JPH08115187A - プリンタシステムおよびプリンタシステムの電源遮断方法 - Google Patents

プリンタシステムおよびプリンタシステムの電源遮断方法

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JPH08115187A
JPH08115187A JP6253263A JP25326394A JPH08115187A JP H08115187 A JPH08115187 A JP H08115187A JP 6253263 A JP6253263 A JP 6253263A JP 25326394 A JP25326394 A JP 25326394A JP H08115187 A JPH08115187 A JP H08115187A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 他のネットワークユーザの処理を阻害するこ
となく、かつ、プリンタ管理上安全に電源を遮断するこ
とができる。 【構成】 回線制御部209により生成された前記電源
遮断要求情報がプリンタ装置本体に通知されると、CP
U202が該通知された電源遮断要求情報とあらかじめ
登録された電源遮断要求許可情報とを照合して電源遮断
実行の可否を判定し、判定結果情報が回線制御部209
により前記電源遮断要求情報を通知したいずれかのホス
トコンピュータ214A,214Bに通知するととも
に、CPU202が該判定結果に基づいて前記プリンタ
装置本体の電源の遮断実行または遮断禁止を制御する構
成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ネットワークを介して
複数のホストコンピュータと複数のプリンタとがそれぞ
れ通信可能なプリンタシステムおよびプリンタシステム
の電源遮断方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のプリンタシステムにおい
て、ネットワーク上に接続されたプリンタ装置は、どの
ネットワーク上のホストコンピュータからでも、同様に
印字出力することができるものであった。そのため、そ
のユーザは、誰でもその電源を自由に遮断することが可
能であった。また、ホスト上のコマンド要求により、ネ
ットワークに接続されているどのホストコンピュータ、
またはユーザからでも電源を遮断することが可能であっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、誰でもが電源を遮断することが可能であるた
め、プリンタ装置が印字データを蓄積し、処理している
時でも遮断されてしまい、他のネットワークユーザの処
理を阻害してしまうという問題点があった。
【0004】また、誰でもが電源を自由に遮断してしま
えるというプリンタ管理上のセキュリティの問題点があ
った。
【0005】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、本発明に係る第1の発明〜第6の発明
の目的は、遠隔地でプリンタの電源が遮断される場合、
電源遮断要求に、ユーザ名やホストコンピュータ名を付
加してある特定ユーザ(通常は管理者)のみが遠隔地よ
りプリンタ電源の遮断を制御することにより、他のネッ
トワークユーザの処理を阻害することなく、かつ、プリ
ンタ管理上安全に電源を遮断することができるプリンタ
システムおよびプリンタシステムの電源遮断方法を提供
することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、複数のホストコンピュータと、各ホストコンピュー
タから入力される記録データに基づいて印字処理を行う
プリンタ装置とがネットワークを介して接続されるプリ
ンタシステムにおいて、プリンタ装置本体の電源を遮断
するための電源遮断要求情報を生成する生成手段と、こ
の生成手段により生成された前記電源遮断要求情報を前
記プリンタ装置本体に通知する第1の通知手段と、この
第1の通知手段による電源遮断要求情報とあらかじめ登
録された電源遮断要求許可情報とを照合して電源遮断実
行の可否を判定する判定手段と、この判定手段による判
定結果情報を前記電源遮断要求情報を通知したいずれか
のホストコンピュータに通知する第2の通知手段と、前
記判定手段による判定結果に基づいて前記プリンタ装置
本体の電源の遮断実行または遮断禁止を制御する制御手
段とを設けたものである。
【0007】本発明に係る第2の発明は、生成手段は、
プリンタ装置本体の電源を遮断するためのユーザ名デー
タまたはホストコンピュータ名データを含む電源遮断要
求情報を生成するように構成したものである。
【0008】本発明に係る第3の発明は、生成手段は、
プリンタ装置本体の電源を遮断するためのユーザ名デー
タおよびホストコンピュータ名データを含む電源遮断要
求情報を生成するように構成したものである。
【0009】本発明に係る第4の発明は、判定手段は、
あらかじめ登録された電源遮断要求許可情報中のユーザ
名データまたはホストコンピュータ名データと通知され
た電源遮断要求情報とを照合して電源遮断実行の可否を
判定するように構成したものである。
【0010】本発明に係る第5の発明は、判定手段は、
あらかじめ登録された電源遮断要求許可情報中のユーザ
名データおよびホストコンピュータ名データと通知され
た電源遮断要求情報とを照合して電源遮断実行の可否を
判定するように構成したものである。
【0011】本発明に係る第6の発明は、複数のホスト
コンピュータと、各ホストコンピュータから入力される
記録データに基づいて印字処理を行うプリンタ装置とが
ネットワークを介して接続されるプリンタシステムの電
源遮断方法において、プリンタ装置本体の電源を遮断す
るための電源遮断要求情報を生成する生成工程と、該生
成された前記電源遮断要求情報を前記プリンタ装置本体
に通知する第1の通知工程と、該通知された電源遮断要
求情報とあらかじめ登録された電源遮断要求許可情報と
を照合して電源遮断実行の可否を判定する判定工程と、
該判定結果情報を前記電源遮断要求情報を通知したいず
れかのホストコンピュータに通知する第2の通知工程
と、前記判定結果に基づいて前記プリンタ装置本体の電
源の遮断実行または遮断禁止を実行する遮断処理工程と
を有するものである。
【0012】
【作用】第1の発明において、第1の通知手段により生
成された前記電源遮断要求情報が前記プリンタ装置本体
に通知されると、判定手段が該通知された電源遮断要求
情報とあらかじめ登録された電源遮断要求許可情報とを
照合して電源遮断実行の可否を判定し、この判定手段に
よる判定結果情報が第2の通知手段により前記電源遮断
要求情報を通知したいずれかのホストコンピュータに通
知するとともに、制御手段が前記判定手段による判定結
果に基づいて前記プリンタ装置本体の電源の遮断実行ま
たは遮断禁止を制御して、ネットワーク上のいずれかの
ホストコンピュータからプリンタに対して電源遮断要求
情報が通知されても、プリンタ側に登録された電源遮断
要求許可情報と一致しない場合は、電源遮断要求を無効
として、プリンタが不用意に遮断されてしまう事態を回
避することを可能とする。
【0013】第2の発明において、生成手段は、プリン
タ装置本体の電源を遮断するためのユーザ名データまた
はホストコンピュータ名データを含む電源遮断要求情報
を生成して、ホストコンピュータからの電源遮断要求情
報に含まれるユーザ名データまたはホストコンピュータ
名データとプリンタ側の電源遮断要求許可情報とにより
電源遮断要求許可の可否を判定可能とする。
【0014】第3の発明において、生成手段は、プリン
タ装置本体の電源を遮断するためのユーザ名データおよ
びホストコンピュータ名データを含む電源遮断要求情報
を生成して、ホストコンピュータからの電源遮断要求情
報に含まれるユーザ名データおよびホストコンピュータ
名データとプリンタ側の電源遮断要求許可情報とにより
電源遮断要求許可の可否を判定可能とする。
【0015】第4の発明において、判定手段は、あらか
じめ登録された電源遮断要求許可情報中のユーザ名デー
タまたはホストコンピュータ名データと通知された電源
遮断要求情報とを照合して電源遮断実行の可否を判定し
て、通知された電源遮断要求情報とあらかじめ登録され
た電源遮断要求許可情報中のユーザ名データまたはホス
トコンピュータ名データとの照合により、不用意なホス
トコンピュータからプリンタの電源遮断要求が通知され
ても、該要求を確実に無効とすることを可能とする。
【0016】第5の発明において、判定手段は、あらか
じめ登録された電源遮断要求許可情報中のユーザ名デー
タおよびホストコンピュータ名データと通知された電源
遮断要求情報とを照合して電源遮断実行の可否を判定し
て、通知された電源遮断要求情報とあらかじめ登録され
た電源遮断要求許可情報中のユーザ名データまたはホス
トコンピュータ名データとの照合により、不用意なホス
トコンピュータからプリンタの電源遮断要求が通知され
ても、該要求を確実に無効とすることを可能とする。
【0017】第6の発明において、プリンタ装置本体の
電源を遮断するための電源遮断要求情報を生成し、該生
成された前記電源遮断要求情報を前記プリンタ装置本体
に通知し、該通知された電源遮断要求情報とあらかじめ
登録された電源遮断要求許可情報とを照合して電源遮断
実行の可否を判定し、該判定結果情報を前記電源遮断要
求情報を通知したいずれかのホストコンピュータに通知
するとともに、判定結果に基づいて前記プリンタ装置本
体の電源の遮断実行または遮断禁止を実行して、ネット
ワーク上のいずれかのホストコンピュータからプリンタ
に対して電源遮断要求情報が通知されても、プリンタ側
に登録された電源遮断要求許可情報と一致しない場合
は、電源遮断要求を無効として、プリンタが不用意に遮
断されてしまう事態を回避する制御をプログラマブルに
実行可能とする。
【0018】
【実施例】以下、添付の図面を参照して本発明の実施例
を詳細に説明する。 〔第1実施例〕本実施例を適応するレーザビームプリン
タの構成について図1を参照して説明する。
【0019】図1は本発明を適用可能なプリンタの構成
を説明する概略断面図であり、例えばレーザビームプリ
ンタエンジンを備えるレーザビームプリンタ(LBP)
の場合に相当し、該LBPは不図示のデータ源から文字
パターンの登録や定型書式(フォームデータ)などの登
録が行えるように構成されている。
【0020】図において、101はLBP本体(プリン
タ)であり、不図示の外部装置から供給される文字情報
(文字コード)やフォーム情報あるいはマクロ命令など
を入力して記憶するとともに、それらの情報にしたがっ
て対応する文字パターンやフォームパターンなどを作成
し、記録媒体である記録用紙上に像を形成する。102
は操作のためのスイッチおよびプリンタの状態を表示す
るLED表示器が配置されている操作パネル、103は
LBP本体101全体の制御および外部装置から供給さ
れる文字情報などを解析するプリンタ制御ユニットであ
る。このプリンタ制御ユニット103は、主に文字情報
に対応する文字パターンのビデオ信号に変換してレーザ
ドライバ106に出力する。レーザドライバ106は、
半導体レーザ107を駆動するための回路であり、入力
されてビデオ信号に応じて半導体レーザ107から発射
されるレーザ光105をオン/オフ切り替えする。
【0021】このレーザ光105は回転多面鏡104で
左右方向に振らされて静電ドラム108上を走査露光す
る。これにより、静電ドラム108上には文字パターン
の静電潜像が形成されることになる。この潜像は静電ド
ラム108周囲に配置された現像ユニット109により
現像された後、記録紙に転写される。この記録紙にはカ
ットシートを用い、カットシート記録紙はLBP本体1
01に装着した用紙カセット112に収納され、給紙ロ
ーラ111および搬送ローラ110により装置内に取り
込まれ静電ドラム108に供給される。転写された記録
紙は給紙ローラ115によって、装置外に排紙される。
【0022】図2は、図1に示したプリンタ制御ユニッ
ト103の制御構成を説明するブロック図である。
【0023】図において、103はプリンタ制御ユニッ
トで、ネットワーク回線215を介してホストコンピュ
ータ214A,214Bと通信可能に構成されている。
202はCPUで、ROM204に記録された制御プロ
グラムに基づいて、バス203に接続された各デバイス
を制御する。
【0024】205はRAMで、CPU202の使用す
るデータや、印字データなどを一時的に記憶する。21
0はエンジン制御部で、プリンタインタフェース(I/
F)部211を介して、プリンタエンジン212を制御
し、印字処理を行う。206はメモリ制御部で、メモリ
207を制御する。209は回線制御部で、回線I/F
部208を制御する。
【0025】図3は、図1に示したプリンタ装置(LB
P本体)101に印字データを送信するホストコンピュ
ータの構成を説明するブロック図である。
【0026】図において、214A,214Bはホスト
コンピュータで、ネットワーク回線215を介して、プ
リンタ101と通信可能に構成されている。302はC
PUで、ROM304に記録された制御プログラムに基
づいて、バス303に接続された各デバイスを制御す
る。
【0027】305はRAMで、CPU302の使用す
るデータを一時的に記憶する。306はメモリ制御部
で、メモリ307を制御する。309は回線制御部で、
回線I/F部308を制御する。
【0028】図4は、図3に示したホストコンピュータ
214A,214Bがプリンタ装置101に送信する電
源遮断要求のフォーマットの一例を示す図である。
【0029】図において、401はこの情報が電源遮断
要求であることを示すヘッダ、402は電源遮断要求コ
ード、403は電源遮断されるプリンタ名、404はこ
の要求を送信したユーザ名、405はこの要求を送信し
たホストコンピュータ名、406はデータ終了記号であ
る。ホストコンピュータ214A,214Bはこのフォ
ーマットでプリンタ装置101に電源遮断要求を送信す
る。
【0030】以下、本実施例と第1〜第5の発明の各手
段との対応及びその作用について図2〜図4等を参照し
て説明する。
【0031】第1の発明は、複数のホストコンピュータ
214A,214Bと、各ホストコンピュータから入力
される記録データに基づいて印字処理を行うプリンタ装
置101とがネットワーク回線215を介して接続され
るプリンタシステムにおいて、プリンタ装置本体の電源
を遮断するための電源遮断要求情報を生成する生成手段
(CPU302による)と、この生成手段により生成さ
れた前記電源遮断要求情報を前記プリンタ装置本体に通
知する第1の通知手段(回線制御部309)と、この第
1の通知手段による電源遮断要求情報とあらかじめ登録
された電源遮断要求許可情報(メモリ207または図示
しないNVRAMに書き換え可能に記憶される)とを照
合して電源遮断実行の可否を判定する判定手段(CPU
202)と、この判定手段による判定結果情報を前記電
源遮断要求情報を通知したいずれかのホストコンピュー
タに通知する第2の通知手段(回線制御部209)と、
前記判定手段による判定結果に基づいて前記プリンタ装
置本体の電源の遮断実行または遮断禁止を制御する制御
手段(CPU202の機能による)とを設け、回線制御
部309により生成された前記電源遮断要求情報が前記
プリンタ装置本体101に通知されると、CPU202
が該通知された電源遮断要求情報とあらかじめ登録され
た電源遮断要求許可情報とを照合して電源遮断実行の可
否を判定し、判定結果情報が回線制御部209により前
記電源遮断要求情報を通知したいずれかのホストコンピ
ュータに通知するとともに、CPU202が該判定結果
に基づいて前記プリンタ装置本体の電源の遮断実行また
は遮断禁止を制御して、ネットワーク上のいずれかのホ
ストコンピュータからプリンタに対して電源遮断要求情
報が通知されても、プリンタ側に登録された電源遮断要
求許可情報と一致しない場合は、電源遮断要求を無効と
して、プリンタが不用意に遮断されてしまう事態を回避
することを可能とする。
【0032】第2の発明は、生成手段は、プリンタ装置
本体の電源を遮断するためのユーザ名データまたはホス
トコンピュータ名データを含む電源遮断要求情報を生成
して、ホストコンピュータからの電源遮断要求情報に含
まれるユーザ名データまたはホストコンピュータ名デー
タとプリンタ側の電源遮断要求許可情報とにより電源遮
断要求許可の可否を判定可能とする。
【0033】第3の発明は、生成手段は、プリンタ装置
本体の電源を遮断するためのユーザ名データおよびホス
トコンピュータ名データを含む電源遮断要求情報を生成
して、ホストコンピュータからの電源遮断要求情報に含
まれるユーザ名データおよびホストコンピュータ名デー
タとプリンタ側の電源遮断要求許可情報とにより電源遮
断要求許可の可否を判定可能とする。
【0034】第4の発明は、判定手段は、あらかじめ登
録された電源遮断要求許可情報中のユーザ名データまた
はホストコンピュータ名データと通知された電源遮断要
求情報とを照合して電源遮断実行の可否を判定して、通
知された電源遮断要求情報とあらかじめ登録された電源
遮断要求許可情報中のユーザ名データまたはホストコン
ピュータ名データとの照合により、不用意なホストコン
ピュータからプリンタの電源遮断要求が通知されても、
該要求を確実に無効とすることを可能とする。
【0035】第5の発明は、判定手段は、あらかじめ登
録された電源遮断要求許可情報中のユーザ名データおよ
びホストコンピュータ名データと通知された電源遮断要
求情報とを照合して電源遮断実行の可否を判定して、通
知された電源遮断要求情報とあらかじめ登録された電源
遮断要求許可情報中のユーザ名データまたはホストコン
ピュータ名データとの照合により、不用意なホストコン
ピュータからプリンタの電源遮断要求が通知されても、
該要求を確実に無効とすることを可能とする。図5は本
発明に係るプリンタシステムにおける第1の電源遮断処
理手順を示すフローチャートであり、特にホストコンピ
ュータ側の電源遮断処理に対応する。なお、(1),
(2)は各ステップを示す。
【0036】本発明におけるホストコンピュータ214
Aまたはホストコンピュータ214Bにおいて、CPU
302は図4に示したようなプリンタ電源遮断要求を作
成する。ネットワークでは1台のマシンを複数のユーザ
が使用することもあるので電源遮断コマンドを発行した
ユーザ名もこのフォーマットに登録する(1)。
【0037】そして、CPU302はこの電源遮断要求
を対応するプリンタ101に対し回線制御部309を介
して送信する(2)。
【0038】図6は本発明に係るプリンタシステムにお
ける第2の電源遮断処理手順を示すフローチャートであ
り、プリンタシステムにおけるプリンタ側の電源遮断処
理手順に対応する。なお、(1)〜(4)は各ステップ
を示す。
【0039】また、本発明におけるプリンタ装置101
においてCPU202は、図4に示したようなプリンタ
電源遮断要求を回線制御部209を介して受信すると
(1)、そのデータフォーマット(図4参照)から、電
源遮断要求を発行したユーザ名404があらかじめ登録
されている遮断ユーザ名と同じであるかどうかを判断し
(2)、遮断許可ユーザ名と一致した場合には、そのま
ま電源遮断処理を行い、電源は遮断される(3)。
【0040】一方、ステップ(2)で、源遮断要求を発
行したユーザ名404があらかじめ登録されている遮断
ユーザ名とが一致しないと判断された場合には、他の一
般ユーザであるので、電源遮断処理は行わず、遮断不可
をその要求があったホストコンピュータに回線制御部2
09を介して送信する(4)。
【0041】これにより、プリンタ電源遮断要求のデー
タフォーマット(図4参照)を利用することにより、電
源を遮断するユーザを限定することができる。 〔第2実施例〕上記第1実施例では、電源遮断要求を発
行したユーザがあらかじめ登録されているユーザ名と一
致するかどうかを判断してプリンタの電源遮断処理実行
を制御する場合について説明したが、後述するように、
プリンタの電源遮断アクセスの許可をホストコピュータ
名で制御するように構成してもよい。
【0042】図7は本発明に係るプリンタシステムにお
ける第3の電源遮断処理手順を示すフローチャートであ
り、プリンタシステムにおけるプリンタ側の電源遮断処
理手順に対応する。なお、(1)〜(4)は各ステップ
を示す。
【0043】特に、本実施例は、プリンタの電源遮断ア
クセスの許可をホストコピュータ名に限定している。
【0044】第1実施例と同様に、CPU202はプリ
ンタ電源遮断要求を回線制御部209を介して受信する
と(1)、そのデータフォーマットから電源遮断要求を
発行したホストコンピュータ名405があらかじめ登録
されている遮断許可ホストコンピュータ名と同じである
かを判断し(2)、同じであったと判断した場合には、
そのまま電源遮断処理を行い電源は遮断される(3)。
【0045】一方、ステップ(2)で一電源遮断要求を
発行したホストコンピュータ名405があらかじめ登録
されている遮断許可ホストコンピュータ名とが一致しな
かったと判断した場合には、電源遮断処理は行われず、
遮断不可をその要求があったホストコンピュータに回線
制御部209を介して送信する(4)。
【0046】以下、本実施例と第6の発明の各工程との
対応及びその作用について図2,図5〜図7を参照して
説明する。
【0047】第6の発明は、複数のホストコンピュータ
214A,214Bと、各ホストコンピュータから入力
される記録データに基づいて印字処理を行うプリンタ装
置101とがネットワーク回線215を介して接続され
るプリンタシステムの電源遮断方法において、プリンタ
装置本体の電源を遮断するための電源遮断要求情報を生
成する生成工程(図5のステップ(1))と、該生成さ
れた前記電源遮断要求情報を前記プリンタ装置本体に通
知する第1の通知工程(図5のステップ(2))と、該
通知された電源遮断要求情報とあらかじめ登録された電
源遮断要求許可情報とを照合して電源遮断実行の可否を
判定する判定工程(図6のステップ(1),(2)また
は図7のステップ(1),(2))と、該判定結果情報
を前記電源遮断要求情報を通知したいずれかのホストコ
ンピュータに通知する第2の通知工程(図6のステップ
(4)または図7のステップ(4))と、前記判定結果
に基づいて前記プリンタ装置本体の電源の遮断実行また
は遮断禁止を実行する遮断処理工程(図6のステップ
(3)または図7のステップ(3))とを実行して、ネ
ットワーク上のいずれかのホストコンピュータからプリ
ンタに対して電源遮断要求情報が通知されても、プリン
タ側に登録された電源遮断要求許可情報と一致しない場
合は、電源遮断要求を無効として、プリンタが不用意に
遮断されてしまう事態を回避する制御をプログラマブル
に実行可能とする。
【0048】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、ホストコンピュータとプリンタ装
置の通信方法は双方向通信が行える通信装置であればど
のような装置でも適用できることはいうまでもない。ま
た、本発明は、システム、あるいは装置にプログラムを
供給することによって達成される場合でも適用できる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第1の発明において、第1の通知手段により生成された
前記電源遮断要求情報が前記プリンタ装置本体に通知さ
れると、判定手段が該通知された電源遮断要求情報とあ
らかじめ登録された電源遮断要求許可情報とを照合して
電源遮断実行の可否を判定し、この判定手段による判定
結果情報が第2の通知手段により前記電源遮断要求情報
を通知したいずれかのホストコンピュータに通知すると
ともに、制御手段が前記判定手段による判定結果に基づ
いて前記プリンタ装置本体の電源の遮断実行または遮断
禁止を制御して、ネットワーク上のいずれかのホストコ
ンピュータからプリンタに対して電源遮断要求情報が通
知されても、プリンタ側に登録された電源遮断要求許可
情報と一致しない場合は、電源遮断要求を無効として、
プリンタが不用意に遮断されてしまう事態を回避するこ
とを可能とする。
【0050】第2の発明において、生成手段は、プリン
タ装置本体の電源を遮断するためのユーザ名データまた
はホストコンピュータ名データを含む電源遮断要求情報
を生成して、ホストコンピュータからの電源遮断要求情
報に含まれるユーザ名データまたはホストコンピュータ
名データとプリンタ側の電源遮断要求許可情報とにより
電源遮断要求許可の可否を判定可能とする。
【0051】第3の発明において、生成手段は、プリン
タ装置本体の電源を遮断するためのユーザ名データおよ
びホストコンピュータ名データを含む電源遮断要求情報
を生成して、ホストコンピュータからの電源遮断要求情
報に含まれるユーザ名データおよびホストコンピュータ
名データとプリンタ側の電源遮断要求許可情報とにより
電源遮断要求許可の可否を判定可能とする。
【0052】第4の発明において、判定手段は、あらか
じめ登録された電源遮断要求許可情報中のユーザ名デー
タまたはホストコンピュータ名データと通知された電源
遮断要求情報とを照合して電源遮断実行の可否を判定し
て、通知された電源遮断要求情報とあらかじめ登録され
た電源遮断要求許可情報中のユーザ名データまたはホス
トコンピュータ名データとの照合により、不用意なホス
トコンピュータからプリンタの電源遮断要求が通知され
ても、該要求を確実に無効とすることを可能とする。
【0053】第5の発明において、判定手段は、あらか
じめ登録された電源遮断要求許可情報中のユーザ名デー
タおよびホストコンピュータ名データと通知された電源
遮断要求情報とを照合して電源遮断実行の可否を判定し
て、通知された電源遮断要求情報とあらかじめ登録され
た電源遮断要求許可情報中のユーザ名データまたはホス
トコンピュータ名データとの照合により、不用意なホス
トコンピュータからプリンタの電源遮断要求が通知され
ても、該要求を確実に無効とすることを可能とする。
【0054】第6の発明において、プリンタ装置本体の
電源を遮断するための電源遮断要求情報を生成し、該生
成された前記電源遮断要求情報を前記プリンタ装置本体
に通知し、該通知された電源遮断要求情報とあらかじめ
登録された電源遮断要求許可情報とを照合して電源遮断
実行の可否を判定し、該判定結果情報を前記電源遮断要
求情報を通知したいずれかのホストコンピュータに通知
するとともに、判定結果に基づいて前記プリンタ装置本
体の電源の遮断実行または遮断禁止を実行して、ネット
ワーク上のいずれかのホストコンピュータからプリンタ
に対して電源遮断要求情報が通知されても、プリンタ側
に登録された電源遮断要求許可情報と一致しない場合
は、電源遮断要求を無効として、プリンタが不用意に遮
断されてしまう事態を回避する制御をプログラマブルに
実行可能とする。
【0055】従って、他のネットワークユーザの処理を
阻害することなく、かつ、プリンタ管理上安全に電源を
遮断することができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用可能なプリンタの構成を説明する
概略断面図である。
【図2】図1に示したプリンタ制御ユニットの制御構成
を説明するブロック図である。
【図3】図2に示したプリンタ装置に印字データを送信
するホストコンピュータの構成を説明するブロック図で
ある。
【図4】図3に示したホストコンピュータがプリンタ装
置に送信する電源遮断要求のフォーマットの一例を示す
図である。
【図5】本発明に係るプリンタシステムにおける第1の
電源遮断処理手順を示すフローチャートである。
【図6】本発明に係るプリンタシステムにおける第2の
電源遮断処理手順を示すフローチャートである。
【図7】本発明に係るプリンタシステムにおける第3の
電源遮断処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
103 プリンタ制御ユニット 202 CPU 204 ROM 205 RAM 206 メモリ制御部 207 メモリ 208 回線I/F部 209 回線制御部 210 エンジン制御部 211 プリンタI/F部 212 プリンタエンジン 214A ホストコンピュータ 214B ホストコンピュータ 215 ネットワーク回線

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のホストコンピュータと、各ホスト
    コンピュータから入力される記録データに基づいて印字
    処理を行うプリンタ装置とがネットワークを介して接続
    されるプリンタシステムにおいて、プリンタ装置本体の
    電源を遮断するための電源遮断要求情報を生成する生成
    手段と、この生成手段により生成された前記電源遮断要
    求情報を前記プリンタ装置本体に通知する第1の通知手
    段と、この第1の通知手段による電源遮断要求情報とあ
    らかじめ登録された電源遮断要求許可情報とを照合して
    電源遮断実行の可否を判定する判定手段と、この判定手
    段による判定結果情報を前記電源遮断要求情報を通知し
    たいずれかのホストコンピュータに通知する第2の通知
    手段と、前記判定手段による判定結果に基づいて前記プ
    リンタ装置本体の電源の遮断実行または遮断禁止を制御
    する制御手段とを具備したことを特徴とするプリンタシ
    ステム。
  2. 【請求項2】 生成手段は、プリンタ装置本体の電源を
    遮断するためのユーザ名データまたはホストコンピュー
    タ名データを含む電源遮断要求情報を生成することを特
    徴とする請求項1記載のプリンタシステム。
  3. 【請求項3】 生成手段は、プリンタ装置本体の電源を
    遮断するためのユーザ名データおよびホストコンピュー
    タ名データを含む電源遮断要求情報を生成することを特
    徴とする請求項1記載のプリンタシステム。
  4. 【請求項4】 判定手段は、あらかじめ登録された電源
    遮断要求許可情報中のユーザ名データまたはホストコン
    ピュータ名データと通知された電源遮断要求情報とを照
    合して電源遮断実行の可否を判定することを特徴とする
    請求項1記載のプリンタシステム。
  5. 【請求項5】 判定手段は、あらかじめ登録された電源
    遮断要求許可情報中のユーザ名データおよびホストコン
    ピュータ名データと通知された電源遮断要求情報とを照
    合して電源遮断実行の可否を判定することを特徴とする
    請求項1記載のプリンタシステム。
  6. 【請求項6】 複数のホストコンピュータと、各ホスト
    コンピュータから入力される記録データに基づいて印字
    処理を行うプリンタ装置とがネットワークを介して接続
    されるプリンタシステムの電源遮断方法において、プリ
    ンタ装置本体の電源を遮断するための電源遮断要求情報
    を生成する生成工程と、該生成された前記電源遮断要求
    情報を前記プリンタ装置本体に通知する第1の通知工程
    と、該通知された電源遮断要求情報とあらかじめ登録さ
    れた電源遮断要求許可情報とを照合して電源遮断実行の
    可否を判定する判定工程と、該判定結果情報を前記電源
    遮断要求情報を通知したいずれかのホストコンピュータ
    に通知する第2の通知工程と、前記判定結果に基づいて
    前記プリンタ装置本体の電源の遮断実行または遮断禁止
    を実行する遮断処理工程とを有することを特徴とするプ
    リンタシステムの電源遮断方法。
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