性を有し、コーティング膜に対し親和性を有していないためであると考えられる。従って、コーティング膜は、はんだペースト層中の熱硬化性樹脂をはじく性質を有するものであることが好ましい。このよう性質を有することにより、はんだペースト層中の熱硬化性樹脂からなる熱硬化性樹脂層を選択的に所定の部分に形成することができるので、接着剤として熱硬化性樹脂を効率的に利用することができる。
本発明において形成されるコーティング膜としては、アクリル系樹脂を樹脂成分として含有する樹脂コーティング膜が挙げられ、添加剤として、酸化ケイ素、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、酸化チタン及び酸化亜鉛から選ばれる少なくとも1種を含有するものが好ましく用いられる。
本発明は、隣接する光起電力素子において、一方の素子の集電極と他方の素子の裏面電極とをタブ電極で接続し、複数の光起電力素子を直列に接続させた太陽電池モジュールの作製に応用することができる。
本発明によれば、低融点のはんだを用いることができ、機械的ストレスや水分の侵入などによる出力の低下を抑制することができる光起電力素子とすることができる。
図1は、本発明の一実施形態の光起電力素子を示す平面図であり、図2は、図1の30−30線に沿う断面図である。
本発明の一実施形態の光起電力素子11においては、図2に示すように、約140μm〜約300μmの厚みを有するn型単結晶シリコン基板1の上面(受光面)の上に、約5nm〜約20nmの厚みを有する実質的に真性のi型非晶質シリコン層2が形成され、さらに、i型非晶質シリコン層2の上に、約5nm〜約20nmの厚みを有するp型非晶質シリコン層3が形成されている。p型非晶質シリコン層3の上には、約30nm〜約150nmの厚みを有するITOからなる透光性導電膜4が形成されている。
透光性導電膜4の上の所定領域には、銀(Ag)ペーストを熱硬化させてなる集電極5が形成されている。この集電極5は、図1に示すように、X方向に所定の間隔を隔てて形成された複数のフィンガー電極5aと、X方向に延びるように形成されたバスバー電極5bから構成されている。フィンガー電極5aは、Y方向に互いに平行に延びるように形成されている。フィンガー電極5aにより収集された電流をバスバー電極5bがさらに収集する。
フィンガー電極5a及びバスバー電極5bは、約10μm〜約100μmの厚みを有している。また、バスバー電極5bは、約1nm〜約3nm(例えば2nm)の幅を有している。なお、集電極5が形成されている面側(図2のA側)が、光起電力素子11の光入射面側となる。
また、図2に示すように、n型単結晶シリコン基板1の下面上には、約5nm〜約20nmの厚みを有する実質的に真性のi型非晶質シリコン層6と、約5nm〜約20nmの厚みを有するn型非晶質シリコン層7が順次形成されている。n型非晶質シリコン層7の上には、約30nm〜約150nmの厚みを有するITO膜からなる透光性導電膜8が形成されている。透光性導電膜8の上には、表面側の集電極5と同様に裏面側の集電極9が形成されている。裏面側集電極9も、表面側集電極5と同様に、フィンガー電極とバスバー電極から構成されている。
n型単結晶シリコン基板1の上面及び下面には、テクスチャ構造(凹凸形状)が形成されており、上面上及び下面上にそれぞれ形成されているi型非晶質シリコン層2及び6、p型非晶質シリコン層3、n型非晶質シリコン層7、並びに透光性導電膜4及び8の表面にも同様の凹凸形状が引き継いで形成されている。
本実施例において、光電変換層は、n型単結晶シリコン基板1、i型非晶質シリコン層2及び6、p型非晶質シリコン層3、並びにn型非晶質シリコン層7から構成されている。
i型非晶質シリコン層2及び6、p型非晶質シリコン層3、並びにn型非晶質シリコン層7は、RFプラズマCVD法により形成されている。
透光性導電膜4及び8は、マグネトロンスパッタ法により形成されている。
集電極5及び9は、Agペーストを用いて、スクリーン印刷法により形成されている。
図2に示すように、光入射面側の透光性導電膜4の上には、樹脂コーティング膜10が形成されている。樹脂コーティング膜10は、酸化ケイ素を添加剤として含有したアクリル樹脂から形成されている。
図3は、樹脂コーティング膜10を形成した後の状態を示す平面図である。図2及び図3に示すように、樹脂コーティング膜10は、バスバー電極5bの両側の側面と接することなく、バスバー電極5bの側面から距離L(約1nm〜約2nm)隔てて形成されている。このため、バスバー電極5bの側面の外側の透光性導電膜4の表面には、樹脂コーティング膜10が形成されていない領域24が存在する。従って、領域24の幅は距離Lである。図3に示すように、樹脂コーティング膜10は、フィンガー電極部5a上の領域を覆うように形成されている。
樹脂コーティング膜10は、後述する熱硬化型導電性はんだペーストを塗布して形成したはんだペースト層を熱硬化させる際に形成される熱硬化性樹脂層23aが濡れ広がるのを防止する機能を有する。また、透光性導電膜4の表面が傷付くのを防止する機能、並びに透光性導電膜4の表面が水分等と接触するのを遮断する機能を有している。
樹脂コーティング膜10は、酸化ケイ素を添加剤として含有したアクリル樹脂を、オフセットロータリー印刷法やマスクを用いたスプレー法などにより塗布した後、約150℃で150秒間加熱することにより硬化させて形成している。
図2に示すように、バスバー電極5bの表面上には、集電極被覆層23が形成されている。集電極被覆層23は、バスバー電極5bの上面上に形成されたはんだ層23bと、バスバー電極5bの側面上の領域に形成された熱硬化性樹脂層23aとから構成されている。バスバー電極5bの上面上には、集電極被覆層23を介してタブ電極12の端部が設けられている。タブ電極12の端部は、はんだ層23bを介してバスバー電極5bと電気的に接続されている。タブ電極12の他方端部は図4に示すように、隣接する光起電力素子11の裏面側電極に接続されており、これによって複数の光起電力素子11が直列に接続されている。
タブ電極12は、バスバー電極5bの側面から外側に距離Lはみ出す幅を有している。この距離Lは、熱硬化性樹脂層23aを覆うことができるように、距離Lと同等もしくはそれ以上の長さであることが好ましい。また、図6に示すように、熱硬化性樹脂層23aが、領域24の幅である距離Lよりも広がって形成され、距離Lの幅で形成される場合には、タブ電極12のはみ出し部分の幅である距離Lは、距離Lと同程度か、あるいはそれ以上であることが好ましい。このようにタブ電極12の端部が、熱硬化性樹脂層23aを覆う幅を有することにより、熱硬化性樹脂層23aが紫外線などで劣化し着色するのを防止することができる。製造工程上の精度等を考慮すると、距離Lは距離Lより大きく設定することが好ましい。
図6に示すように、熱硬化性樹脂層が樹脂コーティング膜10の端部に重なるように形成されるのは、熱硬化性樹脂の量が多い場合などが考えられるが、製造上の量のばらつき範囲では、この樹脂をはじく性質のコーティング膜を設けることにより、はみ出しは僅かな範囲に抑制することが可能であり、はみ出しをコーティング膜の端部で留めることが可能となる。
なお、図6に示すような場合も、本発明における「熱硬化性樹脂が集電極とコーティング膜の端部との間に配置されている」の状態に含まれる。
光起電力素子11の裏面側においては、図2に示すように、裏面側のバスバー電極9bに、はんだ層25bを介してタブ電極12の他方端部が接続されている。裏面側においても、バスバー電極9b上の領域のはんだ層25bと、バスバー電極9bの側面上の領域の熱硬化性樹脂層25aとから構成される集電極被覆層25が形成されている。
表面側の熱硬化性樹脂層23aは、図2に示すように、樹脂コーティング膜10によりその濡れ広がりが防止され、バスバー電極5bと樹脂コーティング膜10の端部との間に制限的に設けられている。これに対して、裏面側においては、樹脂コーティング膜10が設けられていないため、裏面側の熱硬化性樹脂層25aは、裾の広がった状態で形成されている。
バスバー電極9bは、はんだ層25bを介してタブ電極12の他方端部に電気的に接続されている。
はんだ層23b及び25bは、その側面部において、熱硬化性樹脂層23a及び25aと一体的に形成されている。このため、高い接着強度でバスバー電極5b及び9bにそれぞれ接着されている。従って、はんだ層23b及び25bに、Sn−Biはんだなどの低融点のはんだ成分を用いて形成することができる。
また、熱硬化性樹脂層23aにより、タブ電極12とバスバー電極5bとの接着強度を高めることができる。
また、熱硬化性樹脂層23aは、バスバー電極5bの側面部全体を覆っているので、透光性導電膜4とバスバー電極5bとの界面への水分の侵入を防止することができる。同様に、熱硬化性樹脂層25aは、バスバー電極9bの側面部全体を覆っているので、透光性導電膜8とバスバー電極9bとの界面への水分の侵入を防止することができる。従って、光起電力モジュールとして屋外に設置された場合に、温度の上昇・下降による機械的ストレスや水分の侵入などによってモジュールの信頼性及び出力が低下するのを抑制することができる。
はんだ層23b及び熱硬化性樹脂層23aから構成される集電極被覆層23、並びにはんだ層25bと熱硬化性樹脂層25aから構成される集電極被覆層25は、以下のようにして形成することができる。
すなわち、バスバー電極5b及び9bの上に、熱硬化型導電性はんだペースト(タムラ化研株式会社製、商品名「TCAP−5401−11」)を、ディスペンサー法、スクリーン印刷法、オフセット印刷法などにより塗布する。熱硬化性導電性はんだペーストには、Sn−Biはんだ粒子、熱硬化性樹脂(エポキシ樹脂)、硬化剤、フラックスなどが含有されている。はんだ粒子は78重量%程度、エポキシ樹脂は18重量%程度含有されている。
熱硬化型導電性はんだペーストを上述のようにバスバー電極5b及び9b上に塗布することにより、はんだペースト層を形成する。次に、はんだペースト層の上に、銅箔からなるタブ電極を配置する。この状態で、160℃360秒間加熱する。はんだペースト層中のSn−Biはんだの融点は139℃であるため、この加熱によりSn−Biはんだが融解する。融解したはんだ成分は、銅箔であるタブ電極12と、Agペーストで形成されたバスバー電極部5b及び9bの間の領域に凝集し、はんだ層23b及び25bを形成する。同時に、はんだペースト層10に含有された熱硬化性樹脂は、バスバー電極5b及び9bの側面上の領域にブリードアウトし、熱硬化性樹脂層23a及び25aを形成する。はんだ層23b及び25bにおいては、はんだペースト層中に含有されたフラックスの作用により、Sn−Biはんだと、バスバー電極5b及び9bとの間、並びにSn−Biはんだと、銅箔であるタブ電極12との間で合金化が生じ、電気的な接続が形成される。
以上のようにして、隣接する光起電力素子11を、タブ電極12により、図4に示すように直列に接続することができる。
なお、上記工程において、はんだペースト層の加熱は、後の封止工程までの搬送等に耐えられる強度となるように仮硬化するものであってもよい。仮硬化後、封止工程(ラミネートキュア)で本硬化させることができる。例えば、はんだペースト層を、160℃〜200℃で数秒〜30秒程度加熱して仮硬化させておき、その後の封止工程(ラミネートキュア)において140℃〜160℃で15分〜40分程度加熱し、硬化させてもよい。このような場合、封止工程(ラミネートキュア)における加熱で本硬化を行なうことができるので、仮硬化の時間を短くすることができ、工程全体の時間を短縮することができる。
図5は、複数の光起電力素子11をタブ電極12により直列に接続した光起電力モジュールの構造を示す断面図である。図5に示すように、光起電力モジュールは、複数の光起電力素子11をタブ電極12を介して接続している。このようにしてタブ電極12により接続された光起電力素子11は、EVA(エチレンビニルアセテード)樹脂からなる充填材13により封止されている。また、充填材13の上面上(光入射面側)には、表面保護用の透明ガラスからなる表面保護材14が配置されている。また、複数の光起電力素子11を封止した充填材13の下面側には、PET(ポリエチレンテレフタレート)フィルム15、アルミニウム箔16及びPETフィルム17がこの順に配置されている。
本発明に従う実施例においては、上述のように、はんだ層と一体化して形成された熱硬化性樹脂層により集電極であるバスバー電極が被覆されているので、光起電力モジュールとして屋外に設置された際、温度の上昇や下降による機械的ストレスが生じても、集電極近傍の構造が破壊されるのを防止することができ、モジュールの信頼性及び出力の低下を抑制することができる。また、集電極近傍への水分の侵入などを防止することができるので、これによるモジュールの出力の低下を抑制することができる。
上記実施例においては、光起電力素子の基板としてn型単結晶シリコン基板を用いているが、p型単結晶シリコン基板を用い、表面側にi型非晶質シリコン層及びn型非晶質シリコン層を形成し、裏面側にi型非晶質シリコン層及びp型非晶質シリコン層を形成してもよい。また、n型もしくはp型の結晶系半導体基板の表面に、p型もしくはn型のドーパントをドープすることによりpn接合を形成し光電変換層としてもよい。また、本発明は、その他の光起電力素子にも適用することができる。
本発明の一実施形態の光起電力素子を示す平面図。 図1に示す30−30線に沿う断面図。 樹脂コーティング層を形成した後の光起電力素子の状態を示す平面図。 複数の光起電力素子をタブ電極で接続した状態を示す模式図。 本発明の一実施形態の光起電力素子を含む光起電力モジュールの構造を示す断面図。 熱硬化性樹脂層と樹脂コーティング膜の界面近傍を拡大して示す模式的断面図。
符号の説明
1…n型単結晶シリコン基板
2…i型非晶質シリコン層
3…p型非晶質シリコン層
4…透光性導電膜
5…集電極
5a…フィンガー電極
5b…バスバー電極
6…i型非晶質シリコン層
7…n型非晶質シリコン層
8…透光性導電膜
9…集電極
9b…バスバー電極
10…樹脂コーティング膜
11…光起電力素子
12…タブ電極
13…充填材
14…表面保護材
15…PETフィルム
16…アルミニウム箔
23…集電極被覆層
23a…熱硬化性樹脂層
23b…はんだ層
25…集電極被覆層
25a…熱硬化性樹脂層
25b…はんだ層

Claims (11)

  1. 光電変換層と、前記光電変換層の少なくとも一方の表面上に設けられる集電極とを備える光起電力素子であって、
    前記一方の表面上に設けられた集電極の表面上を被覆する集電極被覆層が設けられており、外部の電極と電気的に接続するためのタブ電極が前記集電極被覆層を介して前記集電極の上面の上に設けられており、前記タブ電極と前記集電極との間の前記集電極被覆層の部分がはんだ層から構成されており、前記集電極の側面を覆う前記集電極被覆層の部分が熱硬化性樹脂層から構成されていることを特徴とする光起電力素子。
  2. 前記光電変換層の上にコーティング膜が設けられており、前記熱硬化性樹脂層が前記集電極と前記コーティング膜の端部との間に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の光起電力素子。
  3. 前記光電変換層の上に透光性導電膜が設けられており、前記透光性導電膜の上に前記コーティング膜及び前記集電極が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の光起電力素子。
  4. 前記コーティング膜が樹脂コーティング膜であることを特徴とする請求項2または3に記載の光起電力素子。
  5. 前記タブ電極が、前記集電極の側面の外側に位置する前記熱硬化性樹脂層を覆う幅を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の光起電力素子。
  6. 前記集電極がバスバー電極であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の光起電力素子。
  7. 前記はんだ層がSnBi合金から形成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の光起電力素子。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の光起電力素子を製造する方法であって、
    前記集電極の上に熱硬化型導電性はんだペースト塗布し、はんだペースト層を形成する工程と、
    前記はんだペースト層の上に前記タブ電極を配置する工程と、
    前記タブ電極を前記はんだペースト層の上に配置した状態で、前記はんだペースト層を加熱することにより、前記はんだペースト層に含有されたはんだ成分を融解し前記タブ電極と前記集電極の間に前記はんだ層を形成するとともに、前記はんだペースト層に含有された熱硬化性樹脂からなる前記熱硬化性樹脂層を前記集電極の側面上の領域に形成し、前記はんだ層と前記熱硬化性樹脂層から構成される前記集電極被覆層を前記集電極の表面上に形成する工程とを備えることを特徴とする光起電力素子の製造方法。
  9. 前記光電変換層の上に前記コーティング膜を形成する工程をさらに備え、前記はんだペースト層を加熱して前記熱硬化性樹脂層を形成する際、前記コーティング膜によって前記熱硬化性樹脂の濡れ広がりを防止し、前記熱硬化性樹脂層が前記集電極と前記コーティング膜の端部との間に配置されることを特徴とする請求項8に記載の光起電力素子の製造方法。
  10. 前記光電変換層の上に前記透光性導電膜を形成する工程をさらに備え、前記コーティング膜を形成する工程が、前記透光性導電膜の上に前記コーティング膜を形成する工程であることを特徴とする請求項9に記載の光起電力素子の製造方法。
  11. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の複数の前記光起電力素子が前記タブ電極によって互いに接続されて構成されていることを特徴とする太陽電池モジュール。
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