JP3270636B2 - プリンタシステムおよびプリンタシステムの電源遮断方法 - Google Patents

プリンタシステムおよびプリンタシステムの電源遮断方法

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JP3270636B2
JP3270636B2 JP25326494A JP25326494A JP3270636B2 JP 3270636 B2 JP3270636 B2 JP 3270636B2 JP 25326494 A JP25326494 A JP 25326494A JP 25326494 A JP25326494 A JP 25326494A JP 3270636 B2 JP3270636 B2 JP 3270636B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ネットワークを介して
ホストコンピュータから入力される印刷情報を処理する
プリンタシステムおよびプリンタシステムの電源遮断方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ネットワーク上に接続されたプリ
ンタシステムにおけるプリンタは、どのネットワーク上
のホストコンピュータからでも、同様に印字出力するこ
とができるものであった。そのため、そのユーザは、誰
でもその電源を自由に遮断することが可能であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、誰でもが電源を遮断することが可能であるた
め、他のネットワークユーザがプリンタを使用したい時
でも電源が遮断されてしまい、再びユーザは電源を入れ
直さなければならないという問題点があった。
【0004】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、本発明に係る第1の発明〜第3の発明
の目的は、ネットワーク上の各ホストコンピュータと各
プリンタが通信可能なプリンタシステムにおいて、各プ
リンタからの電源遮断要求の可否を全てのホストコンピ
ュータに問い合わせて、該問合わせに対する返信情報を
判定してプリンタの電源の通電を遮断または継続させる
ことにより、プリンタシステムのシステム環境が刻々と
変動しても、任意のタイミングで各プリンタから電源遮
断要求が発生しても、該要求に支障をきたすホストコン
ピュータが少なくとも1台以上存在する場合に、該プリ
ンタの電源遮断要求を確実に制限できるとともに、何ら
ホストコンピュータ側に支障を与えることががない場合
には、速やかにプリンタ本体の電源を自動的に遮断でき
るユーザフレンドリなプリンタシステムおよびプリンタ
システムの電源遮断方法を提供するこである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、複数のホストコンピュータと、各ホストコンピュー
タから入力される記録データに基づいて印字処理を行う
プリンタ装置とがネットワークを介して接続されるプリ
ンタシステムにおいて、各プリンタ装置本体の電源を遮
断するための電源遮断要求を全てのホストコンピュータ
に通知する第1の通知手段と、この第1の通知手段によ
る電源遮断要求の可否を所定の電源遮断判定条件と比較
して判定する判定手段と、この判定手段による判定結果
情報を前記電源遮断要求を発行したプリンタ装置に通知
する第2の通知手段と、この第2の通知手段から通知さ
れた前記判定結果情報に基づいて前記プリンタ装置本体
の電源の遮断実行または遮断禁止を制御する制御手段と
を設けたものである。
【0006】本発明に係る第2の発明は、第2の通知手
段による判定結果情報が所定時間内に通知されるかどう
かを監視する監視手段とを設け、前記監視手段が前記所
定時間の経過までに前記判定結果情報が第2の通知手段
から通知されない場合に、制御手段がプリンタ装置本体
の電源を遮断するように構成したものである。
【0007】本発明に係る第3の発明は、複数のホスト
コンピュータと、各ホストコンピュータから入力される
記録データに基づいて印字処理を行うプリンタ装置とが
ネットワークを介して接続されるプリンタシステムの電
源遮断方法において、各プリンタ装置本体の電源を遮断
するための電源遮断要求を全てのホストコンピュータに
通知する第1の通知工程と、この第1の通知工程による
電源遮断要求の可否を所定の電源遮断判定条件と比較し
て判定する判定工程と、該判定結果情報を前記電源遮断
要求を発行したプリンタ装置に通知する第2の通知工程
と、この第2の通知工程から通知された前記判定結果情
報に基づいて前記プリンタ装置本体の電源の遮断実行ま
たは遮断禁止を行う電源遮断処理工程とを有するもので
ある。
【0008】
【作用】第1の発明において、第1の通知手段により各
プリンタ装置本体の電源を遮断するための電源遮断要求
を全てのホストコンピュータが通知されると、判定手段
が該電源遮断要求の可否を所定の電源遮断判定条件と比
較して判定し、該判定結果情報を第2の通知手段が前記
電源遮断要求を発行したプリンタ装置に通知し、該通知
された前記判定結果情報に基づいて制御手段が前記プリ
ンタ装置本体の電源の遮断実行または遮断禁止を制御し
て、任意のタイミングで各プリンタから電源遮断要求が
発生しても、該要求に支障をきたすホストコンピュータ
が少なくとも1台以上存在する場合に、該プリンタの電
源遮断要求を確実に制限できるとともに、何らホストコ
ンピュータ側に支障を与えることががない場合には、速
やかにプリンタ本体の電源を自動的に遮断することを可
能とする。
【0009】第2の発明において、監視手段が第2の通
知手段による判定結果情報が所定時間内に通知されるか
どうかを監視し、所定時間の経過までに前記判定結果情
報が第2の通知手段から通知されない場合に、制御手段
がプリンタ装置本体の電源を遮断して、各ホストコンピ
ュータとの通信状態にトラブルが発生している場合に
は、確実にプリンタの電源を遮断することを可能とす
る。
【0010】第3の発明において、各プリンタ装置本体
の電源を遮断するための電源遮断要求を全てのホストコ
ンピュータに通知し、該通知による電源遮断要求の可否
を所定の電源遮断判定条件と比較して判定し、該判定結
果情報を前記電源遮断要求を発行したプリンタ装置に通
知し、該通知による前記判定結果情報に基づいて前記プ
リンタ装置本体の電源の遮断実行または遮断禁止を行
い、任意のタイミングで各プリンタから電源遮断要求が
発生しても、該要求に支障をきたすホストコンピュータ
が少なくとも1台以上存在する場合に、該プリンタの電
源遮断要求を確実に制限できるとともに、何らホストコ
ンピュータ側に支障を与えることがない場合には、速や
かにプリンタ本体の電源を自動的に遮断する制御をプロ
グラマブルに実行可能とする。
【0011】
【実施例】以下、添付の図面を参照して本発明の実施例
を詳細に説明する。
【0012】本実施例を適用するレーザビームプリンタ
の構成について図1を参照して説明する。
【0013】図1は本発明を適用可能な印刷装置の構成
を説明する概略断面図であり、例えばレーザビームプリ
ンタ(以下、LBP)の場合に対応し、このLBPは不
図示のデータ源から文字パターンの登録や提携書式(フ
ォームデータ)などの登録が行えるように構成されてい
る。
【0014】図において、101はLBP本体(プリン
タ)であり、不図示の外部装置から供給される文字情報
(文字コード)やフォーム情報あるいはマクロ命令など
を入力して記憶するとともに、それらの情報にしたがっ
て対応する文字パターンやフォームパターンなどを作成
し、記録媒体である記録用紙上に像を形成する。102
は操作のためのスイッチおよびプリンタの状態を表示す
るLED表示器が配置されている操作パネル、103は
前記LBP本体101全体の制御および外部装置から供
給される文字情報などを解析するプリンタ制御ユニット
である。
【0015】このプリンタ制御ユニット103は、主に
文字情報に対応する文字パターンのビデオ信号に変換し
てレーザドライバ106に出力する。レーザドライバ1
06は、半導体レーザ107を駆動するための回路であ
り、入力されてビデオ信号に応じて半導体レーザ107
から発射されるレーザ光105をオン/オフ切り替えす
る。このレーザ光105は回転多面鏡104で左右方向
に振らされて静電ドラム108上を走査露光する。
【0016】これにより、静電ドラム108上には文字
パターンの静電潜像が形成されることになる。この潜像
は静電ドラム108周囲に配置された現像ユニット10
9により現像された後、記録紙に転写される。この記録
紙にはカットシートを用い、カットシート記録紙はLB
P本体101に装着した用紙カセット112に収納さ
れ、給紙ローラ111および搬送ローラ110により装
置内に取り込まれ静電ドラム108に供給される。転写
された記録紙は給紙ローラ115によって、装置外に排
紙される。
【0017】図2は、図1に示したプリンタ制御ユニッ
ト103の制御構成を説明するブロック図である。
【0018】図において、103はプリンタ制御ユニッ
トで、ネットワーク回線215を介して、ホストコンピ
ュータ214A,214Bと通信可能に構成されてい
る。202はCPUで、ROM204に記録された制御
プログラムに基づいて、バス203に接続された各デバ
イスを制御する。205はRAMで、CPU202の使
用するデータや、印字データなどを一時的に記憶するワ
ークメモリとして機能する。
【0019】210はエンジン制御部で、プリンタイン
タフェース(I/F)部211を介して、プリンタエン
ジン212を制御し、印字処理を行う。206はメモリ
制御部で、メモリ207を制御する。209は回線制御
部で、回線I/F部208を制御する。213はタイマ
である。
【0020】図3は、図1に示したプリンタ装置(LB
P本体)101に印字データを送信するホストコンピュ
ータの構成を説明するブロック図である。
【0021】図において、214A,214Bはホスト
コンピュータで、ネットワーク回線215を介して、プ
リンタ101と通信可能に構成されている。302はC
PUで、ROM304に記録された制御プログラムに基
づいて、バス303に接続された各デバイスを制御す
る。305はRAMで、CPU302の使用するデータ
を一時的に記憶する。306はメモリ制御部で、メモリ
307を制御する。309は回線制御部で回線I/F部
308を制御する。
【0022】図4は、図1に示したプリンタ装置101
がホストコンピュータ214A,214Bに送信する電
源遮断情報のフォーマットの一例を示す図である。
【0023】図において、401はこの情報が電源遮断
要求であることを示すヘッダ、402は電源遮断要求コ
ード、403は電源遮断されるプリンタ名、404はデ
ータ終了記号である。プリンタ装置101はホストコン
ピュータ214に当該401〜404から構成される電
源遮断情報を伝える。
【0024】図5は、図2に示したホストコンピュータ
214A,214Bがプリンタ装置101に送信する電
源遮断応答データのフォーマットの一例を示す図であ
る。
【0025】図において、501はこの情報が電源遮断
応答であることを示すヘッダ、502は電源遮断応答情
報で、電源遮断の許可,不許可を示す情報が格納され
る。503はホストコンピュータのアドレス、504は
データ終了記号である。
【0026】図6は、図2に示したホストコンピュータ
214A,214Bが保有している電源遮断条件テーブ
ルの一例を示す図である。本実施例において、ホストコ
ンピュータ214A,214BのCPU202は後述す
る電源遮断条件テーブルに従って電源遮断を判断する。
【0027】図において、601は電源遮断条件テーブ
ルで、電源遮断を許可しない判断条件602と、その条
件を選択するか否かを示す選択フラグ603とから構成
されている。このフラグ603により選択された条件を
このテーブルの上から順に判断していく。
【0028】以下、本実施例と第1,第2の発明の各手
段との対応及びその作用について図2,図3を参照して
説明する。
【0029】第1の発明は、複数のホストコンピュータ
214A,214Bと、各ホストコンピュータから入力
される記録データに基づいて印字処理を行うプリンタ装
置101とがネットワーク回線215を介して接続され
るプリンタシステムにおいて、各プリンタ装置本体の電
源を遮断するための電源遮断要求を全てのホストコンピ
ュータ214A,214Bに通知する第1の通知手段
(回線制御部209)と、この第1の通知手段による電
源遮断要求の可否を所定の電源遮断判定条件と比較して
判定する判定手段(図3に示すCPU302がRAM3
05上に生成された図6に示した条件テーブルを参照し
て判定する)と、この判定手段による判定結果情報を前
記電源遮断要求を発行したプリンタ装置に通知する第2
の通知手段(図3に示した回線制御部309)と、この
第2の通知手段から通知された前記判定結果情報に基づ
いて前記プリンタ装置本体の電源の遮断実行または遮断
禁止を制御する制御手段(図2に示したCPU202)
とを設け、回線制御部209により各プリンタ装置本体
の電源を遮断するための電源遮断要求を全てのホストコ
ンピュータ214A,214Bが通知されると、CPU
302が該電源遮断要求の可否を所定の電源遮断判定条
件と比較して判定し、該判定結果情報を回線制御部30
9が前記電源遮断要求を発行したプリンタ装置に通知
し、該通知された前記判定結果情報に基づいてCPU2
02が前記プリンタ装置本体の電源の遮断実行または遮
断禁止を制御して、任意のタイミングで各プリンタから
電源遮断要求が発生しても、該要求に支障をきたすホス
トコンピュータが少なくとも1台以上存在する場合に、
該プリンタの電源遮断要求を確実に制限できるととも
に、何らホストコンピュータ側に支障を与えることがが
ない場合には、速やかにプリンタ本体の電源を自動的に
遮断することを可能とする。
【0030】第2の発明は、第2の通知手段による判定
結果情報が所定時間内に通知されるかどうかを監視する
監視手段(回線制御部209の機能による)とを設け、
前記監視手段が前記所定時間の経過までに前記判定結果
情報が第2の通知手段から通知されない場合に、制御手
段(CPU202)がプリンタ装置本体の電源を遮断
し、各ホストコンピュータとの通信状態にトラブルが発
生している場合には、確実にプリンタの電源を遮断する
ことを可能とする。
【0031】以下、図7,図8に示すフローチャートを
参照しながら本発明に係るプリンタシステムにおける電
源遮断処理動作について説明する。
【0032】図7は本発明に係るプリンタシステムにお
ける第1の電源遮断処理手順の一例を示すフローチャー
トである。なお、(1)〜(6)は各ステップを示し、
本プリンタシステムにおけるプリンタ側の電源遮断処理
手順に対応する。
【0033】本発明に係るプリンタシステムにおけるプ
リンタ装置側では、電源遮断する場合、まず、CPU2
02は、図4に示したような電源遮断情報をメモリ20
7内にメモリ制御部206を介して作成する。そして、
CPU202はこの情報を回線制御部209を介しネッ
トワーク回線215に接続された全てのホストコンピュ
ータ214A,214Bに送信する(1)。なお、ホス
トコンピュータの電源遮断応答フォーマットは図5に示
すデータ構造を有するために、CPU202はタイマ2
13をセットする(2)。
【0034】次いで、CPU202はタイムアップか、
ホストコンピュータ214A,214Bからの応答があ
るかを待ち合わせる(3),(4)。
【0035】なお、この際、ホストコンピュータ214
A,214Bは後で記述する手順によってその応答情報
をプリンタ装置に返す。
【0036】また、ホストコンピュータ214A,21
4Bの電源が全て遮断され、プリンタの応答に対応でき
ない場合には、タイムアップとなる。ホストコンピュー
タ214A,214Bから何も応答がなく、タイムアッ
プしてしまった場合には、CPU202は電源遮断処理
を行う(6)。
【0037】一方、ステップ(4)において、図5に示
したような電源遮断応答データがホストコンピュータ2
14A,214Bのいずれかから受信できたと判定した
場合には、CPU202はその応答データの電源遮断応
答情報502を読み込み、電源遮断可能か不可かを判断
し(5)、電源遮断可能であると判断した場合には、電
源を遮断して(6)、処理を終了する。
【0038】一方、ステップ(5)で、電源遮断不可で
あると判定した場合には、まだプリンタが使われる可能
性があるので、そのまま処理を終了し、電源遮断処理は
行われない。
【0039】図8は本発明に係るプリンタシステムにお
ける第2の電源遮断処理手順の一例を示すフローチャー
トである。なお、(1)〜(6)は各ステップを示し、
本プリンタシステムにおけるホストコンピュータ側の電
源遮断処理手順に対応する。
【0040】先ず、本発明におけるホストコンピュータ
214A,214Bは電源遮断情報(図4参照)を受信
すると(1)、CPU302は図6に示した電源遮断条
件を順にサーチする(2)。この電源遮断条件に全て照
らし合わせ、CPU302はプリンタ電源を遮断しても
よいかを判断し(3)、電源を遮断してもよいと判断し
た場合には、電源遮断応答情報502を遮断可能にして
(5)、ステップ(6)以降に進む。
【0041】一方、ステップ(3)で、電源遮断できな
いと判断した場合には、電源遮断不可とする(4)。
【0042】次いで、上記各ステップの実行により作成
された電源遮断応答データ(図5参照)をCPU302
は回線制御部309を介してネットワーク回線215上
のプリンタ101に送信して(6)、処理を終了する。
【0043】上記実施例によれば、遠隔地でプリンタの
電源が遮断される場合でも、プリンタがホストコンピュ
ータにその遮断情報を送信し、全てのホストコンピュー
タの電源許可状態を得てから電源を遮断することによっ
て、プリンタの電源遮断といった煩わしさをユーザに意
識させることないユーザインタフェースを提供できる。
【0044】以下、本実施例と第3の発明の各工程との
対応及びその作用について図2,図3,図7,図8を参
照して説明する。
【0045】第3の発明は、複数のホストコンピュータ
と、各ホストコンピュータ214A,214Bから入力
される記録データに基づいて印字処理を行うプリンタ装
置101とがネットワーク回線215を介して接続され
るプリンタシステムの電源遮断方法において、各プリン
タ装置本体の電源を遮断するための電源遮断要求を全て
のホストコンピュータに通知する第1の通知工程(図7
のステップ(1))と、この第1の通知工程による電源
遮断要求の可否を所定の電源遮断判定条件と比較して判
定する判定工程(図8の(2)〜(5))と、該判定結
果情報を前記電源遮断要求を発行したプリンタ装置に通
知する第2の通知工程(図8のステップ(6))と、こ
の第2の通知工程から通知された前記判定結果情報に基
づいて前記プリンタ装置本体の電源の遮断実行または遮
断禁止を行う電源遮断処理工程(図7のステップ
(5),(6))とを実行して、任意のタイミングで各
プリンタから電源遮断要求が発生しても、該要求に支障
をきたすホストコンピュータが少なくとも1台以上存在
する場合に、該プリンタの電源遮断要求を確実に制限で
きるとともに、何らホストコンピュータ側に支障を与え
ることががない場合には、速やかにプリンタ本体の電源
を自動的に遮断する制御をプログラマブルに実行可能と
する。
【0046】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、ホストコンピュータとプリンタ装
置の通信方法は双方向通信が行える通信装置であればど
のような装置でも適用できることはいうまでもない。さ
らに、本発明は、システム、あるいは装置にプログラム
を供給することによって達成される場合でも適用でき
る。
【0047】また、上記実施例では、ホストコンピュー
タから通知された電源遮断応答情報502により遮断を
禁止する要求があった場合には、単に電源からの電力供
給を通電している状態を保持させる場合について説明し
たが、該電源からの電力供給を通電している状態を保持
している間に、あらかじめ設定されたデータ入力待機時
間を監視し、該データ入力待機時間内にデータ入力がな
されなかった場合に、第1の通知手段により同様の処理
を繰り返すよう実行することにより、何らかの理由でホ
ストコンピュータからのデータ入力がなされない場合に
は、電源遮断要求されたプリンタ装置の電源を少ない操
作で確実に遮断することができることはいうまでもな
い。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、第1の通知手段により各プリンタ装置
本体の電源を遮断するための電源遮断要求を全てのホス
トコンピュータが通知されると、判定手段が該電源遮断
要求の可否を所定の電源遮断判定条件と比較して判定
し、該判定結果情報を第2の通知手段が前記電源遮断要
求を発行したプリンタ装置に通知し、該通知された前記
判定結果情報に基づいて制御手段が前記プリンタ装置本
体の電源の遮断実行または遮断禁止を制御するので、任
意のタイミングで各プリンタから電源遮断要求が発生し
ても、該要求に支障をきたすホストコンピュータが少な
くとも1台以上存在する場合に、該プリンタの電源遮断
要求を確実に制限できるとともに、何らホストコンピュ
ータ側に支障を与えることががない場合には、速やかに
プリンタ本体の電源を自動的に遮断することができる。
【0049】第2の発明によれば、監視手段が第2の通
知手段による判定結果情報が所定時間内に通知されるか
どうかを監視し、所定時間の経過までに前記判定結果情
報が第2の通知手段から通知されない場合に、制御手段
がプリンタ装置本体の電源を遮断するので、各ホストコ
ンピュータとの通信状態にトラブルが発生している場合
には、確実にプリンタの電源を遮断することができる。
【0050】第3の発明によれば、各プリンタ装置本体
の電源を遮断するための電源遮断要求を全てのホストコ
ンピュータに通知し、該通知による電源遮断要求の可否
を所定の電源遮断判定条件と比較して判定し、該判定結
果情報を前記電源遮断要求を発行したプリンタ装置に通
知し、該通知による前記判定結果情報に基づいて前記プ
リンタ装置本体の電源の遮断実行または遮断禁止を行う
ので、任意のタイミングで各プリンタから電源遮断要求
が発生しても、該要求に支障をきたすホストコンピュー
タが少なくとも1台以上存在する場合に、該プリンタの
電源遮断要求を確実に制限できるとともに、何らホスト
コンピュータ側に支障を与えることがない場合には、速
やかにプリンタ本体の電源を自動的に遮断する制御をプ
ログラマブルに実行することができる。
【0051】従って、プリンタシステムのシステム環境
が刻々と変動しても、任意のタイミングで各プリンタか
ら電源遮断要求が発生しても、該要求に支障をきたすホ
ストコンピュータが少なくとも1台以上存在する場合
に、該プリンタの電源遮断要求を確実に制限できるとと
もに、何らホストコンピュータ側に支障を与えることが
ない場合には、速やかにプリンタ本体の電源を自動的に
遮断できる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用可能な印刷装置の構成を説明する
概略断面図である。
【図2】図1に示したプリンタ制御ユニットの制御構成
を説明するブロック図である。
【図3】図1に示したプリンタ装置に印字データを送信
するホストコンピュータの構成を説明するブロック図で
ある。
【図4】図1に示したプリンタ装置がホストコンピュー
タに送信する電源遮断情報のフォーマットの一例を示す
図である。
【図5】図2に示したホストコンピュータがプリンタ装
置に送信する電源遮断応答のフォーマットの一例を示す
図である。
【図6】図2に示したホストコンピュータが保有してい
る電源遮断条件テーブルの一例を示す図である。
【図7】本発明に係るプリンタシステムにおける第1の
電源遮断処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図8】本発明に係るプリンタシステムにおける第2の
電源遮断処理手順の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
103 プリンタ制御ユニット 202 CPU 204 ROM 205 RAM 206 メモリ制御部 207 メモリ 208 回線I/F部 209 回線制御部 210 エンジン制御部 211 プリンタI/F部 212 プリンタエンジン 214A ホストコンピュータ 214B ホストコンピュータ 215 ネットワーク回線

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のホストコンピュータと、各ホスト
    コンピュータから入力される記録データに基づいて印字
    処理を行うプリンタ装置とがネットワークを介して接続
    されるプリンタシステムにおいて、各プリンタ装置本体
    の電源を遮断するための電源遮断要求を全てのホストコ
    ンピュータに通知する第1の通知手段と、この第1の通
    知手段による電源遮断要求の可否を所定の電源遮断判定
    条件と比較して判定する判定手段と、この判定手段によ
    る判定結果情報を前記電源遮断要求を発行したプリンタ
    装置に通知する第2の通知手段と、この第2の通知手段
    から通知された前記判定結果情報に基づいて前記プリン
    タ装置本体の電源の遮断実行または遮断禁止を制御する
    制御手段とを具備したことを特徴とするプリンタシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 第2の通知手段による判定結果情報が所
    定時間内に通知されるかどうかを監視する監視手段とを
    設け、前記監視手段が前記所定時間の経過までに前記判
    定結果情報が第2の通知手段から通知されない場合に、
    制御手段がプリンタ装置本体の電源を遮断することを特
    徴とする請求項1記載のプリンタシステム。
  3. 【請求項3】 複数のホストコンピュータと、各ホスト
    コンピュータから入力される記録データに基づいて印字
    処理を行うプリンタ装置とがネットワークを介して接続
    されるプリンタシステムの電源遮断方法において、各プ
    リンタ装置本体の電源を遮断するための電源遮断要求を
    全てのホストコンピュータに通知する第1の通知工程
    と、この第1の通知工程による電源遮断要求の可否を所
    定の電源遮断判定条件と比較して判定する判定工程と、
    該判定結果情報を前記電源遮断要求を発行したプリンタ
    装置に通知する第2の通知工程と、この第2の通知工程
    から通知された前記判定結果情報に基づいて前記プリン
    タ装置本体の電源の遮断実行または遮断禁止を行う電源
    遮断処理工程とを有するプリンタシステムの電源遮断方
    法。
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