JP5874459B2 - 画像形成装置、画像形成方法及びプログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5874459B2
JP5874459B2 JP2012059313A JP2012059313A JP5874459B2 JP 5874459 B2 JP5874459 B2 JP 5874459B2 JP 2012059313 A JP2012059313 A JP 2012059313A JP 2012059313 A JP2012059313 A JP 2012059313A JP 5874459 B2 JP5874459 B2 JP 5874459B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image forming
forming apparatus
slave
main
command
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012059313A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013193214A (ja
Inventor
勇樹 今泉
勇樹 今泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2012059313A priority Critical patent/JP5874459B2/ja
Priority to US13/795,215 priority patent/US9104422B2/en
Publication of JP2013193214A publication Critical patent/JP2013193214A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5874459B2 publication Critical patent/JP5874459B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/26Power supply means, e.g. regulation thereof
    • G06F1/32Means for saving power
    • G06F1/3203Power management, i.e. event-based initiation of a power-saving mode
    • G06F1/3234Power saving characterised by the action undertaken
    • G06F1/325Power saving in peripheral device
    • G06F1/3284Power saving in printer
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Power Sources (AREA)

Description

本発明は、画像形成装置、画像形成方法及びプログラムに関する。
MFP(Multifunction Peripheral)に代表される画像形成装置は、実際に稼動していない期間の消費電力を下げるために、稼動状態や省電力状態のような、複数の電力状態を持ち、適宜、状態遷移を行っている。省電力状態には、一般的に、ネットワーク応答が可能であり、即座に稼動状態に復帰可能な状態(以下、「省エネ待機状態」とする。)と、ネットワーク応答を含む、ほとんどの機能を停止し、消費電力をさらに低減する状態(以下、「オフ状態」とする。)がある。
現在、複数の画像形成装置が設置されているオフィス等において、業務時間中は、設置されている全ての機器が省エネ待機状態となっており、トータルの消費電力が高くなってしまっている。これに対して、設置されている全ての画像形成装置の総消費電力を下げるために、ネットワークに接続されている装置を主装置と従装置に分け、主装置はネットワーク応答可能な省エネ待機状態に、従装置はオフ状態にする手法が知られている。この間、主装置として動作する画像形成装置は、従装置として動作する画像形成装置の代わりに、ネットワーク応答を行う。特許文献1には、従装置が、稼動状態への復帰要因(例えば、印刷要求等)を検知した場合には、従装置が主装置に、主装置が従装置に、互いに切り替わることで、システム全体の消費電力を下げる手法が記載されている。
しかしながら、既存の手法では、従装置の復帰要因をトリガにして主装置/従装置が切り替わる。したがって、主装置(装置A)にジョブ時間の長いタスクが投入されて機器が動作している間に、従装置(装置B)が復帰要因を検知した場合、主装置と従装置の切り替えが発生してしまう。これにより、装置Aが稼働中に、装置Bが省エネ待機状態に遷移し、その結果、装置Aが稼動状態、装置Bが省エネ待機状態となり、無駄な消費電力が発生する問題があった。
一方、特許文献2では、主装置が、各画像形成装置の状態遷移をトリガとして、システム全体の消費電力の計算し、その結果に基づいて、主装置及び従装置を適切に切り替える画像形成システムが開示されている。しかしながら、この切り替えは、ジョブの実行状態に基づいて行われず、依然として無駄な消費電力が発生する可能性がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、画像形成装置を含むシステム全体の消費電力を低減することを目的とする。
上述した課題を解決し目的を達成するため、本発明の一実施形態における画像形成装置は、
消費電力の異なる複数の省電力状態を有する画像形成装置であって、従装置として動作している場合に、主装置として動作している場合より、消費電力がより低い省電力状態に移行する画像形成装置であって、
当該画像形成装置が主装置又は従装置として動作するよう制御する動作制御手段と、
他の画像形成装置の状態を表す状態情報を取得する状態情報取得手段と、
前記他の画像形成装置の動作を、主装置としての動作か、又は従装置としての動作かに切り替えさせる命令を、該他の画像形成装置に送信する命令送信手段と、
を有し、
当該画像形成装置がジョブの実行時に取得した前記状態情報に基づいて、
当該画像形成装置が主装置として動作する場合には、前記他の画像形成装置の動作を従装置としての動作に切り替えさせ、当該画像形成装置が従装置として動作する場合には、前記他の画像形成装置を動作を主装置としての動作に切り替えさせる前記命令を送信する。
また、本発明の一実施形態における画像形成方法は、
消費電力の異なる複数の省電力状態を有する画像形成装置であって、従装置として動作している場合に、主装置として動作している場合より、消費電力がより低い省電力状態に移行する画像形成装置で実行される方法であって、
当該画像形成装置が主装置又は従装置として動作するよう制御する動作制御段階と、
他の画像形成装置の状態を表す状態情報を取得する状態情報取得段階と、
前記他の画像形成装置の動作を、主装置としての動作か、又は従装置としての動作かに切り替えさせる命令を、該他の画像形成装置に送信する命令送信段階と、
を有し、
当該画像形成装置がジョブの実行時に取得した前記状態情報に基づいて、
当該画像形成装置が主装置として動作する場合には、前記他の画像形成装置の動作を従装置としての動作に切り替えさせ、当該画像形成装置が従装置として動作する場合には、前記他の画像形成装置を動作を主装置としての動作に切り替えさせる前記命令を送信する。
また、本発明の一実施形態におけるプログラムは、
消費電力の異なる複数の省電力状態を有する画像形成装置であって、従装置として動作している場合に、主装置として動作している場合より、消費電力がより低い省電力状態に移行する画像形成装置で実行される方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
当該画像形成装置が主装置又は従装置として動作するよう制御する動作制御段階と、
他の画像形成装置の状態を表す状態情報を取得する状態情報取得段階と、
前記他の画像形成装置の動作を、主装置としての動作か、又は従装置としての動作かに切り替えさせる命令を、該他の画像形成装置に送信する命令送信段階と、
を有し、
当該画像形成装置がジョブの実行時に取得した前記状態情報に基づいて、
当該画像形成装置が主装置として動作する場合には、前記他の画像形成装置の動作を従装置としての動作に切り替えさせ、当該画像形成装置が従装置として動作する場合には、前記他の画像形成装置を動作を主装置としての動作に切り替えさせる前記命令を送信する。
本発明によれば、画像形成装置を含むシステム全体の消費電力を低減することができる。
本発明の一実施形態における画像形成装置を含むシステムの概要を表す図。 本発明の一実施形態における画像形成装置のハードウェア構成の例を表す図。 本発明の一実施形態における画像形成装置の機能ブロックの例を表す図。 本発明の一実施形態における画像形成装置の処理を表す図。 本発明の一実施形態における画像形成装置の処理を表す図。 本発明の一実施形態における二つの画像形成装置の動作の切り替えの例を表す図。 本発明の一実施形態における三つの画像形成装置の動作の切り替えの例を表す図。 本発明の一実施形態における三つの画像形成装置の動作の切り替えの例を表す図。 本発明の一実施形態における画像形成装置の動作の切り替えの例を表す図。 本発明の一実施形態における画像形成装置の動作の切り替えの例を表す図。 本発明の一実施形態における画像形成装置の動作の切り替えの例を表す図。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
1.概要
2.ハードウェア構成
3.機能ブロック
4.処理フロー
(1.概要)
最初に、図1を用いて、本発明の一実施形態における画像形成装置が含まれるシステム1の概要を説明する。当該システム1は、画像形成装置100、120、PC140及びネットワーク160を有する。
画像形成装置100、120は、例えばMFP(Multifunction Peripheral)のような印刷装置であり、ユーザ端末であるPC140から、ネットワーク160を介して印刷要求を受け取り、印刷処理を実行することができる。画像形成装置100、120は、所定の条件を満たすと、特定の装置への電力供給をカットし、省電力状態に移行する。所定の条件には、一定時間、処理要求を受信しなかった場合、予め管理者によって定められた時刻である場合、又はユーザにより省電力状態に移行するよう指示された場合等がある。時間の範囲が含まれるが、これに限られない。また、電力供給がカットされる特定の装置とは、例えばディスプレイである表示パネルやスキャナの読取部等があるが、これに限られない。
ここで、省電力状態は、電力消費を低減する度合いに応じた、複数の状態を含む。例えば、ネットワーク応答が可能であり、即座に稼動状態に復帰可能な状態(以下、「省エネ待機状態」とする。)と、ネットワーク応答を含む、ほとんどの機能を停止し、消費電力をさらに低減する状態(以下、「オフ状態」とする。)がある。どの省電力状態に遷移するかは、画像形成装置100、120が、主装置として動作しているか、従装置として動作しているかによって決定する。
画像形成装置が主装置として動作する場合には、省エネ待機状態を用いて省電力状態に遷移する。すなわち、主装置として動作する画像形成装置100は、省電力状態においても、ネットワーク応答が可能であり、即座に稼動状態に復帰可能である。一方、画像形成装置が従装置として動作する場合には、PC140に対するネットワーク応答を含む、ほとんどの機能を停止する。そのため、オフ状態の画像形成装置120に対してPC140から処理要求があると、主装置として動作する画像形成装置100が、代わりに応答する。そして、主装置として動作する画像形成装置100は、必要に応じ、画像形成装置120のオフ状態を解除し、要求に対する処理を実行させることができる。なお、主装置は、システム1内に一台のみ存在し、従装置は複数存在する。
本発明の一実施形態における画像形成装置100、120は、印刷ジョブの実行時(実行前、実行中又は実行後)に、他の画像形成装置の状態を表す状態情報を取得し、これに基づいて、自らが主装置として動作すべきか従装置として動作すべきか判断する。画像形成装置の状態情報には、上述した省電力状態情報、印刷ジョブ実行状態情報又は蓄電状態情報が含まれる。状態情報の詳細については後述する。そして、当該画像形成装置が、他の画像形成装置の状態情報に基づいて、主装置として動作すべきと判断した場合には、他の画像形成装置に対して従装置として動作するよう命令する。また、当該画像形成装置が、従装置として動作すべきと判断した場合には、他の画像形成装置の一に対して主装置として動作するよう命令する。
このように、本発明の一実施形態における画像形成装置は、印刷ジョブの実行時に、他の画像形成装置の状態に基づいて、主装置と従装置を切り替えることにより、システム全体での消費電力を抑えることができる。
(2.ハードウェア構成)
次に、図2を用いて、本発明の一実施形態における画像形成装置100のハードウェア構成について説明する。図2の画像形成装置100は、CPU200、RAM202、ROM204、通信装置206、表示装置208、入力装置210、出力装置212、読取装置214、蓄電装置216、発電装置218及びバス220を有する。
CPU200は、画像形成装置100の動作制御を行うプログラムを実行する。RAM202は、CPU200のワークエリアを構成する。ROM204は、CPU200が実行するプログラムやプログラムが使用するデータを記憶する。画像形成装置の動作状態や、取得した他の画像形成装置の状態情報もROM204に記録される。通信装置206は、例えば有線LAN、無線LAN又はPAN(Personal Area Network)によるネットワーク接続のためのネットワークインターフェースを有する装置である。表示装置208は、画像形成装置100上で実行される機能のメニューやオプションを表示する、液晶ディスプレイのようなディスプレイである。入力装置210は、ユーザからの入力を受け付ける、例えばタッチパネルやキーボードである。出力装置212は、例えばプリンタやプロッタのように、画像形成装置100のプログラムによって形成された画像を、紙媒体に印刷して出力する装置である。読取装置214は、例えばスキャナのように、紙媒体上の画像を、画像データとして取り込むために読み取る装置である。蓄電装置216は、例えばリチウムイオンバッテリのような、画像形成装置100が、外部からの電源の供給によらず動作することを可能にする装置である。蓄電装置216は、例えば、画像形成装置100が稼動状態である場合に充電され、省電力状態において放電される。発電装置218は、例えば太陽光発電装置のような、画像形成装置100が動作するために必要な電力を、自ら作り出すことができる装置である。発電装置218は、発電が可能な状態である場合には、画像形成装置100の動作に必要な電力の全て又は一部を供給し、あるいは、蓄電装置216を充電するための電力を供給する。バス220は、上記装置を電気的に接続する。
上記構成により、本発明の一実施形態における画像形成装置は、他の画像形成装置の状態に基づいて、主装置と従装置を切り替え、システム全体での消費電力を抑えることができる。
(3.機能ブロック)
次に、図3を用いて、本発明の一実施形態における画像形成装置100、120の機能ブロックについて説明する。図3の画像形成装置100、120は、画像形成手段300、ネットワーク応答手段302、状態情報取得手段304、主従動作決定手段306、命令送信手段308、命令受信手段310、命令応答手段312、制御手段314、記憶手段322、入力手段326、出力手段328、表示手段330及び通信手段332を有する。
画像形成手段300は、ユーザからの指示に応じて、例えば、プリント処理、スキャン処理、FAX処理、ノイズ除去処理を含む、画像形成処理全般を行う。
ネットワーク応答手段302は、通信手段332を通じてユーザのPC140や他の画像形成装置から受信した処理要求に対して、応答する。ネットワーク応答手段302は、画像形成装置がオフ状態である場合には、通信手段332と共に、動作を停止することができる。この場合には、主装置として動作している画像形成装置100のネットワーク応答手段302が、オフ状態である画像形成装置の代わりに応答する。なお、ネットワーク応答手段302は、画像形成装置がオフ状態であっても、主装置である画像形成装置100からの所定の要求、例えば、省電力状態解除要求に対しては、応答することができる。このために、例えば、Wake−on−LAN(WOL)が用いられる。
状態情報取得手段304は、通信手段332を通じて、他の画像形成装置の状態を表す状態情報を取得する。取得できる状態情報には、他の画像形成装置の、省電力状態情報、印刷ジョブ実行状態情報又は蓄電状態情報が含まれる。省電力状態情報には、稼動状態(非省電力状態)、省エネ待機状態又はオフ状態を表す情報が含まれる。また、印刷ジョブ実行状態情報には、印刷ジョブ実行中か否かを表す情報に加えて、実行中の印刷ジョブの印刷完了予測時間を表す情報が含まれる。蓄電状態情報には、現時点での蓄電装置216の蓄電状態(例えば、バッテリ残量の百分率表示)を表す情報が含まれる。また、これ以外にも、他の画像形成装置の固有情報(例えば、型番、機種名、MACアドレス)や各種設定情報(例えば、省電力状態へ遷移までの待機時間)等を取得することもできる。当該状態情報は、後述する主従動作決定手段306によって、当該画像形成装置の動作が主装置として動作すべきか、従装置として動作すべきかを決定する時に、取得される。
主従動作決定手段306は、状態情報取得手段304によって取得された、他の画像形成装置の状態情報に基づいて、画像形成装置が、主装置として動作すべきか、従装置として動作すべきかを決定する。当該決定に基づいて、後述する主従動作制御手段316は、当該画像形成装置の動作を制御する。当該決定は、以下の条件に従ってなされる。
(1)電源投入時
システム1内に、主装置として動作する画像形成装置が既に存在している場合には、従装置として動作すべきであると決定する。システム1内に、主装置として動作する画像形成装置が存在していない場合には、主装置として動作すべきと決定する。
(2)主装置として動作している場合
印刷ジョブ実行中、又は実行完了時において、他の画像形成装置の状態が稼動状態(非省電力状態)であれば、従装置として動作すべきと決定する。当該決定は、印刷ジョブが完了する時点で行われてもよいし、印刷ジョブ実行中に行われてもよい。印刷ジョブ実行中に行われる場合には、他の画像形成装置から取得した状態情報に基づき、他の画像形成装置が省電力状態に移行する時刻を予め求めておき、当該印刷ジョブの終了予測時刻との比較に基づいて、当該決定を行ってもよい。すなわち、当該印刷ジョブの終了予測時刻が、他の画像形成装置の省電力状態への移行時刻より前である場合には、従装置として動作すべきと決定してもよい。なお、他の画像形成装置が省電力状態に移行する時刻は、例えば、現在時刻に、他の画像形成装置で現在実行中のジョブが完了するまでの時間と、他の画像形成装置がアイドル状態になってから省電力状態に移行するまでに必要な所定の待機時間(設定値として固定されている場合)とを加えることによって求めることができる。他の画像形成装置で実行中のジョブに関する情報は、例えば、他の画像形成装置から取得される状態情報に含まれてもよい。また、他の画像形成装置がアイドル状態になってから省電力状態に移行するまでに必要な所定の待機時間も、同様に、他の画像形成装置から取得される状態情報に含まれてもよい。
(3)従装置として動作している場合(主装置として動作する装置が稼動状態)
印刷ジョブ実行前に、主装置である画像形成装置が稼動状態である場合には、主装置として動作すべきと決定する。
(4)従装置として動作している場合(主装置として動作する装置が省電力状態)
印刷ジョブ実行中、又は実行完了時において、他の画像形成装置から主装置になるよう命令された場合には、主装置として動作すべきと決定する。
(5)他の画像形成装置から命令を受信した場合
後述する、命令受信手段310によって、他の画像形成装置から、主装置又は従装置としての動作に切り替えるよう命令を受けた場合には、これに従って動作すべきであると決定する。
命令送信手段308は、主従動作決定手段306の決定に基づいて、他の画像形成装置の動作を、主装置としての動作又は従装置としての動作に切り替えさせるための命令を、通信手段332を通じて、他の画像形成装置に送信する。すなわち、当該画像形成装置が主装置として動作すべきと決定された場合には、他の画像形成装置に対して、従装置としての動作に切り替えるよう命令する。一方、当該画像形成装置が従装置として動作すべきと決定された場合には、他の画像形成装置に対して、主装置としての動作に切り替えるよう命令する。ここで、主装置となるべき他の画像形成装置の候補が複数ある場合には、以下のような条件に基づいて、一の画像形成装置を選定する。
(1)省電力状態に移行する時刻が最も遅い画像形成装置
(2)蓄電状態の悪い、すなわち、最も放電が進んでいて充電を要する画像形成装置
(3)オフ状態に相当する省電力状態に対応していない画像形成装置
(4)システム1内の画像形成装置が全て省電力状態になった場合に、システム全体の消費電力が最も小さくなるように選択された、主装置としての画像形成装置
上記条件は、システムを構成する画像形成装置の数や種類によって、任意の組み合わせと優先順位によって採用することができる。
命令受信手段310は、他の画像形成装置の命令送信手段308から送信された、主装置又は従装置を切り替えるための命令を受信する。
命令応答手段312は、他の画像形成装置の命令送信手段308から送信された、当該画像形成装置の動作を、主装置としての動作又は従装置としての動作に切り替えさせる命令を受信したことに対する応答を、他の画像形成装置に返す。
制御手段314は、主従動作制御手段316、省電力状態制御手段318及び電力制御手段320を有し、当該画像形成装置の動作を制御する。
主従動作制御手段316は、主従動作決定手段306の決定に基づき、当該画像形成手段の動作(主装置としての動作又は従装置としての動作)を制御する。ここで、当該画像形成装置が従装置として動作すべきと決定された場合には、他の画像形成装置に対して、主装置としての動作に切り替えさせる命令を送信し、対応する応答を受け取った時、従装置としての動作に切り替える。一方、当該画像形成装置が主装置として動作すべきと決定された場合には、直ちに、主装置としての動作に切り替える。
省電力状態制御手段318は、当該画像形成装置の省電力状態を制御する。まず、省電力状態制御手段318は、所定の待機時間の経過や、所定の時間帯、ユーザからの指示等により、当該画像形成装置の状態を省電力状態へと移行させる。そして、外部からの処理要求や、ユーザからの指示等によって、稼動状態へと復帰させる。既に述べたように、当該画像形成装置は、主装置として動作している場合には、省エネ待機状態に移行し、従装置として動作している場合には、オフ状態に移行する。オフ状態では、ネットワーク応答手段302や通信手段332は機能を停止するが、主装置からの稼動状態への復帰要求のような、所定の要求を受け入れるよう構成されてもよい。
電力制御手段320は、当該画像形成装置に供給される電力を制御する。当該画像形成装置は、外部から供給される電力の他に、蓄電装置216又は発電装置218から供給される電力を用いて動作することができる。電力制御手段320は、画像形成装置が稼動状態にあるとき、蓄電装置216の蓄電を行う。また、電力制御手段320は、画像形成装置が省電力状態にあるとき、可能な限り蓄電装置216を利用して給電を行う。さらに、稼動状態、省電力状態いずれにおいても、発電装置218からの電力供給が可能である場合には、その電力を優先的に用いて給電又は蓄電を行う。
記憶手段322は、当該画像形成装置の状態情報324のほか、当該画像形成装置で用いられる情報を記憶する。状態情報324には、当該画像形成装置の機種、型番、MACアドレス、現在の動作(主装置又は従装置)、省電力状態情報(稼動状態、省エネ待機状態、オフ状態)、ジョブ実行状態情報(ジョブ実行中、ジョブ非実行中)、蓄電状態情報(蓄電容量の百分率)、各種設定情報(省電力時間に移行するまでの待機時間等)が含まれるが、これに限られない。当該状態情報324には、他の画像形成装置の状態情報取得手段304によってアクセスされる情報を含む。
入力手段326は、ユーザが、入力装置210を通じて指示を入力するために用いられる。
出力手段328は、画像形成手段300によって処理された画像を、紙媒体、FAX又はデータ形式で出力するために用いられる。
表示手段330は、ユーザに対して、当該画像形成装置に関する情報を表示するために用いられる。
通信手段332は、例えばイーサネット(登録商標)、WiFi(登録商標)又はBluetooth(登録商標)によって規定される複数の通信方式により、他の画像形成装置又はPC140と通信を行う。通信手段332は、画像形成装置がオフ状態である場合には、ネットワーク応答手段302と共に、動作を停止することができる。なお、通信手段332は、画像形成装置がオフ状態であっても、主装置である画像形成装置100からの、省電力状態の解除要求のような、所定の処理要求を受け付けることができる。
このように、本発明の一実施形態における画像形成装置は、主装置、従装置の切り替えの判断を、他の画像形成装置の状態により判断する。よって、一の画像形成装置のジョブが終了して省電力状態に遷移する場合に、他の画像形成装置が稼動状態であるとき、オフモードへ移行することが可能となる。また、他の画像形勢装置の装置が全てオフモードであるとき、省エネ待機状態へ遷移することが可能となる。したがって主装置が省エネ待機状態であり、従装置が稼動状態となる状態や、複数の機器が省エネ待機状態となる状態になることを防ぎ、システム全体の消費電力を低減できる。
また、蓄電状態を考慮して主装置と従装置を切り替えることにより、低消費電力状態における外部電力の使用量をも低減することが可能となる。
(4.処理フロー)
次に、図4A、4Bを用いて、本発明の一実施形態における画像形成装置100、120の処理について説明する。
図4AのステップS400において、画像形成装置100、120の電源が投入されると、当該画像形成装置の状態取得手段304は、通信手段332を通じて、システム1上に主装置として動作する画像形成装置が存在するかどうか確認する。この確認は、必ずしも他の画像形成装置やPC140と接続された、ネットワーク160を通じてなされる必要はない。代わりに、Bluetooth(登録商標)のような近距離無線通信方式により、他の画像形成装置と直接通信し、主装置が存在することを確認してもよい。ステップS400において、主装置として動作する画像形成装置を検出しなかった場合には、ステップS402に進む。主装置として動作する画像形成装置を検出した場合には、ステップS404に進む。
ステップS402において、主従動作決定手段306は、主装置として動作することを決定し、主従動作制御手段316は、当該画像形成装置を主装置として動作するよう制御する。当該動作の情報は、状態情報324として記憶手段322に記憶される。次に、ステップS410に進む。
ステップS404において、主従動作決定手段306は、従装置として動作することを決定し、主従動作制御手段316は、当該画像形成装置を従装置として動作するよう制御する。当該動作の情報は、状態情報324として記憶手段322に記憶される。次に、ステップS410に進む。
図4BのステップS410において、当該画像形成装置は、稼動状態となり、通常の動作を行う。そして、省電力状態制御手段318により、当該画像形成装置が省電力状態へ移行する場合には、ステップS412に進む。
ステップS412において、当該画像形成装置が主装置として動作している場合には、ステップ414に進む。当該画像形成装置が従装置として動作している場合には、ステップ432に進む。
ステップS414において、省電力状態制御手段318は、当該画像形成装置を省エネ待機状態に移行させる。省エネ待機状態では、通信装置206を除く、表示装置208等への給電を削減又は停止し、稼動状態と比較して、消費電力が低い状態となる。
ステップS416において、命令受信手段310が、当該画像形成装置の動作を、従装置としての動作に切り替えさせる命令を、他の画像形成装置から受信した場合には、ステップS430に進む。そうでない場合には、ステップS418に進む。
ステップS418において、ユーザのPC140等から処理要求が送信され、省電力状態制御手段318が、当該画像形成装置の状態を稼動状態に移行させた場合は、ステップS420に進む。そうでない場合には、ステップS416に戻る。
ステップS420において、処理要求に対するジョブが実行される。ここで、状態情報取得手段304は、ジョブの実行前、実行中又は実行後の任意のタイミングで、他の画像形成装置の状態情報を取得することができる。
ステップS422において、ジョブが完了した時点で、従装置として動作する他の画像形成装置の状態が、稼動状態である場合には、ステップS424に進む。従装置として動作する他の画像形成装置の状態が、オフ状態である場合には、ステップS410に戻る。
ステップS424において、主従動作決定手段306は、当該画像形成装置が従装置として動作すべきと決定する。そして、他の画像形成装置の動作を、主装置としての動作に切り替えさせる命令を、他の画像形成装置に送信する。ここで、他の画像形成装置が複数存在する場合には、上述した条件によって一の画像形成装置を選択し、命令を送信する。
ステップS426において、上記命令に対応する応答を、他の画像形成装置から受信した場合には、ステップS428に進む。そうでない場合には、一定時間待機する。応答が受信できない場合には、一定回数、命令を再送してもよい。一定時間、又は一定回数の再送を経ても、命令に対する応答が得られない場合には、ステップS428に進まず、ステップS410に戻ってもよい。
ステップS428において、命令を送信した他の画像形成装置から、命令に対する応答を受信すると、主従動作制御手段316は、当該画像形成装置が従装置として動作するよう制御する。次に、ステップS410に戻る。
ステップS430において、主従動作決定手段306は、従装置として動作することを決定し、主従動作応答手段316は、当該画像形成装置が従装置として動作するよう制御する。その後、当該画像形成装置は、稼動状態として、通常の動作を行う。
ステップS432において、所定の条件を満たすと、省電力状態制御手段318は、当該画像形成装置をオフ状態に移行させる。オフ状態では、通信装置206を含めた、省エネ待機状態より多くの装置への給電を削減又は停止し、省エネ待機状態より消費電力が低い状態となる。
ステップS434において、主装置である画像形成装置から処理要求が送信され、省電力状態制御手段318が、当該画像形成装置の状態を稼動状態に移行させた場合は、ステップS436に進む。
ステップS436において、状態情報取得手段304は、主装置として動作する画像形成装置の状態情報を取得する。そして、主装置として動作する画像形成装置が、省エネ待機状態である場合には、ステップS438に進む。主装置として動作する画像形成装置が、稼動状態である場合には、ステップS444に進む。
ステップS438において、主従動作決定手段306は、当該画像形成装置が主装置として動作すべきと決定する。主装置であるために省エネ待機状態であった画像形成装置を、従装置として動作させ、オフ状態として動作させるためである。
ステップS440において、他の画像形成装置の動作を、従装置としての動作に切り替えさせる命令を、他の画像形成装置に送信する。
ステップS442において、ステップS434で受信した処理要求に応じたジョブを実行し、ステップS422に進む。
ステップS444において、ステップS434で受信した処理要求に応じたジョブを実行する。ここで、状態情報取得手段304は、ジョブの実行中においても、他の画像形成装置の状態情報を取得する。
ステップS446において、ジョブの実行終了時までに、命令受信手段310が、当該画像形成装置の動作を、主装置としての動作に切り替えさせる命令を受信した場合には、ステップS448に進む。命令受信手段310が、当該画像形成装置の動作を、主装置としての動作に切り替えさせる命令を受信しなかった場合には、ステップS410に戻る。
ステップS448において、主従動作決定手段306は、主装置として動作することを決定し、主従動作制御手段316は、当該画像形成装置を主装置として動作するよう制御する。
ステップS450において、命令応答手段312は、ステップS446で受信した命令に対する応答を、他の画像形成装置に送信する。そして、ステップS410に戻る。
以上の処理によって、本発明の一実施形態における画像形成装置を含むシステムでは、画像形成装置がオフ状態となる機会を増やすことにより、システム全体の消費電力の低減を実現することができる。
上記処理による効果について、図5を用いてさらに具体的に説明する。図5は、本発明の一実施形態における画像形成装置A、Bの状態の遷移と消費電力について図で表したものである。図5は、横軸が時間、縦軸が消費電力を表す。初期状態では、画像形成装置Aが主装置として、画像形成装置Bが従装置として動作しており、画像形成装置A、Bともに省電力状態である。図5の(1)の時点において、画像形成装置Aの省電力状態制御手段318は、稼動状態への復帰要因(例えば、印刷要求)を検知し、動作状態を稼動状態へと移行させる。そして、その要因となった処理要求に関するジョブを実行する。図5では、ジョブの実行中に、画像形成装置Aの消費電力が上昇していることがわかる。その後、(2)の時点において、画像形成装置Bについても同様に、稼動状態への復帰要因が検知され、ジョブが実行される。このとき、画像形成装置Bの状態情報取得手段304は、画像形成装置Aの状態情報を取得し、主装置として動作する画像形成装置Aが、稼動状態であることを知る。よって、画像形成装置Bの主従動作決定手段306は、画像形成装置Bが主装置として動作すべきと決定しない(ステップS436)。そのため、画像形成装置Bは、ジョブの実行が完了すると、画像形成装置Aから、主装置としての動作するための命令を受信しない限り、従装置のまま動作を続け、やがて再度オフモードに戻る。この結果、画像形成装置Bが(2)の時点で主装置に切り替わった場合に比べて、矩形部分500に相当する電力を削減することができる。
次に、図6、7を用いて、本発明の一実施形態における画像形成装置A〜Cが存在する場合の処理の具体例と、消費電力の推移について説明する。図の構成は図5と同様である。
図6の例では、当初、画像形成装置Aが主装置として動作し、画像形成装置B、Cが従装置として動作しており、全ての画像形成装置が省電力消費状態である。そして、(1)の時点で、画像形成装置Aが稼動状態に移行し、ジョブの実行を開始する。続いて、(2)の時点で、画像形成装置Bが稼動状態に移行し、ジョブの実行を開始する。さらに、(3)の時点で、画像形成装置Cが稼動状態に移行し、ジョブの実行を開始する。その後、画像形成装置Bは、ジョブの実行を完了し、他の画像形成装置A、Cが共に稼働中であるため、動作の切り替えは行わず、オフ状態に戻る。続いて、図6の(1)の時点において、画像形成装置Aは、ジョブの実行を完了する。この時、画像形成装置Cが稼動状態であることから、主装置としての動作に切り替えさせる命令を画像形成装置Cに送信し、自らは従装置としてオフ状態になる。最後に、画像形成装置Cは、ジョブの実行を完了し、主装置として省エネ待機状態になる。このように、主装置としての動作を動的に切り替えることにより、稼動状態と省エネ待機状態が同時に存在するタイミングがなくなり、システム全体の消費電力を低減することができる。
図7は、図6と同様に、本発明の一実施形態における画像形成装置A〜Cにおける処理の例であるが、主装置として動作する画像形成装置Aが省エネ待機状態である時に、従装置として動作する画像形成装置Cが稼動状態となるケースである。図7の(1)の時点において、画像形成装置Cは、画像形成装置Aが省エネ待機状態であることから、ジョブを実行する前に、自らが主装置として動作を開始する。そして、画像形成装置Aに対しては、従装置として動作するよう命令を送信する。その命令を受け取った画像形成装置Aは、従装置としての動作に切り替わり、オフ状態になる。結果として、画像形成装置Aが、省エネ待機状態のままであった場合と比べて、消費電力が削減される。また、図7の(2)の時点において、画像形成装置Cがジョブを完了した後、主装置としての動作に切り替えさせる命令を、ジョブを実行中の画像形成装置A又はBに送信する。この場合の条件として、既に述べたように、省電力状態に移行する時刻や、蓄電状態等を利用することができる。
次に、図8、9を用いて、本発明の一実施形態における画像形成装置Aが、オフ状態となることができない他の画像形成装置Bと混在する例について説明する。画像形成装置Bはオフ状態となることができないため、ジョブの実行中(稼動状態)を除いて、主として省エネ待機状態となる。一方で、本発明の一実施形態における画像形成装置Aについても、二回目の主従切替タイミング(2)において、主装置のままとなり得る(図9)。このような場合には、画像形成装置Aは、(2)の時点(図4BのステップS422)において、画像形成装置Bを主装置に切り替えさせ、自らは従装置に切り替えてもよい(図8)。これにより、画像形成装置Aがオフ状態に遷移することができ、システム全体の消費電力を最も低くすることができる。
次に、図10を用いて、消費電力がそれぞれ異なる、本発明の一実施形態における画像形成装置A、Bによる処理の例について説明する。図10の例では、画像形成装置Aがオフ状態で、画像形成装置Bが省エネ待機状態の場合の消費電力の和より、画像形成装置Aが省エネ待機状態で、画像形成装置Bがオフ状態の場合の消費電力の和の方が小さい。この場合には、図10における(3)の時点(ステップS422に対応)において、システム全体の消費電力が小さくなるような、主装置となるべき画像形成装置を選択する。ここで、各画像形成装置の消費電力は、状態情報324を通じて取得できる機種や型番を特定することによって、予め用意された情報(例えば、型番と、省電力状態ごとの典型的な消費電力のテーブル)に基づいて取得することができる。図10の例では、主装置となるべき画像形成装置として、画像形成装置Aが選択される。そして、画像形成装置Aの動作を、主装置としての動作に切り替えさせる命令を送信し、自らは従装置としての動作を行う。これにより、複数の画像形成装置の消費電力がそれぞれ異なる場合であっても、システム全体での消費電力を低減させることができる。なお、システム全体の消費電力が小さくなるような、主装置となるべき画像形成装置が、自分自身であった場合には、主装置と従装置の切り替えの処理は行わなくてもよい。
100 情報処理装置
300 画像形成手段
302 ネットワーク応答手段
304 状態情報取得手段
306 主従動作決定手段
308 命令送信手段
310 命令受信手段
312 命令応答手段
314 制御手段
316 主従動作制御手段
318 省電力状態制御手段
320 電力制御手段
322 記憶手段
324 状態情報
326 入力手段
328 出力手段
330 表示手段
332 通信手段
特開2011−065548号公報 特開2011−051315号公報

Claims (10)

  1. 消費電力の異なる複数の省電力状態を有する画像形成装置であって、従装置として動作している場合に、主装置として動作している場合より、消費電力がより低い省電力状態に移行する画像形成装置であって、
    他の画像形成装置の状態を表す状態情報を取得する状態情報取得手段と、
    当該画像形成装置が、主装置として動作すべきか、従装置として動作すべきかを決定する動作決定手段と、
    前記他の画像形成装置の動作を、主装置としての動作か、又は従装置としての動作かに切り替えさせる命令を、該他の画像形成装置に送信する命令送信手段と、
    前記決定に基づいて当該画像形成装置の動作を制御する動作制御手段と、
    を有し、
    当該画像形成装置がジョブの実行時に取得した前記状態情報に基づいて、
    当該画像形成装置が主装置として動作すべきである場合には、前記他の画像形成装置の動作を従装置としての動作に切り替えさせ、当該画像形成装置が従装置として動作すべきである場合には、前記他の画像形成装置を動作を主装置としての動作に切り替えさせる前記命令を送信する、
    画像形成装置。
  2. 当該画像形成装置が主装置としてジョブを実行し終えた時点で、前記他の画像形成装置の状態が稼動状態である場合に、当該画像形成装置は従装置として動作すべきであると決定し、前記他の画像形成装置の動作を、主装置としての動作に切り替えさせる前記命令を送信する、
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記状態情報を用いて、前記他の画像形成装置が省電力状態に移行する時間を予め求めておき、
    当該画像形成装置が主装置としてジョブを実行し終える時点で、前記他の画像形成装置が省電力状態に移行しない場合に、当該画像形成装置は従装置として動作すべきであると決定し、前記他の画像形成装置の動作を、主装置としての動作に切り替えさせる前記命令を送信する、
    請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記他の画像形成装置の動作を、主装置としての動作に切り替えさせる前記命令を送信した後に、前記他の画像形成装置からの該命令に対する応答を受信した時、当該画像形成装置が従装置としての動作を開始する、
    請求項2又は3に記載の画像形成装置。
  5. 当該画像形成装置が従装置としてジョブの実行を開始する前に、前記他の画像形成装置の状態が省電力状態であった場合に、当該画像形成装置が主装置として動作すべきであると決定し、前記他の画像形成装置の動作を、従装置としての動作に切り替えさせる前記命令を送信する、
    請求項1乃至4何れか一項に記載の画像形成装置。
  6. 当該画像形成装置が従装置としてジョブの実行中に、省電力状態でない前記他の画像形成装置から、当該画像形成装置の動作を、主装置としての動作に切り替えさせる前記命令を受信したとき、当該画像形成装置の動作を主装置として動作すべきであると決定し、主装置としての動作を開始する、
    請求項1乃至5何れか一項に記載の画像形成装置。
  7. 前記他の画像形成装置が、従装置として動作している場合に、主装置として動作している場合より、消費電力がより低い省電力状態に移行することができない場合に、
    当該画像形成装置が主装置としてジョブを実行し終えた時点で、前記他の画像形成装置の状態が稼動状態でない場合においても、当該画像形成装置が従装置として動作すべきであると決定し、前記他の画像形成装置の動作を、主装置としての動作に切り替えさせる前記命令を送信する、
    請求項2乃至4何れか一項に記載の画像形成装置。
  8. 前記他の画像形成装置が複数存在する場合には、
    当該画像形成装置と前記他の画像形成装置の消費電力の和が最も小さくなるように選択された、主装置としての一の前記他の画像形成装置に対して、該画像形成装置の動作を、主装置としての動作に切り替えさせる前記命令を送信する、
    請求項2乃至4何れか一項に記載の画像形成装置。
  9. 消費電力の異なる複数の省電力状態を有する画像形成装置であって、従装置として動作している場合に、主装置として動作している場合より、消費電力がより低い省電力状態に移行する画像形成装置で実行される方法であって、
    当該画像形成装置が主装置又は従装置として動作するよう制御する動作制御段階と、
    他の画像形成装置の状態を表す状態情報を取得する状態情報取得段階と、
    前記他の画像形成装置の動作を、主装置としての動作か、又は従装置としての動作かに切り替えさせる命令を、該他の画像形成装置に送信する命令送信段階と、
    を有し、
    当該画像形成装置がジョブの実行時に取得した前記状態情報に基づいて、
    当該画像形成装置が主装置として動作する場合には、前記他の画像形成装置の動作を従装置としての動作に切り替えさせ、当該画像形成装置が従装置として動作する場合には、前記他の画像形成装置を動作を主装置としての動作に切り替えさせる前記命令を送信する、
    画像形成方法。
  10. 消費電力の異なる複数の省電力状態を有する画像形成装置であって、従装置として動作している場合に、主装置として動作している場合より、消費電力がより低い省電力状態に移行する画像形成装置で実行される方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    当該画像形成装置が主装置又は従装置として動作するよう制御する動作制御段階と、
    他の画像形成装置の状態を表す状態情報を取得する状態情報取得段階と、
    前記他の画像形成装置の動作を、主装置としての動作か、又は従装置としての動作かに切り替えさせる命令を、該他の画像形成装置に送信する命令送信段階と、
    を有し、
    当該画像形成装置がジョブの実行時に取得した前記状態情報に基づいて、
    当該画像形成装置が主装置として動作する場合には、前記他の画像形成装置の動作を従装置としての動作に切り替えさせ、当該画像形成装置が従装置として動作する場合には、前記他の画像形成装置を動作を主装置としての動作に切り替えさせる前記命令を送信する、
    プログラム。
JP2012059313A 2012-03-15 2012-03-15 画像形成装置、画像形成方法及びプログラム Expired - Fee Related JP5874459B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012059313A JP5874459B2 (ja) 2012-03-15 2012-03-15 画像形成装置、画像形成方法及びプログラム
US13/795,215 US9104422B2 (en) 2012-03-15 2013-03-12 Image processing apparatus and method of image processing

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012059313A JP5874459B2 (ja) 2012-03-15 2012-03-15 画像形成装置、画像形成方法及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013193214A JP2013193214A (ja) 2013-09-30
JP5874459B2 true JP5874459B2 (ja) 2016-03-02

Family

ID=49158837

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012059313A Expired - Fee Related JP5874459B2 (ja) 2012-03-15 2012-03-15 画像形成装置、画像形成方法及びプログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9104422B2 (ja)
JP (1) JP5874459B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6816517B2 (ja) * 2017-01-11 2021-01-20 コニカミノルタ株式会社 画像形成システム、画像形成装置およびプログラム
JP6885790B2 (ja) * 2017-06-01 2021-06-16 シャープ株式会社 画像形成装置、その状態制御方法および画像形成システム
JP2018207246A (ja) * 2017-06-01 2018-12-27 コニカミノルタ株式会社 情報処理装置、データ送信方法、およびコンピュータプログラム
JP7031566B2 (ja) * 2018-11-27 2022-03-08 沖電気工業株式会社 画像形成装置
JP7281048B2 (ja) * 2019-04-25 2023-05-25 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成システム
JP7230676B2 (ja) * 2019-05-13 2023-03-01 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成システム

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4306674B2 (ja) * 2005-11-15 2009-08-05 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像形成装置、プログラムおよび記録媒体
US8145920B2 (en) * 2007-09-17 2012-03-27 Intel Corporation Techniques for collaborative power management for heterogeneous networks
US8095814B2 (en) * 2007-09-26 2012-01-10 International Business Machines Corporation Computing device power management
JP2010003037A (ja) * 2008-06-19 2010-01-07 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置及び電力管理システム
JP5545466B2 (ja) * 2009-09-04 2014-07-09 富士ゼロックス株式会社 画像形成システムおよび画像形成装置および画像形成プログラム
JP2011060028A (ja) 2009-09-10 2011-03-24 Ricoh Co Ltd 情報処理装置及びその制御方法
JP2011065548A (ja) * 2009-09-18 2011-03-31 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置および画像形成プログラムおよび画像形成システム
JP5830526B2 (ja) * 2010-04-30 2015-12-09 インターデイジタル パテント ホールディングス インコーポレイテッド ホームノード識別、干渉低減、および省エネルギー
US8966063B2 (en) * 2012-02-06 2015-02-24 Microsoft Corporation Operating a sleep management service

Also Published As

Publication number Publication date
US20130246823A1 (en) 2013-09-19
JP2013193214A (ja) 2013-09-30
US9104422B2 (en) 2015-08-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5874459B2 (ja) 画像形成装置、画像形成方法及びプログラム
JP5545466B2 (ja) 画像形成システムおよび画像形成装置および画像形成プログラム
CN103516940B (zh) 信息处理装置及其控制方法
US10666825B2 (en) Image forming apparatus, image forming method, and reading medium that ensure efficient use of weekly timer
US10194044B2 (en) System and method for shifting electric power modes in an image forming system
JP2015203982A (ja) 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム
US9513694B2 (en) Information processing apparatus and power-source switching method
JP2013182357A (ja) ネットワークシステム、ネットワーク機器、及び端末装置
US20130061079A1 (en) Image processing apparatus, method for controlling the same and storage medium
JP6007657B2 (ja) 画像形成システムおよび画像形成装置
US9152359B2 (en) Image forming apparatus that selects appropriate power saving mode for each time slot
JP2013166311A (ja) 画像処理装置、その制御方法、及びプログラム
JP6132535B2 (ja) 印刷システム、印刷制御装置、印刷制御装置の制御方法、及びプログラム
JP6225416B2 (ja) 通信システム、及び通信装置並びに通信方法
JP2014002511A (ja) 画像処理システム、画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びプログラム
JP5891852B2 (ja) ネットワークシステム、ネットワークシステムの起動制御方法及びプログラム
JP5757249B2 (ja) 画像処理装置および画像処理デバイス
JP2014104654A (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法
JP2010162792A (ja) 画像形成装置、およびプログラム
US9329812B2 (en) System, image processing apparatus, and method for controlling the power saving state of an image output apparatus
JP2013168080A (ja) 機器管理システム、機器管理方法、画像形成装置、機器管理プログラム
JP2010182091A (ja) ネットワークサービス提供装置、画像形成装置および該提供装置の動作実行プログラム
JP5796411B2 (ja) 画像形成装置及びプリントシステム
JP2021124998A (ja) ジョブ管理システム、端末装置、通信制御プログラム、画像形成装置及びジョブ管理プログラム
JP2014225821A (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150218

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151216

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151222

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160104

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5874459

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees