JP2008003863A - ネットワーク機器及びネットワークシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、ネットワークを介して電源の制御を適切かつ効率的に行うネットワーク機器及びネットワークシステムに関する。
【解決手段】ネットワークシステム1は、デスクトップPC3やノートPC4等のクライアント端末が、LAN2を介してネットワーク機器としての複写機5、プリンタ6、スキャナ7及びファクシミリ装置8等の電源のオフを命令する電源オフ命令コマンドを一斉送信または同報送信すると、ネットワーク機器が、該電源オフ命令コマンドが自己宛のコマンドであるかチェックし、自己宛のコマンドであると、予め設定保存されている電源オフ時の設定情報に基づいて電源オフを実行可能な状態であるか判別し、実行可能状態であると、電源をオフにする電源制御処理を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ネットワーク機器及びネットワークシステムに関し、詳細には、電源の制御を効率的に行うネットワーク機器及びネットワークシステムに関する。
近時、省エネ(省エネルギー)化が要望されており、複写装置、ファクシミリ装置、複合装置、プリンタ装置、スキャナ装置、コンピュータ等の各種機器においても、いかに低消費電力化、省エネルギー化を図るかが重要な課題となっている。
機器における省電力制御方法としては、従来から種々の方法が用いられており、例えば、使用後ある一定時間経過後に必要最低限の電力のみを供給する省エネルギーモードに移行する省エネルギー制御方法、パソコンのバッテリーの状態を5段階に分けて監視してアプリケーションソフトが自動的に電源を切ったりすることができるAPM(Advanced Power Management)規格やこのAPM規格を改良してOSがBIOSと連携してコンピュータ内部の各パーツの電力を管理するACPI(Advanced Configuration and Power Interface)規格を利用して電源の管理を行う方法等を用いることが行われている。
これらの電源管理方法は、いずれも各機器自体が自己の消費電力を管理するもので、機器単位での電源管理である。
そして、従来、印刷装置と接続されるホスト装置から印刷データと電源オフコマンドの指令を印刷装置に送信し、電源オフコマンドを受け取ると、印刷装置が、印刷処理の停止処理を行ってから電源供給の停止処理を行う印刷システムが提案されている(特許文献1参照)。
この従来技術は、ホスト装置と印刷装置とが直接接続されており、この直接接続されている印刷装置の電源をホスト装置からオフにしている。
ところが、近年、オフィス等においては、小規模であっても複数台の印刷装置や画像読取装置等の機器が接続されたネットワークが構築されており、これらのネットワークに接続されている機器に対しては、上記特許文献1記載の従来技術では、対応することができず、ネットワークに接続された機器を効率的に電源管理することが要望されている。
そして、従来、ネットワークに複数のコンピュータが接続されている状態で、1つのコンピュータの電源をオフにすると、このコンピュータがネットワークに接続されている他のコンピュータの1つにオフ要求をして、オフできるときにはオフにし、オフできないときにはオンを継続するとともにオフに反対するレスポンスをオフ要求してきたコンピュータに返し、オフに反対のレスポンスを受け取ったコンピュータが電源オンの状態を継続するネットワークシステムが提案されている(特許文献2参照)。なお、この従来技術には、電源オフの要求をマルチキャストまたはブロードキャストで送信し、電源オフに反対するレスポンスをユニキャストで送信することが提案されている。
この従来技術は、ネットワーク接続されているコンピュータの電源オフを効率的に行うことが目的であって、各コンピュータが電源オフ要求を受け取ると、ジョブの実行中か否かによって電源をオフにして次のコンピュータに電源オフ要求を送信するか、拒否するレスポンスを返すか判断して処理を行う。
特開2001−96851号公報 特開2003−000000号公報
しかしながら、上記従来技術にあっては、ネットワークに接続されている各種機器の電源を効率的にオフする上で、改良の必要があった。
すなわち、特許文献2記載の従来技術にあっては、ネットワーク接続されているコンピュータの電源オフを効率的に行うことが目的であって、各コンピュータが電源オフ要求を受け取ると、ジョブの実行中か否かによって電源をオフにして次のコンピュータに電源オフ要求を送信するか、拒否するレスポンスを返すか判断して処理を行っているが、ネットワークには、通常、コンピュータ以外の印刷装置や画像読取装置等の機器が接続されており、これらのコンピュータ以外の機器に対しては、説明されておらず、改良の必要があった。
そこで、本発明は、ネットワークを介して効率的かつ適切に電源の制御を行うネットワーク機器及びネットワークシステムを提供することを目的としている。
請求項1記載の発明のネットワーク機器は、ネットワークに接続され、該ネットワークから送られてくる各種コマンドに基づいて各種処理を実行するネットワーク機器であって、前記ネットワークからのコマンドとして電源制御コマンドが送られてくると、該電源制御コマンドが自己宛のコマンドであるかチェックするチェック手段と、該電源制御コマンドが自己宛のコマンドであると、予め設定情報記憶手段に保存されている電源制御時の設定情報に基づいて該電源制御コマンドの要求内容を実行可能な状態であるか判別する判別手段と、実行可能状態であると、該電源制御コマンドの要求内容を実行する電源制御処理を行う制御手段と、を備えていることにより、上記目的を達成している。
請求項2記載の発明のネットワークシステムは、クライアント端末とネットワーク機器がネットワークに接続され、該クライアント端末から該ネットワークを介して該ネットワーク機器に各種コマンドを送信して、該ネットワーク機器が該コマンドに基づいて各種処理を実行するネットワークシステムであって、前記クライアント端末が、前記ネットワークを介して前記ネットワーク機器の電源を制御する電源制御コマンドを一斉送信または同報送信し、前記ネットワーク機器が、前記ネットワークを介して前記電源制御コマンドが送られてくると、該電源制御コマンドが自己宛のコマンドであるかチェックするチェック手段と、該電源制御コマンドが自己宛のコマンドであると、予め設定情報記憶手段に保存されている電源制御時の設定情報に基づいて該電源制御コマンドの要求内容を実行可能な状態であるか判別する判別手段と、実行可能状態であると、該電源制御コマンドの要求内容を実行する電源制御処理を行う制御手段と、を備えていることにより、上記目的を達成している。
上記各場合において、例えば、請求項3に記載するように、前記ネットワーク機器は、前記電源制御処理機能のオン/オフを、該ネットワーク機器での操作に応じて、または、前記ネットワークを介した所定のコマンドに応じて前記設定情報記憶手段に前記設定情報として予め設定保存する設定情報保存手段を備え、前記判別手段が、該設定情報記憶手段の該設定情報に基づいて前記受信した電源制御処理機能がオンであるか判別し、前記制御手段が、該電源制御処理機能がオンであると、前記電源制御処理を実行してもよい。
また、例えば、請求項4に記載するように、前記ネットワーク機器は、電源オフの実行よりもジョブの実行を優先させるジョブ優先情報を、該ネットワーク機器での操作に応じて、または、前記ネットワークを介した所定のコマンドに応じて前記設定情報記憶手段に前記設定情報として予め設定保存する設定情報保存手段を備え、前記判別手段は、前記受信した電源制御コマンドが電源をオフにする電源オフコマンドであって、実行中のジョブ、または、実行中及び待機中のジョブが存在すると、該設定情報記憶手段の該設定情報にジョブ優先情報が保存されているか判別し、前記制御手段が、該ジョブ優先情報が保存されていると、少なくとも実行中のジョブが終了するのを待って、電源をオフにしてもよい。
さらに、例えば、請求項5に記載するように、前記ネットワーク機器は、所定の通知手段を備え、前記判別手段が、前記受信した電源制御コマンドに対応する処理の実行が不可能な状態にあると判別すると、前記制御手段が、該電源制御コマンドの送信元に対して、前記通知手段を使用して該実行不可能状態にある旨を所定の通知方法で通知してもよい。
また、例えば、請求項6に記載するように、前記チェック手段は、前記電源制御コマンドの相手先アドレスまたは/及びフレームの物理/同報ビットに基づいて該電源制御コマンドが自己宛であるか否かチェックしてもよい。
本発明のネットワーク機器によれば、ネットワークからの自己宛のコマンドとして電源制御コマンドが送られてくると、予め保存されている電源制御時の設定情報に基づいて該電源制御コマンドの要求内容を実行可能な状態であるか判別し、実行可能状態であると、該電源制御コマンドの要求内容を実行する電源制御処理を行うので、ネットワーク機器の電源を、ネットワークからの電源制御コマンドによって電源制御時の設定情報に応じて電源をオフしたり、オンしたり、省エネルギー制御したり等をすることができ、ネットワーク機器の電源を効率的にかつ安全に制御して、利用性を向上させることができる。
本発明のネットワークシステムによれば、クライアント端末が、ネットワークを介してネットワーク機器の電源を制御する電源制御コマンドを一斉送信または同報送信すると、ネットワーク機器が、該電源制御コマンドが自己宛のコマンドであるかチェックし、該電源制御コマンドが自己宛のコマンドであると、予め保存されている電源制御時の設定情報に基づいて該電源制御コマンドの要求内容を実行可能な状態であるか判別し、実行可能状態であると、該電源制御コマンドの要求内容を実行する電源制御処理を行うので、クライアント端末が、電源制御コマンドをネットワークを介してネットワーク機器に送信することで、ネットワーク機器の電源を、電源制御時の設定情報に応じて電源をオフしたり、オンしたり、省エネルギー制御したり等をすることができ、ネットワーク機器の電源を効率的にかつ安全に制御して、利用性を向上させることができる。
以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、本発明の好適な実施例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1〜図10は、本発明のネットワーク機器及びネットワークシステムの一実施例を示す図であり、図1は、本発明のネットワーク機器及びネットワークシステムの一実施例を適用したネットワークシステム1のシステム構成図である。
図1において、ネットワークシステム1は、イーサネット(Ethernet:登録商標)等のLAN(Local Area Network)2に、クライアント端末としてのデスクトップPC3とノートPC4及びネットワーク機器としての複合機5、プリンタ6、スキャナ7及びファクシミリ装置8等が接続されており、これらのクライアント端末やネットワーク機器の種類や数は、LAN2の規模によって、それぞれ異なる。
ネットワークシステム1は、LAN2に接続されているデスクトップPC3やノートPC4等のクライアント端末でそのアプリケーションソフトウェアによって作成された文書データや複写機5、スキャナ7及びファクシミリ装置8等で読み取られたり受信した画像データをLAN2を介して複写機5、プリンタ6及びファクシミリ装置8に送って、該画像データを受信した複写機5、プリンタ6及びファクシミリ装置8が用紙に印刷出力したり、他のネットワーク機器に送信する等のLAN2を介した種々のデータ処理を行う。
上記デスクトップPC3やノートPC4は、LAN2を介して他のネットワーク機器である複写機5、プリンタ6、スキャナ7及びファクシミリ装置8等に対して、各種コマンドを送信して、該ネットワーク機器に各種データ処理を行わせる。例えば、デスクトップPC3やノートPC4は、データと印刷要求コマンドを複写機5に送信し、複写機5は、該データと印刷要求コマンドを受信すると、該印刷要求コマンドに応じて該データに基づく印刷処理を実行する。特に、デスクトップPC3やノートPC4は、LAN2を介して他のネットワーク機器である複写機5、プリンタ6、スキャナ7及びファクシミリ装置8等に対して、クライアント端末として、該ネットワーク機器の電源をオンまたはオフにしたり、省エネルギー制御したりすることを要求する電源制御コマンドを送信することで、意図するネットワーク機器を特定して、また、全てのネットワーク機器を一括して、電源をオンさせたり、電源をオフさせたり、また、省エネルギー制御したり等の電源制御を行う。
そして、ネットワーク機器、例えば、複写機5は、図2に示すように、ブロック構成されており、システム制御部11、システムメモリ12、パラメータメモリ13、時計回路14、画像読取部15、書込部16、操作表示部17、LAN伝送制御部18、トランシーバ19、メイン制御LSI20、メモリ21、モデム22、NCU(Network Control Unit)23及び電源部24等を備えている。上記システム制御部11、システムメモリ12、パラメータメモリ13、時計回路14、画像読取部15、書込部16、操作表示部17、LAN伝送制御部18及びメイン制御LSI20は、内部バス25により接続されており、上記メイン制御LSI20、メモリ21及びモデム22は、ローカルバス26により接続されている。
システムメモリ12は、ファクシミリ装置3としての基本プログラム及び後述する電源制御処理プログラムを格納しているとともに、これらのプログラムを実行するのに必要な各種データを格納しており、さらに、システム制御部11のワークメモリとしても利用される。
システム制御部(チェック手段、判別手段、制御手段、設定情報保存手段)11は、システムメモリ12のプログラムに基づいてシステムメモリ12をワークメモリとして利用しつつ、複写機5の各部を制御して、複写機5としての処理を実行するとともに、後述する電源制御コマンドが自己宛のコマンドであるか否かをチェックするチェック処理、電源制御コマンドが自己宛のコマンドであると、予め設定されている電源制御時の設定情報に基づいて該電源制御コマンドの要求を実行可能か判別する判別処理、電源制御コマンドの要求内容を実行可能であると該電源制御コマンドの要求内容を実行する電源制御処理、複写機5での操作またはLAN2を介してクライアント端末(デスクトップPC3、ノートPC4等)からのコマンドに応じて設定情報を保存する設定情報保存処理及び電源制御コマンドの内容を実行不可能な場合にその旨を該電源制御コマンドの送信元に通知する通知処理を実行する。
パラメータメモリ(設定情報記憶手段)13は、一般的に、読み/書き可能な不揮発性メモリで構成されるが、バッテリバックアップされた揮発性メモリやハードディスク等を用いてもよく、停電や複写機5の電源がオフされているときにも、パラメータメモリ13内の各情報が保持される構成であればよい。複写機1としての固有情報や各種設定情報等のパラメータ、例えば、ファクシミリ機能でのメモリ送信の送信先電話番号、ワンタッチダイヤル、短縮ダイヤル及びグループダイヤル等に対応付けられた送信先(相手先)電話番号や送信先(相手先)名称等のダイヤル情報、自己局の電話番号や名称及等の自局情報び読取濃度情報や記録濃度情報等の各種設定情報等を記憶する。特に、パラメータメモリ13は、後述する電源制御処理での電源オフ時の設定情報等を電源制御設定テーブルとして記憶する。具体的には、パラメータメモリ13は、図3に示すような電源制御設定テーブルを記憶し、電源制御設定テーブルには、例えば、電源リモート制御の設定項目に対する設定情報として、ON/OFFが、電源制御の設定項目に対する設定情報として、ON/OFFが設定され、カウンタ情報の設定項目に対する設定情報として、「00001000」等のカウント値が設定され、給紙カセット設定情報の設定項目に対する設定情報として、「A4横」等の設定値が設定され、また、国情報の設定項目に対する設定情報として、複合装置3の設置国である「欧州」等が設定登録される。
そして、システム制御部11は、パラメータメモリ13のパラメータをプログラムの命令により、その都度参照して動作する。
時計回路14は、発振回路や分周回路等を備え、現在時刻を計時するとともに、複写機5の動作に必要な各種クロックを発生する。
画像読取部15は、搬送される原稿または静止する原稿に光を照射して、該原稿で反射された反射光をCCD(Charge Coupled Device )等の光電変換素子で光電変換することで原稿の画像を読み取る。また、画像読取装置3は、ADF(自動原稿送り装置)が設けられているときには、該ADFにセットされてADFから1枚ずつ読取部に搬送されてくる原稿の画像を読み取る。
書込部16は、所定の画像形成方式、例えば、電子写真方式やインク噴射方式等によって所定の解像度で画像形成し、電子写真方式の場合には、例えば、回転駆動される感光体を中心に、画像書込部、現像部及び転写部、定着部、帯電部及びクリーニング部等が配設されている。このような電子写真方式の画像形成部16は、帯電部で一様に帯電された感光体上に、画像書込部が画像読取部15からの原稿の画像データや受信した画像データに基づいて変調した書込光を照射して、静電潜像を形成する。画像形成部16は、この静電潜像の形成された感光体に現像部からトナー(現像剤)を供給して現像し、感光体上のトナー画像を転写部と感光体との間に給紙カセットから用紙搬送部によって搬送されてきた記録紙に転写して、トナー画像の転写の完了した記録紙を定着部に搬送して、定着部で定着させる。
操作表示部17は、複写機5を動作させるのに必要な各種操作キーが設けられているとともに、ディスプレイ(例えば、液晶ディスプレイ)が設けられており、ディスプレイには、一般的に、タッチパネルが配設されていて、操作表示部17は、そのディスプレイに、複写機5の各種操作を行うのに必要なガイダンス表示と該ガイダンス表示に対応するタッチボタンを表示して、タッチパネルでの操作を可能としている。
LAN伝送制御部18には、トランシーバ19が接続されており、トランシーバ19には、上記LAN2が接続されている。トランシーバ19は、LAN伝送制御部18の制御下で、LAN2を介して他のネットワーク機器やデスクトップPC3、ノートPC4等のクライアント端末との間で、コマンドとデータの授受を行う。LAN伝送制御部18は、トランシーバ19を介して、LAN2に接続されている他のネットワーク機器であるデスクトップPC3、ノートPC4、プリンタ6、スキャナ7及び複合装置8等との間で種々のデータをやり取りするための各種所定のプロトコルの通信制御処理(例えば、文書データや電子メールの送受信処理等)を実行する。特に、LAN伝送制御部18は、システム制御部11の制御下で、電源制御コマンドに対応する電源制御処理を実行できない旨を、その旨の電子メールを該電源制御コマンドを送ってきたクライアント端末(デスクトップPC3、ノートPC4等)に送信する等の通知方法で通知する通知手段として機能する。
メイン制御LSI20は、ローカルバス26を介してメモリ21及びモデム22に接続されており、モデム22には、電話回線Lに接続されているNCU23が接続されている。NCU23は、電話回線Lの閉結や呼出信号(リンギング)、トーン信号、DTMF(Dial Tone Multi Frequency)信号の検出を行う。モデム22は、伝送手順信号をやり取りするための低速モデム(V.21モデム)及び主に画情報をやり取りするための高速モデム機能(V.17モデム、V.34モデム、V.29モデム、V.27terモデム等)を備えている。
メイン制御LSI20は、NCU23を制御して、電話回線Lと接続し、呼出信号の送出制御、複写機5のフック状態の検出を行って、相手端末とのファクシミリ通信の制御を行う。また、メイン制御LSI20は、モデム22の動作を制御して、相手端末から受信した変調されている受信データを復調したり、逆に、送信時の送信画像データを変調して送信したりする。メモリ21は、メイン制御LSI20が実行する制御プログラム及び処理プログラムを実行するときに必要な各種データなどを記憶し、また、メイン制御LSI20のワークエリアとしても機能する。
電源部24は、図4に示すように、電源スイッチ31、変圧器32、整流回路33、平滑回路34及び定電圧回路35等を備えており、電源スイッチ31は、商用AC(交流)電源のコンセントに接続される電源プラグ36に接続されたコード37と変圧器32との間に接続されている。電源スイッチ31は、システム制御部11からの電源スイッチオフ信号が入力されると、そのスイッチ切片31aが開いて、商用AC電源の変圧器32への供給を停止して複写機5の電源をオフにし、電源スイッチオフ信号の供給が停止されると、スイッチ切片31aが閉じて、商用AC電源の変圧器32への供給を行って複写機5の電源をオンにする。
電源部24は、電源スイッチ31を介して入力される商用AC電源を変圧器32で複写機5の必要とする各種電圧値のDC(直流)電源に変換し、当該変換したDC電源を整流器33で整流して、平滑回路34で平滑した後、該DC電源を定電圧回路35で安定化させて、複写機5の各部に供給する。
なお、上記説明では、複写機5について、詳細に各部の説明を行ったが、ネットワーク2に接続されているその他の各ネットワーク機器(プリンタ6、スキャナ7及びファクシミリ装置8等)についても、少なくともその電源部が、複写機5の電源部24と同様の電源スイッチを備えており、各ネットワーク機器の制御部からの電源スイッチオフ信号によって、当該ネットワーク機器の電源部への商用AC電源の供給を停止し、また、電源スイッチオフ信号の供給停止で、電源部への商用AC電源の供給を行う。
次に、本実施例の作用を説明する。本実施例のネットワークシステム1は、デスクトップPC3やノートPC4等のクライアント端末からLAN2に接続されている複写機5、プリンタ6、スキャナ7及びファクシミリ装置8等の各ネットワーク機器に、一斉にまたは同報で、電源オフ命令のコマンドを送出することで、各ネットワーク機器を一斉にまたはネットワーク機器を特定して電源をオフにする。
この電源オフ命令コマンドは、LAN2のTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)プロトコルが用いられ、このプロトコルでは、図5に示すようなフレームフォーマットが用いられる。図5において、相手先アドレスは、サイズが6オクテット(48bit)のフィールドで、相手先となるノードのインターフェースのMACアドレスが入る。相手先アドレスの先頭の1ビットは、物理/同報アドレスの識別に使用され、このビットが"0"のときは物理アドレス、"1"のときは同報アドレスを示している。送信元アドレスは、サイズが6オクテット(48bit)のフィールドで、送信元のインターフェースのMACアドレスが入る。タイプフィールドには、データ部を運んでいるプロトコルを表示するフォーマットが入る。フレームチェックシーケンスは、フレームが壊れているかいないかどうかをチェックするためのフィールドであり、電気的なノイズ等が発生すると、データのビットがビット化けを起こしデータが壊れてしまう場合があり、データが壊れてしまったフレームは、当然破棄しなければいけないが、データが実際に壊れているかどうかをフレームチェックシーケンスフィールドをチェックすることで判断する。電源オフの命令は、このデータの部分に入っている。
そして、全ての相手先にパケットを送るために用いられるアドレスが、ブロードキャストアドレスであり、相手先アドレスの全てのビットを"1"にした場合が、ブロードキャストアドレスにあたる。また、ブロードキャストアドレスが、組織内の全ネットワーク機器、図1では、ネットワーク2に接続されている複写機5、プリンタ6、スキャナ7及びファクシミリ装置8等の全てのネットワーク機器に対して同報通信を行うのに対し、マルチキャストアドレスは、特定のグループに対してのみ、データを転送する専用のアドレスである。
いま、コンピュータ3、4は、図6に示すように、複写機5、プリンタ6、スキャナ7及びファクシミリ装置8等のネットワーク2に接続されている各ネットワーク機器の電源をオフにする電源オフメニューが、コンピュータ3、4の所定のメニュー、例えば、コンピュータ3、4の搭載しているOS(Operating System)、例えば、ウィンドウズ(登録商標)のスタートメニューに組み込まれているネットワーク機器電源設定メニューを使用して、ネットワーク機器の電源オフが選択操作されると(ステップS101)、LAN2に図5に示したイーサネットのフレームによる電源オフ命令コマンド(電源制御コマンド)がブロードキャスト等で送出する(ステップS102)。
なお、デスクトップPC3やノートPC4等のクライアント端末でのメニュー操作による電源オフ命令コマンド等の電源制御コマンドの送出操作は、上記OSのメニューによるものに限るものではなく、例えば、クライアント端末の搭載する各アプリケーションのプリンタドライバのメニューやネットワーク機器を制御する専用のソフトウェアのメニューによって行うようにしてもよい。
複写機5等の各ネットワーク機器は、LAN2を介して電源オフ命令コマンドが送られてくると、フレームの物理/同報ビット及び相手先アドレスを参照して、当該電源オフ命令コマンドが自己宛のコマンドであるかチェックするチェック処理を行って、自己宛、または、ブロードキャストであると、当該電源コマンドを取得し(ステップS201)、電源オフ機能がONに設定されているか判断する(ステップS202)。すなわち、各ネットワーク機器は、電源オフ機能(外部からのコマンドによって電源を制御する電源リモート制御機能)のON/OFFを操作表示部等の操作で設定することができ、複写機5の場合、操作表示部17のキー操作で電源オフ機能(電源リモート制御機能)のON/OFFを設定操作することができ、システム制御部11が、当該電源オフ機能の設定値を、図3に示したパラメータメモリ13の電源制御設定テーブルに設定する。複写機5の場合、システム制御部11は、この電源制御設定テーブルの電源リモート制御及び電源制御の設定情報を参照して、ステップS202の電源オフ機能がONに設定されているか、OFFに設定されているかチェックする。この電源オフ機能のON/OFFの設定登録は、上述のように各ネットワーク機器での操作によるものに限るものではなく、デスクトップPC3やノートPC4等のクライアント端末での電源オフ機能設定操作に応じた所定の設定コマンドをLAN2を介して各ネットワーク機器に送信して、各ネットワーク機器がこの設定コマンドに応じて電源オフ機能のON/OFFを電源制御設定テーブルに設定情報として登録してもよい。
ステップS202で、電源オフ設定になっていないときには、各ネットワーク機器は、電源をオフにすることなく、現在のネットワーク機器の状態を維持して、処理を終了する(ステップS203)。
ステップS202で、電源オフ設定になっていると、各ネットワーク機器は、電源オフを可能とするために予め設定されている所定の電源オフシーケンスの準備を行い(ステップS204)、電源オフの準備が完了するのを待つ(ステップS205)。例えば、ネットワーク機器は、データをハードディスクに書き込み中であれば、該データの書き込みが終わるのを待ち、また、自機の設定が変更になっていれば、それらの変更内容の不揮発性記憶媒体への保存が完了するのを待つ。
各ネットワーク機器は、ステップS205で、電源オフの準備が完了すると、ネットワーク機器の電源をオフにする電源制御処理を行って、処理を終了する(ステップS206)。この電源のオフは、複写機5の場合には、システム制御部11から電源部24の電源スイッチ31に電源スイッチオフ信号を出力することによって行う。
なお、上記説明においては、デスクトップPC3やノートPC4からLAN2に接続されている複写機5等の各ネットワーク機器の電源をOFF(オフ)にする場合について説明したが、各ネットワーク機器の電源をON(オン)にする場合や省電力制御(省エネルギー制御)を行う場合等についても同様に適用することができる。
このように、本実施例のネットワークシステム1は、クライアント端末であるデスクトップPC3やノートPC4が、LAN2を介してネットワーク機器としての複写機5、プリンタ6、スキャナ7及びファクシミリ装置8等の電源を制御する電源制御コマンドとして電源オフ命令コマンドを一斉送信または同報送信すると、ネットワーク機器が、該電源制御コマンドが自己宛のコマンドであるかチェックし、該電源制御コマンドが自己宛のコマンドであると、予めパラメータメモリ13等の電源制御設定テーブルの電源制御時の設定情報に基づいて該電源制御コマンドの要求内容を実行可能な状態であるか判別し、実行可能状態であると、該電源制御コマンドの要求内容を実行する電源制御処理を行っている。
したがって、デスクトップPC3やノートPC4が、電源制御コマンドをLAN2を介してネットワーク機器に送信することで、ネットワーク機器の電源を、電源制御時の設定情報に応じて電源をオフしたり、オンしたり、また、省エネルギー制御したりすることができ、ネットワーク機器の電源を効率的にかつ安全に制御して、利用性を向上させることができる。
例えば、オフィスの最終退出者が、帰宅時、複合機5、プリンタ6、スキャナ7及びファクシミリ装置8等のネットワーク機器の電源をオフにする場合、クライアント端末であるデスクトップPC3やノートPC4で、例えば、ウィンドウズのスタートメニューに登録された電源オフの命令を選択操作することで、ブロードキャスト等でLAN2に電源オフ命令コマンドを送出し、LAN2に接続されている複合機5、プリンタ6、スキャナ7及びファクシミリ装置8等のネットワーク機器が、その電源オフ命令コマンドを取り込んで、自機の電源オフの指示を受け付けて、予め設定されている電源制御時の設定情報に応じて、電源をオフする。
また、本実施例のネットワークシステム1は、クライアント端末のデスクトップPC3やノートPC4において、ウィンドウズ等のOSのスタートメニュー等によってネットワーク機器に対する電源制御の指示操作で、また、各アプリケーションの印刷メニューや別途電源オフ専用のアプリケーションソフトからの指示操作で、電源制御の指示操作を行うことができる。
したがって、より一層簡単かつ効率的にネットワーク機器の電源を制御することができ、より一層利用性を向上させることができる。
さらに、本実施例のネットワークシステム1は、クライアント端末から全てのネットワーク機器に対して一斉に、または、特定のネットワーク機器に対して同報で、電源制御コマンドを送出することで、ネットワーク機器を一斉に、または、個別に電源オフしたり、電源オンしたり、省エネルギー制御したりする。
したがって、より一層簡単かつ利用形態に応じて効率的にネットワーク機器の電源を制御することができ、より一層利用性を向上させることができる。
また、本実施例のネットワークシステム1の各ネットワーク機器は、電源制御処理機能のオン/オフが、該ネットワーク機器での操作によって、または、LAN2を介した所定のコマンドによって設定テーブルの設定情報として予め設定保存され、電源制御コマンドを受信すると、電源制御設定テーブルの設定情報(電源リモート制御及び電源制御の設定情報)に基づいて電源制御処理機能がオンであるか判別し、電源制御処理機能がオンであると、電源制御処理を実行している。
したがって、より一層簡単かつ利用形態に応じて効率的にネットワーク機器の電源を制御することができ、より一層利用性を向上させることができる。
例えば、ファクシミリ機能を備えているネットワーク機器においては、基本的に電源オフをしない設定とし、電源オフの設定も可能とする。この場合、安易な設定保護としては、ファクシミリ機能を備えていないネットワーク機器から電源オフ設定するとともに、ファクシミリ機能を備えているネットワーク機器に対しては、さらに1段階余計に設定段数を設けることで、誤って電源オフに設定してしまうことを防止することができる。
なお、ネットワークシステム1において、LAN2に接続されている各ネットワーク機器の電源制御設定テーブルの設定情報の内容を確認できるようにしてもよい。
このようにすると、各ネットワーク機器の電源制御の設定状態をクライアント端末で確認して、管理することができ、より一層利用性を向上させることができる。
そして、上記説明では、各ネットワーク機器が、電源オフ設定であると、電源オフシーケンスを行って、電源オフの準備が完了すると、そのまま電源をオフにしているが、パラメータメモリ13の電源制御テーブルの設定情報に、電源オフ処理よりもジョブ実行を優先させるジョブ優先情報が設定登録されていると、図7に示すように、実行中のジョブ(JOB)の実行の有無を判別して、実行中のJOBが終了してから、電源をオフにしてもよい。なお、図7において、図6と同様の処理ステップには、同一のステップナンバーを付している。
すなわち、図7に示すように、コンピュータ3、4において、所定のメニューを使用してネットワーク機器の電源オフが選択操作されると(ステップS101)、LAN2にブロードキャスト等で電源オフ命令コマンドを送出する(ステップS102)。
各ネットワーク機器は、LAN2を介して電源オフ命令コマンドが送られてくると、当該電源オフ命令コマンドが自己宛のコマンドであるかチェックして、自己宛、または、ブロードキャストであると、当該電源コマンドを取得し(ステップS201)、電源オフ機能がONに設定されているか判断する(ステップS202)。
ステップS202で、電源オフ設定になっていないときには、各ネットワーク機器は、電源をオフにすることなく、現在のネットワーク機器の状態を維持して、処理を終了する(ステップS203)。
ステップS202で、電源オフ設定になっていると、各ネットワーク機器は、パラメータメモリ13の電源制御設定テーブルにジョブ優先情報が登録されていると、実行中のJOBがあるか、例えば、複写機5では、実行中の印刷JOB、実行中の読取JOB、実行中のコピーJOB、実行中のファクシミリ通信等があるかチェックし(ステップS301)、実行中のJOBがあるときには、当該JOBの処理が完了して、ステップS301で、実行中のJOBが無くなると、所定の電源オフシーケンスの準備を行って(ステップS204)、電源オフの準備が完了するのを待つ(ステップS205)。
各ネットワーク機器は、ステップS205で、電源オフの準備が完了すると、ネットワーク機器の電源をオフにして、処理を終了する(ステップS206)。
このように、上記ネットワークシステム1は、電源オフの実行よりもジョブの実行を優先させるジョブ優先情報が、ネットワーク機器での操作によって、または、デスクトップPC3やノートPC4等のクライアント端末からのLAN2を介した所定のコマンドによって、ネットワーク機器のパラメータメモリ13等に設定情報として予め設定保存可能とし、受信した電源制御コマンドが電源をオフにする電源オフ命令コマンドであって、実行中のジョブが存在すると、パラメータメモリ13等の設定情報にジョブ優先情報が保存されているか判別し、ジョブ優先情報が保存されていると、実行中のジョブが終了するのを待って、電源をオフにしている。
したがって、例えば、誤って電源オフ命令コマンドを出しても、各ネットワーク機器で、必要なジョブの処理を適切に完了した後に、電源をオフにすることができ、処理の適切化を図りつつ利用性を向上させることができる。
また、ネットワークシステム1は、各ネットワーク機器が、実行中のJOBの実行の有無だけでなく、図8に示すように、待機中のJOBの有無を判別して、待機中のJOBを含めて全てのJOBが終了してから、電源をオフにしてもよい。なお、図8において、図6及び図7と同様の処理ステップには、図6及び図7と同一のステップナンバーを付している。
すなわち、図8に示すように、コンピュータ3、4において、所定のメニューを使用してネットワーク機器の電源オフが選択操作されると(ステップS101)、LAN2にブロードキャストで電源オフ命令コマンドを送出する(ステップS102)。
各ネットワーク機器は、LAN2を介して電源オフ命令コマンドが送られてくると、当該電源オフ命令コマンドが自己宛のコマンドであるかチェックして、自己宛、または、ブロードキャストであると、当該電源コマンドを取得し(ステップS201)、電源オフ機能がONに設定されているか判断する(ステップS202)。
ステップS202で、電源オフ設定になっていないときには、各ネットワーク機器は、電源をオフにすることなく、現在のネットワーク機器の状態を維持して、処理を終了する(ステップS203)。
ステップS202で、電源オフ設定になっていると、各ネットワーク機器は、実行中のJOBがあるか、例えば、複写機5では、実行中の印刷JOB、実行中の読取JOB、実行中のファクシミリ通信等があるかチェックし(ステップS301)、実行中のJOBがあるときには、当該JOBの処理が完了して、ステップS301で、実行中のJOBが無くなると、待機中のJOBがあるか、すなわち、処理待ちのJOBがあるかチェックする(ステップS401)。
ステップS401で、処理待ちのJOBがあるときには、各ネットワーク機器は、ステップS301に戻って、JOBの処理中が否かのチェックから上記同様に処理し(ステップS301、S401)、ステップS301で、処理中のJOBが無くなり、ステップS401で処理待ちのJOBもなくなって、全てのJOBが無くなると、所定の電源オフシーケンスの準備を行って(ステップS204)、電源オフの準備が完了するのを待つ(ステップS205)。
各ネットワーク機器は、ステップS205で、電源オフの準備が完了すると、ネットワーク機器の電源をオフにして、処理を終了する(ステップS206)。
このようにすると、各ネットワーク機器において、処理中のジョブだけでなく、待機中のジョブに対しても適切に処理を完了した後に、電源をオフにすることができ、より一層処理の適切化を図りつつ利用性を向上させることができる。
さらに、ネットワークシステム1は、各ネットワーク機器が、図9及び図10に示すように、JOBの処理等においてエラーが発生したかを判別して、エラー発生していると、その旨をクライアント端末であるコンピュータ3、4に通知するようにしてもよい。なお、図9及び図10において、図6から図8と同様の処理ステップには、図6から図8と同一のステップナンバーを付している。
すなわち、図9に示すように、コンピュータ3、4において、所定のメニューを使用してネットワーク機器の電源オフが選択操作されると(ステップS101)、LAN2にブロードキャストで電源オフ命令コマンドを送出する(ステップS102)。
各ネットワーク機器は、LAN2を介して電源オフ命令コマンドが送られてくると、当該電源オフ命令コマンドが自己宛のコマンドであるかチェックして、自己宛、または、ブロードキャストであると、当該電源コマンドを取得し(ステップS201)、コマンドのデータとクライアントコンピュータであるデスクトップPC3またはノートPC4の送信元アドレスを取得して、一時保管する(ステップS501)。
そして、各ネットワーク機器は、電源オフ機能がONに設定されているか判断し(ステップS202)、電源オフ設定になっていないときには、電源をオフにすることなく、現在のネットワーク機器の状態を維持して、処理を終了する(ステップS203)。
ステップS202で、電源オフ設定になっていると、各ネットワーク機器は、実行中のJOBがあるかチェックし(ステップS301)、実行中のJOBがあるときには、当該JOBの処理が完了して、ステップS301で、実行中のJOBが無くなると、待機中のJOBがあるか、すなわち、処理待ちのJOBがあるかチェックする(ステップS401)。
ステップS401で、処理待ちのJOBがあるときには、各ネットワーク機器は、ステップS301に戻って、JOBの処理中が否かのチェックから上記同様に処理し(ステップS301、S401)、ステップS301で、処理中のJOBが無くなり、ステップS401で処理待ちのJOBもなくなって、全てのJOBが無くなると、図10に示すように、自機に紙詰まり等のエラーが発生していないか確認する(ステップS502)。
ステップS502で、エラーが発生していないときには、各ネットワーク機器は、所定の電源オフシーケンスの準備を行って(ステップS204)、電源オフの準備が完了するのを待つ(ステップS205)。
各ネットワーク機器は、ステップS205で、電源オフの準備が完了すると、ネットワーク機器の電源をオフにして、処理を終了する(ステップS206)。
上記ステップS502で、エラーが発生しているときには、各ネットワーク機器は、ステップS501で一時保管した送信元アドレス宛に自機がエラーで電源オフを実行できない旨を通知する通知処理(例えば、複写機5の場合、システム制御部11が予めメモリ21等に格納されているエラー通知メールをLAN伝送制御部18からLAN2を介して電源オフ命令コマンドを送出してきたクライアント端末に送信する通知処理)を行い(ステップS503)、各ネットワーク機器の使用者に自機がエラーとなっていることを自機の操作表示部(例えば、複写機5の場合、操作表示部17のディスプレイ)にエラー表示すること等によって通知して、アイドル状態に移行して、処理を終了する(ステップS504)。
このようにすると、電源オフ命令コマンドを送出したクライアント端末(デスクトップPC3やノートPC4等)のユーザにエラーが発生したことを適切に認識させることができ、利用性をより一層向上させることができる。
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
ネットワークを介して電源を適切かつ効率的に制御するネットワーク機器及びネットワークシステムに適用することができる。
本発明のネットワーク機器及びネットワークシステムの一実施例を適用したネットワークシステムのシステム構成図。 図1の複写機のブロック構成図。 図2のパラメータメモリに格納されている電源制御設定テーブルの一例を示す図。 図2の電源部の詳細なブロック構成図。 図1のネットワークシステムで用いられるプロトコルのフレームフォーマットの一例を示す図。 図1のネットワークシステムによる電源制御処理を示すフローチャート。 図1のネットワークシステムによる実行中ジョブの処理を優先させる電源制御処理を示すフローチャート。 図1のネットワークシステムによる実行中及び待機中のジョブの処理を優先させる電源制御処理を示すフローチャート。 図1のネットワークシステムによるエラー発生通知処理を行う電源制御処理を示すフローチャート。 図9の電源制御処理の続きの処理を示すフローチャート。
符号の説明
1 ネットワークシステム
2 LAN
3 デスクトップPC
4 ノートPC
5 複合機
6 プリンタ
7 スキャナ
8 ファクシミリ装置
11 システム制御部
12 システムメモリ
13 パラメータメモリ
14 時計回路
15 画像読取部
16 書込部
17 操作表示部
18 LAN伝送制御部
19 トランシーバ
20 メイン制御LSI
21 メモリ
22 モデム
23 NCU
24 電源部
25 内部バス
26 ローカルバス
31 電源スイッチ
31a スイッチ切片
32 変圧器
33 整流回路
34 平滑回路
35 定電圧回路
36 電源プラグ
37 コード

Claims (6)

  1. ネットワークに接続され、該ネットワークから送られてくる各種コマンドに基づいて各種処理を実行するネットワーク機器であって、前記ネットワークからのコマンドとして電源制御コマンドが送られてくると、該電源制御コマンドが自己宛のコマンドであるかチェックするチェック手段と、該電源制御コマンドが自己宛のコマンドであると、予め設定情報記憶手段に保存されている電源制御時の設定情報に基づいて該電源制御コマンドの要求内容を実行可能な状態であるか判別する判別手段と、実行可能状態であると、該電源制御コマンドの要求内容を実行する電源制御処理を行う制御手段と、を備えていることを特徴とするネットワーク機器。
  2. クライアント端末とネットワーク機器がネットワークに接続され、該クライアント端末から該ネットワークを介して該ネットワーク機器に各種コマンドを送信して、該ネットワーク機器が該コマンドに基づいて各種処理を実行するネットワークシステムであって、前記クライアント端末が、前記ネットワークを介して前記ネットワーク機器の電源を制御する電源制御コマンドを一斉送信または同報送信し、前記ネットワーク機器が、前記ネットワークを介して前記電源制御コマンドが送られてくると、該電源制御コマンドが自己宛のコマンドであるかチェックするチェック手段と、該電源制御コマンドが自己宛のコマンドであると、予め設定情報記憶手段に保存されている電源制御時の設定情報に基づいて該電源制御コマンドの要求内容を実行可能な状態であるか判別する判別手段と、実行可能状態であると、該電源制御コマンドの要求内容を実行する電源制御処理を行う制御手段と、を備えていることを特徴とするネットワークシステム。
  3. 前記ネットワーク機器は、前記電源制御処理機能のオン/オフを、該ネットワーク機器での操作に応じて、または、前記ネットワークを介した所定のコマンドに応じて前記設定情報記憶手段に前記設定情報として予め設定保存する設定情報保存手段を備え、前記判別手段が、該設定情報記憶手段の該設定情報に基づいて前記受信した電源制御処理機能がオンであるか判別し、前記制御手段が、該電源制御処理機能がオンであると、前記電源制御処理を実行することを特徴とする請求項1記載のネットワーク機器または請求項2記載のネットワークシステム。
  4. 前記ネットワーク機器は、電源オフの実行よりもジョブの実行を優先させるジョブ優先情報を、該ネットワーク機器での操作に応じて、または、前記ネットワークを介した所定のコマンドに応じて前記設定情報記憶手段に前記設定情報として予め設定保存する設定情報保存手段を備え、前記判別手段は、前記受信した電源制御コマンドが電源をオフにする電源オフコマンドであって、実行中のジョブ、または、実行中及び待機中のジョブが存在すると、該設定情報記憶手段の該設定情報にジョブ優先情報が保存されているか判別し、前記制御手段が、該ジョブ優先情報が保存されていると、少なくとも実行中のジョブが終了するのを待って、電源をオフにすることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のネットワーク機器またはネットワークシステム。
  5. 前記ネットワーク機器は、所定の通知手段を備え、前記判別手段が、前記受信した電源制御コマンドに対応する処理の実行が不可能な状態にあると判別すると、前記制御手段が、該電源制御コマンドの送信元に対して、前記通知手段を使用して該実行不可能状態にある旨を所定の通知方法で通知することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のネットワーク機器またはネットワークシステム。
  6. 前記チェック手段は、前記電源制御コマンドの相手先アドレスまたは/及びフレームの物理/同報ビットに基づいて該電源制御コマンドが自己宛であるか否かチェックすることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載のネットワーク機器またはネットワークシステム。
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