JP4306674B2 - 画像形成装置、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置、ネットワークシステム、プログラムおよび記録媒体に関し、特に、複数の装置の情報を管理する画像形成装置、ネットワークシステム、プログラムおよび記録媒体に関する。
複数のMFP(Multi Function Peripherals)、複数の端末およびそれらを管理するサーバが、ネットワークで接続されるシステムにおいて、サーバはMFPに係わる様々な項目を管理している。
サーバが管理する項目は、ライセンス管理、アカウント管理、アドレス管理、アクセス権の管理など、多岐にわたる。ここで、MFPは、プリンタ、FAX、スキャナ等の複数の機能を有する機器である。
たとえば、特開2003−122537号公報(特許文献1)には、ライセンス管理の技術(以下、従来技術Aともいう)が開示されている。従来技術Aでは、サーバが、MFPの持つ動作機能毎に設定されたライセンス数を記憶している。そして、ユーザが所望の動作機能を要求するのに伴い、対応する動作機能について現在使用されている数が、サーバにより当該ライセンス数に達しているか否かが判定され、サーバが、使用要求された動作機能の使用の許否を決定する。
また、従来技術Aには、ライセンス管理は、通常サーバが行なうが、ライセンスを管理する機能を備えたMFPがその機能を担ってもよい旨も記載されている。
特開2003−122537号公報
複数のMFPや端末がネットワークに接続されている環境下で、様々な項目を管理させるサーバ管理機能をPC(Personal Computer)に担わせる場合、MFPとは別にサーバ専用の装置としてPCを用意する必要があり、システム全体としてコストアップにつながるという問題があった。
一方、通常、MFPは消費電力が大きいなどの理由により、就業時に電源をオンにされ、就業後は電源をオフにされるという使用方法が一般的である。そのような状況下でサーバ管理機能を複数のMFPのうちの1台に担わせる場合、当該MFPの電源が常時オンになっているとは限らない。たとえば、サーバ管理機能を担うMFPの電源がオンにされる前に、他のMFPの電源がオンにされた場合、サーバ不在となってネットワーク運営が行なえない。
また、ネットワークに接続されている他のMFPの電源がすべてオフになる前に、サーバ管理機能を担うMFPの電源がオフにされてしまう可能性もある。サーバ管理機能を担っているMFPの電源がオフにされた場合は、管理されていたデータが使用できなくなる。この場合、ネットワークに接続された他のMFPの稼動状態が混乱または稼動不可に陥る可能性があり、ネットワーク運営に支障をきたすという問題が発生する。
本発明は、上述の問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、複数のMFPが電源オンされてネットワーク接続されてゆく過程において、様々な項目を管理するサーバ管理機能を担うMFPを擁したネットワークを自立的に構築する画像形成装置、ネットワークシステム、プログラムおよび記録媒体を提供することである。
本発明の他の目的は、複数のMFPが電源オフされてネットワーク切断されてゆく過程において、当該MFPの電源オフに際してサーバ管理機能を他のMFPへ移動させることで、サーバ管理機能を担う専用装置を必要とせずに、自立的なネットワーク運営が可能な画像形成装置、ネットワークシステム、プログラムおよび記録媒体を提供することである。
上述の課題を解決するために、この発明のある局面に従うと、複数の装置が接続可能なネットワークにおいて、複数の装置のうちの1以上の装置は、画像を形成する機能を有する装置であり、1以上の装置のうちの少なくとも1つの装置は、複数の装置に関する管理情報を管理するための管理モードを有する管理可能装置である場合に、ネットワークに接続され、管理モードを有する画像形成装置は、管理モードに設定するための管理モード設定手段と、管理情報を更新するための情報更新手段と、ネットワークにデータアクセス可能となった装置と、ネットワークにデータアクセス不能となった装置とを検出するための検出手段とを備え、情報更新手段は、管理モードに設定された場合、検出手段により検出された装置に関する情報に基づいて、管理情報を更新する。
好ましくは、管理可能装置を検出するための管理可能装置検出手段をさらに備え、ネットワークにデータアクセス可能となった時点において、管理可能装置検出手段によりネットワークにデータアクセス可能な管理可能装置が検出されない場合、管理モード設定手段は、管理モードに設定する。
好ましくは、管理可能装置を検出するための管理可能装置検出手段と、管理情報を受信する管理情報受信手段とをさらに備え、ネットワークにデータアクセス可能となった時点において、管理情報受信手段は、管理可能装置検出手段により検出された1以上の管理可能装置のうちの管理モードに設定されている管理可能装置から管理情報を受信し、管理モード設定手段は、管理モードに設定する。
好ましくは、管理可能装置を検出するための管理可能装置検出手段と、管理情報を送信する管理情報送信手段とをさらに備え、管理情報送信手段は、管理モードに設定されている場合、管理情報を管理可能装置検出手段により検出された1以上のネットワークにデータアクセス可能な管理可能装置へ送信する。
好ましくは、管理情報送信手段は、所定時間間隔で、管理情報を1以上の管理可能装置へ送信する。
好ましくは、管理情報を送信する管理情報送信手段をさらに備え、管理情報送信手段は、管理モードに設定されている場合、ネットワークとデータアクセス不能となる前に、管理情報を1以上の管理可能装置のうちの1つへ送信する。
好ましくは、管理情報を記憶する記憶手段をさらに備え、記憶手段は、ネットワークとデータアクセス不能となる前に、管理情報を記憶する。
好ましくは、管理情報は、ライセンス管理情報、アカウント情報、アドレス情報およびアクセス権情報の少なくとも1つを含む。
この発明の他の局面に従うと、複数の装置が接続されるネットワークに接続された複数の画像形成装置を備えるネットワークシステムであって、複数の画像形成装置のうちの1台である第1の画像形成装置は、複数の装置に関する管理情報を管理するための管理モードを有し、第1の画像形成装置は、第1の画像形成装置を、管理モードに設定するための第1管理モード設定手段と、管理情報を送信する管理情報送信手段とを備え、複数の画像形成装置のうちの1台である第2の画像形成装置は、複数の装置に関する管理情報を管理するための管理モードを有し、第2の画像形成装置は、第2の画像形成装置を、管理モードに設定するための第2管理モード設定手段と、管理情報を受信する管理情報受信手段と、管理情報を更新するための管理情報更新手段とを備え、第1の画像形成装置の管理情報送信手段により送信された管理情報を、第2の画像形成装置の管理情報受信手段により受信した場合、第2管理モード設定手段は、第2の画像形成装置を管理モードに設定し、第2の画像形成装置の管理情報更新手段は、受信した管理情報に基づいて、第2の画像形成装置が管理する管理情報を更新する。
この発明のさらに他の局面に従うと、複数の装置が接続可能なネットワークにおいて、複数の装置のうちの1以上の装置は、画像を形成する機能を有する装置であり、1以上の装置のうちの少なくとも1つの装置は、複数の装置に関する管理情報を管理するための管理モードを有する管理可能装置である場合に、ネットワークに接続され、管理モードを有する画像形成装置に情報管理処理を実行させるためのプログラムは、画像形成装置を管理モードに設定するステップと、管理情報を更新するためのステップと、ネットワークにデータアクセス可能となった装置と、ネットワークにデータアクセス不能となった装置とを検出するステップと、画像形成装置が管理モードに設定された場合、検出するステップにより検出された装置に関する情報に基づいて、管理情報を更新するステップとを、画像形成装置に実行させる。
好ましくは、管理可能装置を検出するステップと、ネットワークにデータアクセス可能となった時点において、管理可能装置を検出するステップによりネットワークにデータアクセス可能な管理可能装置が検出されない場合、画像形成装置を管理モードに設定するステップとを、さらに、画像形成装置に実行させる。
好ましくは、管理可能装置を検出するステップと、ネットワークにデータアクセス可能となった時点において、管理可能装置を検出するステップにより検出された1以上の管理可能装置のうちの管理モードに設定されている管理可能装置から管理情報を受信するステップと、画像形成装置を管理モードに設定するステップとを、さらに、画像形成装置に実行させる。
好ましくは、管理可能装置を検出するステップと、画像形成装置が管理モードに設定されている場合、管理情報を管理可能装置を検出するステップにより検出された1以上のネットワークにデータアクセス可能な管理可能装置へ送信するステップとを、さらに、画像形成装置に実行させる。
好ましくは、送信するステップは、所定時間間隔で、管理情報を1以上の管理可能装置へ送信する。
好ましくは、画像形成装置が管理モードに設定されている場合、ネットワークとデータアクセス不能となる前に、管理情報を1以上の管理可能装置のうちの1つへ送信するステップを、さらに、画像形成装置に実行させる。
好ましくは、ネットワークとデータアクセス不能となる前に、管理情報を画像形成装置の記憶部に記憶させるステップを、さらに、画像形成装置に実行させる。
好ましくは、管理情報は、ライセンス管理情報、アカウント情報、アドレス情報およびアクセス権情報の少なくとも1つを含む。
この発明のさらに他の局面に従うと、記録媒体は、プログラムを記録した媒体である。
本発明に係る画像形成装置は、様々な項目を管理するサーバ管理機能を担うMFPを自立的に構築する。そのため、管理情報を管理するために常時電源オンとしたサーバ管理機能を担う専用装置を必要とせずに、ネットワークに接続された複数の機器の情報を管理するネットワーク運営を行なう。その結果、低コストで、ネットワーク運営を行なうことができるという効果を奏する。
本発明に係るネットワークシステムは、様々な項目を管理するサーバ管理機能を担うMFPを自立的に構築する。そのため、管理情報を管理するために常時電源オンとしたサーバ管理機能を担う専用装置を必要とせずに、ネットワークに接続された複数の機器の情報を管理するネットワーク運営を行なう。その結果、低コストで、ネットワーク運営を行なうことができるという効果を奏する。
本発明に係るプログラムは、様々な項目を管理するサーバ管理機能を担うMFPを自立的に構築する。そのため、管理情報を管理するために常時電源オンとしたサーバ管理機能を担う専用装置を必要とせずに、ネットワークに接続された複数の機器の情報を管理するネットワーク運営を行なう。その結果、低コストで、ネットワーク運営を行なうことができるという効果を奏する。
本発明に係る記録媒体は、プログラムを記録する。プログラムは、様々な項目を管理するサーバ管理機能を担うMFPを自立的に構築する。そのため、管理情報を管理するために常時電源オンとしたサーバ管理機能を担う専用装置を必要とせずに、ネットワークに接続された複数の機器の情報を管理するネットワーク運営を行なう。その結果、低コストで、ネットワーク運営を行なうことができるという効果を奏する。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<第1の実施の形態>
図1は、本実施の形態におけるネットワークシステム1000の構成を示すブロック図である。図1を参照して、ネットワークシステム1000は、MFP100A,100B,100C,100D,100E,100Fと、PC200と、ネットワーク210とを備える。
ネットワーク210は、たとえば、LANである。
MFP100A,100B,100C,100D,100E,100Fの各々は、ネットワーク210に接続されている。以下においては、MFP100A,100B,100C,100D,100E,100Fを総括的に、MFP100とも称する。MFP100は、FAX、コピー、プリンタ、スキャナ等の複数の機能を有する。すなわち、MFP100は、画像形成装置として動作するものである。PC200は、ネットワーク210に接続されている。
図2は、MFP100の内部構成を示すブロック図である。なお、図2には、説明のために、記録媒体155も示している。記録媒体155には、後述するプログラム155Aが記録されている。プログラム155Aは、媒体等に記録されてプログラム製品として流通されるものである。
図2を参照して、MFP100は、データバス105と、制御部110と、データ一時記憶部120と、ROM(Read Only Memory)130と、記憶部140と、記録媒体アクセス部150とを含む。
制御部110、データ一時記憶部120、ROM130、記憶部140、記録媒体およびアクセス部150は、データバス105に接続されている。
ROM130には、制御部110に後述する処理を行なわせるためのプログラム155A、その他各種プログラムおよびデータ等が記憶されている。
データ一時記憶部120は、制御部110によってデータアクセスされ、一時的にデータを記憶するワークメモリとして使用される。データ一時記憶部120は、データを一時的に記憶可能なRAM(Random Access Memory)、SRAM(Static Random Access Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、SDRAM(Synchronous DRAM)、ダブルデータレートモードという高速なデータ転送機能を持ったSDRAMであるDDR−SDRAM(Double Data Rate SDRAM)、Rambus社が開発した高速インターフェース技術を採用したDRAMであるRDRAM(Rambus Dynamic Random Access Memory)、Direct−RDRAM(Direct Rambus Dynamic Random Access Memory)、その他、データを揮発的に記憶保持可能な構成を有する回路のいずれであってもよい。
記憶部140は、大容量のデータを記憶可能なハードディスクである。なお、記憶部140は、ハードディスクに限定されることなく、たとえば、電源を供給されなくても不揮発的にデータを記憶保持可能な構成を有する回路(たとえば、フラッシュメモリ)であればよい。
制御部110は、ROM130または記憶部140に記憶されたプログラム155Aに従って、MFP100の内部の各機器に対する各種処理や、演算処理等を行なう機能を有する。制御部110は、管理モード設定部、情報更新部、検出部、管理可能装置検出部、管理情報受信部および管理情報送信部として動作する。
制御部110は、マイクロプロセッサ(Microprocessor)、プログラミングすることができるLSI(Large Scale Integration)であるFPGA(Field Programmable Gate Array)、特定の用途のために設計、製造される集積回路であるASIC(Application Specific Integrated Circuit)、その他の演算機能を有する回路のいずれであってもよい。
記録媒体アクセス部150は、プログラム155Aが記録された記録媒体155から、プログラム155Aを読出す機能を有する。記録媒体155に記憶されているプログラム155Aは、制御部110の動作(インストール処理)により、記録媒体アクセス部150から読み出され、記憶部140に記憶される。
このインストール処理用プログラムは、予め、記憶部140に格納されており、インストール処理は、制御部110が、インストール処理用プログラムに基づいて行なう。
なお、ROM130にプログラム155Aが記憶されてなく、記憶部140に、プログラム155Aがインストールされていなくてもよい。この場合、制御部110は、記録媒体アクセス部150を介して、記録媒体155に記憶されたプログラム155Aを読み出し、プログラム155Aに基づいた所定の処理を行なう。
記録媒体155は、DVD−ROM(Digital Versatile Disk Read Only Memory)、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto Optical Disk)、フロッピー(登録商標)ディスク、CF(Compact Flash) カード、SM(Smart Media(登録商標))、MMC(Multi Media Card)、SD(Secure Digital)メモリーカード、メモリースティック(登録商標)、xDピクチャーカードおよびUSBメモリ、磁気テープ、その他不揮発性メモリのいずれであってもよい。
MFP100は、さらに、操作パネル部160を含む。操作パネル部160は、データバス105に接続されている。
操作パネル部160は、表示部162と、入力部164とを有する。
表示部162は、ユーザに各種情報を、文字や画像等で表示する機能を有する。表示部162は、ユーザが、画面に直接触れることで、情報入力可能なタッチパネル機能を有するものである。表示部162は、液晶ディスプレイ(LCD(Liquid Crystal Display))、FED(Field Emission Display)、有機ELディスプレイ(Organic Electro luminescence Display)、ドットマトリクス等その他の画像表示方式の表示機器のいずれであってもよい。
表示部162に、表示される画像には、後述するボタン画像が配置される場合もある。ボタン画像を、ユーザが押下操作することにより、押下操作されたボタン画像の情報(以下、押下操作ボタン情報ともいう)は、制御部110へ送信される。
入力部164は、ユーザがMFP100を操作するためのインターフェースである。入力部164には、たとえば、複数のボタンが設けられている。複数のボタンの中には、MFP100の電源をオンまたはオフするための電源ボタンが含まれる。MFP100の電源がオンのときに、ユーザが電源ボタンを押下すると、操作パネル部160は、電源をオフするための電源オフ指示を、制御部110へ送信する。
MFP100は、さらに、スキャナ部170と、印刷部180と、通信部190と、NCU部192とを含む。スキャナ部170、印刷部180、通信部190およびNCU(Network Control Unit)部192は、データバス105に接続されている。
スキャナ部170は、紙等の媒体から、画像を読取る機能を有する。
印刷部180は、紙等の媒体に、指示された画像または文字を印字してプリントアウトする機能を有する。
通信部190は、ネットワーク210とデータの授受を行なう。通信部190は、イーサネット(登録商標)を利用した通信用インターフェースである。また、通信部190は、USB(Universal Serial Bus)1.1、USB2.0、その他シリアル転送を行なう通信用インターフェースのいずれであってもよい。また、通信部190は、無線LANの規格であるIEEE802.11a、IEEE802.11b、IEEE802.11g、その他無線技術を利用してデータ通信を行なう通信用インターフェースのいずれであってもよい。
NCU部192は、公衆電話交換網(PSTN)を利用して、FAXの送受信を行なう機能を有する。
記憶部140には、MFP100が有する、FAX、コピー、プリンタ、スキャナ等の機能毎に設定されたライセンス数が対応付けられたライセンステーブルが記憶されている。なお、以下において、ライセンスは、MFPにインストールされたソフトを使用する権利、および、FAX、コピー、プリンタ、スキャナ等の機能を使用するための権利であるとする。
図3は、一例としての、ライセンステーブルおよびライセンス管理テーブルを示す図である。図3を参照して、図3(A)は、ライセンステーブルT100を示す図である。ライセンステーブルT100の「分類2」の列の「機能」は、FAX、コピー、プリンタ、スキャナの各々に対応した、機能である。たとえば、機能Fは、スキャナを利用した機能である。また、機能Fは、スキャナ部170により読取ったデータを、たとえば、ファイルに作成する機能である。
ライセンステーブルT100の「分類3」の列の「機能」は、対応する行の「分類2」の機能を、さらに詳細に分類した機能を示す。たとえば、機能6は、機能Fが、データをファイルに作成する機能である場合、TIFF形式のファイルを作成する機能である。
ライセンステーブルT100の「ライセンス」とは、対応する行の機能のライセンスをMFP100が有しているか否かを示す。“0”であれば、対応する機能を有していないことを示す。“1”であれば、対応する機能を1つ有していることを示す。
次に、本実施の形態における、画像形成装置が、ネットワーク210に接続されている複数の装置の情報(たとえば、ライセンス情報)を管理する処理について、説明する。なお、複数の装置とは、MFPに限定されることはない。たとえば、複数の装置には、PCやファクシミリ等が含まれている。以下においては、ネットワーク210に接続されている複数の装置の情報を管理する画像形成装置を、管理装置ともいう。なお、管理装置は、管理モードに設定された機器ともいう。
本実施の形態では、ネットワーク210に接続されている、管理モードに設定可能な複数の画像形成装置のうち、最初に電源がオンとなり、ネットワーク210とデータアクセス可能となった画像形成装置が、管理装置となる。以下においては、管理モードに設定可能な画像形成装置、すなわち、管理モードを有する画像形成装置を、管理可能装置ともいう。また、管理モードに設定可能な画像形成装置であって、ネットワーク210とデータアクセス可能となった画像形成装置をアクセス可能機器ともいう。
本実施の形態では、画像形成装置としてMFPを例として説明を行なう。ネットワークシステム1000において、MFP100Aが、最初に電源オンとなったとする。この場合、MFP100Aがネットワークシステム1000内の各機器のライセンス管理を行なう処理を実行する。
図4は、MFP100Aが行なう処理のフローチャートである。図4を参照して、ステップS110では、制御部110が、ネットワーク210に接続されている複数の機器のうち、アクセス可能機器があるか否かを判定する。ステップS110において、YESならば、この処理は終了する。一方、ステップS110において、NOならば、ステップS112に進む。
ステップS112では、制御部110が、データ一時記憶部120に設けられている管理フラグをオンにする。管理フラグは、初期状態はオフに設定されている。管理フラグがオンとなっている機器は、ネットワーク210に接続されている複数の機器の情報(たとえば、ライセンス情報)を管理する。以下においては、管理フラグがオンになった機器を、管理モードに設定された機器ともいう。すなわち、MPF100は、管理モードに設定された機器となる。その後、この処理は終了する。
次に、本実施の形態における管理装置の処理について説明する。以下においては、本実施の形態における管理装置の処理を管理処理Aともいう。
図5は、管理処理Aのフローチャートである。図5を参照して、管理装置では、まず、ステップS120の処理が行なわれる。
ステップS120では、制御部110が、ネットワーク210に接続されている複数の機器のうち、アクセス可能機器があるか否かを判定する。ステップS120において、YESならば、ステップS120Aに進む。一方、ステップS120において、NOならば、再度、ステップS120の処理が繰り返される。
ステップS120Aでは、ライセンス管理テーブル作成処理が行なわれる。ライセンス管理テーブル作成処理では、制御部110が、記憶部140に記憶されているライセンステーブルに基づいて、ライセンス管理テーブルを作成する。この場合、ライセンステーブルは、図3(A)のライセンステーブルT100であるとする。生成されたライセンス管理テーブルは、図3(B)のライセンス管理テーブルT200であるとする。制御部110は、生成したライセンス管理テーブルT200を、記憶部140に記憶させる。その後、ステップS121に進む。
ステップS121では、ライセンス情報要求処理が行なわれる。ライセンス情報要求処理では、制御部110が、全てのアクセス可能機器の各々が有するライセンス情報を要求するための指示(以下、ライセンス情報要求指示ともいう)を、全てのアクセス可能機器へ送信する。
アクセス可能機器では、まず、ステップS130の処理が行なわれる。ステップS130では、制御部110が、管理装置から、ライセンス情報要求指示を受信したか否かを判定する。ステップS130において、YESならば、ステップS131に進む。一方、ステップS131において、NOならば、再度、ステップS130の処理が繰り返される。
ステップS131では、ライセンス情報送信処理が行なわれる。ライセンス情報送信処理では、記憶部140に記憶されているライセンステーブルに基づくライセンス情報を、管理装置へ送信する。この場合、ライセンステーブルは、図3(C)に示されるライセンステーブルT110であるとする。
管理装置では、ステップS121の処理の後、ステップS122に進む。
ステップS122では、制御部110が、管理装置から、ライセンス情報を受信したか否かを判定する。ステップS122において、YESならば、ステップS123に進む。一方、ステップS122において、NOならば、再度、ステップS122の処理が行なわれる。
ステップS123では、ライセンス管理テーブル更新処理が行なわれる。ライセンス管理テーブル更新処理では、制御部110が、記憶部140に記憶されているライセンス管理テーブルT200を、受信したライセンス情報に基づいて更新する。この場合、受信したライセンス情報は、機能2、機能5および機能6のライセンス数が1であるので、更新されたライセンス管理テーブルは、図3(D)のライセンス管理テーブルT200Aとなる。なお、複数のアクセス可能機器の各々から、対応するライセンス情報を受信した場合は、受信した複数のライセンス情報に基づいて、制御部110は、ライセンス管理テーブルを更新する。
また、制御部110は、ネットワーク210を常に監視しており、ライセンス情報を送信したアクセス可能機器の電源がオフになった場合、対応するアクセス可能機器の有する機能のライセンスを減算することで、ライセンス管理テーブルを更新する。
図6は、アクセス可能機器の電源がオフになった場合に更新されるライセンス管理テーブルを説明するための図である。
図6(A)は、ステップS123において更新する前の、一例としてのライセンス管理テーブルT210を示す図である。
図6(B)は、電源がオフになったアクセス可能機器が有するライセンステーブルT150を示す図である。
この場合、制御部110は、ライセンス管理テーブルT210を、ライセンステーブルT150に基づいて更新する。更新されたライセンス管理テーブルは、図6(C)のライセンス管理テーブルT210Aとなる。
その後、ステップS124に進む。
ステップS124では、電源オフ指示があるか否かが判定される。具体的には、制御部110が、ユーザの電源ボタンの押下操作により、電源オフ指示を受信したか否かを判定する。ステップS124において、YESならば、ステップS140に進む。一方、ステップS124において、NOならば、再度、ステップS121の処理が行なわれる。
したがって、ステップS124の条件が満たされるまで、ステップS121,S122,S123の処理が繰り返される。すなわち、ネットワーク210におけるアクセス可能機器の増減に応じて、ライセンス管理テーブルは更新される。
たとえば、ステップS122の処理の前に、前述したのと異なるアクセス可能機器から、以下のライセンステーブルT120に基づくライセンス情報を、管理装置が受信したとする。
図7は、一例としての、ライセンステーブルおよびライセンス管理テーブルを示す図である。図7を参照して、図7(A)は、ライセンステーブルT120を示す図である。
再び、図5を参照して、ステップS123では、前述したライセンス管理テーブル更新処理が行なわれ、ライセンス管理テーブルT200Aを、受信したライセンス情報に基づいて更新する。更新されたライセンス管理テーブルは、図7(B)のライセンス管理テーブルT200Bとなる。
ステップS140では、電源オフ時処理が行なわれる。
図8は、電源オフ時処理のフローチャートである。なお、電源オフ時処理は、管理装置が行なう処理である。図8を参照して、ステップS141Aでは、制御部110が、管理情報を、記憶部140に記憶させる。管理情報は、たとえば、ライセンス管理テーブルの情報である。管理情報を記憶部140に記憶させる際には、ログ情報として記憶した日時などの必要な情報を一緒に記憶部140に記憶してもよい。この処理が行なわれることにより、全てのアクセス可能機器の電源がオフされた後(たとえば、次の日)に、新たにMFPの電源がオンにされ、管理モードに設定された場合、以下の効果を奏する。当該効果は、ライセンス管理テーブルを新たに作成せずに、テーブル内容を、確認する処理または修正する処理を実施するだけで、迅速に管理装置としての処理を行なうことができるという効果である。その後、ステップS141に進む。
ステップS141では、制御部110が、ネットワーク210にアクセス可能機器があるか否かを判定する。ステップS141において、YESならば、ステップS142に進む。一方、ステップS141において、NOならば、この電源オフ時処理は終了し、図5の処理に戻り、ステップS140の次のステップS140Aに進む。
ステップS142では、アクセス可能機器選択処理が行なわれる。アクセス可能機器選択処理では、ステップS141の処理により、複数のアクセス可能機器があることが判定された場合、制御部110が、選択基準に基づいて、アクセス可能機器の選択を行なう。以下においては、選択されたアクセス可能機器を、選択アクセス可能機器ともいう。
選択基準は、たとえば、ネットワーク210において、管理装置から最も近い位置にあるアクセス可能機器を選択するという基準である。
選択基準は、たとえば、ネットワーク210において、機能のライセンスを最も多く有するアクセス可能機器を選択するという基準である。
なお、ステップS141の処理により、アクセス可能機器が1台であることが判定された場合は、当該アクセス可能機器が、選択アクセス可能機器となる。
その後、ステップS143に進む。
ステップS143では、制御部110が、記憶部140に記憶されているライセンス管理テーブルに基づいたライセンス管理情報を、選択アクセス可能機器へ送信する。その後、ステップS143Aに進む。
ステップS143Aでは、表示部110が、表示部162にメッセージ画像を表示させる。
図9は、一例としてのメッセージ画像400を示す図である。メッセージ画像400は、ライセンス管理情報を転送中である旨のメッセージが表示された画像である。このメッセージに表示されている通り、ユーザの電源オフ指示によりライセンス管理情報の転送が開始される。そして、ライセンス管理情報の転送終了後に、自動的に管理装置の電源がオフになる。このメッセージは、ライセンス管理情報の転送中に主電源がオフにされるのを防ぐための警告ともなっている。
再び、図8を参照して、選択アクセス可能機器では、まず、ステップS150の処理が行なわれる。
ステップS150では、制御部110が、ライセンス管理情報を受信したか否かを判定する。ステップS150において、YESならば、ステップS151に進む。一方、ステップS150において、NOならば、再度、ステップS150の処理が繰り返される。
ステップS151では、選択アクセス可能機器が所定条件を満たし、ライセンス管理が可能であるか否かが、制御部110により判定される。ここで、所定条件は、たとえば、制御部110の稼働率が、所定の値(たとえば、40%)以下であるという条件である。すなわち、制御部110の稼働率が100%に近い大きな値であれば、その機器が管理装置としての機能を果たすことがより困難と判断される。ステップS151において、YESならば,ステップS152に進む。一方、ステップS151において、NOならば,ステップS154に進む。
ステップS152では、制御部110が、管理装置へ、ライセンス管理承諾データを送信する。ライセンス管理承諾データは、ライセンス管理を承諾したことを示すためのデータである。その後、ステップS153に進む。
ステップS153では、制御部110が、データ一時記憶部120に設けられている管理フラグをオンにする。その後、選択アクセス可能機器における処理は終了する。この処理完了後、選択アクセス可能機器が、管理装置となる。
ステップS154では、制御部110が、管理装置へ、ライセンス管理非承諾データを送信する。ライセンス管理非承諾データは、ライセンス管理を承諾しなかったことを示すためのデータである。その後、選択アクセス可能機器における処理は終了する。
管理装置では、ステップS143Aの処理の後、ステップS144に進む。
ステップS144では、制御部110が、ライセンス管理承諾データを受信したか否かを判定する。ステップS144において、YESならば、この電源オフ時処理は終了し、図5の処理に戻り、ステップS140の次のステップS140Aに進む。一方、ステップS144において、NOならば、ステップS145に進む。
ステップS145では、制御部110が、ライセンス管理非承諾データを受信したか否かを判定する。ステップS145において、YESならば、再度、ステップS141の処理が行なわれる。すなわち、別のアクセス可能機器が探される。一方、ステップS145において、NOならば、再度、ステップS145の処理が行なわれる。
再び、図5を参照して、ステップS140の処理が終了すると、ステップS140Aに進む。
ステップS140Aでは、制御部110が、管理装置の主電源をオフにする。以上により、管理装置の処理は終了する。
アクセス可能機器では、ステップS131の処理の後、ステップS132に進む。
ステップS132では、電源オフ指示があるか否かが判定される。詳細な処理の説明は、ステップS124と同様なので繰り返さない。ステップS132において、YESならば、ステップS134に進む。一方、ステップS132において、NOならば、再度、ステップS130の処理が行なわれる。
ステップS134では、制御部110が、アクセス可能機器の電源をオフにする。以上により、アクセス可能機器の処理は終了する。
以上の処理により、管理装置は、主電源がオフになる前に、他のアクセス可能機器へ、ライセンス管理情報を送信し、アクセス可能機器が、ライセンス管理をできる状態にしてから、電源をオフとする。
したがって、ネットワーク210において、電源がオンであるMFPがなくなるまで、ライセンス管理を続けることができるという効果を奏する。
次に、アクセス可能機器が、管理装置に対し、機能の使用要求を行なった場合の処理(以下、機能使用処理ともいう)を説明する。この場合、アクセス可能機器の表示部162には、機能使用要求画像が表示される。
図10は、機能使用要求画像500を示す図である。機能使用要求画像500は、一例として、スキャナ機能を利用した複数の機能の各々の使用要求を行なうための画像である。
図10を参照して、機能使用要求画像500には、ボタン画像510A,510B,510C,510D,592,594と、メッセージ画像520とが配置されている。
ボタン画像510Aは、スキャナ部170が読取った1つの画像を、PDF(登録商標)形式の1つのファイルにする機能を選択するためのボタン画像である。ボタン画像510Bは、スキャナ部170が読取った複数の画像を、PDF(登録商標)形式の1つのファイルにする機能を選択するためのボタン画像である。ボタン画像510Cは、スキャナ部170が読取った1つの画像を、TIFF形式の1つのファイルにする機能を選択するためのボタン画像である。ボタン画像510Dは、スキャナ部170が読取った1つの画像を、JPEG形式の1つのファイルにする機能を選択するためのボタン画像である。
ボタン画像592は、ボタン画像510A,510B,510C,510Dのいずれかにより選択された機能の使用要求を行なうためのボタン画像である。ボタン画像594は、他の画像に遷移するための画像である。
メッセージ画像520は、状況に応じたメッセージを表示する画像である。
図11は、機能使用処理のフローチャートである。図11におけるアクセス可能機器の処理は、前述のアクセス可能機器の処理とは、別個に独立して行なわれる。図11を参照して、アクセス可能機器では、まず、ステップS170の処理が行なわれる。
ステップS170では、機能の使用要求操作があるか否かが判定される。具体的には、制御部110が、ユーザによるボタン画像510A,510B,510C,510Dのいずれかボタン画像の押下操作の後、ユーザによるボタン画像592の押下操作があったか否かを判定する。ステップS170において、YESならば、ステップS171に進む。一方、ステップS170において、NOならば、再度、ステップS170の処理が行なわれる。
ステップS171では、制御部110が、ステップS170の機能の使用要求操作により選択された機能が使用可能か否かを、管理装置に対し問い合わせるための機能使用可能問合せ情報を、管理装置へ送信する。
図11における管理装置の処理は、前述の管理装置の処理とは、別個に独立して行なわれる。管理装置では、まず、ステップS160の処理が行なわれる。
ステップS160では、制御部110が、機能使用可能問合せ情報を受信したか否かを判定する。ステップS160において、YESならば、ステップS161に進む。一方、ステップS160において、NOならば、再度、ステップS160の処理が繰り返される。
ステップS161では、受信した機能使用可能問合せ情報に対応する機能(以下、問合せ機能ともいう)が使用可能か否かが判定される。具体的には、制御部110が、問合せ機能のライセンスがあるか否かを、記憶部140に記憶されているライセンス管理テーブルを参照することで判定する。ステップS161において、YESならば、ステップS163に進む。一方、ステップS161において、NOならば、ステップS162に進む。
ステップS161の処理が行われるとき、たとえば、ライセンス管理テーブルが、図3(D)のライセンス管理テーブルT200Aであるとする。また、問合せ機能が、たとえば、図3(D)の機能7に対応するものであるとする。この場合、機能7のライセンスの数は0なので、ステップS161の条件を満たさず、ステップS162に進む。
ステップS162では、制御部110が、問合せ機能が使用不可であることを示す使用不可情報を、機能使用可能問合せ情報を送信したアクセス可能機器へ送信する。その後、再度、ステップS160の処理が行なわれる。
なお、ステップS161の処理が行われるとき、たとえば、ライセンス管理テーブルが、図3(D)のライセンス管理テーブルT200Aであるとする。また、問合せ機能が、たとえば、図3(D)の機能6に対応するものであるとする。この場合、機能6のライセンスの数は2なので、ステップS161の条件を満たし、ステップS163に進む。
ステップS163では、ライセンス管理テーブル更新処理が行なわれる。ライセンス管理テーブル更新処理では、記憶部140に記憶されているライセンス管理テーブルにおいて、問合せ機能に対応するライセンスの数を1減算させることで、ライセンス管理テーブルを更新する。その後、ステップS164に進む。
ステップS164では、制御部110が、問合せ機能が使用可能であることを示す使用可能情報を、機能使用可能問合せ情報を送信したアクセス可能機器へ送信する。
アクセス可能機器では、ステップS171の処理の後、ステップS172に進む。
ステップS172では、制御部110が、使用不可情報を受信したか否かを判定する。ステップS172において、YESならば、ステップS173に進む。一方、ステップS172において、NOならば、後述するステップS174に進む。
ステップS173では、表示更新処理が行なわれる。表示更新処理では、制御部110が、表示部162に、以下の画像500Aを表示させる。
図12は、表示部162に表示される画像500Aを示す図である。図12を参照して、画像500Aは、機能使用要求画像500と比較して、メッセージ画像520の代わりにメッセージ画像520Aが配置される点が異なる。それ以外の点は、機能使用要求画像500と同様なので詳細な説明は繰り返さない。
メッセージ画像520Aには、送信した機能使用可能問合せ情報に対応する機能のライセンスが使用中であることを示すメッセージが表示される。
再び、図11を参照して、ステップS173の処理の後、再度、ステップS171の処理が行なわれる。すなわち、機能使用可能問合せ情報に対応する機能が使用可能となるまで、管理装置に機能使用可能問合せ情報の送信を繰返し行なう。
前述のステップS172において、NOならば、ステップS174に進む。
ステップS174では、制御部110が、使用可能情報を受信したか否かを判定する。ステップS174において、YESならば、ステップS175に進む。一方、ステップS174において、NOならば、再度、ステップS172の処理が行なわれる。
ステップS175では、制御部110が、送信した機能使用可能問合せ情報に対応する機能を使用する。その後、ステップS176に進む。
ステップS176では、制御部110が、送信した機能使用可能問合せ情報に対応する機能の使用が終了したか否かを判定する。ステップS176において、YESならば、ステップS176Aに進む。一方、ステップS176において、NOならば、再度、ステップS176の処理が繰り返される。
ステップS176Aでは、制御部110が、機能の使用を終了した旨を示す機能使用終了情報を、管理装置へ送信する。その後、再度、ステップS170の処理が行なわれる。
管理装置では、ステップS164の処理の後、ステップS165に進む。
ステップS165では、制御部110が、送信した使用可能情報に対応する機能使用終了情報を受信したか否かを判定する。ステップS165において、YESならば、ステップS166に進む。一方、ステップS165において、NOならば、再度、ステップS165の処理が行なわれる。
ステップS166では、ライセンス管理テーブル更新処理が行なわれる。ライセンス管理テーブル更新処理では、記憶部140に記憶されているライセンス管理テーブルにおいて、ステップS163で減算した、問合せ機能に対応するライセンスの数を元に戻すことで、ライセンス管理テーブルを更新する。その後、再度、ステップS160の処理が行なわれる。
本実施の形態において、管理装置は、ライセンス管理情報だけではなく、アカウント情報、アドレス情報、アクセス権情報等も管理する。アカウント情報は、ユーザの認証を行なうための情報およびユーザ毎の機器使用状況を把握するための情報である。アドレス情報は、FAXの番号情報、電子メールアドレス情報等を含む。アクセス権情報は、記憶部140にアクセス権がある機器(ユーザ)を管理した情報である。以下、ライセンス管理情報、アカウント情報、アドレス情報、アクセス権情報を、総括的に管理情報と称する。
本実施の形態では、管理装置が、管理情報を管理する場合も適用可能である。
以下に、管理情報の一例として、アカウント情報を示したアカウントテーブルを示す。
図13は、一例としてのアカウントテーブルT300を示す図である。図13を参照して、アカウントテーブルT300におけるIPアドレスとは、ネットワーク210に接続されているMFP100のIPアドレスを示す。たとえば、150.16.119.104のIPアドレスを有するMFP100を利用できるユーザは、4名である。ネットワーク210に接続するとき、ユーザ認証を義務付けている場合、MFP100は、管理装置に対し、ユーザ名と、ユーザ名に対応するパスワードを送信することで、ネットワーク210に接続でき、ネットワーク210に接続された他の機器等を使用可能となる。
前述のユーザ毎の機器使用状況を把握するための情報は、たとえば、ユーザ毎のプリント枚数である。当該情報も、アカウント管理テーブルに記憶される。なお、アカウント管理テーブルの作成処理および更新処理は、それぞれ、図5において説明したライセンス管理テーブル作成処理およびライセンス管理テーブル更新処理と同様に行なわれる。
次に、管理装置が、管理情報を管理する処理(以下、管理処理B1ともいう)について説明する。なお、ネットワーク210に接続されている各MFP内の記憶部140には、予め管理情報が記憶されているとする。
図14は、管理処理B1のフローチャートである。図14を参照して、ステップS224では、前述のステップS124と同様な処理が行われるので詳細な説明は繰り返さない。ステップS224において、YESならば、ステップS240に進む。一方、ステップS224において、NOならば、再度、ステップS224の処理が行なわれる。
ステップS240では、電源オフ時処理Aが行なわれる。
図15は、電源オフ時処理Aのフローチャートである。電源オフ時処理Aは、管理装置が行なう処理である。図15を参照して、ステップS241Aでは、制御部110が、管理情報を、記憶部140に記憶させる。管理情報は、たとえば、アカウント管理テーブルの情報である。管理情報を記憶部140に記憶させる際には、ログ情報として記憶した日時などの必要な情報を一緒に記憶部140に記憶してもよい。アカウント情報は、消失しては困る情報であるため、全てのアクセス可能機器の電源がオフにされても、再利用可能な形態で保持しておく必要がある。
この処理が行なわれることにより、全てのアクセス可能機器の電源がオフされた後(たとえば、次の日)に、新たにMFPの電源がオンにされ、管理モードに設定された場合、以下の効果を奏する。当該効果は、管理モードに設定されたMFPが、記憶部140に記憶された管理情報をもとに、滞りなくネットワーク運営を遂行することができるという効果である。その後、ステップS241に進む。
ステップS241では、前述のステップS141と同様な処理が行われるので詳細な説明は繰り返さない。ステップS241において、YESならば、ステップS242に進む。ステップS241において、NOならば、この電源オフ時処理Aは終了し、図14の処理に戻り、ステップS240の次のステップS240Aに進む。
ステップS242では、アクセス可能機器選択処理が行なわれる。アクセス可能機器選択処理では、ステップS241の処理により、複数のアクセス可能機器があることが判定された場合、制御部110が、前述の選択基準に基づいて、アクセス可能機器の選択を行なう。以下においては、選択されたアクセス可能機器を、選択アクセス可能機器ともいう。
なお、ステップS241の処理により、アクセス可能機器が1台であることが判定された場合は、当該アクセス可能機器が、選択アクセス可能機器となる。
その後、ステップS243に進む。
ステップS243では、制御部110が、記憶部140に記憶されている管理情報を、選択アクセス可能機器へ送信する。その後、ステップS243Aに進む。
ステップS243Aでは、制御部110が、表示部162にメッセージ画像を表示させる。
図16は、一例としてのメッセージ画像400Aを示す図である。メッセージ画像400Aは、管理情報を転送中である旨のメッセージが表示された画像である。
再び、図15を参照して、選択アクセス可能機器では、まず、ステップS250の処理が行なわれる。
ステップS250では、制御部110が、管理情報を受信したか否かを判定する。ステップS250において、YESならば、ステップS251に進む。一方、ステップS250において、NOならば、再度、ステップS250の処理が繰り返される。
ステップS251では、選択アクセス可能機器が前述の所定条件を満たし、管理情報の管理が可能であるか否かが、制御部110により判定される。ステップS251において、YESならば,ステップS252に進む。一方、ステップS251において、NOならば,ステップS254に進む。
ステップS252では、制御部110が、管理装置へ、管理承諾データを送信する。管理承諾データは、管理情報の管理を承諾したことを示すためのデータである。その後、ステップS253に進む。
ステップS253では、制御部110が、データ一時記憶部120に設けられている管理フラグをオンにする。その後、選択アクセス可能機器における処理は終了する。この場合、選択アクセス可能機器が、管理装置となる。
ステップS254では、制御部251が、管理装置へ、管理非承諾データを送信する。管理非承諾データは、管理情報の管理を承諾しなかったことを示すためのデータである。その後、選択アクセス可能機器における処理は終了する。
管理装置では、ステップS243Aの処理の後、ステップS244に進む。
ステップS244では、制御部110が、管理承諾データを受信したか否かを判定する。ステップS244において、YESならば、この電源オフ時処理は終了し、図14の処理に戻り、ステップS240の次のステップS240Aに進む。一方、ステップS244において、NOならば、ステップS245に進む。
ステップS245では、制御部110が、管理非承諾データを受信したか否かを判定する。ステップS245において、YESならば、再度、ステップS241の処理が行なわれる。一方、ステップS245において、NOならば、再度、ステップS245の処理が行なわれる。
再び、図14を参照して、ステップS240の処理が終了すると、ステップS240Aに進む。
ステップS240Aでは、制御部110が、管理装置の電源をオフにする。以上により、管理装置の処理は終了する。
図17は、ネットワーク210に接続されているMFPが順次電源オフされた場合の管理情報の移動の様子を示した図である。ここで、MFP100Aが管理装置であり、MFP100B,100C,100Dがアクセス可能機器であるとする。
図17を参照して、MFP100A,100B,100Cの順番に電源がオフにされると、前述した処理により、管理情報は、MFP100Aから、MFP100B,MFP100C,MFP100Dへ順次移動していく。
以上の処理により、管理装置は、電源がオフになる前に、他のアクセス可能機器へ、管理情報を送信し、アクセス可能機器が、管理情報の管理をできる状態にしてから、電源をオフとする。
したがって、ネットワークにおいて、電源がオンであるMFPがなくなるまで、管理情報の管理を続けることができるという効果を奏する。
また、本実施の形態によれば、管理情報を管理するために、常時電源オンとしたサーバ機能を有する装置を設ける必要がない。すなわち、無駄な電力の消費を避けることができ、コストを削減できるという効果を奏する。
以上説明したように、本実施の形態では、低コストで、ネットワークに接続された複数の機器の情報を、より確実に管理することができるという効果を奏する。
<第2の実施の形態>
第1の実施の形態では、ネットワーク210に接続されている複数のMFPのうち、最初に電源がオンとなり、ネットワーク210とデータアクセス可能となったMFPを管理装置としていた。本実施の形態では、ネットワーク210に接続されている複数のMFPのうち、新たに電源がオンとなり、ネットワーク210とデータアクセス可能となったMFPを管理装置とする。
本実施の形態におけるネットワークシステムは、実施の形態1のネットワークシステム1000と同じであるので詳細な説明は繰り返さない。
本実施の形態では、ネットワークシステム1000において、MFP100A,100Bの順に電源がオンになったとする。したがって、MFP100Bが、管理装置として動作しており、MFP100Aが、アクセス可能機器として動作しているとする。そして、新たに、MFP100Cが、アクセス可能機器(以下、新アクセス可能機器ともいう)となった場合の処理(以下、管理処理B2ともいう)について説明する。
図18は、管理処理B2のフローチャートである。図18を参照して、管理装置では、まず、ステップS320の処理が行なわれる。
ステップS320では、制御部110が、ネットワーク210で、新アクセス可能機器を検出したか否かを判定する。ステップS320において、YESならば、ステップS321に進む。一方、ステップS320において、NOならば、再度、ステップS320の処理が繰り返される。
ステップS321では、制御部110が、記憶部140に記憶されているライセンス管理テーブルに基づいたライセンス管理情報を、新アクセス可能機器へ送信する。その後、ステップS322に進む。
ステップS322では、表示部110が、表示部162にメッセージ画像400を表示させる。ライセンス管理情報の送信が終了すると、この管理装置における処理は終了する。
新アクセス可能機器では、まず、ステップS330の処理が行なわれる。
ステップS330では、前述のステップS150と同様な処理が行われるので詳細な説明は繰り返さない。ステップS330において、YESならば、ステップS332に進む。一方、ステップS330において、NOならば、再度、ステップS330の処理が繰り返される。
ステップS332では、ライセンス管理テーブル作成処理が行なわれる。ライセンス管理テーブル作成処理では、ステップS330で受信したライセンス管理情報に基づくライセンス管理テーブルのデータに、新アクセス可能機器が有するライセンステーブルのデータを加算することで生成される。
具体的には、制御部110が、記憶部140に記憶されているライセンステーブルのデータおよび受信したライセンス管理情報に基づいて、ライセンス管理テーブルを作成する。
ここで、新アクセス可能機器が有するライセンステーブルは、図3(C)のライセンステーブルT110であるとする。受信したライセンス管理情報に基づくライセンス管理テーブルは、図3(B)のライセンス管理テーブルT200であるとする。したがって、制御部110によって生成されるライセンス管理テーブルは、ライセンス管理テーブルT200Aとなる。
制御部110は、生成したライセンス管理テーブルT200Aを、記憶部140に記憶させる。その後、ステップS333に進む。
ステップS333では、制御部110が、データ一時記憶部120に設けられている管理フラグをオンにする。その後、新アクセス可能機器における処理は終了する。この場合、新アクセス可能機器が、管理装置となる。
本実施の形態では、管理装置が、前述の管理情報を管理する場合も適用可能である。
次に、管理装置が、管理情報を管理する処理(以下、管理処理C2ともいう)について説明する。
図19は、管理処理C2のフローチャートである。図19を参照して、管理装置では、まず、ステップS420の処理が行なわれる。
ステップS420では、前述のステップS320と同様な処理が行われるので詳細な説明は繰り返さない。ステップS420において、YESならば、ステップS421に進む。一方、ステップS420において、NOならば、再度、ステップS420の処理が繰り返される。
ステップS421では、制御部110が、記憶部140に記憶されている管理情報を、新アクセス可能機器へ送信する。その後、ステップS422に進む。
ステップS422では、表示部110が、表示部162にメッセージ画像400Aを表示させる。管理情報の送信が終了すると、この管理装置における処理は終了する。
新アクセス可能機器では、まず、ステップS430の処理が行なわれる。
ステップS430では、制御部110が、管理情報を受信したか否かを判定する。ステップS430において、YESならば、ステップS433に進む。一方、ステップS430において、NOならば、再度、ステップS430の処理が繰り返される。
ステップS433では、制御部110が、データ一時記憶部120に設けられている管理フラグをオンにする。その後、新アクセス可能機器における処理は終了する。この場合、新アクセス可能機器が、管理装置となる。
図20は、ネットワーク210に接続されているMFPが順次電源オンされた場合の管理情報の移動の様子を示す図である。MFP100A,100B,100C,100D,100E,100Fの順に電源がオンされたとする。
図20を参照して、MFP100A,100B,100C,100D,100E,100Fの順に電源がオンされると、前述した処理により、管理情報は、MFP100Aから、MFP100B,100C,100D,100E,100Fへ順次移動していく。
以上説明したように、本実施の形態では、ネットワーク210に接続されている複数のMFPのうち、新たに電源がオンとなり、ネットワーク210とデータアクセス可能となったMFPを、順次管理装置とする処理を行なう。
第1の実施の形態では、管理装置となったMFPが、新たなアクセス可能機器のライセンス情報を取得するために、定期的に、ネットワーク210に、新たなアクセス可能機器があるか否かを確認する必要がある。
しかし、本実施の形態では、新たなアクセス可能機器が、管理情報を管理装置から自動的に受信し、管理装置となる。そのため、管理装置となった新たなアクセス可能機器は、第1の実施の形態のように定期的にネットワーク210にアクセスする必要がない。
したがって、ネットワークに余計な負荷をかけることがないという効果を奏する。
<第3の実施の形態>
第1および第2の実施の形態では、管理情報を有するMFPは、1台であった。本実施の形態では、管理情報を、複数のMFPで共有する。なお、本実施の形態では、第1の実施の形態と同様、ネットワーク210に接続されている複数のMFPのうち、最初に電源がオンとなり、ネットワーク210とデータアクセス可能となったMFPを管理装置とする。本実施の形態では、ネットワークシステム1000において、MFP100Aが、最初に電源オンとなったとする。
したがって、図4の処理により、MFP100Aが、管理装置となる。
次に、本実施の形態における管理装置の処理について説明する。以下においては、本実施の形態における、管理装置の処理を管理処理A3ともいう
図21は、管理処理A3のフローチャートである。図21を参照して、管理装置では、まず、ステップS520の処理が行なわれる。
ステップS520では、前述のステップS120と同様な処理が行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。ステップS520において、YESならば、ステップS520Aに進む。一方、ステップS520において、NOならば、再度、ステップS520の処理が繰り返される。
ステップS520Aでは、前述のステップS120Aと同様な処理が行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。その後、ステップS521に進む。
ステップS521では、ライセンス情報要求処理が行なわれる。ライセンス情報要求処理では、制御部110が、全てのアクセス可能機器の各々が有するライセンス情報を要求するためのライセンス情報要求指示を、全てのアクセス可能機器へ送信する。
アクセス可能機器では、まず、ステップS530の処理が行なわれる。
ステップS530では、前述のステップS130と同様な処理が行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。ステップS530において、YESならば、ステップS531に進む。一方、ステップS531において、NOならば、再度、ステップS530の処理が繰り返される。
ステップS531では、ライセンス情報送信処理が行なわれる。ライセンス情報送信処理では、前述のステップS131の処理と同様、記憶部140に記憶されているライセンステーブルに基づくライセンス情報を、管理装置へ送信する。
管理装置では、ステップS521の処理の後、ステップS522に進む。
ステップS522では、前述のステップS122と同様な処理が行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。ステップS522において、YESならば、ステップS523に進む。一方、ステップS522において、NOならば、再度、ステップS522の処理が行なわれる。
ステップS523では、前述のステップS123と同様にライセンス管理テーブル更新処理が行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。その後、ステップS523Aに進む。
ステップS523Aでは、制御部110が、記憶部140に記憶されているライセンス管理テーブルに基づいたライセンス管理情報を、全てのアクセス可能機器へ送信する。
アクセス可能機器では、ステップS531の処理の後、ステップS531Aに進む。
ステップS531Aでは、制御部110が、ライセンス管理情報を受信したか否かを判定する。ステップS531Aにおいて、YESならば、ステップS531Bに進む。一方、ステップS531Aにおいて、NOならば、ステップS532に進む。
ステップS531Bでは、制御部110が、受信したライセンス管理情報を記憶部140に記憶させる。なお、既に、記憶部140にライセンス管理情報が記憶されている場合は、受信したライセンス管理情報を上書き記憶させる。
管理装置では、ステップS523Aの処理の後、ステップS524に進む。
ステップS524では、前述のステップS124と同様な処理が行われるので詳細な説明は繰り返さない。ステップS524において、YESならば、ステップS540に進む。一方、ステップS524において、NOならば、再度、ステップS521の処理が行なわれる。
したがって、ステップS524の条件が満たされるまで、ステップS521,S522,S523,S523Aの処理が繰り返される。すなわち、ネットワーク210におけるアクセス可能機器の増減に応じて、ライセンス管理テーブルは更新される。
また、全てのアクセス可能機器へ、最新のライセンス管理テーブルに基づくライセンス管理情報が送信される。
ステップS540では、電源オフ時処理Bが行なわれる。
図22は、電源オフ時処理Bのフローチャートである。図22を参照して、ステップS541では、前述のステップS141と同様な処理が行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。ステップS541において、YESならば、ステップS542に進む。ステップS541において、NOならば、この電源オフ時処理Bは終了し、図21の処理に戻り、ステップS540の次のステップS540Aに進む。
ステップS542では、前述のステップS142と同様にアクセス可能機器選択処理が行なわれ、選択アクセス可能機器が決定される。その後、ステップS543に進む。
ステップS543では、制御部110が、ライセンス管理を行なわせるためのライセンス管理実行指示を、選択アクセス可能機器へ送信する。
選択アクセス可能機器では、まず、ステップS550の処理が行なわれる。
ステップS550では、制御部110が、ライセンス管理実行指示を受信したか否かを判定する。ステップS550において、YESならば、ステップS551に進む。一方、ステップS550において、NOならば、再度、ステップS550の処理が繰り返される。
ステップS551では、前述のステップS151と同様に、選択アクセス可能機器が所定条件を満たし、ライセンス管理が可能であるか否かが、制御部110により判定される。ステップS551において、YESならば,ステップS552に進む。一方、ステップS551において、NOならば,ステップS554に進む。
ステップS552では、前述のステップS152と同様な処理が行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。その後、ステップS553に進む。
ステップS553では、制御部110が、データ一時記憶部120に設けられている管理フラグをオンにする。その後、選択アクセス可能機器における処理は終了する。この場合、選択アクセス可能機器が、管理装置となる。
ステップS554では、前述のステップS154と同様に、制御部110が、管理装置へ、ライセンス管理非承諾データを送信する。その後、選択アクセス可能機器における処理は終了する。
管理装置では、ステップS543の処理の後、ステップS544に進む。
ステップS544では、前述のステップS144と同様な処理が行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。ステップS544において、YESならば、この電源オフ時処理Bは終了し、図21の処理に戻り、ステップS540の次のステップS540Aに進む。一方、ステップS544において、NOならば、ステップS545に進む。
ステップS545では、前述のステップS145と同様な処理が行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。ステップS545において、YESならば、再度、ステップS541の処理が行なわれる。一方、ステップS545において、NOならば、再度、ステップS545の処理が行なわれる。
再び、図21を参照して、ステップS540の処理が終了すると、ステップS540Aに進む。
ステップS540Aでは、制御部110が、管理装置の電源をオフにする。以上により、管理装置の処理は終了する。
アクセス可能機器では、ステップS531Bの処理の後、ステップS532に進む。
ステップS532では、電源オフ指示があるか否かが判定される。詳細な処理の説明は、ステップS124と同様なので繰り返さない。ステップS532において、YESならば、ステップS534に進む。一方、ステップS532において、NOならば、再度、ステップS530の処理が行なわれる。
ステップS534では、制御部110が、アクセス可能機器の電源をオフにする。以上により、アクセス可能機器の処理は終了する。
本実施の形態では、管理装置が、前述の管理情報を管理する場合も適用可能である。
次に、管理装置が、管理情報を管理する処理(以下、管理処理C3ともいう)について説明する。なお、ネットワーク210に接続されている各MFP内の記憶部140には、予め管理情報が記憶されているとする。
図23は、管理処理C3のフローチャートである。図23を参照して、管理装置では、まず、ステップS623Aの処理が行なわれる。
ステップS623Aでは、制御部110が、記憶部140に記憶されている管理情報を、全てのアクセス可能機器へ送信する。
アクセス可能機器では、まず、ステップS631Aの処理が行なわれる。
ステップS631Aでは、制御部110が、管理情報を受信したか否かを判定する。ステップS631Aにおいて、YESならば、ステップS631Bに進む。一方、ステップS631Aにおいて、NOならば、ステップS632に進む。
ステップS631Bでは、制御部110が、受信した管理情報を記憶部140に記憶させる。なお、既に、記憶部140に管理情報が記憶されている場合は、受信した管理情報を上書き記憶させる。
管理装置では、ステップS623Aの処理の後、ステップS624に進む。
ステップS624では、前述のステップS124と同様な処理が行われるので詳細な説明は繰り返さない。ステップS624において、YESならば、ステップS640に進む。一方、ステップS624において、NOならば、再度、ステップS624の処理が行なわれる。
ステップS640では、電源オフ時処理Cが行なわれる。
図24は、電源オフ時処理Cのフローチャートである。電源オフ時処理Cは、管理装置が行なう処理である。図24を参照して、ステップS641では、前述のステップS141と同様な処理が行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。ステップS641において、YESならば、ステップS642に進む。ステップS641において、NOならば、この電源オフ時処理Cは終了し、図23の処理に戻り、ステップS640の次のステップS640Aに進む。
ステップS642では、前述のステップS142と同様にアクセス可能機器選択処理が行なわれ、選択アクセス可能機器が決定される。その後、ステップS643に進む。
ステップS643では、制御部110が、管理情報の管理を行なわせるための管理実行指示を、選択アクセス可能機器へ送信する。
選択アクセス可能機器では、まず、ステップS650の処理が行なわれる。
ステップS650では、制御部110が、管理実行指示を受信したか否かを判定する。ステップS650において、YESならば、ステップS651に進む。一方、ステップS650において、NOならば、再度、ステップS650の処理が繰り返される。
ステップS651では、前述のステップS251と同様に、選択アクセス可能機器が前述の所定条件を満たし、管理情報の管理が可能であるか否かが、制御部110により判定される。ステップS651において、YESならば,ステップS652に進む。一方、ステップS651において、NOならば,ステップS654に進む。
ステップS652では、前述のステップS252と同様に、制御部110が、管理装置へ、管理承諾データを送信する。その後、ステップS653に進む。
ステップS653では、制御部110が、データ一時記憶部120に設けられている管理フラグをオンにする。その後、選択アクセス可能機器における処理は終了する。この場合、選択アクセス可能機器が、管理装置となる。
ステップS654では、前述のステップS254と同様に、制御部110が、管理装置へ、管理非承諾データを送信する。その後、選択アクセス可能機器における処理は終了する。
管理装置では、ステップS643の処理の後、ステップS644に進む。
ステップS644では、前述のステップS244と同様な処理が行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。ステップS644において、YESならば、この電源オフ時処理Cは終了し、図23の処理に戻り、ステップS640の次のステップS640Aに進む。一方、ステップS644において、NOならば、ステップS645に進む。
ステップS645では、前述のステップS245と同様な処理が行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。ステップS645において、YESならば、再度、ステップS641の処理が行なわれる。一方、ステップS645において、NOならば、再度、ステップS645の処理が行なわれる。
再び、図23を参照して、ステップS640の処理が終了すると、ステップS640Aに進む。
ステップS640Aでは、制御部110が、管理装置の電源をオフにする。以上により、管理装置の処理は終了する。
アクセス可能機器では、ステップS631Bの処理の後、ステップS632に進む。
ステップS632では、電源オフ指示があるか否かが判定される。詳細な処理の説明は、ステップS124と同様なので繰り返さない。ステップS632において、YESならば、ステップS634に進む。一方、ステップS632において、NOならば、再度、ステップS631Aの処理が行なわれる。
ステップS634では、制御部110が、アクセス可能機器の電源をオフにする。以上により、アクセス可能機器の処理は終了する。
本実施の形態では、管理情報を、複数のMFPで共有しているので、管理装置が故障等により、突然、電源オフになっても管理情報の管理は、他のMFPで行なうことができる。以下にその処理(以下、機能使用処理Aともいう)について説明する。
図25は、機能使用処理Aのフローチャートである。図25を参照して、機能使用処理Aは、図11の機能使用処理と比較して、ステップS174の代わりにステップS174Aが行なわれる点と、ステップS177の処理が行われる点とが異なる。それ以外は、図11の機能使用処理と同様なので詳細な説明は繰り返さない。以下、異なる処理のみについて説明する。
ステップS174Aでは、制御部110が、使用可能情報を受信したか否かを判定する。ステップS174において、YESならば、ステップS175に進む。一方、ステップS174において、NOならば、ステップS177に進む。ステップS177に進む場合は、管理装置からの応答がないということである。
管理装置からの応答がない原因の一例としては、故障等により、突然、管理装置の電源がオフになったことが考えられる。
また、管理装置からの応答がない原因の一例としては、誤ってコンセントを抜いてしまい、突然、管理装置の電源がオフになったことが考えられる。
ステップS177では、制御部110が、データ一時記憶部120に設けられている管理フラグをオンにする。その後、アクセス可能機器における処理は終了する。この場合、アクセス可能機器が、記憶部140に記憶されているライセンス管理情報を利用して管理装置となる。
図26は、管理装置が、ネットワーク210の複数のアクセス可能機器へ、管理情報を送信している状態を示す図である。この場合、MFP100Aが、管理装置であり、MFP100B,100C,100D,100E,100Fが、アクセス可能機器であるとする。
図26を参照して、管理装置は、前述の処理により、管理情報を、所定時間間隔で複数のアクセス可能機器へ送信する。
以上の処理により、管理情報を複数のMFPで共有しておくことによって、管理装置の電源が突然オフになっても、機能の使用要求を行なった他のアクセス可能機器が、管理装置になることができる。したがって、管理装置の管理情報が必要な、アクセス可能機器の正常な動作を確保できるという効果を奏する。
<第4の実施の形態>
第3の実施の形態では、管理情報を、複数のMFPで共有しておくことによって、管理装置の電源が突然オフになっても、機能の使用要求を行なった他のアクセス可能機器が、管理装置になることができていた。
本実施の形態では、管理情報を、複数のMFPで共有していない場合に、管理装置の電源が突然オフになっても、他のアクセス可能機器が、管理装置になることが可能な処理を説明する。
具体的には、前述の図25の処理により、機能の使用要求を行なったアクセス可能機器が、管理装置になる。
その後、管理装置が、図5の処理をすることで、他のアクセス可能機器から、ライセンス情報を取得して、ライセンス管理情報を作成することができる。
以上の処理により、管理情報を、複数のMFPで共有していない場合に、管理装置の電源が突然オフになっても、他のアクセス可能機器が、管理装置になることが可能となる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本実施の形態におけるネットワークシステムの構成を示すブロック図である。 MFPの内部構成を示すブロック図である。 一例としての、ライセンステーブルおよびライセンス管理テーブルを示す図である。 MFPが行なう処理のフローチャートである。 管理処理Aのフローチャートである。 アクセス可能機器の電源がオフになった場合に更新されるライセンス管理テーブルを説明するための図である。 一例としての、ライセンステーブルおよびライセンス管理テーブルを示す図である。 電源オフ時処理のフローチャートである。 一例としてのメッセージ画像を示す図である。 機能使用要求画像を示す図である。 機能使用処理のフローチャートである。 表示部に表示される画像を示す図である。 一例としてのアカウントテーブルを示す図である。 管理処理B1のフローチャートである。 電源オフ時処理Aのフローチャートである。 一例としてのメッセージ画像を示す図である。 ネットワークに接続されているMFPが順次電源オフされた場合の管理情報の移動の様子を示した図である。 管理処理B2のフローチャートである。 管理処理C2のフローチャートである。 ネットワークに接続されているMFPが順次電源オンされた場合の管理情報の移動の様子を示す図である。 管理処理A3のフローチャートである。 電源オフ時処理Bのフローチャートである。 管理処理C3のフローチャートである。 電源オフ時処理Cのフローチャートである。 機能使用処理Aのフローチャートである。 管理装置が、ネットワークの複数のアクセス可能機器へ、管理情報を送信している状態を示す図である。
符号の説明
100,100A,100B,100C,100D,100E,100F MFP、110 制御部、140 記憶部、1000 ネットワークシステム。

Claims (18)

  1. 複数の装置が接続可能なネットワークにおいて、
    前記複数の装置のうちの2以上の装置は、画像を形成する機能を有する装置であり、
    前記2以上の装置のうちの少なくとも2つの装置は、前記複数の装置に関する管理情報を管理するための管理モードを有する管理可能装置である場合に、
    前記ネットワークに接続され、前記管理モードを有する画像形成装置であって、
    前記管理モードに設定するための管理モード設定手段と、
    前記管理情報を受信する管理情報受信手段と
    前記管理モードの設定の可否を判断する判断手段とを備え、
    前記判断手段は、
    前記画像形成装置の制御部の稼働率が所定値以下である場合に、管理モードの設定が可能であると判断し、
    前記画像形成装置の制御部の稼働率が所定値以下でない場合に、管理モードの設定が不可能であると判断し、
    前記ネットワークにデータアクセス可能となった時点において、前記管理情報受信手段が前記管理モードに設定されている管理可能装置から前記管理情報を受信し、前記管理モード設定手段は前記管理モードの設定が可能な場合に前記管理モードに設定する、画像形成装置。
  2. 前記管理情報を送信する管理情報送信手段をさらに備え、
    前記管理情報送信手段は、前記管理モードに設定されている場合、前記ネットワークとデータアクセス不能となる前に、前記管理情報を自機以外の他の前記管理可能装置のうちの1つへ送信する、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記管理情報は、機能の使用を許可するライセンスの有無を示すライセンス管理情報を含み、
    前記管理情報送信手段は、他の前記管理可能装置のうちで、前記ライセンスを最も多く有する管理可能装置を選択し、前記管理情報を当該管理可能装置へと送信する、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記管理情報送信手段は、
    管理モードの設定が不能である旨のデータを受け付けて、前記管理情報を他の前記管理可能装置とは異なる自機以外の他の前記管理可能装置へと送信する、請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記管理情報送信手段は、所定時間間隔で、前記管理情報を自機以外の他の前記管理可能装置へ送信する、請求項2に記載の画像形成装置。
  6. 前記管理情報を更新するための情報更新手段と、
    前記ネットワークにデータアクセス可能となった装置と、前記ネットワークにデータアクセス不能となった装置とを検出するための検出手段とをさらに備え、
    前記情報更新手段は、前記管理モードに設定された場合、前記検出手段により検出された装置に関する情報に基づいて、前記管理情報を更新する、請求項1から5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記管理情報は、機能の使用を許可するライセンスの有無を示すライセンス管理情報を含み、
    管理モードが設定されている他の管理可能装置に対して、前記ライセンスの付与を要求する要求手段と、
    自身が管理モードに設定されているときに、前記ライセンスの付与を要求した他の管理可能装置に対して、ライセンスを付与するか否かを返答する返答手段とをさらに備え、
    前記管理モード設定手段は、前記管理モードが設定されている他の管理可能装置から返答がない場合に、自身を前記管理モードに設定する、請求項1からのいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記管理可能装置を検出するための管理可能装置検出手段をさらに備え、
    前記ネットワークにデータアクセス可能となった時点において、前記管理可能装置検出手段により前記ネットワークにデータアクセス可能な前記管理可能装置が検出されない場合、前記管理モード設定手段は前記管理モードに設定する、請求項1からのいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記管理情報を記憶する記憶手段をさらに備え、
    前記記憶手段は、前記ネットワークとデータアクセス不能となる前に、前記管理情報を記憶する、請求項1からのいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記管理情報は、アカウント情報、アドレス情報およびアクセス権情報の少なくとも1つを含む、請求項1からのいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 複数の装置が接続可能なネットワークにおいて、
    前記複数の装置のうちの2以上の装置は、画像を形成する機能を有する装置であり、
    前記2以上の装置のうちの少なくとも2つの装置は、前記複数の装置に関する管理情報を管理するための管理モードを有する管理可能装置である場合に、
    前記ネットワークに接続され、前記管理モードを有する画像形成装置に情報管理処理を実行させるためのプログラムであって、
    前記管理可能装置を検出するステップと、
    前記ネットワークにデータアクセス可能となった時点において、前記管理可能装置を検出するステップにより検出された前記管理可能装置のうちの前記管理モードに設定されている管理可能装置から前記管理情報を受信するステップと、
    前記画像形成装置の制御部の稼働率が所定値以下であるか否かを判断することによって、前記稼働率が前記所定値以下である場合に前記画像形成装置を前記管理モードに設定するステップと、
    前記管理情報を更新するためのステップと、
    前記ネットワークにデータアクセス可能となった装置と、前記ネットワークにデータアクセス不能となった装置とを検出するステップと、
    前記画像形成装置が前記管理モードに設定された場合、前記検出するステップにより検出された装置に関する情報に基づいて、前記管理情報を更新するステップとを、画像形成装置に実行させる、プログラム。
  12. 複数の装置が接続可能なネットワークにおいて、
    前記複数の装置のうちの2以上の装置は、画像を形成する機能を有する装置であり、
    前記2以上の装置のうちの少なくとも2つの装置は、前記複数の装置に関する管理情報を管理するための管理モードを有する管理可能装置である場合に、
    前記ネットワークに接続され、前記管理モードを有する画像形成装置に情報管理処理を実行させるためのプログラムであって、
    前記画像形成装置の制御部の稼働率が所定値以下であるか否かを判断することによって、前記稼働率が前記所定値以下である場合に前記画像形成装置を前記管理モードに設定するステップと、
    前記ネットワークにデータアクセス可能となった装置と、前記ネットワークにデータアクセス不能となった装置とを検出するステップと、
    前記画像形成装置が前記管理モードに設定された場合、前記検出するステップにより検出された装置に関する情報に基づいて、前記管理情報を更新するステップと、
    前記管理可能装置を検出するステップと、
    前記画像形成装置が前記管理モードに設定された場合、前記管理情報を、前記管理可能装置を検出するステップにより検出された前記ネットワークにデータアクセス可能な自機以外の他の前記管理可能装置へ送信するステップとを画像形成装置に実行させる、プログラム。
  13. 前記送信するステップは、所定時間間隔で、前記管理情報を前記管理可能装置へ送信する、請求項12に記載のプログラム。
  14. 前記ネットワークにデータアクセス可能となった時点において、前記管理可能装置を検出するステップにより前記ネットワークにデータアクセス可能な前記管理可能装置が検出されない場合、前記画像形成装置を前記管理モードに設定するステップを、さらに画像形成装置に実行させる、請求項11から13のいずれか1項に記載のプログラム。
  15. 前記画像形成装置が前記管理モードに設定されている場合、前記ネットワークとデータアクセス不能となる前に、前記管理情報を前記管理可能装置へ送信するステップを、さらに画像形成装置に実行させる、請求項11から14のいずれか1項に記載のプログラム。
  16. 前記ネットワークとデータアクセス不能となる前に、前記管理情報を前記画像形成装置の記憶部に記憶させるステップを、さらに画像形成装置に実行させる、請求項11から15のいずれか1項に記載のプログラム。
  17. 前記管理情報は、ライセンス管理情報、アカウント情報、アドレス情報およびアクセス権情報の少なくとも1つを含む、請求項11から16のいずれか1項に記載のプログラム。
  18. 請求項11から請求項17のいずれかに記載のプログラムを記録した、記録媒体。
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