JP6455106B2 - 情報処理装置およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置およびプログラムに関する。
ネットワーク通信における消費電力を低減するための技術が提案されている。特許文献1には、通信端末装置のバックエンドシステムが省電力モードから通常モードに復帰する頻度を、待機応答LSIを用いて抑制する技術が記載されている。
特開2012−151681号公報
情報処理装置、例えば、スキャナ、プリンタ、ファクシミリ、複写機、またはこれらの一部または全部を含む複合機が通常の電力供給による動作を行う通常状態と、装置内の一部または全部に対して通常の電力供給を遮断または通常より少なくする低電力状態とを備える場合、低電力状態において、ネットワーク通信を通常状態で応答するCPU等の消費電力を低下させ、これに代わり、CPU等より消費電力が小さい待機応答LSIが応答することにより、低電力状態時のネットワーク通信の応答を維持しつつ、消費電力を低下させることができる。従来、この情報処理装置が、単一のネットワークインタフェースしか備えていない場合、CPU等の電源状態(ON/OFFまたは消費電力低下)と待機応答LSIの動作状態(パススルー動作/低電力状態時の待機応答動作)とが同期していた。一方、情報処理装置においては、複数のネットワークの種類(イントラネットやインターネットなど)や用途(部署、部門別など)に対応するべく、複数のネットワークインタフェースを備えることが求められている。複数のネットワークインタフェースを備えた場合、ネットワークインタフェースごとに低電力状態時に待機応答LSIを実装する必要がある。この場合、従来どおり上記のCPU等の電源状態と複数の待機応答LSIの動作状態とが同期してしまい(図3)、個々のネットワークから送信されるデータの状態によらず、すべての待機応答LSIが同じ動作状態になり、消費電力抑制が効果的に行われなくなるという問題が生じる。具体的には、ネットワークからCPUが処理すべきデータが受信されないにもかかわらず、他のネットワークから受信されたデータの影響で待機応答LSIの動作状態がパススルー動作になる。待機応答LSIは、待機応答動作時はパススルーモード時に比べて低い消費電力で動作するため、ネットワークからCPUが処理すべきデータが受信されないにもかかわらず、当該ネットワークに対応する通信部の消費電力が増加することとなり、適切に消費電力削減ができないことが想定される。本発明は、複数のネットワークインタフェースにそれぞれ待機応答LSIを備えた情報処理装置において、それぞれのネットワークから受信したデータに応じて待機応答LSIの状態を適切な状態に制御して、CPUと複数のすべての待機応答LSIが同期する制御に比べて消費電力を抑制することを目的とする。
請求項1に係る情報処理装置は、ネットワークに対しデータを送受信する送受信手段と、前記送受信手段から受信したデータに対し応答処理を行わず、当該データの処理を後段の処理手段に委ねる第1の状態と、前記送受信手段から受信したデータの処理を後段の処理手段に委ねず、且つ、当該データの少なくとも一部に対して応答処理を行う第2の状態とを切り替え可能な応答処理手段と、前記応答処理手段の第1の状態と第2の状態とを切り替える切り替え手段とを備え、前記送受信手段と前記応答処理手段とは、共通の前記処理手段と複数のネットワークとの間にそれぞれ個別に備えられており、すべての前記応答処理手段が前記第2の状態にある場合において一の応答処理手段が前記予め定められたデータを受信したときは、前記切り替え手段は、他の応答処理手段の動作状態を前記第2の状態としたまま、前記一の応答処理手段の動作状態を前記第2の状態から前記第1の状態に切り替えることを特徴とする。
請求項2に係る情報処理装置は、請求項1に記載の構成において、前記切り替え手段は、すべての前記応答処理手段のうち、予め定められたデータを受信しなかった前記応答処理手段の動作状態については、前記第2の状態を維持することを特徴とする。
請求項3に係るプログラムは、ネットワークに対しデータを送受信する送受信手段と、前記送受信手段から受信したデータに対し応答処理を行わず、当該データの処理を後段の処理手段に委ねる第1の状態と、前記送受信手段から受信したデータの処理を後段の処理手段に委ねず、且つ、当該データの少なくとも一部に対して応答処理を行う第2の状態とを切り替え可能な応答処理手段と、前記応答処理手段の第1の状態と第2の状態とを切り替える切り替え手段とを備え、前記送受信手段と前記応答処理手段とが、共通の前記処理手段と複数のネットワークとの間にそれぞれ個別に備えられたコンピュータに、すべての前記応答処理手段が前記第2の状態にある場合において一の応答処理手段が前記予め定められたデータを受信したときは、前記切り替え手段が、他の応答処理手段の動作状態を前記第2の状態としたまま、前記一の応答処理手段の動作状態を前記第2の状態から前記第1の状態に切り替えるステップを実行させる。
請求項1に係る情報処理装置によれば、複数のネットワークインタフェースにそれぞれ待機応答LSIを備えた情報処理装置において、複数のすべての待機応答LSIの動作状態の切り替えが同期する制御に比べて消費電力を抑制することできる。
請求項2に係る情報処理装置によれば、複数のネットワークインタフェースにそれぞれ待機応答LSIを備えた情報処理装置において、予め定められたデータを受信しなかった応答処理手段の動作状態を維持することで、複数のすべての待機応答LSIの動作状態の切り替えが同期する制御に比べて消費電力を抑制することできる。
請求項3に係るプログラムによれば、複数のネットワークインタフェースにそれぞれ待機応答LSIを備えたコンピュータにおいて、複数のすべての待機応答LSIの動作状態の切り替えが同期する制御に比べて消費電力を抑制することできる。
画像形成装置のハードウェア構成を示すブロック図 通信機能を実現するためのハードウェア構成を示すブロック図 比較例に係る画像形成装置の動作モードを示す図 画像形成装置の機能構成を示すブロック図 画像形成装置の動作モードを示す図 各動作モードの省電力性を対比する図 スリープモードから省電力モードに切り替わる際の処理を説明する図 省電力モードから通常モードに切り替わる際の処理を説明する図 電源制御部における論理回路を簡略化して示す図 画像形成装置による処理を示すフローチャート
図1は、画像形成装置10のハードウェア構成を示すブロック図である。同図に示したように、画像形成装置10は、制御部11と、記憶部12と、操作部13と、表示部14と、画像読取部15と、画像形成部16と、通信部17と、画像処理部18と、電源制御部19とを備える。また、画像形成装置10の各部は、バスB1に接続されており、このバスB1を介して各種データの授受を行う。
制御部11は、画像形成装置10の各部の動作を制御する手段である。制御部11は、CPU(Central Processing Unit)などの演算処理装置と、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などの記憶媒体(主記憶装置)とを備える。CPU(後述するCPU110)は、ROMおよび記憶部12に記憶されているプログラムを読み出し、RAMを作業エリアにしてプログラムを実行する。制御部11は、このようにプログラムを実行することにより、用紙に画像を形成すること、原稿から画像を読み取って画像データを生成すること、通信回線を介して他の装置と通信を行うことなどを実現する。
記憶部12は、データを記憶する手段である。記憶部12は、ハードディスク、フラッシュメモリなどの記憶媒体(補助記憶装置)を備え、通信部17で受信したデータや画像形成装置10で生成されたデータなどを記憶する。また、記憶部12は、いわゆるメモリーカードやUSBメモリなどの着脱可能な記憶媒体(リムーバブルメディア)と、その記憶媒体にデータを読み書きする手段とを含んでもよい。
操作部13は、ユーザの操作を受け付ける手段である。操作部13は、操作子(ボタン、キーなど)を備え、押下された操作子に応じた制御信号を制御部11に供給する。また、操作部13は、表示部14と、表示部14の表示面に重ねて設けられたセンサとを備え、押圧した位置に応じた制御信号を制御部11に供給するタッチパネルによって構成されてもよい。
表示部14は、情報を表示する手段である。表示部14は、表示装置として例えば液晶ディスプレイを有する。表示部14は、制御部11の制御の下、画像形成装置10を操作するためのメニュー画面を表示する。
画像読取部15は、原稿を読み取って画像データに変換する手段である。画像読取部15は、原稿を光学的に読み取り、読み取った原稿の画像を表す画像データを生成する画像読取装置を備えている。画像読取部15は、生成した画像データを画像処理部18に供給する。
画像形成部16は、用紙に画像を形成する手段である。画像形成部16は、電子写真方式によって用紙にYMCKの各色成分のトナー像を形成する画像形成機構を具備している。なお、画像形成機構は、電子写真方式に限らず、インクジェット方式などの他の記録方式が用いられてもよい。
通信部17は、データを送受信する手段である。通信部17は、通信回線に接続されており、外部装置と有線または無線の通信を行う通信インタフェース(以下、「通信IF」という)として機能する。本発明において、通信部17は、後述するPHY171とLSI172(図2参照)をそれぞれ複数有しており、複数の通信IFとして機能する。
画像処理部18は、画像データに対して画像処理を実行する手段である。ここでいう画像処理とは、例えば、色補正や階調補正である。画像形成装置10においてプリント機能が実行される場合、画像処理部18は、画像処理が施された画像データを画像形成部16に供給する。
電源制御部19は、図示せぬ電源と電気的に接続され、当該電源から画像形成装置10の各部への電力の供給を制御する。電源制御部19は、自らの記憶領域に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、電力の供給を制御する。
図2は、画像形成装置10のハードウェア構成のうち通信機能を実現するための構成を示すブロック図である。図2に示す通り、画像形成装置10は、CPU110と、PHY(Physical Layer)171と、LSI(Large Scale Integration)172と、電源制御部19とにより通信機能を実現する。なお、図2に示す構成のうち、PHY171とLSI172は、通信部17に含まれる。PHY171は、OSI参照モデルの物理層において、ネットワークとの接続およびデータの伝送に関する物理的な方式を規定する。本発明において、通信部17は、2つの通信IF(通信IF1および通信IF2)を備えており、2つのPHY171(PHY171AおよびPHY171B)を有する。なお、本実施例では、2つの通信IFの場合について述べるが、本発明は、通信IFが2つの場合に限られるものではない。図2において、PHY171Aは通信IF1に対して設けられており、PHY171Bは通信IF2に対して設けられている。通信IF1と通信IF2とは、互いに異なる通信回線に接続される。具体的な例として、通信IF1と通信IF2のうちの一方はインターネットに接続され、他方はイントラネットなどのLAN(Local Area Network)に接続される。別の例で、通信IF1と通信IF2とは互いに異なるグループ(部署、部門など)の通信回線に接続される。なお、通信IF1と通信IF2とは、有線と無線のどちらの方式であってもよい。
CPU110は、通信IF1および通信IF2を介して通信を行う。CPU110は、CPU110へ電力が供給された状態またはCPU110がフル稼働可能な状態のとき(オンのとき)に、後述するLSI172AおよびLSI172Bの少なくとも一方から出力されたパケット(データユニットの一例)を処理し、CPU110へ一部または全部の電力が供給されていない状態あるいはCPU110の一部または全部の機能を停止している状態のとき(オフのとき)には当該処理を行わない。後者でCPU110への一部または全部の電力がされていない状態は、例えば、画像形成装置10が一定時間使用されていない状態等を要因として設定する低電力状態に移行した際の状態である。
LSI172は、オフの状態にあるCPU110に代わって、通信IFにおいて受信されたパケットを処理する、いわゆる待機応答LSIである。LSI172は、CPU110における消費電力を抑制するために用いられる。通信部17は、各通信IFに対応させて2つのLSI172(LSI172AとLSI172B)を有する。図2において、LSI172Aは、通信IF1に対応する待機応答LSIであり、PHY171AとCPU110との間に設けられている。LSI172Bは、通信IF2に対応する待機応答LSIであり、PHY171BとCPU110との間に設けられている。LSI172は、パススルーモードまたは待機応答モードのいずれかの動作モードで動作する。パススルーモードは、LSI172が、通信IFにおいて受信されたパケットをCPU110に出力する動作モードである。待機応答モードは、LSI172が、通信IFにおいて受信されたパケットのうちの少なくとも一部のパケットに対して、当該通信IFを介して応答する動作モードである。以下では、待機応答モード中のLSI172が、入力されたパケットに対して自ら応答する動作を「自動応答」と表現する。LSI172は、待機応答モードにおいて、パススルーモードに比べて低い消費電力で動作する。
電源制御部19は、CPU110とLSI172への電力の供給を制御する。電源制御部19は、CPU110のオンとオフとを切り替え、また、LSI172の動作モードを切り替える。
図3は、比較例に係る画像形成装置10の動作モードを示す図である。この例で、画像形成装置10は、通常モードとスリープモードの2つの動作モードのいずれかで、外部装置と通信を行う。なお、図3(および後述の図5、図7、および図8)において、斜線で塗りつぶされたCPU110は、当該CPU110がオフであることを表し、斜線で塗りつぶされていないCPU110は、当該CPU110がオンであることを表す。また、斜線で塗りつぶされたLSI172は、当該LSI172の動作モードが待機応答モードであることを表し、斜線で塗りつぶされていないLSI172は、当該LSI172の動作モードがパススルーモードであることを表す。
通常モードは、CPU110がオンであり、且つ、LSI172AおよびLSI172Bがパススルーモードである動作モードである。通常モードにおいては、通信IF1および通信IF2において受信されたパケットは、LSI172を介してCPU110に送られる。この場合、CPU110は、受信されたパケットの内容に応じた処理を行う。スリープモードは、CPU110がオフであり、且つ、LSI172AおよびLSI172Bが待機応答モードである動作モードである。スリープモードにおいては、通信IF1および通信IF2において受信されたパケットは対応するLSI172に送られ、LSI172は入力されたパケットの内容に応じた処理(自動応答またはパケットの破棄)を行う。したがって、スリープモードにおいては、通信IF1および通信IF2において受信されたパケットは、CPU110に送られることなくLSI172により処理される。画像形成装置10は、例えば、通信IF1と通信IF2において予め定められた時間を超えてパケットが受信されない場合など予め決められた条件(以下、「節電条件」という)を満たすと通常モードからスリープモードに切り替わり、通信IF1または通信IF2においてCPU110をオンにする必要があるパケット(すなわち、CPU110での処理が必要なパケット。以下、「復帰パケット」という)が入力されるとスリープモードから通常モードに切り替わる。
図3に示した画像形成装置10の動作モードの切り替わりにおいては、CPU110のオン/オフとすべてのLSI172の動作モードとが一対一で対応しているため、LSI172AとLSI172Bは互いに同じ動作モードで動作している。しかし、上述の通り、LSI172は、待機応答モード時の方がパススルーモード時に比べて消費電力が低いため、LSI172AとLSI172Bとが互いに同じ動作モードで動作すると、LSI172において余計に電力が消費される場合がある。例えば、通信IF1または通信IF2のいずれか一方の通信IFにおいて復帰パケットが受信されたことにより、画像形成装置10の動作モードがスリープモードから通常モードに切り替わった場合であっても、必ずしも他方の通信IFにおいて直ちに復帰パケットが受信されるとは限らない。この場合、復帰パケットが受信されていない通信IFに対応するLSI172では、待機応答モードからパススルーモードに切り替えられたことにより、余計に電力が消費される。本発明は、LSI172AおよびLSI172Bの動作モードを個別に切り替えることにより、LSI172における消費電力を抑制する。
図4は、画像形成装置10の機能構成を示すブロック図である。画像形成装置10は、送受信手段101と、応答処理手段102と、切り替え手段103と、処理手段104とを有する。送受信手段101は、ネットワークに対しデータを送受信する。応答処理手段102は、送受信手段101から受信したデータに対し応答処理を行わず、当該データの処理を後段の処理手段104に委ねるパススルーモードと、送受信手段101から受信したデータの処理を後段の処理手段104に委ねず、且つ、当該データの少なくとも一部に対して応答処理を行う待機応答モードのいずれかの動作モードで動作する。送受信手段101と応答処理手段102とは、複数のネットワークにそれぞれ個別に備えられている。切り替え手段103は、応答処理手段102の動作モードを切り替える。切り替え手段103は、すべての応答処理手段102が待機応答モードにある場合、すべての応答処理手段102のうち、予め定められたデータを受信した応答処理手段102の動作モードを待機応答モードからパススルーモードに切り替える。
図2に示した構成において、PHY171は、送受信手段101の一例である。LSI172は、応答処理手段102の一例である。電力の供給を制御するためのプログラムを実行している電源制御部19は、切り替え手段103の一例である。通信IFにおける通信を制御するためのプログラムを実行しているCPU110は、処理手段104の一例である。
図5は、本発明において、画像形成装置10の動作モードを示す図である。なお、通常モード時とスリープモード時における各部の動作状態については、図3と同様であるため、ここでは図示を省略する。本発明において、画像形成装置10は、上述した通常モードとスリープモードに加えて、省電力モードを実現する。省電力モードは、CPU110がオンであり、且つ、LSI172AおよびLSI172Bのいずれか一方が待機応答モードである(待機応答モードで動作するLSI172とパススルーモードで動作するLSI172とが混在する)動作モードである。図5では、省電力モードの一例として、LSI172Aがパススルーモードであり、LSI172Bが待機応答モードである状態を示している。省電力モードにおいては、パススルーモードで動作するLSI172に対応する通信IFにおいて受信されたパケットは、当該LSI172を介してCPU110に送られる。待機応答モードで動作するLSI172に対応する通信IFにおいて受信されたパケットは、CPU110に送られることなく当該LSI172により処理される。
本発明において、画像形成装置10は、スリープモードであるときに、通信IF1または通信IF2において復帰パケットが受信されるとスリープモードから省電力モードに切り替わる。このとき、LSI172AとLSI172Bのうち、復帰パケットが受信された通信IFに対応するLSI172の動作モードが待機応答モードからパススルーモードに切り替わり、他方のLSI172は待機応答モードのまま動作する。また、省電力モードであるときに、待機応答モードである一方のLSI172に対応する通信IFにおいて復帰パケットが受信されると当該LSI172は、待機応答モードからパススルーモードに切り替わり、画像形成装置10は、省電力モードから通常モードに切り替わる。画像形成装置10がスリープモードから省電力モードに切り替わる際に行われる処理、および、省電力モードから通常モードに切り替わる際に行われる処理の詳細については後述する。
図6は、画像形成装置10により実現される各動作モードの省電力性を対比する図である。図6では、各動作モードの省電力性を「○」、「△」、「×」の3種類の記号により示しており、「○」は3つの動作モードの中で省電力性が最も高いこと、「△」は省電力性が「○」の次に高いことを、「×」は3つの動作モードの中で省電力性が最も低いことを示す。図6に示す通り、通常モード時の画像形成装置10は、CPU110がオンであり、且つ、すべてのLSI172がパススルーモードになっている。そのため、通常モードは、3つの動作モードの中で最も省電力性が低い。スリープモード時の画像形成装置10は、CPU110がオフであり、且つ、すべてのLSI172が待機応答モードになっている。そのため、通常モードは、3つの動作モードの中で最も省電力性が高い。省電力モード時の画像形成装置10は、CPU110がオンであり、且つ、パススルーモードで動作するLSI172と待機応答モードで動作するLSI172とが混在している。そのため、省電力モードは、通常モードよりも省電力性が高く、スリープモードよりも省電力性が低い。本発明における画像形成装置10は、上述の通り、スリープモードから通常モードに切り替わる際に、スリープモードから通常モードに直接的に切り替わるのではなく、省電力モードを経て通常モードに切り替わる。したがって、省電力モードを有しない場合に比べて、通信機能における省電力性が向上する。
図7は、スリープモードから省電力モードに切り替わる際に画像形成装置10において行われる処理を説明する図である。図7では、通信IF1において復帰パケットが受信されたことにより、画像形成装置10がスリープモードから省電力モードに切り替わる様子を示している。図7に示す通り、待機応答モードで動作するLSI172Aは、通信IF1において復帰パケットが受信されると(図7(a))、CPU110をオンにするための信号(以下、「CPUオン信号」という)を電源制御部19に出力する(図7(b))。電源制御部19は、CPUオン信号を受信すると、CPU110をオフからオンに切り替える(図7(c))。電源制御部19は、CPU110をオンに切り替えると、CPU110がオンに切り替わったことを示す信号(以下、「完了信号」という)を、CPUオン信号を出力したLSI172(この例ではLSI172A)のみに出力する(図7(d))。LSI172Aは、完了信号を受信すると、待機応答モードからパススルーモードに切り替わる(図7(e))。CPU110とLSI172とは、画像形成装置10が通常モードからスリープモードに切り替わる際に電気的に絶縁(アイソレーション)されている。CPU110は、オフからオンに切り替わると、CPUオン信号を出力したLSI172とのアイソレーションを解除する(図7(f))。図7に示した一連の処理により、復帰パケットが受信された通信IF1に対応するLSI172のみが待機応答モードからパススルーモードに切り替わり、当該LSI172が受信したパケットはCPU110に送られる。
図8は、省電力モードから通常モードに切り替わる際に画像形成装置10において行われる処理を説明する図である。図8では、通信IF2において復帰パケットが受信されたことにより、画像形成装置10が省電力モードから通常モードに切り替わる様子を示している。図8に示す通り、待機応答モードで動作するLSI172Bは、通信IF2において復帰パケットが受信されると(図8(a))、CPUオン信号を電源制御部19に出力する(図8(b))。省電力モードにおいてCPU110はオンであるため、電源制御部19は、CPUオン信号を受信すると、CPUオン信号を出力したLSI172(この例ではLSI172B)のみに完了信号を出力する(図8(c))。LSI172Bは、完了信号を受信すると、待機応答モードからパススルーモードに切り替わる(図8(d))。CPU110は、CPUオン信号を出力したLSI172とのアイソレーションを解除する(図8(e))。
図9は、電源制御部19における論理回路の一例を簡略化して示す図である。図9は、電源制御部19が、CPUオン信号を出力したLSI172のみに対して完了信号を出力するための論理回路を示す。信号線L11は、LSI172Aから電源制御部19にCPUオン信号を伝送するための信号線である。信号線L12は、LSI172Bから電源制御部19にCPUオン信号を伝送するための信号線である。信号線L20は、CPU110から電源制御部19に完了信号を伝送するための信号線である。信号線L21は、電源制御部19からLSI172Aに完了信号を伝送するための信号線である。信号線L22は、電源制御部19からLSI172Bに完了信号を伝送するための信号線である。図9において、電源制御部19は、1つのOR回路C1と、2つのAND回路C2(C2aおよびC2b)とを有する。OR回路C1の2つの入力端子は信号線L11および信号線L12に、出力端子は、CPU110に接続される。これにより、LSI172AまたはLSI172BからCPUオン信号が出力されると、電源制御部19は、CPU110をオンに切り替える(図9では、CPUオン信号をCPU110に出力する)。AND回路C2aの2つの入力端子のうちの一方は信号線L11に接続され、もう一方は信号線L20に接続される。なお、CPU110は、CPUオン信号を電源制御部19から受信すると、オンに遷移し、信号線L20を介して完了信号を電源制御部19に出力する。AND回路C2aの出力端子は、信号線L21に接続される。これにより、LSI172AがCPUオン信号を出力した場合に限り、LSI172Aに対して完了信号が出力される。AND回路C2bの2つの入力端子のうちの一方は信号線L12に接続され、もう一方は信号線L20に接続される。AND回路C2bの出力端子は、信号線L22に接続される。これにより、LSI172BがCPUオン信号を出力した場合に限り、LSI172Bに対して完了信号が出力される。
図10は、画像形成装置10による処理を示すフローチャートである。図10に示す処理は、待機応答モードで動作するLSI172により制御された通信IFにおいてパケットが受信されたことを契機として開始される。なお、図10において、ステップS1からステップS3の処理は、LSI172AおよびLSI172Bのうち、パケットが受信された通信IFに対応するLSI172により実行される。
ステップS1において、LSI172は、通信IFにおいて受信されたパケットが復帰パケットであるか否かを判断する。LSI172は、例えば、通信IFにおいて受信されたパケットのプロトコルおよび宛先(IP(Internet Protocol)アドレスおよびポート番号)を解析することにより、当該パケットが復帰パケットであるか否かを判断する。受信されたパケットが復帰パケットでないと判断された場合(S1:NO)、LSI172は、処理をステップS2に移行する。受信されたパケットが復帰パケットであると判断された場合(S1:YES)、LSI172は、処理をステップS3に移行する。
ステップS2において、LSI172は、入力されたパケットに対して自動応答し、または、入力されたパケットを破棄する。LSI172の記憶領域には、パケットのプロトコルおよび宛先の組み合わせと、LSI72がパケットに対して行う動作との対応関係を示す情報(以下、「対応情報」という)が予め記憶されている。LSI172は、この対応情報に従って、パケットに対して自動応答し、または、パケットを破棄する。ステップS2の処理が行われると、図10に示した処理は終了する。
ステップS3において、LSI172は、CPUオン信号を電源制御部19に出力する。ステップS4において、電源制御部19は、CPU110がオンであるか否かを判断する。CPU110がオフであると判断された場合(S4:NO)、電源制御部19は、処理をステップS5に移行する。画像形成装置10がスリープモードである場合、ステップS4においてCPU110がオフであると判断される。CPU110がオンであると判断された場合(S4:YES)、電源制御部19は、処理をステップS6に移行する。
ステップS5において、電源制御部19は、CPU110をオフからオンに切り替える。電源制御部19は、ステップS5の処理を終えると、処理をステップS7に移行する。
ステップS6において、電源制御部19は、パススルーモードで動作するLSI172があるか否かを判断する。パススルーモードで動作するLSI172があると判断された場合(S6:YES)、電源制御部19は、処理をステップS7に移行する。画像形成装置10が省電力モードである場合、ステップS6においてパススルーモードで動作するLSI172があると判断される。パススルーモードで動作するLSI172がないと判断された場合(S6:NO)、電源制御部19は、処理をステップS9に移行する。画像形成装置10が通常モードからスリープモードに移行中である場合、ステップS6においてパススルーモードで動作するLSI172がないと判断される。
ステップS7において、電源制御部19は、LSI172AおよびLSI172Bのうち、ステップS3においてCPUオン信号を出力したLSI172に完了信号を出力する。CPUオン信号を出力したLSI172に完了信号を出力するための仕組みは図9に示した通りである。電源制御部19は、また、完了信号を出力すると、完了信号の出力先となるLSI172を識別する識別子を自らの記憶領域に記憶する。電源制御部19の記憶領域には、最後に完了信号が出力されたLSI172を識別する識別子が記憶される。完了信号が入力されたLSI172は、待機応答モードからパススルーモードに切り替わる。
ステップS8において、CPU110は、ステップS7において完了信号が出力されたLSI172とのアイソレーションを解除する。具体的には、CPU110は、電源制御部19の記憶領域に記憶された識別子を参照することにより、ステップS7において完了信号が出力されたLSI172を特定し、当該LSI172とのアイソレーションを解除する。なお、CPU110は、電源制御部19とLSI172とを繋ぐ信号線L2を伝わる完了信号を監視することにより、完了信号が出力されたLSI172を特定してもよい。
ステップS9において、電源制御部19は、CPU110とLSI172とがアイソレーションされているか否かを判断する。CPU110とLSI172とがアイソレーションされていると判断された場合(S9:YES)、電源制御部19は、処理をステップS10に移行する。CPU110とLSI172とがアイソレーションされていないと判断された場合(S9:NO)、電源制御部19は、処理をステップS11に移行する。
ステップS10において、電源制御部19は、CPU110をオンからオフに切り替える。電源制御部19は、ステップS10の処理を終えると、処理をステップS5に移行する。ステップS11において、CPU110は、通常モードからスリープモードへの移行を中止する。具体的には、CPU110は、LSI172とのアイソレーションを中止する。ステップS12において、電源制御部19は、LSI172AおよびLSI172Bのうち、ステップS3においてCPUオン信号を出力したLSI172を待機応答モードからパススルーモードに切り替える。具体的には、電源制御部19は、ステップS3においてCPUオン信号を出力したLSI172に完了信号を出力する。ステップS13において、CPU110は、ステップS12においてパススルーモードに切り替えられた一方のLSI172とは異なる他方のLSI172とのアイソレーションを行う。具体的には、CPU110は、電源制御部19の記憶領域に記憶された識別子を参照することにより、ステップS12において完了信号が出力されたLSI172を特定し、当該LSI172とは異なる他のLSI172とのアイソレーションを行う。
以上で説明した通り、本発明に係る画像形成装置10では、LSI172AおよびLSI172Bの動作モードが個別に切り替えられる。そのため、LSI172AおよびLSI172Bの動作モードが一括して切り替えられた場合に比べて、通信機能における省電力性が向上する。
本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能である。以下、変形例をいくつか説明する。以下で説明する変形例のうち、2つ以上のものが組み合わされて用いられてもよい。
(1)変形例1
電源制御部19は、複数のLSI172について、パススルーモードから待機応答モードへの切り替わりを個別に制御してもよい。例えば、電源制御部19は、節電条件が満たされたか否かを通信IFごとに判断し、節電条件が満たされた通信IFに対応するLSI172の動作モードをパススルーモードから待機応答モードに切り替えてもよい。
(2)変形例2
節電条件は、実施形態に記載した条件に限らない。例えば、予め定められた時間を超えて操作部13が操作されていないことなどが節電条件として定められていてもよい。
(3)変形例3
LSI172および電源制御部19により出力される信号の種類および信号の数は、実施形態に記載した信号に限らない。例えば、電源制御部19は、完了信号に加え、他の信号をLSI172に出力することにより、LSI172の動作モードを待機応答モードからパススルーモードに切り替えてもよい。
(4)変形例4
電源制御部19が、CPUオン信号を出力したLSI172のみに完了信号を出力するための仕組みは、図9に示した論理回路に限らない。電源制御部19は、例えば、CPUオン信号を出力したLSI172を識別する識別子を自らの記憶領域に記憶しておき、当該識別子を参照することにより特定された一のLSI172に完了信号を出力してもよい。
(5)変形例5
本発明は、画像形成装置10以外の情報処理装置において適用されてもよい。例えば、画像データに対して画像処理を実行する画像処理装置などにおいて、本発明が適用されてもよい。
(6)その他の変形例
画像形成装置10の構成は、図1に示した構成に限らない。また、通信部17の構成は、図3に示した構成に限らない。例えば、通信部17は、3つ以上の通信IFとして機能してもよい。
実施形態において、電源制御部19およびCPU110によって実行される各種プログラムは、磁気記憶媒体(磁気テープ、磁気ディスク(HDD、FD(Flexible Disk))など)、光記憶媒体(光ディスク(CD(Compact Disk)、DVD(Digital Versatile Disk))など)、光磁気記憶媒体、半導体メモリ(フラッシュROMなど)などのコンピュータが読み取り可能な記憶媒体に記憶した状態で提供されてもよい。また、このプログラムは、インターネットなどのネットワーク経由でダウンロードされてもよい。
10…画像形成装置、11…制御部、110…CPU、12…記憶部、13…操作部、14…表示部、15…画像読取部、16…画像形成部、17…通信部、18…画像処理部、19…電源制御部、171…PHY、172…LSI、101…送受信手段、102…応答処理手段、103…切り替え手段、104…処理手段

Claims (3)

  1. ネットワークに対しデータを送受信する送受信手段と、
    前記送受信手段から受信したデータに対し応答処理を行わず、当該データの処理を後段の処理手段に委ねる第1の状態と、前記送受信手段から受信したデータの処理を後段の処理手段に委ねず、且つ、当該データの少なくとも一部に対して応答処理を行う第2の状態とを切り替え可能な応答処理手段と、
    前記応答処理手段の第1の状態と第2の状態とを切り替える切り替え手段と
    を備え、
    前記送受信手段と前記応答処理手段とは、共通の前記処理手段と複数のネットワークとの間にそれぞれ個別に備えられており、すべての前記応答処理手段が前記第2の状態にある場合において一の応答処理手段が前記予め定められたデータを受信したときは、前記切り替え手段は、他の応答処理手段の動作状態を前記第2の状態としたまま、前記一の応答処理手段の動作状態を前記第2の状態から前記第1の状態に切り替える
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記切り替え手段は、すべての前記応答処理手段のうち、予め定められたデータを受信しなかった前記応答処理手段の動作状態については、前記第2の状態を維持する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. ネットワークに対しデータを送受信する送受信手段と、
    前記送受信手段から受信したデータに対し応答処理を行わず、当該データの処理を後段の処理手段に委ねる第1の状態と、前記送受信手段から受信したデータの処理を後段の処理手段に委ねず、且つ、当該データの少なくとも一部に対して応答処理を行う第2の状態とを切り替え可能な応答処理手段と、
    前記応答処理手段の第1の状態と第2の状態とを切り替える切り替え手段と
    を備え、
    前記送受信手段と前記応答処理手段とが、共通の前記処理手段と複数のネットワークとの間にそれぞれ個別に備えられたコンピュータに、
    すべての前記応答処理手段が前記第2の状態にある場合において一の応答処理手段が前記予め定められたデータを受信したときは、前記切り替え手段が、他の応答処理手段の動作状態を前記第2の状態としたまま、前記一の応答処理手段の動作状態を前記第2の状態から前記第1の状態に切り替えるステップ
    を実行させるためのプログラム。
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