JP2018085107A - リブートシステム及び情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 発生した通信不良の原因に応じた部分をリブート可能なリブートシステム及び情報処理装置を提供する。【解決手段】 一実施形態に係るリブートシステムは、定期的に確認メッセージを送信する第1CPUを備える操作部と、前記確認メッセージを受信すると前記第1CPUに応答メッセージを返信する第2CPUと、第3CPUと、を備える制御部と、を備え、前記第1CPUは、前記第2CPUから前記応答メッセージを受信できない場合、前記操作部と前記制御部との間に通信不良が発生したことを前記第3CPUに通知し、前記第3CPUは、前記通信不良の発生を通知されると、前記通信不良の原因を特定するための特定処理を実行し、特定した前記原因に対応する部分をリブートする。【選択図】 図2

Description

本発明は、リブートシステム及び情報処理装置に関する。
従来、制御部が備えるCPU(Central Processing Unit)と、操作部が備えるCPUと、の間で定期的に通信することにより、制御部と操作部との間の通信不良の発生を検出する画像形成装置が知られている。この画像形成装置は、CPU間の定期的な通信の遮断を検出することにより、通信不良の発生を検出し、自動的にリブートを実行し、発生した通信不良を解消する。
しかしながら、上記従来の画像形成装置では、通信不良が検出されるたびに装置全体がリブートされたため、消費電力が増大するという問題があった。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、発生した通信不良の原因に応じた部分をリブート可能なリブートシステム及び情報処理装置を提供することを目的とする。
一実施形態に係るリブートシステムは、定期的に確認メッセージを送信する第1CPUを備える操作部と、前記確認メッセージを受信すると前記第1CPUに応答メッセージを返信する第2CPUと、第3CPUと、を備える制御部と、を備え、前記第1CPUは、前記第2CPUから前記応答メッセージを受信できない場合、前記操作部と前記制御部との間に通信不良が発生したことを前記第3CPUに通知し、前記第3CPUは、前記通信不良の発生を通知されると、前記通信不良の原因を特定するための特定処理を実行し、特定した前記原因に対応する部分をリブートする。
本発明の各実施形態によれば、発生した通信不良の原因に応じた部分をリブート可能なリブートシステム及び情報処理装置を提供することができる。
画像形成装置の構成の一例を示す図。 画像形成装置が動作中に実行する処理の一例を示すフローチャート。 特定処理テーブルの一例を示す図。 通信不良の原因の特定処理の一例を模式的に示す図。 制御盤が起動時に実行する処理の一例を示すフローチャート。 通信不良の原因の特定処理の一例を模式的に示す図。 通信不良の原因の特定処理の一例を模式的に示す図。 通信不良の原因の特定処理の一例を模式的に示す図。 通信不良の原因の特定処理の一例を模式的に示す図。
以下、本発明の各実施形態について、添付の図面を参照しながら説明する。なお、各実施形態に係る明細書及び図面の記載に関して、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重畳した説明を省略する。
<第1実施形態>
第1実施形態に係る情報処理装置100について、図1〜図4を参照して説明する。本実施形態に係る情報処理装置100は、情報を処理する装置であり、例えば、画像形成装置、PC(Personal Computer)、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末などである。画像形成装置には、複合機(MFP:Multi-Function Peripheral)、印刷装置、コピー装置、FAX装置などが含まれる。
情報処理装置100は、装置の少なくとも一部をリブートするリブートシステムを備える。リブートシステムは、操作部と、制御部と、を備える。操作部は、情報処理装置100のユーザインタフェース(入出力装置)であり、制御部は、情報処理装置100の全体を制御する制御装置である。以下では、情報処理装置100が画像形成装置である場合を例に説明する。情報処理装置100を、画像形成装置100と称する。
まず、画像形成装置100の構成について説明する。図1は、画像形成装置100の構成の一例を示す図である。図1の画像形成装置100は、操作パネル1と、制御盤2と、印刷機能を実現する印刷装置3と、読取機能を実現するスキャナ装置4と、を備えるMFPである。
操作パネル1は、操作部の一例であり、制御盤2と共にリブートシステムを構成する。図1の操作パネル1は、操作CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、タッチパネル14と、ディスプレイ15と、接続インタフェース16と、バス17と、を備える。
操作CPU11(第1CPU)は、プログラムを実行することにより、操作パネル1の各構成を制御し、操作パネル1の機能を実現するCPUである。ROM12は、操作CPU11が実行するプログラムを含む各種の情報を記憶する。RAM13は、操作CPU11に作業領域を提供する。タッチパネル14は、入力装置であり、ユーザからの操作を受け付け、受け付けた操作に応じた情報を入力する。画像形成装置100は、タッチパネル14の他に、ハードウェアキー、マウス、及びキーボードなどの入力装置を備えてもよい。ディスプレイ15は、表示装置であり、画像形成装置100を操作するための操作画面や、ユーザに通知するメッセージなどを表示する。接続インタフェース16は、制御盤2と接続するためのインタフェースである。バス17は、操作CPU11、ROM12、RAM13、タッチパネル14、ディスプレイ15及び接続インタフェース16を接続する。
なお、本実施形態における操作部は、操作パネル1に限られない。操作部は、操作CPUと、入力装置と、出力装置と、接続インタフェースと、を備える任意の装置で有り得る。
制御盤2は、制御部の一例であり、操作パネル1と共にリブートシステムを構成する。図1の制御盤2は、メインCPU21と、サブCPU22と、接続インタフェース23と、ROM24と、RAM25と、エンジン26と、電源部27と、バス28と、を備える。
メインCPU21(第2CPU)及びサブCPU22(第3CPU)は、プログラムを実行することにより、制御盤2の各構成を制御し、制御盤2の機能を実現するCPUである。メインCPU21は、画像形成装置100の全体を制御する。サブCPU22は、画像形成装置100に通信不良が発生した場合の制御を行う。接続インタフェース23は、操作パネル1と接続するためのインタフェースである。メインCPU21及びサブCPU22は、接続インタフェース16,23を介して、操作パネル1のCPU11と双方向に通信可能である。
ROM24は、メインCPU21及びサブCPU22が実行するプログラムを含む各種の情報を記憶する。RAM25は、メインCPU21及びサブCPU22に作業領域を提供する。エンジン26は、メインCPU21からの指示に従って、印刷装置3やスキャナ装置4を制御する。電源部27は、メインCPU21及びサブCPU22からの指示に従って、操作パネル1及び制御盤2の電源をそれぞれ制御する。バス28は、メインCPU21、サブCPU22、接続インタフェース23、ROM24、RAM25、エンジン26及び電源部27を接続する。
なお、本実施形態における制御部は、制御盤2に限られない。制御部は、メインCPU、サブCPU、接続インタフェース23及び電源部27を備える任意の装置で有り得る。また、電源部27は、制御部とは別に設けられてもよい。
次に、本実施形態に係る画像形成装置100が実行する処理について説明する。図2は、画像形成装置100が動作中(起動後)に実行する処理の一例を示すフローチャートである。
まず、操作CPU11が、所定のタイミングでメインCPU21に確認メッセージを送信する(ステップS101)。確認メッセージは、操作パネル1と制御盤2との間の通信が正常に行われているか確認するためのメッセージである。メインCPU21は、操作CPU11から確認メッセージを受信すると、受信した確認メッセージに応答し、応答メッセージを操作CPU11に返信する。
操作CPU11は、メインCPU21から応答メッセージを受信した場合(ステップS102のYES)、操作パネル1と制御盤2との間の通信が正常に行われていると判断し、所定時間待機する(ステップS103)。その後、処理はステップS101に戻り、操作CPU11は、再び確認メッセージをメインCPU21に送信する。
一方、操作CPU11は、メインCPU21から応答メッセージを受信できなかった場合(ステップS102のNO)、操作パネル1と制御盤2との間で通信不良が発生したと判断し、その旨をサブCPU22に通知する(ステップS104)。すなわち、操作CPU11は、操作パネル1と制御盤2との間で通信不良が発生したことをサブCPU22に通知する。
このように、本実施形態において、操作CPU11は、画像形成装置100の動作中、メインCPU21に定期的に確認メッセージを送信し、メインCPU21から定期的に応答メッセージを受信する。これにより、操作CPU11は、操作パネル1と制御盤2との間の通信が正常に行われているかを確認することができる。
サブCPU22は、操作CPU11から通信不良の発生を通知されると、通信不良の原因を特定するための特定処理を実行する(ステップS105)。通信不良の原因として、例えば、メインCPU21のハングアップや、操作CPU11とメインCPU21との間の信号線の故障(断線や接触不良)などが考えられる。メインCPU21がハングアップした場合、メインCPU21は、確認メッセージに対する応答メッセージを返信できなくなる。また、信号線の故障が発生すると、確認メッセージがメインCPU21に届かなくなり、応答メッセージが操作CPU11に届かなくなる。
サブCPU22は、上記のような通信不良の原因と、当該原因となる事象が発生しているかを判断するための処理と、を対応付けた特定処理テーブルをROM24から読み出し、又はRAM25に展開した特定処理テーブルを読み出し、各処理を実行することにより、通信不良の原因を特定する。
図3は、特定処理テーブルの一例を示す図である。図3の特定処理テーブルには、通信不良の原因として、メインCPU21のハングアップと、信号線の故障と、が保存されている。なお、通信不良の原因及び対応する処理は、図3の例に限られない。
図4は、通信不良の原因の特定処理の一例を模式的に示す図である。具体的には、図4は、メインCPU21のハングアップが発生しているかを判断するための処理を示している。上述の通り、操作CPU11は、メインCPU21から応答メッセージを受信できない場合、サブCPU22に通信不良の発生を通知する。サブCPU22は、操作CPU11から通信不良の発生を通知されると、メインCPU21に確認メッセージを送信し、当該確認メッセージに対する応答メッセージをメインCPU21から受信する。メインCPU21から応答メッセージを受信できた場合、サブCPU22は、メインCPU21はハングアップしていないと判断する。一方、メインCPU21から応答メッセージを受信できない場合、サブCPU22は、メインCPU21のハングアップを通信不良の原因として特定する。図4の処理は、図3の特定処理テーブルの1行目の処理に相当する。
サブCPU22は、特定処理により通信不良の原因を特定できなかった場合(ステップS106のNO)、操作パネル1及び制御盤2を含む画像形成装置100の全体をリブートする(ステップS107)。具体的には、サブCPU22は、電源部27に画像形成装置100の全体のリブートを要求する。この要求に応じて、電源部27が、画像形成装置100の全体のリブートを実行する。発生した通信不良がリブートにより解消可能なものである場合、その原因が画像形成装置100のどこに存在するとしても、当該リブートにより通信不良を解消することができる。画像形成装置100の全体のリブートにより通信不良が解消されると、操作パネル1と制御盤2との間の正常な通信が再開される。
一方、サブCPU22は、特定処理に通信不良の原因を特定できた場合(ステップS106のYES)、特定された原因を、内蔵している不揮発性メモリやROM24に履歴情報として記憶する。この履歴情報は、画像形成装置100の修繕や管理のために利用することができる。
次に、サブCPU22は、特定された原因が、リブートにより通信不良を解消可能な原因であるか確認する(ステップS109)。サブCPU22は、リブートにより通信不良を解消可能か否かを、上記のテーブルに、各原因と対応付けて記憶しておけばよい。
特定された原因が、リブートにより通信不良を解消不能な原因である場合(ステップS109のNO)、サブCPU22は、その旨を操作CPU11に通知する(ステップS110)。すなわち、サブCPU22は、発生した通信不良がリブートにより解消不能であることを、操作CPU11に通知する。この際、サブCPU22は、通信不良の原因を操作CPU11に通知してもよい。リブートにより解消可能な通信不良の原因として、操作CPU11とメインCPU21との間の信号線の故障などが考えられる。
発生した通信不良がリブートにより解消不能であることを通知された操作CPU11は、操作パネル1のディスプレイ15に、リブートにより解消不能な通信不良が発生したことや、通信不良の原因を、ユーザに知らせるメッセージを表示させる(ステップS111)。操作CPU11は、サービスマンコールエラーが発生したことをユーザに知らせるメッセージを表示してもよい。サービスマンコールエラーとは、ユーザによる復旧が困難であり、保守作業員(サービスマン)による修繕が必要なエラーのことである。ユーザは、当該メッセージを確認することにより、画像形成装置100の状態を把握し、サービスマンを呼ぶなどの、適切な対処をすることができる。
一方、特定された原因が、リブートにより通信不良を解消可能な原因である場合(ステップS109のYES)、サブCPU22は、原因に対応する部分(以下、「対応部分」という)をリブートする(ステップS112)。具体的には、サブCPU22は、電源部27に対応部分のリブートを要求する。この要求に応じて、電源部27が、対応部分のリブートを実行する。この際、サブCPU22は、対応部分以外の部分をリブートしない。リブートにより解消可能な通信可能の原因として、メインCPU21のハングアップなどが考えられる。
対応部分とは、独立してリブート可能な部分のうち、原因が発生している部分を含む部分のことである。例えば、操作パネル1及び制御盤2がそれぞれ独立してリブート可能な場合について考える。このとき、サブCPU22は、原因が操作パネル1の内部(操作CPU11など)で発生している場合、対応部分である操作パネル1をリブートし、制御盤2を含む他の部分をリブートしない。また、サブCPU22は、原因が制御盤2の内部(メインCPU21など)で発生している場合、対応部分である制御盤2をリブートし、操作パネル1を含む他の部分をリブートしない。対応部分のリブートにより通信不良が解消されると、操作パネル1と制御盤2との間の正常な通信が再開される。
なお、サブCPU22は、対応部分をリブートする際、対応部分をリブートすることや、通信不良の原因を、操作CPU11に通知してもよい。この通知を受けた操作CPU11は、ディスプレイ15に、対応部分をリブートすることや、通信不良の原因を、ユーザに知らせるメッセージを表示させてもよい。ユーザは、当該メッセージを確認することにより、画像形成装置100の状態を把握することができる。
以上説明した通り、本実施形態によれば、通信不良の発生が検出されると自動的にリブートが実行されるため、発生した通信不良を自動的に解消することができる。また、本実施形態によれば、通信不良の原因に応じた対応部分を選択的にリブートすることができるため、画像形成装置100の全体をリブートする場合に比べ、リブートによる消費電力を低減することができる。また、本実施形態によれば、通信不良が発生するたびに画像形成装置100の全体がリブートする場合に比べて、ユーザの不信感を低減することができる。
<第2実施形態>
第2実施形態に係る画像形成装置100について、図5〜図9を参照して説明する。本実施形態では、制御盤2の起動時の処理について説明する。本実施形態における画像形成装置100の構成は、第1実施形態と同様である。
図5は、制御盤2が起動時に実行する処理の一例を示すフローチャートである。図5のステップS204〜S209は、図2のステップS106〜S111と同様であるため、説明を省略する。
本実施形態では、制御盤2が起動すると、サブCPU22が、通信不良の原因を特定するための特定処理を開始する(ステップS201)。この時点では、通信不良が発生するか不明であり、通信不良が発生しなかった場合には、その原因は特定されない。
図6〜図9は、通信不良の原因の特定処理の一例を模式的に示す図である。具体的には、図6〜図8は、操作パネル1と制御盤2との間の信号線が故障しているかを判断するための処理を示している。また、図9は、BIOS(Basic Input/Output System)が故障しているかを判断するための処理を示している。
図6の例では、信号線は、操作パネル1内でプルアップ抵抗に接続され、制御盤2内でプルダウン抵抗に接続されている。図6の信号線が正常である場合、制御盤2の起動時に、サブCPU22にはHレベルの信号が入力される。このため、サブCPU22は、制御盤2の起動時に入力される信号のレベルを監視することにより、信号線の故障を検出することができる。図6の例では、サブCPU22は、制御盤2の起動時に、Hレベルの信号が入力された場合、信号線は正常と判断し、Lレベルの信号が入力された場合、信号線は故障していると判断すればよい。信号線が故障していると判断された場合、信号線の故障が通信不良の原因として特定される。なお、上記のHレベル及びLレベルは、逆であってもよい。
図7の例では、サブCPU22は、制御盤2の起動時に、操作CPU11とメインCPU21との間の信号線上で行われる通信を監視することにより、信号線の故障を検出する。図7の例では、サブCPU22は、制御盤2の起動時に、信号線上で通信が行われた場合、信号線は正常と判断し、信号線上で通信が行われなかった場合、信号線は故障していると判断すればよい。信号線が故障していると判断された場合、信号線の故障が通信不良の原因として特定される。
なお、サブCPU22が、通信の監視を開始してから信号線が故障していると判断するまでの期間は、任意に設定可能である。また、図7の方法は、操作CPU11とメインCPU21との間の通信が、シングルエンド方式で行われる場合に適している。これは、シングルエンド方式の場合、信号線上の信号を監視することにより、容易に通信の有無や内容を確認できるためである。
図8の例では、メインCPU21は、制御盤2の起動時に、操作CPU11との間の通信が確立すると、その旨をサブCPU22に通知する。サブCPU22は、この通知を確認することにより、信号線の故障を検出することができる。図8の例では、サブCPU22は、制御盤2の起動時に、メインCPU21から通信の確立を通知された場合、信号線は正常と判断し、メインCPU21から通信の確立を通知されない場合、信号線は故障していると判断すればよい。信号線が故障していると判断された場合、信号線の故障が通信不良の原因として特定される。図8の処理は、図3の特定処理テーブルの2行目の処理に相当する。
なお、サブCPU22が、メインCPU21からの通知の受け付けを開始してから信号線が故障していると判断するまでの期間は、任意に設定可能である。また、図8の方法は、操作CPU11とメインCPU21との間の通信が、シングルエンド方式の場合であっても差動方式の場合であっても利用可能である。
図9の例では、サブCPU22は、制御盤2の起動時に、メインCPU21によるBIOSの実行を監視することにより、BIOSの故障を検出する。図9の例では、サブCPU22は、制御盤2の起動時に、メインCPU21がBIOSを実行し、メインCPU21が正常に起動した場合、BIOSは正常と判断すればよい。一方、サブCPU22は、メインCPU21によるBIOSの実行中にエラーが発生し、メインCPU21が正常に起動しなかった場合、BIOSは故障していると判断すればよい。BIOSが故障していると判断された場合、BIOSの故障が通信不良の原因として特定される。
なお、サブCPU22が、メインCPU21によるBIOSの実行を監視する代わりに、メインCPU21がBIOSを実行し、正常に起動した後に、その旨をサブCPU22に通知してもよい。
本実施形態において、サブCPU22は、制御盤2の起動中に、上記のような特定処理を実行する。その後、制御盤2が正常に起動し、操作パネル1と制御盤2との間の通信が開始された場合(ステップS202のYES)、起動時の処理が終了する。その後、図2の処理が開始される。この場合、通信不良は発生しないため、通信不良の原因は特定されない。
一方、制御盤2が正常に起動されず、操作パネル1と制御盤2との間の通信が開始されない場合(ステップS202のNO)、操作CPU11は、操作パネル1と制御盤2との間で通信不良が発生したと判断し、その旨をサブCPU22に通知する(ステップS203)。すなわち、操作CPU11は、操作パネル1と制御盤2との間で通信不良が発生したことをサブCPU22に通知する。その後、ステップS204以降の処理が実行される。
このように、本実施形態において、操作CPU11は、制御盤2の起動時に、操作パネル1と制御盤2との間の通信が開始されるか否かを監視し、開始されない場合、操作パネル1と制御盤2との間で通信不良が発生したと判断する。操作CPU11が起動してから通信不良が発生したと判断するまでの期間は、任意に設定可能である。また、本実施形態では、通信不良の原因の特定処理は、操作CPU11により通信不良が検出されるより前に、サブCPU22により予め実行される。
以上説明した通り、本実施形態によれば、制御盤2の起動時に通信不良の原因の特定処理が予め実行されるため、通信不良の検出後に特定処理を実行する場合に比べて、通信不良の検出後の処理に要する時間を短縮することができる。また、本実施形態によれば、BIOSの故障のような、制御盤2の起動時にしか特定できない通信不良の原因を特定することができる。
なお、上記実施形態に挙げた構成等に、その他の要素との組み合わせなど、ここで示した構成に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更することが可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
1:操作パネル
2:制御盤
11:操作CPU
21:メインCPU
22:サブCPU
100:画像形成装置
特開2015−049731号公報

Claims (9)

  1. 定期的に確認メッセージを送信する第1CPU(Central Processing Unit)を備える操作部と、
    前記確認メッセージを受信すると前記第1CPUに応答メッセージを返信する第2CPUと、第3CPUと、を備える制御部と、
    を備え、
    前記第1CPUは、前記第2CPUから前記応答メッセージを受信できない場合、前記操作部と前記制御部との間に通信不良が発生したことを前記第3CPUに通知し、
    前記第3CPUは、前記通信不良の発生を通知されると、前記通信不良の原因を特定するための特定処理を実行し、特定した前記原因に対応する部分をリブートする
    リブートシステム。
  2. 前記第3CPUは、前記原因が前記操作部で発生している場合、前記操作部をリブートする
    請求項1に記載のリブートシステム。
  3. 前記第3CPUは、前記原因が前記制御部で発生している場合、前記制御部をリブートする
    請求項1又は請求項2に記載のリブートシステム。
  4. 前記第3CPUは、前記原因に対応する部分をリブートすることを、前記第1CPUに通知する
    請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のリブートシステム。
  5. 前記第3CPUは、前記原因が特定できない場合、前記操作部及び前記制御部をリブートする
    請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のリブートシステム。
  6. 前記第3CPUは、リブートにより前記通信不良を解消できない場合、その旨を前記第1CPUに通知する
    請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のリブートシステム。
  7. 前記第3CPUは、特定した前記原因の履歴情報を記憶する
    請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のリブートシステム。
  8. 前記第2CPUは、前記制御部の起動時に前記特定処理を実行する
    請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載のリブートシステム。
  9. 請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載のリブートシステムを備える情報処理装置。
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