JP2011191566A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011191566A
JP2011191566A JP2010058479A JP2010058479A JP2011191566A JP 2011191566 A JP2011191566 A JP 2011191566A JP 2010058479 A JP2010058479 A JP 2010058479A JP 2010058479 A JP2010058479 A JP 2010058479A JP 2011191566 A JP2011191566 A JP 2011191566A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mode
control unit
forming apparatus
image forming
power consumption
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010058479A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5477773B2 (ja
Inventor
Hideyuki Watanabe
英行 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2010058479A priority Critical patent/JP5477773B2/ja
Publication of JP2011191566A publication Critical patent/JP2011191566A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5477773B2 publication Critical patent/JP5477773B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Abstract

【課題】画像形成装置における一層の省電力化を図る。
【解決手段】
画像形成装置は、省エネモードと通常モードの消費電力状態と、待機モード1,2の各消費電力状態に切り替え制御する実行制御部を備える。前記待機モード1では、印刷部をスタンバイモードにすると共に表示部の表示を消し、前記待機モード2では、印刷部を前記スタンバイモードにすると共に表示部制御部への電力供給を停止し、省エネモードでは、印刷部への電力供給を停止し、かつ、前記待機モード1又は2の消費電力モードでは、外部機器画像データを受けたとき、それぞれ当該消費電力モードを変更することなく印刷部のみを通常モードにして前記画像データの処理を行う。
【選択図】 図8

Description

本発明は、節電モードを備えた画像形成装置に関する。
近年、デジタル複写機などの画像形成装置において、機器の省電力化に向けて様々な工夫がなされている。例えば、その動作モードにおいて、スリープモード等の省エネルギー(以下、省エネという)モードが設けられており、一定時間印刷ジョブが無いときは自動的に通常モードから待機モードに移行し、更に一定時間が経つと待機モードからスリープモードなどの省エネモードに移行して、省電力化を図るという機能を備えている。
図9は、従来の一定時間の経過に従い、画像形成装置における状態の遷移を示す図である。図9に示すように、電源がオンすると、機器は通常モードの状態になる(S0)。通常モードでは画像形成装置全体に電源が供給される。通常モードの状態から一定時間(実行制御部にあるタイマーが予め設定してある時間T1)の間印刷ジョブがなかったときは、プロッタ部の定着温度を通常モードよりも低くして、表示(LCD)制御部によりLCD(液晶ディスプレイ)の表示を消して、通常モードより消費電力が低い待機モードに移行する(S1)。
待機モードから通常モードへ復帰は、操作部のキー、例えば、パワーキーが押下された場合などに発生する(S2)。待機モードの状態で更に一定時間T2(通常はT1<T2)が経ち、印刷ジョブがない場合は、機器はDRAM(Dynamic Random Access
Memory)などの記憶装置などの一部以外の電力供給を中断し、待機モードから省エネモードに移行する(S3)。省エネモードから通常モードへの復帰は上記パワーキーが押下された場合に発生する(S4)。タイマー機能はRTC(Real Time Clock)に内蔵された機能の一部を使用する。
上記従来の画像形成装置では、省エネモードからの復帰は、画像形成装置全体に電源が入り、ネットワークからの印刷データを画像形成装置宛に送ると、画像形成装置は省エネモードから通常モードになってから印刷を行う。しかし、印刷を行う場合は操作部の操作はしないので、操作部の表示が消えていても影響はないのにもかかわらず、省エネモードからの復帰時には、操作部にも電源が供給されてしまうので電力が無駄になるという問題がある。
この問題に対しては、印刷などを行うときに、操作部の表示が消えていても影響がない場合には、操作部の表示を消して、操作部の非表示状態におけるさらなる省電力化を図る画像形成装置が既に知られている。例えば、特許文献1には、画像形成装置にWebサーバまたはメール送信サーバのようなミドルウェアを搭載し、機器の待機モード時に、機器に異常が発生したときなどに、操作部に異常表示を行わないで、メール送信サーバなどを用いてユーザーに異常発生情報を知らせる画像形成装置が開示されている(特許文献1参照)。
この画像形成装置では、ユーザーが印刷ジョブを多く実行する場合などにおいては、多くの画像を確認するためには時間がかかる。そのため、操作部を制御するCPU(Central Processing Unit)の高速化が要求されるが、操作部を制御するCPUを高速化するとCPUの消費電力は大きくなり、操作部の表示を消すだけでは待機モードの消費電力を削減できない。
しかし、特許文献1に記載された画像形成装置では、操作部の表示を消すことで省電力化を図っているだけで、CPUの高速化に伴うCPUの消費電力に関しては省電力化の対策が講じられてない。
また、画像形成装置における省電力を要求するユーザーが、消費電力の小さい省エネモードに設定する場合、省エネモードからの復帰時に定着器が温まるのに時間がかかるため、ユーザーは使い勝手が悪い省エネモードを使用しないで、省エネモードより消費電力が大きい待機モードを使用する傾向があり、省電力が十分になされないという問題がある。
本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、画像形成装置において、良好な使い勝手を維持しつつ一層の省電力化を図ることである。
請求項1の発明は、外部機器と通信するインターフェースと、少なくとも省エネモードと通常モードの消費電力状態と、通常モードより消費電力が小さく、かついずれも省エネモードよりも消費電力が大きい待機モード2と、待機モード2よりも消費電力が大きい待機モード1の消費電力状態、に切り替え制御する実行制御部と、表示部を有する表示部制御部と、入力画像データに基づき画像を出力する印刷部と、を備えた画像形成装置において、前記実行制御部は、前記待機モード1では、印刷部をスタンバイモードにすると共に、前記表示部制御部の制御によって表示部の表示を消し、前記待機モード2では、印刷部を前記スタンバイモードにすると共に表示部制御部への電力供給を停止し、省エネモードでは、印刷部への電力供給を停止し、かつ、前記待機モード1又は2の消費電力モードでは、外部機器から前記インターフェースを介して画像データを受けたとき、それぞれ当該消費電力モードを変更することなく印刷部のみを通常モードにして前記画像データの処理を行うよう制御することを特徴とする画像形成装置である。
請求項2の発明は、請求項1に記載された画像形成装置において、前記待機モード1又は2の消費電力モードでは、前記実行制御部は、印刷部の画像出力終了後に再度スタンバイモードにするよう制御することを特徴とする画像形成装置である。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載された画像形成装置において、画像を読み取る画像読取装置を備え、前記待機モード1又は2では、前記モードを変更せずに画像読取を行うことを特徴とする画像形成装置である。
請求項4の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載された画像形成装置において、前記実行制御部は、消費電力モードが省エネモードの時、外部機器と通信するインターフェースから画像形成装置宛のデータを受けたとき、消費電力モードを待機モード2に変更して前記データの処理を行うよう制御することを特徴とする画像形成装置である。
請求項5の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載された画像形成装置において、前記実行制御部は、通常モードより消費電力が小さい消費電力モードから通常モードに復帰後、通常モードより消費電力が小さい消費電力モードに移行する際は、待機モード1を経由せず待機モード2に移行するよう、モードを切り替え制御することを特徴とする画像形成装置である。
請求項6の発明は、請求項5に記載された画像形成装置において、通常モードより消費電力が小さい消費電力モードから通常モードに移行するときの通常モードより消費電力が小さい消費電力モードは、前記待機モード1であることを特徴とする画像形成装置である。
請求項7の発明は、請求項5に記載された画像形成装置において、通常モードより消費電力が小さい消費電力モードから通常モードに移行するときの通常モードより消費電力が小さい消費電力モードは、前記待機モード2であることを特徴とする画像形成装置である。
請求項8の発明は、請求項5に記載された画像形成装置において、通常モードより消費電力が小さい消費電力モードから通常モードに移行するときの通常モードより消費電力が小さい消費電力モードは、前記省エネモードであることを特徴とする画像形成装置である。
請求項9の発明は、請求項3ないし8のいずれかに記載された画像形成装置において、通常モードから待機モード1への遷移は、前記実行制御部が、入力部の入力がない状態で、前記画像読取部及び印刷部での処理が終了してから第1の所定時間経過したときに実行することを特徴とする画像形成装置である。
請求項10の発明は、請求項3ないし8のいずれかに記載された画像形成装置において、通常モードから待機モード2への遷移は、前記実行制御部が、入力部の入力がない状態で、前記画像読取部及び印刷部での処理が終了してから第2の所定時間経過したときに実行することを特徴とする画像形成装置である。
請求項11の発明は、請求項10に記載された画像形成装置において、待機モード2から省エネモードへの遷移は、前記実行制御部が、待機モード2が第3の所定時間継続したときに実行することを特徴とする画像形成装置である。
本発明によれば、操作部を制御する制御部に電源を供給しない待機モードなど、きめ細かく節電モードを備えることで、良好な使い勝手を維持しつつ、従来の画像形成装置に比して一層の省電力化が実現できる。
本実施形態の画像形成装置の構成を概略的に示すブロック図である。 操作部の構成を概略的に示す図である。 実行制御部の構成を示すブロック図である。 PM内のレジスタP、Cを説明する図である。 LCD制御部の構成を示すブロック図である。 操作制御部の構成を示すブロック図である。 実行制御部またはLCD制御部と操作制御部の接続手段であるインターフェースについて説明する図である。 本実施形態の消費電力モードの移行について説明する図である。 従来の一定時間の経過に従い、画像形成装置における状態の遷移を示す図である。
以下、本発明を実施形態について、添付した図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態の画像形成装置100の構成を概略的に示すブロック図である。
図1において、画像形成装置100は、画像形成装置100に電源の供給又は供給停止を決定するスイッチ(SW)3と、外部電源8から画像形成装置100内部に電源を供給するPSU(Power Supply Unit)4と、タッチパネル(TP)からの座標情報、または操作パネルから入力した操作情報を実行制御部2に伝え、実行制御部2からのデータを第1の表示手段であるLCD10、または第2の表示手段であるLED(発光ダイオード)13に表示し、かつ音声情報を出力する操作部1と、原稿を読み取り画像データに変換して、画像データを出力する画像読取部であるスキャナ部5と、画像データを入力して印刷を実行する印刷部であるプロッタ部6と、操作制御部12からの操作情報を実行し、スキャナ部5、プロッタ部6、FCU(FAX control unit)7のインターフェース、外部と通信可能なインターフェースであるネットワーク、USB(Universal Serial Bus)を備えた実行制御部2と、PSTN(公衆回線)と通信を行いFAX(ファクシミリ)制御を行う上記FCU7と、PSU4からの電源をプロッタ部6に供給するFET(Field Effect Transistor)であるFET F1と、PSU4からの電源をスキャナ部に供給するFETであるFET F2と、PSU4からの電源をLCD制御部11に供給するFETであるFET F3と、から構成されている。
プロッタ部6は、電子写真方式による画像出力部である。電子写真式の画像形成装置では定着器を備えており、定着器の消費電力は一般に大きい。プロッタ部6には、画像データが直ちに印刷できる通常モードと、画像データの印刷に時間を要するスタンバイモードの消費電力モードがある。実行制御部2からの指示により通常モードとスタンバイモードを切替えることができる。スタンバイモードではプロッタ部6の定着器の温度を下げているので通常の印刷可能な状態よりも消費電力を下げることができる。
スタンバイモードでは、プロッタ部6の定着器の温度が低いため直ちに実行制御部2のPCI I/F(インターフェース)より画像データを転送できない。実行制御部2からプロッタ部6に通常モードにするコマンドを送信後、定着器の温度が通常モードと同じ温度になると実行制御部2のPCI I/Fから画像データを転送できる。
従って、プロッタ部6がスタンバイモード時は定着温度が通常モードと同じ温度になるまで時間を要するので、通常モード時よりも印刷開始時間を要する。
操作部1は、画像データを表示するLCD10、座標情報を取得する図示してないタッチパネル(TP)、LCD10とタッチパネル(TP)を制御するLCD制御部11と、操作パネルのキー入力制御、LED制御、音声出力部(図示せず)を制御する操作制御部12からなっている。
図2は、操作部1の構成を概略的に示す図である。
操作部1の第一の表示手段であるLCD10の画面上にはタッチパネル(TP)が装着されており(図示せず)、LCD10の画面以外にはキー・スイッチとLEDが装着されている。LEDは、給電を表示するパワーLED20、データ受信を表示するData IN LED21、エラー発生を表示するエラー LED22などがある。パワーLED20はPower KEY15の中に装着されている。
LCD10の画面の左側にあるCOPY(コピー)16、FAX(ファクシミリ)17、SCAN(スキャン)18、PRINT(プリント)19はアプリケーション画面の切替キーであり、電源オン後の初期画面はCOPYアプリケーションの画面になる。また、FAXキー17が押されると、FAX操作ができる画面が表示され、SCANキー18が押されるとスキャン操作ができる画面が表示される。PRINTキー19が押されると、画像形成装置100内部のHDDなどの記憶装置に記憶された画像が表示される。
LCD10の画面の右側にある数字のキー、*、#キーはコピーの部数の設定、FAX送信時のFAX番号の入力に使用される。Clearキー14はキー入力を訂正するときに使用するキーである。COPY画面が表示されているときにStartキー23を押すとコピー動作が行われる。コピー動作中にSTOPキー24が押されるとコピー動作を中止する。FAX送信画面が表示されているときに、FAX番号が入力されていて、Startキー23が押されるとFAX送信動作を行う。
図3は、実行制御部2の構成を示すブロック図である。
図3において、実行制御部2は、実行制御部2全体にクロック信号を供給するクロック生成部201と、実行制御部2全体を制御する第1のCPU202と、第1のCPU202を動作させるための第1のプログラムを記憶する不揮発性記憶手段である第1のROM(Read only Memory)203と、第2のプログラムを記憶し、画像データ等のデータを記憶する外部記憶手段であるHDD(Hard Disk Drive)204と、第1のプログラムを動作させてHDD204から第2のプログラムを高速に実行させるための記憶手段である第1のDDR(Double Data Rate SDRAM)205と、電池バックアップ式のリアルタイム・クロックであるRTC206と、実行制御部2の電力を制御するボード電力制御部207と、スキャナ部5、プロッタ部6、LCD制御部11の電力を制御する外部電力制御部208と、ネットワークと通信するための物理層であるPHY(Physical Layer)209と、PHY209にクロックを供給するPHYクロック生成部210と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)211などからなる。
実行制御部2には第1および第2のリセット生成部が搭載されている(図示せず)。第1のROM203、HDD204、第1のCPU202は実行制御部2の電源の供給を停止する領域である電源オフ領域(Power off Area)に搭載されており、ボード電力制御部207により電源オフ領域に電力供給を停止、または供給することができる。
実行制御部2の電源オフ領域外にあるクロック生成部201、RTC206、第1のDDR205、PHY209、PHYクロック生成部210、ボード電力制御部207、外部電力制御部208、図示しない第1のリセット生成部には、PSU4から電源が供給されれば常に電源が供給される。
RTC206は電池バックアップ式なので、画像形成装置100の電源がオフされても電池により動作する。RTC206は画像形成装置100全体の時計機能とタイマー機能を有する。
ASIC211は、第1のCPU202とのインターフェースであるCPU I/F212と、第1のROM203とのインターフェースであるROM I/F213と、HDD204とのインターフェースであるHDD I/F214と、第1のDDR205とのインターフェースであるMEM I/Fと215と、スキャナ部5、プロッタ部6、FCU7とのインターフェースであるPCI I/F216と、LCD制御部11とのインターフェースであるUSB HOST I/F217と、操作制御部12とのインターフェースであるKEY I/F218と、外部PCと通信するUSB(Device)219と、ネットワーク通信を行うPHY209と接続するためのMAC(論理層)220と、ASIC211内部、ボード電力制御部207および外部電力制御部208を制御するPM(Power Management)221と、RTC(Real Time Clock)206のインターフェース(I/F)であるGIO(General purpose Input Output)222と、上記夫々の部品を接続する内部バスである内部バス(Internal Bus)230から構成されている。
ASIC211内部は、電源が供給されれば電源を供給し続ける領域である電源オン領域(Power On Area)とPM221によって電源の供給を停止可能な電源オフ領域(Power
Off Area)に別れている。電源オフ領域には、USB HOST I/F217、USB(Device)I/F219、HDD I/F214、ROM I/F213、CPU I/F212、PCI I/F216が含まれている。
一方、電源オン領域にはKEY I/F218、MEM I/F215、MAC220、PM221、GIO222が含まれている。
図1の画像形成装置100の構成において、スイッチ(SW)3をオンにすると画像形成装置100に電源が供給され、オフにすると電源の供給が停止される。電源がオンになると、電源はまずPSU4に供給される。次に、PSU4から画像形成装置100内部のFCU7、操作制御部12、実行制御部2に電源が供給される。FCU7に電源が供給されると、公衆回線(PSTN)とFAXなどによる通信が可能になる。
実行制御部2にPSU4からの電源が供給されると、クロック生成部201、ASIC211、RTC206、第1のDDR205、PHY209、PHYクロック生成部210、ボード電力制御部207、外部電力制御部208、第1のリセット生成部(図示せず)に電源が供給される。
第1のリセット生成部に電源が供給されると、第1のリセット生成部の出力である第1のリセット信号により、ASIC211、ボード電力制御部207、外部電力制御部208が初期化される。ASIC211は第1のリセット信号によりASIC211全体が初期化され、ASIC211の電源オフ領域を含めたASIC211全体に電源が供給される。
外部電力制御部208が初期化されると、FET F1と、FET F2と、FET F3がオンになり、プロッタ部6、スキャナ部5、LCD制御部11に電源が供給される。また、プロッタ部6の消費電力モードは通常モードに設定される。
ボード電力制御部207が初期化されると、第1のROM203、HDD204、第1のCPU202、第2のリセット生成部(図示せず)に電源を供給する。
第2のリセット生成部に電源が供給されると、第2のリセット信号を出力して、第1のCPU202、HDD204、およびASIC211の電源オフ領域にあるUSB HOST I/F217、USB(Device) I/F219、HDD I/F214、ROM I/F213、CPU I/F212、PCI I/F216を再初期化する。
ボード電力制御部207は、ASIC211のPM221からの通知で、実行制御部2上の第1のROM203、HDD204、第1のCPU202、第2のリセット生成部、およびASIC211内部の電源オフ領域の電源の供給を停止、または再開できる。
図4は、PM(Power Management)221内のレジスタP、Cを説明する図である。
図4Aにおいて、レジスタは8ビット長であり、モード(4ビット)は消費電力モードを示す。モード0は電源オン時、モード1は通常モード、モード2は後述の待機モード1、モード3は後述の待機モード2、モード4は省エネモードである。図4Bにおいて、ビット4のKEY[4]は操作制御部12からの入力で、ビット5は実行制御部2におけるネットワークからのデータ受信で、ビット6は実行制御部2におけるUSB(Device)219からのデータ受信で、消費電力モードが遷移することを示す。
PM221(Power Management)のレジスタCは現在の消費電力モード、レジスタPは移行前の消費電力モードを示す。
PM221の2つのレジスタは第1のリセット信号により初期化されて0にクリアされ、
レジスタC モード=0、KEY=0、NET=0、USB=0
レジスタP モード=0、KEY=0、NET=0、USB=0
となる。
第2のリセット生成部からの第2のリセット信号の出力が完了すると、第1のCPU202は第1のROM203にある第1のプログラムを実行する。次に、第1のCPU202はPM221のレジスタC、Pのモードが共に0であるので、電源オン時と判断する。
第1のCPU202は電源オン時と判断すると、HDD204上の第2のプログラムを第1のDDR205上に転送する。第2のプログラムを第1のDDR205に転送後、第1のDDR205にある第2のプログラムを起動させる。第2のプログラムは第1のDDR205上にあるため高速でプログラムが実行可能になる。
第1のDDR205を使用するには、MEM I/F215経由でデータ転送を行う必要がある。MEM I/F215は第1のDDR205の制御手段であり、インターナルバス(内部バス)からのデータの読み書き、PM221からのメモリの2つの動作モードである通常モードとセルフ・リフレッシュモードを制御できる。
第1のプログラムによってMEM I/F215を通常モードの動作に設定しておけば、第2のプログラムを第1のDDR205に書き込むことができる。第1のDDR205に第2のプログラムの転送が完了すると、第1のCPU202は第2のプログラムを第1のDDR205で実行する。
次に、第2のプログラムにより、ASIC211内部の電源オフ領域のUSB HOST I/F217、USB(Device)219、PCI I/F216、電源オン領域のKEY I/F218、PM221、MAC220、GIO222を初期設定する。
第1のCPU202により初期設定が完了し、消費電力モードを通常モードとするとPM221のレジスタは、
レジスタC モード=1、KEY=0、NET=0、USB=0
レジスタP モード=0、KEY=0、NET=0、USB=0
となる。
PM221のレジスタCのモードを1、または3に設定することにより、省エネモードから通常モードまたは後述の待機モード2に消費電力モードが移行した場合、第1のCPU202は第2のプログラムを実行する時に、ASIC211内部の電源オン領域を再初期化することを防ぐことができる。つまり、省エネモードから通常モードまたは待機モード2に消費電力モードが移行した場合、実行制御部2では第2のプログラムを第1のDDR205に転送せずに、第1のDDR205を通常モードに設定後は、ASIC211内部の電源オフ領域の初期化を実行するだけで実行制御部2の初期設定は完了する。
次に、実行制御部2でネットワークからの入力がある時の処理について説明する。
ネットワークからの入力は、実行制御部2のASIC221のMAC(論理層)220に画像形成装置100宛のデータが入力されたか否かによって確認できる。画像形成装置100宛のデータを受けたときは実行制御部2の第1のCPU202によって処理される。
印刷データを受信した場合、入力されたデータは実行制御部2のASIC211のPCI I/F216から画像データをプロッタ部6に転送して出力し、スキャン操作を受信した場合、入力されたデータはスキャナ部5から画像データをPCI I/F216経由で転送し、実行制御部2のHDD204に記憶する。
次に、実行制御部2でUSBからの入力があるときの処理について説明をする。
USBからの入力は、実行制御部2のASIC211のUSB(Device)219に画像形成装置100宛のデータが入力されたか否かによって確認できる。画像形成装置100宛のデータを受けたときは実行制御部の第1のCPU202によって処理される。
印刷データを受信したときは、入力されたデータは実行制御部2のASIC211のPCI I/F216から画像データをプロッタ部6に転送して出力する。スキャン操作を受信した場合、入力されたデータはスキャナ部5から画像データをPCI I/F216経由で転送し、実行制御部2のHDD204に記憶する。
図5は、LCD制御部11の構成を示すブロック図である。
図5に示すように、LCD制御部11は、LCD制御部全体にクロック信号を供給するクロック生成部201と、LCD制御部11全体を制御する第2のCPU301と、第2のCPU301を動作させるための第3のプログラム及び第4のプログラムを記憶する不揮発性記憶手段である第2のROM302と、第3のプログラムを動作させて第2のROM302から第4のプログラムを高速に実行させるための記憶手段である第2のDDR303と、LCD10上のタッチパネルとのインターフェースであるTP I/F304から構成されている。タッチパネル(TP)はLCD10に取り付けられているため図示はしていない。
第2のCPU301は、CPUコア(CORE)305と、第2のROM302のインターフェース(I/F)であるROM I/Fと306と、第2のDDR303とのインターフェース(I/F)である第2のMEM I/F307と、実行制御部2と接続するインターフェースである第2のUSB(Device)308と、TP I/F304とのインターフェースであるSPI 309と、第1の表示手段であるLCD10とのインターフェースであるLCD I/F310と、操作制御部12とのインターフェースであるKEY I/F311から構成されている。
また、図示していないが、第3のリセット生成手段もLCD制御部11に搭載されており、FET F3(図1)がオンとなってPSU4からの電源がLCD制御部11に供給されれば、クロック生成部201からのクロック信号が第2のCPU301に供給される。更に、第3のリセット生成手段の出力である第3のリセット信号によりLCD制御部11は初期化される。
初期化が終了すると第2のCPU301が動作し、第2のROM302上にある第3のプログラムを実行する。第3のプログラムを実行し、第2のCPU301内部の第2のMEM I/F307を初期設定すると、第2のCPU301は第2のROM302上にあるもう一つのプログラムである第4のプログラムを、第2のDDR303上に転送する。第4のプログラムを第2のDDR303に転送後、第4のプログラムは第2のDDR303上で動作するので高速に第4のプログラムが実行できる。
第4のプログラムにより第2のCPU301内部のLCD I/F310、TP I/F304とのインターフェースであるSPI309、USB(Device)308、KEY I/F311が初期設定される。
LCD I/F310が初期設定されると、第2のCPU301により、LCD10に初期画面を表示する。タッチパネル101からの情報は、TP I/F304経由でSPI309から第2のCPU301によって処理される。
図6は、操作制御部12の構成を示すブロック図である。
図6に示すように、操作制御部12は、操作部1の操作パネル上の複数のキー入力を受け付けるキー入力受付手段401と、画像形成装置100の第2の表示手段である操作パネルの表示手段(LED)402と、音声情報を出力する音声出力手段403と、実行制御部2またはLCD制御部11との接続を行うインターフェース手段404と、操作制御部12全体を制御する制御手段である第3のCPU405と、第3のCPU405を実行させるための第5のプログラム等を記憶する不揮発性記憶手段である第3のROM406と、操作制御部12を実行させるために必要なデータを記憶する記憶手段である第3のRAM(Random Access Memory)407から構成されている。
キー入力受付手段401は、キー入力があると、押されたキーのチャッタリングの除去を行ってから第3のCPU405に通知する。不揮発性記憶手段である第3のROM406は、フラッシュ・ロムを用いることができる。また、第3のCPU405としては、第3のROM406、RAM407、インターフェース手段404を搭載したワンチップマイコンを用いることができる。
図7は、実行制御部2またはLCD制御部11と操作制御部12の接続手段であるインターフェースについて説明する図である。
図7において、実行制御部2またはLCD制御部11のKEY I/F311は12C I/F(シリアルバスインターフェース)501とGIO502からなり、KEY I/F311の12C I/F501はマスター(master)動作をする。
操作制御部12のインターフェース手段404は、12C I/F503とGIO504からなり、操作制御部12の12C I/F503はスレーブ(slave)動作をする。12C I/F503と12C I/F501はSCL(クロックライン)とSDA(データライン)の2本の信号で通信を行っており、GIO504とGIO502はキー入力信号KEYREQ_Nにより接続されている。操作制御部12側で操作部1からのキー入力を確認したら、キー入力信号KEYREQ_Nをアクティブにして、実行制御部2またはLCD制御部11にキー入力情報があることを伝える。
操作制御部12に電源が供給されると、操作制御部12内の第3のリセット生成手段(図示せず)によりリセット信号が生成され、操作制御部12は初期化される。リセット信号により初期化が行われるとインターフェース手段404の初期化が行われ、操作制御部12のインターフェース手段404のGIO504の出力信号であるキー入力信号KEYREQ_Nをインアクティブにする。また、操作制御部12の制御手段である第3のCPU405は、初期化が行われると第3のROM406上にある第3のプログラムを実行する。
また、操作制御部12上の各LEDは実行制御部2からの指示により制御される。実行制御部2のインターフェースであるネットワークまたはUSB(Device)219(図3)にデータが入力されると、実行制御部2の第1のCPU202により操作制御部12にData IN LED21(図2)の点滅のコマンドが送信される。
実行制御部2のKEY I/F218は、I2C I/F501(図7)のマスター動作を行い、操作制御部12のインターフェース手段404であるI2C I/F スレーブ503にコマンドを送る。操作制御部12の第3のCPU405はコマンドを解釈し、Data IN LED21の点滅制御を行うことで、Data IN LED21が点滅する。
例えば、画像形成装置100内部にエラーが発生すると、Data IN LED21の点滅動作と同様に、実行制御部2の第1のCPU202によって操作制御部12にエラー(Error)LED22が点滅のコマンドが送信され、エラーLED22が点滅する。また、後述する消費電力モード毎に操作制御部12にパワー(Power)LED20への制御コマンドが送信されて、パワーLED20が点灯、点滅動作、輝度変化動作するような制御を操作制御部12によって行う。
後述する実行制御部2の消費電力モードが、通常モード、待機モード1のときはパワーLED20を点灯、待機モード2のときはパワーLED20を点滅動作、省エネモードのときはパワーLED20の輝度変化動作をさせる。輝度変化動作は、例えば、第3のCPU405によりパワーLED20の輝度を電力消費が少ないPWM(Pulse Width Modulation)制御により変化させればよい。
操作部1の操作パネルのキー入力検知は操作制御部12で行う。操作部1のパネル上のいずれかのキーが押されたか否かは、図6に示す操作制御部12のキー入力受付手段401と第3のCPU405によって検知できる。いずれかのキーが押された場合は、第3のCPU405はインターフェース手段404にあるキー入力信号であるKEYREQ_N信号をアクティブにして、操作制御部12側からキー入力があることをLCD制御部11または実行制御部2側に伝える。
LCD制御部11側ではGIO502でキー入力信号KEYREQ_Nがアクティブなったことを検出すると、第2のCPU301は、操作制御部12側にキー入力があったと判断する。キー入力があると第2のCPU301が判断すると、KEY I/F311にあるI2C I/F マスター501側から、操作制御部12側に押されたキーのデータを転送する旨のコマンドを送付する。
操作制御部12側は、I2C I/F スレーブ503でキーのデータ転送コマンドを受信すると、押されたキーのデータをI2C I/F スレーブ503経由でI2C マスター501に転送する。I2C I/F マスター501に転送された押されたキーのデータは第2のCPU301によって処理される。
このように、操作部1のパネルで押されたキーのデータはLCD制御部11で処理することができる。LCD制御部11で検知したキー入力情報に従って、操作部1の操作画面の情報を更新する場合は、第2のCPU301によって第2のDDR303上の操作画面データを更新する。第2のDDR303上の操作画面データが更新されると、LCD I/F310を介してLCD10に画面情報を転送して、LCD10上に更新した画面を表示することができる。
例えば、操作部1のパネル上のCOPYキー16が押下されていれば、LCD10上にはコピー画面が表示される。操作パネルからコピーの部数がテンキーで指定され、スタート(Start)キー23が押下されると、LCD制御部11ではコピージョブが認識される。コピージョブが認識されると、LCD制御部11のUSB I/F308のインターフェース経由で実行制御部2にコピージョブがあることを伝え、実行制御部2ではUSB HOST I/F217経由でLCD制御部2のコピージョブを検知する。
実行制御部2でコピージョブを検知すると、実行制御部2のPCI I/F216経由で画像形成装置100内部のスキャナ部5、プロッタ部6を制御し、コピー動作を行う。実行制御部2にキー入力があることを伝えると、実行制御部2のASIC211内部のKEY I/F218にあるGIO502で検知して、実行制御部2のASIC211内部のPM221に通知する。
図8は、本実施形態の消費電力モードの移行について説明する図である。
図8において、電源スイッチのオンで消費電力モードは通常モードになる(S10)。通常モードでは画像形成装置100全体に電源が供給されるため、画像形成装置100の全ての機能が使用でき、操作部1のキー操作、操作部1のLCD画面10の表示が行われる。更に、通常モードではFAX通信、コピー動作、スキャン動作、印刷動作ができる。コピー動作は操作制御部12からの操作により行われる。スキャン、印刷動作は実行制御部2のネットワーク又は実行制御部2のUSB(Device)219のインターフェースから外部機器より画像形成装置100宛に指示が行われた場合に行われる。
通常モードから待機モード1への遷移(S11)は、操作制御部12で操作がなく、プロッタ部6、スキャナ部5での処理が終了してから実行制御部2にあるタイマーが予め設定してある時間T11が経過する場合に発生する。タイマーはRTC206(図3)で動作する。
予め所定時間T11を実行制御部2の第1のCPU202により実行制御部2のASIC211内部のGIO222を介して設定しておくと、所定時間T11が経過するとRTC206からGIO222に通知が行われる。
GIO222はRTC206からの通知を受け取るとPM221に通知し、PM221はGIO222からの通知を受け取ると所定時間T11の経過を知ることができる。更に、PM221から第1のCPU202に割り込み等で通知が行われれば第1のCPU202も所定時間T11の経過を確認することができる。
待機モード1ではプロッタ部6をスタンバイモードにしておく。実行制御部2の第1のCPU202によりPM221にプロッタ部6がスタンバイモードになるコマンドを送る。PM221はプロッタ部6がスタンバイモードになるコマンドを受け取ると、外部電源制御部208を介してプロッタ部6の消費電力モードをスタンバイモードに設定する。
待機モード1ではLCD制御部11には電力が供給されているが、LCD10の表示を消す。LCD制御部11よってLCD10の表示を消す制御をするので通常モードより消費電力が小さい。プロッタ部6、LCD10以外の電力は通常モードと同じである。
消費電力モードが待機モード1のときに外部機器からネットワーク、USB(Device)経由で画像形成装置100宛のデータを受けたとき、待機モード1で処理を行う。画像形成装置100宛のデータが印刷データの場合は、実行制御部2の第1のCPU202で処理し、PCI I/F216経由で画像データをプロッタ部6に転送して、画像をプロッタ部6から出力する。
待機モード1では、プロッタ部6がスタンバイモードになっているため、画像の出力は通常モードよりも時間を要する。この際に、実行制御部2の第1のCPU202によりPM221にプロッタ部6が通常モードになるコマンドを送り、プロッタ部6の消費電力モードは通常モードとなり、画像をプロッタ部6から出力することができる。
待機モード1で画像をプロッタ部6から出力後、実行制御部2の第1のCPU202によりPM221にプロッタ部6がスタンバイモードになるコマンドを送る。プロッタ部6の消費電力モードはスタンバイモードとなり、画像形成装置100は待機モード1の消費電力モードのままである。
画像形成装置100宛のデータがスキャナを使用するデータの場合は、待機モード1のままスキャナ動作を行い、スキャンした画像データをHDD204に記憶させる。
待機モード1から通常モードへの遷移(S12)は操作部のキー、例えばパワーキーが押下された場合などにより行われる。操作部1の操作パネル上のいずれかのキーが押されたか否かは、操作制御部12のキー入力受付手段401(図6)と第3のCPU405で検知できる。いずれかのキーが押されたときは、第3のCPU405はインターフェース手段404にあるキー入力信号であるKEYREQ_N信号をアクティブにする。消費電力モードが待機モード1のときに、操作制御部12側からキー入力があったことを実行制御部2に伝える。
実行制御部2側では、ASIC211のKEY I/F218にあるGIO502でキー入力信号KEYREQ_Nがアクティブなったことを検出すると、それを実行制御部2のAISC211のPM221に伝える。PM221は操作制御部12でキー入力があったことを検知すると、外部電力制御部208からプロッタ部6に消費電力モードをスタンバイモードから通常モードにするコマンドを送信する。プロッタ部6は消費電力モードを通常モードにするコマンドを受け取ると、プロッタ部6の消費電力モードを通常モードに設定する。また、実行制御部2の第1のCPU202によりPM221の消費電力モードを待機モード1から通常モードに設定する。
待機モード1から待機モード2への遷移(S13)又は通常モードから待機モード2への遷移(S17)は、操作制御部12で操作がなく、プロッタ部6、スキャナ部5での処理が終了してから実行制御部2にあるタイマーが予め設定してある時間T12が経過したときに行う。
待機モード2は、待機モード1の状態でLCD制御部11に電力を供給しないモードである。従って、待機モード2はLCD10、及びLCD制御部11に電源を供給しないため、待機モード1よりも消費電力が小さい消費電力モードである。待機モード2では待機モード1と同様にプロッタ部6の消費電力をスタンバイモードにする。
電力供給を開始するときは、実行制御部2の第1のCPU202によりPM221にプロッタ部6、スキャナ部5に電源供給を開始するコマンドを送る。PM221はプロッタ部6、スキャナ部5の電力供給再開コマンドを受け取ると、FET F1及びFET F2をオンする。FET F1及びFET F2はオンになると、プロッタ部6、スキャナ部5に電力供給を開始する。
待機モード1から待機モード2への遷移ではFET F1及びFET F2はオンのままである。実行制御部2の第1のCPU202によりPM221にプロッタ部6がスタンバイモードになるコマンドを送信し、PM221はプロッタ部6がスタンバイモードになるコマンドを受け取ると、外部電源制御部208を介してプロッタ部6の消費電力モードをスタンバイモードに設定する。
待機モード1から待機モード2への遷移ではプロッタ部6はスタンバイモードのままである。その際に、実行制御部2の第1のCPU202によりPM221にLCD制御部11の電源供給を停止するコマンドを送り、PM221はLCD制御部11の電源供給を停止するコマンドを受け取ると外部電力制御部208を介しFET F3をオフする。FET F3をオフするとLCD制御部11への電力供給は停止する。LCD制御部11への電力供給が停止するとLCD10への電力供給も停止する。
消費電力モードが待機モード2の時に、外部機器からネットワーク、USB(Device)219経由に画像形成装置100宛のデータを受けたとき、待機モード2の状態でその処理を行う。
画像形成装置100宛のデータが印刷データの場合は、実行制御部2の第1のCPU202で処理後、PCI I/F216経由で画像データをプロッタ部6に転送して、画像をプロッタ部6から出力する。待機モード2では待機モード1と同様にプロッタ部6はスタンバイモードになっているため、画像の出力は通常モードよりも時間を要する。その際、実行制御部2の第1のCPU202により、PM221にプロッタ部6が通常モードになるコマンドを送信し、それによって、プロッタ部6の消費電力モードを通常モードにして画像をプロッタ部6から出力することができる。
待機モード2で画像をプロッタ部6から出力後、実行制御部2の第1のCPU202によりPM221にプロッタ部6がスタンバイモードになるコマンドを送信すると、プロッタ部6の消費電力モードはスタンバイモードとなり、画像形成装置100は待機モード2の消費電力モードのままになる。
画像形成装置100宛のデータがスキャナを使用するデータのときは、待機モード2のままスキャナ動作を行い、スキャンした画像をHDD204に記憶する。
待機モード2から通常モードへの遷移(S14)は、待機モード1と同様に、操作部1のキー、例えば、パワーキー20が押下された場合などに発生する。実行制御部2側では、ASIC211のKEY I/F218にあるGIO502でキー入力信号KEYREQ_Nがアクティブなったことを検出すると、実行制御部2のAISC211のPM221にその信号を伝える。PM221は操作制御部11でキー入力があったことを検知すると、外部電力制御部208からプロッタ部6に消費電力モードをスタンバイモードから通常モードにするコマンドを送信する。プロッタ部6は消費電力モードを通常モードにするコマンドを受け取ると、プロッタ部6の消費電力モードを通常モードに設定する。
更に、実行制御部2の第1のCPU202によりPM221にLCD制御部11に電力供給を再開するコマンドを送信し、PM221はLCD制御部11に電力供給再開のコマンドを受け取ると、外部電力制御部208を介しFET F3をオンする。FET F3がオンになると、LCD制御部11への電力供給が再開する。LCD制御部11に電力が供給されるとLCD10にも電力が供給される。また、実行制御部2の第1のCPU202によりPM221の消費電力モードを待機モード2から通常モードに設定する。
待機モード2から省エネモードへの遷移(S15)は、予め設定してある時間T13が経過したときに行う。待機モード1が一定時間T12が経過しときは待機モード2へ、待機モード2が一定時間T13が経過ときは省エネモードに移行する。タイマー機能はRTC206に内蔵された機能の一部を使用する。
省エネモードは待機モード2より更に消費電力が小さいモードである。省エネモードでは更にプロッタ部6、スキャナ部5、更に実行制御部2の電源オフ領域の電源の供給を停止する。また、実行制御部2のASIC211内部にある電源オフ領域の電源の供給も停止する。更に、第1のDDR205をリフレッシュ動作を自律的に行うためのセルフ・リフレッシュモードにすることにより、省エネモード時の消費電力を大幅に小さくすることができる。
第1のCPU202はMEM I/F215を介して第1のDDR205にセルフ・リフレッシュモードに移行するための設定を行う。第1のDDR205をセルフ・リフレッシュモードに移行させるために、実行制御部2の第1のCPU202から実行制御部2のMEM I/F215に第1のDDR205がセルフ・リフレッシュになるコマンドを発行する。実行制御部2のMEM I/F215が第1のDDR205にセルフ・リフレッシュのコマンドの発行が完了すると、第1のDDR205が低消費電力モードに移行したことをMEM I/F215がPM221に通知する。PM221は、第1のDDR205が低消費電力モードに移行したときは、画像形成装置100内部の電源を部分的にオフする。
PM221は外部電力制御部208、ボード電力制御部、更にASIC211内部の電源を制御する。PM221は外部電力制御部208を介してFET F1、FET F2をオフしてプロッタ部6とスキャナ部5の電力供給を停止させる。また、FET F3をオフしてLCD制御部11への電力供給も停止すると同時にLCD10への電力供給も停止する。それによって、消費電力モードを待機モード2から省エネモードに移行させるので、LCD制御部11、LCD10への電力の供給は停止したままである。
ボード電力制御部207では、クロック生成部201、HDD204、第1のROM203、第1のCPU202、第2のリセット生成手段(図示せず)への電源の供給を停止する。更に、PM221は実行制御部2のASIC211内部の電源オフ領域であるUSB HOST I/F217、USB(Device)219、HDD I/F214、ROM I/F213、CPU I/F212、PCI I/F216への電源供給も停止する。
このようにして、画像形成装置100の消費電力は省エネモードになる。省エネモード中は操作制御部12には電源が供給されているが、第1のCPU202よりも操作制御部12の制御手段である第3のCPU405の消費電力は大幅に少ないため、第3のCPU405が動作していても消費電力を少なくすることができる。
消費電力モードが省エネモードから通常モードへの遷移(S16)は、待機モード1同様に、操作部1のキー、例えば、パワーキー20が押下された場合などに行う。実行制御部2側ではASIC211のKEY I/F218にあるGIO502でキー入力信号KEYREQ_Nがアクティブになったことを検出すると、実行制御部2のAISC211のPM221にその信号を伝える。省エネモード時にPM221は、操作制御部12でキー入力があったことを検知すると、外部電力制御部208、ボード電力制御部207及びMEM I/F215に消費電力モードを通常モードに設定するコマンドを送信する。コマンドを受け取った外部電力制御部208は、FET F1、FET F2、FET F3をオンし、プロッタ部6の消費電力モードを通常モードにするコマンドを送信する。
FET F1がオンになりプロッタ部6に電力が供給され、プロッタ部6の消費電力モードを通常モードにするコマンドを受け取ると、プロッタ部6は消費電力モードを通常モードにして動作する。FET F2がオンになると、スキャナ部5が動作し、FET F3がオンになると、LCD制御部11、LCD10への電力供給が再開する。ボード電力制御部207では実行制御部2の電源オフ領域にある第1のROM203、HDD204、第1のCPU202、第2のリセット生成手段(図示せず)に電力供給を再開する。また、ASIC211内部の電源オフ領域のUSB HOST I/F217、USB (Device)219、ROM I/F213、HDD I/F214、CPU I/F212、PCI I/F216にも電力供給が再開される。
第2のリセット生成手段(図示せず)に電力供給が再開されると第2のリセット信号が出力されて、実行制御部2の電源オフ領域にあるHDD204、第1のCPU202、ASIC211内部の電源オフ領域のUSB HOST I/F217、USB (Device)219、ROM I/F213、HDD I/F214、CPU I/F212、PCI I/F216が初期化される。
MEM I/F215はPM221から通常モードに移行するコマンドを受け取ると、MEM I/F215は第1のDDR205のセルフ・リフレッシュモードを解除して、通常動作モードに設定する。
第2のリセット信号により初期化が終了すると第1のCPU202が動作する。省エネモードから通常モードに復帰した場合、第1のCPU202は第1のDDR205上で第2のプログラムを実行する。また、実行制御部2の第1のCPU202によりPM221の消費電力モードを待機モード2から通常モードに設定する。
次に、消費電力モードが省エネモードから待機モード2への遷移(S18)について説明する。省エネモード時に、外部機器からネットワーク経由で画像形成装置100宛のデータが来たときは、画像形成装置100は待機モード2の状態で処理を行う。その際に、外部機器からネットワーク経由で画像形成装置100宛のデータが来たことを、実行制御部2のASIC211内部のMAC220からPM221に伝える。省エネモード時にPM221はネットワーク経由で画像形成装置100宛のデータが来たことを検知すると、外部電力制御部208、ボード電力制御部207及びMEM I/F215に消費電力モードを待機モード2に設定するコマンドを送る。コマンドを受け取った外部電力制御部208はFET F1及びFET F2をオンし、プロッタ部6の消費電力モードをスタンバイモードにするコマンドを送信する。
FET F1がオンになりプロッタ部6に電力が供給され、プロッタ部6の消費電力モードをスタンバイモードにするコマンドをプロッタ部6が受け取ると、プロッタ部6は消費電力モードをスタンバイモードにして動作する。FET F2がオンになりスキャナ部5は動作するが、FET F3はオフのままなので、LCD制御部11、LCD10への電力供給は停止したままである。
ボード電力制御部207では実行制御部2の電源オフ領域にある第1のROM203、HDD204、第1のCPU202、第2のリセット生成手段(図示せず)に電力供給を再開する。また、ASIC211内部の電源オフ領域のUSB HOST I/F217、USB (Device)219、ROM I/F213、HDD I/F214、CPU I/F212、PCI I/F216にも電力供給が再開される。
第2のリセット生成手段に電力供給が再開されると第2のリセット信号が出力されて、実行制御部2の電源オフ領域にあるHDD204、第1のCPU202、ASIC211内部の電源オフ領域のUSB HOST I/F217、USB(Device)219、ROM I/F213、HDD I/F214、CPU I/F212、PCI I/F216が初期化される。
MEM I/F215はPM221から通常モードに移行するコマンドを受け取ると、MEM I/F215は第1のDDR205のセルフ・リフレッシュモードを解除して、通常動作モードに設定する。
第2のリセット信号により初期化が終了すると第1のCPU202が動作する。省エネモードから待機モード2に復帰した場合、第1のCPU202は第1のDDR205上で第2のプログラムを実行する。また、実行制御部2の第1のCPU202によりPM221の消費電力モードを省エネモードから待機モード2に設定する。
このように、省エネモードから待機モード2に消費電力モードを移行した後に、外部機器からネットワーク経由で画像形成装置100宛に来たデータの処理は第1のCPU202で行う。
各消費電力モードは実行制御部2のASIC211内部のPM221にあるレジスタで管理する。図4に関連して既に説明したように、PM221(Power Management)の2つのレジスタP、Cのうち、レジスタCは現在の消費電力モード、レジスタPは移行前の消費電力モードを示す。また、モード0は電源オン時、モード1は通常モード、モード2は後述の待機モード1、モード3は後述の待機モード2、モード4は省エネモードである。
消費電力モードが通常モード時、実行制御部2で何らかの処理がされれば、以下のようにレジスタC、Pのモードの値を同じにする。
レジスタC モード=1、KEY=0、NET=0、USB=0
レジスタP モード=1、KEY=0、NET=0、USB=0
通常モード時に実行制御部2で処理が行われても、上記レジスタC、PのKEY、NET、SBのビットは0のままにしておく。また、消費電力モードが、所定時間が経過して低消費電力モードになる場合も、上記レジスタC、PのKEY、NET、USBのビットは0のままである。
消費電力モードが通常モードから待機モード1になると(図8:S11、移行要因はタイマーなど)、
レジスタC モード=2、KEY=0、NET=0、USB=0
レジスタP モード=1、KEY=0、NET=0、USB=0
となる。レジスタPのモードは1であるので通常モードから待機モード1に移行したことが分かる。
消費電力モードが待機モード1から通常モードになると(S12、移行要因は操作部1のキー入力)、
レジスタC モード=1、KEY=0、NET=0、USB=0
レジスタP モード=2、KEY=1、NET=0、USB=0
となる。レジスタPのモードは2であるので操作部のキー入力の要因で待機モード1から通常モードに移行したことが分かる。
消費電力モードが待機モード1から待機モード2になると(S13、移行要因はタイマー)、
レジスタC モード=3、KEY=0、NET=0、USB=0
レジスタP モード=2、KEY=0、NET=0、USB=0
となる。
消費電力モードが待機モード2から通常モードになると(S14、移行要因は操作部1のキー入力)、
レジスタC モード=1、KEY=0、NET=0、USB=0
レジスタP モード=3、KEY=1、NET=0、USB=0
となる。レジスタPのモード=3、KEY=1であるので操作部のキー入力の要因で待機モード2から通常モードに移行したことが分かる。
消費電力モードが待機モード2から省エネモードになると(S15、移行要因はタイマー)、
レジスタC モード=4、KEY=0、NET=0、USB=0
レジスタP モード=3、KEY=0、NET=0、USB=0
となる。省エネモード時は、実行制御部2の第1のCPU202の電源がオフになるので、PM221自身でPM221内のレジスタCのモードを省エネモードの4に設定する。
消費電力モードが省エネモードから通常モードになると(S16、移行要因は操作部1のキー入力)、
レジスタC モード=1、KEY=0、NET=0、USB=0
レジスタP モード=4、KEY=1、NET=0、USB=0
となる。レジスタPのモードが4であるので操作部のキー入力の要因で省エネモードから通常モードに移行したことが分かる。
消費電力モードが省エネモードから待機モード2になると(S18、移行要因はネットワークからのデータ受信)、
レジスタC モード=3、KEY=0、NET=0、USB=0
レジスタP モード=4、KEY=0、NET=1、USB=0
となる。レジスタPのモードが4であるのでネットワークから画像形成装置100宛のデータ入力の要因で省エネモードから待機モード2に移行したことが分かる。
消費電力モードが通常モードより低い消費電力である待機モード1、待機モード2、及び省エネモード時に、操作部1からのキー入力で消費電力モードが通常モードになる場合は、レジスタPが以下の場合である。
レジスタP モード=2、KEY=1、NET=0、USB=0
レジスタP モード=3、KEY=1、NET=0、USB=0
レジスタP モード=4、KEY=1、NET=0、USB=0
このとき、レジスタCは消費電力モードが通常モードであるので、
レジスタC モード=1、KEY=0、NET=0、USB=0
である。
消費電力モードが通常モード(モード=1)時に実行制御部2で操作部1のキー入力からの指示で、操作部1の設定やコピー動作が行われる。操作部1の操作の終了またはコピー動作の終了後、所定時間T14が経過すると、通常モード移行前の消費電力状態がレジスタPより、通常モードより低い消費電力である待機モード1、待機モード2、省エネモードであることが分かるので、消費電力モードを待機モード2に設定する。即ち、レジスタCは、
レジスタC モード=3、KEY=0、NET=0、USB=0
と設定する。
時間T11≧T14の場合、上記ステップS11(図8)の遷移よりもステップS17の遷移を優先するように実行制御部の第1のCPU202で制御する。一方、時間T11<T14の場合、ステップS17の遷移よりもステップS11の遷移を優先するように実行制御部2の第1のCPU202で制御する。
なお、時間T11、T12、T13、T14の所定時間は通常モード時に操作部1によって設定することができる。
本実施形態によれば、待機モード2ではLCD制御部11、LCD10の電力供給を停止するので、消費電力を待機モード1より削減することができる。そのため、省エネモードからの復帰が通常モードではなく、待機モード2であるので外部機器との通信を通常モードより消費電力を削減して行うことができる。
また、待機モード1から通常モードに移行後も、待機モード1を経由せずに待機モード2に移行するので、待機モード1の消費電力を消費しないため消費電力を削減でき、かつ省エネモードよりも待機モード2の方が、復帰時間が速いのでユーザーに使い勝手のよい消費電力モードを提供できる。
また、待機モード2から通常モードに移行後、待機モード1を経由せずに待機モード2に移行するので、待機モード1よりも消費電力を消費しないため消費電力を削減でき、省エネモードよりも待機モード2の方が復帰時間が速いのでユーザーに使い勝手のよい消費電力モードを提供することができる
更に、省エネから通常モードに移行後、待機モード1を経由せずに待機モード2に移行するので、待機モード1の消費電力を消費しないため消費電力を削減でき、かつ省エネモードよりも待機モード2の方が復帰時間が速いのでユーザーに使い勝手のよい消費電力モードを提供することができる。
1・・・操作部、2・・・実行制御部、3・・・SW(スイッチ)、4・・・PSU、5・・・スキャナ部、6・・・プロッタ部、7・・・FCU、8・・・外部電源、10・・・LCD、11・・・LCD制御部、12・・・操作制御部、14・・・キー(KEY)、100・・・画像形成装置、201・・・クロック生成部、202・・・第1のCPU、203・・・第1のROM、204・・・HDD、205・・・第1のDDR、206・・・RTC、207・・・ボード電力制御部、208・・・外部電力制御部、209・・・PHY、210・・・PHYクロック生成部、211・・・ASIC、301・・・第2のCPU、302・・・第2のROM、303・・・第2のDDR、304・・・TP I/F、401・・・キー入力受付手段、402・・・表示手段、403・・・音声出力手段、404・・・インターフェース手段、405・・・第3のCPU、406・・・第3のROM、407・・・第3のRAM。
特開2004−333918号公報

Claims (11)

  1. 外部機器と通信するインターフェースと、
    少なくとも省エネモードと通常モードの消費電力状態と、通常モードより消費電力が小さく、かついずれも省エネモードよりも消費電力が大きい待機モード2と、待機モード2よりも消費電力が大きい待機モード1の消費電力状態、に切り替え制御する実行制御部と、
    表示部を有する表示部制御部と、
    入力画像データに基づき画像を出力する印刷部と、
    を備えた画像形成装置において、
    前記実行制御部は、前記待機モード1では、印刷部をスタンバイモードにすると共に、前記表示部制御部の制御によって表示部の表示を消し、
    前記待機モード2では、印刷部を前記スタンバイモードにすると共に表示部制御部への電力供給を停止し、
    省エネモードでは、印刷部への電力供給を停止し、かつ、
    前記待機モード1又は2の消費電力モードでは、外部機器から前記インターフェースを介して画像データを受けたとき、それぞれ当該消費電力モードを変更することなく印刷部のみを通常モードにして前記画像データの処理を行うよう制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載された画像形成装置において、
    前記待機モード1又は2の消費電力モードでは、前記実行制御部は、印刷部の画像出力終了後に再度前記印刷部をスタンバイモードにするよう制御することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1又は2に記載された画像形成装置において、
    画像を読み取る画像読取装置を備え、
    前記待機モード1又は2では、前記モードを変更せずに画像読取を行うことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載された画像形成装置において、
    前記実行制御部は、消費電力モードが省エネモードの時、外部機器と通信するインターフェースから画像形成装置宛のデータを受けたとき、消費電力モードを待機モード2に変更して前記データの処理を行うよう制御することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載された画像形成装置において、
    前記実行制御部は、通常モードより消費電力が小さい消費電力モードから通常モードに復帰後、通常モードより消費電力が小さい消費電力モードに移行する際は、待機モード1を経由せず待機モード2に移行するよう、モードを切り替え制御することを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項5に記載された画像形成装置において、
    通常モードより消費電力が小さい消費電力モードから通常モードに移行するときの通常モードより消費電力が小さい消費電力モードは、前記待機モード1であることを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項5に記載された画像形成装置において、
    通常モードより消費電力が小さい消費電力モードから通常モードに移行するときの通常モードより消費電力が小さい消費電力モードは、前記待機モード2であることを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項5に記載された画像形成装置において、
    通常モードより消費電力が小さい消費電力モードから通常モードに移行するときの通常モードより消費電力が小さい消費電力モードは、前記省エネモードであることを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項3ないし8のいずれかに記載された画像形成装置において、
    通常モードから待機モード1への遷移は、前記実行制御部が、入力部の入力がない状態で、前記画像読取部及び印刷部での処理が終了してから第1の所定時間経過したときに実行することを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項3ないし8のいずれかに記載された画像形成装置において、
    通常モードから待機モード2への遷移は、前記実行制御部が、入力部の入力がない状態で、前記画像読取部及び印刷部での処理が終了してから第2の所定時間経過したときに実行することを特徴とする画像形成装置。
  11. 請求項10に記載された画像形成装置において、
    待機モード2から省エネモードへの遷移は、前記実行制御部が、待機モード2が第3の所定時間継続したときに実行することを特徴とする画像形成装置。
JP2010058479A 2010-03-15 2010-03-15 画像形成装置 Expired - Fee Related JP5477773B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010058479A JP5477773B2 (ja) 2010-03-15 2010-03-15 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010058479A JP5477773B2 (ja) 2010-03-15 2010-03-15 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011191566A true JP2011191566A (ja) 2011-09-29
JP5477773B2 JP5477773B2 (ja) 2014-04-23

Family

ID=44796550

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010058479A Expired - Fee Related JP5477773B2 (ja) 2010-03-15 2010-03-15 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5477773B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20130071233A (ko) * 2011-12-20 2013-06-28 삼성전자주식회사 화상형성장치
JP2014030076A (ja) * 2012-07-31 2014-02-13 Kyocera Document Solutions Inc 表示装置、画像処理装置、モード制御方法
KR101618924B1 (ko) * 2012-07-26 2016-05-09 캐논 가부시끼가이샤 인쇄 디바이스 및 제어 방법
JP2017085527A (ja) * 2015-10-30 2017-05-18 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP2018139090A (ja) * 2017-02-24 2018-09-06 コニカミノルタ株式会社 情報処理装置およびプログラム
JP2018197870A (ja) * 2018-07-27 2018-12-13 シャープ株式会社 画像形成装置及び該装置の起動方法
JP2020149602A (ja) * 2019-03-15 2020-09-17 コニカミノルタ株式会社 制御装置、画像形成システムおよびプログラム

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09298619A (ja) * 1996-04-30 1997-11-18 Ricoh Co Ltd ファクシミリ装置
JP2001201986A (ja) * 2000-01-21 2001-07-27 Ricoh Co Ltd 画像形成装置及び画像形成装置の省電力モード制御方法
JP2004333918A (ja) * 2003-05-08 2004-11-25 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2005148105A (ja) * 2003-11-11 2005-06-09 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2006201271A (ja) * 2005-01-18 2006-08-03 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2010027045A (ja) * 2008-06-18 2010-02-04 Ricoh Co Ltd 画像形成システム、画像形成システムの省電力制御方法、及び省電力制御プログラム

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09298619A (ja) * 1996-04-30 1997-11-18 Ricoh Co Ltd ファクシミリ装置
JP2001201986A (ja) * 2000-01-21 2001-07-27 Ricoh Co Ltd 画像形成装置及び画像形成装置の省電力モード制御方法
JP2004333918A (ja) * 2003-05-08 2004-11-25 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2005148105A (ja) * 2003-11-11 2005-06-09 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2006201271A (ja) * 2005-01-18 2006-08-03 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2010027045A (ja) * 2008-06-18 2010-02-04 Ricoh Co Ltd 画像形成システム、画像形成システムの省電力制御方法、及び省電力制御プログラム

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20130071233A (ko) * 2011-12-20 2013-06-28 삼성전자주식회사 화상형성장치
EP2608515A3 (en) * 2011-12-20 2013-11-20 Samsung Electronics Co., Ltd Image forming aparatus with power saving mode
US9069493B2 (en) 2011-12-20 2015-06-30 Samsung Electronics Co., Ltd. Image forming apparatus
US9354827B2 (en) 2011-12-20 2016-05-31 Samsung Electronics Co., Ltd. Image forming apparatus
KR101941551B1 (ko) * 2011-12-20 2019-01-24 에이치피프린팅코리아 유한회사 화상형성장치
KR101618924B1 (ko) * 2012-07-26 2016-05-09 캐논 가부시끼가이샤 인쇄 디바이스 및 제어 방법
JP2014030076A (ja) * 2012-07-31 2014-02-13 Kyocera Document Solutions Inc 表示装置、画像処理装置、モード制御方法
JP2017085527A (ja) * 2015-10-30 2017-05-18 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP2018139090A (ja) * 2017-02-24 2018-09-06 コニカミノルタ株式会社 情報処理装置およびプログラム
JP2018197870A (ja) * 2018-07-27 2018-12-13 シャープ株式会社 画像形成装置及び該装置の起動方法
JP2020149602A (ja) * 2019-03-15 2020-09-17 コニカミノルタ株式会社 制御装置、画像形成システムおよびプログラム
JP7211181B2 (ja) 2019-03-15 2023-01-24 コニカミノルタ株式会社 制御装置、画像形成システムおよびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP5477773B2 (ja) 2014-04-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5477773B2 (ja) 画像形成装置
US11067932B2 (en) Information processing apparatus capable of appropriately executing shutdown processing, method of controlling the information processing apparatus, and storage medium
JP6029350B2 (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法及びプログラム
JP2011098561A (ja) 画像処理装置用コントローラー
JP4830007B2 (ja) 画像形成装置
JP2007296723A (ja) 電力切換え機能を持つ制御装置,画像形成装置および画像読取装置
US8786886B2 (en) Image forming apparatus, method for controlling image forming apparatus, and program
CN107645618B (zh) 图像形成装置和用于图像形成装置的电力控制方法
KR20120019930A (ko) 화상형성장치, SoC 유닛 및 그 구동 방법
US20070057937A1 (en) Power saving control method and apparatus employing the same
JP7045818B2 (ja) 画像処理装置及びその制御方法
JP2012155533A (ja) 情報処理装置、その制御方法、および制御プログラム
JP2018118443A (ja) 記憶装置システム及びその制御方法、情報処理装置、電源制御システム及びその制御方法、並びにプログラム
JP2012155534A (ja) 電子機器及びその制御方法、並びにプログラム
JP2005186425A (ja) 画像処理装置の省電力制御方法、および画像処理装置
JP2010218120A (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JP2015118540A (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、記憶媒体およびプログラム
JP2013176878A (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム
JP7401227B2 (ja) 画像形成装置、その制御方法、及びプログラム
JP2018106433A (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム
JP2011059426A (ja) 画像形成装置
JP6949572B2 (ja) 省電力を実現する画像形成装置とその制御方法
JP2006092474A (ja) 情報処理装置及びこれに用いる省電力制御方法
JP5959841B2 (ja) 画像処理装置及びその制御方法、並びにプログラム
JP6779687B2 (ja) 電子機器及び電子機器の制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130927

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130930

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131121

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140120

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5477773

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140202

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees