JP2014225821A - 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 電源供給制御が停止する省電力状態を維持しつつ、受信するファクシミリにも正常に応答する。【解決手段】電源の供給を指示する指示手段と、ファクシミリ通信を行う第1の通信手段と、ネットワーク通信を行う第2の通信手段とを備える画像形成装置において、ジョブ処理可能な通常状態と、当該通常状態よりも省電力状態となる第1省電力状態に遷移させるように第1の通信手段または第2の通信手段に対する電源供給を制御する。その際に、電源から前記電源制御手段に対する電源供給状態と、第1の通信手段が検知するファクシミリの受信状態とから前記指示手段を起動する信号、または前記電源制御手段へ電源供給を再開させる復帰信号を出力する構成を特徴とする。【選択図】 図7

Description

本発明は、データ通信を行う画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラムに関するものである。
従来、データ通信を行う画像形成装置において、電源制御コントローラによって通常電力モードへ復帰可能な複数の省電力モードを持つ機器が提案されている。
特許文献1では、ファクシミリ装置における省電力制御例として、スリープ電力モードと完全省エネモードについて説明されている。
ここで、完全省エネモードとは、電源制御コントローラが起動命令を受信した場合にのみ通常電力モードに復帰するものである。また、スリープ電力モードとは、FAX受信を検知した場合にも、電源制御コントローラが復帰命令を出力して、省電力モードから復帰させることが出来るものである。
特開2002−218099号公報
しかしながら、前記従来技術では更なる省電力のために、電源制御コントローラの給電までOFFにする省電力モードを設定した場合に、FAXの受信検知による復帰が出来ず、FAX受信が出来なくなってしまう。
ここで、電源制御コントローラへの給電をOFFする省電力モードには、例えば、電源制御コントローラの電源をオフし、LANコントローラの電源給電し、特定のパケットで電源投入が可能なリモートオン待機モードが設定される場合もある。
このリモートオン待機モードが設定されている場合、FAX受信出来なくなってしまう。このため、ユーザは、意図しないタイミングで画像形成装置がFAX受信出来なくなってしまうことを理由にリモートオン待機モードが活用できずに、意図しないタイミングでもFAX受信出来るように電源制御コントローラに電源を供給する。このため、不要な電力消費が発生してしまう可能性がある。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、電源供給制御が停止する省電力状態を維持しつつ、受信するファクシミリにも正常に応答できる仕組みを提供することである。
上記目的を達成する本発明の画像形成装置は以下に示す構成を備える。
電源の供給を指示する指示手段と、ファクシミリ通信を行う第1の通信手段と、ネットワーク通信を行う第2の通信手段と、ジョブ処理可能な通常状態と、当該通常状態よりも省電力状態となる第1省電力状態に遷移させるように前記第1の通信手段または前記第2の通信手段に対する電源供給を制御する電源制御手段と、前記電源から前記電源制御手段に対する電源供給状態と、前記第1の通信手段が検知するファクシミリの受信状態とから前記指示手段を起動する信号、または前記電源制御手段へ電源供給を再開させる復帰信号を出力する出力手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、電源供給制御が停止する省電力状態を維持しつつ、受信するファクシミリにも正常に応答できる。
画像形成装置をネットワークに接続した例を説明する図である。 図1に示した画像形成装置のハードウエア構成を示すブロック図である。 図1に示した画像形成装置のハードウエア構成を示すブロック図である。 図1に示した画像形成装置のハードウエア構成を示すブロック図である。 図2Aに示したFAXの構成を説明するブロック図である。 画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。 本実施形態を示す画像形成装置のシーケンス例を示す図である。 本実施形態を示す画像形成装置の構成を説明するブロック図である。 本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。 画像形成装置の電源制御シーケンス例を示すタイミングチャートである。 本実施形態を示す画像形成装置の構成を説明するブロック図である。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
図1は、本実施形態を示す画像形成装置をネットワークに接続した例を説明する図である。本例に示す画像形成装置101は、ネットワーク(LAN)2と電話回線1にそれぞれ接続されている。画像形成装置101は、LAN2を介して情報処理装置(PC)102と接続され、相互に通信可能となっている。LAN環境にはサーバや複数のPCが接続される環境でももちろん良い。また、画像形成装置101は電話回線1を介してPC103やFAX104と接続され、相互に通信可能となっている。こちらも、電話やFAX、画像形成装置などに接続されていても良い。
図2A〜図2Cは、図1に示した画像形成装置101のハードウエア構成を示すブロック図である。なお、図2Aは、通常動作時の給電状態を示し、図2Bは、図2Aに示した省電力状態からハードウエアの一部への電源給電が制限された給電状態を示し、図2Cは、図2Bに示した省電力状態からハードウエアの一部への電源給電がさらに制限された給電状態を示す。図中では、グレー表示で示す。なお、本実施形態では、第1の通信手段としてFAX270を備え、第2の通信手段としてNIC230を備える場合を示す。ここで、第1の通信手段はファクシミリ通信を行い、第2の通信手段がネットワーク通信を行う。
図2A〜図2Cにおいて、情報処理部210は、NIC230を介してLAN2に接続され、FAX270を介して電話回線1に接続されている。画像形成装置101は、通常電力モード(図2Aに対応する)と、通常電力モードよりも消費電力が小さい省電力モード(図2Bに対応する)、リモートオン待機モード(電源オフ(図2Cに対応する))にあたる)のいずれかに切り替えて動作することができる。
CPU211は、ソフトウェアプログラムの実行して情報処理部210全体の制御を行う。RAM214は、CPU211が装置を制御する際の、一時的なデータの格納などに使用される。ROM213は、装置の起動プログラムや各種設定値等が格納されている。RAM214は揮発性メモリで電源の供給が無くなるとデータが失われてしまう可能性があるため、一時的なデータ格納に用いられ、ROM213は不揮発性メモリであるため、起動プログラムや各種設定値等の格納に用いられる。
ストレージ215は、例えばHDDやSSD(Solid State Drive)であり、様々なデータの格納に使用される。操作部240は、操作用液晶パネルやハードキーを備え、ユーザから入力される指示を受け付ける箇所である。操作部I/F217は、操作部240を制御し、操作部240から入力される指示をCPU211に伝達する。スキャナ250は原稿台またはADF(Auto Document Feeder)に設置された原稿の画像を読み取り、画像データを生成する。スキャナI/F218は、スキャナ250の制御を行う。プリンタ260は、画像データに基づく画像を紙に印刷する。プリンタI/F219は、プリンタ260の制御を行う。
FAX270は、モデム274、CPU271、RAM273、ROM272、受信検知部275で構成される。画像形成装置101は、FAX270を介して、電話回線1の外部装置(FAX104)とのデータ通信制御を行う。モデム274は、FAX270の送受信のための変調を行う。CPU271は、FAXI/F220を介して情報処理部210と連携してFAX270の送受信の制御を行う。RAM273は、CPU271が装置を制御する際に一時的なデータ格納などに使用する。ROM272は、FAX270装置の起動プログラムや各種設定値等が格納されている。FAX270のCPU271とRAM273,ROM272は、情報処理部210に機能を持っても良い。
拡張I/F212は、NIC230側の拡張I/F232と接続され、NIC230を介してLAN2で接続される外部装置(PC102)とのデータ通信を制御する。CPU231は、NIC230装置の制御プログラムを実行する。RAM234は、CPU231がNIC230装置を制御する際に、一時的なデータの格納などに使用される。ROM233は、NIC230の起動プログラムや各種設定値等が格納されている。
LANI/F235は、LAN2に接続され、NIC230とLAN2で接続される外部装置(PC102)との間のデータ通信を制御する。一方、NIC230側は、情報処理部210とは別のCPUで動作している。ロジック判定部237は、リモートオン待機モード時にLANI/F235からのパケットと比較を行い、リモートオンパケットであった場合には出力ポート236より電源SW信号221に信号を送信する。
情報処理部210が省電力モードに移行した状態においてもNIC230、FAX270の受信検知部275に対しては電力供給が継続される。NIC230によって代理応答機能を実現する。FAX270の受信検知部275によって、FAX270受信を検知する。NIC230の行う代理応答とはSNMPプロトコル等の管理系プロトコルに対して応答を自動で行い、省電力モードを維持し、印刷ジョブなど通常電力モードへの移行が必要な場合には電源制御部216へ通常電力モードへの移行命令を送信する。なお、電源制御部216は、ジョブ処理可能な通常状態と、当該通常状態よりも省電力状態となる第1省電力状態に遷移させるようにFAX270またはNIC230に対する電源供給を後述するように制御する。
省電力モードとリモートオン待機モードの違いについて説明する。
省電力モードは、PC102から印刷ジョブを受信した場合やLAN2を介して画像形成装置101に保存されるデータを読み出す場合などに通常電力モードに移行することが出来る状態である。
一方、本実施形態を示すリモートオン待機モードでは、PCからの印刷ジョブの受信やLAN2を介して画像形成装置101に保存されるデータを読み出そうとしても、通常モードに復帰することが出来ない。しかし、リモートオンパケットを受信した場合には、起動処理が行われ、通常モードへ移行するモードである。
省電力モードとリモートオン待機モードの一番の違いは電源制御部216に給電があるかないかである。電源制御部216に給電がある場合は印刷ジョブなどでも通常モードへの復帰が出来るが、電源制御部216に給電がない場合には印刷ジョブなどで通行モードへの移行が出来ない。本発明はこのような省電力モードとリモートオン待機モードの両方でFAX270受信による起動または復帰すること可能としたものである。
以下、図2Bに示す省電力モード時、及び図2Cでリモートオン待機モード時における給電状態を説明する。
図2Bは、省電力モード時に給電される箇所を太い実線で示したものである。
図2Bにおいて、NIC230ではロジック判定部237と出力ポート236以外に電源が給電されている。CPU231を活かすことでLAN2を通じて受信した信号またはパケットに応じて復帰するか否かの判定を行うためである。出力ポート236とロジック判定部237はリモートオン待機時に使用するものであるため、給電の必要はなく、省電力のために給電していない。
図2Bに示す省電力モード時において、電源制御部216は、情報処理部210の外部I/F、拡張I/F212とFAXI/F220のみ給電し、他のデバイスへは給電していない。これはLAN2やFAX270からのジョブによって省電力モードから復帰出来るようにするためである。この省電力モード時において、給電されている状態のLAN2やFAX270からジョブが受信した場合には、電源制御部216へ信号やパケットが送信されて電源制御部216が各部への給電を制御して復帰処理を実行する。
FAX270では、FAX270が受信したことを検知する受信検知部275のみに電源が給電されている。受信検知部275が受信を検知した場合には、情報処理部210の電源制御部216へ信号またはパケットが送信されて省電力モードからの復帰処理を行う。省電力モード時の電源給電はLAN2とFAX270からの復帰に必要な電源給電箇所の一例を示したものであり、本発明はこれに制限されるものではない。
図2Cは、リモートオン待機モード時に給電される箇所を太い実線で示したものである。
図2Cに示すリモートオン待機モード時は、図2Bに示した省電力モードと異なり、NIC230の給電も削減される。NIC230内で給電されるのは、ROM233、ロジック判定部237、出力ポート236、LANI/F235である。
ROM233にはリモートオンパケットが記憶される。ロジック判定部237はLANI/F235が受信したパケットがROM233に記憶されたパケットと同じか比較する。出力ポート236は、ロジック判定部237によって同じと判定された場合に、信号出力する。なお、消費電力は大きくなるが、ロジック判定部237ではなく、CPU231を用いて受信したパケットがROM233に記憶されたパケットと同じ否かの判定を行っても良い。出力ポート236からの信号は、電源280から電源が供給される電源SW信号221に送信され、電源制御部216への給電を開始して起動する。
情報処理部210は、電源SW信号221とFAXI/F220にのみ電源が給電される。電源SW信号221は、リモートオンパケットを受信した旨を出力ポート236から受信した場合、またはFAX270の受信を検知した場合に、電源制御部216に給電を開始する。電源SW信号221は、画像形成装置を起動させるためのSWで、リレーや半導体SWなどを用いて構成されるが、必要に応じては多段のSWを用いて構成してもよい。
FAX270では、省電力モード時と同様、受信検知部275にのみ電源が給電される。この時に、受信検知部275がファクシミリの受信を検知した場合、電源制御部216ではなく、FAXI/F220が直接電源SW信号221に信号を送信する。
図3は、図2Aに示したFAX270の構成を説明するブロック図である。本例は、FAX270が受信時において、省電力モードからの復帰とリモートオン待機モードからの起動時の送信信号の切り替えを行う例である。なお、説明に不要な箇所の記載は省略している。なお、図3では、電源状態判定部300をFAXI/F220内に備える場合を示しているが、FAX270側に持たせて判定結果を情報処理部210に送信する構成としても良い。なお、電源状態判定部300の一例として、論理ゲート回路を用いた例を示すが、論理回路は本例に限定されるものではない。つまり、電源280から電源制御部216に対する電源供給状態と、FAX270が検知するファクシミリの受信状態とから電源スイッチ221を起動する信号(起動信号301)、また電源制御部216へ電源供給を再開させる復帰信号(復帰信号302)を出力する。
図3において、301は起動信号で、FAXI/F220内のゲート回路からオアゲートを介して電源SW信号221へ出力される。ここで、起動信号301は、FAXI/F220内のゲート回路に入力される電源フラグ281とファクシミリの受信を検知する受信検知信号303との論理演算結果に基づいて生成される。
302は復帰信号で、FAXI/F220内のゲート回路から電源制御部216へ出力される。ここで、復帰信号302は、FAXI/F220内のゲート回路に入力される電源フラグ281とファクシミリの受信を検知する受信検知信号303との論理演算結果に基づいて生成される。なお、電源フラグ281は、電源制御部216により設定される。
図4は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、リモートオン待機モードが設定された状態において、FAX270がファクシミリを受信して、図5に示す通常モード電源401まで投入して起動する例である。なお、各ステップは、電源状態判定部300が備える論理回路が実行することにより実現される。
なお、本実施形態において、画像形成装置が通常モードの場合には印刷やコピーなどのジョブを行うことが出来る。また、画像形成装置が省電力モードであった場合には復帰処理の後に同様の処理が可能である。画像形成装置がリモートオン待機モードでは、リモートオンパケットを受信した場合には起動することは言うまでもない。
S1001では、電源状態判定部300が電話回線1を介してFAX270がファクシミリ受信しているかどうかを判断する。したがって、FAX270がファクシミリを受信するまでは待機状態が維持される。
S1001で、FAX270がファクシミリを受信したと電源状態判定部300が判断した場合、S1002に移行する。S1002では、電源状態判定部300が現在の待機モードがリモートオン待機モードであるかを判断する。ここで、リモートオン待機モードであると電源状態判定部300が判断した場合、S1003に移行し、リモートオン待機モードではないと判断した場合、S1005に移行する。
ここで、リモートオン待機モードか否かの判定は、図3に示す電源フラグ281を使用する。これは電源制御部216に電源が給電されている状態では、電源制御部216は、電源フラグ281を「High」に設定し、給電されていない状態では、電源制御部216は、電源フラグ281を「Low」に設定する。電源制御部216に給電されているか否かについて判断できる論理であれば、電源フラグ281に対する「High」,「Low」のいずれの論理を「正」としても良い。
S1002では、電源フラグ281から電源制御部216に給電されていないリモートオン待機モードと電源状態判定部300が判断した場合、FAXI/F220より起動信号301を電源SW信号221に対して起動信号221aを送信して電源280を投入する。
この時、受信検知信号303が短く、電源が立ち上がらない可能性がある場合には、図示しないラッチ回路等を間に入れて受信検知信号303のレベルを一定時間保持するようにしても良い。
このように電源フラグ281を用いて電源SW信号221のみに起動信号301をゲート回路に送信することで、給電されていない電源制御部216に復帰信号302が送信されてしまうことを防ぐことが出来る。
電源SW信号221は、電源制御部216に給電されている場合またはリモートオンパケットをLAN2から受信した場合、またはFAX270がファクシミリの受信を検知した場合のいずれかの条件でONする構成を示している。電源フラグ281を用いるのは電源が入っている状態で電源SW信号221がオフされることを防ぐためである。
S1003で、電源SW信号221がON状態に遷移して電源が投入された後に、S1004で画像形成装置の起動処理を行い、S1007に移行する。S1007では、FAX270からファクシミリ受信のため、回線を補足する処理を行う。その後、S1008に移行して、ファクシミリの受信処理を開始する。この時、受信したFAX270からのデータは紙に印刷して出力しても良いし、ストレージ215にデータを保存しても良い。ストレージ215に保存されたデータはリモートオンパケットを受信して起動した場合または、電源SW信号221から直接電源を投入された場合に印刷するようにしても良い。ストレージ215に保存したものを紙に印刷せずに、ユーザに通知してデータ保存するだけでももちろん良い。
S1009で、FAX270がファクシミリの受信処理を終了した場合、S1010に移行して、FAX270が電話回線1を解放する。最後に、S1011で、受信前の電力状態へ移行させ、本処理を終了する。
なお、受信前の電力状態が、例えばリモートオン待機モードであれば、シャットダウン処理を行い、省電力モードであれば省電力モードへ移行する。なお、シャットダウン処理でリモートオン待機モードへ移行することを示す。
ここで電力状態を受信前に移行させるのは、例えば、リモートオン待機モードであった場合には、画像形成装置を管理するユーザからの指示での起動ではない可能性があるため、指示があるまで使用されないことが十分に考えられる。
そのため、リモートオン待機モードへ自動で移行することを示したが、シャットダウン処理はしなくても良いが、消費電力の観点からシャットダウン処理を行うことが好ましい。
同様に省電力モードであった場合にも、画像形成装置を管理しているユーザからのジョブを設定時間受信していないことを示すため、消費電力の観点から省電力モードへ移行することが好ましい。
一方、S1005では、電源状態判定部300が省電力モードであるか判定を行う。この判定は、電源フラグ281を複数持たせて、通常モードか省電力モードか判定を行っても良いし、電源制御部216で判定を行っても良い。この場合、電源制御部216には電源280が供給されているため、復帰信号302が送信されても問題はない。
ここで、省電力モードであると電源状態判定部300が判断した場合にはS1006へ移行して、省電力モードから通常モードへの復帰処理を行う。S1006では、電源状態判定部300が復帰処理を実行した後、S1007へ移行して、以下S1007以降の処理を行う。
一方、S1005で、省電力モードではないと電源状態判定部300が判断した場合には、通常モードであるため、S1007に移行して同様の処理を行う。
以下、本実施形態を示す画像形成装置がリモートオン待機モードの時のシーケンス例と、省電力モードからの復帰の時のシーケンス例について図5を参照して説明する。
図5は、本実施形態を示す画像形成装置のシーケンス例を示す図である。
図5の(a)はリモートオン待機モードの時のシーケンス例に対応する。
リモートオン待機モード時に給電される電源は常にHigh(給電されている状態)であるので記載しない。最初は信号出力もなく、給電も通常モード電源401、省電力モード電源400共にされていない。次に、FAX270がファクシミリ受信を検知した場合に、リモートオン待機モードであるため、タイミングT1で起動信号301が「High」状態に遷移する。
また、起動信号301が「High」になったことで、タイミングT2で電源SW信号221に入力される信号が、次に「High」に遷移する。電源SW信号221がオンされたことで、タイミングT3において、通常モード電源401と省電力モード電源400が「High」に遷移し、起動処理を行う。そして、タイミングT4で、電源フラグ281が「High」になり、最後に、タイミングT5で、電源制御部216に出力される復帰信号302が「High」に遷移する。ここでは、通常モードまで電源が投入されているため、電源制御部216への出力はあっても無くても良い。
次に、図5の(b)は、省電力モードからの復帰の時のシーケンス例に対応する。
最初の状態(タイミングT11)では、電源SW信号221に入力されるため、電源制御部216に給電され、「High」に遷移した状態である。また、省電力モード電源400は、タイミング「High」状態で電源フラグ281も「High」状態に遷移している。
FAX270がファクシミリ受信を検知した場合には、電源フラグ281が「High」状態に遷移している。このため、タイミングT11で電源制御部216へ復帰信号302を送信して、通常モード電源401を投入し、画像形成装置の復帰処理を行う。このように、電源状態の判定を行い、信号出力を行うことで、リモートオン待機モード、省電力状態の両方で電源起動が可能となる。
〔第2実施形態〕
図6は、本実施形態を示す画像形成装置の構成を説明するブロック図である。本例は、FAX270がファクシミリの受信時に省電力モードからの復帰と、リモートオン待機モードからの起動時の送信信号の切り替えを行う例である。
図6において、400は省電力モード電源である。401は通常モード電源である。
なお、各信号、電源状態は、後述する図5の(a)、図5の(b)に示すシーケンス例の信号に対応している。具体的には、起動信号301はFAX270の受信を検知した場合に電源SW信号221に出力される。
電源SW信号221は、所定のゲート回路を介して電源SW信号221に入力される。通常モード電源401は、通常モード時に使用される電源である。400は省電力モード電源で、省電力モードにも給電される電源である。
電源フラグ281は、電源制御部216から出力されるフラグである。復帰信号302は、FAX270がファクシミリ受信を検知した場合に電源制御部216に出力される。
図7は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、省電力モード電源400まで供給して、その後電源制御部216に復帰信号302を送信して復帰処理を行う例である。なお、各ステップは、電源状態判定部300が備える論理回路が実行することにより実現される。以下、第1実施形態との差異を説明する。なお、S1001,1002は図4と同等の処理を示す。S1005〜1011は図4と同等の処理を示す。
S1002で、電源状態判定部300がリモート待機状態であると判定された場合にはS2001に移行する。S2001で、電源状態判定部300が省電力電源SW222の電源280をオンにする。次に、S1006へ移行する。S1006に移行すると、電源状態判定部300が電源制御部216へ復帰信号302を送信して復帰処理を行う。
S1006では、省電力モードから通常モードへ移行する場合と同等の処理となるため、図7で示すS1005で省電力モードであると判定された場合とも同等の処理となる。
図8は、本実施形態を示す画像形成装置の電源制御シーケンス例を示すタイミングチャートである。
図8において、リモートオン待機モード時にFAX270受信を検知した場合の起動処理シーケンスを示す。なお、本実施形態においても省電力モードから復帰する場合は、第1実施形態と同一シーケンスになるため、省略する。
最初は信号出力もなく、給電も通常モード電源401、省電力モード電源400共にされていない。次に、FAX270がファクシミリの受信を検知した場合に、リモートオン待機モードであるため、タイミングT1で、起動信号301の信号が「High」状態に遷移する。起動信号301の信号が「High」状態に遷移したことで、タイミングT2で、電源SW222に入力される信号が「High」状態に遷移する。
電源SW222がオンされたことで、タイミングT3で、省電力モード電源400が「High」状態に遷移し、省電力モードへの移行処理を行う。そして、タイミングT4で、電源フラグ281が「High」状態に遷移する。電源フラグ281が「High」状態に遷移することで、FAX270がファクシミリの受信を検知したことを示す受信検知信号303の出力先が省電力電源SW222から電源制御部216へ変更される。
しかしタイミングT5で、電源SW222への入力は電源フラグ281が「High」状態に遷移したことで、「High」状態を保持するため、電源制御部216への給電は保持される。
そして、FAX270の復帰信号302が電源制御部216へ出力されることで電源制御部216が通常電力電源SW223にONにして、タイミングT6で、通常モード電源401の給電が開始されて、画像形成装置の復帰処理を行う。
このように省電力モード電源400まで供給して電源制御部216に復帰信号302を送信して復帰処理を行うことも出来る。
これは通常電力電源SW223の切り替えに電流が多く必要な場合に、より多くの電源を活かすことで起動出来るようにすることが可能となる。
〔第3実施形態〕
第1実施形態ではリモートオン待機モードでFAX270がファクシミリの受信を検知した場合、通常モード電源401まで投入して起動する方法について説明した。本実施形態では、FAX270の電源をリモートオン待機モードと省電力モード電源400で切り替えを行い、リモートオン待機モードでも起動する例を説明する。
図9は、本実施形態を示す画像形成装置の構成を説明するブロック図である。本例は、省電力モードとリモートオン待機モードでFAX270の供給電源の切り替えを行い、且つFAX270がファクシミリの受信を検知した時に省電力モードからの復帰とリモートオン待機モードからの起動時の送信信号の切り替えを行う例である。本実施形態では、電源制御部216に供給される電源が停止するか否かに応じて、供給を受ける電源供給先を電池402に切り替える例を説明する。
なお、FAX270受信検知の処理フローは第1、第2実施形態同等となるため割愛する。
図9に示すように、情報処理部210は電源モードが省電力モードであるかを判断して、スイッチSW901を切り替える。具体的には、電源モードが省電力モードであると判断した場合は、FAX270の受信検知部275の電源給電を省電力モード電源400とするようにスイッチSW901を制御する。また、電源モードが電力オフモードであると判断した場合、FAX270の受信検知部275の電源給電を電池402とするようにスイッチSW901を制御する。なお、スイッチSW901は、電源フラグ281を用いてスイッチSW901の切り替えを行う。これにより、リモートオン待機モードでは情報処理部210からFAX270に電源を給電させずに済み、省電力効果を高めることができる。維持
本発明の各工程は、ネットワーク又は各種記憶媒体を介して取得したソフトウエア(プログラム)をパソコン(コンピュータ)等の処理装置(CPU、プロセッサ)にて実行することでも実現できる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。
101 画像形成装置
102,103 PC
104 FAX

Claims (11)

  1. 電源の供給を指示する指示手段と、
    ファクシミリ通信を行う第1の通信手段と、
    ネットワーク通信を行う第2の通信手段と、
    ジョブ処理可能な通常状態と、当該通常状態よりも省電力状態となる第1省電力状態に遷移させるように前記第1の通信手段または前記第2の通信手段に対する電源供給を制御する電源制御手段と、
    前記電源から前記電源制御手段に対する電源供給状態と、前記第1の通信手段が検知するファクシミリの受信状態とから前記指示手段を起動する信号、または前記電源制御手段へ電源供給を再開させる復帰信号を出力する出力手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記出力手段は、前記指示手段へ起動信号を出力する場合、前記復帰信号を前記電源制御手段へ出力しないことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記第1の通信手段がファクシミリの受信したことを検知する検知手段を備えることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記電源から前記電源制御手段に対する電源供給が停止した場合、第1省電力状態よりもさらに省電力となる第2省電力状態に遷移することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 前記第2の通信手段は、前記電源制御手段に対する電源供給が停止した状態で所定のパケットを受信することに応じて、前記指示手段を起動する起動信号を出力することを特徴とすることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  6. 前記電源制御手段は、前記指示手段からの指示に基づいて電源を前記第1の通信手段および前記第2の通信手段に供給して、ジョブ処理可能な通常状態へ遷移させることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  7. 前記電源制御手段は、前記指示手段からの指示に基づいて電源を前記第1の通信手段および前記第2の通信手段に供給して、ジョブ処理可能な通常状態へ遷移した後、受け付けるジョブ処理を終了したら、ジョブを受け付ける前の電源状態に移行することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  8. 前記検知手段は、前記電源制御手段に供給される電源が停止するか否かに応じて、供給を受ける電源供給先を切り替えることを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  9. 前記電源制御手段に供給される電源が停止した場合、電池から前記検知手段に電源が供給され、省電力状態に遷移した場合、前記電源制御手段から電源が供給されることを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  10. 電源の供給を指示する指示手段と、ファクシミリ通信を行う第1の通信手段と、ネットワーク通信を行う第2の通信手段とを備える画像形成装置の制御方法であって、
    ジョブ処理可能な通常状態と、当該通常状態よりも省電力状態となる第1省電力状態に遷移させるように前記第1の通信手段または前記第2の通信手段に対する電源供給を電源制御手段が制御する際に、前記電源制御手段に対する電源供給状態と、前記第1の通信手段が検知するファクシミリの受信状態とから前記指示手段を起動する起動信号、または停止した電源制御を再開させる復帰信号を電源制御手段に出力する出力工程を備えることを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  11. 請求項10に記載の画像形成装置の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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