JP2006345102A - データ処理システム、データ処理装置及びデータ処理方法 - Google Patents

データ処理システム、データ処理装置及びデータ処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006345102A
JP2006345102A JP2005167370A JP2005167370A JP2006345102A JP 2006345102 A JP2006345102 A JP 2006345102A JP 2005167370 A JP2005167370 A JP 2005167370A JP 2005167370 A JP2005167370 A JP 2005167370A JP 2006345102 A JP2006345102 A JP 2006345102A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image forming
forming apparatus
state
image
packet data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005167370A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4137093B2 (ja
Inventor
Ryotaro Imine
良太郎 井峯
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2005167370A priority Critical patent/JP4137093B2/ja
Priority to US11/444,635 priority patent/US7702797B2/en
Publication of JP2006345102A publication Critical patent/JP2006345102A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4137093B2 publication Critical patent/JP4137093B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00127Connection or combination of a still picture apparatus with another apparatus, e.g. for storage, processing or transmission of still picture signals or of information associated with a still picture
    • H04N1/00204Connection or combination of a still picture apparatus with another apparatus, e.g. for storage, processing or transmission of still picture signals or of information associated with a still picture with a digital computer or a digital computer system, e.g. an internet server
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K15/00Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00885Power supply means, e.g. arrangements for the control of power supply to the apparatus or components thereof
    • H04N1/00888Control thereof
    • H04N1/00891Switching on or off, e.g. for saving power when not in use
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00885Power supply means, e.g. arrangements for the control of power supply to the apparatus or components thereof
    • H04N1/00888Control thereof
    • H04N1/00896Control thereof using a low-power mode, e.g. standby
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00885Power supply means, e.g. arrangements for the control of power supply to the apparatus or components thereof
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N2201/00Indexing scheme relating to scanning, transmission or reproduction of documents or the like, and to details thereof
    • H04N2201/0008Connection or combination of a still picture apparatus with another apparatus
    • H04N2201/001Sharing resources, e.g. processing power or memory, with a connected apparatus or enhancing the capability of the still picture apparatus
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N2201/00Indexing scheme relating to scanning, transmission or reproduction of documents or the like, and to details thereof
    • H04N2201/0008Connection or combination of a still picture apparatus with another apparatus
    • H04N2201/0034Details of the connection, e.g. connector, interface
    • H04N2201/0044Connecting to a plurality of different apparatus; Using a plurality of different connectors
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N2201/00Indexing scheme relating to scanning, transmission or reproduction of documents or the like, and to details thereof
    • H04N2201/0008Connection or combination of a still picture apparatus with another apparatus
    • H04N2201/0034Details of the connection, e.g. connector, interface
    • H04N2201/0048Type of connection
    • H04N2201/0055By radio
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N2201/00Indexing scheme relating to scanning, transmission or reproduction of documents or the like, and to details thereof
    • H04N2201/0077Types of the still picture apparatus
    • H04N2201/0094Multifunctional device, i.e. a device capable of all of reading, reproducing, copying, facsimile transception, file transception

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Computing Systems (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Abstract

【課題】有線/無線両方のネットワーク接続機能を有する複数の画像形成装置により構成される画像形成システムにおいて、省電力化を実現し、且つ、利便性を損なわない画像形成装置を提供する。
【解決手段】無線ネットワークを介して無線端末と通信する手段と、有線ネットワークを介して通信するための手段とを備える複数の画像形成装置で構成される画像形成システムであって、複数の画像形成装置のうち、第1の画像形成装置が構成する要素に対する電力供給の状態に関する第1の状態にあり、第2の画像形成装置が構成する要素に対する電力供給の状態に関する第2の状態にある場合に、第1の画像形成装置は、無線端末より無線ネットワークを介して第2の画像形成装置を第1の状態に移行させるためのパケットデータの送信要求を受け付け、対応する第2の画像形成装置に対し、有線ネットワークを介してパケットデータを送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成システム、画像形成装置並びにそれらの制御方法、コンピュータプログラム及び記憶媒体に関する。
一般にプリンタや複合機などの画像形成装置は消費電力削減の為、ある一定時間装置が使用されない場合、消費電力の低い省電力モードに移行する機能が備わっている。省電力モードでは、主な電力の消費元である熱定着機への電力供給をストップするか、ある一定温度まで下げるように制御することで、消費電力を下げている。これに対し近年では、オンデマンド定着機に代表されるように熱定着機自身の低消費電力化を実現した製品が開発され、画像形成装置の低消費電力化が進んでいる。
しかし、消費電力の問題は単に熱定着機に関するものに留まらない。現在は、デジタル化されたプリンタおよび複合機の画像処理やシステム制御を行うために搭載されているシステムASICやその他の多数の電子部品の部品点数の多くなり、消費される電力が無視できなくなっている。更に、PDLデータの展開処理の高速化のため、画像処理ASICやCPUの動作クロック周波数は高くなりつつあり、消費電力が更に増大する傾向にある。
その一方で、地球環境問題を背景にプリンタや複合機など情報機器に対して各種法規制により、更なる消費電力の削減が求められている。
このような事情から、省電力モードにおいてはこれら電子部品への電力供給を制御する必要がある。そこで更なる省電力化実現の為、有線LANのウエイクオンラン機能に代表されるように着信検知部分のみ給電し、省電力化を行う方法を取り入れた機器が開発されている(特許文献1参照。)。
このような機器では、ホストコンピュータ等からウェイクオンの条件に合致するパケットの受信によってシステムを構成するハードウェアへの電力供給を行い、ウェイクアップさせる制御を行っている。このようなウェイクオンラン機能を搭載した情報機器では、ウェイクオンパケットを着信する着信検知部分に給電しておく必要があるが、この場合の消費電力は通常の動作に比べ低くなる。従って、システム全体として省電力化を実現するのに有効な方法である。このような機能を導入した機器では、有線LAN経由で遠隔のプリンタやネットワーク複合機を省電力化モードからスタンバイモードへ移行させることが可能であり利便性が高まる。
また、近年では有線LANに替わるものとして無線技術を用いた無線LANに対応したノートPCなどのモバイル端末機器が開発され、注目を集めている。このような、コードレスの利便性を十二分に生かした情報機器の登場により、オフィスや家庭にユビキタス環境が構築されつつある。画像出力機器であるプリンタや複合機でも、無線LANに対応した製品開発が積極的におこなわれている。しかし、自由に移動可能なモバイル端末機器に対して、オフィスの所定の場所に固定的に設置されるネットワーク複合機等の機器の場合、ネットワーク接続機能により汎用性を持たせるため有線でも無線でも通信を可能とするところにニーズがある。
特開平8−324071号公報
しかしながら、有線及び無線の両方のネットワークインタフェースに対応した場合、無線LANでは、一定範囲内の距離の機器とネットワーク接続を確立するために常にリンク先を探しており、省電力モードにおいても給電しておく必要がある。その場合、接続にかかる消費電力という観点では増加することが想定される。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、有線/無線両方のネットワーク接続機能を有する複数の画像形成装置により構成される画像形成システムにおいて、省電力化を実現し、且つ、利便性を損なわない画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、無線ネットワークを介して無線端末と通信するための無線通信手段と、有線ネットワークを介して通信ための有線通信手段とを備える複数の画像形成装置で構成される画像形成システムであって、前記複数の画像形成装置のうち、第1の画像形成装置が該画像形成装置を構成する要素に対する電力供給の状態に関する第1の状態にあり、前記第1の画像形成装置以外の第2の画像形成装置が該画像形成装置を構成する要素に対する電力供給の状態に関する第2の状態にある場合に、前記第1の画像形成装置は、前記無線端末より前記無線ネットワークを介して前記第2の画像形成装置を前記第1の状態に移行させるためのパケットデータの送信要求を、前記無線通信手段により受け付け、前記送信要求に応じて、対応する前記第2の画像形成装置に対し、前記有線通信手段により前記有線ネットワークを介して前記パケットデータを送信することを特徴とする。
本発明によれば、有線/無線両方のネットワーク接続機能を有する複数の画像形成装置により構成される画像形成システムにおいて、省電力化を実現し、且つ、利便性を損なわない画像形成装置を提供することができる。
<画像形成システム>
図1に、本発明の実施形態に対応する複数の画像形成装置で構成される画像形成システムの構成の一例を示す。101は、無線端末を示す。該無線端末101には、例えば101aのようなラップトップ型のパーソナルコンピュータや、101bのような携帯型個人情報端末が含まれる。これらは、一例であってそれ以外の無線通信機能を有するあらゆる情報処理端末を利用することが可能である。102及び103は、画像形成装置であり、例えば、レーザビームプリンタやインクジェットプリンタ、或いは、プリンタ機能、ファクシミリ機能、コピー機能等を有する複合機がこれに該当する。図1では、画像形成システムが2台の画像形成装置により構成される場合を示した。しかし、システムの構成はこのパターンに限定されるものではなく、2台以上の画像形成装置により構成される画像形成システムについても、本発明は適用可能である。104は有線LAN(例えば、イーサネット(登録商標)の規格に準ずる。)のネットワークを示し、105は無線LAN(IEEE802.11系の規格に準ずる。)のネットワークを示している。ここで、無線端末101は、無線LAN105を介して通信を行うことが可能であり、画像形成装置102及び103は、ともに有線LAN104と無線LAN105の接続機能を有し、有線通信、無線通信を行うことができる。
即ち、図1に示すシステムでは、無線端末101は、無線LAN105を介してアドホックモード(無線端末同士が直接データ通信を行うモード)での通信を行い、画像形成装置102や103を用いて印刷出力や、ファクシミリ送信などの処理を実行することが可能となっている。
なお図1において、画像形成装置102は、装置が稼働し通常に動作している状態(スタンバイモード)にある。画像形成装置103は、装置の一部の構成にのみ電力供給が行われ、装置全体としては稼働しておらず通常の動作を行っていない状態(省電力モード)にある。
より具体的に、画像形成装置103は省電力モードにあり、装置内のパケット着信検知部にのみ電力が供給されており、有線LAN104経由でパケットの受信が可能である。その一方で、無線LAN105を介して受信を行うための受信部には給電が行われておらず、これにより消費電力を削減している。従って、画像形成装置103は、無線端末101との間でダイレクトにデータを送受信することができない。
即ち、スタンバイモードでは、少なくとも有線LAN104及び無線LAN105を介して通信を行うための有線通信手段及び無線通信手段に電力供給が行われていることになる。一方の省電力モードでは、有線LAN104を介して通信を行うための有線通信手段には電力供給が成されているものの、無線LAN105を介して通信を行うための無線通信手段には電力供給が行われていないことになる。
そこで、本実施形態においては、無線端末101は、まず、通常に動作を行っているスタンバイモード状態の画像形成装置102に無線LAN105を介してアクセスを行い、画像形成装置103において処理を行う旨を通知する(1)。画像形成装置102は、当該通知に応じて有線LAN104を介して画像形成装置102から画像形成装置103にウェイクオンパケットを送信する(2)。ここで、ウェイクオンパケットとは、画像形成装置を、省電力モードからスタンバイモードに移行させるための通知を行うパケットデータである。これにより、画像形成装置103は、スタンバイモードに復帰するので、無線端末101は、無線LAN105経由で画像形成装置103との間でプリントデータの送受信などを行なえるようになる(3)。
このように、図1に示すような本実施形態に対応するシステムでは、ネットワーク上に2台以上の画像形成装置が接続された環境において、少なくとも1台の画像形成装置は無線LAN通信可能な電力モードを維持する構成となっている。
<画像形成装置の外観>
次に、本実施形態に対応する画像形成装置102及び103(以下、簡単の為に「画像形成装置102」という。)の外観の一例を、図2を参照して説明する。画像入力デバイスであるスキャナ部10は、原稿画像を原稿照明ランプにより照射し、CCDラインセンサで読み取り、電気信号に変換することで画像データとして処理を行なう。原稿用紙を原稿フィーダ(原稿自動送り装置)142にセットし、装置使用者が操作部140から読み取り起動指示することにより、フィーダ142は原稿用紙を1枚ずつフィードし原稿画像の読み取り動作を行う。
画像出力デバイスであるプリンタ部20は、画像データを用紙上の画像に変換する部分であり、本実施形態では、感光体ドラムや感光体ベルトを用いた電子写真方式により説明を行なう。しかしながら、プリンタ部20には、微少ノズルアレイからインクを吐出して用紙上に直接画像を印字するインクジェット方式等を採用しても構わない。プリント動作の起動は、装置内部のコントローラ(後述)からの指示によって開始する。プリンタ部20には、異なる用紙サイズまたは異なる用紙向きを選択できるように複数の給紙段を持ち、それに対応した用紙カセット122、124、142、144がある。また、画像形成された用紙は排紙トレイ132上に排出される。
次に、図2に示した画像形成装置102の内部構成の一例を、図3に示す断面図を参照して説明する。
図3のスキャナ部10において、901は原稿台ガラスであり、原稿フィーダ142から給送された原稿が順次、所定位置に載置される。902は、例えばハロゲンランプから構成される原稿照明ランプで、原稿台ガラス901に載置された原稿を露光する。903、904、905は走査ミラーであり、図示しない光学走査ユニットに収容され、往復運動しながら、原稿からの反射光をCCDユニット906に導く。CCDユニット906は、CCD(Charge-Coupled Device)に原稿からの反射光を結像させる結像レンズ907、CCDイメージセンサで構成される撮像素子908、撮像素子908を駆動するCCDドライバ909等から構成されている。撮像素子908からの画像信号出力は、例えば8ビットのデジタルデータに変換された後、コントローラ部939に入力される。939のコントローラ部は、後述するマイクロコンピュータ、画像処理部等を備えており、ユーザからの操作を受け付ける操作部140からの指示に従い、画像形成動作を行う。
次に、図3のプリンタ部20において、910は感光ドラムであり、912の前露光ランプによって画像形成に備えて除電される。913は1次帯電器であり、感光ドラム910を一様に帯電させる。917は露光手段であり、例えば半導体レーザー等で構成され、画像形成や装置全体の制御を行うコントローラ部939で処理された画像データに基づいて感光ドラム910を露光し、静電潜像を形成する。918は現像器であり、黒色の現像剤(トナー)が収容されている。919は転写前帯電器であり、感光ドラム910上に現像されたトナー像を用紙に転写する前に高圧をかける。
920、922、924、942、944は給紙ユニットであり(920は手差し給紙ユニット)、各給紙ローラ921、923、925、943、945の駆動により、転写用紙が装置内へ給送され、レジストローラ926の配設位置で一旦停止し、感光ドラム910に形成された画像との書き出しタイミングがとられ再給送される。927は転写帯電器であり、感光ドラム910に現像されたトナー像を給送される転写用紙に転写する。928は分離帯電器であり、転写動作の終了した転写用紙を感光ドラム910より分離する。転写されずに感光ドラム910上に残ったトナーはクリーナー911によって回収される。929は搬送ベルトで、転写プロセスの終了した転写用紙を定着器930に搬送する。定着器930は、転写用紙上に転写されたトナーを、例えば熱により定着させる。931はフラッパであり、定着プロセスの終了した転写用紙の搬送パスを、ソーター932または中間トレイ937の配置方向のいずれかに制御する。
933〜936は給送ローラであり、定着プロセスが一端終了した転写用紙を中間トレイ937に反転(多重)または非反転(両面)して給送する。938は再給送ローラであり、中間トレイ937に載置された転写用紙を再度、レジストローラ926の配設位置まで搬送する。
<コントローラ部>
次に、図4を参照して、図3におけるコントローラ部939の構成の一例を説明する。コントローラ部939は、画像入力デバイスであるスキャナ部10や画像出力デバイスであるプリンタ部20と接続する。また、有線LAN104や公衆回線(WAN)1251と接続することで、画像情報やデバイス情報の入出力を行う為の制御部である。
図4において、CPU1201は画像形成装置102の全体を制御する制御手段である。RAM1202はCPU1201が動作するためのワークメモリであり、画像データを一時記憶するための画像メモリでもある。ROM1203はブートROMであり、画像形成装置102のブートプログラムが格納されている。
HDD1204はハードディスクドライブで、システムソフトウェア、画像データ、ソフトウェアカウンタ値などを格納する。ソフトウェアカウンタ値には、用紙サイズ別カウンタ領域とデータ処理容量別カウンタ領域とが設定されており、画像出力枚数やCPU1201が処理したデータ容量に基づき、予め設定された任意の基準容量値を基準に算出してカウントアップが行われる。カウンタ値はHDD1204に限らず電源が切れても記憶保持することができれば、図示しないEEPROM等にその記憶領域を持ってもよい。
操作部I/F(インタフェース)1206は、操作部(UI:ユーザインタフェース)140とのインターフェース部で、操作部140に表示される画像データを操作部140に対して出力する。また、操作部140を利用して本システム使用者から入力された情報を、CPU1201に伝える役割をする。Network部1210は、有線LAN104に接続し、出力用画像データの入出力や機器制御にかかわる情報の入出力を行う。また、操作部140における入力操作によって、有線LAN104上のホストコンピュータ1100や図示しない出力用画像データ管理装置から、操作部140による入力操作に応じた出力用画像データを受信して画像出力を行う。なお、Network部1210は、有線LAN104を介したパケットの着信を検知するパケット着信検知部を有する。
無線LAN1270は、無線LAN通信が可能な無線端末101と無線により通信可能を行なう為の無線送受信部である。Modem1250は、公衆回線1251に接続し、情報の入出力を行う。スキャナ、プリンタ通信I/F(インタフェース)1206はスキャナ10、プリンタ20のCPUとそれぞれ通信を行なうためのインタフェースである。以上のデバイスがシステムバス1207上に配置される。
タイマー1211は画像形成装置102及びコントローラ部939の時刻設定や一定時間周期に割り込みを発するタイマとして機能する。Image Bus I/F1205は、システムバス1207と画像データを高速で転送する画像バス2008を接続し、データ構造を変換するバスブリッジである。画像バス2008は、PCIバスまたはIEEE1394で構成される。画像バス1208上には以下のデバイスが配置される。ラスターイメージプロセッサ(RIP)1260はPDLコードをビットマップイメージに展開する。デバイスI/F(インタフェース)部1220は、画像入出力デバイスであるスキャナ部10やプリンタ部20とコントローラ939とを接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。
スキャナ画像処理部1280は、入力画像データに対し補正、加工、編集を行う。プリンタ画像処理部1290は、プリント出力画像データに対して、プリンタの補正、解像度変換等を行う。画像回転部1230は画像データの回転を行う。画像圧縮部1240は、多値画像データはJPEG、2値画像画像データはJBIG、MMR、MHの圧縮伸張処理を行う。リムーバブルメディアIF1208は、ICカード、CDROM、モバイルハードディスク等のリムーバブルメディア1209へ読み書き可能な外部インターフェイスである。USB、PCMCIA、DVDドライブ等その種類は問わない。
本実施形態では、画像形成装置102を省電力モードにおく場合、少なくともNetwork部1210のパケット着信検知部と、RAM1202に給電を行う。通常、スタンバイモードへの復帰を高速化するため、デバイスの初期化データをRAM1202にバックアップしているためである。また、操作部140の操作に基づいて省電力モードからスタンバイモードに移行することを可能とする場合には、操作部140にも給電しておくことが望ましい。
<スキャナ画像処理部>
次に、図5を参照して、図4のスキャナ画像処理部1280の構成の一例を説明する。図5において、1381は、画像バスI/Fコントローラであり、画像バス2008と接続し、そのバスアクセスシーケンスを制御すると共に、スキャナ画像処理部1280内の各デバイスの制御及びタイミングを発生させる。フィルタ処理部1382は、空間フィルタでコンボリューション演算を行う。編集部1383は、例えば入力画像データからマーカーペンで囲まれた閉領域を認識して、その閉領域内の画像データに対して、影つけ、網掛け、ネガポジ反転等の画像加工処理を行う。
変倍処理部1384は、読み取り画像の解像度を変える場合にラスターイメージの主走査方向について補間演算を行い拡大、縮小を行う。副走査方向の変倍については、画像読み取りラインセンサ(図示せず)を走査する速度を変えることで行う。テーブル1385は、読み取った輝度データである画像データを濃度データに変換するために、行うテーブル変換である。2値化処理部1386は、多値のグレースケール画像データを、誤差拡散処理やスクリーン処理によって2値化する。処理が終了した画像データは、再び画像バスコントローラ1381を介して、画像バス2008上に転送される。
<プリンタ画像処理部>
次に、図6を参照して、図4のプリンタ画像処理部1290の構成の一例を説明する。図6において、画像バスI/Fコントローラ1491は、画像バス2008と接続し、そのバスアクセスシーケンスを制御すると共に、スキャナ画像処理部1280内の各デバイスの制御及びタイミングを発生させる。解像度変換部1492は、有線LAN104あるいは公衆回線1251を介して取得された画像データを、プリンタ部20の解像度に変換するための解像度変換を行う。スムージング処理部1493は、解像度変換後の画像データのジャギー(斜め線等の白黒境界部に現れる画像のがさつき)を滑らかにする処理を行う。
<画像圧縮部>
次に、図7を参照して、図4の画像圧縮部1240の構成の一例を説明する。図7において、画像バスI/Fコントローラ1541は、画像バス2008と接続する。更に、バスアクセスシーケンスを制御すると共に、入力バッファ1542・出力バッファ1545とのデータのやりとりを行うためのタイミング制御及び、画像圧縮部1543に対するモード設定などの制御を行う。以下に画像圧縮処理部の処理手順を示す。
画像バス2008を介して、CPU1201から画像バスI/Fコントローラ1541に画像圧縮制御のための設定が行われる。この設定により画像バスI/Fコントローラ1541は画像圧縮部1543に対して画像圧縮に必要な設定(たとえばMMR圧縮・JBIG伸長等の)を行う。必要な設定を行った後に、再度CPU1201から画像バスI/Fコントローラ1541に対して画像データ転送の許可が行われる。
この許可に従い、画像バスI/Fコントローラ1541はRAM1202もしくは画像バス2008上の各デバイスから画像データの転送を開始する。画像バスI/Fコントローラ1541が受け取った画像データは、入力バッファ1542に一時格納され、画像圧縮部1543の画像データ要求に応じて一定のスピードで転送される。この際、入力バッファ1542は、画像バスI/Fコントローラ1541と、画像圧縮部1543両者の間で、画像データを転送できるかどうかを判断し、画像バス2008からの画像データの読み込み、及び、画像圧縮部1543への画像の書き込みが不可能である場合は、データの転送を行わないような制御を行う(以後、このような制御をハンドシェークと称する)。
画像圧縮部1543は受け取った画像データを、RAM1544に一旦格納する。これは画像圧縮を行う際には、行う画像圧縮処理の種類によって、数ライン分のデータを要するためであり、最初の1ライン分の圧縮を行うためには数ライン分の画像データを用意してからでないと画像圧縮が行えないためである。画像圧縮を施された画像データは直ちに出力バッファ1545に送られる。出力バッファ1545では、画像バスI/Fコントローラ1541及び画像圧縮部1543とのハンドシェークを行い、画像データを画像バスI/Fコントローラ1541に転送する。
画像バスI/Fコントローラ1541では、転送された圧縮(もしくは伸長)された画像データを、RAM1202もしくは画像バス2008上の各デバイスに転送する。こうした一連の処理は、CPU1201からの処理要求が無くなるまで(必要なページ数の処理が終わったとき)、もしくはこの画像圧縮部から停止要求が出るまで(圧縮及び伸長時のエラー発生時等)繰り返される。
<画像回転部>
次に、図8を参照して、図4の画像回転部1230の構成の一例を説明する。画像バスI/Fコントローラ1631は、画像バス2008と接続し、そのバスシーケンスを制御すると共に、画像回転部1632にモード等を設定する制御及び、画像回転部1632に画像データを転送するためのタイミング制御を行う。以下に画像回転部の処理手順を示す。
画像バス2008を介して、CPU1201から画像バスI/Fコントローラ1631に画像回転制御のための設定を行う。この設定により画像バスI/Fコントローラ1631は、画像回転部1632に対して画像回転に必要な設定(たとえば画像サイズや回転方向・角度等)を行う。必要な設定を行った後に、再度CPU1201から画像バスI/Fコントローラ1631に対して画像データ転送の許可を行う。
この許可に従い、画像バスI/Fコントローラ1631は、RAM1202もしくは画像バス2008上の各デバイスから画像データの転送を開始する。尚、ここでは回転を行う画像サイズを図9の1701に示すように32×32(bit)とし、画像バス2008上に画像データを転送させる際に32bitを単位とする画像転送を行うものとする(扱う画像は2値を想定する)。
上述のように、32×32(bit)の画像を得るためには、上述の単位データ転送を32回行う必要があり、且つ不連続なアドレスから画像データを転送する必要がある。(図9参照)不連続アドレッシングにより転送された画像データは、読み出し時に所望の角度に回転されているように、RAM1633に書き込まれる。例えば、90度反時計方向回転であれば、最初に転送されたX方向の32bitの画像データを、図10のようにY方向に書き込んでいく。これを更に読み出し時にX方向に読み出すことで、画像が回転される。
32×32(bit)の画像回転(RAM1633への書き込み)が完了した後、画像回転部1632はRAM1633から上述した読み出し方法で画像データを読み出し、画像バスI/Fコントローラ2031に画像を転送する。回転処理された画像データを受け取った画像バスI/Fコントローラ1631は、連続アドレッシングを以て、RAM1202もしくは画像バス2008上の各デバイスにデータを転送する。
こうした一連の処理は、 CPU1201からの処理要求が無くなるまで(必要なページ数の処理が終わったとき)繰り返される。
<デバイスI/F>
次に、図11を参照して、図4のデバイスI/F部1220の構成の一例を説明する。図11において、画像バスI/Fコントローラ1921は、画像バス2008と接続し、そのバスアクセスシーケンスを制御すると共に、デバイスI/F部1220内の各デバイスの制御及びタイミングを発生させる。また、スキャナ部10及びプリンタ部20への制御信号を発生させる。スキャンバッファ1922は、スキャナ部10から送られてくる画像データを一時保存し、画像バス2008に同期させて画像データを出力する。シリアルパラレル・パラレルシリアル変換部1923は、スキャンバッファ1922に保存された画像データを、順番に並べたり、分解したりすることで、画像バス2008に転送できるデータ幅に変換する。
パラレルシリアル・シリアルパラレル変換部1924は、画像バス2008から転送された画像データを、分解し、あるいは順番に並べることにより、プリントバッファ1925に保存できるデータ幅に変換する。プリントバッファ1925は、画像バス2008から送られてくる画像データを一時保存し、プリンタ部20に同期させて出力する。
画像スキャン時の処理手順を以下に示す。まず、スキャナ部10から送られてくる画像データをスキャナ部10から送られてくるタイミング信号に同期させて、スキャンバッファ1922に保存する。そして、画像バス2008がPCIバスの場合には、スキャンバッファ1922内に画像データが32ビット以上格納された場合に、画像データを先入れ先出し方式(FIFO)で32ビット分、スキャンバッファ1922からシリアルパラレル・パラレルシリアル変換部1923に送る。シリアルパラレル・パラレルシリアル変換部1923では、32ビットの画像データに変換し、画像バスI/Fコントローラ1921を通して画像バス2008上に転送する。また、画像バス2008がIEEE1394の場合には、バッファ内の画像データをFIFOにより、スキャンバッファ1922からシリアルパラレル・パラレルシリアル変換1923に送る。更に、シリアルパラレル・パラレルシリアル変換1923では、シリアル画像データに変換し、画像バスI/Fコントローラ1921を通して画像バス2008上に転送する。
次に、画像プリント時の処理手順を以下に示す。画像バス2008がPCIバスの場合には、画像バスから送られてくる32ビットの画像データを画像バスI/Fコントローラ1921で受け取り、パラレルシリアル・シリアルパラレル変換1924に送る。パラレルシリアル・シリアルパラレル変換1924では、プリンタ部20の入力データビット数の画像データに分解し、プリントバッファ1925に保存する。また、画像バス2008がIEEE1394の場合には、画像バスから送られてくるシリアル画像データを画像バスI/Fコントローラで受け取り、パラレルシリアル・シリアルパラレル変換1924に送る。パラレルシリアル・シリアルパラレル変換1924では、プリンタ部20の入力データビット数の画像データに変換し、プリントバッファ1925に保存する。そして、プリンタ部20から送られてくるタイミング信号に同期させて、バッファ内の画像データをFIFOにより、プリンタ部20に送る。
<操作部>
次に、図2、図3、図4の操作部140の本発明に対応する好適な実施形態を、図12を参照して説明する。図12に示す操作部140の構成において、2301は、液晶操作パネルであって、液晶にタッチパネルを組み合わせた構成を有し、設定内容の表示、ソフトキーの表示等が可能である。2302はスタートキーであって、コピー動作等を開始指示するためのハードキーであり、内部に緑色および赤色のLEDが組み込まれている。このスタートキー2302は、コピー動作等を開始可能である場合には緑色に点灯し、コピー動作等を開始できない場合には赤色のLEDが点灯する。2303はストップキーであり、画像形成装置102の動作を停止させる場合に使用されるハードキーである。2306は、ハードキー群であり、テンキー、クリアキー2305、リセットキー2304、ガイドキー、ユーザーモードキーが設けられている。
<コピー動作モード時の液晶パネル表示>
次に、図13を参照して、図12の液晶操作パネル2301における表示状態の一例を説明する。図13は、通常のコピー画面が表示されている様子を示している。図13において、2411は設定表示部であり、デジタル複合機の現在の動作状況、設定されている倍率、用紙、部数が表示される。2412は倍率ソフトキー群であり、複写時の倍率に関するソフトキーである等倍、拡大、縮小、ズームキーが設けられている。等倍キーは複写倍率を100%にする際に押す。縮小キー、拡大キーは、定形の縮小、拡大を行う際に押す。ズームキーは、1%刻みで非定形の縮小、拡大を行う際に押す。
2414はソータキーであり、出力用紙の処理方法を指定するときに使用される。2415は両面キーであり、原稿または出力方法に、両面印刷が係る場合に使用される。2416は用紙選択キーであり、出力用紙のサイズ、色、マテリアル等を指定するための画面に遷移するときに使用される。2417は濃度指定キー群であり、読み取り、または、出力画像の濃度を調整し、設定内容を表示する。2418は応用モードキーであり、応用モード画面に移るときに使用される。
<無線端末>
図20に無線端末101のハードウェア構成の概略を示す。図20において、2901はCPUであり、無線端末101の全体を制御する制御手段である。2902はRAMであり、CPU2901が動作するためのワークメモリである。2903は、ROMであり、無線端末101のブートプログラムが格納されている。2904はハードディスクドライブ(HDD)で、システムソフトウェア、アプリケーションデータなどを格納する。2905は操作部であり、無線端末101のユーザからの指示入力を受け付けるためのキーボードやマウス、或いは、ポイントパッドで構成される。2907は無線LANインタフェースであり、無線LAN105を介して通信を行うための通信手段である。また、2908は、有線LANインタフェースであり、有線LAN104を介して通信をおこなうための通信手段である。
<電力供給状態の遷移を示すフローチャート>
次に、本実施形態に対応する処理を図14のフローチャートを参照して説明する。図14は、画像形成装置102及び103における電力供給状態の遷移の一例を示すフローチャートである。
図14における処理の前提として、有線LAN104には少なくとも2台以上の画像形成装置102が接続されている。例えば、図15に示すように、IPアドレス2501を有し、ホスト名2502としてMFP1からMFP5が割り当てられた複数の画像形成装置が、有線LAN104に接続され、画像形成システム構成されているものである。このとき、各画像形成装置の電力供給状態はそれぞれ図15の2503に示すようになる。以下では、図14のフローチャートに即して、ホスト名MFP1の画像形成装置について処理を行う場合を説明する。なお、以下の説明では、各画像形成装置について、それぞれに割り当てられたホスト名を使用する。
また、図15は、本実施形態に対応する電力状態管理リストである。このリストは、ネットワークに接続された各画像形成装置の電力供給状態(スタンバイモード又は省電力モード)に関する情報を、画像形成装置を識別するための情報としてのIPアドレス2501やホスト名2502と関連づけて格納するものであり、画像形成装置のコントローラ部939のRAM1202又はHDD1204に格納されている。なお、これ以外にも識別情報としてMACアドレス等が登録されていてもよい。スタンバイモードにある画像形成装置は、このリストを参照することにより他機の電力状態を把握することができる。
図14において、まず、MFP1は、通常の動作状態にあり、電力モードはスタンバイモードとなっている。ステップS101では、このスタンバイモードを継続している。次に、ステップS102では、MFP2乃至MFP5のような他の画像形成装置より送信される電力状態遷移情報を受信したかどうかをポーリングしている。ここで、電力状態遷移情報とは、遷移する電力モードを、装置のIPアドレスやホスト名等と関連づけて他の装置に通知するための情報である。当該電力状態遷移情報を受け取った場合(ステップS102において「YES」)には、ステップS103に移行して、図15に示す電力状態管理リストの更新を行う。
例えば、図15においては、MFP5がスタンバイモードとなっているが、もしMFP5が省電力モードに移行する場合には、MFP5からMFP1へ当該電力状態遷移情報が通知される。MFP1では、受信した電力状態遷移情報に従って図15の電力状態管理リストを更新し、MFP5の電力状態2503を省電力モードに変更する。
次に、ステップS103における更新処理を完了すると、ステップS104において電力状態遷移情報の送信元に対してリストを更新した旨の通知を送信し、ステップS101におけるスタンバイモードに戻る。ステップS102において電力状態遷移情報を受信しない場合には(ステップS102において「NO」)、ステップS105に移行して、通常省電力モードの移行イベントが発生したかどうかを判定する。ここで、省電力モード移行イベントには、例えば、タイマーをセットしておき、予め設定された時間が経過しても装置が使用されなかった場合や、操作パネルの省電力化スイッチが操作される場合などが含まれる。もし、
省電力モード移行イベントが発生した場合には(ステップS105において「YES」)、ステップS106に移行して、自機でもっている電力状態管理リストを確認する。一方、省電力モード移行イベントが発生しない場合には(ステップS105において「NO」)、ステップS101に戻り、スタンバイモードを継続する。
ステップS106において電力状態管理リストを確認した結果、MFP1以外にスタンバイモードの装置があると判定された場合には(ステップS107において「YES」)、ステップS108に移行する。一方、MFP1以外にスタンバイモードの装置がないと判定された場合には(ステップS107において「NO」)、ステップS101に戻って、スタンバイモードを継続する。図15の場合、MFP1以外にMFP5がスタンバイモードであるので、MFP1について仮に省電力モード移行イベントが発生した場合には、省電力モードへの移行の可能性がある。
次に、ステップS108では、ステップS106及びS107で存在が確認された他のスタンバイモード装置(図15ではMFP5)へ、MFP1が省電力モードに移行する旨の電力状態遷移情報を送信する。更に、ステップS109では、電力状態遷移情報を送信した先の装置から、電力状態管理リストの更新を終えたことを示す電力状態管理リスト更新完了通知を受信したか否かを判定する。もし、当該通知を受信した場合には(ステップS109において「YES」)、ステップS110に移行して、MFP1は省電力モードへ移行する。この省電力モードでは、図4に示すNetwork部1210のパケット着信検知部と、RAM1202、操作部140に給電が行われている。一方、当該通知を受信しない場合には(ステップS109において「NO」)、通知の受信の監視を継続する。
ステップS110において省電力モードへ移行した後は、ステップS111において、スタンバイモード復帰イベントが発生したか否かの判定を行う。スタンバイ復帰イベントの発生については、具体的にNetwork部1201では、有線LAN104を介したウェイクオンパケットの受信を監視しており、また、操作部140ではユーザからの復帰指示を受け付けたか否かを監視している。従って、ユーザにより操作部140の電源スイッチが操作された場合や、有線LAN104経由でウェイクオンパケットを受信した場合には、スタンバイ復帰イベントの発生が検知されることになる。
スタンバイ復帰イベントの発生が検知された場合には(ステップS111において「YES」)、ステップS112に移行し、MFP1はスタンバイモードに移行する。続いてステップS113において、省電力モードからスタンバイモードへ移行した旨を通知する電力状態遷移情報を、有線LAN104に接続されている他の装置に送信する。次に、ステップS114において、スタンバイに復帰した時点の最新の電力状態管理リストを作成するため、有線LAN104上の他の装置に対して情報の送信要求を出す。この要求に対し、スタンバイモードにある装置からは電力状態管理リストが送信されるので、続くステップS115では、該電力状態管理リストのうち最も直近更新されたリストに基づいて、自己の電力状態管理リストを更新する。
なお、上記においてステップS107における判定工程では、他にスタンバイモードの画像形成装置がない場合には省電力モードに移行しないこととしたが、例えば無線送受信部1270に電力を供給して省電力モードに移行しても良い。
<無線端末と画像形成装置との間の通信処理>
次に、省電力モードにある画像形成装置103を、スタンバイモードにある画像形成装置102を介してスタンバイモードに移行させる際の、無線端末101と画像形成装置102における処理について図16のフローチャートを参照して説明する。
図16において、無線端末101は、ステップS201において、画像形成装置選択画面を無線端末101のディスプレイに表示して、ユーザからの画像形成装置の選択を受け付ける。このとき、ディスプレイには、例えば図17に示すような画面2600が表示され、処理を行おうとする画像形成装置の選択を受け付ける。なお、ステップS201において選択を受け付けた画像形成装置を「選択装置1」という。
図17では、無線端末101にプリンタドライバがインストールされている画像形成装置のリストが表示される。図17では、図15に対応して、無線端末101はMFP1からMFP5までの画像形成装置を利用可能となっている。このうち、省電力モードになっており、その時点で無線LAN105を介して無線端末101との間で通信が行えない画像形成装置については、MFP1からMFP4に示されるようにグレーアウトして表示される。一方、無線LAN105との間で通信が行える画像形成装置はMFP5のようにスタンバイモードであることが識別可能に表示される。従って、ステップS201において選択を受け付けることができる画像形成装置はMFP5に限られる。また、図1との対応では、MFP5は画像形成装置102に相当し、MFP1からMFP4までのいずれかが画像形成装置103に相当する。
なお、無線端末101にはMFP1からMFP5以外の画像形成装置に対応するプリンタドライバがインストールされていることも考えられる。その場合には、スタンバイモードとなっている画像形成装置から上述の電力状態管理リストを受信して、該画像形成装置が有線LAN104を介してウェイクオンパケットを送信可能な画像形成装置を絞り込んでも良い。
次に、ステップS202では、選択された画像形成装置について実行を命令する処理の選択を受け付けるために、図18に示すような実行処理選択画面を表示し、処理の選択を受け付ける。図18では、MFP5が選択された様子がMFP5の枠線2605が太く表示されることにより示され、画面2600の下方には、選択を受け付ける処理としてプリント2701とウェイクオンパケット送信要求2702が表示されている。
次に、ステップS203では、図18の表示において、プリント2701の操作に基づいて印刷指示を受け付けたか否かが判定され、印刷指示を受け付けた場合には(ステップS203において「YES」)、ステップS207に移行して、ステップS201において選択を受け付けた画像形成装置(選択装置1)に対して、無線LAN105を介して印刷データを送信して印刷を行う。その後、処理を終了する。
一方、印刷指示を受け付けなかった場合、即ちウェイクオンパケット送信要求を受け付けた場合には(ステップS203において「NO」)、ステップS204に移行し、図19のような画面を表示してウェイクオンパケットの送信先となる画像形成装置(省電力モードの画像形成装置)の選択を受け付ける。なお、ここで選択を受け付けた画像形成装置を「選択装置2」という。
図19では、ウェイクオンパケットの送信元であるMFP5がグレーアウト表示され、送信先として選択される可能性のあるMFP1からMFP4までが選択可能に表示されている。また、図19では、枠線2601が太線で表示されているようにMFP1が選択された場合を示している。いずれかの画像形成装置が選択されると画面2600の下方には実行ボタン2801とキャンセルボタン2802が表示される。実行ボタン2801は、選択装置1に対しウェイクオンパケットを選択装置2に送信することを要求する場合に選択される。一方、キャンセルボタン2802は、MFP1の選択をキャンセルする場合に選択される。
続くステップS205では、実行ボタン2801の操作に応じて、選択装置1であるMFP5に対し、MFP1へのウェイクオンパケット送信要求を行う。その後、無線端末101は、ステップS206に移行して、MFP1がスタンバイモードに移行した旨の通知をMFP5から受信したか否かを監視する。
一方、選択装置1であるところのMFP5は、ステップS208においてウェイクオンパケット送信要求を受信したか否かを監視している。もし、受信した場合には(ステップS208において「YES」)、ステップS209に移行する。ステップS209では、まず、ウェイクオンパケット送信要求に含まれている、ウェイクオンパケット送信先の画像形成装置の識別情報(例えば、ホスト名であっても良いし、MACアドレスであってもよい)を抽出する。さらに、抽出した識別情報に基づいて電力状態管理リストからウェイクオンパケットの送信先となる画像形成装置を特定する。次に、ステップS210では、ステップS209において特定された画像形成装置(本実施形態ではMFP1)のIPアドレス2501を電力状態管理リストから抽出して、該IPアドレス2501を利用して有線LAN104を介して、MFP1に対してウェイクオンパケットを送信する。
MFP1では、図14のフローチャートのステップS111と関連して説明したように、スタンバイモード復帰イベントの発生を監視しており、当該ウェイクオンパケットを受信すると、ステップS112においてスタンバイモードへ移行し、ステップ113において電力状態遷移情報を他の画像形成装置に対して送信する。
図16に戻って、MFP5は、ステップS211においてウェイクオンパケットを送信したMFP1からの電力状態遷移情報の受信を監視している。もし、電力状態遷移情報を受信しない場合には(ステップS211において「NO」)、ステップS211における電力状態遷移情報の受信の監視を継続する。一方、電力状態遷移情報を受信した場合には(ステップS211において「YES」)、ステップS212に移行して、無線端末装置101に選択装置2であるMFP1がスタンバイモードに移行した旨を通知する。その後、ステップS208に戻って無線端末101から送信されるウェイクオンパケット送信要求の監視を継続する。
無線端末101は、ステップS206において、MFP1がスタンバイモードに移行した旨の通知をMFP5から受信したか否かを監視しており、当該通知を受信した場合には(ステップS206において「YES」)、ステップS201に移行して、改めて上記の処理を行う。この場合、図17に示す画像形成装置の選択画面では、MFP1が選択可能に表示されることとなる。当該通知を受信しない場合には(ステップS206において「NO」)、通知の受信監視を継続する。
以上のように本発明によれば、複数の画像形成装置により構成される画像形成システムにおいて、ユーザが画像を出力させたい画像形成装置が省電力モードに入っていて無線LANによりネットワーク接続を確立できない場合でも、スタンバイモードの他の画像形成装置より有線LAN経由で、該画像形成装置をウェイクアップさせスタンバイモードに移行させることができる。従って、画像形成システムの利便性を損なうことなく、全体として省電力化を図ることが可能となる。
[その他の実施形態]
なお、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明の実施形態に対応する画像形成システムの構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態に対応する画像形成装置102の概観構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態に対応する画像形成装置102の内部構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態に対応する画像形成装置102のコントローラ部939のハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態に対応するスキャナ画像処理部1280の構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態に対応するプリンタ画像処理部1290の構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態に対応する画像圧縮部1240の構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態に対応する画像回転部1230の構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態に対応する画像回転処理を説明するための図である。 本発明の実施形態に対応する画像回転処理を説明するための図である。 本発明の実施形態に対応するデバイスI/F部1220の構成の一例を示す図である。 本実施形態を適用する操作部140の一例を示す図である。 本発明の実施形態に対応する操作部140における表示例を示す図である。 本発明の実施形態に対応する、画像形成装置の省電力モードへの移行動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態に対応する電力状態管理リストの一例を示す図である。 本発明の実施形態に対応する無線端末101及び画像形成装置102における処理の一例に対応するフローチャートである。 本発明の実施形態に対応する無線端末101における画面表示の一例を示す図である。 本発明の実施形態に対応する無線端末101における画面表示の一例を示す図である。 本発明の実施形態に対応する無線端末101における画面表示の一例を示す図である。 本発明の実施形態に対応する無線端末101の構成の一例を示す図である。

Claims (14)

  1. 無線ネットワークを介して無線端末と通信するための無線通信手段と、有線ネットワークを介して通信ための有線通信手段とを備える複数の画像形成装置で構成される画像形成システムであって、
    前記複数の画像形成装置のうち、第1の画像形成装置が該画像形成装置を構成する要素に対する電力供給の状態に関する第1の状態にあり、前記第1の画像形成装置以外の第2の画像形成装置が該画像形成装置を構成する要素に対する電力供給の状態に関する第2の状態にある場合に、
    前記第1の画像形成装置は、
    前記無線端末より前記無線ネットワークを介して前記第2の画像形成装置を前記第1の状態に移行させるためのパケットデータの送信要求を、前記無線通信手段により受け付け、
    前記送信要求に応じて、対応する前記第2の画像形成装置に対し、前記有線通信手段により前記有線ネットワークを介して前記パケットデータを送信することを特徴とする画像形成システム。
  2. 前記第2の画像形成装置は、前記パケットデータの送信に応じて前記第2の状態から前記第1の状態に移行した場合に、前記パケットデータを送信した第1の画像形成装置に対して、前記有線通信手段により前記有線ネットワークを介して第1の状態に移行した旨の通知を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  3. 前記パケットデータを送信した第1の画像形成装置が前記通知を受信した場合に、前記無線通信手段により前記無線通信ネットワークを介して、該通知を前記無線端末へ送信することを特徴とする請求項2に記載の画像形成システム。
  4. 前記画像形成装置は、
    前記複数の画像形成装置が前記第1及び第2の状態のいずれに属するかに関する電力供給状態情報を格納する格納手段を備え、
    前記第1の画像形成装置は、
    前記第1の状態から第2の状態に移行しようとする場合に、前記電力供給状態情報に基づいて、第1の画像形成装置が他に存在するか否かを判定する判定手段を備え、
    前記判定手段により、第1の画像形成装置が他に存在すると判定された場合に、該他の第1の画像形成装置に対して、前記有線通信手段により前記有線ネットワークを介して、第2の状態に移行する旨を通知し、
    前記判定手段により、第1の画像形成装置が他に存在しないと判定された場合に、前記第1の状態を継続することを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  5. 前記他の第1の画像形成装置は、前記第2の状態に移行する旨の通知を受信した場合に、前記電力供給状態情報を更新することを特徴とする請求項4に記載の画像形成システム。
  6. 前記第1の状態は、少なくとも前記無線通信手段と前記有線通信手段とに電力供給が行われている状態であり、
    前記第2の状態は、少なくとも前記有線通信手段には電力供給が行われているが、前記無線通信手段には電力供給が行われていない状態であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の画像形成システム。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載の画像形成システムを構成する画像形成装置と無線ネットワークを介して通信する無線端末であって、
    前記パケットデータの送信を行う第1の画像形成装置の指定を受け付ける手段と、
    前記パケットデータの送信先となる第2の画像形成装置の指定を受け付ける手段とを備えることを特徴とする無線端末。
  8. 無線ネットワークを介して無線端末と通信するための無線通信手段と、有線ネットワークを介して通信するための有線通信手段とを備える画像形成装置であって、
    前記画像形成装置は、少なくとも1台以上の他の画像形成装置と前記有線ネットワークを介して通信を行うことで画像形成システムを構成し、
    前記画像形成装置が、該画像形成装置を構成する要素に対する電力供給の状態に関する第1の状態にあり、前記他の画像形成装置が、該画像形成装置を構成する要素に対する電力供給の状態に関する第2の状態にある場合に、
    前記画像形成装置は、
    前記無線端末より前記無線ネットワークを介して前記他の画像形成装置を前記第1の状態に移行させるためのパケットデータの送信要求を、前記無線通信手段により受け付け、
    前記送信要求に応じて、対応する前記他の画像形成装置に対し、前記有線通信手段により前記有線ネットワークを介して前記パケットデータを送信することを特徴とする画像形成装置。
  9. 無線ネットワークを介して無線端末と通信するための無線通信手段と、有線ネットワークを介して通信するための有線通信手段とを備える画像形成装置であって、
    前記画像形成装置は、少なくとも1台以上の他の画像形成装置と前記有線ネットワークを介して通信を行うことで画像形成システムを構成し、
    前記画像形成装置が、該画像形成装置を構成する要素に対する電力供給の状態に関する第2の状態にあり、前記他の画像形成装置が、該画像形成装置を構成する要素に対する電力供給の状態に関する第1の状態にある場合に、
    前記画像形成装置は、
    前記画像形成装置を前記第1の状態に移行させるためのパケットデータを、前記他の画像形成装置から前記有線通信手段により前記有線ネットワークを介して受信し、
    前記パケットデータの受信に応じて前記第2の状態から前記第1の状態に移行した場合に、前記パケットデータを送信した前記他の画像形成装置に対して、前記有線通信手段により前記有線ネットワークを介して第1の状態に移行した旨の通知を行うことを特徴とする画像形成装置。
  10. コンピュータを、請求項1乃至9のいずれかに記載の画像形成装置として機能させるためのコンピュータプログラム。
  11. 請求項10に記載のコンピュータプログラムを格納したコンピュータで読み取り可能な記憶媒体。
  12. 無線ネットワークを介して無線端末と通信するための無線通信手段と、有線ネットワークを介して通信ための有線通信手段とを備える複数の画像形成装置で構成される画像形成システムの制御方法であって、
    前記複数の画像形成装置のうち第1の画像形成装置が、該画像形成装置を構成する要素に対する電力供給の状態に関する第1の状態にあり、前記第1の画像形成装置以外の第2の画像形成装置が、該画像形成装置を構成する要素に対する電力供給の状態に関する第2の状態にある場合に、
    前記第1の画像形成装置が、前記無線端末より前記無線ネットワークを介して前記第2の画像形成装置を前記第1の状態に移行させるためのパケットデータの送信要求を、前記無線通信手段により受け付ける工程と、
    前記第1の画像形成装置が、前記送信要求に応じて、対応する前記第2の画像形成装置に対し、前記有線通信手段により前記有線ネットワークを介して前記パケットデータを送信する第1の送信工程と
    を備えることを特徴とする画像形成システムの制御方法。
  13. 無線ネットワークを介して無線端末と通信するための無線通信手段と、有線ネットワークを介して通信するための有線通信手段とを備える画像形成装置の制御方法であって、
    前記画像形成装置は、少なくとも1台以上の他の画像形成装置と前記有線ネットワークを介して通信を行うことで画像形成システムを構成し、
    前記画像形成装置が、該画像形成装置を構成する要素に対する電力供給の状態に関する第1の状態にあり、前記他の画像形成装置が、該画像形成装置を構成する要素に対する電力供給の状態に関する第2の状態にある場合に、
    前記画像形成装置は、
    前記無線端末より前記無線ネットワークを介して前記他の画像形成装置を前記第1の状態に移行させるためのパケットデータの送信要求を、前記無線通信手段により受け付ける工程と、
    前記送信要求に応じて、対応する前記他の画像形成装置に対し、前記有線通信手段により前記有線ネットワークを介して前記パケットデータを送信する送信工程と
    を備えることを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  14. 無線ネットワークを介して無線端末と通信するための無線通信手段と、有線ネットワークを介して通信するための有線通信手段とを備える画像形成装置の制御方法であって、
    前記画像形成装置は、少なくとも1台以上の他の画像形成装置と前記有線ネットワークを介して通信を行うことで画像形成システムを構成し、
    前記画像形成装置が、該画像形成装置を構成する要素に対する電力供給の状態に関する第2の状態にあり、前記他の画像形成装置が、該画像形成装置を構成する要素に対する電力供給の状態に関する第1の状態にある場合に、
    前記画像形成装置は、
    前記第2の状態から前記第1の状態に移行するためのパケットデータを、前記他の画像形成装置から前記有線通信手段により前記有線ネットワークを介して受信する受信工程と、
    前記パケットデータの受信に応じて前記第2の状態から前記第1の状態に移行した場合に、前記パケットデータを送信した前記他の画像形成装置に対して、前記有線通信手段により前記有線ネットワークを介して第1の状態に移行した旨の通知を行う通知工程と
    を備えることを特徴とする画像形成装置の制御方法。
JP2005167370A 2005-06-07 2005-06-07 データ処理システム及びデータ処理装置 Expired - Fee Related JP4137093B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005167370A JP4137093B2 (ja) 2005-06-07 2005-06-07 データ処理システム及びデータ処理装置
US11/444,635 US7702797B2 (en) 2005-06-07 2006-06-01 Data processing apparatus and data processing method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005167370A JP4137093B2 (ja) 2005-06-07 2005-06-07 データ処理システム及びデータ処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006345102A true JP2006345102A (ja) 2006-12-21
JP4137093B2 JP4137093B2 (ja) 2008-08-20

Family

ID=37493829

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005167370A Expired - Fee Related JP4137093B2 (ja) 2005-06-07 2005-06-07 データ処理システム及びデータ処理装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7702797B2 (ja)
JP (1) JP4137093B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010079138A (ja) * 2008-09-29 2010-04-08 Kyocera Mita Corp 画像形成装置及び画像形成システム
JP2010239351A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Brother Ind Ltd 通信システム、通信装置、及び端末装置
WO2011155047A1 (ja) * 2010-06-10 2011-12-15 富士通株式会社 マルチコアプロセッサシステム、電力制御方法、および電力制御プログラム
JP2014123795A (ja) * 2012-12-20 2014-07-03 Konica Minolta Inc 印刷システム及び画像形成装置並びに代理応答方法
JP2016107512A (ja) * 2014-12-05 2016-06-20 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 システム、画像形成装置及びそれらの制御方法、プログラム
JP2018051855A (ja) * 2016-09-28 2018-04-05 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 情報処理装置、プログラム及び代理応答システム

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20090103124A1 (en) * 2005-08-31 2009-04-23 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus, mobile device, and control method therefor
JP2007148789A (ja) * 2005-11-28 2007-06-14 Sharp Corp データ処理装置、画像形成装置、画像形成方法およびプリントシステム
US8305602B2 (en) * 2006-09-29 2012-11-06 Sharp Laboratories Of America, Inc. Systems and methods for remotely managing and configuring driver settings
US8107946B2 (en) * 2007-02-22 2012-01-31 Control4 Corporation System and method for using a wired network to send response messages in an automation system
US8220005B2 (en) * 2007-08-30 2012-07-10 Ricoh Company, Limited Apparatus, system, and computer program product for processing information
JP4584296B2 (ja) * 2007-10-29 2010-11-17 株式会社沖データ 画像処理装置
KR101516637B1 (ko) * 2007-12-24 2015-05-06 엘지전자 주식회사 네트워킹 모듈이 구비된 단말기와 이를 이용한 데이터 전송방법
JP5235490B2 (ja) * 2008-05-13 2013-07-10 キヤノン株式会社 通信システム及び通信装置
JP2011086055A (ja) * 2009-10-14 2011-04-28 Internatl Business Mach Corp <Ibm> ネットワーク上の機器の動作状態を、ネットワークの利用者数に応じて変化させる、機器管理方法、コンピュータ・プログラム及び装置
JP5385751B2 (ja) * 2009-10-14 2014-01-08 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション ネットワーク・ユーザに、ネットワーク上の各機器から提供されるサービスの利用コストを提示する方法、コンピュータ・プログラム及び装置
JP2012053842A (ja) * 2010-09-03 2012-03-15 Konica Minolta Business Technologies Inc ネットワークに接続された端末装置、当該端末装置が適用された印刷システム、及び当該端末装置の制御方法
US8806023B2 (en) * 2011-05-20 2014-08-12 Microsoft Corporation Auto-connect in a peer-to-peer network
JP5484513B2 (ja) * 2012-04-20 2014-05-07 シャープ株式会社 電気機器
JP6455106B2 (ja) * 2014-12-01 2019-01-23 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置およびプログラム
JP2018019328A (ja) * 2016-07-29 2018-02-01 株式会社リコー 電子機器、無線通信装置、及び電力状態の制御方法
JP6766629B2 (ja) * 2016-12-19 2020-10-14 コニカミノルタ株式会社 情報処理装置、データ共有方法およびデータ共有プログラム
JP7259628B2 (ja) * 2019-08-01 2023-04-18 株式会社リコー ネットワーク制御装置、画像形成装置、ネットワーク制御装置の制御方法およびネットワーク制御装置の制御プログラム
US10908862B1 (en) * 2020-03-12 2021-02-02 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Image forming system and voltage adjustment method
JP2022111569A (ja) * 2021-01-20 2022-08-01 キヤノン株式会社 画像形成システム
JP2022140957A (ja) * 2021-03-15 2022-09-29 キヤノン株式会社 画像形成システム
JP2023032939A (ja) * 2021-08-27 2023-03-09 シャープ株式会社 端末装置、画像形成装置及びシステム

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08324071A (ja) 1995-05-31 1996-12-10 Canon Inc 印刷制御装置および印刷制御装置のデータ受信方法並びに印刷制御装置のスリープ解除方法
JP2002041265A (ja) 2000-07-25 2002-02-08 Minolta Co Ltd ネットワークプリンティングシステムおよびプリンタ
JP3817494B2 (ja) * 2002-04-22 2006-09-06 キヤノン株式会社 画像処理装置及びその制御方法
JP4298256B2 (ja) * 2002-10-08 2009-07-15 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP4079067B2 (ja) 2003-10-10 2008-04-23 セイコーエプソン株式会社 携帯電話、印刷装置、印刷システムおよびその印刷方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010079138A (ja) * 2008-09-29 2010-04-08 Kyocera Mita Corp 画像形成装置及び画像形成システム
JP2010239351A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Brother Ind Ltd 通信システム、通信装置、及び端末装置
US8514435B2 (en) 2009-03-31 2013-08-20 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Communication system having a plurality of communication modes
WO2011155047A1 (ja) * 2010-06-10 2011-12-15 富士通株式会社 マルチコアプロセッサシステム、電力制御方法、および電力制御プログラム
US9395803B2 (en) 2010-06-10 2016-07-19 Fujitsu Limited Multi-core processor system implementing migration of a task from a group of cores to another group of cores
JP2014123795A (ja) * 2012-12-20 2014-07-03 Konica Minolta Inc 印刷システム及び画像形成装置並びに代理応答方法
US9519446B2 (en) 2012-12-20 2016-12-13 Konica Minolta, Inc. Printing system, image forming apparatus and proxy response method
JP2016107512A (ja) * 2014-12-05 2016-06-20 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 システム、画像形成装置及びそれらの制御方法、プログラム
JP2018051855A (ja) * 2016-09-28 2018-04-05 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 情報処理装置、プログラム及び代理応答システム

Also Published As

Publication number Publication date
US7702797B2 (en) 2010-04-20
JP4137093B2 (ja) 2008-08-20
US20060274368A1 (en) 2006-12-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4137093B2 (ja) データ処理システム及びデータ処理装置
JP2006025212A (ja) データ処理装置及び省電力制御方法
US20090201558A1 (en) Image forming apparatus and control method
JP2006095886A (ja) 画像形成装置およびその方法
JP2007086173A (ja) 音声入力機能を備えた装置
JP2009157566A (ja) 画像形成装置
JP2007116457A (ja) 画像形成装置
JP2007021808A (ja) 画像形成装置
JP2007087293A (ja) メールサーバ、メール受信システムおよびfax転送システム
JP2007067534A (ja) 携帯情報端末
JP2005193652A (ja) 画像処理装置及びその制御方法
JP2010087670A (ja) 画像形成装置
JP2006231858A (ja) 画像形成装置
JP2001159964A (ja) 画像形成システム並びに画像形成システムの制御方法および記憶媒体
JPH0898038A (ja) デジタル複写機のネットワークシステム
US9201615B2 (en) Image forming device and method for displaying image information
JP5312218B2 (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム
JP2007025255A (ja) 画像形成装置
JP2006236235A (ja) 画像形成装置
JP2003348283A (ja) 画像入出力処理装置およびその方法
JP2006018398A (ja) 印刷制御装置及び印刷制御方法
JP2006224595A (ja) プリンティングシステム
JP2006150801A (ja) 画像形成装置
JP2006163261A (ja) ジョブ管理システム
JP2001013822A (ja) 画像形成装置、付加情報出力方法および記憶媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080222

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080422

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080516

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080603

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110613

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120613

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120613

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130613

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees