JP6280534B2 - 印刷装置及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、印刷装置及びその制御方法に関する。
コピー機能、プリンタ機能、FAX機能、ネットワーク機能等を備える複合機が知られており、このような複合機では、電源を立ち上げる際、まず、装置の電源が投入されると起動処理を行い、その後、通常モードで立ち上がり、スタンバイ状態となる。一般的に、スタンバイ状態で、コピー動作や、プリント動作が行われる。また複合機では省電力電源制御を行うために、スタンバイ状態から、更に低消費電力となるスリープモードを備えている。
複合機(画像形成装置)は、各種機能と電力制御等を行うコントローラ部と、出力制御を行うエンジン部とを備えており、それぞれが、独立に起動するように構成されている。そのため、スリープモードからの復帰処理は、例えば、ネットワーク経由で転送されるデータに基づいて行っている。この際、ネットワークからの起床に対する応答時間と、コントローラ部の立ち上げ時間との間に差があり、コントローラ部の立ち上げを待ってエンジン部の起動を開始している。そのため、スリープ復帰時の複合機の立ち上げ時間が長くなっている。この問題を解決するために、特許文献1では、省電力モードから通常モードへの復帰要因が発生したときに画像形成装置の初期化処理を行うことが提案されている。
特開2007−43665号公報
しかしながら上記従来例では、画像形成装置の初期化処理において、出力制御を行うエンジン部の初期化の判断は、エンジン部のコントローラで行われているため、装置の起動までに時間がかかることになる。
更に、このような状況のなかで、従来の画像形成装置では、ネットワークのポートで受け付け可能なジョブの種類として、プリント処理、装置情報の問い合わせ、保存などの種類がある。これらは1つのポートで受け付けており、ジョブの種類を判断するための処理時間が必要としていた。そのため、画像形成装置は、スリープ状態からの復帰において、コントローラと、エンジンを立ち上げるための起動時間がかかっていた。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解決することにある。
本願発明の特徴は、外部装置からプリントジョブを受信したことにより省電力状態から復帰する際に、印刷部を立ち上げるまでの起動時間を短縮して、全体として起動時間を短縮する技術を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る印刷装置は以下のような構成を備える。即ち、
印刷装置であって、
用紙に画像を印刷する印刷部と、
前記印刷部の駆動を制御するプリンタ制御手段と、
前記プリンタ制御手段と通信可能に接続される制御手段と、
前記印刷部、前記プリンタ制御手段及び前記制御手段への電力供給を制御する起動制御手段と、
前記印刷部に画像を印刷させるプリントジョブを外部装置から受信する受信手段と、を備え、
前記受信手段は、前記印刷部、前記プリンタ制御手段及び前記制御手段への電力供給が停止される省電力状態のときに特定のポート番号が指定された特定のフレームデータを受信したことに基づいて前記起動制御手段に所定の情報を送信し、前記起動制御手段は、前記所定の情報を受信したことに基づいて、前記印刷部、前記プリンタ制御手段及び前記制御手段に電力が供給されるよう制御し、且つ前記印刷部が初期化処理を実行するよう前記プリンタ制御手段に指示することを特徴とする。
本発明によれば、印刷部を高速に起動できるため、省電力状態から復帰して起動するまでの時間を短縮できる。
本発明の実施形態に係る複合機(画像形成装置)の構成を示すブロック図。 実施形態に係る画像形成装置のコントローラ部とプリンタ部の制御系統を説明するブロック図。 本実施形態に係る画像形成装置の制御処理を説明するフローチャート。 本実施形態4に係る画像形成装置の制御処理を説明するフローチャート。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
図1は、本発明の実施形態に係る複合機(画像形成装置)の構成を示すブロック図である。
この画像形成装置は、コピー機能、プリンタ機能、FAX機能、ネットワーク機能等を備える複合機の場合で説明する。コントローラ部1は、スキャナ部4を制御して、そのスキャナ部4で原稿を読み取って得られた画像データの処理を行う。またスキャナ部4で原稿を読み取って得られた画像データ、或いはネットワーク部3を介して受信したネットワークからの印刷データに従ってプリンタ部2を制御して印刷するように制御する。プリンタ部2はプリンタエンジン(画像形成部)を有し、コントローラ部1の制御の下に印刷処理を実行する。ネットワーク部3は、ネットワークを介して、クライアントPC等の外部装置とのデータの送受信の制御等を行う。ファクシミリ(FAX)部5は、コントローラ部1の制御の下に、ファクシミリ回線を介して接続されたファクシミリ装置との間でのファクシミリデータの送受信を行う。記憶部6は、ハードディスクドライブ(HDD)等を有し、スキャナ部4で読み取った画像データや印刷データの格納など、様々なデータを格納するのに使用される。またこの記憶部6は、コントローラ部1のCPUが実行する制御プログラムをインストールしており、この制御プログラムがコントローラ部1のRAMに展開されて実行される。操作部7は、不図示の操作パネル(タッチパネル)を有し、コントローラ部1の制御の下に、各種情報の表示や、使用者からの指示入力を行う。内部バス8は、コントローラ部1からの制御信号やデータ信号を、上述した各部との間で送受信するためのシステムバスである。
図2は、実施形態に係る画像形成装置のコントローラ部1とプリンタ部2の制御系統を説明するブロック図である。
CPU211は、コントローラ部1を制御するCPUである。ROM212は、コントローラ部1の起動時、CPU211により実行されるBIOSプログラムを記憶している。RAM213は、BIOSプログラムにより記憶部6から読み出されたOSやアプリケーションプログラムが展開されるプログラムエリアと、CPU211によるプログラムの実行時に各種データを記憶するワークメモリを提供している。またコントローラ部1の起動を制御する起動制御部214が設けられている。
CPU221は、プリンタ部2を制御するCPUである。ROM222は、CPU221が実行するプログラムを記憶している。RAM223は、CPU221によるプログラムの実行時に各種データを記憶するワークメモリを提供している。
図3は、本実施形態に係る画像形成装置の制御処理を説明するフローチャートである。本画像形成装置における立ち上げの手順を以下に説明を行う。
この処理は、画像形成装置の電源スイッチがONされることにより開始されるとS301で、本体の起動を開始する。ここではコントローラ部1に電源が投入されると、CPU211はROM212に格納されているBIOSプログラムを読み出し、システムの初期化を行う。BIOS起動完了後、記憶部6からOSプログラムを読み出し、OSの起動を行う。ここまでの処理が終了すると、画像形成装置の起動が完了することになる。そしてS302で、画像形成装置の操作を受け付ける通常状態となるスタンバイの状態に移行する。この画像形成装置の操作やジョブを受け付けるスタンバイ状態では、ジョブが到着すると直ちに処理が可能となるため、消費電力が大きい状態となっている。この操作やジョブの受け付け待ち時間の間、消費電力が大きいままにしておくことは、電力制御において好ましいことではない。そのため、ある一定の時間、イベントが発生しない時間が経過すると、画像形成装置の消費電力を少なくするスリープ状態に移行するスリープ機能を有している(S303,S304)。このスリープ状態で、画像形成装置の操作やジョブを受け付けると、再度画像形成装置をスタンバイ状態へ移行するようにしている。このようにして、画像形成装置の消費電力制御を効率的に行うようにしている。次に、このスリープ状態から、ネットワーク経由でジョブを受け付けた場合の処理を以下に説明する。
画像形成装置がスリープ状態である低電力消費の状態では、コントローラ部1のRAM213、起動制御部214とネットワーク部3、FAX部5及び操作部7のLED(不図示)だけに電力が供給されている。そのため、スタンバイ状態よりもはるかに電力消費量が少ない状態となっている。このスリープ状態は、画像形成装置の操作及び、ジョブの受付のための準備状態である。このスリープ状態で、ネットワークを介して外部のPC等から画像形成装置へプリントジョブが発行された場合の動作を以下に説明する。
ネットワーク部3は、ネットワークを介して受信するデータを常時監視しており、特にスリープ状態では、装置をスタンバイ状態へ遷移するための起床フレームデータを監視している。ネットワークを介して外部のPCから受信するプリントジョブには、この起床フレームデータが含まれている。そのため、ネットワーク上のPCが画像形成装置へプリントジョブを送信すると、ネットワーク部3が、そのプリントジョブに含まれる起床フレームデータが検知される。
S304で、ネットワーク部3が起床フレームデータを検知すると、コントローラ部1の起動制御部214にそれが伝えられる。これによりS305で、起動制御部214は、コントローラ部1の電源を入れる処理を行ってCPU211を起動する。次にS306に進み、コントローラ部1の起動制御部214は引き続き、プリンタ部2のプリンタエンジンを初期化するかどうかを判別する。ここで、今回のジョブ処理におけるポート番号を用いた初期化が不要かどうかの判別処理について以下に説明する。
ポート番号とは、ネットワークを介して外部のPCと接続されている画像形成装置において、ジョブの処理を特定するための番号で、通信プロトコルで用いられるIPアドレスと組み合わせて用いられる。そのため、外部のPCから画像形成装置へジョブを送信する際は、IPアドレスとポート番号が指定されて、ジョブが画像形成装置へ送られる。
プリントジョブを受信すると、S305で、コントローラ部1のCPU211が起動された後、画像形成装置のオペレーティングシステム上のネットワークI/Fドライバが、ポート番号の解析を行う。それによりS306で、今回、画像形成装置に送られてきたジョブはプリントジョブであり、起動制御部214はプリンタエンジンの初期化が必要であると判別する。そうでないときはS306からS308に進み、その受信したジョブを実行する。
S306で、プリンタエンジンの初期化が必要と判別した場合はS307に進み、以下のようにプリンタエンジンの初期化処理を行う。
まず起動制御部214は、プリンタ部2のCPU221に初期化処理の実行を命令する。これによりプリンタ部2のCPU221は、プリンタエンジンの初期化処理命令に従ってプリンタエンジンの初期化処理を実行してプリンタの準備を行う。こうしてプリンタ部2の準備が完了すると、コントローラ部1にプリンタ準備完了通知を行う。次にS309に進み、コントローラ部1の起動制御部214は、プリンタ部2のプリンタエンジンの初期化処理を継続する(印刷準備を継続する)かどうかを判断し、印刷準備を継続する場合はS308に進んでプリントジョブの処理を行う。S308では、プリントジョブはコントローラ部1でプリントデータに展開されて、一旦記憶部6へ記憶される。そしてプリンタ部2へ送られて印刷が実行される。尚、S309で、印刷準備の継続処理が不要と判断するとS310に進み、処理化処理を中止してS308に進む。
以上のように、画像形成装置のスリープ時にプリントジョブを送る場合、そのプリントジョブを受信したポート番号を解析することにより、画像形成装置の起動を高速に行ってプリント処理を行うことが可能となる。
[実施形態2]
次に、データの記憶部6への保存ジョブの動作について図3のフローチャートを用いて説明する。ここでは、プリント処理が伴わない場合の動作について説明する。この場合、S303までの処理は、実施形態1のプリントジョブの処理と同様に行われる。また実施形態2に係る画像形成装置の構成は、前述の実施形態1の図1、図2と同様であるため、その説明を省略する。
S304において、ネットワーク部3では、画像形成装置に取り込むデータを常時監視し、ここではスリープ状態で、起床フレームデータを受信したかどうかを監視している。外部のPCから画像形成装置の記憶部6への保存ジョブを実行する保存ジョブには、起床フレームデータが含まれている。そのため保存ジョブを送信すると、ネットワーク部3は、その保存ジョブに含まれる起床フレームデータを検知する。
この起床フレームデータを検知すると、ネットワーク部3のコントローラ部1の起動制御部214に伝え、起動制御部214は、コントローラ部1の電源をオンにする処理を実行して、CPU211を起動する(S305)。そして、CPU211により実行されるネットワークI/Fドライバが、保存ジョブにおけるポート番号の解析を行い、エンジン初期化の判断を行う。
ここでは、受信したジョブは保存ジョブであるため、起動制御部214はプリンタエンジンの初期化が不要であると判別してS306からS308に進んで、保存ジョブの処理を行う。データの保存ジョブの実行時は、コントローラ部1が、そのデータを画像データに展開して記憶部6へ保存して保存処理を完了する。
このように、画像形成装置のスリープ時に保存ジョブを送る場合、その保存ジョブのポート番号を解析することにより、画像形成装置の起動を高速に行い、プリンタ部2を立ち上げることなく処理が可能となる。
[実施形態3]
次に、画像形成装置の状態を確認する動作について図3のフローチャートを用いて説明する。ここでは、動作の後に、プリント処理を伴うかどうか判断できない場合の動作について説明する。この場合、S303までの処理は、実施形態1のプリントジョブを受信した場合の動作と同様に行われる。また実施形態3に係る画像形成装置の構成は、前述の実施形態1の図1、図2と同様であるため、その説明を省略する。
S304で、画像形成装置のネットワーク部3では、画像形成装置に取り込むデータを常時監視し、スリープ状態で、起床フレームデータを受信したかどうかを監視している。外部のPCから画像形成装置の状態を確認する動作の問い合わせには、起床フレームデータが含まれている。そのため、画像形成装置へ状態の問い合わせを送信すると、ネットワーク部3が、その起床フレームデータを検知する。
この起床フレームデータを検知すると、ネットワーク部3は、コントローラ部1の起動制御部214に伝える。これにより起動制御部124は、S305で、コントローラ部1の電源を入れる処理を行ってCPU211を起動する。そして、CPU211により実行されるプログラムであるネットワークI/Fドライバが、その受信したジョブにおけるポート番号の解析を行って、プリンタ部2のプリンタエンジンの初期化を行うかどうかを判別する。ここでは、画像形成装置に送られてきたジョブは画像形成装置の状態の問い合わせであり、コントローラ部1の起動制御部214はプリンタエンジンの初期化が必要かどうか判別できないため、とりあえずエンジン初期化が必要であると判断する。
S306で、プリンタエンジンの初期化処理が必要と判別した場合はS307に進んで、以下のようにプリンタエンジンの初期化処理を行う。
起動制御部214は、プリンタ部2のCPU221に初期化処理の実行を命令する。これによりプリンタ部2のCPU221は、プリンタエンジンの初期化を実行してプリンタ部2の動作準備を行う。その後、S309に進み、プリンタエンジン初期化を継続するかどうかを判定する。この判定は、今回のように画像形成装置の状態を確認する動作の場合、続くジョブの処理で、プリンタエンジン初期化が必要かどうかを確認し、必要でなかった場合、プリンタエンジンの初期化を中止する。一方、続くジョブの処理で、プリンタエンジンの初期化を実行する場合はS308に進み、プリンタエンジンの初期化処理を継続してプリンタ部2の動作準備を行う。こうしてプリンタ部2の準備が終了したら、コントローラ部2へプリンタ準備完了通知を行う。その後、ジョブの処理が行われる。
また、S306の、プリンタエンジンの初期化処理が必要かどうかの判別において、初期化不要と判別した場合はS308に進み、プリンタエンジンの初期化処理を中止する。その後、ジョブの処理が行われて処理が終了する。
以上のように、画像形成装置の状態を確認する動作確認ジョブを受信した場合、その動作確認ジョブのポート番号の解析による判断に基づいて、画像形成装置の起動を高速に実行できる。こうして、一度、プリンタ部2を立ち上げ、その後、再び、プリンタエンジンの初期化が必要かどうかを判断することにより、画像形成装置の起動を高速に行うことができる。
[実施形態4]
画像形成装置の起床フレームデータの判断について図3のフローチャートを用いて説明する。画像形成装置では、ネットワーク部3がジョブを受信した場合、今まで述べてきた複数の要因を処理することが可能である。それに関して、その他のジョブが送られてきた場合について述べる。実施形態4に係る画像形成装置がスリープ状態であるS303の場合、次のS304の判断において、ネットワーク部3が起床フレームデータではないと判断してスリープ状態であるS303に戻る。以上のようにして、ネットワーク部3によるジョブ受信において、今まで述べてきた複数要因を処理することが可能となる。
以下に、本実施形態で述べてきた、起床パケットの受信方法に関して以下に説明する。また実施形態4に係る画像形成装置の構成は、前述の実施形態1の図1、図2と同様であるため、その説明を省略する。
図4は、本実施形態4に係る画像形成装置の制御処理を説明するフローチャートである。この画像形成装置におけるスリープ状態への移行及びスリープ状態からの復帰における起床フレームデータの処理の流れをフローチャートで示している。
まずS401で、コントローラ部1は、装置をスリープ状態に移行させる条件が揃っているかを監視しており、スリープ状態に移行可能か否かの判断を随時行っている。ここでスリープ状態に移行可の条件が整うとS402に進み、スリープ状態への移行処理を行う。具体的には、操作部7の表示部への電力供給を停止し、画像形成装置のスキャナ部4やプリンタ部2の電力供給を停止するなどの省電力制御を行う。
次にS403に進み、コントローラ部1は、ネットワーク部3にスリープ状態への移行を指示し、S404で、RAM213を低消費電力モードに移行させてCPU211を停止させ、スリープ状態への移行を完了する。
このスリープ状態への移行後は、S404で、スリープ状態からの復帰要因のイベントを受信するまでこの省電力の状態を維持することになる。
このスリープ状態では、ネットワーク部3は、画像形成装置宛てのパケットを受信しており、S407で、スリープ状態から復帰する必要の有るパケットであるか否かを判定している。具体的には、ネットワーク部3のネットワークI/Fで受信したパケットが、ネットワーク部3の不図示のRAMに格納され、ネットワーク部3の不図示のCPUで受信パケットがスリープ起床パケットであるか否かを判定している。
S407で、起床パケットを受信したと判断した場合はS408に進み、設定の変更を行うため、リンクダウンを行う。このリンクダウン状態では、通信の第2層となるデータリンク層での通信ができない。そしてS409に進み、指示されたネットワーク起床モードへの設定変更を行い、S410で、リンクアップが完了するのを待つ。
その後S411に進み、ネットワーク部3は内部バス8を通じてコントローラ部1に割り込みを通知し、画像形成装置に対して起床指示を行う。
これによりコントローラ部1は、S404でネットワーク部3から起床指示を割り込みで受け取るとS405で、スリープ状態を解除する。具体的には、ネットワーク部3から起床指示の割り込みを受けると、不図示の画像形成装置内の電力制御回路により、画像形成装置のコントローラ部1の電力供給停止部に通電が開始される。それにより、CPU211が動作を再開する。CPU211が動作を再開すると、RAM213が低電力モードから通常モードに復帰し、電力制御部がスリープ復帰処理を行う。そしてS406で、受信したジョブ(プリントジョブであれば、プリント処理)の実行を行う。
以上説明したように本実施形態4によれば、画像形成装置を高速に起動して処理が可能となる。
(その他の実施例)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
1…コントローラ部、2…プリンタ部、6…記憶部、7…操作部、211,221…CPU、212,222…ROM、213,223…RAM、214…起動制御部

Claims (12)

  1. 印刷装置であって、
    用紙に画像を印刷する印刷部と、
    前記印刷部の駆動を制御するプリンタ制御手段と、
    前記プリンタ制御手段と通信可能に接続される制御手段と、
    前記印刷部、前記プリンタ制御手段及び前記制御手段への電力供給を制御する起動制御手段と、
    前記印刷部に画像を印刷させるプリントジョブを外部装置から受信する受信手段と、を備え、
    前記受信手段は、前記印刷部、前記プリンタ制御手段及び前記制御手段への電力供給が停止される省電力状態のときに特定のポート番号が指定された特定のフレームデータを受信したことに基づいて前記起動制御手段に所定の情報を送信し、前記起動制御手段は、前記所定の情報を受信したことに基づいて、前記印刷部、前記プリンタ制御手段及び前記制御手段に電力が供給されるよう制御し、且つ前記印刷部が初期化処理を実行するよう前記プリンタ制御手段に指示することを特徴とする印刷装置。
  2. 前記起動制御手段は、前記受信手段が受信したフレームデータのポート番号が前記特定のポート番号であることに基づいて、前記印刷部に電力が供給されるよう制御し、且つ前記プリンタ制御手段に前記印刷部が初期化処理を実行するよう指示することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記起動制御手段は、前記受信手段が受信したフレームデータが前記特定のフレームデータであることに基づいて、前記制御手段に電力が供給されるよう制御することを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。
  4. 電力が供給された前記印刷部は、初期化処理を実行することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の印刷装置。
  5. 前記プリンタ制御手段は、前記初期化処理が完了したときに、前記制御手段に前記初期化処理の完了を通知することを特徴とする請求項4に記載の印刷装置。
  6. 起動制御手段は、前記初期化処理を継続するかどうかを判断し、前記初期化処理を継続しないと判断した場合に、前記プリンタ制御手段に前記初期化処理を中止するよう指示することを特徴とする請求項4又は5に記載の印刷装置。
  7. 用紙に画像を印刷する印刷部と、前記印刷部の駆動を制御するプリンタ制御手段と、前記プリンタ制御手段と通信可能に接続される制御手段と、起動制御手段と、受信手段とを備える印刷装置の制御方法であって、
    前記起動制御手段が、前記印刷部、前記プリンタ制御手段及び前記制御手段への電力供給を制御する起動制御ステップと、
    前記受信手段が、前記印刷部に画像を印刷させるプリントジョブを外部装置から受信する受信ステップと、を備え、
    前記受信ステップにおいて、前記印刷部、前記プリンタ制御手段及び前記制御手段への電力供給が停止される省電力状態のときに特定のポート番号が指定された特定のフレームデータを受信したことに基づいて、前記受信手段が前記起動制御手段に所定の情報を送信し、前記起動制御ステップにおいて、前記起動制御手段は、前記所定の情報を受信したことに基づいて、前記印刷部、前記プリンタ制御手段及び前記制御手段に電力を供給するよう制御し、且つ前記印刷部が初期化処理を実行するよう前記プリンタ制御手段に指示することを特徴とする印刷装置の制御方法。
  8. 前記起動制御ステップは、前記受信ステップが受信したフレームデータのポート番号が前記特定のポート番号であることに基づいて、前記印刷部に電力が供給されるよう制御し、且つ前記印刷部が初期化処理を実行するよう前記プリンタ制御手段に指示することを特徴とする請求項7に記載の印刷装置の制御方法。
  9. 前記起動制御ステップは、前記受信ステップが受信したフレームデータが前記特定のフレームデータであることに基づいて、前記制御手段に電力が供給されるよう制御することを特徴とする請求項8に記載の印刷装置の制御方法。
  10. 電力が供給された前記印刷部は、初期化処理を実行することを特徴とする請求項7乃至9の何れか1項に記載の印刷装置の制御方法。
  11. 前記プリンタ制御手段が前記初期化処理が完了したときに、前記制御手段に前記初期化処理の完了を通知する通知ステップを、さらに有することを特徴とする請求項10に記載の印刷装置の制御方法。
  12. 起動制御手段が、前記初期化処理を継続するかどうかを判断する判断ステップと、
    前記判断ステップで前記初期化処理を継続しないと判断した場合に、前記プリンタ制御手段に前記初期化処理を中止するよう指示する指示ステップとを、更に有することを特徴とする請求項10又は11に記載の印刷装置の制御方法。
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