JP2005333450A - 画像形成装置 - Google Patents

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弘 小山
Sunao Matsudaira
直 松平
Katsunori Takahashi
克典 高橋
Masayuki Watanabe
政行 渡邉
Shinpei Kawasaki
心平 河崎
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Abstract

【課題】 本発明の目的は、画像形成装置の中で異常の生じた機能要素の制御だけをリセットし、他の正常に動作している機能要素の制御に影響を与えない画像形成装置の提供にある。
【解決手段】
主制御手段と、主制御手段と通信しながら、特定の機能を果たす複数の機能要素を制御する副制御手段とを備え、副制御手段は、各機能要素に対応して、それを制御するためのソフトウェアを有し、各ソフトウェアを実行することによって構成され、主制御手段の検知手段は、副制御手段と通信する内容又は手順により異常かどうかをを検知し、異常を検知した場合は、異常とされた当該副制御手段を構成する当該ソフトウェアの実行をリセットするよう通信によって指示するソフトリセット制御手段とを有する構成とした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プリンタ、複写機又はファクシミリ等の画像形成装置に係る。特に、本発明は、例えば、全体を統括制御する主制御手段の管理の基に、複数の複数制御手段によって、画像形成する工程を司る各機能、例えば、画像形成、給紙、スキャナ、各部の通信等の各機能要素を分担して制御する画像形成装置において、各機能を制御するにあたって、一部の機能要素の制御にトラブルがあっても全体の動作を停止することなく、トラブルがあった制御要素を部分的に復帰させる技術に関する。
プリンタ、複写機又はファクシミリ等の画像形成装置は、、高精度、高機能化がすすんできて、内部の機能要素も数多くなり、例えば、上記のように、画像形成、定着、給紙、排紙、スキャナ、通信等(ここでは、これらを「機能要素」と言う。)があり、また、それらが複雑化してきている。
このような機能要素を制御するため、一般的には、主制御手段と、その主制御手段の指示の下に、各機能要素を制御する或いは駆動する複数の副制御手段を備えている。そして、今日の画像形成装置は、その主制御手段及び副制御手段をCPUで構成しているものが多い(例えば、特許文献1、2を参照)。CPUで構成する場合は、一般的には、主制御手段で1つのCPUとそれが実行するソフトウェア(記憶手段に記憶されている。)で構成される。各副制御手段も機能要素のそれぞれに対応するそれぞれ1組のCPU及びソフトウェアで構成されるか、或いは1つのCPUで各機能要素に沿った複数のソフトウェアを実行する構成とされている。
このような画像形成装置においては、例えば、誤操作等の操作又は取扱要因、温度、電磁波等の環境要因、或いは外部要因(電源瞬断、サージ)等によって、異常な動作が起きることがある。そのため、一般的には、画像形成装置を、一旦、初期状態に戻して再び立ち上げて復帰させる、いわゆるリセット動作を行わせている。それで復帰しない場合は、故障と判断される。
特許文献1に記載の技術は、誘導加熱装置と、本体に1つの制御部と、誘導加熱側に誘導加熱装置を制御する1つの制御部を備え、誘導加熱側の制御部(CPU)が暴走したときに、本体の制御部が、誘導加熱装置の制御をオフにし、発火を防ぐというものである。
特許文献2に記載の技術は、マスター制御部と複数スレーブ制御部があって、複数の制御部のいずれかがウオッチドックタイマーによって異常を検知したときは、マスター制御部の電源をオフにすることによって、安全を確保すると言うものである。
特許文献3に記載の技術は、送信データを出力するCPU及びその送信データをシリアルデータにして通信回線に送るシリアル通信回路で構成され、シリアル通信回路に異常があったとき、CPUがシリアル通信回路をリセットして自動的に復帰させるものである。
特開2002−174982号公報(段落〔0085〕、図5) 特開平8−172720号公報(〔請求項1〕、段落〔0028〕−〔0030〕、図3) 特開平5−37597号公報(段落〔0016〕−〔0030〕、図2,図3,図4)
上記、各文献のものは、異常と判断したとき、主制御手段側から副制御手段の電源を遮断したり、ハード的に、例えばCPUのリセット端子にリセット信号を送ってリセットしている。一般に、CPU素子には、搭載された制御部(本来のCPUを構成しうる部分)が出力するウオッチドックパルスを使って暴走を監視し、異常があったときにその制御部をソフトウェアとは関係なくハード的にリセットするリセット端子及び回路が備えられている。以下、本発明では、上記のように実行しようとするソフトウェアと関係なくリセットすることを「ハード的なリセット」と言う。
しかし、上記のような従来技術には、次のような問題があった。
例えば、典型的な例としては、各機能要素を制御する副制御手段を、各副制御手段に共通の1つのCPUで、各機能要素に沿った複数のソフトウェアを実行することによって達成できる構成において、主制御手段が、ある一部の機能要素の制御に異常を検知した場合、従来技術では、各副制御手段に共通なCPUに対してハード的なリセットを行うと、そのCPUが実行しているソフトウェア、つまり各機能要素が全てリセットされることになる。各副制御手段が個々にCPUを構成する場合であっても、主制御手段からのリセット信号が共通に各副制御手段のリセットを行った場合も、同様に全てリセットされる。
したがって、本来正常な機能要素もリセットされてしまうので、例えば、給紙モータが正常動作していたが急にリセットされて応答が乱れジャグってしまう、或いは、排紙トレイが目標位置にセットされていたが位置を見失って、トレイ位置の確認動作をしたうえで再設定する必要がでてくる、或いは、温度制御していたが正常な温度に制御するまで時間がかかる、等々の問題が発生することがある。
本発明の目的は、主制御手段と、その主制御手段にしたがって各機能要素を制御する複数の副制御手段とを含んで構成し、一部の機能要素の制御に異常があった場合は、その異常があった制御を担当する副制御手段をリセットし、他の正常に機能要素を制御している副制御手段に影響を与えないで復帰させることである。
上記課題を解決するための、請求項1に記載の発明は、主制御手段と、前記主制御手段と通信しながら、画像形成においてそれぞれ特定の機能を果たす複数の機能要素を制御する副制御手段とを備えた画像形成装置であって、
前記主制御手段は、前記副制御手段と通信する内容又は手順により前記副制御手段が制御する機能要素のいずれの制御が異常かを検知する検知手段と、前記検知手段が異常を検知した場合は、前記副制御手段に対して前記通信による指示によって、異常とされた当該機能要素の制御だけをリセットさせるソフトリセット制御手段とを有する構成とした。
上記課題を解決するための、請求項2に記載の発明は、主制御手段と、前記主制御手段と通信しながら、画像形成においてそれぞれ特定の機能を果たす複数の機能要素を制御する複数の副制御手段とを備えた画像形成装置であって、
前記各副制御手段は、前記機能要素を制御するためのソフトウェアを有し、各ソフトウェアを実行することによって構成され、
前記主制御手段は、前記副制御手段と通信する内容又は手順により前記各副制御手段の異常を検知する検知手段と、前記検知手段が異常を検知した場合は、異常とされた当該副制御手段を構成する当該ソフトウェアの実行をリセットするよう前記通信によって指示するソフトリセット制御手段とを有する。
上記課題を解決するための、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記各副制御手段は、リセット信号によってハード的なリセットが可能なリセット手段を有し、前記主制御手段は、前記ソフトリセット制御手段が前記異常とされた副制御手段にリセットを前記通信によって指示した後に、また前記検知手段によって前記異常が検知されたとき、前記副制御手段のリセット手段に対し前記リセット信号を送って、前記副制御手段をハード的にリセットさせるハードリセット制御手段を備えた。
上記課題を解決するための、請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記各副制御手段は、前記各ソフトウェアを個々に読み出し可能に記憶手段に記憶し、共通する1つのCPUによって各ソフトウェアを個々に読み出して実行することによって構成され、
前記CPUは、前記通信によって前記ソフトリセット制御手段から前記通信によってリセットの指示を受けたときは、前記指示に該当するソフトウェアの実行のみをリセットす構成とした。
上記課題を解決するための、請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、前記CPUは、さらにリセット信号によって自己の動作をハード的にリセットするためのハードリセット手段を有し、前記主制御手段は、前記ソフトリセット制御手段が異常な副制御手段を構成するソフトウェアの実行のリセットを前記通信によって指示した後、前記異常が修正されていないと前記検知手段によって判断されたときは、前記ハードリセット制御手段が前記CPUのハードリセット手段に対して前記リセット信号を送る構成とした。
上記課題を解決するための、請求項6に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記副制御手段は前記各機能要素に対応して複数あって、それぞれにCPUを有して、各CPUが前記機能要素に対応する各ソフトウェアを実行することで構成され、
前記ソフトリセット制御手段から前記通信によってリセットの指示を受けた前記CPUは、対応するソフトウェアの実行のみをリセットする構成とした。
上記課題を解決するための、請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の発明において、 前記各CPUは、さらにリセット信号を受けて自己の動作をリセットするためのハードリセット手段を有し、
前記通信によって指示を受けたCPUが対応するソフトウェアの実行のみをリセットした後、また前記検知手段が前記異常が修正されていないと判断したときは、前記ハードリセット制御手段が前記異常が修正されていないCPUのハードリセット制御手段に対して前記リセット信号を送る構成とした。
請求項1、2、4、6に記載の発明は、異常と判断された副制御手段におけるソフトウェアの実行だけを通信を介してソフト的にリセットする構成なので、副制御手段が、1つのCPUで構成される場合であっても、個々にCPUを有する場合であっても、他の副制御手段に影響を与えることなくリセットできる。
請求項3、5、7に記載の発明は、ハード的なリセットをも行える構成にしたので、ソフトウェアのリセットだけで解決できないときは、ハード的なリセットで復帰を図ることができる。
図1は、本発明の実施形態の構成を示すブロック図である。図2は、図1における副制御手段20を機能ブロックで表現した図である。図3は、図1のRAM22に記憶されている変数パラメータの内容を示す図である。図4は、初期化対象の機能要素に対する初期化コマンドの例を示す図である。図5は、図1の実施形態による動作のフローを示す図である。以下、これらの図を基に説明する。
図1では、、主制御手段10については、機能ブロックで示してあるが、副制御手段20は、ハード構成で表現している。副制御手段20を機能的に表現したものが図2である。
図1において、主制御手段10は、統括制御手段11,通信手段12,検知手段13,ソフトリセット制御手段14及びハードリセット制御手段15の各機能を有する。統括制御手段11は、画像形成装置の各機能要素を含む全体を統括して、通信手段12を介して、シリアル通信で通信しながら副制御手段20を制御する。
通信手段12は、伝送対象のデータ(例えば、パラレルデータ)をシリアルデータに変換して、所定のプロトコルでかつ所定のフォーマットで通信を行うとともに、必要によっては、受信データを解釈して機能要素へ伝達する。簡単な所定のプロトコルの例としては、コマンド(指示)を特定の機能要素に送信した場合は、そのコマンドに対する機能要素の応答を送信元へ返す手順がある。また、所定のフォーマットの例としては、データのヘッダーに宛先、送信元を識別する情報を書き込む領域がある。
検知手段13は、統括制御手段11が通信手段12を通して各機能要素を制御するときのデータ、及び各機能要素からの応答データを監視し、いずれの機能要素の制御に異常(不具合も含む)があるかをどうか判断して、最初に異常を検知したときは、ソフトリセット制御手段14に対して、異常があった旨を機能要素を識別してその識別名称とともに、送る。同じ機能要素について連続して異常を3回(2回でも良いし、4回でも良い。)検知したときは、ハードリセット制御手段15に異常があった機能要素を識別してその識別名称とともに、送る。
ここで、検知手段13による、各機能要素の制御の異常、或いは不具合の検知の方法について説明する。検知手段13が、通信手段12における通信のプロトコル及び/又は内容をチェックして、CPU21が、所定の機能要素を制御しているときに、取り決められているプロトコルでデータを送信していない(プロトコルエラー)、或いは未定義のデータを送ってきている様な場合、或いは、応答してこない場合は、その機能要素の制御が、異常であると判断する。複数の機能要素について、或いは全体について異常と判断する場合がある。また、応答が所定期間内に来なかった場合について異常と判断しても良い。また、CPU21自身が主制御手段10からのデータを解釈できない旨を主制御手段10へ送ったときも異常と検知するようにしても良い。また、検知手段13がCPU21に対して定期的にポーリングして異常を検出するようにしても良い。
ソフトリセット制御手段14は、異常があった旨を機能要素の識別名称とともに、受けたときは、その機能要素を制御する副制御手段20に対して、通信手段12を介してその機能要素に対応するソフトウェアの実行をリセットさせるリセットコマンドを送る。ハードリセット制御手段15は、異常があった旨を機能要素を識別してその識別名称とともに受けたときは、リセット信号をその機能要素を実行する制御手段のリセット手段21a(リセット端子を有する。)に送り、ハード的なリセットを行わせる。
図1で、副制御手段20は、CPU21、RAM22、ROM23を含んで構成される。ROM23は、各機能要素、例えば、シリアル通信1、シリアル通信2,スキャナモータ40、給紙モータ50及びA/D変換器60を制御するためのプログラムを記憶している。以下、説明上、機能要素別に独立させて各プログラムと言うことがあるが、実装上は、これらのプログラムは、各機能要素別に独立しているか、一連の1つの大きなプログラムに個別的にサブルーチンとして組み込まれていてもどちらでもよい。
CPU21は、シリアル通信1を介して統括制御手段11からの制御にしたがって、ROM23に記憶されているプログラム及びRAM22に記憶されているパラメータを実行することによって(ソフトウェアには、このプログラム及び変数パラメータを含む。)、各機能要素を制御する。したがって、副制御手段20は、CPU21,ROM23及びRAM22によって、機能的には、図2に示すように、シリアル通信1制御手段221、シリアル通信2制御手段222,スキャナモータ制御手段223、給紙モータ制御手段224及びA/D変換器制御手段225を構成することとなる。ただし、CPU21は、ハード的に自己をリセットするリセット手段21aを有している。これは市販されているCPU素子はほとんどもっているが、それと同じである。このリセット手段21aは、主制御手段10と直接に接続されていて(シリアル通信1とは別個に、接続されている。)、ハードリセット制御手段15からのリセット信号にしたがってCPU21をリセットする。
RAM22は、各プログラムを実行するときにプログラムの変数パラメータとして用いられる情報が記憶してあり、それらの1つに、少なくとも、初期、例えば、電源を立ち上げた初期の段階で使用される初期パラメータを、各機能要素毎に対応して記憶している。RAM22の領域は、図3に示すように各機能要素毎に変数パラメータが記憶されるようになっている。つまり、シリアル通信1領域22a、シリアル通信2領域22b、スキャナモータ領域22c、給紙モータ5領域22d及びA/D変換器領域22eを備えている。変数パラメータとしては、シリアル通信領域22aについては、例えば、各種のフラグ22a1(例:割り込みフラグ)、バッファライトポインタ22a2、バッファリードポインタ22a3、受信データバッファ22a4(例:アドレス)、送信データバッファ22a5等がある。
RAM22がソフトリセット制御手段14からのリセットコマンドを受けたCPU21によってリセットれるときは、RAM22の各領域にある変数パラメータは、CPU21によってクリアされ、初期パラメータが適用されてプログラムが実行される。そのときの初期化コマンドの例を図4に示す。図4によれば、全機能要素(RAM22の全領域)をソフト的にクリアして初期化するとき、つまりリセットするときのコマンドは「01h、10h」、給紙モータ制御機能(給紙モータ制御領域22d)をクリアして初期化するとき、つまりリセットするときのコマンドは「01h、14h」である。
また例を挙げればCPU21によって、シリアル通信2の機能要素の制御をリセットするときは、CPU21は、初期化コマンド「01h、12h」によって、RAM22のシリアル通信領域22bをアクセスしてそのときに使用されている変数パラメータをクリアして、初期値に戻す。そうすることによって、CPU21aは、事実上、シリアル通信2のプログラムの実行を初期状態から復帰動作することになる。また、他の例で言えば、CPU21によってスキャナモータ20を制御するプログラムが実行されているとき、そのCPU21が、ソフトリセット制御手段14から初期化コマンド「01h、13h」を受けたときは、RAM22のスキャナモータ制御領域22cの変数パラメータをクリアすることによって、スキャナモータ20を制御するプログラムを初期状態から立ち上げて実行する。
なお、図1において副制御手段20は、1つのCPU21を有している構成で説明したが、図2の機能ブロックで示される、シリアル通信1制御手段221、シリアル通信2制御手段222,スキャナモータ制御手段223、給紙モータ制御手段224及びA/D変換器制御手段225毎にCPU(いわば、副CPU)を備え、各副CPUがRAM22の対応する各変数パラメータ、ROM23の対応する各プログラムを実行するようにすれば1つのCPU21の場合と同様に動作する。この場合は、各副CPUは、個々にCPU21と同様に、ソフト的なリセットとハード的なリセットを行う構成とすれば、図1と同様に動作する。
図1の実施形態における一連の動作を図5を用いて説明する。
ステップS1:主制御手段10の通信手段12が副制御手段20からシリアルデータを受信する。
ステップS2:検知手段13が、副制御手段20からのシリアルデータが正常なデータかどうかをチェックし、異常なデータであれば、異常箇所はどの「機能要素の制御」か?を判断する。
ステップS3:ステップ2で正常と判断された場合は、何もしない。つまり、そのまま制御を継続する。
ステップS4:検知手段13がシリアルデータをチェックした結果、シリアル通信2の機能要素に異常を検知した場合は、その旨をがソフトリセット制御手段14へ通知する。
ステップS5:ソフトリセット制御手段14は、シリアル通信2の機能要素に異常がある旨の通知に沿って、リセットコマンド「01h、012h」を、シリアルデータとしてシリアル通信1を介して、CPU21へ送付する。
ステップS6:CPU21がリセットコマンド「01h、012h」に従って、RAM22のシリアル通信2領域22bへアクセスし、クリアしてシリアル通信2の機能要素の実行をリセットする。
なお、シリアル通信2の機能要素以外の他の機能要素は、通常に制御されている。
ステップS7:検知手段13が、上記リセットコマンドに対する、CPU21からの応答をチェックする。
ステップS8:検知手段13が、CPU21からの応答が正常であると判断したときは、既に復帰しており、シリアル通信を介した通常の制御が行われている。そして、通常の制御のなかでステップ1,2の動作が行われている。
ステップS9:上記ステップS7で異常と判断された場合は、まだ同じ異常が続いているので、2回目のソフトリセットまで(応答の異常は1回目まで)は、ステップS4からS6までの動作を行う(ステップS9−NO)。
ステップS10(ステップS9−YES):検知手段13が、ステップS9で2回目のソフトリセットで、正常にならないと判断したときは、ハードリセット制御手段15に通知する。ハードリセット制御手段15が、リセット信号を副制御手段20のリセット手段21aに送って、ハード的なリセットを行わせて、復帰を図る。なお、ハード的なリセット後に、また検知手段13が同じ異常を検知したときは、操作者にその旨のアラームを出す構成にしても良い。
以上の説明の通り、本発明によれば、最初、異常を生じた機能要素の制御のみをソフト的にリセットしていることから、他の機能要素へ悪影響を与えることなくリセットできる。
本発明の本発明の実施形態のブロックを示す図である。 図1の副制御装置20の機能ブロックを説明する図である。 図1のRAM22に記憶されている変数パラメータの内容を示す図である。 初期化対象の機能要素に対する初期かコマンドの例を示す図である。 図1の実施形態による動作のフローを示す図である。
符号の説明
10 主制御手段
11 統括制御手段
12 通信手段
13 検知手段
14 ソフトリセット制御手段
15 ハードリセット制御手段
20 副制御手段
21 CPU
22 RAM
23 ROM

Claims (7)

  1. 主制御手段と、前記主制御手段と通信しながら、画像形成においてそれぞれ特定の機能を果たす複数の機能要素を制御する副制御手段とを備えた画像形成装置であって、
    前記主制御手段は、前記副制御手段と通信する内容又は手順により前記副制御手段が制御する機能要素のいずれの制御が異常かを検知する検知手段と、前記検知手段が異常を検知した場合は、前記副制御手段に対して前記通信による指示によって、異常とされた当該機能要素の制御だけをリセットさせるソフトリセット制御手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 主制御手段と、前記主制御手段と通信しながら、画像形成においてそれぞれ特定の機能を果たす複数の機能要素を制御する副制御手段とを備えた画像形成装置であって、
    前記副制御手段は、前記各機能要素に対応して、それを制御するためのソフトウェアを有し、各ソフトウェアを実行することによって構成され、
    前記主制御手段は、前記副制御手段と通信する内容又は手順により前記副制御手段の異常を検知する検知手段と、前記検知手段が異常を検知した場合は、異常とされた当該副制御手段を構成する当該ソフトウェアの実行をリセットするよう前記通信によって指示するソフトリセット制御手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記副制御手段は、リセット信号によってハード的なリセットが可能なリセット手段を有し、前記主制御手段は、前記ソフトリセット制御手段が前記異常とされた副制御手段にリセットを前記通信によって指示した後に、また前記検知手段によって前記異常が検知されたとき、前記副制御手段のリセット手段に対し前記リセット信号を送って、前記副制御手段をハード的にリセットさせるハードリセット制御手段を備えたことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記副制御手段は、前記各ソフトウェアを個々に読み出し可能に記憶手段に記憶し、共通する1つのCPUによって各ソフトウェアを個々に読み出して実行することによって構成され、
    前記CPUは、前記通信によって前記ソフトリセット制御手段からリセットの指示を受けたときは、前記指示に該当するソフトウェアの実行のみをリセットすることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  5. 前記CPUは、さらにリセット信号によって自己の動作をハード的にリセットするためのハードリセット手段を有し、前記主制御手段は、前記ソフトリセット制御手段が異常な副制御手段を構成するソフトウェアの実行のリセットを前記通信によって指示した後、また前記異常が修正されていないと前記検知手段によって判断されたときは、前記ハードリセット制御手段が前記CPUのハードリセット手段に対して前記リセット信号を送ることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記副制御手段は前記機能要素に対応して複数あって、それぞれにCPUを有して、各CPUが前記機能要素に対応する各ソフトウェアを実行することで構成され、
    前記ソフトリセット制御手段から前記通信によってリセットの指示を受けた前記CPUは、対応するソフトウェアの実行のみをリセットすることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  7. 前記各CPUは、さらにリセット信号を受けて自己の動作をリセットするためのハードリセット手段を有し、
    前記通信によって指示を受けたCPUが対応するソフトウェアの実行のみをリセットした後、また前記検知手段が前記異常が修正されていないと判断したときは、前記ハードリセット制御手段が前記異常が修正されていないCPUのハードリセット手段に対して前記リセット信号を送ることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
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