JP7263841B2 - 情報処理装置、制御方法、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置、制御方法、及びプログラムに関する。
画像形成エンジンを有した本体部(情報処理装置の一例)と、ユーザ操作に応じた入力を受け付けて本体部を操作する操作部(情報処理装置の一例)とを備え、本体部と操作部とが通信路を介して通信可能に接続されると共に、本体部と操作部とが別個のOS(Operating System)下で夫々独立して動作する画像形成装置が知られている。このような画像形成装置の中には、本体と操作部の通信異常が発生した場合に、本体部と操作部とをリブートすることによって正常な状態に復旧させるものがある。
特許文献1には、本体部と操作部との間に、ソフトウェア信号用の通信路とは別にハードウェア信号用の通信路を備えた画像形成装置が記載されている。この画像形成装置においては、本体部と操作部との通信異常が発生した場合に、画像形成装置をリブートして正常な状態に復旧させるために、本体部から操作部に対してハードウェア信号用の通信路を介してリブート命令を送信する。
しかし、画像形成装置のリブートが実行されている間、ユーザは画像形成装置を使用できないため、ユーザビリティを損ねてしまうという問題があった。
本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、情報処理装置同士の間で通信異常が発生した場合であっても、両装置間の通信を維持しつつ、通信異常を解消することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明は、他の情報処理装置との間で情報を送受信する情報処理装置であって、該情報処理装置は画像形成エンジンを有した本体部であり、前記他の情報処理装置はユーザ操作に応じた入力を受け付けて前記本体部を操作する操作部であり、前記本体部である前記情報処理装置は、有線による情報の送受信を行う第一通信路を介して前記他の情報処理装置との間で情報を送受信する第一通信部と、無線による情報の送受信を行う第二通信路を介して前記他の情報処理装置との間で情報を送受信する第二通信部と、前記第一通信路における通信異常が発生した場合に前記第二通信路を介した通信を維持した状態で前記第一通信部をリセットするリセット部と、を備えることを特徴とする。

本発明によれば、両情報処理装置間の通信を維持しつつ、通信異常を解消することができる。
本発明の第一の実施形態に係る画像形成装置のシステム構成を示す図である。 本発明の第一の実施形態にかかる画像形成装置のハードウェア構成を示す図である。 本発明の第一の実施形態に係る画像形成装置の本体部及び操作部の機能ブロック図である。 有線通信に異常が発生した場合に、有線通信を復旧させる動作例を示したフローチャートである。 起動時の動作例を示したフローチャートである。 定期的に通信異常の有無を確認する動作例を示したフローチャートである。 通信部のリセット処理に係る動作例を示したフローチャートである。
以下、本発明を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対配置などは特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する主旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
〔第一の実施形態〕
本発明の一実施形態に係る画像形成装置は、本体部と操作部との間で有線通信が不能となった場合に、両装置間で通信する手段を無線通信に切り替えて両者間の通信を維持した状態で、有線通信に関わる各部をリセットして有線通信に関わる各部を復旧させる点に特徴がある。本体部と操作部との間で無線通信を実行している間に有線通信に関わる各部をリセットすることで、ユーザの操作性・利便性を損なわずに有線通信に関わる各部を復旧させることができ、画像形成装置としても不具合耐性を向上させることが可能となる。
<システム構成>
図1は、本発明の第一の実施形態に係る画像形成装置のシステム構成を示す図である。
画像形成装置1は、画像形成を行う本体部100A(情報処理装置の一例)と、本体部100Aを操作する操作部100B(情報処理装置の一例)とを備える。本体部100Aと操作部100Bは、夫々の装置にインストールされた個別のOS(Operating System)の下で互いに独立して動作する。本体部100Aと操作部100Bとの間は、有線による情報の送受信が可能な有線通信路10(第一通信路の一例)と、無線による情報の送受信が可能な無線通信路20(第二通信路の一例)とによって通信可能に接続されている。本体部100Aと操作部100Bは、有線通信路10と無線通信路20を介して互いに他の装置との間で情報を送受信する。
また、本体部100Aと操作部100Bは夫々ネットワーク通信路30A,30Bを介して通信ネットワークNに接続されており、本体部100Aと操作部100Bとは互いに通信ネットワークNを介した情報の送受信が可能である。また、本体部100Aと操作部100Bは、通信ネットワークNを介して接続された他の情報処理装置との間で情報を送受信することが可能である。他の情報処理装置には、PC(Personal Computer)、通信サーバ、携帯情報端末等、各種の情報処理装置を含む。なお、ネットワーク通信路30A、30Bは有線による通信路でも無線による通信路でもよい。
画像形成装置1としては、例えば、コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、プリンタ機能等のうち、少なくとも二つ以上の機能を実現可能なMFP(Multi‐Function Peripheral)、複写機、プリンタ装置、スキャナ装置などを例示できる。
ここで、有線通信路10は、シリアル通信用の信号線、USB(Universal Serial Bus)、等を含むが、これらに制限されるものではない。有線通信路10には、有線LAN(Local Area Network)による通信路を含んでもよい。
無線通信路20は、Bluetooth(登録商標)、IrDA(Infrared Data Association)、WiFi(登録商標:Wireless Fidelity)、NFC(Near Field Communication)等を含むが、これらに制限されるものではない。無線通信路20には、無線LANによる通信路を含んでもよい。
ネットワーク通信路30A,30Bは、有線LAN(Local Area Network)、無線LAN、移動体通信網等を含むが、これらに制限されるものではない。
上記各通信路においてはどのような通信方式を用いてもよい。
<ハードウェア構成>
<<本体部>>
図2は、本発明の第一の実施形態にかかる画像形成装置のハードウェア構成を示す図である。
本体部100Aは、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)103、RAM(Random Access Memory)104、HDD(Hard Disk Drive)105、有線I/F(Interface)回路107(第一通信回路の一例)、無線I/F回路108(第二通信回路の一例)、機能部109、音出力I/F111、センサ113、及びネットワークI/F回路114を備えている。上記各部は、内部に設けたバス115を介して相互に接続されている。本体部100Aは、コンピュータの一種である。
CPU101は、本体部100Aの全体的な制御を行う。ROM103は、本体部100Aの制御に必要なプログラムやデータ等を記憶する不揮発性の記憶手段である。RAM104は、CPU101が制御プログラムを実行する際にワークメモリとして使用される揮発性の記憶手段である。HDD105は、各種の制御プログラムやアプリケーションプログラムを記憶する不揮発性の記憶手段である。CPU101がROM103又はHDD105から所定のプログラムを読み出してRAM104に展開して実行することにより、各種の機能が実現される。
有線I/F回路107と有線I/F107aは、操作部100Bと有線により通信可能に接続するためのインターフェースであり、操作部100Bとの間で有線通信路10により直接に(1対1で)通信を行う。有線I/F回路107は有線I/F107aを駆動するための集積回路(IC: Integrated Circuit)であり、有線I/F107aは有線通信路10を形成する有線ケーブルを接続する接続口である。有線I/F回路107は操作部100Bとの間で有線通信路10を介して送受信する情報に係る信号を生成する。
無線I/F回路108は、操作部100Bと無線により通信可能に接続するためのインターフェースであり、操作部100Bとの間でアンテナ108aを介して無線通信路20により直接に(1対1で)通信を行う回路モジュールである。無線I/F回路108は、操作部100Bとの間で無線通信20を介して送受信する情報に係る信号を生成する。
機能部109は、機能部109が属する装置の種類に応じて各種機能を実現する手段である。機能部109が属する装置が画像形成装置1である本例の場合、機能部109は、画像形成エンジン等であり、例えば、白黒プロッタ、ドラムカラープロッタ、スキャナ又はファクスユニット等の機能を実現する。
音出力I/F111は、CPU101の制御に従ってスピーカ112(通知手段の一例)との間で音信号の出力を処理する回路である。スピーカ112は、電気信号を物理振動に変えて音楽や音声などの音を生み出す内蔵型の回路である。
センサ113(使用状況検知手段)は、画像形成装置1が使用されているか否かを検知する手段であり、例えば本体部100Aの周囲の明るさを検知する照度センサ、本体部100Aの周囲に存在する赤外線を検知することにより人体を検知する人感センサ等の各種センサにより構成される。
ネットワークI/F回路114は、インターネット等の通信ネットワークNを利用してデータ通信をするためのインターフェースである。
<<操作部>>
操作部100Bは、ユーザ操作に応じた入力を受け付けて本体部100Aを操作する装置であり、本体部100Aを操作する専用デバイスでもよいし、ユーザが所持するスマートフォンやタブレット端末等の汎用のデバイスであってもよい。操作部100Bは、コンピュータの一種である。
以下、操作部100Bについて、主として本体部100Aとの相違点について述べ、本体部100Aとの共通点についての説明は適宜省略する。
操作部100Bは、機能部109とHDD105を備えていない点で本体部100Aと相違する。また、操作部100Bは、フラッシュメモリ106と操作パネル110を備えている点で本体部100Aと相違する。
フラッシュメモリ106は、各種の制御プログラムやアプリケーションプログラムを記憶する不揮発性の記憶手段である。CPU101がROM103又はフラッシュメモリ106から所定のプログラムを読み出してRAM104に展開して実行することにより、各種の機能が実現される。
操作パネル110(表示手段、通知手段の一例)は、本体部100Aの機能部109が実現する各種機能に応じた設定値等を表示し、又は設定値等の入力を受け付ける手段である。機能部109が属する装置が画像形成装置1である本例の場合、操作パネル110は、現在の設定値や選択画面等を表示させ、濃度の設定条件などの画像形成に関する条件の設定値や、その他の操作者からの入力を受け付けるタッチパネル等のパネル表示部を備える。なお、濃度の設定条件などの画像形成に関する条件の設定値を受け付けるテンキー及びコピー開始指示を受け付けるスタートキー等からなるハードウェアキー等を備えてもよい。また、操作パネル110は、操作部100Bとの間で実行される有線通信又は無線通信に通信異常が発生した場合に、その旨を表示して外部に通知する。
なお、操作部100Bは、操作者からの入力を受け付ける手段として、キーボード、マウス、音声入力に対応したマイク、ジェスチャー入力に対応したカメラ等を備えてもよい。
センサ113は、画像形成装置1が使用されているか否かを検知する手段であり、例えば操作部100Bの周囲の明るさを検知する照度センサ、操作部100Bの周囲の赤外線を検知することにより人体を検知する人感センサ等の各種センサにより構成される。
なお、操作部100Bが有する操作パネル110とは別に、操作部100Bの操作対象である本体部100Aも操作パネルを有していても良い。この場合、本体部100Aが有する操作パネルは、機能部109が実現する各種機能に応じた設定値等を表示し、又は設定値等の入力を受け付けることができる。
<機能ブロック>
図3は、本発明の第一の実施形態に係る画像形成装置の本体部及び操作部の機能ブロック図である。
本体部100A及び操作部100Bは、主制御部320として、接続管理部321と、有線I/F制御部322(第一通信制御部の一例)と、無線I/F制御部324(第二通信制御部の一例)と、リセット部326と、通信異常検知部327と、異常計数部328と、異常記憶部329と、使用状況判定部330と、表示制御部331と、音声処理部332と、ネットワークI/F制御部333と、を備える。
本体部100Aにおける主制御部320は、本体部100AのCPU101がROM103又はHDD105に格納されていたプログラムをRAM104に展開して実行することにより実現される。
操作部100Bにおける主制御部320は、操作部100BのCPU101がROM103又はフラッシュメモリ106に格納されていたプログラムをRAM104に展開して実行することにより実現される。
接続管理部321は、通信相手先の装置である操作部100B又は本体部100Aとの間で有線通信路10を介した通信をするか、無線通信路20を介した通信をするかを管理する手段である。必要に応じて接続管理部321は、通信相手先の装置との間で情報を送受信する通信部を有線通信部323又は無線通信部325に切り替える。接続管理部321は、有線通信を利用した通信と無線通信を利用した通信を同時に実行してもよい。
有線I/F制御部322は有線I/F回路107の動作を制御する手段であり、CPU101により実行されるソフトウェアモジュールである。有線I/F制御部322は、有線I/F回路107及び有線I/F107aと共に、有線通信路10を介して情報を送受信する有線通信手段である有線通信部323(第一通信部の一例)を構成する。
無線I/F制御部324は無線I/F回路108の動作を制御する手段であり、CPU101により実行されるソフトウェアモジュールである。無線I/F制御部324は、無線I/F回路108及びアンテナ108aと共に、無線通信路20を介して情報を送受信する無線通信手段である無線通信部325(第二通信部の一例)を構成する。
リセット部326は、有線通信部323と無線通信部325をリセットするリセット処理を実行する。リセット部326は、有線通信部323をリセットする場合に有線I/F制御部322と有線I/F回路107の双方をリセットし、無線通信部325をリセットする場合に無線I/F制御部324と無線I/F回路108の双方をリセットする。
ここで、有線I/F制御部322のリセットとは、ソフトウェアモジュールである有線I/F制御部322を一旦終了させて再起動することであり、RAM104内に保持されていた有線I/F制御部322の管理下にある各種の変数が初期値に戻される。有線I/F回路107のリセットとは、有線I/F回路107内部の電気的状態を初期化することである。なお、無線I/F制御部324のリセットと無線I/F回路108のリセットも上記と同様である。
リセット部326は、有線通信部323と無線通信部325のリセット処理を夫々独立して実行することができる。従って、リセット部326は、本体部100Aと操作部100Bとの間で無線通信路20を介した無線通信を維持した状態で、有線通信部323のリセット処理を実行することが可能である。同様に、リセット部326は、本体部100Aと操作部100Bとの間で有線通信路10を介した有線通信を維持した状態で、無線通信部325のリセット処理を実行することが可能である。
なお、リセット部326は、本体部100Aのみに備えることができるが、操作部100Bのみに備えてもよいし、双方に備えてもよい。また、リセット部326は、有線通信部323をリセットする手段と、無線通信部325をリセットする手段とが、別個独立した制御プログラムにより実現されてもよい。
通信異常検知部327は、有線通信路10を介した有線通信又は無線通信路20を介した無線通信において発生した通信異常を検知する。
具体的には、有線通信部323の有線I/F制御部322は通信異常検知部327に対して正常に動作していることを示す信号を定期的に出力しており、通信異常検知部327は有線I/F制御部322から前回の信号を受信してから所定の時間以上、上記信号を受信しない場合に、有線I/F制御部322の異常に起因して発生した有線通信路10に係る通信異常を検知する。無線通信部325の無線I/F制御部324の異常に起因して発生した無線通信路20に係る通信異常の検知も同様である。
また、通信異常検知部327は、有線通信部323が通信相手となる装置に対して予め定めた信号を送信してから所定の時間以上、送信した信号に対する応答信号(例えばTCPIP通信におけるACK応答)を受信しなかった場合に、何らかの異常に起因する有線通信路10に係る通信異常を検知する。何らかの異常に起因する無線通信路20に係る通信異常の検知も同様である。
なお、通信異常の検知方法は、上記の方法に限定されない。また、通信異常検知部327は、本体部100Aのみに備えることができるが、操作部100Bのみに備えてもよいし、双方に備えてもよい。なお、通信異常検知部327は、有線通信路10に係る通信異常を検知する手段と、無線通信路20に係る通信異常を検知する手段とが、別個独立した制御プログラムにより実現されてもよい。なお、通信異常検知部327が検知する通信異常には、ハードウェア故障に起因する異常とソフトウェア故障に起因する異常が含まれる。
異常計数部328は、通信異常検知部327により検知された有線通信路10に係る通信異常の発生回数と、無線通信路20に係る通信異常の発生回数とを夫々計数する手段である。
異常記憶部329は、異常計数部328が計数した有線通信路10に係る通信異常の発生回数と、無線通信路20に係る通信異常の発生回数とを夫々記憶する手段であり、不揮発性の記憶手段により構成される。また、異常記憶部329は、有線通信路10又は無線通信路20に係る通信異常が発生した日時を記憶してもよい。
なお、異常計数部328と異常記憶部329は本体部100Aのみに備えることができるが、操作部100Bのみに備えてもよいし、双方に備えてもよい。
使用状況判定部330は、センサ113からの検知情報等に基づいて装置(本体部100A、操作部100B、又は画像形成装置1)が現在、使用に供されているか否かを判定する手段である。例えば、センサ113が本体部100A(又は操作部100B)の周囲の明るさを検知する照度センサである場合、使用状況判定部330は、照度センサが所定値以上の明るさを検知している場合に、装置が現在使用されていると判定する。また、センサ113が赤外線等によって本体部100A(又は操作部100B)の近傍に存在する人体を検知する人感センサである場合、使用状況判定部330は、人感センサが人体を検知している場合に、装置が現在使用されていると判定する。また、使用状況判定部330は、操作パネル110がユーザによって操作されていない場合に、ユーザが装置を使用していないと判断してもよい。
使用状況判定部330とセンサ113は、本体部100Aのみに備えてもよいし、操作部100Bのみに備えてもよい。また、使用状況判定部330とセンサ113は、本体部100Aと操作部100Bの双方に備えてもよい。更に、センサ113を本体部100Aと操作部100Bの双方に備える場合、本体部100Aと操作部100Bには互いに異なるセンサを搭載してもよい。例えば、本体部100Aにはセンサ113として人感センサを搭載し、操作部100Bにはセンサ113として照度センサを搭載し、夫々の装置が異なる方式にて装置の使用状況を検知するようにしてもよい。
表示制御部331は、操作パネル110の表示状態を制御する手段である。
音声処理部332は、音出力I/F111を介してスピーカ112から出力させる音声を処理する手段である。
ネットワークI/F制御部333はネットワークI/F回路114の動作を制御する手段であり、CPU101により実行されるソフトウェアモジュールである。ネットワークI/F制御部333は、ネットワークI/F回路114と共にネットワーク通信部334を構成する。
表示制御部331、音声処理部332、及びネットワーク通信部334は、有線通信部323又は無線通信部325に、リセットによっては復旧しない故障が発生した場合に、その旨を外部に通知する異常通知手段として機能する。
アプリケーション335は、ユーザインターフェースを有し、操作パネル110に対して画面を表示したり、ユーザから操作パネル110を介して操作設定などを受け付ける。
本体部100Aのアプリケーション335は、本体部100Aが有するコピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、プリンタ機能等の各種機能を用いたサービスを提供してもよい。
〔フローチャート〕
画像形成装置1の各種の動作についてフローチャートに基づいて説明する。以下、本体部100Aの動作例により説明するが、操作部100Bの動作についても同様である。また、本体部100Aと操作部100Bとの間は、通常は有線通信路10を介して通信されることを前提として、有線通信路10において通信異常が発生した場合の動作例により説明するが、有線通信と無線通信とを入れ替えて実施してもよい。
<有線通信の復旧動作>
図4は、有線通信に異常が発生した場合に、有線通信を復旧させる動作を示したフローチャートである。本例は、有線通信に異常が発生した場合に、有線通信部のみをリセットする点に特徴がある。
ステップS1において、本体部100Aは操作部100Bとの間で有線通信を開始する。即ち、接続管理部321は、有線I/F制御部322に対して、操作部100Bとの間で有線通信路10を介した有線通信を確立させるように命令する。この命令に基づいて、有線I/F制御部322は、操作部100Bとの間で有線通信路10を介した有線通信を確立させるように、有線I/F回路107を制御する。操作部100Bとの間で有線通信路10を介した通信が開始されると、ステップS3が実行される。
ステップS3において、通信異常検知部327は通信異常の有無を常時検知しており、通信異常検知部327が通信に使用されている有線通信路10に係る通信異常を検知した場合(ステップS3にてYES)には、ステップS5の処理が実行される。
ステップS5において、通信異常検知部327から通信異常を検知した旨の信号を取得した異常計数部328は、異常記憶部329に記憶されている有線通信路10に係る通信異常の発生回数を読み出して、通信異常の発生回数を1だけカウントアップして異常記憶部329に記憶させる。
ステップS7において、通信異常検知部327から通信異常を検知した旨の信号を取得した接続管理部321は、操作部100Bとの間で情報を送受信する通信部を有線通信部323から無線通信部325に切り替える。即ち、接続管理部321は、有線I/F制御部322に対して、操作部100Bとの間で有線通信路10を介した有線通信を終了させるように命令し、無線I/F制御部324に対して、操作部100Bとの間で無線通信路20を介した無線通信を確立させるように命令する。操作部100Bとの間で無線通信が開始されると、ステップS9の処理が実行される。
ステップS9において、通信異常検知部327から通信異常を検知した旨の信号を取得したリセット部326は、無線通信の確立後に、言い換えれば、接続管理部321から無線通信が確立した旨の信号を取得した後に有線通信部323をリセットする。即ち、リセット部326は、有線I/F制御部322と有線I/F回路107とをリセットする。
ステップS11において、リセット部326から有線通信部323のリセット処理が完了した旨の信号を取得した接続管理部321は、本体部100Aと操作部100Bとの間で通信する通信部を無線通信部325から有線通信部323に切り替える。即ち、接続管理部321は、無線I/F制御部324に対して、操作部100Bとの間で無線通信路20を介した無線通信を終了させるように命令し、有線I/F制御部322に対して、操作部100Bとの間で有線通信路10を介した有線通信を確立させるように命令する。操作部100Bとの間で有線通信が開始されると、ステップS13の処理が実行される。
ステップS13において、通信異常検知部327は、有線通信路10に係る通信異常の有無を検知する。通信が正常に実行されている場合(ステップS13にてYES)、即ち、通信異常が検知されない場合には、処理を終了する。通信が正常に実行されていない場合(ステップS13にてNO)、即ち、通信異常が検知された場合には、ステップS15以下の処理が実行される。
ステップS15において、通信異常検知部327からの検知結果に基づいて本体部100Aは、有線通信部323のリセットでは復旧しない故障が有線通信部323に発生した旨を外部に通知する。ここで、外部への通知方法には、故障した旨を本体部100Aの操作パネル110に表示する、本体部100Aのスピーカ112から音声出力することの他に、無線通信路20を介して操作部100Bに通知し、操作部100Bの操作パネル110に故障した旨を表示させる、スピーカ112から音声出力させるという方法がある。或いは、ネットワークNを介して通信可能に接続されるユーザのPC(Personal Computer)、サービスマンのPC、又はサーバにその旨を通知する、という方法を採ってもよい。或いは、本体部100Aが無線通信路20を介してサービスマンのPCと接続されたときに、本体部100Aが無線通信路20を介してサービスマンのPCに対してその旨を通知してもよい。
ステップS17において、接続管理部321は、通信異常検知部327による通信異常が検知された旨の検知結果に基づいて、本体部100Aと操作部100Bとの間で通信する通信部を有線通信部323から無線通信部325に切り替える。この動作は、ステップS7と同様である。接続管理部321は、操作部100Bとの間で通信する通信部を無線通信部325に切り替えた後、ユーザ又はサービスマンから、通信を無線通信に切り替える旨の指示を操作パネル110や、各通信路を介して取得するまで、無線通信を維持することができる。
<<効果>>
本実施形態においては、操作部100Bと間の有線通信に異常が発生した場合に、本体部100Aと操作部100Bの全体をリブートするのではなく、有線通信部323のみをリセットする。本例のように、有線通信に異常が発生した場合に、操作部100Bと間の通信を、無線通信路20を介した無線通信に切り替えて両者間の通信を維持するので、ユーザは本体部100Aと操作部100B間に通信異常が発生した場合であっても、操作性及び利便性を損なわずに作業を継続できる。また、有線通信部323と無線通信部325とを独立してリセットできるようにしたので、無線通信を維持したまま有線通信部323のみをリセットすることができる。
例えば、意図しないノイズ等により有線通信部323に不具合が発生したことで、本体部100Aと操作部100Bとの間の有線通信に異常が発生した場合には、上述のように有線通信部323のみに対してリセット処理を実行することによって、有線通信を復旧させることが可能である。
一方で、本体部100A又は操作部100Bに搭載されるCPU101自体が何らかの影響で故障して有線通信が不能となった場合には、リセット部326が有線通信部323のリセット処理を実行しても有線通信を復旧できない場合がある。このような場合には、ステップS15に示したように、有線通信部323のリセットでは復旧しない故障が発生した旨を何らかの方法にて外部に通知する必要がある。
例えば、本体部100Aに発生したCPU101の故障が軽度であり、本体部100AのCPU101による外部への通知が可能な場合は、表示制御部331が操作パネル110に故障が発生した旨を表示させるように操作パネル110を制御し、音声処理部332がスピーカ112から故障が発生した旨の音声を出力するように音声を処理することができる。また、本体部100Aの無線I/F制御部324が無線通信路20を介して通信相手先の装置である操作部100Bに対して、操作部100Bの操作パネル110に故障が発生した旨を表示し、又はスピーカ112から故障が発生した旨の音声を出力するようにリクエストを送信することができる。更に、本体部100AのネットワークI/F制御部333がネットワークNを介して接続されたユーザのPC、サービスマンのPC、又はサーバに対して、故障が発生した旨の通知を送信することができる。
例えば、本体部100AのCPU101に発生した故障が重大であり、本体部100AのCPU101による外部への通知が不能な場合は、通信異常を検知した通信相手先の装置である操作部100Bが、操作部100Bの有線通信部323のリセットでは復旧しない故障が画像形成装置1に発生した旨を上述の各方法に準じて自発的に外部へ通知することができる。
なお、本体部100Aには、CPU101が故障したときに本体部100Aの補助的な制御を実行するサブCPUを搭載してもよい。この場合、本体部100Aに発生したCPU101の故障が重大であり、本体部100AのCPU101による外部への通知が不能な場合は、サブCPUが有線通信部323のリセットでは復旧しない故障が発生した旨を上述の各方法に準じて外部へ通知することができる。
<起動時の動作>
図5は、起動時の動作例を示したフローチャートである。本例は、有線通信を介した通信を実行することを基本とするが、過去に発生した有線通信路10に係る通信異常の発生回数に応じて、装置起動時の通信を有線通信とするか無線通信とするか切り替える点に特徴がある。具体的には、有線通信路10における通信異常の発生回数が予め定められた所定の回数以上となった後における本体部100Aの起動時に、操作部100Bとの間で情報を送受信する通信部を無線通信部に設定する点に特徴がある。
ステップS21において、接続管理部321は、異常記憶部329から異常情報を、即ち、有線通信路10において過去に発生した通信異常の発生回数を読み出す。
ステップS23において、接続管理部321は、有線通信の異常発生回数が基準値以上か否かを判定する。基準値未満である場合(ステップS23にてNO)はステップS25の処理が実行され、基準値以上である場合(ステップS23にてYES)はステップS27の処理が実行される。
ステップS25において、接続管理部321は、有線I/F制御部322に有線通信を開始するように命令する。
ステップS27において、接続管理部321は、無線I/F制御部324に無線通信を開始するように命令する。
<<効果>>
本例において、本体部100Aの接続管理部321は、有線通信の異常発生回数が所定値以上である場合に、本体部100Aの起動時に操作部100Bとの間で通信する通信部を無線通信部325とするように制御する。
仮に、有線通信に係る何れかの部位に何らかの異常が発生して通信不能となっている場合は、本体部100Aの起動時に有線通信部323による通信を試行しても有線通信を開始できない虞がある。このような場合にも優先的に有線通信を開始するように設定されているとすれば、有線通信の試行後に改めて無線通信に切り替える動作が必要となる。その結果、画像形成装置1を正常に使用可能となるまでのタイムロスが発生する。本例のように、有線通信に異常が多発している場合は、起動時に無線接続により通信を開始することによって上記タイムロスの発生を防止し、ユーザの利便性を向上させることができる。
なお、異常記憶部329には、通信異常が発生した日時を記憶してもよい。この場合、所定の期間内に所定回数以上の通信異常が有線通信に発生している場合に、接続管理部321は本体部100Aの起動時に操作部100Bとの間で通信する通信部を無線通信部325とするように制御することができる。
以上のように、本実施形態によれば、有線通信の通信異常の発生回数をカウントし、所定の回数以上、通信異常が発生した場合に、次回以降の起動時の通信を無線通信とすることによって、有線通信における通信異常の発生による通信の中断等の不具合を防止できる。
<定期的な監視動作>
図6は、定期的に通信異常の有無を確認する動作例を示したフローチャートである。
本例は、常時は有線通信を実行するが、接続管理部321が操作部100Bとの間で情報を送受信する通信部を所定のタイミングで、且つ一時的に有線通信部から無線通信部に切り替える点に特徴がある。所定のタイミングで有線通信から無線通信に切り替えて無線通信に係る各部が正常に動作するか否かを確認することにより、有線通信に異常が発生した場合に確実に無線通信を実行できるように担保するものである。
ステップS31において、本体部100Aは操作部100Bとの間で有線通信を開始する。
ステップS33において、接続管理部321は、有線通信を開始してから所定時間が経過したか否かを確認する。経過した場合はステップS35の処理が実行される。
ステップS35において、接続管理部321は、操作部100Bとの間で通信する通信部を有線通信部323から無線通信部325に切り替える。操作部100Bとの間で無線通信が開始される。
ステップ37において、接続管理部321は、無線通信を開始してから所定時間が経過したか否かを確認する。経過した場合はステップ39の処理が実行される。
ステップ39において、通信異常検知部327は、無線通信路20にかかる通信異常の有無を検知する通信異常検知動作を実行する。なお、有線通信部323から無線通信部325に切り替えた直後に通信異常検知動作を実行すると、誤検知する可能性があるため、ステップ37において所定時間が経過した後に通信異常の有無を検知する。
ステップ41において、接続管理部321は、本体部100Aと操作部100Bとの間で通信する通信部を無線通信部325から有線通信323に切り替える。
ステップ43において、通信異常検知部327がステップ39において通信異常検知動作を実行した結果、通信が正常に実行されていた場合(ステップS43にてYES)には、ステップS33の処理が実行され、通信が正常に実行されていなかった場合(ステップS43にてNO)には、ステップS45以下の処理が実行される。
ステップS45において、通信異常検知部327から通信異常を検知した旨の信号を取得したリセット部326は、有線通信の確立後に、言い換えれば、接続管理部321から有線通信が確立した旨の信号を取得した後に無線通信部325をリセットする。即ち、リセット部326は、無線I/F制御部324と無線I/F回路108とをリセットする。有線通信の確立後に無線通信部325をリセットすることで、リセット処理中であっても有線通信によって本体部100Aと操作部100Bとの間で通信を行えるため、画像形成装置1が使用できなくなることを防ぐことができる。
ステップS47において、リセット部326から無線通信部325のリセット処理が完了した旨の信号を取得した接続管理部321は、本体部100Aと操作部100Bとの間で通信する通信部を有線通信部323から無線通信部325に切り替える。
ステップS49において、通信異常検知部327は、無線通信路20に係る通信異常の有無を検知する。通信が正常に実行されている場合(ステップS49にてYES)には、ステップS51の処理が実行され、通信が正常に実行されていない場合(ステップS49にてNO)には、ステップS53以下の処理が実行される。
ステップ51において、接続管理部321は、本体部100Aと操作部100Bとの間で通信する通信部を無線通信部325から有線通信323に切り替える。
ステップS53において、通信異常検知部327から通信異常を検知した旨の信号を取得した異常計数部328は、異常記憶部329に記憶されている有線通信路10に係る通信異常の発生回数を読み出して、通信異常の発生回数を1だけカウントアップして異常記憶部329に記憶させる。
ステップS55において、通信異常検知部327からの検知結果に基づいて本体部100Aは、無線通信部325のリセットでは復旧しない故障が無線通信部325に発生した旨を外部に通知する。
ステップS57において、通信異常検知部327からの検知結果に基づいて接続管理部321は、本体部100Aと操作部100Bとの間で通信する通信部を無線通信部325から有線通信部323に切り替える。
<<効果>>
図4のフローチャートに示したように、有線通信に通信異常が発生した場合に、無線通信に切り替えて操作部100Bとの間の通信を維持するためには、無線通信が正常に実行される必要がある。
本例においては、有線通信が開始されてから所定の時間が経過したときに、通信異常の有無には関係なく、操作部100Bと通信する通信部を有線通信部323から無線通信部325に一時的に切り替えて、無線通信に通信異常が発生するか否かを確認し、通信異常が発生する場合に無線通信部325のリセット処理を実行する。このように、所定のタイミングで無線通信に関わる各部の正常動作を確認することによって、有線通信に異常が発生した場合に確実に無線通信を実行できるようにする。これにより、画像形成装置1が利用不能となる事態を防止することができ、利便性が向上する。
なお、無線通信に関わる各部の正常動作を確認するタイミングは上記に限られない。例えば、予め設定した時間が経過したときに、予め設定した時刻となったときに、定期的に、外部から正常動作を確認する旨の命令が入力されたときに、或いはその他の所定のタイミングにおいて、無線通信に関わる各部の正常動作が確認されてもよい。
<リセット処理のタイミング>
図7は、通信部のリセット処理に係る動作例を示したフローチャートである。
本例は、リセット部326が、本体部100Aが使用されていないときに、リセット処理が必要な通信部をリセットする点に特徴がある。
ステップS61~ステップS67は、図4のステップS1~ステップS7と同様であるため説明を省略する。
ステップS69において、使用状況判定部330は、センサ113からの検知情報等に基づいて、ユーザが装置を使用中であるか否かを判定する。
ここで、センサ113が本体部100Aの周囲の明るさを検知する照度センサである場合、使用状況判定部330は、照度センサが出力する照度が所定値未満の場合に、ユーザが本体部100Aを使用していないと判定する。また、センサ113が赤外線等によって本体部100Aの近傍に存在する人体を検知する人感センサである場合、使用状況判定部330は、人感センサが人体を検知していない場合に、ユーザが本体部100Aを使用していないと判定する。或いは、使用状況判定部330は、本体部100Aの操作パネル110がユーザによって操作されていない場合に、ユーザが本体部100Aを使用していないと判定してもよい。
本体部100Aが使用されていない場合(ステップS69にてNO)には、使用状況判定部330から出力されるリセット処理の実行が可能である旨の信号に基づいてステップS71のリセット処理が実行される。
ステップS71~ステップS79は、図4のステップS9~ステップS17と同様であるため説明を省略する。
<<効果>>
ステップS73に示した無線通信から有線通信への切り替え処理は、所要の時間を要する処理である。本例のように、ユーザが画像形成装置1を使用していないときに無線通信から有線通信に切り替える処理を実行すれば、画像形成装置1の使用中における通信の中断時間を最小限に抑えることができ、ユーザの利便性が向上する。なお、有線通信に異常が発生した場合であっても、ステップS67に示すように無線通信により本体部100Aと操作部100Bの通信は維持されるため、有線通信の復旧は急を要する処理ではない。従って、ユーザが画像形成装置1を使用していないときに有線通信を復旧させることによって、上記効果を得ることができる。
〔適用対象となる装置〕
上記実施形態においては、操作部100Bによって操作可能なホスト装置が、画像形成を行う本体部100Aである例により説明した。しかしながら、操作部100Bが操作可能なホスト装置は画像形成装置1の本体部100Aに限定されない。本発明は、操作部100Bにより操作可能な装置に対して適用可能である。
本発明は、画像形成装置の本体部とこれを操作する操作部のような関係にある装置同士だけではなく、PCとPCのような情報処理装置同士にも適用可能である。
本発明が適用される情報処理装置は、通信機能を備えた装置であれば、画像形成装置1の本体部100Aと操作部100Bに限られない。情報処理装置は、例えば、PJ(Projector:プロジェクタ)、IWB(Interactive White Board:相互通信が可能な電子式の黒板機能を有する白板)、デジタルサイネージ等の出力装置、HUD(Head Up Display)装置、産業機械、撮像装置、集音装置、医療機器、ネットワーク家電、自動車(Connected Car)、ノートPC(Personal Computer)、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、ゲーム機、PDA(Personal Digital Assistant)、デジタルカメラ、ウェアラブルPCまたはデスクトップPC等であってもよい。
本発明は、2つの装置間で複数の異なる通信路による通信が可能であれば、適用可能であり、両通信路における通信方式は問わない。例えば、本発明は、2つの装置間に、第一ケーブルにより情報を送受信する第一有線通信路と、第二ケーブルにより情報を送受信する第二有線通信路とが設けられ、夫々の有線通信路が独立して通信可能な場合にも適用可能である。同様に、本発明は、2つの装置間に第一無線通信路と第二無線通信路とが設けられ、夫々の無線通信路が独立して通信可能な場合にも適用可能である。
〔変形例〕
上記実施形態においては、本体部100Aと操作部100Bとが夫々一つのCPUを有する構成としたが、本体部100Aと操作部100Bが複数のCPU、ROM、RAMを備える構成であってもよい。この場合、図3に示した主制御部320を構成する各部は、互いに異なるハードウェアによって実現されてもよい。また、有線通信部の異常検知に関わる各部及びリセット部と、無線通信部の異常検知に関わる各部及びリセット部とを、互いに異なるハードウェアによって実現してもよい。例えば、通信異常検知部327は、有線通信部に係る通信異常を検知する有線通信異常検知部と、無線通信部に係る通信異常を検知する無線通信異常検知部のように異なるソフトウェアによって構成することができ、更に有線通信異常検知部と無線通信異常検知部とを異なるハードウェアによって実現することができる。
〔処理回路〕
上記で説明した実施形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」とは、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(digital signal processor)、FPGA(field programmable gate array)や従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
〔本発明の実施態様例と作用、効果のまとめ〕
本発明は、以下の実施態様にて実施可能である。なお、以下の説明においては、自情報処理装置の例として本体部100Aを、他の情報処理装置の例として操作部100Bを挙げて説明しているが、両者を入れ替えて実施可能なことは言うまでもない。また、第一通信路の例として有線通信路を、第二通信路の例として無線通信路を挙げて説明しているが、両者を入れ替えて実施可能なことは言うまでもない。
<第一の実施態様>
本態様は、他の情報処理装置(操作部100B)との間で情報を送受信する情報処理装置(本体部100A)であって、第一通信路(有線通信路10)を介して他の情報処理装置との間で情報を送受信する第一通信部(有線通信部323)と、第二通信路(無線通信路20)を介して他の情報処理装置との間で情報を送受信する第二通信部(無線通信部325)と、第二通信路を介した通信を維持した状態で第一通信部をリセットするリセット部326と、を備えることを特徴とする。
本態様によれば、第一通信路を介した通信が不能となった場合に、第二通信路を介した通信を維持した状態で、第一通信部のみをリセットする。第一通信部のリセットの際に、第二通信路を介した通信が維持されるので、ユーザの操作性・利便性を損なわずに第一通信部を復旧できる。また、本態様によれば、複数の情報処理装置を備えて構成されるシステムとしても不具合耐性を向上させることができる。
<第二の実施態様>
本態様に係る情報処理装置(本体部100A)において、第一通信部(有線通信部323)は、第一通信路(有線通信路10)を介して他の情報処理装置(操作部100B)との間で送受信する情報に係る信号を生成する第一通信回路(有線I/F回路107)と、該第一通信回路を制御する第一通信制御部(有線I/F制御部322)と、を備えており、リセット部は326、第一通信回路と第一通信制御部とをリセットすることを特徴とする。
本態様において、各通信部は、回路とこれを制御する部位とを含んで構成されており、リセット部は通信部をリセットする際に回路とこれを制御する部位との双方をリセットする。本態様は、第一の実施態様と同様の効果を奏する。
<第三の実施態様>
本態様に係る情報処理装置(本体部100A)において、リセット部326は、第一通信路(有線通信路10)における通信異常が発生した(検知された)場合に第一通信部(有線通信部323)をリセットすることを特徴とする。
情報処理装置は、発生した通信異常を検知する通信異常検知部327を備えている。通信異常検知部327が通信異常を検知した場合に、第一通信部がリセットされる。
<第四の実施態様>
本態様に係る情報処理装置(本体部100A)において、リセット部326は、自情報処理装置が使用されていないときに第一通信部(有線通信部323)をリセットすることを特徴とする。
情報処理装置は、自情報処理装置の使用状況を判定する使用状況判定部330を備えている。使用状況判定部330は、センサ113からの検知情報等に基づいて自情報処理装置の使用状況を判定する。センサは、例えば、情報処理装置の周囲の明るさを検知する照度センサや、情報処理装置の近傍に存在する人体を検知する人感センサ等とすることができる。使用状況判定部は、照度センサが検知する明るさが所定値未満である場合や、人感センサが人体を検知していない場合に、装置が現在使用されていないと判定することができる。また、使用状況判定部は、情報処理装置に備える操作パネル110がユーザによって操作されていない場合に、装置が現在使用されていないと判定してもよい。
第一通信部のリセット及び第一通信路を復旧させる処理は、所要の時間を要する処理である。本態様のように、ユーザが情報処理装置を使用していないときに第一通信部のリセット及び第一通信路を復旧させる処理を実行すれば、情報処理装置の使用中における通信の中断時間を最小限に抑えることができ、ユーザの利便性が向上する。
<第五の実施態様>
本態様に係る情報処理装置(本体部100A)は、他の情報処理装置(操作部100B)との間で情報を送受信する通信部を第一通信部(有線通信部323)又は第二通信部(無線通信部325)に切り替える接続管理部321を備え、接続管理部は、第一通信路(有線通信路10)における通信異常が発生した(検知された)場合に、他の情報処理装置との間で情報を送受信する通信部を第二通信部(無線通信部325)に切り替えることを特徴とする。
情報処理装置は、発生した通信異常を検知する通信異常検知部327を備えている。接続管理部は、通信異常検知部327が通信異常を検知した場合に、情報の送受信に使用する通信部を第一通信部から第二通信路部に切り替える。
本態様によれば、第一通信路における通信異常が発生した場合であっても、他の情報処理装置との間で第二通信路を介して通信が維持されるので、ユーザの操作性・利便性、及びシステムの不具合耐性を向上させることができる。
<第六の実施態様>
本態様に係る情報処理装置(本体部100A)は、他の情報処理装置(操作部100B)との間で情報を送受信する通信部を第一通信部(有線通信部323)又は第二通信部(無線通信部325)に切り替える接続管理部321を備え、接続管理部は、他の情報処理装置との間で情報を送受信する通信部を所定のタイミングで、且つ一時的に第一通信部から第二通信部に切り替えることを特徴とする。
第一通信路における通信異常が発生した場合に両情報処理装置間における通信を維持するためには、他の情報処理装置との間で情報を送受信する通信部を第二通信部に切り替えたときに、第二通信部が正常に動作し、第二通信路を介した通信が確実に実行される必要がある。本態様においては、情報を送受信する通信部を所定のタイミングにて一時的に第二通信部に切り替えて、第二通信部が正常に動作するか否かを確認する。
このように、本態様によれば、常時においては第一通信部を用いた通信が実行される場合であっても、第二通信部の正常動作を担保することができる。仮に、一時的に第二通信部に切り替えたときに第二通信路における通信異常が発生した場合は、リセット部326が第二通信部をリセットすることによって、第二通信路を予め正常な状態に復旧させることができる。従って、第一通信路における通信異常が発生した場合に確実に第二通信路を介した通信が実行されるように担保するので、利便性が向上する。
<第七の実施態様>
本態様に係る情報処理装置(本体部100A)は、第一通信路(有線通信路10)における通信異常の発生回数(検知回数)を計数する異常計数部328と、他の情報処理装置(操作部100B)との間で情報を送受信する通信部を第一通信部(有線通信部323)又は第二通信部(無線通信部325)に切り替える接続管理部321と、を備え、接続管理部は、第一通信路における通信異常の発生回数(検知回数)が所定回数以上となった後における自情報処理装置の起動時に、他の情報処理装置との間で情報を送受信する通信部を第二通信部に設定することを特徴とする。
情報処理装置は、発生した通信異常を検知する通信異常検知部327を備えている。異常計数部は、通信異常検知部が検知した通信異常の回数(検知回数)を計数する。
第一通信路に通信異常が多発している場合は、情報処理装置の起動時に情報を送受信する通信部を第一通信部に設定しても、再度通信異常が発生して、情報を送受信する通信部を第二通信部に切り替えなければならない虞がある。
本態様によれば、通信異常が所定の回数以上発生した場合(検知された場合)に、次回以降の起動時において、情報を送受信する通信部を予め第二通信路に設定することによって、第一通信路における通信異常の発生による通信の中断等の不具合を防止できる。
1…画像形成装置、10…有線通信路(第一通信路)、20…無線通信路(第二通信路)、30A,30B…ネットワーク通信路、100A…本体部(情報処理装置)、100B…操作部(情報処理装置)、101…CPU、103…ROM、104…RAM、105…HDD、106…フラッシュメモリ、107…有線I/F回路(第一通信回路)、107a…有線I/F、108…無線I/F回路(第二通信回路)、108a…アンテナ、109…機能部、110…操作パネル(通知手段)、111…音出力I/F、112…スピーカ(通知手段)、113…センサ(使用状況検知手段)、114…ネットワークI/F回路、115…バス、320…主制御部、321…接続管理部、322…有線I/F制御部(第一通信制御部)、323…有線通信部(第一通信部)、324…無線I/F制御部(第二通信制御部)、325…無線通信部(第二通信部)、326…リセット部、327…通信異常検知部、328…異常計数部、329…異常記憶部、330…使用状況判定部、331…表示制御部(通知手段)、332…音声処理部(通知手段)、333…ネットワークI/F制御部、334…ネットワーク通信部
特開2018-92593公報

Claims (8)

  1. 他の情報処理装置との間で情報を送受信する情報処理装置であって、
    該情報処理装置は画像形成エンジンを有した本体部であり、前記他の情報処理装置はユーザ操作に応じた入力を受け付けて前記本体部を操作する操作部であり、
    前記本体部である前記情報処理装置は、
    有線による情報の送受信を行う第一通信路を介して前記他の情報処理装置との間で情報を送受信する第一通信部と、
    無線による情報の送受信を行う第二通信路を介して前記他の情報処理装置との間で情報を送受信する第二通信部と、
    前記第一通信路における通信異常が発生した場合に前記第二通信路を介した通信を維持した状態で前記第一通信部をリセットするリセット部と、を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第一通信部は、前記第一通信路を介して前記他の情報処理装置との間で送受信する情報に係る信号を生成する第一通信回路と、該第一通信回路を制御する第一通信制御部と、を備えており、
    前記リセット部は、前記第一通信回路と前記第一通信制御部とをリセットすることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記リセット部は、自情報処理装置が使用されていないときに前記第一通信部をリセットすることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記他の情報処理装置との間で情報を送受信する通信部を前記第一通信部又は前記第二通信部に切り替える接続管理部を備え、
    前記接続管理部は、前記第一通信路における通信異常が発生した場合に、前記他の情報処理装置との間で情報を送受信する通信部を前記第二通信部に切り替えることを特徴とする請求項1乃至の何れか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記他の情報処理装置との間で情報を送受信する通信部を前記第一通信部又は前記第二通信部に切り替える接続管理部を備え、
    前記接続管理部は、前記他の情報処理装置との間で情報を送受信する通信部を所定のタイミングで、且つ一時的に前記第一通信部から前記第二通信部に切り替えることを特徴とする請求項1乃至の何れか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記第一通信路における通信異常の発生回数を計数する異常計数部と、
    前記他の情報処理装置との間で情報を送受信する通信部を前記第一通信部又は前記第二通信部に切り替える接続管理部と、を備え、
    前記接続管理部は、前記第一通信路における通信異常の発生回数が所定回数以上となった後における自情報処理装置の起動時に、前記他の情報処理装置との間で情報を送受信する通信部を前記第二通信部に設定することを特徴とする請求項1乃至の何れか一項に記載の情報処理装置。
  7. 有線による情報の送受信を行う第一通信路を介して他の情報処理装置との間で情報を送受信する第一通信部と、無線による情報の送受信を行う第二通信路を介して前記他の情報処理装置との間で情報を送受信する第二通信部と、を備えた情報処理装置における制御方法であって、
    該情報処理装置は画像形成エンジンを有した本体部であり、前記他の情報処理装置はユーザ操作に応じた入力を受け付けて前記本体部を操作する操作部であり、
    前記制御方法は、前記本体部である前記情報処理装置に備えられたリセット部が、前記第一通信路における通信異常が発生した場合に前記第二通信路を介した通信を維持した状態で前記第一通信部をリセットするステップを有することを特徴とする制御方法。
  8. コンピュータに請求項に記載の制御方法を実行させるためのプログラム。
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