JP2008023977A - シーリング・ポンプアップ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】穿孔部材を治具連通路内へ挿入した際に、液剤容器と注入ユニットとの溶着による接合部分から発生したバリが治具連通路内へ挿入される穿孔部材へ干渉し、穿孔部材の刃部によりシール部材を突き破る動作を阻害することを防止する。
【解決手段】シーリング・ポンプアップ装置10では、注入ユニット20における被接合部37の内周側に、治具挿入穴44内に保持された穿孔部材62を外周側から囲むように筒状の内環状部材104を一体的に形成すると共に、液剤容器18の外環状部材28と内環状部材104との間に、略円筒状の空間からなるバリ収容部106を形成したことにより、外環状部材28と被接合部37との接合部分から内周側へ延出したバリ110を、内環状部材104によりバリ110の穿孔部材62側へ移動することを阻止しつつ、バリ110先端側を内環状部材104により上方へ案内できる。
【選択図】図2

Description

本発明は、パンクした空気入りタイヤをシールするためのシーリング剤を空気入りタイヤ内へ注入すると共に、空気入りタイヤ内に圧縮空気を供給して空気入りタイヤの内圧を昇圧するシーリング・ポンプアップ装置に関する。
近年、空気入りタイヤ(以下、単に「タイヤ」という。)がパンクした際に、タイヤ及びホイールを交換することなく、タイヤをシーリング剤により補修して所定の指定圧まで内圧をポンプアップするシーリング・ポンプアップ装置が普及している。この種のシーリング・ポンプアップ装置としては、例えば、特許文献1に記載されているものが知られている。
特許文献1に示されたシーリング・ポンプアップ装置は、パンクシーリング剤が収容されかつ、その取出し口がアルミ箔等からなり破通可能な蓋部(シール部材)により密閉された収納部を取替可能に収納する液剤容器と、筒状の胴部を有するハウジング及び、胴部内に移動可能に配置されたピストン状の切換え具とが設けられたユニット本体(注入ユニット)とを備えている。ハウジングの胴部には、圧縮空気源に通じる流入口(空気供給口)と、タイヤに通じる吐出口とが設けられている。また切換え具は、胴部内でシール部材から離間した位置(後退位置)から先端破断部(刃部)によりシール部材を破断する位置(破断位置)まで移動可能とされている。
特許文献1記載のシーリング・ポンプアップ装置では、切換え具が後退位置にあると、切換え具に形成された主連通路を通して流入口と吐出口とが連通し、圧縮空気源から胴部内へ供給された圧縮空気がタイヤ内へ供給される。また切換え具が破断位置まで移動すると、切換え具の主連通路を通して圧縮空気源から胴部内へ供給された圧縮空気が液剤容器内へ供給される。これにより、液剤容器内に形成された空気溜りの静圧によりシーリング剤が取出し口から押し出され、このシーリング剤が胴部内における胴部の内周面と切換え具の外周面との間に形成される隙間及び吐出口を通してタイヤ内へ供給される。
また特許文献1記載のシーリング・ポンプアップ装置では、液剤容器の首部の外周面にねじ溝を形成すると共に、注入ユニットに円筒状に設けられた連結部の内周面にねじ溝を形成し、液剤容器の首部を注入ユニットの連結部の内周側にねじ込むことにより、液剤容器を注入ユニットに連結固定している。
ところで、上記のようなシーリング・ポンプアップ装置では、シーリング剤の注入時に、内部から大きな液圧が作用することから、連結部の強度を十分に大きなものにすると共に、シール性を高いものにする必要がある。そこで、このような要求を確実に満たすため、首部の基端側を先端側に対して大径とし、外周面における先端側と基端側との間に環状の段差部を形成し、この段差部に注入ユニットの連結部の先端面を突き当て、スピン溶着等により溶着接合することにより、液剤容器の首部を注入ユニットの連結部に連結固定することが考えられる。
特開2005−199618号
しかしながら、上記のように液剤容器の首部を注入ユニットの連結部に溶着により接合した場合、液剤容器の首部と注入ユニットの連結部との接合部分から発生する溶着バリの延出方向を制御することが難しく、溶着バリが接合部分から内周側へ延出すると、この溶着バリの先端側がシール部材を下側から覆ってしまうことがある。また溶着を少なくすると、溶着バリの発生量をすくなくできるが、連結部の強度が保てず、量産管理が難しい。そして、溶着バリの発生量が多く、溶着バリの先端側がシール部材を覆ってしまうと、穿孔部材が破断位置側へ押圧された際に、穿孔部材の刃部が樹脂製の溶着バリに突き当たることにより、穿孔部材の破断位置への移動が阻止され、あるいは破断位置に達しても刃部によりシール部材を正常に突き破ることができなくなるおそれがある。
本発明の目的は、上記事実を考慮して、穿孔部材を治具連通路内へ挿入した際に、液剤容器と注入ユニットとの溶着による接合部分から発生した溶着バリが治具連通路内へ挿入される穿孔部材へ干渉し、穿孔部材の刃部によりシール部材を突き破る動作を阻害することを防止できるシーリング・ポンプアップ装置を提供することにある。
本発明の請求項1に係るシーリング・ポンプアップ装置は、シーリング剤を収容するとともに、該シーリング剤を吐出するための吐出口が形成された液剤容器と、一端が圧縮空気を供給するための空気供給源に接続された空気供給路と、他端が空気入りタイヤのバルブに接続可能とされた気液供給配管と、を備えたシーリング・ポンプアップ装置において、前記液剤容器及び前記注入ユニットの何れか一方に外環状部材が設けられるとともに、前記液剤容器及び前記注入ユニットの何れか一方に内環状部材が設けられ、当該外環状部材と当該内環状部材により形成されるバリ収容部を形成し、前記外環状部材を介し前記液剤容器と前記注入ユニットが固定されていることを特徴とする。
本発明の請求項1に係るシーリング・ポンプアップ装置では、液剤容器及び注入ユニットの何れか一方に外環状部材が設けられるとともに、液剤容器及び注入ユニットの何れか一方に内環状部材が設けられ、外環状部材と該内環状部材(外環状部材よりも小径)により形成されるバリ収容部を形成し、外環状部材を介し液剤容器と前記注入ユニットが固定されていることにより、押圧治具を治具挿入穴内へ挿入した際に、液剤容器と注入ユニットとの溶着による接合部分から発生したバリが治具連通路内から押し出される穿孔部材へ干渉し、穿孔部材の刃部によりシール部材を突き破る動作を阻害することを防止できる。
ここで、溶着部の半径が大きくなると、溶着部に必要とされる溶着強度がその半径の二乗に比例して大きくなるため、溶着部の径を小さくすることが望まれるが、溶着部を小さくすると溶着時に発生するバリが無視できない存在となり、上記のようなバリ収容部が必要となる。
また本発明の請求項2に係るシーリング・ポンプアップ装置は、請求項1に記載のシーリング・ポンプアップ装置において、前記外環状部材は前記液剤容器から延出して前記注入ユニットに溶着され、前記内環状部材は前記注入ユニットから延出し、当該外環状部材と当該内環状部材によりバリ収容部が、当該外環状部材と注入ユニットとの溶着面と液剤容器の液剤吐出口との間に位置することを特徴とする。
本発明の請求項3に係るシーリング・ポンプアップ装置は、請求項1に記載のシーリング・ポンプアップ装置において、前記外環状部材が前記注入ユニットから延出して当該外環状部材と液剤容器が溶着され、前記内環状部材が前記注入ユニットから前記液剤容器に略接触するように延出され、当該内環状部材によりバリ収容部を形成することを特徴とする。
また、請求項4に係るシーリング・ポンプアップ装置は、請求項1に記載のシーリング・ポンプアップ装置において、前記内環状部材は、前記液剤容器の本体部分から延設されて前記外環状部材の内側へ挿入され、前記外環状部材は、前記注入ユニットから延出して当該外環状部材の端部と前記液剤容器の本体部分に溶着され、前記バリ収容部は、前記内環状部材の外周面に形成された溝である、ことを特徴とする。
以上説明したように、本発明に係るシーリング・ポンプアップ装置によれば、穿孔部材を治具連通路内へ挿入した際に、液剤容器と注入ユニットとの溶着による接合部分から発生したバリが治具連通路内へ挿入される穿孔部材へ干渉し、穿孔部材の刃部によりシール部材を突き破る動作を阻害することを防止できる。
[第1の実施形態]
以下、本発明の第1の実施形態に係るシーリング・ポンプアップ装置について説明する。
(シーリング・ポンプアップ装置の構成)
図1には、本発明の実施形態に係るシーリング・ポンプアップ装置が示されている。シーリング・ポンプアップ装置10は、自動車等の車両に装着された空気入りタイヤ(以下、単に「タイヤ」という。)がパンクした際、そのタイヤ及びホイールを交換することなく、タイヤをシーリング剤により補修して所定の指定圧まで内圧を再加圧(ポンプアップ)するものである。
図1に示されるように、シーリング・ポンプアップ装置10は外殻部としてケーシング11を備えており、このケーシング11の内部には、コンプレッサユニット12、注入ユニット20及び、この注入ユニット20に連結固定された液剤容器18が配置されている。
コンプレッサユニット12には、その内部にモータ、エアコンプレッサ、電源回路、制御基板等が配置されると共に、電源回路からユニット外部へ延出する電源ケーブル14が設けられている。この電源ケーブル14の先端部に設けられたプラグ15を、例えば、車両に設置されたシガレットライターのソケットに差込むことにより、車両に搭載されたバッテリにより電源回路を通してモータ等へ電源が供給可能になる。ここで、コンプレッサユニット12は、そのエアコンプレッサにより修理すべきタイヤ100の種類毎に規定された指定圧よりも高圧(例えば、300kPa以上)の圧縮空気を発生可能とされている。
図2に示されるように、シーリング・ポンプアップ装置10には、シーリング剤32を収容した液剤容器18及び、この液剤容器18が連結される注入ユニット20が設けられている。液剤容器18の下端部には、下方に突出する略円筒状の首部26が一体的に形成されている。首部26は、それよりも上端側の容器本体部22よりも径が細く形成されている。首部26の下端には、シーリング剤32の吐出口24が円形に開口しており、この吐出口24は膜状のアルミシール30により閉塞されている。アルミシール30は、その外周縁部が首部26における吐出口24の周縁部に接着等により全周に亘って固着されている。
また液剤容器18には、首部26の外周側に肉厚円筒状の外環状部材28が一体的に形成されている。外環状部材28及び容器本体部22は、液剤容器18の軸心Sに対して同心状に配置されている。また外環状部材28は、その下端面が環状の接合面29とされており、この接合面29は吐出口24よりも下方に位置している。
ここで、液剤容器18はPP、PE等の樹脂材料により成形されており、注入ユニット20についても、液剤容器18の外環状部材28とスピン溶着により接合可能なPP、PE等の液剤容器18と同一の樹脂材料に一体成形されている。液剤容器18内には、シーリング・ポンプアップ装置10により修理すべきタイヤ100の種類、サイズ等に応じた規定量(例えば、200g〜400g)よりも若干多めのシーリング剤32が充填されている。なお、本実施形態の液剤容器18においては、空間を設けることなくシーリング剤32が隙間無く充填されているが、シーリング剤32の酸化、窒化等による変質を防止するため、出荷時にAr等の不活性ガスをシーリング剤32共に液剤容器18内へ若干量封入するようにしても良い。
シーリング・ポンプアップ装置10では、液剤容器18を注入ユニット20の上側に直立した状態にすると、液剤容器18内のシーリング剤32が自重により、液剤容器18のアルミシール30を加圧した状態となる。
図2に示されるように、注入ユニット20には、上端側が開口した略有底円筒状に形成されたユニット本体部34及び、このユニット本体部34の下端部から外周側へ延出する円板状の脚部36が一体的に設けられている。図4(A)に示されるように、ユニット本体部34には、その上端面における外周側に円環状の被接合部37が形成されている。被接合部37は、その外径が液剤容器18の接合面29の外径と略一致しており、径方向に沿った幅が接合面29の幅より若干広くなっている。被接合部37には、外周側に周方向に延在する平面からなる環状の基準面38が形成されると共に、この基準面38の内周側に外周から内周側へ向って上方へ傾斜したテーパ状の湾曲面からなる環状のガイド面39が形成されている。
シーリング・ポンプアップ装置10では、液剤容器18の外環状部材28がユニット本体部34の被接合部37にスピン溶着により接合されることにより、液剤容器18が注入ユニット20に連結固定される。図1に示されるように、外環状部材28が被接合部37に接合されると、液剤容器18と注入ユニット20との間には、外周側が外環状部材28により閉塞された略円柱状の加圧給液室40が形成される。加圧給液室40は、穿孔部材62によりアルミシール30が突き破られると液剤容器18の内部と連通する。
ユニット本体部34の上端面には、被接合部37の内周端に沿って円筒状の内環状部材104が一体的に形成されている。この内環状部材104の外径は、外環状部材28の内径よりも小さくされている。これにより、液剤容器18の外環状部材28とユニット本体部34の内環状部材104との間には、被接合部37の内周側により下端側が閉塞され、上端側が開口した円筒状のバリ収容部106が形成される。
ここで、シーリング・ポンプアップ装置10では、図4(B)に示されるように、液剤容器18の接合面29と注入ユニット20の被接合部37との溶着接合部を基準とする内環状部材104の高さがHとされ、またバリ収容部106の内容積がVとされている。
図4に示されるように、注入ユニット20には、ユニット本体部34の内周側に円筒状の内周筒部42が同軸的に形成されている。内周筒部42の中心部には、注入ユニット20の下端面と内周筒部42の上端面との間を貫通する断面円形の治具挿入穴44が形成されている。また注入ユニット20には、その下端面の中央部に円形凹状の嵌挿凹部46が形成されており、この嵌挿凹部46の内径は治具挿入穴44の内径よりも大きくなっている。これにより、嵌挿凹部46の底面中央部には治具挿入穴44の下端が開口する。
治具挿入穴44の内周面には、入口側の開口端部(下端部)に内径が開口端から奥側へ向かってテーパ状に縮径する挿入ガイド面48が形成されている。この挿入ガイド面48は、後述する押圧治具82を治具挿入穴44内へ挿入する際に、押圧治具82の先端部を治具挿入穴44の奥側へガイドするために設けられている。
シーリング・ポンプアップ装置10には、図1に示されるように、コンプレッサユニット12から延出する耐圧ホース50が設けられており、この耐圧ホース50は、その基端部がコンプレッサユニット12内のエアコンプレッサに接続されている。
図2に示されるように、注入ユニット20には、内周筒部42の外周面からユニット本体部34を貫通して外周側へ延出する円筒状の空気供給管52が形成されている。この空気供給管52の外周側の先端部には、ニップル54を介して耐圧ホース50の先端部が接続されている。空気供給管52の基端部は、内周筒部42の外周面へ接合されており、内周筒部42の周壁部に穿設された複数個(本実施形態では、2個)の絞り部56を通して治具挿入穴44内へ連通している。
内周筒部42の絞り部56は、それぞれ断面円形で内径が全長に亘って一定の貫通穴として形成されており、その内径が空気供給管52の内径よりも小さくなっている。
ここで、耐圧ホース50、空気供給管52及び絞り部56は、その内部の空間がエアコンプレッサにより圧縮空気を液剤容器18又はタイヤ100へ供給するための空気供給路60として構成されている。
治具挿入穴44には、加圧給液室40側に穿孔部材62の軸部63が挿入されている。穿孔部材62には、軸部63の上端部に径方向外側へ拡径する円板状の穿孔部64が設けられている。穿孔部64の上面の外周端部には、アルミシール30を突き破るための突起状の刃部66が連続的に形成されている。軸部63の外周面には、治具挿入穴44内へ挿入された状態で、空気供給口58に対して上側及び下側となる部位にそれぞれ環状の嵌挿溝68及び嵌挿溝70が形成されており、これらの嵌挿溝68、70内には、ゴム製のOリング72が嵌挿されている。
一対のOリング72は、軸部63が治具挿入穴44に挿入された状態で、それぞれ外周側の端部を治具挿入穴44の内周面へ全周に亘って圧接させている。これにより、治具挿入穴44は、空気供給口58の上側及び下側でそれぞれ軸部63及び一対のOリング72により密閉された状態となる。このとき、軸部63はOリング72と治具挿入穴44の内周面との摩擦により、治具挿入穴44の内部に保持される。この状態では、穿孔部64の先端面がアルミシール30の正面中央に対向しており、穿孔部64とアルミシール30との間には若干の隙間が存在している。
図2に示されるように、注入ユニット20には、ユニット本体部34の周壁部の下端側を貫通するように円筒状の気液供給管74が一体的に形成されている。気液供給管74の外周側の先端部には、ニップル76を介してジョイントホース78の基端部が接続されている。ジョイントホース78の先端部には、タイヤ100のタイヤバルブ102に着脱可能に接続されるバルブアダプタ80が設けられている。また気液供給管74の基端側は加圧給液室40内へ挿入されている。これにより、ジョイントホース78は、気液供給管74を通して加圧給液室40内へ連通する。
次に、シーリング・ポンプアップ装置10からシーリング剤32を吐出させる際に用いる押圧治具82について説明する。
図2に示されるように、押圧治具82は、棒状の挿入部84と、挿入部84の一端部に形成された円板状のベース部86を備えている。挿入部84には、その先端面からベース部86側に向けて延び、中間部で複数本(例えば、2本)に分岐し、分岐した部分がそれぞれ外周側へ延出した治具連通路88が形成されている。挿入部84の外周面には、治具連通路88の開口部分に空気通路となる環状の連通溝90が形成されている。
挿入部84の外周面には、連通溝90の上側及び下側にそれぞれ嵌挿溝92及び嵌挿溝94が形成されており、これら一対の嵌挿溝92、94には、それぞれOリング96が嵌挿されている。このOリング96は、穿孔部材62に配置されたOリング72と同一寸法及び素材のものが用いられている。
押圧治具82には、挿入部84の基端部とベース部86との間に挿入部84よりも大径の嵌挿凸部98が一体的に形成されている。嵌挿凸部98は、その外径及び高さが注入ユニット20の下端面に形成された嵌挿凹部46の内径及び深さに対応するものになっている。これにより、図3に示されるように、挿入部84全体が治具挿入穴44内へ挿入されると、嵌挿凸部98が嵌挿凹部46内へ嵌挿される。このとき、嵌挿凸部98が嵌挿凹部46内へ圧入状態となって嵌挿されることにより、押圧治具82が摩擦力により挿入部84を治具挿入穴44内へ挿入された状態に保持される。
挿入部84の長さは、治具挿入穴44の路長に対して若干長くなっている。これにより、押圧治具82の挿入部84全体が治具挿入穴44内へ挿入されると、図3に示されるように、穿孔部材62が確実に治具挿入穴44内から押し出され、液剤容器18内まで押し出される。また挿入部84全体が治具挿入穴44内へ挿入された状態では、挿入部84の連通溝90と空気供給口58とが軸方向に沿って一致する。これにより、連通溝90を介して空気供給路60が押圧治具82の治具連通路88と連通する。
また一対のOリング96は、挿入部84が治具挿入穴44に挿入された状態で、それぞれ外周側の端部を治具挿入穴44の内周面へ全周に亘って圧接させている。これにより、治具挿入穴44は、空気供給口58の上側及び下側でそれぞれ挿入部84及び一対のOリング96により密閉された状態となる。
次に、液剤容器18の外環状部材28を注入ユニット20の被接合部37へ溶着接合する方法について説明する。
液剤容器18の外環状部材28を注入ユニット20のユニット本体部34へ連結固定する際には、公知のスピン溶着機における回転側ホルダ機構に液剤容器18を同軸的に装着すると共に、注入ユニット20を固定側ホルダ機構に同軸的に固定する。この状態で、図4(A)に示されるように、外環状部材28の接合面29を注入ユニット20の被接合部37へ突き当てる。このとき、接合面29は、内周側のエッジ部41のみが全周に亘って被接合部37におけるガイド面39の径方向中間部へ当接し、エッジ部41の外周側が被接合部37からは浮いた状態となる。
次いで、回転側ホルダ機構により液剤容器18を所定の回転速度で回転させつつ、所定の下降速度で下方へ移動させる。これにより、接合面29と被接合部37とが圧接界面における摩擦熱で溶融しつつ、樹脂分子が界面間で相互に移動することにより、両者の界面が消失して溶着接合される。このとき、溶着開始の初期段階では、接合面29のエッジ部41付近のみが被接合部37のガイド面39へ溶着されて、溶着がガイド面39の径方向中間部から外周側へ向って進行することから、溶着界面で発生する分力により外環状部材28が被接合部37と同軸的な位置へ精度良く自動的に位置調整(セルフアライメント)される。
スピン溶着機は、樹脂溶融が発生しないと仮定して、液剤容器18の接合面29が被接合部37の基準面38よりも僅かに下側となる位置するまで液剤容器18を回転させつつ下降させる。これにより、図4(B)に示されるように、液剤容器18の外環状部材28の下端側が注入ユニット20の被接合部37に溶着接合され、両者の界面が実質的に消失した状態になる。このとき、液剤容器18の外環状部材28とユニット本体部34の被接合部37との接合部分(接合界面)は、穿孔部材62の刃部66に対して下方に位置する。
上記のような樹脂同士のスピン溶着を行った場合、通常、図4(B)に示されるように、溶融した樹脂の一部が外環状部材28と被接合部37との接合部分から外周側及び内周側の一方又は双方へバリ108、110として延出する。このとき、接合部分の外周側へ延出したバリ108については、目視で簡単に確認でき除去可能なので、溶着作業の完了後に必要に応じて除去される。また接合部分の内周側に延出したバリ110については、内環状部材104の内周面下端側へ突き当たることにより、内周側への移動が阻止されつつ、先端側が内環状部材104の内周面に沿って上方へ案内される。
(シーリング・ポンプアップ装置の作用)
次に、本実施形態に係るシーリング・ポンプアップ装置10を用いてパンクしたタイヤ100を修理する作業手順を説明する。
タイヤ100にパンクが発生した際には、先ず、作業者は、ジョイントホース78のバルブアダプタ80をタイヤ100のタイヤバルブ102にねじ止めし、ジョイントホース78を通して加圧給液室40をタイヤ100内へ連通させる。
次いで、作業者は、押圧治具82の挿入部84をシーリング・ポンプアップ装置10の治具挿入穴44に挿入し、押圧治具82のベース部86を注入ユニット20の脚部36へ突き当てると共に、押圧治具82の嵌挿凸部98を注入ユニット20の嵌挿凹部46内へ圧入する。これにより、挿入部84で押された穿孔部材62の穿孔部50Bがアルミシール30を突き破って容器内に押し込まれ、挿入部84が容器内に進入する。
このとき、押圧治具82は、挿入部84の外周面に配置された一対のOリング96を治具挿入穴44の内周面に圧接させつつ、挿入部84を治具挿入穴44の入口側の端部から奥側へ移動させ、その移動途中に、挿入部84の上側に配置されたOリング96を空気供給口58の内周側を通過させる。また穿孔部材62も、軸部63の外周面に配置された一対のOリング96を治具挿入穴44の内周面に圧接させつつ、軸部63を治具挿入穴44内から出口側の端部へ移動させる。
その後、脚部36が下、液剤容器18が上になるようにシーリング・ポンプアップ装置10を、例えば路面の上等に配置する。
押圧治具82の挿入部84を注入ユニット20の治具挿入穴44に挿入すると、図3に示されるように、挿入部84の先端部が内周筒部42の先端から突出すると共に、穿孔部材62によりアルミシール30が開けられた孔31に正対する。これにより、孔31を通して液剤容器18内のシーリング剤32が加圧給液室40へ流出する。
そして、図3に示す状態、即ち、注入ユニット20の上側に液剤容器18が位置するように注入ユニット20及び液剤容器18を保持しつつ、コンプレッサユニット12を作動させる。コンプレッサユニット12により発生した圧縮空気は、空気供給路60及び治具連通路88を通して液剤容器18内に供給される。
圧縮空気が液剤容器18内に供給されると、この圧縮空気が液剤容器18内でシーリング剤32上方へ浮上し、液剤容器18内のシーリング剤32上に空間(空気層)を形成する。この空気層からの空気圧により加圧されたシーリング剤32は、アルミシール30に開けられた孔31を通して加圧給液室40内へ供給され、加圧給液室40内からジョイントホースを通って空気入りタイヤ100内へ注入される。
なお、液剤容器18内のシーリング剤32が全て排出された後は、加圧給液室40内のシーリング剤32が加圧されてジョイントホース78を通って空気入りタイヤ100内へ供給され、加圧給液室40及びジョイントホース78から全てのシーリング剤32が吐出されると、圧縮空気は液剤容器18、加圧給液室40、及びジョイントホース78を介してタイヤ100内へ注入される。
次に、作業者は、コンプレッサユニット12に設けられた圧力ゲージ79によりタイヤ100の内圧が指定圧になったことを確認したならば、コンプレッサユニット12を停止し、バルブアダプタ80をタイヤバルブ102から取り外す。
作業者は、タイヤ100の膨張完了後一定時間内に、シーリング剤32が注入されたタイヤ100を用いて一定距離に亘って予備走行する。これにより、タイヤ100内部にシーリング剤32が均一に拡散し、シーリング剤32がパンク穴に充填されてパンク穴を閉塞する。予備走行完了後に、作業者は、タイヤ100の内圧を再測定し、必要に応じて再びジョイントホース78のバルブアダプタ80をタイヤバルブ102にねじ止めし、コンプレッサユニット12を再作動させてタイヤ100を規定の内圧まで加圧する。これにより、タイヤ100のパンク修理が完了し、このタイヤ100を用いて一定の距離範囲内で一定速度以下(例えば、80Km/h以下)での走行が可能になる。
本実施形態のシーリング・ポンプアップ装置10では、液剤容器18における吐出口24の外周側に配置された外環状部材28が、治具挿入穴44内に保持された穿孔部材62の刃部66に対して下方まで突出するように設けられると共に、注入ユニット20における被接合部37が、外環状部材28の接合面29に全周に亘ってスピン溶着により接合されることにより、液剤容器18からタイヤ100へのシーリング剤32の供給時に液剤容器18及び注入ユニット20に作用する静圧に対して、液剤容器18の外環状部材28を注入ユニット20の被接合部37に十分に大きい強度で接合できると共に、外環状部材28と被接合部37との間のシール性を十分に高いものにできる。
このとき、液剤容器18における外環状部材28が、治具挿入穴44内に保持された穿孔部材62の刃部66に対して下方まで突出していることから、外環状部材28の接合面29及び、この接合面に溶着接合される注入ユニット20の被接合部37が、それぞれ穿孔部材62の刃部66に対して下方に位置し、すなわち穿孔部材62の刃部66が接合面29と被接合部37との接合部分(接合界面)よりも、常にアルミシール30に近づいた状態になるので、接合面29と被接合部37との接合部分に発生したバリ110が内周側へ延出しても、このバリ110が穿孔部材62の刃部66とアルミシール30との間に挿入されることを効果的に防止できる。
この結果、シーリング・ポンプアップ装置10によれば、押圧治具82を治具挿入穴44内へ挿入し、穿孔部材62の軸部63を治具挿入穴44内から押し出す際に、液剤容器18と注入ユニット20との溶着による接合部分から発生したバリ108が治具挿入穴44内からアルミシール30側へ押し出される穿孔部材62の刃部66へ干渉し、穿孔部材62の刃部66によりアルミシールを突き破る動作を阻害することを防止できる。
またシーリング・ポンプアップ装置10では、注入ユニット20における被接合部37の内周側に、治具挿入穴44内に保持された穿孔部材62を外周側から囲むように筒状の内環状部材104を一体的に形成すると共に、液剤容器18の外環状部材28と内環状部材104との間に、略円筒状の空間からなるバリ収容部106を形成したことにより、外環状部材28と被接合部37との接合部分から内周側へ延出したバリ110を、内環状部材104によりバリ110の穿孔部材62側へ移動することを阻止しつつ、バリ110先端側を内環状部材104により上方へ案内できるので、バリ110をバリ収容部106内に確実に保持し、バリ110が穿孔部材62の刃部66とアルミシール30との間に挿入されることを阻止できる。
ここで、内環状部材の高さH及びバリ収容部106の内容積Vは、外環状部材28と被接合部37との接合部分から発生するバリ110の最大寸法及び最大体積に応じて設定されている。すなわち、バリ110の最大寸法及び最大体積は、それぞれ溶着完了時に外環状部材28と被接合部37とが軸方向に重なり合う量である溶着代の設定値、外環状部材28の軸方向に沿った寸法のばらつき、注入ユニット20における底面から被接合部37までの寸法のばらつき及び、スピン溶着機が液剤容器18を下降させる際の設定値に対するばらつきに応じて決まる。このことから、これらの要因をそれぞれ勘案すれば、バリ110の最大寸法及び最大体積をそれぞれ推定することができるので、バリ110の最大寸法及び最大体積が発生しても、そのバリ110がバリ収容部106内へ確実に保持されるように、本実施形態のシーリング・ポンプアップ装置10では、高さH及び内容積Vがそれぞれ設定されている。具体的には、例えば、高さHが5mmに設定され、内容積Vが1000mmに設定されている。
なお、図5に示される液剤容器18及び注入ユニット20のように、ユニット本体部34から液剤容器18側へ延出するように外環状部材120を形成するとともに、この外環状部材120の内周側に内環状部材122を形成し、この外環状部材120と内環状部材122との間をバリ収容部124とし、外環状部材120の上端面を液剤容器18の下端側に形成された環状の接合面126に溶着するとともに、内環状部材122の上端面を液剤容器18に略接触させるようにしても良い。これによっても、外環状部材120と接合面126との接合部分から内周側へ延出した溶着バリを内環状部材122により穿孔部材62側へ移動することを阻止しつつ、溶着バリの先端側を内環状部材104により上方へ案内できるので、溶着バリをバリ収容部124内に保持し、溶着バリが穿孔部材62の刃部66とアルミシール30との間に挿入されることを阻止できる。
[第2の実施形態]
以下、本発明の第2の実施形態に係るシーリング・ポンプアップ装置について説明する。なお、第1の実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
図6に示すように、注入ユニット20に取り付ける前の本実施形態の液剤容器18は、首部26の外周面に環状の溝であるバリ収容部128が形成されている。
首部26の基部側には、被接合部130が形成されている。被接合部130には、外周側に周方向に延在する平面からなる環状の基準面132が形成されると共に、この基準面132の内周側にテーパ状とされた環状のガイド面134が形成されている。
なお、ユニット本体部34は、首部26が挿入可能に形成されている。
本実施形態では、シーリング・ポンプアップ装置10では、ユニット本体部34の先端部が液剤容器18の被接合部130にスピン溶着により接合されることにより、図7に示すように液剤容器18が注入ユニット20に連結固定される。
本実施形態では、スピン溶着により接合部分の内周側に延出したバリ110は、首部26の外周面に設けた溝状のバリ収容部128に収容され、アルミシール30への付着が防止される。なお、首部26のバリ収容部128よりも先端側と、ユニット本体部34の内周面との間には若干の隙間が設けられている。
本発明の第1の実施形態に係るシーリング・ポンプアップ装置の構成を示す斜視図である。 図1に示されるシーリング・ポンプアップ装置における液剤容器、注入ユニット及び押圧治具の構成を示す断面図である。 押圧治具を挿入した液剤容器、及び注入ユニットの断面図である。 液剤容器、注入ユニット及び押圧治具の拡大図である。 図1に示されるシーリング・ポンプアップ装置に適用可能な液剤容器及び注入ユニットの変形例を示す断面図である。 第2の実施形態に係る液剤容器、注入ユニット及び押圧治具のスピン溶着前の断面図である。 第2の実施形態に係る液剤容器、注入ユニット及び押圧治具のスピン溶着後の断面図である。
符号の説明
10 シーリング・ポンプアップ装置
18 液剤容器
20 注入ユニット
28 外環状部材
29 接合面
30 アルミシール(シール部材)
32 シーリング剤
37 被接合部
40 加圧給液室
44 治具挿入穴
48 挿入ガイド面
50 耐圧ホース(空気供給路)
52 空気供給管(空気供給路)
60 空気供給路
62 穿孔部材
66 刃部
74 気液供給管(気液供給配管)
78 ジョイントホース(気液供給配管)
82 押圧治具
88 治具連通路
100 タイヤ
104 内環状部材
106 バリ収容部
108、110 バリ
120 外環状部材
122 内環状部材
124 バリ収容部
128 バリ収容部

Claims (4)

  1. シーリング剤を収容するとともに、該シーリング剤を吐出するための吐出口が形成された液剤容器と、一端が圧縮空気を供給するための空気供給源に接続された空気供給路と、他端が空気入りタイヤのバルブに接続可能とされた気液供給配管と、を備えたシーリング・ポンプアップ装置において、
    前記液剤容器及び前記注入ユニットの何れか一方に外環状部材が設けられるとともに、前記液剤容器及び前記注入ユニットの何れか一方に内環状部材が設けられ、
    当該外環状部材と当該内環状部材により形成されるバリ収容部を形成し、
    前記外環状部材を介し前記液剤容器と前記注入ユニットが固定されていることを特徴とするシーリング・ポンプアップ装置。
  2. 前記外環状部材は前記液剤容器から延出して前記注入ユニットに溶着され、前記内環状部材は前記注入ユニットから延出し、当該外環状部材と当該内環状部材によりバリ収容部が、当該外環状部材と注入ユニットとの溶着面と液剤容器の液剤吐出口との間に位置する、ことを特徴とする請求項1に記載のシーリング・ポンプアップ装置。
  3. 前記外環状部材が前記注入ユニットから延出して当該外環状部材と液剤容器が溶着され、前記内環状部材が前記注入ユニットから前記液剤容器に略接触するように延出され、当該内環状部材によりバリ収容部を形成する、ことを特徴とする請求項1に記載のシーリング・ポンプアップ装置。
  4. 前記内環状部材は、前記液剤容器の本体部分から延設されて前記外環状部材の内側へ挿入され、
    前記外環状部材は、前記注入ユニットから延出して当該外環状部材の端部と前記液剤容器の本体部分に溶着され、
    前記バリ収容部は、前記内環状部材の外周面に形成された溝である、ことを特徴とする請求項1に記載のシーリング・ポンプアップ装置。
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