JP2015106309A - 電子機器及び電源制御プログラム - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献1の技術では、省電力状態から復帰する際に、ユーザーが操作パネルで選択したコピーやFAX等の機能について、必要な部品・コンポーネントの電力をオンにすることができる。
本発明の電子機器は、主電源がオンになった際に実使用された機能の状況を取得する主電源オン実使用機能状況取得手段と、該主電源オン実使用機能状況取得手段により取得された機能の状況に対応して、前記主電源オン使用機能設定手段により設定された機能を変更するようユーザーに通知する主電源オン使用機能変更指示手段を備えることを特徴とする。
本発明の電子機器は、前記主電源オン実使用機能状況取得手段により取得された機能の状況により、主電源がオンになった場合に使用する機能を設定する主電源オン使用機能自動設定手段を備えることを特徴とする。
本発明の電源制御プログラムは、各部への電力供給を個別に制御可能な電子機器により実行される電源制御プログラムにおいて、主電源がオンになった場合に使用する機能を設定させ、設定された機能に対応して電力供給が必要な各部については、主電源がオンになった際に電力供給を行わせ、設定されていない機能に対応する各部については、当該設定されていない機能が選択された際に電力供給を行うよう制御させることを特徴とする。
〔画像形成装置1の全体の構成〕
まず、図1を参照して、画像形成装置1の全体の構成について説明する。
画像形成装置1は、MFPやプリンター等の本発明の電子機器としての画像形成装置である。
端末2は、PC/AT互換機等のPCやスマートフォンや携帯電話やタブレット端末等の一般的な端末である。端末2は、LCDや有機ELパネル等の表示部と、キーボードやマウスやタッチパネル等の入力部とを備えている。
画像形成装置1及び端末2は、LAN、無線LAN、WAN、携帯電話網等のネットワーク5に接続されている。
また、画像形成装置1は、各部に電力供給を行う電源部20が備えられている。
制御部10は、記憶部19のROMやHDDに記憶されている制御プログラムを読み出して、この制御プログラムをRAMに展開させて実行することで、各部を制御する機能を実現することができる。また、制御部10は、図示しない外部の端末や操作パネル部16から入力された指示情報に応じて、装置全体を制御する。
また、制御部10は、電源部20から各部への電力供給を制御可能である。また、制御部10は、主電源がオンになった場合、電力オフ時から電力供給が行われた各部の初期化等の処理を行う。
画像処理部11は、原稿読取部12で読み取られた画像を、記憶部19に印刷データとして記憶する。この際、画像処理部11は、印刷データをPDFやTIFF等のフォーマットのファイル単位に変換することも可能である。
原稿給送部13は、原稿読取部12で読み取られる原稿を搬送する手段である。
画像形成部17は、ユーザーの出力指示により、記憶部19に記憶され、原稿読取部12で読み取られ、又は端末2から取得された文書データから記録紙への画像形成を行わせる手段である。
搬送部は、給紙カセット42a(図2)から記録紙を搬送し、画像形成部17で画像形成させ、その後にスタックトレイ50へ搬送する。
なお、原稿読取部12、原稿給送部13、搬送部、画像形成部17の動作については後述する。
ネットワーク送受信部15は、データ通信用の回線ではデータを送受信し、音声電話回線では音声信号を送受信する。
操作パネル部16は、ユーザーによる画像形成装置1の各種ジョブの指示を取得する。また、操作パネル部16から取得したユーザーの指示により、各ユーザーの情報を入力、変更することも可能である。
また、FAX送受信部18は、受信したファクシミリ画像を、印刷データとして記憶部19に記憶する。
また、FAX送受信部18は、記憶部19に記憶された印刷データを、画像形成部17で記録する代わりにファクシミリ送信してもよい。
記憶部19のRAMは、省電力状態であっても、セルフリフレッシュ等の機能により、記憶内容が保持される。
記憶部19のROMやHDDには画像形成装置1の動作制御を行うための制御プログラムが記憶されている。また、記憶部19には、ユーザー毎の文書や画像等のファイルを保存する文書ボックスの領域が含まれていてもよい。
また、電源部20は、主電源スイッチ21(図2)により、主電源の供給のオン、オフが手動で変更される。
また、制御部10及び画像処理部11は、RAMやROMやフラッシュメモリー等を内蔵していてもよい。
次に、図2を参照して、本発明の実施形態に係る画像形成装置1の動作について説明する。
原稿読取部12は、本体部14の上部に配設され、原稿給送部13は、原稿読取部12の上部に配設されている。スタックトレイ50は、本体部14に形成された記録紙の排出口41側に配設され、また、操作パネル部16は、画像形成装置1のフロント側に配設されている。
プラテンガラス12bは、ガラス等の透明部材により構成された原稿台である。原稿読取スリット12cは、原稿給送部13による原稿の搬送方向と直交方向に形成されたスリットを有する。
また、原稿給送部13により搬送された原稿を読み取る場合には、スキャナー12aは、原稿読取スリット12cと対向する位置に移動され、原稿読取スリット12cを介し、原稿給送部13による原稿の搬送動作と同期して原稿を読み取って画像データを取得し、取得した画像データを本体部14に備わる制御部10に出力する。
なお、原稿給送部13は、可倒式に構成され、原稿給送部13を上方に持ち上げることで、プラテンガラス12bの上面を開放させることができる。
給紙ローラー42bによって用紙搬送路43に繰り出された記録紙は、搬送ローラー対44によって画像形成部17に搬送される。そして、画像形成部17によって記録が施された記録紙は、排出ローラー対45によってスタックトレイ50に排出される。
ここで、図3により、画像形成装置1のシステム構成について説明する。
画像形成装置1の制御部10は、主電源オン使用機能設定部100(主電源オン使用機能設定手段)、機能電力供給制御部110(機能電力供給制御手段)、主電源オン実使用機能状況取得部120(主電源オン実使用機能状況取得手段)、主電源オン使用機能変更指示部130(主電源オン使用機能変更指示手段)、及び主電源オン使用機能自動設定部140(主電源オン使用機能自動設定手段)を備えている。
記憶部19は、主電源オン使用機能設定200、機能別電力供給設定210、主電源オン実使用機能状況情報220、使用機能自動設定情報230、及びアカウント設定240を記憶している。
また、主電源オン使用機能設定部100に設定可能な画像形成装置1の機能として、例えば、原稿を読取って記録紙に出力するコピー機能、ファクシミリの送受信を行うFAX機能、文書ボックス等から端末2や図示しないサーバーに文書データを送信したりネットワーク5を介して端末2との間でネットワークスキャンを行ったりする等の他送信機能、端末2や文書ボックスや図示しない外部記録媒体から記録紙に出力する印刷機能等があってもよい。
また、機能電力供給制御部110は、主電源がオンになった起動時であるか、それ以外のアイドル状態でユーザーによる指示等があったか否かについても判断する。
図4に機能別電力供給設定210の例を示す。図4の各部について、「電力供給」は電力供給が行われることを示し、空欄は主電源オンの直後に電力供給をしないことを示す。図4の例では、このように、「使用しない」の場合は各部に電力供給されない。また、「すぐ使用しない」であっても、操作パネル部16等については、電力供給され、すぐ当該機能をユーザーが選択可能にしてもよい。また、「すぐ使用する」の場合は、当該機能の動作に必要な各部に電力が供給される。
なお、「自動設定」の場合は、主電源オン使用機能自動設定部140により、各機能が「使用しない」「すぐ使用しない」「すぐ使用する」のどれに対応するか判断され、この判断された設定と同様の各部に電力が供給されてもよい。
また、画像形成装置1の各部は、本発明の画像形成方法を実行するハードウェア資源となる。
次に、図5〜図7を参照して、本発明の実施形態に係る画像形成装置1による主電源オン電力供給制御処理について説明する。
本実施形態の主電源オン電力供給制御処理は、ユーザーの指示により、主電源がオンになった際に使用される機能と電源制御を紐付けて管理し、すぐに必要としない機能に係る各部の起動を抑制する。また、ユーザーにより使用する機能が設定されている場合でも、ユーザーの利用状況に応じて、現在の設定と一致しない場合、設定の変更を促す指示を行う。また、主電源がオンになった際に使用される機能についての自動設定を行うことも可能である。
本実施形態の主電源オン電力供給制御処理は、主に制御部10が、記憶部19に記憶されたプログラムを、各部と協働し、ハードウェア資源を用いて実行する。
以下で、図5のフローチャートを参照して、主電源オン電力供給制御処理の詳細をステップ毎に説明する。
まず、制御部10が、機能電力供給制御部110により、主電源オンによる起動か否かを判定する。制御部10は、主電源スイッチ21がオンにされ、電源部20から制御部10に電力が供給されて初期化状態になった倍、主電源がオンになった起動時であったとして、Yesと判定する。制御部10は、それ以外、例えばアイドル状態でユーザーによる指示等があって制御部10がスリープ等の省電力状態から復帰した場合等には、主電源がオンになった起動時ではなかったとしてNoと判定する。
Yesの場合、制御部10は、処理をステップS104に進める。
Noの場合、制御部10は、処理をステップS102に進める。
主電源がオンになった起動時ではなかった場合、制御部10が、主電源オン使用機能設定部100により、主電源オン使用機能設定200の設定指示があったか否かについて判定する。制御部10は、操作パネル部16のボタン等の押下や端末2の入力部等から、主電源オン使用機能設定200の指示があった場合に、Yesと判定する。制御部10は、それ以外の場合には、Noと判定する。
Yesの場合、制御部10は、処理をステップS103に進める。
Noの場合、制御部10は、処理をステップS109に進める。
使用機能設定の指示があった場合、制御部10が、主電源オン使用機能設定部100により、主電源オン使用機能設定処理を行う。
制御部10は、主電源オン使用機能設定200の設定画面を、操作パネル部16や端末2の表示部に標示する。
図5の画面例500によれば、表示欄600において、ユーザーは、主電源オンの際に各機能を使用するか否かについて、「使用しない」「すぐ使用しない」「すぐ使用する」等の段階によりタッチパネル等で選択する。また、ユーザーは。「自動設定」をタッチパネル等で選択してもよい。ユーザーによる選択が完了した場合に、「設定」のボタン700の押下を検知すると、制御部10は、記憶部19の主電源オン使用機能設定200に反映させる。また、「クリア」のボタン710の押下を検知すると、制御部10は、主電源オン使用機能設定200の既定設定を記憶部19から読み出して標示する。
設定完了後、制御部10は、処理をステップS109に進める。
なお、制御部10は、アカウント設定240を参照してユーザー認証を行い、ユーザーが権限ユーザーであることを確認し、権限ユーザーの場合のみ使用機能の設定を行わせてもよい。
主電源がオンになった起動時であった場合、制御部10が、機能電力供給制御部110により、システム初期化処理を行う。
制御部10は、主電源がオンになった際に実行される制御プログラムを記憶部19からロードして、各種初期化コードを実行し、各部のテスト等を行う。
次に、制御部10が、機能電力供給制御部110により、主電源オン使用機能設定取得処理を行う。
制御部10は、記憶部19から主電源オン使用機能設定200及び機能別電力供給設定210を読み出す。
ここで、制御部10が、機能電力供給制御部110により、機能選択処理を行う。
制御部10は、主電源オン使用機能設定200のうち、主電源オンの際に使用される機能の一つを選択する。また、制御部10は、この選択された機能の設定、つまり「使用しない」「すぐ使用しない」「すぐ使用する」のいずれかに従い、機能別電力供給設定210を参照して、電力供給が必要な各部を選択する。
また、制御部10は、この設定が「自動設定」であった場合、主電源オン実使用機能状況情報220を読み出し、選択された機能について「使用しない」「すぐ使用しない」「すぐ使用する」のどの設定に対応するかを判断する。制御部10は、この判断により、電力供給が必要な各部を、機能別電力供給設定210から選択する。
次に、制御部10が、機能電力供給制御部110により、対応各部電力供給処理を行う。
制御部10は、選択された機能に対応して電力供給が必要な各部について、電源部20を制御して電力を供給させる。制御部10は、電力供給後、選択された機能に対応して電力供給が必要な各部について初期化の処理等を行う。
なお、制御部10は、既に電力供給がされている各部については、電力供給をしなくてもよい。
次に、制御部10が、機能電力供給制御部110により、全ての機能の電力供給が完了したか否かを判定する。制御部10は、主電源オン使用機能設定200のうち、主電源オンの際に使用される機能の全てについて選択し、各部に電力供給が終了した場合に、Yesと判定する。制御部10は、それ以外の場合、まだ他の機能について電力供給を行う必要がある場合には、Noと判定する。
Yesの場合、制御部10は、処理をステップS109に進める。
Noの場合、制御部10は、処理をステップS106に戻して、他の機能について選択して電力供給を行う。
ここで、制御部10は、主電源オン実使用機能状況取得部120により、実使用機能状況取得処理を行う。
制御部10は、例えば、使用機能自動設定情報230の第1特定時間及び第2特定時間において、どの機能が使用されたかについての情報を取得する。
制御部10は、主電源オン時に取得された実施用機能の情報を、ログ等として、主電源オン実使用機能状況情報220に保存する。制御部10は、この際、機能毎に、使用した回数と使用頻度等の統計データを取得してもよい。なお、制御部10は、ユーザー単位でどの機能が使用されたかについての情報を取得してもよい。
次に、制御部10が、主電源オン使用機能変更指示部130により、主電源オン使用機能設定200の各機能の設定について、機能変更通知すべきか否かを判定する。制御部10は、例えば、当該機能が「すぐ使用する」に設定されていた場合であっても、起動から第1特定時間以内に使用されないことが、特定期間中に、特定回数以上あった場合にYesと判定する。また、制御部10は、例えば、当該機能が「すぐ使用しない」に設定されていたものの、特定期間中、起動から第2特定時間以内に、まったく使用されていなかった場合にも、Yesと判定する。また、制御部10は、例えば、当該機能が「使用しない」「すぐ使用しない」に設定されていた場合であっても、特定期間中、第1特定時間以内に、特定回数以上使用されていた場合にも、Yesと判定する。制御部10は、例えば、それ以外の場合、例えば、機能変更通知する必要がないと判断した場合には、Noと判定する。
Yesの場合、制御部10は、処理をステップS111に進める。
Noの場合、制御部10は、処理をステップS112に進める。
機能変更通知すべきである場合、制御部10が、主電源オン使用機能変更指示部130により、設定機能変更通知処理を行う。
制御部10は、例えば、当該機能が「すぐ使用する」に設定されていたものの、起動から第1特定時間以内に使用されないことが、特定期間中に、特定回数以上あった場合は、設定画面を操作パネル部16や端末2の表示部に標示し、「すぐ使用しない」から「使用しない」への変更を推奨する通知を行う。また、制御部10は、例えば、当該機能が「すぐ使用しない」に設定されていたものの、特定期間中、起動から第2特定時間以内に、まったく使用されていなかった場合は、同様に、「使用しない」への変更を推奨する通知を行う。また、制御部10は、例えば、当該機能が「使用しない」「すぐ使用しない」に設定されていたものの、特定期間中、第1特定時間以内に特定回数以上使用されていた場合にも、同様に、「すぐ使用する」への変更を推奨する通知を行う。
図5の画面例501では、他送信機能が「すぐ使用しない」に設定されていたものの、特定期間中、第1特定時間以内に特定回数以上使用されていた場合に標示されるダイアログボックスの表示欄601の例を示している。
ここで、制御部10が、主電源オン使用機能自動設定部140により、自動設定を行うか否かを判定する。制御部10は、主電源オン使用機能設定200の機能の設定のいずれかが、「自動設定」になっていた場合に、Yesと判定する。制御部10は、それ以外の場合には、Noと判定する。
Yesの場合、制御部10は、処理をステップS113に進める。
Noの場合、制御部10は、主電源オン電力供給制御処理を終了する。
自動設定を行う場合、制御部10が、主電源オン使用機能自動設定部140により、設定機能自動設定処理を行う。
制御部10は、主電源オン実使用機能状況情報220及び使用機能自動設定情報230を参照し、主電源オン実使用機能状況情報220の「自動設定」になっていた機能が、主電源オン使用機能設定200の各機能のどの設定と対応するかについて判断する。制御部10は、例えば、「使用しない」「すぐ使用しない」「すぐ使用する」のいずれに該当するかについて判断する。制御部10は、例えば、起動から第1特定時間以内に、当該機能が使用されないことが、特定期間中に、特定回数以上あった場合には、「使用しない」又は「すぐ使用しない」の設定に該当すると判断する。また、制御部10は、例えば、特定期間中、起動から第2特定時間以内に当該機能がまったく使用されていなかった場合には、「使用しない」の設定に該当すると判断する。また、制御部10は、例えば、特定期間中に、当該機能が第1特定時間以内に特定回数以上使用されていた場合には、「すぐ使用する」に該当すると判断する。
制御部10は、この判断の結果を主電源オン実使用機能状況情報220に保存する。
以上により、本発明の実施形態に係る主電源オン電力供給制御処理を終了する。
従来、特許文献1の技術では、主電源がオンでユーザーが機能を選択していない状態では、各部の電力制御を行うことができず、各部に電力を供給する通常起動状態となっていた。この状態では、例えば、定着部等にも電力を供給していたため、省電力効率が低くなっていた。
これに対して、本発明の実施形態に係る画像形成装置1は、各部への電力供給を個別に制御可能であり、主電源がオンになった場合に使用する機能を設定する主電源オン使用機能設定部100と、主電源オン使用機能設定部100により設定された機能に対応して電力供給が必要な各部については、主電源がオンになった際に電力供給を行い、設定されていない機能に対応して電力供給が必要な各部については、当該設定されていない機能が選択された際に電力供給を行うよう制御する機能電力供給制御部110とを備えることを特徴とする。
このように構成することで、主電源オンの直後でユーザーが機能を選択していなかったり、そもそもユーザーがログイン等をしていない状態であっても、各部への電力供給を制御することが可能となる。このため、例えば、主電源をオンにした直後に印刷機能を使用しない場合には、莫大な電力を消費する定着部17eの加熱用のヒーター等に電力供給する必要がなく、無駄な消費電力を増やすことがなくなる。このため、省電力効率を高めることができ、コストを削減できる。
これにより、省電力効率を高めることができ、コストを削減できる。
このように構成することで、ユーザーにより設定された主電源オン使用機能設定200の設定が実際の機能の使用状況と異なっている場合であっても、ユーザーの利用状況に応じて、設定の変更を推奨することができる。これにより、省電力効率を確実に高めることが可能となる。
また、操作パネル部16や端末2等上でユーザーに通知を行うことで、ユーザーにとって予期しない振舞いとなってしまうことを防ぎ、ユーザーの意図した各部の省電力状態への電源制御を行うことができる。
このように構成することで、ユーザーが主電源オン時に使用する機能設定について「自動制御」を選択した場合に、各部について適切な制御が可能となる。
また、ユーザーがログイン等をしなくても、特定時間、特定期間での画像形成装置1の使用された機能に基づいて自動制御を行うため、電源制御の効率を高められる。
このように構成することで、より細かな電力供給を行うことができる。
2 端末
5 ネットワーク
10 制御部
11 画像処理部
12 原稿読取部
12a スキャナー
12b プラテンガラス
12c 原稿読取スリット
13 原稿給送部
13a 原稿載置部
13b 原稿排出部
13c 原稿搬送機構
14 本体部
15 ネットワーク送受信部
16 操作パネル部
17 画像形成部
17a 感光体ドラム
17b 露光部
17c 現像部
17d 転写部
17e 定着部
18 FAX送受信部
19 記憶部
20 電源部
21 主電源スイッチ
41 排出口
42 給紙部
42a 給紙カセット
42b 給紙ローラー
43 用紙搬送路
44 搬送ローラー対
45 排出ローラー対
50 スタックトレイ
100 主電源オン使用機能設定部
110 機能電力供給制御部
120 主電源オン実使用機能状況取得部
130 主電源オン使用機能変更指示部
140 主電源オン使用機能自動設定部
200 主電源オン使用機能設定
210 機能別電力供給設定
220 主電源オン実使用機能状況情報
230 使用機能自動設定情報
240 アカウント設定
500、501 画面例
600、601 表示欄
700、710 ボタン
Claims (4)
- 各部への電力供給を個別に制御可能な電子機器において、
主電源がオンになった場合に使用する機能を設定する主電源オン使用機能設定手段と、
該主電源オン使用機能設定手段により設定された機能に対応して主電源がオンになった際に電力供給を行い、設定されていない機能に対応する各部については、当該設定されていない機能が選択された際に電力供給を行うよう制御する機能電力供給制御手段とを備える
ことを特徴とする電子機器。 - 主電源がオンになった際に実使用された機能の状況を取得する主電源オン実使用機能状況取得手段と、
該主電源オン実使用機能状況取得手段により取得された機能の状況に対応して、前記主電源オン使用機能設定手段により設定された機能を変更するようユーザーに通知する主電源オン使用機能変更指示手段を備える
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。 - 前記主電源オン実使用機能状況取得手段により取得された機能の状況により、主電源がオンになった場合に使用する機能を設定する主電源オン使用機能自動設定手段を備える
ことを特徴とする請求項2に記載の電子機器。 - 各部への電力供給を個別に制御可能な電子機器により実行される電源制御プログラムにおいて、
主電源がオンになった場合に使用する機能を設定させ、
設定された機能に対応して電力供給が必要な各部については、主電源がオンになった際に電力供給を行い、設定されていない機能に対応する各部については、当該設定されていない機能が選択された際に電力供給を行うよう制御させる
ことを特徴とする電源制御プログラム。
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