JP2008016365A - 放電管点灯装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】入力電圧が急変してもP型FETの破壊をなくす。
【解決手段】直流電源Vinの両端に接続されP型FETQp1とN型FETQn1との直列回路と、Vinの両端に接続されQp2とQn2との直列回路と、Qp1とQn1との接続点とQp2とQn2との接続点とに一次巻線とコンデンサの直列回路が接続され二次巻線に放電管3が接続されたトランスTと、放電管の管電流に応じて制御信号によりQp1,Qn2とQn1,Qp2とを交互にオン/オフさせる制御回路5とを有し、駆動回路19a,19bはQp1,Qp2のゲート・ソース間容量を放電させるQ1,Q3と、Q1,Q3がオンした時のゲートの電位を決定する抵抗素子R1,R3と、Qp1,Qp2のゲート・ソース間容量を充電させるQ2,Q4と、定電流回路CC1,CC2と抵抗素子との直列回路に直列に接続され制御信号により定電流回路をオン/オフさせるスイッチS1,S2とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、放電管の点灯、特に冷陰極管を用いた液晶携帯機器等に使用される放電管点灯装置に関する。
放電管を点灯するブリッジ構成の放電管点灯装置には、ハイサイドのスイッチ素子に、N型MOSFETを用いる方式とP型MOSFETを用いる方式とがある。ノートパソコンのような冷陰極管を用いた液晶携帯機器などの、ハイサイドにN型MOSFETを用いる方式では、N型MOSFETをスイッチするための電源としてブートストラップ回路等が必要になり、駆動回路(ドライバ)が複雑になりコストが高くなってしまう。このため、ハイサイドにP型MOSFETを用いる方式が一般的である。
ハイサイドにP型MOSFETを用いる場合、最も簡単な駆動方式としては、図4に示すようなコンデンサブースト方式を用いた放電管点灯装置が知られている(特許文献1)。この放電管点灯装置では、直流電源Vinとグランドとの間には、ハイサイドのP型MOSFETQp1とローサイドのN型MOSFETQn1との第1直列回路と、ハイサイドのP型MOSFETQp2とローサイドのN型MOSFETQn2との第2直列回路とが接続されている。P型MOSFETQp1とN型MOSFETQn1との接続点とP型MOSFETQp2とN型MOSFETQn2との接続点との間には、共振コンデンサC3とトランスTの一次巻線Pとの直列回路が接続され、トランスTの二次巻線Sの両端にはコンデンサC4が接続されている。
P型MOSFETQp1(P型FETQp1と称する。)のソースとP型MOSFETQp2(P型FETQp2と称する。)のソースとに直流電源Vinが供給され、P型MOSFETQp1のゲートとソース間にはダイオードD1と抵抗R1との並列回路が接続され、P型MOSFETQp2のゲートとソース間にはダイオードD2と抵抗R2との並列回路が接続されている。P型MOSFETQp1のゲートはコンデンサC1を介してコントロールIC1の端子PD1に接続され、P型MOSFETQp2のゲートはコンデンサC2を介してコントロールIC1の端子PD2に接続されている。N型MOSFETQn1(N型FETQn1と称する。)のゲートはコントロールIC1の端子ND1に接続され、N型MOSFETQn2(N型FETQn2と称する。)のゲートはコントロールIC1の端子ND2に接続されている。
コントロールIC1(又はディスクリート回路でも良い。)は、レギュレータ11、分周器13、誤差増幅器15、発振器17を有している。レギュレータ11は、直流電源Vinの電源供給を受けて所定電圧VP.REGを生成して分周器13に供給している。トランスTの二次巻線Sの一端は放電管3の一方の電極に接続され、放電管3の他方の電極は管電流検出回路5に接続されている。管電流検出回路5は、放電管3に流れる電流を検出して、検出された電流に比例した電圧を誤差増幅器15に出力する。誤差増幅器15は、管電流検出回路5からの電圧と基準電圧とを比較し、その誤差電圧を発振器17へ送る。発振器17は、三角波と誤差増幅器15からの誤差電圧とを比較することにより、誤差電圧に応じたパルス幅を有するパルス信号を生成する。つまり、誤差電圧が大きい時はパルス幅を広くし、小さい時はパルス幅を狭くしたパルス信号を生成する。
分周器13は、発振器17からのパルス信号を分周し、図4に示すように、一方のHレベルのパルス信号を端子PD1,ND1を介してP型FETQp1とN型FETQn1に供給し、他方のLレベルのパルス信号を端子PD2,ND2を介してP型FETQp2とN型FETQn2に供給し、次の半周期において、一方のLレベルのパルス信号をP型FETQp1とN型FETQn1に供給し、他方のHレベルのパルス信号をP型FETQp2とN型FETQn2に供給する。このため、P型FETQp1とN型FETQn2が同時にオンする期間とP型FETQp2とN型FETQn1が同時にオンする期間が交互に繰り返される。
次に、このように構成される従来の放電管点灯装置の動作を図5に示す各部の信号のタイミングチャートを用いて説明する。まず、時刻t2でP型FETQp1及びN型FETQn2がオンすると、直流電源Vinから、Qp1→C3→P→Qn2の経路で電流が流れ、コンデンサC3及びトランスTの一次巻線Pに電圧が印加される。その結果、コンデンサC3及びトランスTの一次巻線Pのインダクタンスにより共振し、電流の波形は正弦波状になる。トランスTの二次巻線Sに発生した電圧により放電管3に電流が流れ、放電管3を点灯させる。
次に、時刻t3でP型FETQp2及びN型FETQn1がオンすると、直流電源Vinから、Qp2→P→C3→Qn1の経路で電流が流れ、コンデンサC3及びトランスTの一次巻線Pに逆方向に電圧が印加されるので、トランスTの二次巻線Sには逆位相の正弦波状の高電圧が発生する。このため、放電管2を点灯させる。
しかし、図4に示す従来のコンデンサブースト方式では、アダプタの抜き差し等の入力電圧Vinの急変時に、端子PD1,PD2からの駆動信号の高低に拘らずP型FETQp1,Qp2のゲート・ソース間電圧が大きくなり、P型FETQp1,Qp2がオンする。このため、4つのFETQp1,Qn1,Qp2,Qn2からなるブリッジ回路に貫通電流(短絡電流)が流れ、P型FETQp1,Qp2が破壊することがある。例えば、入力電圧Vinが急に上昇すると、コンデンサC1,C2に充電電流が流れて抵抗R1,R2の端子間電圧、即ち、P型FETQp1,Qp2のゲート・ソース間電圧が大きくなり、P型FETQp1,Qp2がオンする。
そこで、ハイサイドにP型FETを用いる場合の駆動方式には、入力急変時においても貫通電流が流れないバイポーラのトーテムポール方式が用いられることが多い。図6は従来のトーテムポール方式を用いた放電管点灯装置の構成図である(特許文献2)。図7は図6に示す放電管点灯装置の各部の信号を示すタイミングチャートである。図6に示す放電管点灯装置は、図4に示すコントロールIC1に対して、コントロールIC1a内のP型FETQp1,Qp2をドライブするドライブ回路の構成のみが異なる。P型FETQp1のドライブ回路は、トランジスタQ1〜Q4、抵抗R0〜R4で構成される。P型FETQp2のドライブ回路は、トランジスタQ5〜Q8、抵抗R5〜R9で構成される。
入力電圧Vinが急に上昇した時には、抵抗R1からの電圧によりトランジスタQ1がオンするので、P型FETQp1のゲート・ソース間の電圧が略ゼロとなる。また同様に、抵抗R6からの電圧によりトランジスタQ5がオンするので、P型FETQp2のゲート・ソース間の電圧が略ゼロとなる。このため、P型FETQp2はオフであるので、ブリッジ回路に貫通電流が流れなくなる。
特開2003−164168号公報 特開平11−298308号公報
しかし、図6に示す方式では、端子PD1,PD2からの駆動信号がローレベルの時に、P型FETQp1,Qp2のゲート・ソース間電圧VPGSは、
PGS≒{R1/(R1+R2)}×Vin−VBE(Q2)
で決まる。このため、P型FETQp1,Qp2のゲート・ソース間電圧VPGSが入力電圧Vinに大きく依存する。即ち、ノートパソコンのように入力電圧Vinが約7Vから約22Vまで変動するシステムでは、P型FETのゲート・ソース間電圧VPGSも大きく変動する。入力電圧Vinが低い場合には、P型FETのゲート電圧が不足することもあり、P型FETをオン/オフできなかったり、オン抵抗の増大による発熱等の問題がある。
また、入力電圧Vinが高い場合には、P型FETのゲート・ソース間電圧が高くなるため、P型FETのゲート・ソース間容量に無効電荷を充放電することに等しくなり、効率が低下する。さらに、最悪の場合には入力電圧が高いとき、P型FETのゲート・ソース間耐圧を超えて、P型FETを破壊する可能性もある。このため、ツェナーダイオード等によりP型FETのゲート・ソース間電圧をクランプする必要がある場合もある。
本発明の課題は、入力電圧が急変してもP型FETが破壊することなく、広入力変動範囲に亙って高効率を図ることができる放電管点灯装置を提供することにある。
前記課題を解決するために、請求項1の発明は、直流電源の両端に接続され、ハイサイドの第1P型FETとローサイドの第1N型FETとが直列に接続された第1直列回路と、前記直流電源の両端に接続され、ハイサイドの第2P型FETとローサイドの第2N型FETとが直列に接続された第2直列回路と、前記第1P型FETと前記第1N型FETとの接続点と前記第2P型FETと前記第2N型FETとの接続点との間に一次巻線とコンデンサの直列回路が接続され、二次巻線に放電管が接続されたトランスと、前記放電管に流れる管電流に応じて制御信号により前記第1P型FET及び前記第2N型FETと、前記第1N型FET及び前記第2P型FETとを交互にオン/オフさせる制御回路と、前記第1P型FET及び前記第2P型FETの各々に対応して設けられ且つ前記P型FETを駆動する駆動回路とを有し、前記各々の駆動回路は、オンすることにより前記P型FETのゲート・ソース間容量を放電させて前記P型FETをオフさせる第1スイッチ素子と、前記直流電源に一端が接続され、前記第1スイッチ素子がオンした時の前記第1スイッチ素子の制御端子の電位を決定するための抵抗素子と、オンすることにより前記P型FETのゲート・ソース間容量を充電させて前記P型FETをオンさせる第2スイッチ素子と、前記抵抗素子に直列に接続された定電流回路と、前記定電流回路と前記抵抗素子との直列回路に直列に接続され、前記制御回路からの前記制御信号により前記定電流回路をオン/オフさせるスイッチとを有することを特徴とする。
請求項2の発明は、直流電源の両端に接続され、ハイサイドのP型FETとローサイドのN型FETとが直列に接続された第1直列回路と、前記P型FETと前記N型FETとの接続点と前記直流電源の一端又は/及び他端にコンデンサを介して一次巻線が接続され、二次巻線に放電管が接続されたトランスと、前記放電管に流れる管電流に応じて制御信号により前記P型FETと前記N型FETとを交互にオン/オフさせる制御回路と、前記P型FETを駆動する駆動回路とを有し、前記駆動回路は、オンすることにより前記P型FETのゲート・ソース間容量を放電させて前記P型FETをオフさせる第1スイッチ素子と、前記直流電源に一端が接続され、前記第1スイッチ素子がオンした時の前記第1スイッチ素子の制御端子の電位を決定するための抵抗素子と、オンすることにより前記P型FETのゲート・ソース間容量を充電させて前記P型FETをオンさせる第2スイッチ素子と、前記抵抗素子に直列に接続された定電流回路と、前記定電流回路と前記抵抗素子との直列回路に直列に接続され、前記制御回路からの前記制御信号により前記定電流回路をオン/オフさせるスイッチとを有することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2記載の放電管点灯装置において、前記駆動回路と前記制御回路とは、集積回路からなることを特徴とする。
本発明によれば、制御信号によりスイッチがオンすると、定電流回路の定電流が抵抗素子を介して流れるため、抵抗素子の端子間電圧は、抵抗素子と定電流の積の所定の定電圧を発生する。この端子間電圧は、入力電圧の大小に拘らず一定の電圧になるため、入力電圧が急変してもP型FETが破壊することなく、広入力変動範囲に亙って高効率を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態に係る放電管点灯装置の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の実施例1に係る放電管点灯装置の構成を示す回路図である。図1に示す放電管点灯装置は、図4に示す放電管点灯装置に対して、P型FETQp1に並列に接続された抵抗R1及びダイオードD1とコンデンサC1を削除するとともに、P型FETQp2に並列に接続された抵抗R2及びダイオードD2とコンデンサC2を削除し、さらに、コントロールIC1c内に駆動回路19a,19bを追加したことを特徴とする。図1に示すその他の構成は、図4に示す構成と同一構成であり、同一部分には同一符号を付し、その部分の説明は省略し、ここでは、異なる部分のみ説明する。
駆動回路19aは、P型FETQp1を駆動する。駆動回路19aは、オンすることによりP型FETQp1のゲート・ソース間容量を放電させてP型FETQp1をオフさせるトランジスタQ1と、直流電源Vinに一端が接続され、トランジスタQ1がオンした時のトランジスタQ1のベースの電位を決定するための抵抗R1と、オンすることによりP型FETQp1のゲート・ソース間容量を充電させてP型FETQp1をオンさせるトランジスタQ2と、抵抗R1に直列に接続され所定の定電流を流す定電流回路CC1と、定電流回路CC1と抵抗R1との直列回路に直列に接続され、分周器13からの第1制御信号により定電流回路CC1をオン/オフさせるスイッチS1とを有する。
スイッチS1,S2は、高入力信号が入力された時、オフするものとする。また、スイッチ回路用半導体で定電流特性をもたせ、定電流回路CC1,CC2とスイッチS1,S2を兼用しても良い。実施例としては、スイッチ用半導体をMOSFETとした場合、ゲートを所定電圧にクランプし、ソース抵抗を挿入すると、(V−Vth)/Rsで決まる定電流となる。ここで、Vはゲートクランプ電圧であり、Vthはゲート−ソース間電圧であり、Rsはソース抵抗である。
NPN型のトランジスタQ1のコレクタは電源端子の正極に接続され、PNP型のトランジスタQ2のコレクタはグランドに接続されている。トランジスタQ1とトランジスタQ2のエミッタ同士は接続され、抵抗R0を介してP型FETQp1のゲートに接続される。トランジスタQ1とトランジスタQ2のベース同士は接続され、トランジスタQ1のコレクタ・ベース間には抵抗R3が接続されている。トランジスタQ2のコレクタ・ベース間には定電流回路CC1とスイッチS1との直列回路が接続される。分周器13からの第1制御信号をN型FETQn1のゲートに印加する。
駆動回路19bは、P型FETQp2を駆動する。駆動回路19bは、オンすることによりP型FETQp2のゲート・ソース間容量を放電させてP型FETQp2をオフさせるトランジスタQ3と、直流電源Vinに一端が接続され、トランジスタQ3がオンした時のトランジスタQ3のベースの電位を決定するための抵抗R3と、オンすることによりP型FETQp2のゲート・ソース間容量を充電させてP型FETQp2をオンさせるトランジスタQ4と、抵抗R3に直列に接続され所定の定電流を流す定電流回路CC2と、定電流回路CC2と抵抗R3との直列回路に直列に接続され、分周器13からの第2制御信号により定電流回路CC2をオン/オフさせるスイッチS2とを有する。
NPN型のトランジスタQ3のコレクタは電源端子の正極に接続され、PNP型のトランジスタQ4のコレクタはグランドに接続されている。トランジスタQ3とトランジスタQ4のエミッタ同士は接続され、抵抗R2を介してP型FETQp2のゲートに接続される。トランジスタQ3とトランジスタQ4のベース同士は接続され、トランジスタQ3のコレクタ・ベース間には抵抗R3が接続されている。トランジスタQ4のコレクタ・ベース間には定電流回路CC2とスイッチS2との直列回路が接続される。分周器13からの第2制御信号をN型FETQn2のゲートに印加する。
次にこのように構成された実施例1の放電管点灯装置の動作を図面を参照しながら説明する。図2は本発明の実施例1に係る放電管点灯装置の各部の信号を示すタイミングチャートである。
まず、例えば、時刻t2において、分周器13から出力される第1制御信号(Lレベル)がスイッチS1の制御端子とN型FETQn1のゲートに印加されると、スイッチS1がオンし、N型FETQn1がオフする。
スイッチS1がオンすると、定電流回路CC1の定電流I1が抵抗R1を介して流れるため、抵抗R1に流れる電流I2=I1となり、抵抗R1の端子間電圧は、抵抗R1と電流I1の積の所定の定電圧VR1を発生する。
この抵抗R1の端子間電圧VR1は、入力電圧Vinの大小に拘らず一定の電圧になる。即ち、入力電圧Vinが急変しても抵抗R1に流れる電流は定電流回路CC1の定電流I1であるため、抵抗R1の端子間電圧VR1は、入力電圧Vinの大小に拘らず電圧V=R1×I1で一定値になる。
このため、P型FETQp1のソース・ゲート間電圧VPGS1は、抵抗R1の端子間電圧VR1とトランジスタQ1のベース・エミッタ間電圧Vbe1との合計の一定電圧値となる。このP型FETQp1のソース・ゲート間電圧VPGS1をP型FETQp1のピンチオフ電圧より大きく、ソース・ゲート間電圧の最大規格値より小さな所定の値に選ぶことにより、入力電圧Vinに拘らず、P型FETQp1を安全に且つ確実にオン/オフさせることができる。このとき、端子PD1からのLレベルによりP型FETQp1がオンする。
一方、時刻t2において、分周器13から出力される制御信号(Hレベル)がスイッチS2の制御端子とN型FETQn2のゲートに印加されると、スイッチS2がオフし、N型FETQn2がオンする。
スイッチS2がオフすると、定電流回路CC2の定電流I3が抵抗R3を介して流れなくなるため、トランジスタQ3とQ4のベース電流のみとなり、略ゼロとなるため、抵抗R3の端子間電圧も略ゼロ電圧となる。このため、P型FETQp2のソース・ゲート間電圧VPGS2も略ゼロ電圧となり、端子PD2からのHレベルによりP型FETQp2はオフする。このため、直流電源Vinから、Qp1→C3→P→Qn2の経路で電流が流れる。
次に、時刻t3においては、分周器13から出力される制御信号(Lレベル)がスイッチS2の制御端子とN型FETQn2のゲートに印加されると、スイッチS2がオンし、N型FETQn2がオフする。スイッチS2がオンしたときには、スイッチS1がオンしたときと同様な要領で、P型FETQp2がオンする。また、分周器13から出力される制御信号(Hレベル)がスイッチS1の制御端子とN型FETQn1のゲートに印加されると、スイッチS1がオフし、N型FETQn1がオンする。このとき、P型FETQp1はオフする。このため、直流電源Vinから、Qp2→P→C3→Qn1の経路で電流が流れて、放電管3が点灯する。
このように実施例1の放電管点灯装置によれば、入力急変時に、ハイサイドのP型FETQp1,Qp2のゲート・ソース間電圧が大きくなることなく、また、入力電源電圧Vinの大小に拘らず、端子PD1,PD2からの駆動信号がローレベルの時のハイサイドのP型FETQp1,Qp2のゲート・ソース間電圧VPGSは一定値となる。このため、P型FETQp1,Qp2を破壊することがなくなり、広入力変動範囲に亙って、高効率のインバータを構成することができる。
また、駆動回路19a,19bと誤差増幅器5と発振器17と分周器13をコントロールIC1bに内蔵することにより、直接、全てのMOSFETQp1,Qp2,Qn1,Qn2を駆動することができる。このため、回路設計が容易で、且つ小型化で安価なインバータを設計することができる。
図3は本発明の実施例2に係る放電管点灯装置の構成を示す回路図である。図1に示す実施例1がフルブリッジ構成であるのに対して、図3に示す実施例2は、ハーフブリッジ構成としたものである。即ち、図1に示すP型FETQp2をコンデンサC11に変更し、図1に示すN型FETQn2をコンデンサC12に変更し、駆動回路19bを削除した点が異なる。この場合には、実施例1で説明した駆動回路19aによるP型FETQp1及びN型FETQn1の動作のみとなるので、ここでは、その詳細は省略。このハーブブリッジ構成によれば、構成が簡単になる。
また、トランスの一次巻線P一端はコンデンサC11,C12の中点に接続しているが、コンデンサC11,C12を削除して、直接、電源Vin又はGNDに接続しても良い。あるいは、コンデンサC3を削除して、コンデンサC11,C12の合成容量がコンデンサC3に等しくなるようにしても良い。
本発明の実施例1に係る放電管点灯装置の構成を示す回路図である。 本発明の実施例1に係る放電管点灯装置の各部の信号を示すタイミングチャートである。 本発明の実施例2に係る放電管点灯装置の構成を示す回路図である。 従来の放電管点灯装置の構成を示す回路図である。 図4に示す従来の放電管点灯装置の各部の信号を示すタイミングチャートである。 従来の放電管点灯装置の他の構成を示す回路図である。 図6に示す放電管点灯装置の各部の信号を示すタイミングチャートである。
符号の説明
T トランス
1,1a,1b コントロールIC
3 放電管
5 管電流検出回路
11 レギュレータ
13 分周器
15 誤差増幅器、
17 発振器
19a,19b 駆動回路
20a,20b インバータ
Qp1,Qp2 P型FET
Qn1,Qn2 N型FET
Q1〜Q4 トランジスタ
C1〜C4 コンデンサ
R1〜R9 抵抗
D1,D2 ダイオード
CC1,CC2 定電流回路
S1,S2 スイッチ

Claims (3)

  1. 直流電源の両端に接続され、ハイサイドの第1P型FETとローサイドの第1N型FETとが直列に接続された第1直列回路と、
    前記直流電源の両端に接続され、ハイサイドの第2P型FETとローサイドの第2N型FETとが直列に接続された第2直列回路と、
    前記第1P型FETと前記第1N型FETとの接続点と前記第2P型FETと前記第2N型FETとの接続点との間に一次巻線とコンデンサの直列回路が接続され、二次巻線に放電管が接続されたトランスと、
    前記放電管に流れる管電流に応じて制御信号により前記第1P型FET及び前記第2N型FETと、前記第1N型FET及び前記第2P型FETとを交互にオン/オフさせる制御回路と、
    前記第1P型FET及び前記第2P型FETの各々に対応して設けられ且つ前記P型FETを駆動する駆動回路とを有し、
    前記各々の駆動回路は、
    オンすることにより前記P型FETのゲート・ソース間容量を放電させて前記P型FETをオフさせる第1スイッチ素子と、
    前記直流電源に一端が接続され、前記第1スイッチ素子がオンした時の前記第1スイッチ素子の制御端子の電位を決定するための抵抗素子と、
    オンすることにより前記P型FETのゲート・ソース間容量を充電させて前記P型FETをオンさせる第2スイッチ素子と、
    前記抵抗素子に直列に接続された定電流回路と、
    前記定電流回路と前記抵抗素子との直列回路に直列に接続され、前記制御回路からの前記制御信号により前記定電流回路をオン/オフさせるスイッチと、
    を有することを特徴とする放電管点灯装置。
  2. 直流電源の両端に接続され、ハイサイドのP型FETとローサイドのN型FETとが直列に接続された第1直列回路と、
    前記P型FETと前記N型FETとの接続点と前記直流電源の一端又は/及び他端にコンデンサを介して一次巻線が接続され、二次巻線に放電管が接続されたトランスと、
    前記放電管に流れる管電流に応じて制御信号により前記P型FETと前記N型FETとを交互にオン/オフさせる制御回路と、
    前記P型FETを駆動する駆動回路とを有し、
    前記駆動回路は、
    オンすることにより前記P型FETのゲート・ソース間容量を放電させて前記P型FETをオフさせる第1スイッチ素子と、
    前記直流電源に一端が接続され、前記第1スイッチ素子がオンした時の前記第1スイッチ素子の制御端子の電位を決定するための抵抗素子と、
    オンすることにより前記P型FETのゲート・ソース間容量を充電させて前記P型FETをオンさせる第2スイッチ素子と、
    前記抵抗素子に直列に接続された定電流回路と、
    前記定電流回路と前記抵抗素子との直列回路に直列に接続され、前記制御回路からの前記制御信号により前記定電流回路をオン/オフさせるスイッチと、
    を有することを特徴とする放電管点灯装置。
  3. 前記駆動回路と前記制御回路とは、集積回路からなることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の放電管点灯装置。
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