JP2019201323A - 画像処理装置とその制御方法、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】画像処理装置がファクス機能を有するという情報だけで、ユーザは、その画像処理装置がファクスの受信用に利用されているか否か、シャットダウンしても構わないか否かを判断できるとは限らない。【解決手段】外部装置と通信可能な画像処理装置であって、外部装置からシャットダウン要求を受信すると、画像処理装置がファクス回線を介したデータ送受信が可能であるかどうか判定し、ファクス回線を介したデータ送受信が可能であると判定すると、シャットダウン要求に基づくシャットダウン処理を実行せず、ファクス回線を介したデータ送受信が可能でないと判定すると、シャットダウン要求に基づく画像処理装置のシャットダウン処理を実行するように制御する。【選択図】 図5

Description

本発明は、画像処理装置とその制御方法、及びプログラムに関する。
近年、サーバやパーソナルコンピュータなどの外部端末から、ネットワークを介して画像処理装置をシャットダウンする、所謂、リモートシャットダウン機能を備えた画像処理装置が開発されている。これにより例えば、ユーザが外部端末のウェブブラウザで、画像処理装置のIPアドレスにアクセスすることで表示されるリモートユーザインターフェース(RUI)からシャットダウンを指示することが可能である。また或いは、外部端末上で動作するアプリケーションから、その画像処理装置のシャットダウンを指示することも可能である。この機能によれば、多くの画像処理装置や、離れた場所にある画像処理装置を管理している管理者が、それぞれの装置の場所に直接行かなくても、所望の画像処理装置をシャットダウンできるため、管理者の負担を大幅に低減できる。
画像処理装置にはPSTN(Public Switched Telephone Network)に代表される電話回線等の通信回線(以降、ファクス回線と呼ぶ)を介して、遠隔の装置とデータ送受信を行うファクス機能も広く普及している。このような画像処理装置の電源をオフにした状態では、ファクス受信することはできない。いま、リモートシャットダウン機能により、離れた場所から画像処理装置がシャットダウンされた場合、画像処理装置を利用しているユーザがファクス受信できない状態になっていることに気付かない虞がある。従って、画像処理装置をファクスの受信用として使用している場合、その画像処理装置を、リモートシャットダウン機能の対象から除外したいというユーザの要望がある。
特許文献1には、画像処理装置のRUIからシャットダウンを指示したときに、その画像処理装置がファクス機能を有する場合には、ブラウザの表示で、対象の画像処理装置がファクス機能を有することをユーザに伝える。これにより、対象の画像処理装置をシャットダウンするか否かをユーザに確認させることが記載されている。
特開2007−320051号公報
上記従来技術では、リモートシャットダウンの対象である画像処理装置がファクス機能を有する場合に、ユーザは、その画像処理装置をシャットダウンするか否かを選択することができる。しかしながら、その画像処理装置がファクス機能を有するという情報だけで、ユーザは、その画像処理装置がファクスの受信用に利用されているか否か、シャットダウンしても構わないか否かを判断できるとは限らない。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点の少なくとも一つを解決することにある。
本発明の目的は、画像処理装置がファクス回線を介したデータ送受信が可能である場合に、ユーザの意図に反して、画像処理装置がシャットダウン要求に応じてシャットダウン処理をしないようにする技術を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る画像処理装置は以下のような構成を備える。即ち、
外部装置と通信可能な画像処理装置であって、
前記外部装置からシャットダウン要求を受信する受信手段と、
前記画像処理装置がファクス回線を介したデータ送受信が可能であるかどうか判定する判定手段と、
前記受信手段が前記シャットダウン要求を受信した際に、前記判定手段が前記ファクス回線を介したデータ送受信が可能であると判定すると前記シャットダウン要求に基づくシャットダウン処理を実行せず、前記判定手段が前記ファクス回線を介したデータ送受信が可能でないと判定すると前記シャットダウン要求に基づく前記画像処理装置のシャットダウン処理を実行するように制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、画像処理装置がファクス回線を介したデータ送受信が可能である場合に、ユーザの意図に反して、画像処理装置がシャットダウン要求に応じてシャットダウン処理をしないようにできるという効果がある。
本発明のその他の特徴及び利点は、添付図面を参照とした以下の説明により明らかになるであろう。なお、添付図面においては、同じ若しくは同様の構成には、同じ参照番号を付す。
添付図面は明細書に含まれ、その一部を構成し、本発明の実施形態を示し、その記述と共に本発明の原理を説明するために用いられる。
実施形態1に係る画像処理装置のハードウェアの構成を説明するブロック図。 実施形態1に係る画像処理装置において、リモートシャットダウンに関する設定を行うための画面例を示す図。 実施形態1に係る画像処理装置のRUIからシャットダウンの実施を指示するとき、PCのウェブブラウザで表示される操作画面例を示す図。 実施形態1に係るRUIからデバイスのリモートシャットダウンが指示されたときのPC、制御部、通信制御部、プリンタ用CPUボード及び電源の動作を説明するシーケンス図。 実施形態1に係る画像処理装置がPCからシャットダウン要求を受信した場合の処理を説明するフローチャート。 実施形態2に係る画像処理装置のハードウェアの構成を説明するブロック図。 実施形態2に係るRUIからデバイスのリモートシャットダウンが指示されたときのPC、制御部、通信制御部、プリンタ用CPUボード及び電源の動作を説明するシーケンス図。 実施形態2に係る画像処理装置がPCからシャットダウン要求を受信した場合の動作を説明するフローチャート。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
[実施形態1]
図1は、実施形態1に係る画像処理装置100のハードウェアの構成を説明するブロック図である。
画像処理装置100は、スキャンエンジン130とプリントエンジン150を備える、所謂、マルチファンクションプリンタ(複合機:MFP)である。加えて、画像処理装置100は、制御部110、操作部120、プリンタ用CPUボード140、通信制御部180、電源160及び電源スイッチ161を備える。スキャンエンジン130は、スキャンユニット131及び原稿給紙ユニット132を備える。プリントエンジン150は、マーキングユニット151、給紙ユニット152、排紙ユニット153、定着ユニット154、及びファン155を備える。
スキャンエンジン130は、原稿を光学的にスキャンしてデジタル画像データに変換するスキャンユニット131と、原稿束を載置して一枚ずつ給紙可能な原稿給紙ユニット132とを有し、得られたデジタル画像データを制御部110に送信する。プリントエンジン150は、給紙した紙に画像データを印刷するためのマーキングユニット151と、シート束から一枚ずつシートを分離して給紙可能な給紙ユニット152と、印刷後のシートを排紙する排紙ユニット153とを有する。更に、プリントエンジン150は、マーキングユニット151によりシートに印刷されたトナー画像を熱と圧力により定着させるための定着ユニット154及び冷却用のファン155を備える。
通信制御部180は、ファクス回線を接続するためのモジュラジャック181と、ファクスモデム182とを有する。モジュラジャック181は、画像処理装置100をファクス回線に接続するための接続手段である。ファクスモデム182は、送信するデータの変調と、受信したアナログ信号の復調を行う。図1にはファクス機能を有する機種を示したが、ファクス機能を有しない機種も存在し、そのような機種では通信制御部180を持たない場合もある。操作部120は、画像処理装置100を操作するためのユーザインタフェース(UI)である。
制御部110は、これらのコンポーネントと接続され、画像処理装置100上でジョブを実行する。制御部110は、汎用的なCPUシステムであり、CPUボード全体を制御するCPU111と、CPU111がワークメモリとして利用するメモリ113と、ブートプログラムが含まれるブートROM114とを備える。更に、外部とネットワーク接続するためのNIC112と、ファームウェアが含まれる不揮発メモリ115を備える。CPU111は、ROM114のブートプログラムを実行して不揮発メモリ115に記憶されているプログラムをメモリ113に展開し、そのメモリ132に展開したプログラムを実行することにより、この画像処理装置100を制御している。不揮発メモリ115はCPUボード上に搭載されたものであってもよいし、CPUボードに接続されたものであってもよい。また、スキャナI/F116とプリンタI/F117とファクスI/F118を介して、スキャンエンジン130とプリンタ用CPUボード140と通信制御部180と接続している。
プリンタ用CPUボード140は、ボード140全体を制御するCPU141と、CPU141がワークメモリとして利用するメモリ143と、CPU141が実行するプログラムなどを記憶する不揮発メモリ144とを備える。
図1中の点線は電源ラインを示している。電源160は、制御部110、操作部120、スキャンエンジン130、プリンタ用CPUボード140、プリントエンジン150、通信制御部180に電力を供給する。電源スイッチ161は、電力供給のオン/オフを指示するためのハードウェアスイッチである。電源スイッチ161がオンされると、CPU111がブートROM114のブートプログラムを実行して、不揮発メモリ115に記憶されているプログラムをメモリ113に展開する。そしてCPU111が、その展開されたプログラムを実行することにより、各種ハードの設定及びOSの起動が行われ、メモリ113に展開されたプログラムに従ってCPU111が動作することで、ジョブの受け付け・実行などの処理が可能になる。
画像処理装置100が稼働しているときに電源スイッチ161が押下されると、画像処理装置100はシャットダウン処理を実施し、電源160から画像処理装置100の各部への電力供給が完全に断たれた状態になる。
画像処理装置100は、制御部110に設置されたNIC(ネットワーク・インタフェース・カード)112を介して、ネットワーク経由で外部端末であるコンピュータ(PC)170とHTTP通信可能に接続される。画像処理装置100は、当該PC170からデジタル画像データの入出力、ジョブの発行や機器への指示などを受け付けることができる。
次に、画像処理装置100の動作について説明する。
画像処理装置100の動作として、まず最初に、コピージョブ(紙デバイスによる画像複写)を例に説明する。
ユーザが操作部120からコピージョブの実行を指示すると、制御部110のCPU111がその指示を受け付け、CPU111はジョブ制御プログラムの実行を開始する。CPU111は、ジョブ制御プログラムから呼び出されたスキャンエンジン制御プログラムに従って、スキャナI/F116を介して、スキャンエンジン130に原稿の画像を読み取らせる。スキャンエンジン130は、原稿を光学的にスキャンして、その画像をデジタル画像データに変換し、そのデジタル画像データを制御部110に送信する。デジタル画像データは、メモリ113に一時的に保存される。デジタル画像データによりメモリ113の一定の領域が満たされると、CPU111はジョブ制御プログラムからプリントエンジン通信プログラムを呼び出す。CPU111は、プリントエンジン通信プログラムに従って、プリンタI/F117を介して、プリンタ用CPUボード140のCPU141に印刷命令を発行する。
CPU141はプリントエンジン制御プログラムに従って動作し、プリントエンジン150を制御して画像データに基づく画像を印刷させる。マーキングユニット151で印刷されたトナー画像は、定着ユニット154によりシートに定着される。定着ユニット154は、熱と圧力とにより、シートにトナー画像を定着させる。定着ユニット154の温調は、プリンタ用CPUボード140のCPU141が、プリントエンジン制御プログラムにより呼び出された電源制御プログラムを実行し、電源160の出力をコントロールすることにより行われる。また、プリントエンジン150は、定着ユニット154の発する熱などによる昇温を抑えるためのファン155を備える。ファン155の動作も、定着ユニット154の温調と同様に、CPU141が電源160の出力をコントロールすることによって行われる。
実施形態1に係る画像処理装置100では、プリントエンジン制御プログラムと、電源制御プログラムとが同一のCPU141により実行され、プリントエンジン制御プログラムが電源制御プログラムの動作を決定している。電源160の動作は、プリントエンジン150の動作を把握した上で制御されることが望ましい。プリントエンジン制御プログラムが、プリントエンジン150と電源制御プログラム(即ち、電源160の制御)の両方を司ることで、電源160の制御が容易かつ正確になる。また制御部110などに問題が発生しても、プリンタ用CPUボード140がプリントエンジン150と電源160を制御できるので、例えば定着ユニット154の発熱による火災の発生などを防止することができる。
次に、外部端末であるPC170から、ネットワーク経由で画像処理装置100のシャットダウンを実行する場合の動作について説明する。
PC170にインストールされたウェブブラウザが、画像処理装置100のIPアドレスにHTTPプロトコルによりアクセスすると、制御部110のCPU111は、NIC112を介して、HTTPリクエストを受信する。CPU111がRUIプログラムを実行することで、PC170に対してHTTPレスポンスを送信し、PC170のウェブブラウザ上に、RUI300(図3)を表示させる。そしてPC170を操作するユーザが、このウェブブラウザに表示されたRUI300でクリックなどの操作を行うと、PC170から、ネットワーク経由で制御部110にHTTPリクエストが送信される。これを受信したCPU111は、PC170に対しHTTPレスポンスを返し、ウェブブラウザに新たなダイアログを表示させる。そしてユーザは、ウェブブラウザに表示されたRUI300を操作することにより、画像処理装置100に対してシャットダウンを指示することができる。
実施形態1に係る画像処理装置100では、電源160のオン/オフなどの電力供給の制御を、制御部110とは異なるプリンタ用CPUボード140が管理している。即ち、電源スイッチ161を直接操作する他に、プリンタ用CPUボード140から電源160のオン/オフの操作を行うことができる。従って、制御部110がネットワーク経由でのシャットダウン要求を受信した場合には、その情報をプリンタ用CPUボード140に伝えなくてはならない。そのため、制御部110とプリンタ用CPUボード140間で通信エラーが発生すると、制御部110からプリンタ用CPUボード140にシャットダウン要求を伝えることができない。即ち、制御部110がネットワーク経由でのシャットダウン要求を受信しても、画像処理措置100のシャットダウンを実施することができなくなる。
そこで実施形態1に係る画像処理装置100では、制御部110とプリンタ用CPUボード140間のプリントエンジン150との通信状態を、制御部110の不揮発メモリ115に記憶しておく。プリントエンジン150との通信状態は、正常な状態では「TRUE」がセットされている。制御部110とプリンタ用CPUボード140間に通信エラーが発生した場合には、プリントエンジン通信プログラムに従ってCPU111が動作し、プリントエンジン150との通信状態を「FALSE」にする。そして、制御部110とプリンタ用CPUボード140間の通信エラーが解消された場合には、CPU111はプリントエンジン通信プログラムに従って動作し、プリントエンジン150との通信状態を「TRUE」に更新する。
図2は、実施形態1に係る画像処理装置100において、リモートシャットダウンに関する設定を行うための画面例を示す図である。これら画面は、操作部120の表示部に表示される。ここでは、ファクス回線が接続されているときに、ネットワーク経由で画像処理装置100のシャットダウンを実行することを許可するか否かを設定する方法について説明する。ここでいうファクス回線の接続とは、ファクス回線が通信制御部180のモジュラジャック181に物理的に挿入され、ファクス送受信が可能な状態であることを示している。
図2(A)は、画像処理装置100の操作部120に表示されたホーム画面200の一例を示す図である。ホーム画面200のメニューボタン201が選択されると、図2(B)のメニュー画面202が表示される。このメニュー画面202の「リモートシャットダウンの設定」ボタン203が選択されると、図2(C)の設定画面203が表示される。ユーザは、この設定画面204を介して、ファクス回線に接続している場合に、リモートシャットダウンを許可するか否かを選択することができる。
画像処理装置100をファクス機として利用する場合、画像処理装置100の通信制御部180にファクス回線を接続する必要がある。画像処理装置100をファクス機として使用し、ネットワークを介して外部装置からシャットダウンされたくない場合には、ファクス回線接続中のリモートシャットダウンを禁止するように、図2(C)の不許可ボタン205を選択する。一方、ファクス機として利用しておらず、リモートシャットダウンされても問題ないのであれば、ファクス回線接続中のリモートシャットダウンを許可するように図2(C)の許可ボタン206を選択する。また、ファクス回線を接続していない場合は、ファクス機能を利用することはできない状態なので、この設定に関わらず、ネットワークを介して外部装置からシャットダウンされても構わない。
実施形態1では、ホーム画面200のメニューボタン201から、権限なしに、リモートシャットダウンの許可、不許可を設定できるようにしているが、設定に管理者権限を要するようにしてもよい。または、通常の操作では入ることのできない、特殊な操作により表示されるモードに、リモートシャットダウンの許可、不許可の設定を設けても構わない。
図3は、実施形態1に係る画像処理装置100のRUIからシャットダウンの実施を指示するとき、PC170のウェブブラウザで表示される操作画面例を示す図である。ここでは、ネットワーク経由でシャットダウンを実行するときの画面遷移について説明する。ここで示す画面遷移は一例であり、これにより本発明が限定されるものではない。
ユーザがウェブブラウザから画像処理装置100のIPアドレスを指定してアクセスすると、HTTPレスポンスとして、図3(A)のRUI300の画面情報がPC170に渡される。この際に、画像処理装置100はログイン認証を行ってもよい。このRUI300の左部分には、メニュー310が表示される。PC170から、ネットワーク経由で画像処理装置100のシャットダウンを実行する場合には、デバイス管理311をクリックする。デバイス管理311がクリックされると、図3(B)のデバイス管理ダイアログ320がRUI300の右部分に表示される。ここでリモートシャットダウン321をクリックすると、図3(C)のリモートシャットダウンダイアログ330が表示される。ここで実行ボタン331がクリックされると、図3(D)のシャットダウンの実行確認ダイアログ340が表示される。
図4は、図3(D)の実行確認ダイアログ340で、デバイスのリモートシャットダウンを指示するOKボタン341がクリックされたときのPC170、制御部110、通信制御部180、プリンタ用CPUボード140、及び、電源160の動作を説明するシーケンス図である。図4のA〜Dは、条件分岐を表している。
制御部110では、CPU111が前述したようにメモリ113に展開したプログラムを実行することで画像処理装置100の制御が実行される。画像処理装置100とPC170とは、HTTP通信可能なようにネットワーク経由で接続している。
S100で、PC170は、制御部110にプリントエンジン150との通信状態を問い合わせている。NIC112を介してPC170からの問い合わせを受信した制御部110のCPU111は、S101で、PC170へリプライとしてプリントエンジン150との通信状態を送信する。
図4のAで、点線400から上はプリントエンジン150との通信状態が正常(TRUE)であるときのシーケンスを、点線400から下はプリントエンジン150との通信状態がエラー(FALSE)のときのシーケンスを表している。
プリントエンジン150との通信状態がエラーのときは、S127で、PC170から制御部110にシャットダウンできなかった旨のメッセージを表示する画面を要求する。これによりS128で制御部110から、PC170に該当する画面を送信する。その結果、PC170のブラウザ上(RUI300)には、例えば図3(F)に示す画面が表示される。この場合は、「デバイスのシャットダウンを実行できない」旨のメッセージを表示して画像処理装置100のシャットダウンを行わない。
一方、プリントエンジン150との通信状態が正常なときは、S102で、PC170から制御部110に、ファクス回線接続中のリモートシャットダウンが許可されているか問い合わせる。そしてS103で、制御部110は、図2(C)の設定(メモリ113に記憶されている)に基づいて、PC170にリプライを返す。
図4のBで、点線401から上はファクス回線接続中のリモートシャットダウンが許可されていないときのシーケンスを、点線401から下は許可されているときのシーケンスを表している。
ファクス回線接続中のリモートシャットダウンが許可されている場合は、ファクス機能の有無やファクス回線の接続状況に係らず、画像処理装置100のシャットダウンを実施する。S122で、PC170から制御部110にシャットダウンの実行を要求し、S123で、制御部110からPC170にシャットダウンした旨のメッセージを表示する画面を送信している。その結果、PC170のブラウザ上(RUI300)に図3(E)の画面が表示される。続いて、S124で、CPU111は、RUIプログラムに呼び出されたプリントエンジン通信プログラムを実行し、プリンタI/F117を介して、制御部110からプリンタ用CPUボード140にシャットダウン要求を伝える。そしてS125で、プリンタ用CPUボード140のCPU141はプリントエンジン制御プログラムを実行し、CPU141がシャットダウン要求を受信すると、電源制御プログラムにシャットダウンの実行を指示する。
電源160は、電源160からの電力供給を停止するためのポートを有する。S126で、CPU141は、電源制御プログラムを実行し、電源160のポートを操作することにより画像処理装置100への電力供給を停止する。これにより、画像処理装置100が何らかのジョブを実行中であったとしても、画像処理装置100はシャットダウンを実行して、その動作を停止する。以上の動作により、画像処理装置100への電力供給が停止され、画像処理装置100は電源オフ状態に留まることとなる。
尚、このときS124で、実行中のジョブを一時停止、或いは、キャンセルしてからプリンタ用CPUボード140にシャットダウン要求を伝えてもよい。ジョブの実行中にシャットダウンを実施すると、印刷のためのシートが画像処理装置100内で詰まってしまう、所謂、ジャムが発生するおそれがある。ジャムが発生すると、ユーザはその原因であるシートを取り除く手間を払わなくてはならない。それに対し、ジョブを一時停止、或いは、キャンセルしてからシャットダウンを実行するとジャムが発生せず、ユーザの手間を大きく低減することができる。
一方、ファクス回線接続中のリモートシャットダウンが許可されていない場合は、S104で、PC170から制御部110に、ファクス機能の有無を問い合わせ、S105で、制御部110からPC170にファクス機能の有無が送信される。
図4のCで、点線402から上はファクス機能があるときのシーケンスを、点線402から下はファクス機能がないときのシーケンスを表している。
ファクス機能がない場合は、ファクス回線の接続状況に係らず、画像処理装置100のシャットダウンを実施する。この場合の動作を示すS117〜S121は、前述のS122〜S126の動作と同様であるため、その説明を省略する。
一方、ファクス機能がある場合は、S106で、PC170から制御部110に、ファクス回線が送受信可能に通信制御部180のモジュラジャック181に接続されているかを問い合わせる。そしてS107で、制御部110のCPU111はファクス制御プログラムに従って処理を行い、ファクスI/F118を介して通信制御部180に、現在、ファクス回線が送受信可能に接続されているか判定する。ここでは、ファクス回線からは−45Vの電圧が供給されるので、モジュラジャック181にファクス回線が送受信可能に接続されると電位差が生じる。即ち、通信制御部180は、例えば、モジュラジャック181の正負間の電位差の有無を調べることにより、ファクス回線が送受信可能に接続されているかを判定することができる。言い換えれば、通信制御部180は、画像処理装置100をファクス回線に接続するための接続手段に印加される電圧に応じて、ファクス回線を介したデータ送受信が可能であるかを判定できる。S108で、通信制御部180から制御部110にその結果を返し、S109で、制御部110からPC170に、ファクス回線が送受信可能に接続されているか伝えられる。
図4のDで、点線403から上はファクス回線が接続されているときのシーケンスを、点線403から下はファクス回線が接続されていないときのシーケンスを表している。
図4のDで、ファクス回線が接続されている場合には、PC170のブラウザ上(RUI300)にシャットダウンできなかった旨のメッセージを表示し、シャットダウンを中止する。この場合の動作S110及びS111は、前述のS127及びS128の動作と同様であるため、その説明を省略する。
一方、ファクス回線が接続されていない場合には、画像処理装置100のシャットダウンを実施する。この場合の動作S112〜S116は、前述のS122〜S126の動作と同様であるため、その説明を省略する。
一方、図3(D)でキャンセルボタン342がクリックされると、図3(A)の状態に画面が遷移する。尚、キャンセルボタン342がクリックされたとき、図3(B)や図3(C)の状態に遷移するようになっていても構わない。
尚、図3(A)〜(E)において、RUI300の左部分にはメニュー310が表示されているが、メニュー310の中の項目をクリックすることにより、図3(A)〜図3(E)のどの状態であったかに係らず、その項目に対応したダイアログへ画面を遷移させることができる。
また、画面遷移時にPC170から制御部110にプリントエンジン150との通信状態を問い合わせる。そして通信エラーにより、リモートシャットダウンが実行できない場合には、図3(B)のリモートシャットダウン321、図3(C)の実行ボタン331、及び、図3(D)のOKボタン341にグレーアウトや非表示にして操作できないようにしても構わない。また或いは、画面遷移時に図4のS100〜S109の全ての処理を行い、リモートシャットダウンが実行できない場合に、上記のボタンをグレーアウトや非表示にして操作できないようにしても構わない。
実施形態は、外部端末にインストールされたアプリやサーバ上のウェブアプリなどから、他のプロトコルを用いて、ネットワーク経由のシャットダウン要求が送信される場合にも適用可能である。代表的なアプリの例としてSNMP(Simple Network Management Protocol)マネージャが知られている。SNMPマネージャは、情報管理ベース(Management Information Base : MIB)のフォーマットを用いたプロトコルに従ったSNMPコマンドにより、ネットワークに接続された機器を監視するアプリケーションである。
実施形態は、SNMPマネージャから、SNMPコマンドにより画像処理装置100にシャットダウン要求が送信される場合にも適用可能である。制御部110は、ネットワーク経由で送られてきたパケットの内容から、どのプロトコルによる命令であるかを判別することができる。例えば制御部110は、パケットを解析することにより、そのパケットがSNMPに従って送信されたシャットダウン要求であると判別する。
図5は、実施形態1に係る画像処理装置100がPC170からシャットダウン要求を受信した場合の処理を説明するフローチャートである。このフローチャートで示す処理は、CPU111がメモリ113に展開したプログラムを実行することにより達成される。このときの画像処理装置100の内部(制御部110、通信制御部180、プリンタ用CPUボード140、及び、電源160)の動作は図4で説明した通りである。
S501でCPU111は、PC170から送信されたシャットダウン要求を受信する。このシャットダウン要求は、例えば図3(D)の画面でOKボタン341が押下されることにより、PC170から画像処理装置100に送信される。次にS502に進みCPU111は、プリントエンジン150との通信状態を判別し、プリントエンジン150との通信状態がエラー(FALSE)の場合はS508に進む。S508でCPU111は、そのPC170にNGをリプライとして送信してS509に進み、シャットダウンを実行せずにこの処理を終了する。
一方、S502でプリントエンジン150との通信状態が正常(TRUE)と判定した場合はS503に進みCPU111は、図2(C)の画面で、ファクス回線接続中のリモートシャットダウンが許可されているか否かを、メモリ113を参照して判定する。S503でファクス回線接続中のリモートシャットダウンが許可されていると判定した場合はS506に進み、PC170にOKをリプライとして返し、S507でシャットダウンを実行して、この処理を終了する。このシャットダウンのシーケンスは、図4のS124〜S126と同様の動作である。
一方、S503でCPU111は、ファクス回線接続中のリモートシャットダウンが許可されていないと判定した場合はS504に進みCPU111は、画像処理装置100のファクス機能の有無を判定する。ファクス機能とは、ファクス回線を介したデータ送受信を行う機能のことである。ここでファクス機能がないと判定した場合はS506に進みCPU111は、PC170にOKをリプライとして返してS507に進み、シャットダウンを実行して、この処理を終了する。
またS504でCPU111は、ファクス機能があると判定した場合はS505に進みCPU111は、現在、ファクス回線が送受信可能に接続しているかを判定する。このファクス回線が送受信可能に接続しているかを判定するシーケンスは、図4のS107及びS108と同様の動作である。そしてファクス回線が送受信可能に接続していると判定した場合はS508に進み、PC170にNGをリプライとして返してS509に進み、シャットダウンを実行せずにこの処理を終了する。一方、S505でファクス回線が送受信可能に接続していないと判定した場合はS506に進み、PC170にOKを返してS507に進み、シャットダウンを実行して、この処理を終了する。
実施形態1では、画像処理装置100からPCにOK又はNGのリプライを返す構成としたが、リプライを返さない構成であっても構わない。
以上説明したように実施形態1によれば、画像処理装置がファクスの受信用に利用されている場合、その画像処理装置が意図せずにシャットダウンされることがないように、リモートシャットダウンの対象から除外できる。
[実施形態2]
次に本発明の実施形態2について説明する。尚、実施形態1と同様の箇所については説明を省略する。
図6は、実施形態2に係る画像処理装置100のハードウェアの構成を説明するブロック図である。図6では、前述の実施形態1に係る画像処理装置100の構成と共通する箇所は同じ参照番号で示し、それらの説明を省略する。実施形態2と実施形態1との違いは、電源160のオン/オフなどの電力供給の制御を、プリンタ用CPUボード140ではなく、制御部110のCPU111が実行している点にある。このような構成では、制御部110とプリンタ用CPUボード140との間に通信エラーが発生しても、制御部110から画像処理装置100のシャットダウンを実施することができる。よって、ネットワーク経由でシャットダウン要求が送られてきた際に、プリントエンジンとの通信状態を確認する必要がなくなる。
実施形態2に係る画像処理装置100では、ファクス回線に接続中にネットワーク経由で画像処理装置100のシャットダウンを実行することを許可するか否かを設定する機能を設けていない。ファクス回線に接続中は、この画像処理装置100をファクス受信に利用しているとみなし、リモートシャットダウンを禁止するようになっている。
RUI300上の操作・画面遷移は実施形態1と同様なので、その説明を省略する。
図7は、実施形態2に係るPC170のRUI300からシャットダウンが指示されたときのPC170、制御部110、通信制御部180、プリンタ用CPUボード、及び、電源160の動作を示したシーケンス図である。
S300で、PC170から制御部110に、ファクス機能の有無を問い合わせ、S301で、制御部110からPC170にファクス機能の有無が送信される。
図7のEで、点線700から上は、画像処理装置100がファクス機能を有するときのシーケンスを、点線700から下は、画像処理装置100がファクス機能を有していないときのシーケンスを表している。ファクス機能がない場合は、ファクス回線の接続状況に係らず、画像処理装置100のシャットダウンを実施する。この場合の動作S313〜S317は、図4のS122〜S126の動作と同様であるため、その説明を省略する。
一方、ファクス機能がある場合は、S302で、PC170から制御部110に、ファクス回線が送受信可能に通信制御部180のモジュラジャック181に接続されているかを問い合わせる。以下のS303〜S305の動作は、図4のS107〜S109の動作と同様であるため、その説明を省略する。
図7のFで、点線701から上は、ファクス回線が接続されているときのシーケンスを、点線701から下は、ファクス回線が接続されていないときのシーケンスを表している。
図7のFで、ファクス回線が接続されている場合には、PC170のブラウザ(RUI300)にシャットダウンできなかった旨のメッセージを表示し、シャットダウンを実行しない。この場合の動作S306及びS307は、図4のS127及びS128の動作と同様であるため、その説明を省略する。
一方、ファクス回線が接続されている場合には、画像処理装置100のシャットダウンを実施する。この場合の動作S308〜S312は、図4のS122〜S126の動作と同様であるため、その説明を省略する。
図8は、実施形態2に係る画像処理装置100がPC170からシャットダウン要求を受信した場合の動作を説明するフローチャートである。このフローチャートは、画像処理装置100の動作を表したものであり、その内部(制御部110、通信制御部180、プリンタ用CPUボード140、及び、電源160)の動作は図7で説明した通りである。図8で示す処理は、図5のフローチャートから、プリントエンジン150との通信状態を判定する処理(S502)と、ファクス回線が接続されているときにシャットダウンを許可する設定かどうか判定する処理(S503)を除いたものとなっている。
S801でCPU111は、PC170からシャットダウン要求を受信する。次にS802に進みCPU111は、ファクス機能の有無を判定する。ここでファクス機能がないと判定した場合はS804に進みCPU111は、PC170にOKを返してS805に進み、シャットダウンを実行して、この処理を終了する。尚、この時のシャットダウンのシーケンスは、図7のS313〜S317と同様の動作である。
一方、S802でCPU111がファクス機能があると判定した場合はS803に進み、CPU111は、ファクス回線が送受信可能に接続しているか否か判定する。このファクス回線が送受信可能に接続しているかを判定するシーケンスは、図7のS303及びS304と同様の動作であるため、その説明を省略する。ここでファクス回線が送受信可能に接続していると判定した場合はS806に進みCPU111は、PC170にNGを返し、S807で、シャットダウンを実行せずに、この処理を終了する。
一方、S803でCPU111は、ファクス回線が送受信可能に接続していないと判定した場合はS804に進み、PC170にOKを返してS805に進み、シャットダウンを実行して、この処理を終了する。
以上説明したように実施形態2によれば、画像処理装置をファクス受信用に利用している場合に、その画像処理装置が意図せずにシャットダウンされることのないように、リモートシャットダウンの対象から除外できる。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本発明は上記実施形態に制限されるものではなく、本発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、本発明の範囲を公にするために、以下の請求項を添付する。
100…画像処理装置、110…制御部、111…CPU、113…メモリ、120…操作部、140…プリンタ用CPUボード、141…CPU、160…電源、170…コンピュータ(PC)

Claims (8)

  1. 外部装置と通信可能な画像処理装置であって、
    前記外部装置からシャットダウン要求を受信する受信手段と、
    前記画像処理装置がファクス回線を介したデータ送受信が可能であるかどうか判定する判定手段と、
    前記受信手段が前記シャットダウン要求を受信した際に、前記判定手段が前記ファクス回線を介したデータ送受信が可能であると判定すると前記シャットダウン要求に基づくシャットダウン処理を実行せず、前記判定手段が前記ファクス回線を介したデータ送受信が可能でないと判定すると前記シャットダウン要求に基づく前記画像処理装置のシャットダウン処理を実行するように制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記判定手段は、前記画像処理装置がファクス機能を有しているか否かに基づいて前記ファクス回線を介したデータ送受信が可能かどうか判定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記ファクス回線に接続するための接続手段を有し、
    前記判定手段は、前記接続手段に印加される電圧に基づいて、前記ファクス回線を介したデータ送受信が可能かどうかを判定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記シャットダウン要求に基づくシャットダウン処理を前記画像処理装置が前記ファクス回線を介して送受信可能である場合に実行することを許可するかどうかをユーザに選択させる選択手段を、更に有し、
    前記制御手段は、前記選択手段により前記シャットダウン処理を実行することを許可するよう選択されているときは、前記シャットダウン要求に基づいて、前記画像処理装置のシャットダウン処理を実行するように制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記シャットダウン処理のために電源を制御する電源制御手段を、更に有し、
    前記制御手段は更に、前記電源制御手段と通信できない場合、前記シャットダウン要求に基づくシャットダウン処理を実行しないように制御することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 前記シャットダウン要求は、前記外部装置のウェブブラウザからのアクセスに応じて画面情報を前記外部装置に送信し、前記画面情報に基づいて前記外部装置で表示された画面を介した指示に応じて前記外部装置から送信されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 外部装置と通信可能な画像処理装置を制御する制御方法であって、
    前記外部装置からシャットダウン要求を受信する受信工程と、
    前記画像処理装置がファクス回線を介したデータ送受信が可能であるかどうか判定する判定工程と、
    前記受信工程で前記シャットダウン要求を受信した際に、前記判定工程で前記ファクス回線を介したデータ送受信が可能であると判定されると前記シャットダウン要求に基づくシャットダウン処理を実行せず、前記判定工程で前記ファクス回線を介した送受信が可能でないと判定されると前記シャットダウン要求に基づく前記画像処理装置のシャットダウン処理を実行するように制御する制御工程と、
    を有することを特徴とする制御方法。
  8. コンピュータに請求項7に記載の制御方法の各工程を実行させるためのプログラム。
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