JP2017196742A - 情報処理装置、基板の再起動方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、基板の再起動方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】情報処理装置の異常発生時におけるユーザの作業効率の低下をより抑制すること。
【解決手段】操作部11は、ハードキー群204に含まれる各種キー、及びタッチパネル206をユーザが操作対象とする操作子として備える。操作部11上のCPU208は、その操作子への操作を認識し、コントローラ制御部12上のメインCPU223との通信を正常に行えるか否かにより、メインCPU223に発生する異常を認識する。CPU208は、メインCPU223に発生した異常を認識した場合、操作子への操作をユーザが行っていないことを条件に、その異常発生をコントローラ制御部12上のサブCPU224に通知する。サブCPU224は、その通知により、電源回路228に電力供給を一時的に中断させる。それにより、電力供給の再開時、コントローラ制御部12は再起動する。
【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理装置、基板の再起動方法、及びプログラムに関する。
情報処理装置のなかには、複数の基板(ボード)を搭載しているものがある。特に、予め定めた複数の機能を搭載させる情報処理装置では、機能別に専用の基板をモジュールとして用意し、必要な基板を搭載させることも多い。例えば、記録媒体上への画像形成、等が可能な情報処理装置である画像形成装置では、ユーザ入力に対応するための基板、原稿の読み取りのための基板、及び画像形成のための基板、といった複数の基板が搭載されるのが普通となっている。
情報処理装置に搭載された各基板には、CPU(Central Processing Unit)等のプログラムを実行する処理部が1つ以上、実装される。各基板上の処理部は、常に正常に動作するとは限らない。処理部が実行するプログラム上の不具合、或いはハードウェア上の不具合により、その処理部に異常が発生する場合がある。このことから、複数の基板を搭載した情報処理装置のなかには、1つ以上の基板を対象に、対象とする基板上の処理部が正常に動作しているか否かを監視するものがある。
その監視により、正常に動作していないと判定された基板は再起動される。その再起動により、プログラム上の不具合により異常が発生していた処理部は、正常な状態に復帰させることができる。
各基板は、1つ以上の他の基板と通信を行うようになっている。再起動される基板と通信を行う他の基板は、その再起動される基板と一時的に通信を行うことはできなくなる。それにより、他の基板上に実装された処理部に、再起動される基板との通信が行えないことによる異常が発生する場合がある。このことから、従来の情報処理装置のなかには、基板を再起動させる場合、その基板と通信を行う他の基板に、その再起動を通知する、或いは他の基板の再起動を併せて行うものがある(例えば特許文献1参照)。
情報処理装置に搭載された基板間には、制御上の上下関係が存在することが多い。つまり、或る基板に1つ以上の他の基板を制御させることが多い。ここでは、便宜的に、他の基板を「サブ基板」、そのサブ基板を制御する基板を「メイン基板」と表記する。
メイン基板には、起動した後、サブ基板に対し、予め定められた制御を行わせるのが普通である。このため、メイン基板上の処理部に発生した異常により、そのメイン基板のみを再起動させても、サブ基板にその再起動の影響が発生する場合が多い。例えばサブ基板が初期化され、実行していた処理が無効にされる場合がある。
従来の情報処理装置では、異常が発生した基板の再起動は、その異常の検知を契機に行っている。そのため、メイン基板が再起動される場合、ユーザがサブ基板に行わせていた処理が無効となる、或いは/及び、そのメイン基板の再起動が少なくとも終了するまでその処理を再開させることができない、といった問題がある。
処理が無効になる場合、ユーザにとってはそれまでの作業が無駄になる。また、その処理の再開が可能になるまで待機する場合、例え別の作業を行うとしても、浪費する時間が発生する。このようなことから、ユーザにとっては、その問題は作業効率の低下を招く形で表面化することとなる。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、情報処理装置の異常発生時におけるユーザの作業効率の低下をより抑制することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、処理部を実装した基板を2つ以上、搭載した情報処理装置であって、第1の処理部を実装した第1の基板と、第2の処理部を実装した第2の基板と、前記第1の処理部に発生した異常を検知する異常検知部と、前記第1の処理部に発生した異常を前記検知部が検知した場合に、前記第2の処理部が認識する状況に基づいて、前記第1の基板の再起動を実行する起動制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、情報処理装置の異常発生時におけるユーザの作業効率の低下をより抑制することができる。
本実施形態による情報処理装置の構成例を説明する図である。 操作部、及びコントローラ制御部の構成例を説明する図である。 異常通知処理を示すフローチャートである。 第1の変形例における異常通知処理を示すフローチャートである 第2の変形例における異常通知処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。図1は、本実施形態による情報処理装置の構成例を説明する図である。この情報処理装置1は、例えば複写機、プリンター、イメージスキャナ、或いはファクシミリとして使用することが可能なMFP(Multi Function Printer)である画像形成装置である。それにより、以降、情報処理装置1は「画像形成装置1」とも表記する。
この情報処理装置1は、図1に示すように、操作部11、コントローラ制御部12、FCU(Facsimile Control Unit)13、ハードディスク装置(HDD:Hard Disk Drive)14、エンジン制御部15、ADF(Automatic Document Feeder)16、読取制御部17、書込制御部18、定着部19、及び電装品群20を備えている。
これらのなかで、操作部11、コントローラ制御部12、FCU13、エンジン制御部15、ADF16、読取制御部17、及び書込制御部18は、1つの基板(ボード)である構成要素か、或いは1つの基板、及び1つ以上のモジュール等を含む構成要素である。各基板は、1つの情報処理装置であり、必要な処理を実行する。
操作部11は、各種キー、及びタッチパネルを操作子として、及びLCD(Liquid Crystal Display)を表示装置として備えている。操作部11は、操作子への操作を認識し、その認識結果に応じて、LCDの表示内容を更新する。操作子への操作の認識結果は、必要に応じてコントローラ制御部12に通知される。
コントローラ制御部12は、操作部11、FCU13、ハードディスク装置14、及びエンジン制御部15と直接、接続されている。コントローラ制御部12は、これらの構成要素11、13〜15を直接、制御することで、ユーザが操作子に対して行った操作に応じて画像形成装置(情報処理装置)1を動作させる。
FCU13は、ファクシミリ機能を実現させるための装置であり、例えば電話回線と接続されている。FCU13は、電話回線を介した通信を必要(着呼)に応じて、或いはコントローラ制御部12の指示に従って行う。
ハードディスク装置14は、1つ以上のハードディスクが搭載された記憶装置である。そのハードディスクには、各種データの他に、コントローラ制御部12で実行されるプログラムが格納される。そのプログラムとは、例えばOS(Operating System)、及び各種アプリケーション・プログラム等である。
本実施形態では、電子写真方式を用いて記録媒体上への画像形成を行うようになっている。エンジン制御部15には、読取制御部17、書込制御部18、定着部19、及び電装品群20が接続されている。エンジン制御部15は、これらの構成要素17〜20を直接、制御して、記録媒体上への画像形成を実現させる。
ADF16は、原稿画像の読み取りのために原稿を自動的に搬送する装置である。読取制御部17は、エンジン制御部15からの指示に従い、ADF16を必要に応じて制御し、原稿画像を光学的に読み取る。
書込制御部18は、感光体表面を露光するための制御を行い、その感光体表面に潜像を形成させる。書込制御部18は、形成させた潜像の現像、その現像により感光体表面に形成されたトナー像の記録媒体上への転写、等の制御も行う。
定着部19は、記録媒体上に転写されたトナー像をその記録媒体に定着させるための装置である。トナー像に熱を伝達させる定着ローラに熱量を供給する加熱体の加熱は、エンジン制御部15によって行われる。
電装品群20は、例えば複数のソレノイド、複数のモータ、及び各種センサーが含まれる。1つ以上のソレノイドは、例えば記録媒体の搬送先の切り替えに用いられる。モータとしては、記憶媒体の搬送に用いられるもの、トナーボトルを回転させて、その内部のトナーをサブタンクに補給するためのもの、等がある。センサーとしては、記録媒体を確認するためのもの、画像形成装置1に設けられた扉の開閉を検知するためのもの、現像部内のトナー濃度を検知するためのもの、等がある。電装品群20に含まれる全てのソレノイド、及び全てのモータは、エンジン制御部15によって駆動され、電装品群20に含まれる全てのセンサーがそれぞれ出力する信号は、エンジン制御部15によって処理される。
図2は、操作部、及びコントローラ制御部の構成例を説明する図である。この図2を参照し、操作部11、及びコントローラ制御部12の各構成例と併せ、本実施形態での異常検知方法、及び異常検知時の対応方法について具体的に説明する。
図2に示すように、操作部11は、ROM(Read Only Memory)201、RAM(Random Access Memory)202、LCD203、ハードキー群204、人感センサー205、タッチパネル206、タッチパネルコントローラ207、CPU208、及びバス209を備えている。これらのなかで、ROM201、RAM202、タッチパネルコントローラ207、CPU208、及びバス209は1つの基板(以降「操作部基板」と表記)210上に実装されている。この操作部基板210は、本実施形態における第2の基板に相当し、CPU208は、第2の処理部に相当する。
ROM201は、CPU208が実行するプログラム、LCD203に表示させる画像データ、等を含む各種データが保存された記憶装置である。RAM202は、CPU208がワークに用いる記憶装置である。
LCD203は、操作対象とするキー(ボタン)、或いはユーザに通知すべき情報等の表示に用いられる表示装置である。このLCD203上には、そのLCD203を覆うタッチパネル206が配設されている。そのため、LCD203に表示させる表示内容の変更により、タッチパネル206を操作子として、ユーザに様々な入力(操作)を行わせることができる。
ハードキー群204は、画像形成装置1に固定的に設置された各種キー、及びその操作を検知するコントローラを含む構成要素である。操作が行われたキー、及びその操作内容(以降、それらを「操作情報」と総称する)は、ハードキー群(のコントローラ)204からCPU208に通知される。
人感センサー205は、ハードキー群204、及びタッチパネル206を操作可能な位置に居る人を検知するためのセンサーである。その検知結果を示す信号は、A/D(Analog to Digtal)変換され、デジタルデータの形でCPU208に出力される。そのデジタルデータは、以降「人感センサーデータ」と表記する。
タッチパネルコントローラ207は、タッチパネル206上でユーザが操作(タッチ)している箇所を特定するコントローラである。このタッチパネルコントローラ207は、タッチの有無、タッチが行われている場合にはそのタッチ箇所をCPU208に通知する。タッチパネルコントローラ207からCPU208に通知される情報も以降「操作情報」と総称する。
バス209は、ROM201、RAM202、LCD203、ハードキー群204、人感センサー205、及びCPU208と接続されている。それにより、バス209は、CPU208によるROM201、或いはRAM202へのアクセス、ハードキー群204からの操作情報の入力、及び人感センサー205からの人感センサーデータの入力を可能にする。
CPU208は、操作部11全体を制御する処理部である。電源の投入により、操作部11に電力が供給され、CPU208は、ROM201に格納されているプログラム(ファームウェア)をRAM202に読み出して実行を開始する。そのプログラムには、操作部11を制御するための機能が搭載されている。それにより、CPU208は、そのプログラムの実行により、操作部11全体を制御する。
操作部11への電力の供給により、タッチパネルコントローラ207も動作を開始し、LCD203は画面出力を行える状態に移行する。このようなことから、操作部11への電力の供給開始により、操作部11が起動する。
一方、コントローラ制御部12は、図2に示すように、フラッシュメモリ221、RAM222、メインCPU223、サブCPU224、I/F(InterFace)コントローラ225、ネットワーク通信装置226、バス227、及び電源回路228を備えている。このコントローラ制御部12は、1つの基板として画像形成装置1に搭載されており、本実施形態における第1の基板に相当する。メインCPU223は、本実施形態における第1の処理部に相当する。
フラッシュメモリ221は、不揮発性の記憶装置であり、SSD(Solid State Drive)等であっても良い。このフラッシュメモリ221には、ファームウェア、及び各種データが保存される。
コントローラ制御部12には、2つのCPU223、及び224が実装されている。フラッシュメモリ221には、その2つのCPU223、及び224がそれぞれ実行するプログラム(ファームウェア)が保存されている。この2つのCPU223、及び224は、共にRAM222をワークに用いて処理を行う。図2では、CPU223を「メインCPU223」、CPU224を「サブCPU224」と表記している。
I/Fコントローラ225は、周辺装置との通信を可能にする。共に図1に示すFCU13、及びハードディスク装置14は、このI/Fコントローラ225と接続されている。それにより、FCU13間での画像データの送受信、及びハードディスク装置14へのアクセスは、I/Fコントローラ225を介して行われる。
ネットワーク通信装置226は、LAN(Local Area Network)等のネットワークとの通信を可能にする装置である。このネットワーク通信装置226により、画像形成装置1はネットワークに接続して用いることができる。
バス227には、2つのCPU223、及び224の他に、フラッシュメモリ221、RAM222、I/Fコントローラ225、及びネットワーク通信装置226が接続されている。それにより、バス227は、2つのCPU223、及び224によるフラッシュメモリ221、及びRAM222へのアクセスを可能にする。また、I/Fコントローラ225を介したFCU13、及びハードディスク装置14の制御、並びにネットワーク通信装置226を介したネットワークとの通信を可能にする。
電源回路228は、コントローラ制御部12に電力を供給する電源である。この電源回路228には、例えばMPU(Micro−Processing Unit)が搭載されている。このMPUには、例えば電源が投入されている間、PSU(Power Supply Unit)からの電力が供給されるようになっている。それにより、MPUは、電源が投入されている間、2つのCPU223、或いは224の指示に従った電力供給を行うことができる。
コントローラ制御部12は、操作部11と同様に、電源の投入によって電源回路228から電力が供給され、起動する。その電力供給が一時的に中断した場合、コントローラ制御部12は、電力供給の中断により停止(シャットダウン)し、電力供給の再開により再起動(リブート)する。それにより、電源回路228からの電力供給を一時的に中断させた場合、コントローラ制御部12を再起動させることができる。
CPU223は、コントローラ制御部12全体、及びそのコントローラ制御部12と接続されている操作部11、FCU13、ハードディスク装置14、及びエンジン制御部15を制御するための処理を行う。その処理を行うために、CPU223は、フラッシュメモリ221に格納されているファームウェアを実行した後、ハードディスク装置14に格納されているOS、及びアプリケーション・プログラムを実行する。このようなことから、図2では「メインCPU」と表記している。
他方のCPU224は、基本的に、電源回路228の監視、及び電源回路228からの電力供給の制御を行うために実装されている。そのため、図2では「サブCPU」と表記している。
コントローラ制御部12は、制御上、最上位に位置し、操作部11を制御する。コントローラ制御部12上のメインCPU223は、起動後、初期化を行い、予め定めたモードを設定する。操作部11上のCPU208は、設定されたモードに従い、LCD203上に初期画面を表示させる。
このようなことから、操作部11上のCPU208は、コントローラ制御部12の再起動により、例え何らかの対応を行っていたとしても、その対応が無効となる。それにより、ユーザにとっては、操作子への操作を通して何らかのデータ入力を行っていたとしても、そのための入力作業が無駄となる。その入力作業を再開できるのは、コントローラ制御部12が再起動後となる。
ユーザは、ハードキー群204に含まれる各種キー、或いはタッチパネル206への操作により、各種設定を行うことができる。その設定のなかには、コントローラ制御部12上のメインCPU223による処理が不要なものがある。コントローラ制御部12への通知自体が不要な設定もある。具体的には、言語切替、LCD203への画面出力上の各種設定、等は、コントローラ制御部12への通知が不要か、或いはコントローラ制御部12上のメインCPU223に何らかの処理を実行させなくとも良い。
そのような設定のための入力(操作)作業は、基本的に、コントローラ制御部12上のメインCPU223に異常が発生した場合であっても継続させることができる作業である。このことから、本実施形態では、コントローラ制御部12上のメインCPU223に発生した異常が検知された場合であっても、ユーザが操作子への操作を行っている状況ではその操作を有効とさせるようにしている。
その操作を有効とさせることにより、ユーザは入力作業を継続することができることから、所望の設定を行うことができる。ユーザにとっては、コントローラ制御部12の再起動により、それまで行った入力作業が無駄にならず、その再起動の終了を待たなくとも済むようになる。このことから、コントローラ制御部12上のメインCPU223に発生した異常により、ユーザの作業効率が低下するのが抑制されることとなる。
メインCPU223は、データ入力、及びユーザの操作の何れもが行われなくとも、操作部11上のCPU208と定期的に通信を行う。それにより、互いに通信先に異常が発生したか否かを確認する監視を行っている。このことから、CPU208は、メインCPU223に発生した異常を検知する異常検知部として機能する。その検知部としての機能は、CPU208がROM201に格納されているプログラムをRAM202に読み出して実行することで実現される。このことから、異常検知部は、ROM201、RAM202、CPU208、バス209、及びメインCPU223との通信路231によって実現される。
通信路231は、具体的には、例えばバス209、バス227、及びその2つのバス209、227を接続する配線(例えばケーブル)である。CPU208とサブCPU224間の通信路232も、例えば同じものである。通信路231、232は、特に限定されるものではない。しかし、図2では、CPU208がメインCPU223、及びサブCPU224との間でそれぞれ通信が可能なことを明確にするために、2つの通信路231、及び232を示している。
メインCPU223に異常が発生した場合、通常、メインCPU223は通信を正常に行えない。このことから、CPU208は、メインCPU223から通信を行わない、或いはメインCPU223が応答を送信しない、といった事象が発生した場合に、メインCPU223に発生した異常を検知、つまりメインCPU223に異常が発生したと認識する。
コントローラ制御部12のみを再起動させるためには、そのコントローラ制御部12上の電源回路228に電力の供給を一時的に中断させる必要がある。本実施形態では、メインCPU223に異常の発生時、その電力供給の一時的な中断を行わせるために、サブCPU224をコントローラ制御部12上に実装させている。
CPU208は、コントローラ制御部12を再起動させる場合、通信路232を介して、サブCPU224に対し、メインCPU223に異常が発生した旨を通知する。その通知により、サブCPU224は、電源回路228に対し、電力供給の一時的な中断を指示する。その指示により、電源回路228は、電力供給を中断し、一定時間が経過した後、その電力供給を再開する。この結果、コントローラ制御部12は、再起動する。
CPU208は、メインCPU223の異常を認識した場合、操作子への操作をユーザが行っているか否か判定する。その判定は、例えば操作子への最後の操作を確認してから所定時間が経過しているか否かにより行われる。それにより、ユーザが所定時間以上、操作子への操作を行っていない場合、ユーザは操作子への操作を行っていないと判定される。
CPU208は、メインCPU223の異常を認識し、且つユーザが操作子への操作を行っていないと判定した場合に、メインCPU223に異常が発生した旨をサブCPU224に通知する。それにより、操作子への操作をユーザが行っている状況時にメインCPU223の異常が認識された状況では、操作子への操作をユーザは継続して行うことができる。
メインCPU223に異常が発生した旨のサブCPU224への通知は、CPU208が、例えばROM201(或いはハードディスク装置14)に格納されているプログラム(以降「異常通知プログラム」と表記)201aを実行することにより実現される。コントローラ制御部12の再起動は、上記のように、サブCPU224の制御によって実行される。その制御は、フラッシュメモリ221に格納されているプログラム(以降「電源制御プログラム」と表記)221aを実行することで実現される。このことから、本実施形態における起動制御部は、ROM201、RAM202、CPU208、バス209、通信路232、フラッシュメモリ221、RAM222、サブCPU224、及びバス227によって実現される。
図3は、異常通知処理を示すフローチャートである。この異常通知処理は、上記異常通知プログラム201aをCPU208が実行することで実現される処理である。その異常通知プログラム201aは、例えばメインCPU223と定期的な通信を行うためのサブプログラム内で呼び出されるか、或いはそのサブプログラムの実行タイミングから決定するタイミングで実行される。ここでは、後者を想定している。次に、図3を参照して、この異常通知処理について詳細に説明する。
この異常通知処理では、メインCPU223との最後の通信の結果が参照される。仮に、定期的な通信がメインCPU223側から行われると想定する場合、行われるべき通信が行われなかった、或いはCPU208側からのメッセージ通信に対する応答をメインCPU223が送信しなかった、といったような事象の発生により、メインCPU223に異常が発生していると認識される。
異常通知プログラム201aに制御が渡った場合、CPU208は、先ず、メインCPU223との通信に異常が発生したか否か判定する(S31)。メインCPU223との最後の通信に上記したような事象が発生していた場合、メインCPU223に異常が発生していると認識される。このため、その場合、S31の判定はYESとなってS32に移行する。上記したような事象が発生していない場合、S31の判定はNOとなり、ここで異常通知処理が終了する。
S32では、CPU208は、操作子をユーザが操作中か否か判定する。上記のように、操作子への最後の操作から所定時間が経過していない場合、操作子をユーザが操作していると認識される。このことから、その場合、S32の判定はYESとなってS33に移行し、ユーザの操作子への操作が終了するのを待つ。つまり、操作子をユーザが最後に操作してから所定時間が経過するまでS33の判定はNOとなって、S33の判定処理を繰り返し行う。そのようにして、操作子へのユーザの操作終了を認識した場合、S33の判定がYESとなってS34に移行する。
一方、操作子への最後の操作から所定時間が経過している場合、操作子をユーザが操作していないと認識される。このことから、その場合、S32の判定はNOとなってS34に移行する。
S34では、CPU208は、サブCPU224に、メインCPU223に異常が発生した旨を通知すると共に、再起動を実行する旨のメッセージをLCD203上に表示させる。その通知により、サブCPU224はコントローラ制御部12を再起動させることになる。その通知を行った後、異常通知処理が終了する。
なお、本実施形態では、操作部11のCPU208の認識する状況を考慮して、コントローラ制御部12の再起動を制御しているが、認識する状況を考慮するのは操作部11(及び類似のの機能を搭載させた基板)に限定されない。認識する状況を考慮するのは、画像形成装置1に搭載された機能(基板)に応じて決定すれば良いものである。
また、再起動の対象とする基板についても、コントローラ制御部12に限定されない。つまり、制御上、最上位に位置しない基板の再起動を制御するようにしても良い。再起動の対象とする基板上に複数のCPUが実装され、各CPUにそれぞれ割り当てた制御(処理)を実行させるような場合、異常が発生したCPUに応じて、CPUが認識する状況を考慮すべき基板を変更するようにしても良い。
次に、本実施形態の変形例について、図4、及び図5を参照して詳細に説明する。各変形例の構成は、基本的に上記実施形態と同じである。また、実行する処理についても同じ部分が存在する。このことから、上記実施形態と同じ、或いは基本的に同じ部分については同一の符号を用いて説明する。
上記のように、操作子への操作により入力される内容(データ)は、操作部11内で処理可能なものと、つまりCPU208のみの処理によって対応可能なものと、操作部11内のみで処理できないものと、に大別することができる。例えばファクシミリ送信、コピー、原稿画像の読み取り、等に係わるデータ(ここではコマンド等も含む)は、操作部11内のみで処理することはできない。コントローラ制御部12上のメインCPU223、更にはエンジン制御部15上のCPUにそれぞれ処理を依頼することが必要である。このようなことから、第1の変形例では、操作子への操作が、メインCPU223に処理を依頼すべきデータ入力のための操作か否かにより、異なる対応をするようにしている。
第1の変形例では、操作子に対し、操作部11内で処理可能なデータ入力のための操作が行われている場合、上記本実施形態と同様に対応する。しかし、操作部11内、つまりCPU208で処理可能ではないデータ入力のための操作が操作子に対して行われている場合、第1の変形例では、再起動(リブート)を実行するか否かを選択させる問い合わせをユーザに対して行い、ユーザの選択結果に応じて再起動を実行するようにしている。
メインCPU223に異常が発生している場合、そのメインCPU223の処理が必要なデータ(以降「外部処理データ」と表記し、操作部11内のみで処理可能なデータは[内部処理データ]と表記する)が入力されても対応することができない。そのような外部処理データを入力するための作業は、作業効率の低下を抑制するという面から、ユーザに行わせないようにするのが望ましい。しかし、ユーザは、外部処理データの他に、内部処理データの入力を意図している可能性がある。
このことから、外部処理データを入力するための操作が行われていることを根拠に、コントローラ制御部12を無条件で再起動させた場合、その再起動によって、ユーザの作業効率を低下させる可能性がある。それにより、第1の変形例では、ユーザへの問い合わせを行い、その問い合わせ結果に応じて、コントローラ制御部12を再起動させるようにしている。
そのように再起動させる場合、ユーザは、待機することなく、内部処理データを入力することができる。このことから、ユーザにとっては、作業効率の低下は最小限に抑えられることとなる。
また、内部処理データが存在しないような場合、ユーザは、コントローラ制御部12を直ちに再起動させることができる。そのため、画像形成装置1は、上記実施形態と比較して、より早く正常な状態に復帰させることが可能である。画像形成装置1の動作が制限される状態となっている期間はより短くすることができる。このようなことから、画像形成装置1の生産性の低下もより抑制することができる。
図4は、第1の変形例における異常通知処理を示すフローチャートである。ここで、図4を参照し、第1の変形例でCPU208が実行する異常通知処理について詳細に説明する。
異常通知プログラム201aに制御が渡った場合、CPU208は、先ず、メインCPU223との通信に異常が発生したか否か判定する(S41)。メインCPU223との最後の通信に異常の発生を示す事象が発生していた場合、メインCPU223に異常が発生していると認識される。このため、その場合、S41の判定はYESとなってS42に移行する。そのような事象が発生していない場合、S41定はNOとなり、ここで異常通知処理が終了する。
S42では、CPU208は、操作子をユーザが操作中か否か判定する。上記のように、操作子への最後の操作から所定時間が経過していない場合、操作子をユーザが操作していると認識される。このことから、その場合、S42の判定はYESとなってS43に移行する。一方、操作子への最後の操作から所定時間が経過している場合、操作子をユーザが操作していないと認識される。このことから、その場合、S42の判定はNOとなってS49に移行する。
S43では、CPU208は、ユーザの操作子への操作が外部処理データを入力するための操作か否か判定する。CPU208は、ユーザの操作子への操作を解析して、入力されたデータ、或いは入力対象とするデータを認識する。それにより、ユーザの操作子への操作が外部処理データを入力するための操作、つまり外部処理データを入力する操作、或いはその外部処理データを入力可能にする操作、等であった場合、S43の判定はYESとなってS45に移行する。一方、ユーザの操作子への操作が内部処理データを入力するための操作であった場合、S43の判定はNOとなってS44に移行する。
図4では、S43に「エンジン使用の操作?」と表記している。これは、コントローラ制御部12は主にエンジン制御部15を制御させることを想定している、メインCPU223への処理の依頼により、コントローラ制御部12上のCPUにも処理が依頼される、といった理由からである。
S44では、CPU208は、ユーザの操作子への操作が終了したか否か判定する。操作子をユーザが最後に操作してから所定時間が経過した場合、S44の判定はYESとなってS49に移行する。操作子への最後の操作から所定時間が経過していない場合、S44の判定はNOとなって上記S43に戻る。
S44でのNOの判定によってS43に移行させることにより、ユーザの操作子への操作が終了するまで、ユーザの操作子に対して行う操作が監視される。それにより、ユーザの操作子への操作としては、内部処理データの入力のための操作のみが有効とされる。
S43の判定がYESとなって移行するS45では、CPU208は、LCD203上に、コントローラ制御部12の再起動の問い合わせのための問い合わせ画面を表示させる。その画面は、例えばコントローラ制御部12の再起動を直ちに行うか否かを問い合わせるメッセージ、並びに再起動の実行/非実行の選択を行うための少なくとも2つのソフトキー、が配置されたものである。
S45に続くS46では、CPU208は、ユーザが選択を行ったか否か判定する。ユーザが問い合わせ画面上の何れかのキーを操作したような場合、S46の判定はYESとなってS48に移行する。ユーザが何れのキーも操作していないような場合、S46の判定はNOとなってS47に移行する。
S47では、CPU208は、問い合わせ画面を表示させてから所定時間が経過したか否か判定する。その所定時間が経過している場合、S47の判定はYESとなってS49に移行する。その所定時間が経過していない場合、S47の判定はNOとなって上記S46に戻る。それにより、問い合わせ画面を表示させてから所定時間が経過するまでの間、ユーザによる再起動についての選択を可能にさせる。第1の変形例では、その所定時間が経過するまでの間にユーザが選択を行わなかった場合、ユーザが再起動の実行を選択したと見なすようにしている。
S48では、CPU208は、ユーザが再起動の実行を選択したか否か判定する。問い合わせ画面上の再起動の実行を指示するためのキーをユーザが操作したような場合、S48の判定はYESとなってS49に移行する。再起動の非実行を指示するためのキーをユーザが操作したような場合、S48の判定はNOとなって上記S43に戻る。それにより、ユーザによる内部処理データの入力を可能にさせる。
S49では、CPU208は、サブCPU224に、メインCPU223に異常が発生した旨を通知すると共に、再起動を実行する旨のメッセージをLCD203上に表示させる。その通知により、第1の変形例でもサブCPU224はコントローラ制御部12を再起動させることになる。また、そのメッセージの表示により、ユーザは画像形成装置1で再起動が行われるという現在の状況を認識することができ、その状況に応じた行動をすることができる。サブCPU224への通知を行った後、異常通知処理が終了する。
なお、第1の変形例では、再起動の実行についての問い合わせを行い、その問い合わせの結果に従ってコントローラ制御部12の再起動を実行しているが、これとは異なる手順で再起動を実行するようにしても良い。例えば外部処理データを入力するための操作をユーザが行っている場合、その入力が行えない旨、及び再起動を実行する旨のメッセージを表示させた後、再起動を実行するようにしても良い。
次に、第2の変形例について具体的に説明する。上記実施形態では、人感センサー205を備えている。この人感センサー205は、画像形成装置1の近傍に位置するユーザを検知するためのセンサーであり、このセンサー205による検知結果は、操作部11、更には画像形成装置1全体の電源管理に使用される。
画像形成装置1の近傍に位置するユーザは、画像形成装置1を使用する意図を有している可能性がある。このことから、第2の変形例では、ユーザが検知(認識)されている状況下での再起動を実行しないようにしている。それにより、内部処理データを入力する意図を持って画像形成装置1の近傍に位置していたユーザにとっては、内部処理データの入力作業を通常通りに行えることから、作業効率の低下が回避されることとなる。
図5は、第2の変形例における異常通知処理を示すフローチャートである。ここで、図5を参照し、第2の変形例でCPU208が実行する異常通知処理について詳細に説明する。
異常通知プログラム201aに制御が渡った場合、CPU208は、先ず、メインCPU223との通信に異常が発生したか否か判定する(S51)。メインCPU223との最後の通信に異常の発生を示す事象が発生していた場合、メインCPU223に異常が発生していると認識される。このため、その場合、S51の判定はYESとなってS52に移行する。そのような事象が発生していない場合、S51定はNOとなり、ここで異常通知処理が終了する。
S52では、CPU208は、操作子をユーザが操作中か否か判定する。上記のように、操作子への最後の操作から所定時間が経過していない場合、操作子をユーザが操作していると認識される。このことから、その場合、S52の判定はYESとなってS53に移行し、ユーザの操作子への操作が終了するのを待つ。つまり、操作子をユーザが最後に操作してから所定時間が経過するまでS53の判定はNOとなって、S53の判定処理を繰り返し行う。そのようにして、操作子へのユーザの操作終了を認識できた場合、S53の判定がYESとなってS54に移行する。
S54では、CPU208は、画像形成装置1の近傍に位置するユーザ(人)が検知されているか否か判定する。人感センサー205からの人感センサーデータがユーザの存在を示す内容であった場合、CPU208は、画像形成装置1の近傍にユーザが存在していると認識する。このことから、その場合、S54の判定はYESとなってS55に移行する。反対に、その人感センサーデータがユーザの存在を示していない内容であった場合、S54の判定はNOとなってS56に移行する。
S55では、CPU208は、S54の判定がYESを継続している時間が所定時間を経過したか否か判定する。異常発生を認識した後、ユーザが操作子の操作を行っておらず、且つユーザを認識している状況が所定時間、継続していた場合、S55の判定はYESとなってS56に移行する。その状況が所定時間、継続していない場合、S55の判定はNOとなって上記S52に戻る。
S56では、CPU208は、サブCPU224に、メインCPU223に異常が発生した旨を通知すると共に、再起動を実行する旨のメッセージをLCD203上に表示させる。その通知により、第2の変形例でもサブCPU224はコントローラ制御部12を再起動させることになる。その通知を行った後、異常通知処理が終了する。
画像形成装置1の近傍に居るユーザは、その場所に画像形成装置1を使用する意図を有していると推定することができる。しかし、操作子が操作されず、且つユーザが検知されている状況が所定時間以上、継続する場合、そのユーザは、使用する以外の目的で画像形成装置1の近傍に居る可能性が高いと考えられる。このことから、そのような場合、第2の変形例では、再起動を実行するようにしている。
なお、第2の変形例では、ユーザが検知された場合、所定時間が経過するまで再起動を実行しないようにしているが、その所定時間が経過する前に再起動を実行するようにしても良い。ユーザの操作子への操作が終了した後、ユーザが検知されなくなったような場合、画像形成装置1を使用する意図を有するユーザはその近傍に居ない可能性が比較的に高いと考えられる。このことから、その場合、ユーザが検知されなくなることを契機に、或いは所定時間より短い別の所定時間が経過するのを契機に、再起動を実行するようにしても良い。この第2の変形例は、上記第1の変形例と組み合わせることもできる。
第1の変形例、及び第2の変形例を含む上記の実施形態(以降「本実施形態」と総称する)では、サブCPU224に電源回路228を制御させているが、その制御は、CPU208、或いはCPU208と連携させる他のCPUに実行させても良い。その他のCPUは、操作部11の操作部基板210以外の基板に実装されているものであっても良い。CPU208に、この他のCPUが認識している状況に応じて、電源回路228の電力供給を一時的に中断させるための通知をサブCPU224に対して行わせても良い。つまり、本実施形態では、CPU208は第2の処理部、及び第3の処理部に相当するが、その第2の処理部、及び第3の処理部は異なるCPUであっても良い。
また、本実施形態による情報処理装置1は、画像形成装置1である。本発明を適用可能な情報処理装置1は、画像形成装置1に限定されない。本発明は、複数の基板を搭載した情報処理装置に幅広く適用することができる。
1 情報処理装置
11 操作部
12 コントローラ制御部
13 FCU
14 ハードディスク装置
15 エンジン制御部
16 ADF
17 読取制御部
18 書込制御部
19 定着部
20 電装品群
201 ROM
201a 異常通知プログラム
202、222 RAM
203 LCD
204 ハードキー群
205 人感センサー
206 タッチパネル
207 タッチパネルコントローラ
208 CPU
209、227 バス
221 フラッシュメモリ
221a 電源制御プログラム
223 メインCPU
224 サブCPU
225 I/Fコントローラ
226 ネットワーク通信装置
228 電源回路
特開2015−49731号公報

Claims (7)

  1. 処理部を実装した基板を2つ以上、搭載した情報処理装置であって、
    第1の処理部を実装した第1の基板と、
    第2の処理部を実装した第2の基板と、
    前記第1の処理部に発生した異常を検知する異常検知部と、
    前記第1の処理部に発生した異常を前記異常検知部が検知した場合に、前記第2の処理部が認識する状況に基づいて、前記第1の基板の再起動を実行する起動制御部と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第2の処理部は、対象とする操作子へのユーザの操作を認識し、
    前記起動制御部は、前記操作子をユーザが操作していないと前記第2の処理部が認識している状況であった場合に、前記第1の基板の再起動を実行する、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記起動制御部は、前記操作子への操作が、前記第1の処理部への処理の依頼が必要なデータ入力のための操作と前記第2の処理部が認識している状況であった場合に、予め定められた手順に従って、前記第1の基板の再起動を実行する、ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記第2の処理部は、前記情報処理装置の近傍に位置するユーザを認識し、
    前記起動制御部は、前記情報処理装置の近傍に位置するユーザを前記第2の処理部が認識していない状況であった場合に、前記第1の基板の再起動を実行する、ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  5. 前記起動制御部は、前記情報処理装置の近傍に位置するユーザを前記第2の処理部が認識している状況であった場合、前記操作子をユーザが操作していないと前記第2の処理部が認識している状況が所定時間、継続することを条件に、前記第1の基板の再起動を実行する、ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 情報処理装置に搭載された第1の基板上に実装されている第1の処理部との通信が可能である第2の処理部に、
    前記第1の処理部に発生した異常を検知させ、
    前記第1の処理部に発生した異常が検知された場合に、前記情報処理装置に搭載された第2の基板上に実装されている第3の処理部が認識する状況に基づいて、前記第1の基板の再起動を実行させる、
    ことを特徴とする基板の再起動方法。
  7. 情報処理装置に搭載された第1の基板上に実装されている第1の処理部との通信が可能である第2の処理部に、
    前記第1の処理部に発生した異常を検知させ、
    前記第1の処理部に発生した異常が検知された場合に、前記情報処理装置に搭載された第2の基板上に実装されている第3の処理部が認識する状況に基づいて、前記第1の基板の再起動を実行させる、
    ことを特徴とするプログラム。
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