JP2014104654A - 画像形成装置、画像形成装置の制御方法 - Google Patents

画像形成装置、画像形成装置の制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2014104654A
JP2014104654A JP2012258998A JP2012258998A JP2014104654A JP 2014104654 A JP2014104654 A JP 2014104654A JP 2012258998 A JP2012258998 A JP 2012258998A JP 2012258998 A JP2012258998 A JP 2012258998A JP 2014104654 A JP2014104654 A JP 2014104654A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
image forming
state
unit
forming apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012258998A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Inaba
恵司 稲葉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2012258998A priority Critical patent/JP2014104654A/ja
Publication of JP2014104654A publication Critical patent/JP2014104654A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Power Sources (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Abstract

【課題】 停電や瞬断後における画像形成装置の電源供給状態を、停電や瞬断前の電源供給状態に復帰させる。
【解決手段】
情報処理装置と通信する通信手段と、通信手段および画像形成手段に電力を供給する電力供給手段とを備える画像形成装置において、通信手段および画像形成手段に電力が供給される通常電力状態から、画像形成手段への電力供給が停止され且つ通信手段に電力が供給される省電力状態へ移行させる移行させる。その際、電力状態であることを示す情報を不揮発性の記憶手段に記憶させておく。そして、通信手段および画像形成手段への電力供給が遮断された状態から復帰する場合、記憶手段に記憶された電力制御情報に基づいて、前記通常電力状態、または省電力状態のいずれかの状態になるように移行させる工程を制御する。
【選択図】 図7

Description

本発明は、省電力制御を行う画像形成装置、画像形成装置の制御方法に関するものである。
コピー機能、プリント機能、FAX機能、ネットワーク機能等を備える複合機能を有する画像形成装置がある。その画像形成装置において、装置の起動を行うためには、まず、装置の電源スイッチの投入を行う。その操作により、装置の電源が、各機能処理を行うデバイスに行きわたり、例えば、コピーやプリント機能の実現が可能となる。この状態は、画像形成装置のスタンバイ状態である。
一般的に、画像形成装置における上記のスタンバイ状態に対して、装置の省電力電源制御を行うために、さらに装置が低電力となるための、スリープモードを備えている。
通常起動となる電源スイッチ投入からのスタンバイモードまでの立ち上げ時間は、起動ソフトウエアの立ち上げ時間等が必要になるため、時間を必要とする。それと比較し、スリープモードからスタンバイモードへの復帰時間は通常起動と比較して、短い時間での動作が可能となっている。
なぜなら、スリープモードにおいて、装置のメモリおよびネットワーク部などの限定された部分にのみ通電し、プログラムの記憶されているメモリに電気が常時通電されている。そのため、プログラムをすぐに読み出すことが可能となり、高速な制御を行うことで、短い時間での動作が可能となるからである。また、スタンバイモードは装置の全体に電力を供給しているため、高い消費電力量が必要になることに対して、スリープモードは、電源の供給を限定しているため、省電力制御が可能である。
この装置における電力制御において、スリープモード時に、停電や瞬間的な電源の低下による瞬断が発生した場合、装置の電源復帰方法として、電源スイッチ投入から装置の起動が行われる通常起動が行われる。
そのため、停電や瞬断時においても毎回、通常起動によって装置の電源が最初から立ち上るため、起動状態は、停電や瞬断時に使用し、設定していた状態に戻ることができなく、通常起動による初期状態となってしまっていた。この問題を解決するために、各特許文献1において、停電や瞬断の発生時における電源OFFから電源ONによる復旧までの停電時間を計測し、所定時間内であれば、停電前の動作状態に復帰させる処理を行う手順が提案されている。
特開平7−146630号公報
しかしながら、上記従来例では、停電前の動作モードの設定を停電の状態から復帰させた時、停電後の動作モードについても停電前と同一モードに復帰させている。
ただし、画像形成装置の電源は通常起動で立ち上げている。そのため、電力を必要以上に消費してしまうことがある。また、装置の停電や瞬断に関して、電力事情の悪い地域では、該当する事象が多発するため、毎回、装置の通常起動が行われる。それにより、電力を必要以上に消費してしまうことになる。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、停電や瞬断後における画像形成装置の電源供給状態を、停電や瞬断前の電源供給状態に復帰させることが可能となる仕組みを提供することである。
上記目的を達成する本発明の画像形成装置は以下に示す構成を備える。
情報処理装置と通信する通信手段と、前記通信手段および画像形成手段に電力を供給する電力供給手段と、前記通信手段および前記画像形成手段に電力が供給される通常電力状態から、前記画像形成手段への電力供給が停止され且つ前記通信手段に電力が供給される省電力状態へ移行させる移行手段と、前記移行手段により前記省電力状態に移行された場合に、前記省電力状態であることを示す情報を記憶する不揮発性の記憶手段と、を備え、前記通信手段および前記画像形成手段への電力供給が遮断された状態から復帰する場合、前記記憶手段に記憶された前記電力制御情報に基づいて、前記通常電力状態、または前記省電力状態のいずれかの状態になるように前記移行手段を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、停電や瞬断後における画像形成装置の電源供給状態を、停電や瞬断前の電源供給状態に復帰させることができる。
本実施形態を示す画像形成装置の構成を示すブロック図である。 図1に示したコントローラ部、ネットワーク部、記憶部の構成図である。 図1に示したネットワーク部の構成を説明するブロック図である。 画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。 画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。 画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。 画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
図1は、本実施形態を示す画像形成装置の構成を示すブロック図である。本例は、ネットワーク9を介してクライアントPC10と通信してジョブ処理を受付可能な画像形成装置例を示す。なお、本例は、後述する複数の機能処理を実行可能な複合機の例を示す。
図1において、コントローラ部1は、後述のスキャナ部4で読み取った画像データの処理を行う。プリンタ部2は印刷を行うための画像データの処理などを行う。ネットワーク部3は、ネットワーク9を介してクライアントPC10等の外部装置とのデータの送受信の制御等を行う。
スキャナ部4は、載置されるシート、あるいは図示しない原稿給装装置から搬送されるシートの原稿画像を読み取り、読み取った画像データの生成等を行う。ファクシミリ部5は、ファクシミリ回線により接続されたファクシミリ装置とのデータの送受信の制御等を行う。なお、ファクシミリ部5は、公衆回線経由あるいはネットワーク経由でのファクシミリ通信機能を備える。
記憶部6は、ストレージとして機能するハードディスクドライブ等で構成されており、スキャナ部4で読み取った画像データや印刷データの格納など、様々なデータや各機能処理に必要なアプリケーションの格納に使用する。操作部7は、不図示のオペレーションパネルを制御し、各種情報の表示、使用者からの指示入力を行う。内部バス8は、コントローラ部1からの制御信号や各装置間のデータ信号が送受信されるシステムバスである。
図2は、図1に示したコントローラ部1、ネットワーク部3および記憶部6の構成図である。
図2にいて、コントローラ部1内では、CPU_C21は、コントローラ部1の内部バスに接続され、その内部バスを介して、ROM_C23、RAM_C24、IO部22がある。また、コントローラ部1はネットワーク部3とHDD等で構成されている記憶部6と内部バスを介して接続されている。コントローラ部1のリレースイッチ26は、後述するリレースイッチON信号で応答し、スイッチがONされる。その起動により、電源25が通電し、電源25からコントローラ部のIO部22を介してコントローラ部1を含む画像形成装置に必要な電源が供給される。
図3は、図1に示したネットワーク部3の構成を説明するブロック図である。本実施形態では、ネットワーク部3が情報処理装置(ホストコンピュータ10)と通信する例である。電源38からネットワーク部3と、画像形成手段のコントローラ部1に電源を供給する例である。
図3において、ネットワーク部3の処理は、CPU_N31で行われる。また、ネットワーク部3のプログラムおよび、格納データを保存するためのROM_N32、RAM_N33がある。外部のネットワークと接続されるPHY34の周辺には、MAC35、FIFO36がある。ネットワーク部3がデータを受信する場合は、以下の動作を行う。
まず、物理層となるPHY34を経由し、メディアアクセス制御を行うMAC35、においてデータを受信し、FIFOメモリ(FIFOと記す)36の受信バッファにデータが格納される。
なお、本実施形態で、瞬断とは、電源状態が気象変化で突然停電したり、配線設備工事等で作業者が誤ってブレーカーを落としてしまうとか、複数の画像形成装置の起動することによる突入電流でブレーカーが落ちたりすることに起因するものが含まれる。また、タップに複数の画像形成装置のコンセントが接続され、複数の画像形成装置が同時に画像形成処理を開始することで、制限電流を超える等で安全回路が作動して電源が瞬断する等も含まれる。よって、瞬断とは、これらの事象が単独あるいは組合わされて起こり得るものである。
そこで、本実施形態では、上記要因等で電源が瞬断しても、瞬断前の電力供給状態、例えば通常の状態(スタンバイ状態)であるのか、それとも、消費電力が通常よりも少ない省電力モード(スリープ状態)であるのかを示す電力制御情報(後述するスリープフラグ)をROM_N32に記憶させて管理する。なお、ROM_N32は、書き込み可能な不揮発性メモリで構成され、例えばEEPROM等が好例である。ただし、EEPROMに限定されるものではなく、NVRAM等で構成することも可能である。また、スリープモードについては、更に消費電力を抑えるディープスリープモードへ移行する画像形成装置もある。
なお、本実施形態では、スリープモードと通常モードの2つのモードについて制御する例を示すが、上記ディープスリープモードをも対応可能に構成してもよい。
ネットワーク9を介して受信データはコントローラN37を経由して、RAM_N34に格納され、CPU_N31は本体コントローラへデータの転送を行っている。また、スキャナ読み取りデータなどにおける、ネットワークデータ送信の場合は送信データがコントローラN37を介して、RAM_N33に格納される。
続いて、CPU_N31は、送信データをRAM_N34から読み出して、コントローラN37を経由して、FIFO36の送信バッファに格納される。その後、送信データはMAC35および物理層PHY34を経由し、外部ネットワークへ送信される。以上のような動作が行われる。39は主電源スイッチである。40はリレーで、コントローラN37からの指示に基づいて商用電源(AC)の入切りを制御する。
〔電源立ち上げの手順〕
図4は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、画像形成装置における通常起動における電源立ち上げの手順例に対応する。なお、(A)はネットワーク部3側の処理に対応し、(B)は、コントローラ部1、プリンタ部2およびスキャナ部4側の処理に対応する。ここで、各フローチャートのステップは、各部のCPUがROM等に記憶された制御プログラムを実行することで実現される。まず、図1、図3におけるネットワーク部3の動作の説明を行う。
ユーザが図3に示した主電源スイッチ39をONして電源を投入する。すると、S301で、主電源スイッチ39がONされたことを検知し、電源38を介して、ネットワーク部3に電源が投入される(S302)。図3に示したネットワーク部3に電源が投入されると、コントローラN37を介して、ネットワーク部3の制御をつかさどるCPU_N31は本画像形成装置の設定情報等を格納しているROM_N32の読み出しを行う(3903)。ここで、ROM_N32は、例えばelectrical alterable ROMタイプで構成され、情報の書き込みと読み出しとが可能なメモリである。
ROM_N32には電源の設定情報を含む各種設定情報が記憶されている。その電力制御情報として、スリープフラグと装置および本体の設定情報が格納されている。スリープフラグは、画像形成装置の電源設定状態がスリープ状態であるか、通常起動状態であるかを示すフラグになっており、1ビットの設定情報で構成されている。
そして、画像形成装置がスリープ状態の場合は、"1"に、通常起動状態の場合は"0"に設定されている。また、デフォルト値は、通常起動状態の場合は"0"に設定されている。
そこで、CPU_N31はROM_N32の読み出しにおいて、画像形成装置の起動情報があるかどうかの判断を行う(S304)。そして、起動情報の読み出しにおいて、通常起動状態の設定情報となる"0"の場合が読み出されたとCPU_N31が判断した場合、Noと判断され、S305へ進む。そして、ネットワーク部3は画像形成装置の通常起動の状態に移行させるため、CPU_N31はコントローラN37を介して、物理層PHY34とMAC35のリセットを行い、FIFO36の送信バッファおよび受信バッファのメモリのクリヤを行う。
それらの実行により初期化動作(通常起動動作)を行い(S306)、ネットワーク受信の準備が整うことになる。また、CPU_C21から、IO22を介して、ネットワークの初期化設定を行うことにより、ネットワーク送信の準備が整うことになる。
これらにより、ネットワーク送受信機能動作が可能となる。これで、外部ネットワークからのジョブの受信待ち、または画像形成装置からのジョブ送信待ち状態に設定される。なお、S304において、電源起動情報がROM_N32に格納されているとCPU_N31が判断した場合、すなわち、本ステップで、YESとなるスリープ状態の場合については図7で説明する。
今、ネットワーク機能を担うネットワーク部3が立ち上がり、これに引き続き、画像形成装置のプリンタ部2およびスキャナ部4側における動作の説明を行う。
先ほどのS305の処理において、ネットワーク部3は、CPU_N31が、画像形成装置のプリンタ部2およびスキャナ部4側の電源を投入するため、コントローラN37を介して、コントローラ部1側の電源投入を行う。そのため、コントローラN37からリレースイッチON信号をコントローラ部1に送信する。
コントローラ部1のリレースイッチ26は、先ほどのリレースイッチON信号R1で応答し、リレースイッチ26がONされる。その起動により、電源38から通電し、電源25からコントローラ部のIO部22を介してコントローラ部1を含む画像形成装置に電源が供給される(S307)。
コントローラ部1の制御を司るCPU_C21は、本画像形成装置のプログラムを格納しているROM_C23の読み出しを行う。次に、コントローラ部1のCPU_C21はIO22を介して、記憶部6のハードディスクに格納されているOSを起動するためのプログラムを読み出し、IO22を介して、コントローラ部1のRAM_C24に書き込みを行う。このOSを起動するための書き込みが終わると、RAM_C24に書き込まれたプログラムの実行を行い、OSの起動を行う(S308)。
その後、CPU_C21は、図1における、プリンタ部2、スキャナ部4、FAX部5、操作部7の起動を行い(S309)、本画像形成装置のこれらの機能の設定のすべてはそれぞれ、各機能の準備が整ったことをコントローラ部1のCPU_C21に通知する。
CPU_C21は、これらの通知を確認することで、コピー動作を実行することが可能となり、コントローラ部1は、画像形成装置の本体の準備が整ったことを操作部7に通知し、操作部7において"コピーできます"の表示を実行する(S310)。この状態は画像形成装置のスタンバイ状態となり、コピーをすぐに実行可能な状態であるため、消費電力は高い状態となっている。以上は、画像形成装置の通常起動における説明である。
〔電源立ち下げ(シャットダウン)の手順〕
図5は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、画像形成装置における通常起動における電源立ち上げの手順例に対応する。なお、(A)はネットワーク部3側の処理に対応し、(B)は、コントローラ部1、プリンタ部2およびスキャナ部4側の処理に対応する。ここで、各フローチャートのステップは、各部のCPUがROM等に記憶された制御プログラムを実行することで実現される。以下、本画像形成装置における電源立ち下げ(シャットダウン)の手順について説明する。
まず、画像形成装置本体の電源が投入されているスタンバイなどの状態において、図3の主電源スイッチ39がOFFされる(S401)。主電源スイッチ39はネットワーク部3のコントローラN37に接続されているため、主電源スイッチ39の切断をコントローラN37が検知すると、リレー40をONにすることにより、すぐに電源を切断は行わない。その理由は、画像形成装置本体が次の主電源スイッチ39の投入時に正しく立ち上げるために、本画像形成装置の起動準備を行うためである。
よって、主電源スイッチ39をOFFする動作は電源シャットダウンが開始される起動トリガとなる(S402)。ネットワーク部3のコントローラN37は、主電源スイッチ39のOFFにより、電源38はシャットダウン開始トリガの検知を行う。そして、ネットワーク部3のCPU_N31は、本画像形成装置本体のコントローラ部1にシャットダウン開始トリガを送信する。
また、シャットダウンシーケンスに入ったことにより、ネットワーク部3のCPU_N31は、ROM_N32に設定している電源フラグの読み出しを行う。電源フラグを読み出した値が、通常起動状態の場合は、そのままの設定を保持し、スリープ状態の場合は、このシャットダウン時に通常起動状態の値をROM_N32に書き込んで、本処理を終了する。その理由は、次の電源立ち上げ時に確実に通常起動を行うためである。
続けて、画像形成装置のプリンタ部2やスキャナ部4側のシャットダウン処理について述べる。
S402で、ネットワーク部3から送られたシャットダウントリガをコントローラ部1で受け取る。そして、コントローラ部1のCPUCPU_C21は、本体シャットダウンを開始する(S404)。コントローラ部1にあるCPU_C21は、ROM_C23の起動設定を読み出し、起動時設定に書き換えを行う。これらの終了設定が完了したら、CPU_C21に通知を行う(S405)。CPU_C21は、ネットワーク部3のCPU_N31にネットワーク部以外の終了設定が完了したことを通知する。そして、CPU_N31はコントローラN37からリレースイッチ26をOFFおよび自身の電源OFFのためリレー40のOFF処理を行う。
これで、画像形成装置の電源がシャットダウンされ、同時に操作部7の電源も切断され、すべての電源はOFFとなり画像形成装置本体のシャットダウン処理が完了することになる。
〔スリープモードへの移行手順〕
図6は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、画像形成装置におけるリープモードへの移行手順例に対応する。なお、(A)はネットワーク部3側の処理に対応し、(B)は、コントローラ部1、プリンタ部2およびスキャナ部4側の処理に対応する。ここで、各フローチャートのステップは、各部のCPUがROM等に記憶された制御プログラムを実行することで実現される。以下、本画像形成装置におけるスリープモードへの移行手順について説明する。具体的には、画像形成手段の処理状態に基づいて、電源38から画像形成手段のコントローラ部1に供給する電源を停止させ、ネットワーク部3には電源を供給する省電力状態へ移行させる例である。
なお、本実施形態において、スリープモードとは、ネットワーク9からジョブが投入されたときに、できるだけ早く本画像形成装置を立ち上げて動作が可能な状態にしておくモードのことである。
さらに、スリープモードとは、画像形成装置本体の電力をできるだけ低電力化させておくモードである。そのため、本体のコントローラ部1は、RAM_C24におけるプログラムの保持と、操作部7のパネル操作の認識、および、ネットワーク部3からのジョブの通知の認識となる以上の必要最小限の電力で構成する。ネットワーク部3は通電が行われている。
そこで、スリープモードへの移行のために、まず、画像形成装置本体の電源が投入され、CPU_C21が通常電源立ち上げによる初期設定が行われる(S605)。その後、画像形成装置本体の通常起動処理が行われ、スタンバイ状態となる(S606)。画像形成装置本体はスタンバイ状態となった時、他の処理が一定時間行われない場合、スリープ状態に移行する処理を行う。
スリープ状態に移行する設定時間は、操作部7よりユーザによる設定が可能となっており、例えば、製品出荷時のデフォルトの設定時間は15分となっている。S606において、画像形成装置本体がスタンバイ状態になった時に、スタンバイ完了の通知をコントローラ部1のCPU_C21は受信し、保持しておく。
次に、CPU_C21は、図示しないカウンタを用いて、スリープモード移行のための時間をカウントするためのカウント開始を行う。CPU_C21のカウント機能でスリープ移行の設定時間分のカウントを行う(S607)。カウンタが設定時間のカウントが完了したら、CPU_C21はスリープモード移行の処理実行に関して、IO22を介して、ネットワーク部3へ通知を行う(S608)。そして、本画像形成装置は、スリープ状態へ移行する。
また、ネットワーク部3において、CPU_N31は外部ネットワークからのジョブ受付待ちスタンバイ状態において(S601)、スリープ移行の設定があるかどうかの判断を行う(S602)。これは、コントローラN37にコントローラ部1からのスリープ移行通知が届くのを待っている状態である。
ここで、画像形成装置本体のコントローラ部1からスリープ移行通知が発生しないとCPU_N31が判断した場合は、繰り返し判断を待つ状態となる。また、スリープ移行通知がコントローラ部1からコントローラN37に通知があると(S602)、ネットワーク部3のスリープ設定を行う。そのため、ネットワーク部3のコントローラN37で本体からのスリープ移行通知を受信する。そして、CPU_N31は、ROM_N32の電源の設定情報フラグの読み出しを行う。具体的には、読み出し値が通常起動状態の場合、CPU_N31は設定情報フラグをスリープ状態へ書き換えを行う(S603)。このフラグ情報により、画像形成装置本体の電源状態が設定されることになる。これにより、電源38の電源供給状態が通常の状態または省電力状態のいずれの状態であるかを判別するための電力制御情報がROM_N32に記憶される。
その後、ネットワーク部3は外部ネットワークからのジョブ受付待ちとなるPHY34、MAC35、FIFO36の受信部分のみ起動しておき、ジョブまちには不要な部分の省電力制御をコントローラN37で行い、スリープ移行処理が行われる(S604)。以上のようにして、画像形成装置とネットワーク部のスリープ移行が行われる。
〔電源復帰手順〕
図7は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、画像形成装置の電源スリープ状態における停電および瞬断が発生した場合の装置の電源復帰手順例に対応する。なお、(A)はネットワーク部3側の処理に対応し、(B)は、コントローラ部1、プリンタ部2およびスキャナ部4側の処理に対応する。ここで、各フローチャートのステップは、各部のCPUがROM等に記憶された制御プログラムを実行することで実現される。以下、本画像形成装置における電源復帰手順への移行手順について説明する。具体的には、ROM_N32に記憶された電力制御情報に従い、電源38の電源供給状態を通常電力状態、または省電力状態のいずれかの状態になるように移行処理を制御する例を説明する。
本画像形成装置のネットワーク部の動作において、本体コントローラ部1からのスリープモード移行通知を、ネットワーク部のコントローラN37で受け取る(S701)。CPU_N31は、ROM_N32の電源の設定情報フラグの読み出しを行う。読み出し値が通常起動状態であることから、スリープ状態のフラグの書き込みを行う(S702)。その後、本画像形成装置はスリープ状態となり、ネットワーク部3はPHY34からのネットワーク経由のジョブ処理待ちのモードとなる(S703)。この状態において、停電、瞬断の判断を行う(S704)。なお、停電、瞬断の事象が起きた場合、本画像形成装置のすべての電源が落て電力供給が遮断される。
そして、S705で、画像形成装置自体が再起動を開始する。ここでは、図3における主電源スイッチ39のONからOFFあるいは、OFFからONの切り替えは行われていない。
よって、電源が落ちたままの状態から電源33から各部への通電が行われる。ここで、主電源スイッチ39の切り替えなく電源が投入されると、本画像形成装置では、ネットワーク部3のコントローラN37はリセット信号を生成し、ネットワーク部3のリセットを行う。その後、CPU_N31は、ROM_N32の電源の設定情報フラグの読み出してその内容を確認する(S706)。
今回の本画像形成装置は、停電、瞬断前の状態は、スリープ状態であったため、スリープ状態がROM_N32に設定されており、ROM_N32の電源フラグにおいて、スリープ状態の値が読み出される。ここで、CPU_N31は、スリープフラグの判断を行う。CPU_N31は、スリープ状態の値が読み出すと、S708へ進む。
この場合、ネットワーク部3はスリープ状態で立ちあがることから、CPU_N31は、スリープモードで動作を行う。ネットワーク部3のみ動作させ、ジョブ処理待ちのモードとなる。この場合、動作はネットワーク部3のみ動作させ、CPU_N31は、コントローラ部1に起動の通知を行わないため、電力消費を通常の電源投入時のように、本体側のCPU_C21を動作させることはない。また、CPU_N31は電源の設定情報フラグにおいて、通常起動状態が読み出された場合、S716へ飛び、通常起動モードで起動する。これにより、画像形成装置に接続される電源系統において停電、瞬断等の障害が発生した場合であっても、その直前の電力状態に適応して起動処理を切替制御することが可能となる。つまり、停電、瞬断等の障害が発生した場合の再起動時に、スリープモードであった場合には、再起動時にネットワーク部以外への通電が制限され、その分、より省電力効果を高めることができる。
そのために、まず、コントローラ部1にリレースイッチ26および、電源25を介して、コントローラ部1に電源を投入する。CPU_N31は、コントローラ部1に起動の通知を行い、本体側コントローラ部1はリセット信号を生成し、コントローラ部1のリセットを行う。これより、CPU_C21は通常起動を行う。そして、本画像形成装置に電源を投入し、初期設定を行う。その後、CPU_N31は、ネットワーク部3のジョブ受け付け処理待ちの判断となる(S709)。そして、ネットワーク部3にジョブが受け付けられると、処理方法を決定する(S710)。
以上のようにして、スリープ時に停電、瞬断が発生した場合の電源立ち上げシーケンス処理が行われる。
いか、電源復帰処理時における本画像形成装置側の処理を述べる。
スリープモードに移行するまでの処理として、本画像形成装置側の立ち上げ時に初期設定が行われる(S711)。その後、本体に設定されているスリープ移行時間経過後、スリープモードへ電源状態が移行する。
この状態では、通電デバイスとして、RAM_C24に現在のプログラムが格納され、CPU_C21とIO22の一部に電源が供給されるため、電源が低電力の状態となる。この状態で、停電、瞬断の判断を行う(S713)。ここで、CPU_C21が停電、瞬断のないと判断した場合はS712へ戻る。この時、本画像形成装置のプリンタ部2やスキャナ部4側はスリープモードの状態となっており、本画像形成装置で機能している部分はネットワーク部3からのジョブ待ち動作である。
そして、S709で、ネットワーク部3のCPU_N31がジョブを受付けると、ネットワーク部3のCPU_N31は、コントローラN37を介して、本体コントローラ部1に通知を行い、電源の起動を行う。CPU_C21は、リセットを発生させコントローラ部1の起動を行い(S714)、スタンバイモードへの立ち上げを行う。その後、ネットワーク部3からの受け付けたジョブの処理を行い(S715)、ジョブ処理終了後、スリープモードへの移行を行う。
上記制御では、電源38からの電源供給を停止した後、電源供給を開始する場合、ROM_N32に記憶された電力制御情報に従い、電源38の電源供給状態を通常の状態、または省電力状態のいずれかの状態に復帰させる制御例を示した。
以上が本画像形成装置のスリープ状態において、停電および瞬断が発生した場合の装置における電源復帰手順とジョブ処理の説明である。
なお、電源38からの電源供給を停止する要因は、画像形成手段が備える電源スイッチをオフ指示した場合、商用電源が瞬断した場合、商用電源に設定された電流制限を超えた場合を含むものとする。
本発明の各工程は、ネットワーク又は各種記憶媒体を介して取得したソフトウエア(プログラム)をパソコン(コンピュータ)等の処理装置(CPU、プロセッサ)にて実行することでも実現できる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。
1 コントローラ部
2 プリンタ部
3 ネットワーク部
4 スキャナ部
10 ホストコンピュータ

Claims (4)

  1. 情報処理装置と通信する通信手段と、
    前記通信手段および画像形成手段に電力を供給する電力供給手段と、
    前記通信手段および前記画像形成手段に電力が供給される通常電力状態から、前記画像形成手段への電力供給が停止され且つ前記通信手段に電力が供給される省電力状態へ移行させる移行手段と、
    前記移行手段により前記省電力状態に移行された場合に、前記省電力状態であることを示す情報を記憶する不揮発性の記憶手段と、を備え、
    前記通信手段および前記画像形成手段への電力供給が遮断された状態から復帰する場合、前記記憶手段に記憶された前記電力制御情報に基づいて、前記通常電力状態、または前記省電力状態のいずれかの状態になるように前記移行手段を制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記電力供給手段からの電力供給が遮断される要因は、前記画像形成装置の電源スイッチをオフ指示した場合、商用電源が瞬断した場合、前記商用電源に設定された電流制限を超えた場合を含むことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記通信手段は、前記記憶手段を備えることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 情報処理装置と通信する通信手段と、前記通信手段および画像形成手段に電力を供給する電力供給手段と、を備える画像形成装置の制御方法であって、
    前記通信手段および前記画像形成手段に電力が供給される通常電力状態から、前記画像形成手段への電力供給が停止され且つ前記通信手段に電力が供給される省電力状態へ移行させる移行工程と、
    前記移行手段により前記省電力状態に移行された場合に、前記省電力状態であることを示す情報を不揮発性の記憶手段に記憶させる記憶工程と、を備え、
    前記通信手段および前記画像形成手段への電力供給が遮断された状態から復帰する場合、前記記憶手段に記憶された前記電力制御情報に基づいて、前記通常電力状態、または前記省電力状態のいずれかの状態になるように前記移行工程を制御する制御工程と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置の制御方法。
JP2012258998A 2012-11-27 2012-11-27 画像形成装置、画像形成装置の制御方法 Pending JP2014104654A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012258998A JP2014104654A (ja) 2012-11-27 2012-11-27 画像形成装置、画像形成装置の制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012258998A JP2014104654A (ja) 2012-11-27 2012-11-27 画像形成装置、画像形成装置の制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014104654A true JP2014104654A (ja) 2014-06-09

Family

ID=51026552

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012258998A Pending JP2014104654A (ja) 2012-11-27 2012-11-27 画像形成装置、画像形成装置の制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014104654A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2983045A1 (en) * 2014-08-07 2016-02-10 Seiko Epson Corporation Electronic system and control method of electronic system
CN106973184A (zh) * 2015-12-03 2017-07-21 京瓷办公信息系统株式会社 图像形成装置和图像形成装置的控制方法
US10244128B2 (en) 2014-11-10 2019-03-26 Canon Kabushiki Kaisha Image forming system including image forming apparatus that can prohibit entry into sleep mode, control method for image forming apparatus in system concerned, and storage medium storing control program for image forming apparatus

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2983045A1 (en) * 2014-08-07 2016-02-10 Seiko Epson Corporation Electronic system and control method of electronic system
CN105376439A (zh) * 2014-08-07 2016-03-02 精工爱普生株式会社 电子系统以及电子系统的控制方法
US10244128B2 (en) 2014-11-10 2019-03-26 Canon Kabushiki Kaisha Image forming system including image forming apparatus that can prohibit entry into sleep mode, control method for image forming apparatus in system concerned, and storage medium storing control program for image forming apparatus
CN106973184A (zh) * 2015-12-03 2017-07-21 京瓷办公信息系统株式会社 图像形成装置和图像形成装置的控制方法
CN106973184B (zh) * 2015-12-03 2019-03-15 京瓷办公信息系统株式会社 图像形成装置和图像形成装置的控制方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101515260B1 (ko) 셧다운 처리를 적절하게 실행할 수 있는 정보 처리 장치, 정보 처리 장치의 제어 방법, 및 저장 매체
US9904882B2 (en) Image forming apparatus, method of controlling the same, and storage medium
US8780389B2 (en) Image processing device for modifying operating mode
US9513853B2 (en) Data processing apparatus capable of controlling power supply, control method therefor, and storage medium
CN102673125B (zh) 图像形成装置及图像形成装置的控制方法
CN103516940B (zh) 信息处理装置及其控制方法
JP2015174375A (ja) 画像形成装置およびその制御方法、並びにプログラム
US20140071477A1 (en) Image forming apparatus and control method thereof
US10209664B2 (en) Printing system including printing apparatus and printing control apparatus
KR101684229B1 (ko) 화상형성장치, 화상형성장치의 제어 방법, 기록 매체, 및 화상형성 시스템
JP5874459B2 (ja) 画像形成装置、画像形成方法及びプログラム
JP6489751B2 (ja) データ処理装置とその制御方法、及びプログラム
US9291983B2 (en) Image forming apparatus, control method and program
JP2014026373A (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム
JP2014104654A (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法
JP6706159B2 (ja) 情報処理装置、及びその制御方法
JP2010129042A (ja) 電源切り換え制御回路、画像形成装置、電源切り換え制御方法、及びコンピュータプログラム
JP5478971B2 (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法及び画像形成装置制御用プログラム
US20120047375A1 (en) Information processing apparatus, method of controlling the same, and storage medium
US10228645B2 (en) Image forming apparatus, power control method of image forming apparatus, and storage medium
JP2013218367A (ja) 画像形成装置
JP2010269496A (ja) 画像処理装置、起動制御方法、及び起動制御プログラム
JP5757249B2 (ja) 画像処理装置および画像処理デバイス
JP2014079957A (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム
US9329812B2 (en) System, image processing apparatus, and method for controlling the power saving state of an image output apparatus