JP4869779B2 - 起動制御装置、起動制御方法および画像形成装置 - Google Patents

起動制御装置、起動制御方法および画像形成装置 Download PDF

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Description

この発明は、接続された機器または内部デバイスの起動制御を行う起動制御装置、起動制御方法および画像形成装置に関するものである。
近年、プリンタ、コピー、ファクシミリ、スキャナなどの各装置の機能を1つの筐体内に収納した、いわゆるMFP(Multi Function Peripheral)と呼ばれる画像形成装置(以下、複合機という。)が知られている。この複合機は、1つの筐体内に表示部、印刷部および撮像部などを設けるとともに、プリンタ、コピーおよびファクシミリ装置にそれぞれ対応したソフトウェアを設け、これらのソフトウェアを切り替えることによって、当該装置をプリンタ、コピー、スキャナまたはファクシミリ装置として動作させるものである。
このような従来の複合機では、画像形成動作中の消費電力の低減とともに、画像形成動作を実行していない待機状態における消費電力の低減が求められている。これに対応するため、従来の複合機では、装置内のデバイスをいくつかのブロックに分け、必要最低限のブロック以外については電源供給を停止する、いわゆる「省エネルギーモード」を設けることにより消費電力の低減を図っている。
例えば、特許文献1では、画像処理アプリケーションや動作モードの実行履歴に関する情報と、読み取りや印刷などの各デバイスに関する情報とを取得して記憶しておき、これらの情報と、各アプリケーションの動作モードと、複数の各デバイスの省エネルギー制御の必要性との関連を示す情報とを参照して、デバイスの省エネルギー制御を行う技術が提案されている。
一方、従来の複合機では、省エネルギーモードから通常動作モードへの復帰の際、および複合機の主電源をオンにしたときの起動の際の処理時間を短縮することにより、ユーザの待ち時間を低減することも求められている。
これに対し、特許文献2では、表示装置への印刷ダイアログの表示処理を行うときに、通信装置および信号伝送ラインを介してプリンタにスリープモード解除要求信号を送信し、当該信号に応じてスリープモード解除処理を開始する技術が提案されている。これにより、省エネルギーモード(スリープモード)から通常動作モードへ移行する時間を短縮してユーザの待ち時間を低減することができる。
特開2001−285543号公報 特開2003−29954号公報
しかしながら、上記のような従来の技術では、主電源のオンにより装置が起動された場合、各デバイス(エンジン)の起動の前に、エンジンの起動を制御するコントローラの起動を待つ必要があったため、装置全体の起動時間がコントローラの起動時間に依存するという問題があった。
なお、省エネルギーモードから復帰する場合は、復帰を制御するコントローラは既に起動されているため、原則として上記のような問題は生じない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、コントローラの起動をまたずにエンジンの起動を開始することにより、接続された機器または自装置内の機器の起動時間を短縮することができる起動制御装置、起動制御方法および画像形成装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、機械的動作を行う機器と接続され、前記機器の機械的動作を制御する機器制御手段と、前記機器制御手段との間の通信を確立し、確立された前記通信を用いて前記機器に関する処理を制御する処理制御手段と、前記機器制御手段と接続され、電源オンによる起動が指示されたこと、および、待機時に消費電力を通常より抑える省エネルギーモードからの復帰が指示されたこと、のいずれかを表す第1の情報を前記機器制御手段に送信する情報送信手段と、を備え、前記処理制御手段は、さらに確立された前記通信を用いて前記機器の起動を要求する第2の情報を前記機器制御手段に送信し、前記機器制御手段は、前記処理制御手段により前記通信が確立される前に前記情報送信手段から受信した前記第1の情報が、前記電源オンによる起動が指示されたことを表す場合に、前記機器の起動を行い、前記処理制御手段により前記通信が確立される前に前記情報送信手段から受信した前記第1の情報が、前記省エネルギーモードからの復帰が指示されたことを表す場合に、前記第2の情報に基づいて前記機器の起動を行うこと、を特徴とする。
また、請求項2にかかる発明は、請求項1にかかる発明において、前記情報送信手段は、さらに、機械的動作を行う前記機器の起動が必要であること、または機械的動作を行う前記機器の起動が必要でないことを表す第3の情報を前記機器制御手段に送信し、前記機器制御手段は、さらに、前記処理制御手段により前記通信が確立される前に、前記情報送信手段から機械的動作を行う前記機器の起動が必要であることを表す前記第3の情報を受信した場合に、前記機器の機械的動作を含む起動を行うこと、を特徴とする。
また、請求項3にかかる発明は、請求項2にかかる発明において、前記情報送信手段は、さらに、機械的動作を行う前記機器が動作していなかった時間が予め定められた閾値より大きいこと、または前記時間が前記閾値より大きくないことを表す第4の情報を前記機器制御手段に送信し、前記機器制御手段は、さらに、前記処理制御手段により前記通信が確立される前に、前記情報送信手段から前記時間が前記閾値より大きいことを表す前記第4の情報を受信した場合に、前記時間が前記閾値より大きい場合に実行する処理を含む起動を行うこと、を特徴とする。
また、請求項4にかかる発明は、請求項1にかかる発明において、前記機器制御手段は、前記情報送信手段から送信された前記第1の情報を受信後、前記処理制御手段から送信された前記機器の起動を要求する前記第2の情報を受信した場合に、前記機器の起動を要求する前記第2の情報に基づいて起動を制御すること、を特徴とする。
また、請求項5にかかる発明は、請求項1にかかる発明において、前記情報送信手段は、前記第1の情報を送信後、前記機器の起動状態に関する情報であって、前記第1の情報と異なる第5の情報をさらに前記機器制御手段に送信し、前記機器制御手段は、前記情報送信手段から送信された前記第1の情報を受信後、さらに前記情報送信手段から送信された前記第5の情報を受信した場合に、後に受信した前記第5の情報に基づいて起動を制御すること、を特徴とする。
また、請求項6にかかる発明は、請求項3にかかる発明において、前記情報送信手段は、第1信号線、第2信号線および第3信号線で前記機器制御手段と接続され、電気信号の強度によって前記電源オンによる起動が指示されたこと、および、前記省エネルギーモードからの復帰が指示されたこと、のいずれかを表す前記第1の情報を、前記第1信号線を介して前記機器制御手段に送信し、電気信号の強度によって前記機械的動作を行う前記機器の起動が必要であること、および、前記機械的動作を行う前記機器の起動が必要でないこと、のいずれかを表す前記第3の情報を、前記第2信号線を介して前記機器制御手段に送信し、電気信号の強度によって前記時間が前記閾値より大きいこと、および、前記時間が前記閾値より大きくないこと、のいずれかを表す前記第4の情報を、前記第3信号線を介して前記機器制御手段に送信すること、を特徴とする。
また、請求項7にかかる発明は、請求項3にかかる発明において、前記情報送信手段は、複数の信号線で情報を送信するバスで前記機器制御手段と接続され、前記第1の情報、前記第3の情報および前記第4の情報を、前記バスを介して前記機器制御手段に送信すること、を特徴とする。
また、請求項8にかかる発明は、請求項1にかかる発明において、操作手段から入力された、前記第1の情報および前記第2の情報のいずれに従って起動を制御するかの指示を受付ける受付手段をさらに備え、前記機器制御手段は、前記受付手段により受付けられた前記指示に基づき、指示された前記第1の情報または前記第2の情報に従って起動を制御すること、を特徴とする。
また、請求項9にかかる発明は、請求項1にかかる発明において、受信手段によりネットワークを介して受信された、前記第1の情報および前記第2の情報のいずれに従って起動を制御するかの指示を受付ける受付手段をさらに備え、前記機器制御手段は、前記受付手段により受付けられた前記指示に基づき、指示された前記第1の情報または前記第2の情報に従って起動を制御すること、を特徴とする。
また、請求項10にかかる発明は、像担持体上に画像を形成する作像手段と、前記作像手段で形成された画像を記録紙に定着する定着手段と、前記作像手段および前記定着手段の起動を制御する起動制御手段と、を備え、前記起動制御手段は、前記作像手段および前記定着手段の機械的動作を制御する機器制御手段と、前記機器制御手段との間の通信を確立し、確立された前記通信を用いて前記作像手段および前記定着手段に関する処理を制御する処理制御手段と、前記機器制御手段と接続され、電源オンによる起動が指示されたこと、および、待機時に消費電力を通常より抑える省エネルギーモードからの復帰が指示されたこと、のいずれかを表す第1の情報を前記機器制御手段に送信する情報送信手段と、を備え、前記処理制御手段は、さらに確立された前記通信を用いて前記作像手段および前記定着手段の起動を要求する第2の情報を前記機器制御手段に送信し、前記機器制御手段は、前記処理制御手段により前記通信が確立される前に前記情報送信手段から受信した前記第1の情報が、前記電源オンによる起動が指示されたことを表す場合に、前記作像手段および前記定着手段の起動を行い、前記処理制御手段により前記通信が確立される前に前記情報送信手段から受信した前記第1の情報が、前記省エネルギーモードからの復帰が指示されたことを表す場合に、前記第2の情報に基づいて前記作像手段および前記定着手段の起動を行うこと、を特徴とする。
また、請求項11にかかる発明は、請求項10にかかる発明において、前記情報送信手段は、さらに、機械的動作を行う前記作像手段の起動が必要であること、または機械的動作を行う前記作像手段の起動が必要でないことを表す第3の情報を前記機器制御手段に送信し、前記機器制御手段は、さらに、前記処理制御手段により前記通信が確立される前に、前記情報送信手段から機械的動作を行う前記作像手段の起動が必要であることを表す前記第3の情報を受信した場合に、前記作像手段の機械的動作を含む起動を行うこと、を特徴とする。
また、請求項12にかかる発明は、請求項11にかかる発明において、前記作像手段が形成する画像の調整を行う画像調整手段をさらに備えたこと、を特徴とする。
また、請求項13にかかる発明は、請求項12にかかる発明において、前記画像調整手段は、前記処理制御手段から送信された前記第2の情報を受信した後に、前記作像手段が形成する画像の調整を行うこと、を特徴とする。
また、請求項14かかる発明は、請求項11にかかる発明において、前記情報送信手段は、さらに、機械的動作を行う前記作像手段が動作していなかった時間が予め定められた閾値より大きいこと、または前記時間が前記閾値より大きくないことを表す第4の情報を前記機器制御手段に送信し、前記画像調整手段は、さらに、前記処理制御手段により前記通信が確立される前に、前記情報送信手段から前記時間が前記閾値より大きいことを表す前記第4の情報を受信した場合に、前記作像手段が形成する画像の調整を行うこと、を特徴とする。
また、請求項15にかかる発明は、機械的動作を行う機器と接続され、前記機器の機械的動作を制御する機器制御手段と、前記機器制御手段との間の通信を確立し、確立された前記通信を用いて前記機器に関する処理を制御する処理制御手段と、前記機器制御手段と接続され、情報を前記機器制御手段に送信する情報送信手段と、を含む起動制御装置における起動制御方法であって、前記情報送信手段が、電源オンによる起動が指示されたこと、および、待機時に消費電力を通常より抑える省エネルギーモードからの復帰が指示されたこと、のいずれかを表す第1の情報を前記機器制御手段に送信する第1送信ステップと前記処理制御手段が、確立された前記通信を用いて前記機器の起動を要求する第2の情報を前記機器制御手段に送信する第2送信ステップと、前記機器制御手段、前記処理制御手段により前記通信が確立される前に前記情報送信手段から受信した前記第1の情報が、前記電源オンによる起動が指示されたことを表す場合に、前記機器の起動を行い、前記処理制御手段により前記通信が確立される前に前記情報送信手段から受信した前記第1の情報が、前記省エネルギーモードからの復帰が指示されたことを表す場合に、前記第2の情報に基づいて前記機器の起動を行う制御ステップと、を含むことを特徴とする。
請求項1にかかる発明によれば、処理の制御を行うための通信の確立前に起動状態に関する第1の情報を送信し、第1の情報に基づいて機器の起動を制御できるため、接続された機器または自装置内の機器の起動時間を短縮することができるという効果を奏する。
また、請求項1にかかる発明によれば、電源オンによる起動か、省エネルギーモードからの復帰かに応じた第1の情報に基づいて機器の起動を制御できるため、起動状態に応じて適切に機器の起動を制御し、起動時間を短縮することができるという効果を奏する。
また、請求項1にかかる発明によれば、省エネルギーモードからの復帰を表す第1の情報を受信した場合は機器の起動を行わないため、起動状態に応じて適切に機器の起動を制御できるという効果を奏する。
また、請求項2にかかる発明によれば、機械的動作を行う機器の起動が必要であるか否かに応じた第3の情報に基づいて機器の起動を制御できるため、起動状態に応じて適切に機器の起動を制御し、起動時間を短縮することができるという効果を奏する。
また、請求項3にかかる発明によれば、機械的動作を行う機器が動作していなかった時間が予め定められた閾値より大きいか否かに応じた第4の情報に基づいて機器の起動を制御できるため、起動状態に応じて適切に機器の起動を制御し、起動時間を短縮することができるという効果を奏する。
また、請求項1にかかる発明によれば、確立された通信を用いて機器の起動を要求する第2の情報に基づいて機器の起動を制御できるため、状況の変化に応じて適切に機器の起動を制御できるという効果を奏する。
また、請求項4にかかる発明によれば、第1の情報受信後に受信された第2の情報に基づいて機器の起動を制御できるため、第1の情報通知後に生じた状況の変化に応じて適切に機器の起動を制御できるという効果を奏する。
また、請求項5にかかる発明によれば、第1の情報受信後に受信された機器の起動状態に関する第5の情報に基づいて機器の起動を制御できるため、状況の変化に応じて適切に機器の起動を制御できるという効果を奏する。
また、請求項6にかかる発明によれば、電気信号の強度によって機器の起動状態を表す第1の情報を信号線を介して送信するため、簡単な構成で早期に第1の情報を通知可能となり、機器の起動時間を短縮することができるという効果を奏する。
また、請求項7にかかる発明によれば、第1の情報を複数の信号線からなるバスを介して送信するため、汎用的な構成で機器の起動時間の短縮を実現できるという効果を奏する。
また、請求項8にかかる発明によれば、ユーザによる第1の情報と第2の情報のいずれを優先するかの指示を受付け、受付けた指示に従っていずれかの情報に基づいて機器の起動制御を実行できるため、ユーザに応じた適切な起動制御を実行できるという効果を奏する。
また、請求項9にかかる発明によれば、ユーザによる第1の情報と第2の情報のいずれを優先するかの指示をネットワークを介して受付け、受付けた指示に従っていずれかの情報に基づいて機器の起動制御を実行できるため、ユーザに応じた適切な起動制御を実行できるという効果を奏する。
また、請求項10にかかる発明によれば、処理の制御を行うための通信の確立前に起動状態に関する第1の情報を送信し、第1の情報に基づいて画像形成処理で用いる機器の起動を制御できるため、機器の起動時間を短縮することができるという効果を奏する。
また、請求項10にかかる発明によれば、電源オンによる起動か、省エネルギーモードからの復帰かに応じた第1の情報に基づいて機器の起動を制御できるため、起動状態に応じて適切に機器の起動を制御し、起動時間を短縮することができるという効果を奏する。
また、請求項10にかかる発明によれば、省エネルギーモードからの復帰を表す第1の情報を受信した場合は機器の起動を行わないため、起動状態に応じて適切に機器の起動を制御できるという効果を奏する。
また、請求項11にかかる発明によれば、機械的動作を行う機器の起動が必要であるか否かに応じた第3の情報に基づいて機器の起動を制御できるため、起動状態に応じて適切に機器の起動を制御し、起動時間を短縮することができるという効果を奏する。
また、請求項12にかかる発明によれば、画像の調整を行うことができるため、形成される画像の質を高めることができるという効果を奏する。
また、請求項13にかかる発明によれば、確立された通信を用いて機器の起動を要求する第2の情報に基づいて画像調整を実行できるため、状況の変化に応じて適切に機器の起動を制御できるという効果を奏する。
また、請求項14にかかる発明によれば、機械的動作を行う機器が動作していなかった時間が予め定められた閾値より大きいか否かに応じた第4の情報に基づいて画像調整を実行できるため、起動状態に応じて適切に機器の起動を制御し、起動時間を短縮することができるという効果を奏する。
また、請求項15にかかる発明によれば、処理の制御を行うための通信の確立前に起動状態に関する第1の情報を送信し、第1の情報に基づいて機器の起動を制御できるため、接続された機器または自装置内の機器の起動時間を短縮することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる起動制御装置の最良な実施の形態を詳細に説明する。なお、以下では、像担持体上に画像を形成する作像部、形成された画像を記録紙に定着する定着部などのデバイスを備えた画像形成装置に適用した例について説明する。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態にかかる画像形成装置は、主電源オンによる起動か、省エネルギーモードからの復帰かを表す電気信号を、コントローラから送信される起動要求の前にエンジン制御部に送信し、当該電気信号に従ってエンジンの起動を制御するものである。
図1は、第1の実施の形態にかかる画像形成装置100の構成を示すブロック図である。同図に示すように、画像形成装置100は、操作部10と、センサ11と、負荷12と、作像部13と、定着部14と、起動制御部110と、を備えている。
操作部10は、各種スイッチの操作や、各種操作画面上での入力の受付けを行うユーザインターフェースである。例えば、操作部10は、スイッチによる主電源のオン/オフや、プリント、FAX送信などを指示するボタンのクリックなどを受付ける。
センサ11は、搬送路の異常を確認する搬送路センサ、ユニット接続状況を確認するユニット接続検知センサ、ドアの開閉状況を確認するドアセンサなどの画像形成装置100の各種センサである。
負荷12は、後述するIO制御部25が、センサ11の入力を参照して制御を行う制御対象であるモーター、ソレノイド等を総称したものである。
作像部13は、像担持体である感光ドラム上に画像を形成するものであり、当該感光ドラム、帯電部、現像ユニット、転写部、分離部を含んでいる。
定着部14は、作像部13で形成された画像を記録紙に定着するものであり、定着ローラ、加圧ローラを含んでいる。
作像部13および定着部14が、後述するエンジン制御部20により動作が制御されるエンジンに相当する。なお、エンジンは、作像部13、定着部14に限られるものではなく、スキャナ(図示せず)、ファックスユニット(図示せず)などの画像形成で用いられるあらゆる機器が該当しうる。
起動制御部110は、作像部13、定着部14などの画像処理に関する機械的動作を行うエンジンの起動を制御するものである。起動制御部110は、エンジン制御部20と、コントローラ31とHDD(Hard Disk Drive)32と、NCU(ネットワークコントロールユニット)33と、FCU(ファクシミリコントロールユニット)34と、復帰信号制御部35と、画像処理部41と、画像用RAM(Random Access Memory)42と、読取処理部43と、書込処理部44と、を備えている。
なお、起動制御部110の各構成部を単一の基板上に備えるように構成してもよいし、各構成部を複数の基板上に分けるように構成してもよい。例えば、CPU(Central Processing Unit)21と、コントローラ31と、復帰信号制御部35とをそれぞれ独立したプロセッサとし、それぞれ別の基板上に備えるように構成することができる。
エンジン制御部20は、作像部13、定着部14などの画像処理に関する機械的動作を行うエンジンを制御するものであり、CPU21と、ROM(Read Only Memory)22と、RAM23と、不揮発RAM24と、IO制御部25と、を備えている。
CPU21は、エンジン制御部20におけるエンジン制御処理を実行するプロセッサである。ROM22は、CPU21を動作させるためのプログラムを格納するものである。RAM23は、プログラム用のデータを一時的に格納するものである。不揮発RAM24は、制御やタイミングなどに関する調整値、および登録した複写モードなどの設定値を格納するものである。IO制御部25は、センサ11の入力を元に、負荷12などの制御を行うものである。
コントローラ31は、画像形成装置100全体の制御と、描画、通信、操作部10からの入力を制御する制御部である。コントローラ31は、エンジン制御部20との間で確立された通信を用いて画像処理に関する各種処理を制御する。
画像形成装置100の主電源がオンにされた場合は、エンジン制御部20とコントローラ31の双方の初期化処理が終了することで、コピーなどの画像形成処理が可能なレディ状態となる。この初期化処理には、コントローラ31とCPU21との間のバス(データバス、アドレスバス)を介した通信の確立処理が含まれる。通信の確立後、コントローラ31およびCPU21は、エンジン起動要求コマンドなどの各種コマンドによる制御処理が可能となる。
HDD32は、画像データの蓄積、プログラムの蓄積、フォントデータの蓄積、フォームの蓄積を行うためのストレージである。
NCU33は、外部装置(図示せず)との間の通信処理を行うものであり、FCU34は、公衆回線を介したファクシミリ送受信処理を行うものである。例えば、外部装置からのプリント要求を受信した場合、またはファックスを受信した場合などには、コントローラ31により受信した画像データを印字データに変換し、一旦HDD32に蓄積して、画像処理部41を経由して書込処理部44に送ることで画像データの出力を行う。
復帰信号制御部35は、操作部10によるユーザの操作や、NCU33またはFCU34が受信した印刷要求等の情報を参照し、エンジンの起動状態を表す信号を生成し、エンジン制御部20に通知するものである。
具体的には、復帰信号制御部35は、主電源オンによる起動か、または待機時に消費電力を通常より抑える省エネルギーモードからの復帰かに応じて強度(Highか、Lowか)が異なる信号である復帰信号(以下、信号1という。)を生成する。信号1は、強度に応じて“主電源オン”または“省エネからの復帰”のいずれかが割り当てられる。
例えば、デフォルトの強度(例えば、Low)に対応する信号1の設定を“主電源オン”に定め、主電源オンにより起動されたときは、復帰信号制御部35の初期化処理で信号1をデフォルトの強度に設定する。これにより、主電源オンによる起動に応じた信号1を生成できる。
また、省エネルギーモードから復帰する場合であれば、復帰信号制御部35は既に起動されており、ユーザによる操作やネットワーク経由の処理要求受信などの情報を取得することができるため、これらの情報の取得を条件として信号1を“省エネからの復帰”に設定することができる。
また、復帰信号制御部35は、CPU21と信号線51で接続され、信号線51を介して生成した信号1をCPU21に通知する。
画像処理部41は、読取られた画像データの処理を行うものである。具体的には、画像処理部41は、操作部10で設定された各種処理モードに応じて、画像データのMTF補正、変倍処理、画質補正等を行った後、画像データを画像用RAM42、およびコントローラ31を介してHDD32に蓄える。
また、複数部のコピーを取る電子ソート機能を利用する場合、画像処理部41は、2部目以降のコピー動作を行う時にHDD32から画像データを画像用RAM42にコピーし、コピーした画像データを用いてコピー動作を行うことにより電子ソート機能を実現する。また、保存された画像データは、用紙がジャムした場合のリカバリ動作にも使用される。
なお、エンジン制御部20とコントローラ31とは画像処理部41を介して接続され、画像処理では、画像データのみならず、制御信号、ステータス信号についても画像処理部41を介してやり取りする。
画像用RAM42は、画像処理部41が画像処理を行う対象となる画像データを格納する記憶部である。
読取処理部43は、スキャナ(図示せず)によりスキャンされた画像データの読み取り処理を行うものである。書込処理部44は、給紙された用紙のタイミングに応じた書込み処理を行うものである。
次に、このように構成された第1の実施の形態にかかる画像形成装置100による起動制御処理について説明する。起動制御処理は、復帰信号を設定する復帰信号設定処理、復帰信号による起動処理、およびコマンドによる起動処理が並行に動作する処理であるが、以下では各処理をそれぞれ分けて説明する。
図2は、第1の実施の形態における復帰信号設定処理の全体の流れを示すフローチャートである。なお、復帰信号設定処理は、主電源がオンにされた場合、または、省エネルギーモードでユーザの操作等を受け付けた場合に実行される処理であり、復帰信号制御部35により実行が制御される。
まず、復帰信号制御部35は、初期化処理、または、操作部10・NCU33・FCU34からの情報取得処理を実行する(ステップS201)。すなわち、主電源オンによる起動の場合は、復帰信号制御部35自体の初期化が必要であるため初期化処理が実行され、既に起動済みの場合は、情報取得処理が実行される。情報取得処理では、復帰信号制御部35は、操作部10、NU33、またはFCU34が受け付けたユーザの操作要求、処理要求などの情報を取得する。
次に、復帰信号制御部35は、操作部10・NCU33・FCU34から情報を取得したか否かを判断する(ステップS202)。初期化処理の場合は、情報を取得しないため(ステップS202:NO)、信号1をデフォルトの値である“主電源オン”に設定する(ステップS203)。初期化処理では情報取得有無を判断せず、単に信号1にデフォルトの値である“主電源オン”に設定するように構成してもよい。
情報を取得した場合(ステップS202:YES)、復帰信号制御部35は、信号1を“省エネからの復帰”に設定する(ステップS204)。
次に、エンジン制御部20によって実行される、復帰信号による起動処理について説明する。図3は、第1の実施の形態における復帰信号による起動処理の全体の流れを示すフローチャートである。
まず、エンジン制御部20内のCPU21は、起動のための初期化を実行する(ステップS301)。具体的には、CPU21は、IO制御部25からセンサ11からの入力情報を取得するとともに、不揮発RAM24から調整値の取得などを行う。
次に、CPU21は、エラーが検出されたか否かを判断する(ステップS302)。具体的には、CPU21は、センサ11から取得した入力情報から、搬送路の異常、ユニット接続異常、ドアの開閉異常などのエラーを検出する。
エラーが検出された場合は(ステップS302:YES)、復帰信号による起動処理を終了する。エラーが検出されなかった場合は(ステップS302:NO)、CPU21は、信号1の内容を確認する(ステップS303)。信号1は、上述の復帰信号設定処理で設定された値をCPU21がアサートすることにより取得する。具体的には、まず、CPU21は、信号1が“主電源オン”に設定されているか否かを判断する(ステップS303)。
信号1が“主電源オン”に設定されていない場合、すなわち、“省エネからの復帰”に設定されている場合は(ステップS303:NO)、復帰信号による起動処理を終了する。この場合は、コントローラ31の起動を待つ必要がないため、コマンドによる起動処理によって早期にエンジン起動処理を開始可能だからである。
信号1が“主電源オン”である場合(ステップS303:YES)、CPU21は、定着部14の起動を開始する(ステップS304)。
次に、CPU21は、コマンドが開通済みか否かを判断し(ステップS305)、開通済みでない場合は(ステップS305:NO)、復帰信号による起動処理を終了する。なお、コマンドの開通とは、上述の初期化処理でコントローラ31とCPU21との間の通信を確立し、コマンドの送受信が可能となることをいう。コマンドの開通処理は、復帰信号による起動処理と並行して開始されていることを前提とする。
したがって、ステップS305の時点でコマンドの開通処理が完了していなければ、復帰信号による起動処理はその時点で終了し、コマンドの開通処理が完了していれば、コマンドを利用した処理を含むステップS306以降の処理を継続することを意味する。なお、コマンドの開通処理が完了しておらず、復帰信号による起動処理を終了した場合は、並行して処理されているコマンドによる起動処理(図4、後述)によって、残りの起動処理が実行される。
ステップS305で、コマンドが開通済みであると判断された場合は(ステップS305:YES)、CPU21は、コマンドで取得した時間から、エンジンの放置時間を算出し、予め定められた規定値と比較する(ステップS306)。
具体的には、CPU21は、コントローラ31に対して現在の時刻の取得をコマンドにより要求し、コントローラ31から返信された時刻と、事前に保存しておいたエンジンの前回動作完了時刻とを比較することにより、エンジンの放置時間を算出する。放置時間とは、エンジンが画像形成動作、画像調整動作を行わずに経過した時間をいう。
次に、CPU21は、算出した放置時間が規定値を超えたか否かを判断し(ステップS307)、超えた場合は(ステップS307:YES)、画像調整制御を開始する(ステップS308)。画像調整制御とは、画像形成装置100が設置されている環境の温度や湿度などの変動要因が与える影響を排除し、作像部13により形成される画像を最適化するための設定値の調整処理をいう。放置時間が規定値を超えるということは、変動要因による影響がそれだけ大きくなっており、画質低下がおきると考えられるためである。
ステップS307で放置時間が規定値を超えていないと判断された場合(ステップS307:NO)、または、画像調整制御を開始した後、CPU21は、動作あり起動を開始する(ステップS309)。動作あり起動とは、作像部13のウォーミングアップ動作を含む起動を意味する。
次に、CPU21は、起動が完了したか否かを判断し(ステップS310)、完了していない場合は(ステップS310:NO)、判断処理に戻り処理を繰り返す。完了した場合は(ステップS310:YES)、復帰信号による起動処理を終了する。
次に、エンジン制御部20によって実行される、コマンドによる起動処理について説明する。図4は、第1の実施の形態におけるコマンドによる起動処理の全体の流れを示すフローチャートである。
まず、CPU21は、コマンドが開通済みか否かを判断し(ステップS401)、開通済みでない場合は(ステップS401:NO)、CPU21は、開通済みになるまで判断を繰り返す。
コマンドが開通済みの場合は(ステップS401:YES)、CPU21は、エンジンコンフィグレーションおよび状態の情報を、コントローラ31に通知する(ステップS402)。
次に、CPU21は、コマンドによる時刻取得を実行する(ステップS403)。具体的には、CPU21は、コントローラ31に対して現在の時刻の取得をコマンドにより要求し、コントローラ31から返信された時刻を取得する。
次に、CPU21は、コントローラ31から送信されたコマンドによる起動要求を受信する(ステップS404)。続いて、CPU21は、受信したコマンドが、動作なしの起動要求であるか否かを判断する(ステップS405)。動作なしの起動要求とは、作像部13を動作させず、他の部分/機能を起動させる要求を意味する。
例えば、ネットワークからデータ処理要求を受信したが、要求された処理は画像データをメモリに記憶する処理であり、これに加えて印刷等の作像部13の動作が必要な処理が付随していない状況で、動作なしの起動要求コマンドがコントローラ31から送信される。
動作なしの起動要求である場合(ステップS405:YES)、作像部13の起動が不要であるため、コマンドによる起動処理を終了する。
動作なしの起動要求でない場合、すなわち、動作ありの起動要求である場合(ステップS405:NO)、CPU21は、動作あり起動が開始済みか否かを判断する(ステップS406)。開始済みの場合(ステップS406:YES)、CPU21は、コマンドによる起動処理を終了する。
開始済みでない場合は(ステップS406:NO)、CPU21は、コマンドで取得した時間から、エンジンの放置時間を算出し、予め定められた規定値と比較する(ステップS407)。
次に、CPU21は、算出した放置時間が規定値を超えたか否かを判断し(ステップS408)、超えた場合は(ステップS408:YES)、画像調整制御を開始する(ステップS409)。
放置時間が規定値を超えていないと判断された場合(ステップS408:NO)、または、画像調整制御を開始した後、CPU21は、動作あり起動を開始し(ステップS410)、コマンドによる起動処理を終了する。なお、定着部14の起動が開始されていない場合には、ステップS410で作像部13の起動とともに定着部14の起動が開始される。
次に、本実施の形態にかかる画像形成装置100によるエンジンの起動制御処理の具体例について説明する。図5および図6は、起動制御処理で扱われる信号およびコマンドの一例を示す説明図である。
図5は、主電源オンにより装置が起動された場合の信号およびコマンドの一例を表している。同図に示すように、エンジン電源をオンにし、CPU21のリセットが行われた後、CPU21は、復帰信号制御部35により設定された信号1をリードする。
この例では、信号1に“主電源オン”が設定されているため、CPU21は定着部14の起動を開始する(ステップS303:YES、ステップS304)。
その後、コマンドが開通し、動作あり起動を要求するコマンドを受信したとすると(ステップS405:NO)、CPU21は動作あり起動を開始する(ステップS410)。
このように、従来はコントローラ31の初期化が完了し、コントローラ31とCPU21との通信が確立した後に、コマンド要求により作像部13および定着部14の起動を開始していたのに対し、本実施の形態の手法では、信号1の受信後、CPU21は直ちに定着部14の起動を開始することが可能となる。これにより、立ち上げ時間が縮小し、ユーザへの待ち時間の低減を実現することができる。
図6は、省エネルギーモードからの復帰の場合の信号およびコマンドの一例を表している。同図に示すように、省エネルギーモードからの復帰によりエンジン電源がオンにされ、CPU21のリセットが行われた後、CPU21は、復帰信号制御部35により設定された信号1をリードする。
この例では、信号1に“省エネからの復帰”が設定されているため、CPU21は定着部14の起動を開始しない(ステップS303:NO)。一方、コマンドが開通し、動作あり起動を要求するコマンドを受信した場合には(ステップS405:NO)、CPU21は、作像部13の起動(動作あり起動)と定着部14の起動を同時に開始する(ステップS410)。
このように、省エネルギーモードからの復帰の場合は、CPU21とコントローラ31との間でコマンドが早期に開通するため、CPU21はコマンドの受信とともにコマンドによる起動処理(図4)によりエンジンの起動を実行することができる。
なお、主電源オンまたは省エネルギーモードからの復帰時に無条件で定着部14の起動を開始することにより、上述の課題を解決する方法も考えられる。しかし、本実施の形態の手法では、信号1に基づく判断により、省エネルギーモードからの復帰の場合は定着部14の起動を行わないようにすることができる。これにより、不要な起動処理を回避し、より適切な起動制御を行うことが可能となる。
以上のように、第1の実施の形態にかかる画像形成装置は、主電源オンによる起動か、省エネルギーモードからの復帰かを表す電気信号を、コントローラから送信される起動要求の前にエンジン制御部に送信し、当該電気信号に従ってエンジンの起動を制御することができる。このため、コントローラの要求を待たずにエンジン起動を開始可能となり、立ち上げ時間が縮小し、ユーザへの待ち時間の低減を実現することができる。
また、第1の実施の形態では、1本の信号線51を追加するのみで上述の効果を得ることができるため、小型の画像形成装置などのように資源が限られる場合であっても最小限かつ低コストの構成で待ち時間の低減を実現することができる。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態にかかる画像形成装置は、作像部の動作(ウォーミングアップ)が必要な起動か否かを表す電気信号をさらに送信し、当該電気信号に従ってエンジンの起動を制御するものである。
図7は、第2の実施の形態にかかる画像形成装置700の構成を示すブロック図である。同図に示すように、画像形成装置700は、操作部10と、センサ11と、負荷12と、作像部13と、定着部14と、起動制御部710と、を備えている。
第2の実施の形態では、起動制御部710の機能が第1の実施の形態と異なっている。具体的には、起動制御部710内のエンジン制御部720に含まれるCPU721、および、起動制御部710内の復帰信号制御部735の機能が第1の実施の形態と異なっている。その他の構成および機能は、第1の実施の形態にかかる画像形成装置100の構成を表すブロック図である図1と同様であるので、同一符号を付し、ここでの説明は省略する。
復帰信号制御部735は、作像部13の起動が必要な起動(動作あり起動)か、または必要でない起動(動作なし起動)かに応じて強度が異なる復帰信号(以下、信号2という。)をさらに生成する点が、第1の実施の形態にかかる復帰信号制御部35と異なっている。信号2は、強度に応じて“動作あり起動”または“動作なし起動”のいずれかが割り当てられる。
例えば、デフォルトの強度(例えば、Low)に対応する信号2の設定を“動作なし起動”に定め、主電源オンにより起動されたときは、復帰信号制御部735の初期化処理で信号2をデフォルトの強度に設定する。
また、省エネルギーモードから復帰する場合であれば、復帰信号制御部735は既に起動されており、ユーザによる操作やネットワーク経由の処理要求受信などの情報を取得することができるため、これらの情報を参照して、作像部13の起動が必要な処理要求か否かを判断することにより、“動作あり起動”か、または“動作なし起動”か、を設定する。
復帰信号制御部735は、信号1を通知する信号線51だけでなく、信号2を通知する信号線52によってCPU721に接続されている。
次に、このように構成された第2の実施の形態にかかる画像形成装置700による復帰信号設定処理について説明する。図8は、第2の実施の形態における復帰信号設定処理の全体の流れを示すフローチャートである。
ステップS801からステップS804までの、信号1設定処理は、第1の実施の形態にかかる画像形成装置100におけるステップS201からステップS204までと同様の処理なので、その説明を省略する。
信号1を設定した後、復帰信号制御部735は、操作部10、NCU33、またはFCU34からの情報により、作像部13の起動が必要か否かを判定する(ステップS805)。
次に、復帰信号制御部735は、作像部13の起動が必要か否かを判断し(ステップS806)、作像部13の起動が必要である場合は(ステップS806:YES)、信号2を“動作あり起動”に設定する(ステップS807)。
作像部13の起動が必要でない場合(ステップS806:NO)、復帰信号制御部735は、信号2を“動作なし起動”に設定する(ステップS808)。
次に、復帰信号による起動処理について説明する。図9は、第2の実施の形態における復帰信号による起動処理の全体の流れを示すフローチャートである。
ステップS901からステップS902までの、初期化処理、エラー検出処理は、第1の実施の形態にかかる画像形成装置100におけるステップS301からステップS302までと同様の処理なので、その説明を省略する。
ステップS902でエラーが検出されなかった場合(ステップS902:NO)、CPU721は、信号1は、“主電源オン”であるか否かを判断する(ステップS903)。信号1が“主電源オン”でなかった場合(ステップS903:NO)、CPU721は、さらに信号2が“動作あり起動”であるか否かを判断する(ステップS911)。
信号2が“動作あり起動”である場合は(ステップS911:YES)、CPU721は、定着部14の起動を開始する。
ステップS905からステップS910までの、コマンド開通判定処理、画像調整制御処理、動作あり起動開始処理は、第1の実施の形態にかかる画像形成装置100におけるステップS305からステップS310までと同様の処理なので、その説明を省略する。
ステップS911で、信号2が“動作あり起動”でない場合、すなわち、“動作なし起動”である場合は(ステップS911:NO)、作像部13および定着部14の起動が不要であるため、復帰信号による起動処理を終了する。
例えば、外部装置からエンジンの構成に関する情報や、調整値、パーツの寿命に関するカウント値などの設定情報を取得する場合などが“省エネからの復帰”かつ“動作なし起動”に相当する。
なお、本実施の形態では、信号1および信号2を用いた例について説明したが、信号1を用いずに信号2のみを利用するように構成してもよい。この場合は、ステップS903の代わりにステップS911の信号2の判定処理を実行し、その結果に応じて定着部14の起動を開始するか、処理を終了するかを判断する。
このように、第2の実施の形態では、信号2を参照することにより、作像部13の起動が必要か否かを判断することができるため、省エネルギーモードの場合であっても定着部14の起動を早期に開始することができる。これにより、立ち上げ時間が縮小し、ユーザへの待ち時間の低減を実現することができる。
なお、第2の実施の形態におけるコマンドによる起動処理は、第1の実施の形態における図4に示したフローチャートと同様であるのでその説明を省略する。
次に、本実施の形態にかかる画像形成装置700によるエンジンの起動制御処理の具体例について説明する。図10および図11は、起動制御処理で扱われる信号およびコマンドの一例を示す説明図である。
図10は、省エネルギーモードからの復帰の場合の信号およびコマンドの一例を表している。同図に示すように、省エネルギーモードからの復帰によりエンジン電源がオンにされ、CPU721のリセットが行われた後、CPU721は、復帰信号制御部735により設定された信号1および信号2をリードする。
この例では、信号1に“省エネからの復帰”が設定されているため、CPU721はさらに信号2の判定を行う(ステップS903:NO、ステップS911)。そして、この例では信号2に“動作あり起動”が設定されているため、定着部14の起動が開始される(ステップS911:YES、ステップS904)。
その後、コマンドが開通し、動作あり起動を要求するコマンドを受信したとすると(ステップS405:NO)、CPU721は動作あり起動を開始する(ステップS410)。
このように、省エネルギーモードからの復帰の場合であっても、CPU721は信号2の設定を判定することにより、定着部14の起動を早期に開始することができる。
図11は、主電源オンまたは省エネルギーモードからの復帰であって、動作なし起動の場合の信号およびコマンドの一例を表している。例えば、印刷を必要としないがエンジンを省エネルギーモードから復帰する場合は、信号1は“省エネからの復帰”、信号2は“動作なし起動”となり、図11の例に該当する。
同図に示すように、エンジン電源がオンにされ、CPU721のリセットが行われた後、CPU721は、復帰信号制御部735により設定された信号1および信号2をリードする。
この例では、信号2に“動作なし起動”が設定されているため、定着部14の起動を行わずに処理を終了する(ステップS911:NO)。
その後、コマンドが開通し、動作なし起動を要求するコマンドを受信したとすると(ステップS405:YES)、作像部13および定着部14の起動が不要であるため、両者の起動は行わない。
このように、信号2を参照して動作を伴う起動の要否を判断できるため、不要な起動処理の開始を回避することが可能となる。
次に、第2の実施の形態の変形例について説明する。第2の実施の形態では、第1の実施の形態と同様に、主電源オンによる起動のときはコマンドの開通を待って作像部13の起動を開始している(ステップS909、ステップS309)。
これは、主電源オンによる起動の場合、コマンドの開通後にコマンドによる時刻取得を実行しなければ放置時間を算出できず、放置時間に基づく画像調整制御の要否判断ができないためである。これに対し、本変形例では、画像調整制御動作を除いた作像部13の起動処理を早期に開始し、コマンドが開通後に放置時間を算出して画像調整制御の要否を判断する。
図12は、第2の実施の形態の変形例における復帰信号による起動処理の全体の流れを示すフローチャートである。
ステップS1201からステップS1203、およびステップS1210までの、初期化処理、エラー検出処理、信号判定処理は、図9のステップS901からステップS903、およびステップS911までと同様の処理なので、その説明を省略する。
本変形例では、信号1が“主電源オン”の場合(ステップS1203:YES)、または信号2が“動作あり起動”の場合(ステップS1210:YES)、定着部14だけでなく、作像部13も起動する点が、図9と異なっている。
ステップS1205からステップS1208までの、コマンド開通判定処理、画像調整制御処理は、図9のステップS905からステップS908までと同様の処理なので、その説明を省略する。
本変形例では、既に作像部13の起動を開始しているため、動作あり起動の開始処理を実行しない点が第2の実施の形態と異なっている(図9のステップS909を削除)。
次に、本変形例におけるエンジンの起動制御処理の具体例について説明する。図13は、起動制御処理で扱われる信号およびコマンドの一例を示す説明図である。
この例では、信号1に“主電源オン”が設定されているため、CPU721は定着部14の起動とともに、作像部13の起動を開始する(ステップS1203:YES、ステップS1204)。
その後、コマンドが開通し、動作あり起動を要求するコマンドを受信したとすると(ステップS405:NO)、CPU721は動作あり起動を開始する(ステップS410)。この際、放置時間の判定により画像調整制御動作が必要であると判断されたとすると、その時点から画像調整制御動作を開始する。
このように、本変形例によれば、画像調整制御動作の開始が遅れるために作像部13全体の起動開始が遅れることを回避することができるため、立ち上げ時間が縮小し、ユーザへの待ち時間の低減を実現することができる。
以上ように、第2の実施の形態にかかる画像形成装置は、作像部の動作が必要な起動か否かを表す電気信号をさらに送信し、当該電気信号に従ってエンジンの起動を制御することができる。このため、コントローラの要求を待たずに作像部の動作を開始できるため、立ち上げ時間が縮小し、ユーザへの待ち時間の低減を実現することができる。
(第3の実施の形態)
第3の実施の形態にかかる画像形成装置は、エンジンの放置時間が所定の閾値を超えたか否かを表す電気信号をさらに送信し、当該電気信号に従ってエンジンの起動を制御するものである。
図14は、第3の実施の形態にかかる画像形成装置1400の構成を示すブロック図である。同図に示すように、画像形成装置1400は、操作部10と、センサ11と、負荷12と、作像部13と、定着部14と、起動制御部1410と、を備えている。
第2の実施の形態では、起動制御部1410の機能が第2の実施の形態と異なっている。具体的には、起動制御部1410内のエンジン制御部1420に含まれるCPU1421、および、起動制御部1410内の復帰信号制御部1435の機能が第1の実施の形態と異なっている。その他の構成および機能は、第2の実施の形態にかかる画像形成装置700の構成を表すブロック図である図7と同様であるので、同一符号を付し、ここでの説明は省略する。
復帰信号制御部1435は、エンジンの放置時間が予め定められた規定値を超えたか否かに応じて強度が異なる復帰信号(以下、信号3という。)をさらに生成する点が、第2の実施の形態にかかる復帰信号制御部735と異なっている。
復帰信号制御部1435は、プリント処理、FAX受信処理などの動作が終了した時刻を記憶部(図示せず)に保存し、省エネルギーモードから復帰したときに、復帰した時刻と保存した時刻との差から放置時間を算出する。そして、復帰信号制御部1435は、算出した放置時間と、予め定められた規定値とを比較することにより、放置時間が規定値を超えたか否かを判断する。
復帰信号制御部1435は、信号1および信号2を通知する信号線51および信号線52だけでなく、信号3を通知する信号線53によってCPU1421に接続されている。
次に、このように構成された第3の実施の形態にかかる画像形成装置1400による復帰信号設定処理について説明する。図15は、第3の実施の形態における復帰信号設定処理の全体の流れを示すフローチャートである。
ステップS1501からステップS1508までの、信号1設定処理、信号2設定処理は、第2の実施の形態にかかる画像形成装置700におけるステップS801からステップS808までと同様の処理なので、その説明を省略する。
信号2を設定した後、復帰信号制御部1435は、エンジンの放置時間を算出する(ステップS1509)。具体的には、復帰信号制御部1435は、事前に保存したエンジン動作完了時の時刻と、現在の時刻との差を求めることにより放置時間を算出する。
次に、復帰信号制御部1435は、放置時間が予め定められた規定値を超えたか否かを判断する(ステップS1510)。超えている場合は(ステップS1510:YES)、復帰信号制御部1435は、信号3を“規定値を超えた”に設定する(ステップS1511)。超えていない場合は(ステップS1510:NO)、復帰信号制御部1435は、信号3を“規定値を超えていない”に設定する(ステップS1512)。
なお、主電源オンの場合、事前に保存したエンジン動作完了時の時刻が存在しないため、復帰信号制御部1435は放置時間を算出できない。この場合は、信号3には“規定値を超えていない”を設定し、放置時間の判定はコマンド開通後に行う(ステップS407)。
次に、復帰信号による起動処理について説明する。図16は、第3の実施の形態における復帰信号による起動処理の全体の流れを示すフローチャートである。
ステップS1601からステップS1610までの、初期化処理、エラー検出処理、コマンド開通判定処理、画像調整制御処理、動作あり起動開始処理は、図9のステップS901からステップS910までと同様の処理なので、その説明を省略する。
信号1が“主電源オン”でないと判断された場合(ステップS1603:NO)、CPU1421は、さらに信号2が“動作あり起動”であるか否かを判断する(ステップS1611)。
信号2が“動作あり起動”である場合は(ステップS1611)、CPU1421は、定着部14の起動を開始する(ステップS1612)。次に、CPU1421は、信号3が“規定値を超えた”であるか否かを判断し(ステップS1613)、信号3が“規定値を超えた”である場合は(ステップS1613:YES)、画像調整制御を開始する(ステップS1608)。
信号3が“規定値を超えた”でない場合、すなわち、“規定値を超えていない”である場合は(ステップS1613:NO)、動作あり起動を開始する(ステップS1609)。
ステップS1611で、信号2が“動作あり起動”でないと判断された場合は(ステップS1611:NO)、復帰信号による起動処理を終了する。
なお、第3の実施の形態におけるコマンドによる起動処理は、第1の実施の形態における図4に示したフローチャートと同様であるのでその説明を省略する。
次に、本実施の形態にかかる画像形成装置1400によるエンジンの起動制御処理の具体例について説明する。図17および図18は、起動制御処理で扱われる信号およびコマンドの一例を示す説明図である。
図17は、省エネルギーモードからの復帰であって、エンジンの放置時間が規定値を超えた場合の信号およびコマンドの一例を表している。
例えば、操作部10によって受け付けられたユーザによるボタンの操作やカバーオープンなどの人為的操作、印刷要求、またはFAX受信要求などを受けて省エネルギーモードから復帰する場合、信号1は“省エネからの復帰”、信号2は“動作あり起動”となり、放置時間が規定値を超えていれば信号3は“規定値を超えた”となるため、図17の例に該当する。
同図に示すように、エンジン電源をオンにし、CPU1421のリセットが行われた後、CPU1421は、復帰信号制御部1435により設定された信号1〜信号3をリードする。
この例では、信号1に“省エネからの復帰”が設定され、信号2に“動作あり起動”が設定され、信号3に“規定値を超えた”が設定されているため、CPU1421は定着部14の起動を開始するとともに(ステップS1503:YES、ステップS1511:YES、ステップS1512)、画像調整制御を開始する(ステップS1513:YES、ステップS1508)。
このように、本実施の形態では、放置時間に関する信号3を参照して画像調整制御の要否を判断することができるため、コマンドの開通を待って時間を取得する必要がなくなり、早期に作像部13の起動を開始することが可能となる。これにより、立ち上げ時間が縮小し、ユーザへの待ち時間の低減を実現することができる。
図18は、省エネルギーモードからの復帰であって、エンジンの放置時間が規定値を超えていない場合の信号およびコマンドの一例を表している。同図に示すように、エンジン電源をオンにし、CPU1421のリセットが行われた後、CPU1421は、復帰信号制御部1435により設定された信号1〜信号3をリードする。
この例では、信号1に“省エネからの復帰”が設定され、信号2に“動作あり起動”が設定され、信号3に“規定値を超えていない”が設定されているため、CPU1421は定着部14の起動を開始するとともに(ステップS1503:YES、ステップS1511:YES、ステップS1512)、画像調整制御を開始せずに動作あり起動を開始する(ステップS1513:NO、ステップS1509)。
このように、放置時間に関する信号3を参照して画像調整制御の要否を判断することができるため、無用に画像調整制御を実行することがなく、適切に作像部13の起動を実行することが可能となる。
次に、本実施の形態にかかる画像形成装置1400によるエンジンの起動制御処理の別の例について説明する。図19および図20は、起動制御処理で扱われる信号およびコマンドの別の一例を示す説明図である。図19および図20は、起動開始後に、起動種別(動作あり起動か、動作なし起動かなど)が変更された場合の起動制御処理の例を表した例である。
図19は、復帰信号による起動の要求と、コマンドによる起動の要求が異なる場合の例を表す。具体的には、信号2では“動作なし起動”が設定されていたため、作像部13および定着部14の起動を実行しなかったが、コマンド開通後に受信したコマンドの起動要求では、動作あり起動が要求された場合の例が示されている。
この場合は、後に要求されたコマンドの要求に従って動作あり起動(作像部13の起動、定着部14の起動)を開始する。
図20は、復帰信号による起動の要求の後に、さらに復帰信号による起動の要求が送信された場合の例を表す。具体的には、最初に受信した信号2では“動作なし起動”が設定されていたため、作像部13および定着部14の起動を実行しなかったが、その後“動作あり起動”が設定された信号2を受信した場合の例が示されている。
例えば、ネットワーク経由で画像形成装置1400の起動要求を受信したが、実行される処理が不明であったため、信号2には“動作なし起動”が設定され、その後、実行される処理が例えば印刷であることが判明し作像部13の起動が必要になった場合などがこの例に該当する。
この場合は、後に要求された信号2の要求に従って動作あり起動(作像部13の起動、定着部14の起動)を開始する。このように、コマンドを用いずに復帰信号を参照することにより、状況に応じた適切な起動制御処理を実現することが可能となる。
なお、本実施の形態では、上述のように、原則として復帰信号である信号1、信号2、信号3に基づいて機動制御を行い、その後コマンドによる起動要求を受信したときにコマンドに基づいて起動制御を行う構成となっている。
このような構成では、例えば、復帰信号による起動制御により定着部14の起動を開始した後、FAXを受信してHDDに保存するだけの処理であることが判明した場合、定着部14の起動を中止するといった状況が生じうる。このため、夜間にFAXを受信した場合であれば、無駄な定着部14の起動により騒音発生などの弊害が生じる可能性がある。
このような問題を回避するため、復帰信号による起動制御と、コマンドによる起動制御とのいずれかを優先するかをユーザが設定可能とし、設定に応じていずれかの起動制御方法を適用するように構成してもよい。
設定は、操作部10によってユーザにより入力された設定情報を受け付ける方法や、ネットワークで接続された外部装置からユーザが入力した設定情報を、NCU33を介して受け付ける方法など、従来から用いられているあらゆる方法を適用できる。
以上ように、第3の実施の形態にかかる画像形成装置は、エンジンの放置時間が所定の閾値を超えたか否かを表す電気信号をさらに送信し、当該電気信号に従ってエンジンの起動を制御することができる。このため、コントローラの要求を待たずに画像調整処理を開始できるため、立ち上げ時間が縮小し、ユーザへの待ち時間の低減を実現することができる。
第1〜第3の実施の形態では、起動状態を通知するために、信号線51、信号線52、信号線53を用いて電気信号(信号1、信号2、信号3)を送信していた。起動状態の通知方法はこれに限られるものではなく、PCIバスなどの従来から用いられているあらゆる通知方法を適用できる。この場合は、コントローラ31とCPUとの間のバスによるコマンドの通知よりも優先して起動状態の通知を実行するように構成する。これにより、コントローラの要求を待たずにエンジン起動を開始可能となり、立ち上げ時間の縮小を実現することができる。
以上のように、本発明にかかる起動制御装置、起動制御方法および画像形成装置は、省エネルギー制御を行う複合機に適している。
第1の実施の形態にかかる画像形成装置の構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態における復帰信号設定処理の全体の流れを示すフローチャートである。 第1の実施の形態における復帰信号による起動処理の全体の流れを示すフローチャートである。 第1の実施の形態におけるコマンドによる起動処理の全体の流れを示すフローチャートである。 起動制御処理で扱われる信号およびコマンドの一例を示す説明図である。 起動制御処理で扱われる信号およびコマンドの一例を示す説明図である。 第2の実施の形態にかかる画像形成装置の構成を示すブロック図である。 第2の実施の形態における復帰信号設定処理の全体の流れを示すフローチャートである。 第2の実施の形態における復帰信号による起動処理の全体の流れを示すフローチャートである。 起動制御処理で扱われる信号およびコマンドの一例を示す説明図である。 起動制御処理で扱われる信号およびコマンドの一例を示す説明図である。 第2の実施の形態の変形例における復帰信号による起動処理の全体の流れを示すフローチャートである。 起動制御処理で扱われる信号およびコマンドの一例を示す説明図である。 第3の実施の形態にかかる画像形成装置の構成を示すブロック図である。 第3の実施の形態における復帰信号設定処理の全体の流れを示すフローチャートである。 第3の実施の形態における復帰信号による起動処理の全体の流れを示すフローチャートである。 起動制御処理で扱われる信号およびコマンドの一例を示す説明図である。 起動制御処理で扱われる信号およびコマンドの一例を示す説明図である。 起動制御処理で扱われる信号およびコマンドの別の一例を示す説明図である。 起動制御処理で扱われる信号およびコマンドの別の一例を示す説明図である。
符号の説明
10 操作部
11 センサ
12 負荷
13 作像部
14 定着部
20 エンジン制御部
21 CPU
22 ROM
23 RAM
24 不揮発RAM
25 IO制御部
31 コントローラ
32 HDD
33 NCU
34 FCU
35 復帰信号制御部
41 画像処理部
42 画像用RAM
43 読取処理部
44 書込処理部
51、52、53 信号線
100 画像形成装置
110 起動制御部
700 画像形成装置
710 起動制御部
720 エンジン制御部
721 CPU
735 復帰信号制御部
1400 画像形成装置
1410 起動制御部
1420 エンジン制御部
1421 CPU
1435 復帰信号制御部

Claims (15)

  1. 機械的動作を行う機器と接続され、前記機器の機械的動作を制御する機器制御手段と、
    前記機器制御手段との間の通信を確立し、確立された前記通信を用いて前記機器に関する処理を制御する処理制御手段と、
    前記機器制御手段と接続され、電源オンによる起動が指示されたこと、および、待機時に消費電力を通常より抑える省エネルギーモードからの復帰が指示されたこと、のいずれかを表す第1の情報を前記機器制御手段に送信する情報送信手段と、を備え、
    前記処理制御手段は、さらに確立された前記通信を用いて前記機器の起動を要求する第2の情報を前記機器制御手段に送信し、
    前記機器制御手段は、前記処理制御手段により前記通信が確立される前に前記情報送信手段から受信した前記第1の情報が、前記電源オンによる起動が指示されたことを表す場合に、前記機器の起動を行い、前記処理制御手段により前記通信が確立される前に前記情報送信手段から受信した前記第1の情報が、前記省エネルギーモードからの復帰が指示されたことを表す場合に、前記第2の情報に基づいて前記機器の起動を行うこと、
    を特徴とする起動制御装置。
  2. 前記情報送信手段は、さらに、機械的動作を行う前記機器の起動が必要であること、または機械的動作を行う前記機器の起動が必要でないことを表す第3の情報を前記機器制御手段に送信し、
    前記機器制御手段は、さらに、前記処理制御手段により前記通信が確立される前に、前記情報送信手段から機械的動作を行う前記機器の起動が必要であることを表す前記第3の情報を受信した場合に、前記機器の機械的動作を含む起動を行うこと、
    を特徴とする請求項1に記載の起動制御装置。
  3. 前記情報送信手段は、さらに、機械的動作を行う前記機器が動作していなかった時間が予め定められた閾値より大きいこと、または前記時間が前記閾値より大きくないことを表す第4の情報を前記機器制御手段に送信し、
    前記機器制御手段は、さらに、前記処理制御手段により前記通信が確立される前に、前記情報送信手段から前記時間が前記閾値より大きいことを表す前記第4の情報を受信した場合に、前記時間が前記閾値より大きい場合に実行する処理を含む起動を行うこと、
    を特徴とする請求項2に記載の起動制御装置。
  4. 前記機器制御手段は、前記情報送信手段から送信された前記第1の情報を受信後、前記処理制御手段から送信された前記機器の起動を要求する前記第2の情報を受信した場合に、前記機器の起動を要求する前記第2の情報に基づいて起動を制御すること、
    を特徴とする請求項1に記載の起動制御装置。
  5. 前記情報送信手段は、前記第1の情報を送信後、前記機器の起動状態に関する情報であって、前記第1の情報と異なる第5の情報をさらに前記機器制御手段に送信し、
    前記機器制御手段は、前記情報送信手段から送信された前記第1の情報を受信後、さらに前記情報送信手段から送信された前記第5の情報を受信した場合に、後に受信した前記第5の情報に基づいて起動を制御すること、
    を特徴とする請求項1に記載の起動制御装置。
  6. 前記情報送信手段は、第1信号線、第2信号線および第3信号線で前記機器制御手段と接続され、電気信号の強度によって前記電源オンによる起動が指示されたこと、および、前記省エネルギーモードからの復帰が指示されたこと、のいずれかを表す前記第1の情報を、前記第1信号線を介して前記機器制御手段に送信し、電気信号の強度によって前記機械的動作を行う前記機器の起動が必要であること、および、前記機械的動作を行う前記機器の起動が必要でないこと、のいずれかを表す前記第3の情報を、前記第2信号線を介して前記機器制御手段に送信し、電気信号の強度によって前記時間が前記閾値より大きいこと、および、前記時間が前記閾値より大きくないこと、のいずれかを表す前記第4の情報を、前記第3信号線を介して前記機器制御手段に送信すること、
    を特徴とする請求項3に記載の起動制御装置。
  7. 前記情報送信手段は、複数の信号線で情報を送信するバスで前記機器制御手段と接続され、前記第1の情報、前記第3の情報および前記第4の情報を、前記バスを介して前記機器制御手段に送信すること、
    を特徴とする請求項3に記載の起動制御装置。
  8. 操作手段から入力された、前記第1の情報および前記第2の情報のいずれに従って起動を制御するかの指示を受付ける受付手段をさらに備え、
    前記機器制御手段は、前記受付手段により受付けられた前記指示に基づき、指示された前記第1の情報または前記第2の情報に従って起動を制御すること、
    を特徴とする請求項1に記載の起動制御装置。
  9. 受信手段によりネットワークを介して受信された、前記第1の情報および前記第2の情報のいずれに従って起動を制御するかの指示を受付ける受付手段をさらに備え、
    前記機器制御手段は、前記受付手段により受付けられた前記指示に基づき、指示された前記第1の情報または前記第2の情報に従って起動を制御すること、
    を特徴とする請求項1に記載の起動制御装置。
  10. 像担持体上に画像を形成する作像手段と、
    前記作像手段で形成された画像を記録紙に定着する定着手段と、
    前記作像手段および前記定着手段の起動を制御する起動制御手段と、を備え、
    前記起動制御手段は、
    前記作像手段および前記定着手段の機械的動作を制御する機器制御手段と、
    前記機器制御手段との間の通信を確立し、確立された前記通信を用いて前記作像手段および前記定着手段に関する処理を制御する処理制御手段と、
    前記機器制御手段と接続され、電源オンによる起動が指示されたこと、および、待機時に消費電力を通常より抑える省エネルギーモードからの復帰が指示されたこと、のいずれかを表す第1の情報を前記機器制御手段に送信する情報送信手段と、を備え、
    前記処理制御手段は、さらに確立された前記通信を用いて前記作像手段および前記定着手段の起動を要求する第2の情報を前記機器制御手段に送信し、
    前記機器制御手段は、前記処理制御手段により前記通信が確立される前に前記情報送信手段から受信した前記第1の情報が、前記電源オンによる起動が指示されたことを表す場合に、前記作像手段および前記定着手段の起動を行い、前記処理制御手段により前記通信が確立される前に前記情報送信手段から受信した前記第1の情報が、前記省エネルギーモードからの復帰が指示されたことを表す場合に、前記第2の情報に基づいて前記作像手段および前記定着手段の起動を行うこと、
    を特徴とする画像形成装置。
  11. 前記情報送信手段は、さらに、機械的動作を行う前記作像手段の起動が必要であること、または機械的動作を行う前記作像手段の起動が必要でないことを表す第3の情報を前記機器制御手段に送信し、
    前記機器制御手段は、さらに、前記処理制御手段により前記通信が確立される前に、前記情報送信手段から機械的動作を行う前記作像手段の起動が必要であることを表す前記第3の情報を受信した場合に、前記作像手段の機械的動作を含む起動を行うこと、
    を特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 前記作像手段が形成する画像の調整を行う画像調整手段をさらに備えたこと、
    を特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
  13. 前記画像調整手段は、前記処理制御手段から送信された前記第2の情報を受信した後に、前記作像手段が形成する画像の調整を行うこと、
    を特徴とする請求項12に記載の画像形成装置。
  14. 前記情報送信手段は、さらに、機械的動作を行う前記作像手段が動作していなかった時間が予め定められた閾値より大きいこと、または前記時間が前記閾値より大きくないことを表す第4の情報を前記機器制御手段に送信し、
    前記画像調整手段は、さらに、前記処理制御手段により前記通信が確立される前に、前記情報送信手段から前記時間が前記閾値より大きいことを表す前記第4の情報を受信した場合に、前記作像手段が形成する画像の調整を行うこと、
    を特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
  15. 機械的動作を行う機器と接続され、前記機器の機械的動作を制御する機器制御手段と、前記機器制御手段との間の通信を確立し、確立された前記通信を用いて前記機器に関する処理を制御する処理制御手段と、前記機器制御手段と接続され、情報を前記機器制御手段に送信する情報送信手段と、を含む起動制御装置における起動制御方法であって、
    前記情報送信手段が、電源オンによる起動が指示されたこと、および、待機時に消費電力を通常より抑える省エネルギーモードからの復帰が指示されたこと、のいずれかを表す第1の情報を前記機器制御手段に送信する第1送信ステップと
    前記処理制御手段が、確立された前記通信を用いて前記機器の起動を要求する第2の情報を前記機器制御手段に送信する第2送信ステップと、
    前記機器制御手段、前記処理制御手段により前記通信が確立される前に前記情報送信手段から受信した前記第1の情報が、前記電源オンによる起動が指示されたことを表す場合に、前記機器の起動を行い、前記処理制御手段により前記通信が確立される前に前記情報送信手段から受信した前記第1の情報が、前記省エネルギーモードからの復帰が指示されたことを表す場合に、前記第2の情報に基づいて前記機器の起動を行う制御ステップと
    含むことを特徴とする起動制御方法。
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